JP4665230B2 - 作業車両 - Google Patents
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Description
第1実施形態
図1〜図4に図示するように、作業車両は、車両1に操舵可能な左右一対の前輪2と車両1に搭載したエンジンにより回転駆動される左右一対の後輪3を備えている。車両1の前後左右位置にそれぞれ下端に接地板5を備え作業車両を地面に支持させるアウトリガ4を4基配置している。アウトリガ4は、次に説明するジャッキ30を車両1のフレームに固定したアーム(図示しない)に直接取付けている。ジャッキ30は、外筒31と、外筒31に伸縮自在に内嵌させた内筒32と、外筒31と内筒32間に外筒31に対して内筒32を伸縮駆動させる油圧シリンダ33と、内筒32の下端に止着させた接地板5とで構成している。なお、ジャッキ30は、上述したように車両1のフレームに固定したアームに直接取付けるようにしてもよいが、アームを伸縮自在としてジャッキ30を車両1の幅方向に進退可能にしたものであってもよい。
この状態で、前方アウトリガ4aのジャッキ30の油圧シリンダ33を伸長させ、外筒31より内筒32を伸長させ,ローラ6を地面に接地させる。この時前輪2を浮上させない範囲でローラ6を接地させるように油圧シリンダ33を伸長させる。(図3に二点鎖線で示す状態)
そして作業台14に搭乗した作業者はブーム12を適宜伸縮、起伏ならびに旋回台11を旋回させ、作業台14を作業目的位置である前方の架線位置に位置させて作業する。そして運転席1aに搭乗した作業者により作業車両を前進させ、作業台14を架線に沿って移動させ、作業台14の作業者により架線に沿って作業を行うのである。
この状態で、前後左右4基のアウトリガ4のジャッキ30に配置した油圧シリンダ33を伸長させ、外筒31より内筒32を伸長させ,車両1を浮上させ、接地板5により車両1を支持させる。(図4に二点鎖線で図示する状態)そして、作業台14に搭乗した作業者はブーム12を適宜伸縮、起伏ならびに旋回台11を旋回させ、作業台14を作業目的位置に移動させ高所作業を行う。
第2実施形態
次に上記実施形態では、ローラ6を一対の保持アーム62,62で保持させるようにしたが、片持ちで保持させるようにしてもよい。以下この場合の実施形態を第2実施形態として図5〜図7に基づいて説明する。
この状態で、後方アウトリガ4bのジャッキ30の油圧シリンダ33を伸長させ、外筒32より内筒32を伸長させ,ローラ6を地面に接地させる。この時前輪2を浮上させない範囲でローラ6を接地させるように油圧シリンダ33を伸長させる。(図5および図6に二点鎖線で図示した状態)
そして作業台14に搭乗した作業者はブーム12を適宜伸縮、起伏ならびに旋回台11を旋回させ、作業台14を作業目的位置である後方の架線位置に位置させて作業する。そして運転席1aに搭乗した作業者により作業車両を前進させ、作業台14を架線に沿って移動させ、作業台14の作業者により架線に沿って作業を行うのである。
この状態で、前後左右4基のアウトリガ4のジャッキ30に配置した油圧シリンダ33を伸長させ、外筒31より内筒32を伸長させ,車両1を浮上させ、接地板5により車両1を支持させる。(図7に鎖線で図示した状態)そして、作業台14に搭乗した作業者はブーム12を適宜伸縮、起伏ならびに旋回台11を旋回させ、作業台14を作業目的位置に移動させ高所作業を行う。
第3実施形態
この場合を第3実施形態として以下図8〜図16に図示し以下に説明する。図8〜図10に図示するように、作業車両は、車両1に操舵可能な左右一対の前輪2と車両1に搭載したエンジンにより回転駆動される左右一対の後輪3を備えている。車両1の前方と後方にそれぞれアウトリガ4a,4bを左右一対配置している。各アウトリガ4a,4bは、前記ジャッキ30を備え固定アーム(図示しない)を介して車両1のフレームに車幅内に取付けている。また、アームは車幅方向に進退可能に構成し、車幅よりジャッキ30を突出させて張出したり、車幅内に格納するようにしたものであってもよい。
第4実施形態
