JP2511244Y2 - 大型車両の乗降用ラダ― - Google Patents
大型車両の乗降用ラダ―Info
- Publication number
- JP2511244Y2 JP2511244Y2 JP1990030947U JP3094790U JP2511244Y2 JP 2511244 Y2 JP2511244 Y2 JP 2511244Y2 JP 1990030947 U JP1990030947 U JP 1990030947U JP 3094790 U JP3094790 U JP 3094790U JP 2511244 Y2 JP2511244 Y2 JP 2511244Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ladder
- rudder
- signal
- transmission
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建設機械用の大型ダンプトラック等の大型
車両における運転室にオペレータが乗降するためのラダ
ーに関する。
車両における運転室にオペレータが乗降するためのラダ
ーに関する。
建設機械用の大型ダンプトラックは積載重量が重く、
凹凸の大きな不整地を走行することが多いので、大径の
タイヤを取付けて車高を高くしている。
凹凸の大きな不整地を走行することが多いので、大径の
タイヤを取付けて車高を高くしている。
このために、地上から運転室までの高さが高くオペレ
ータが運転室に乗降するために車体にラダーを取付けて
いる。
ータが運転室に乗降するために車体にラダーを取付けて
いる。
例えば、第4図、第5図に示すように車体1の前面に
ステップ2とラダー3を設け、オペレータがステップ2
に足を掛けてラダー3を乗り降りするようにしている。
ステップ2とラダー3を設け、オペレータがステップ2
に足を掛けてラダー3を乗り降りするようにしている。
ステップ2を低くすれば地上からのラダー3への乗降
が容易となるが、ステップ2が地上に近くなって走行中
に岩石などに衝突して破損し易いから、ステップ2はあ
る程度の高さにせざるを得ないから、乗降がやりずら
い。
が容易となるが、ステップ2が地上に近くなって走行中
に岩石などに衝突して破損し易いから、ステップ2はあ
る程度の高さにせざるを得ないから、乗降がやりずら
い。
ラダー3の取付角度をゆるくして水平に近くすればラ
ダー3への乗降が容易となるが、ラダー3の水平方向長
さが長くなって車体1からのオーバーハングが長くなり
運転室からの視界の邪魔になるので、ラダー3は略垂直
に近い急角度で取付けているから乗降時に危険である。
ダー3への乗降が容易となるが、ラダー3の水平方向長
さが長くなって車体1からのオーバーハングが長くなり
運転室からの視界の邪魔になるので、ラダー3は略垂直
に近い急角度で取付けているから乗降時に危険である。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした
大型車両の乗降用ラダーを提供することを目的とする。
大型車両の乗降用ラダーを提供することを目的とする。
本考案は、車体10の前面に、第1ラダー171と第2ラ
ダー172を上下揺動自在に連結したラダー17を、第1ラ
ダー171が接地位置と離隔位置とに上下揺動自在で、か
つ第2ラダー172が斜めとなるように車体左右方向に向
けて取付け、 前記第1ラダー171が接地位置の時に信号を出力する
ラダー位置検出センサー26を設け、 前記車体10に設けた変速機23をシフトコントローラ24
からの変速信号で変速動作されるものとし、 このシフトコントローラ24を、セレクタレバー25を操
作することで変速信号を変速機23に出力し、かつ前記ラ
ダー位置検出センサー26から信号が入力されるとセレク
タレバー25を操作しても常に中立信号を出力して変速機
23を中立状態に保持するものとしたことを特徴とする大
型車両の乗降用ラダーである。
ダー172を上下揺動自在に連結したラダー17を、第1ラ
ダー171が接地位置と離隔位置とに上下揺動自在で、か
つ第2ラダー172が斜めとなるように車体左右方向に向
けて取付け、 前記第1ラダー171が接地位置の時に信号を出力する
ラダー位置検出センサー26を設け、 前記車体10に設けた変速機23をシフトコントローラ24
からの変速信号で変速動作されるものとし、 このシフトコントローラ24を、セレクタレバー25を操
作することで変速信号を変速機23に出力し、かつ前記ラ
ダー位置検出センサー26から信号が入力されるとセレク
タレバー25を操作しても常に中立信号を出力して変速機
23を中立状態に保持するものとしたことを特徴とする大
型車両の乗降用ラダーである。
前述の大型車両の乗降用ラダーであれば、第1ラダー
171を斜めとして下端部17bを接地させればラダー17全体
が斜めとなってオペレータが容易に乗降できるばかり
か、ラダー17は車体左右方向に配設してあるから、ラダ
ー17の角度をゆるやかにできるから安全に乗降できると
共に、車体10からのオーバーハングを短かくできる。
171を斜めとして下端部17bを接地させればラダー17全体
が斜めとなってオペレータが容易に乗降できるばかり
か、ラダー17は車体左右方向に配設してあるから、ラダ
ー17の角度をゆるやかにできるから安全に乗降できると
共に、車体10からのオーバーハングを短かくできる。
第1ラダー171を上方に揺動すれば下端部17bが地面か
ら離れ走行時に岩石等に干渉して破損することを防止で
きる。
ら離れ走行時に岩石等に干渉して破損することを防止で
きる。
また、第1ラダー171が接地位置の時にはラダー位置
検出センサー26が信号を出力し、その信号がシフトコン
トローラ24に入力されて変速機23を常に中立状態に保持
するので、第1ラダー171が接地位置の時にセレクタレ
バー25を操作しても変速機23は中立状態に保持されて車
両が発進しないから、第1ラダー171が接地している状
態で誤まって発進してラダー等を破損することを防止で
きる。
検出センサー26が信号を出力し、その信号がシフトコン
トローラ24に入力されて変速機23を常に中立状態に保持
するので、第1ラダー171が接地位置の時にセレクタレ
バー25を操作しても変速機23は中立状態に保持されて車
両が発進しないから、第1ラダー171が接地している状
態で誤まって発進してラダー等を破損することを防止で
きる。
第1図、第2図のように車体10の前部には前輪11が装
着してあると共に、バンパー12、エンジンフード13、左
右の前面板14等が設けてあり、その前面板14と運転室15
のドア15a近くとに亘ってステップ板16が取付けてあ
る。
着してあると共に、バンパー12、エンジンフード13、左
右の前面板14等が設けてあり、その前面板14と運転室15
のドア15a近くとに亘ってステップ板16が取付けてあ
る。
前記車体10の前面には第1ラダー171と第2ラダー172
をピン18で上下揺動自在に連結したラダー17が配設さ
れ、その第2ラダー172がバンパー12と前面板14とに亘
って斜め、例えば45度で取付けられて上端部17aがステ
ップ板16と面一となり、そのラダー17の第1ラダー171
と第2ラダー172とに亘ってシリンダー19が連結してあ
り、前記ラダー17は一対の桁20,20間にステップ板21を
間隔を置いて複数設け、その一方の桁20に手摺22を取付
けてある。
をピン18で上下揺動自在に連結したラダー17が配設さ
れ、その第2ラダー172がバンパー12と前面板14とに亘
って斜め、例えば45度で取付けられて上端部17aがステ
ップ板16と面一となり、そのラダー17の第1ラダー171
と第2ラダー172とに亘ってシリンダー19が連結してあ
り、前記ラダー17は一対の桁20,20間にステップ板21を
間隔を置いて複数設け、その一方の