次に上記実施形態では、ローラジャッキ8を前輪2と前方のアウトリガ4a間に鉛直に配置したが、図11〜図16に図示するように、伸長に伴ってローラが前輪2に近接するよう斜めに配置するようにしてもよい。以下この場合の実施形態を第4実施形態として図11〜図16に基づいて説明する。
第5実施形態
次に、図13および図14に図示する第5実施形態について以下に説明する。この実施形態では、伸長に伴ってローラが前輪2に近接するように三角状のリンクを用いたもので、この実施形態のローラジャッキ50は、油圧シリンダ51、三角状のリンク52、取付け部材53、およびローラ54で構成している。すなわち、取付け部材53は、前記ジャッキ30の外筒31に沿って止着され、上部で油圧シリンダ51のシリンダ側の基端部を枢支し、下部で三角状のリンク52の3支点における一点を枢支している。三角状のリンク52における3支点のうち他の一点は、油圧シリンダ51のロッド先端部と枢支させ、残りの支点はローラ54の回転軸を枢支させている。
第6実施形態
更に、図15および図16に図示する第6実施形態について以下に説明する。この実施形態では、伸長に伴ってローラを前輪2に近接させるに当たって油圧シリンダを逆に取付けてリンクを配置したもので、この実施形態のローラジャッキ40は、油圧シリンダ41、取付け部材42、リンク43、およびローラ44で構成している。すなわち、取付け部材42は、前記ジャッキ30の外筒31に沿って止着され、上部で油圧シリンダ41のロッド先端部を枢支し、下部でリンク43の一方を枢支している。リンク43の他方は、油圧シリンダ41のシリンダ側の中央部をトラニオンを介して枢支させている。油圧シリンダ41のシリンダ側の端部にローラ44を取付けている。
2 前輪
3 後輪
4 アウトリガ
5 接地板
6 ローラ
7 ローラ
8 ローラジャッキ
11 旋回台
12 ブーム
20 ローラジャッキ
21 ローラ
40 ローラジャッキ
41 ローラ
50 ローラジャッキ
51 ローラ
A 作業機
Claims (4)
- 車両の荷台に旋回可能な旋回台と、旋回台に取付けたブームとを備えた作業機を搭載するとともに車両の前後左右位置にそれぞれ下端に接地板を備え作業車両を地面に支持させるアウトリガを4基配置し、当該前方に配置した2基のアウトリガにのみ下端に備えた接地板に替えてローラを配置可能にし、作業車両を停止位置で作業する際には前後4基の各アウトリガの接地板を地面に接地させて作業車両を支持させ、作業車両を走行させながら作業する際には前方2基のアウトリガの下端にローラを配置させこの2基のアウトリガのみを車輪を浮上させない範囲で張出し作業車両をローラで地面に支持させ車両を駆動走行するようにしたことを特徴とする作業車両。
- 車両の荷台に旋回可能な旋回台と、旋回台に取付けたブームとを備えた作業機を搭載するとともに車両の前後左右位置にそれぞれ下端に接地板を備え作業車両を地面に支持させるアウトリガを4基配置するとともに、当該前方に配置したアウトリガと前輪間にのみ下端にローラを備えたローラジャッキを2基配置し、作業車両を停止位置で作業する際には前後4基の各アウトリガの接地板を地面に接地させて作業車両を支持させ、作業車両を走行させながら作業する際には車輪を浮上させない範囲で前記2基のローラジャッキを張出して作業車両をローラで地面に支持させ車両を駆動走行するようにしたことを特徴とする作業車両。
- 前記ローラジャッキは、伸長に伴ってローラが前輪に近接するよう斜めに配置したことを特徴とする請求項2記載の作業車両。
- 前記作業機は、前記旋回台を前記荷台の後部位置に備えて構成していることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の作業車両。
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- 2005-06-21 JP JP2005181225A patent/JP4665230B2/ja not_active Expired - Fee Related
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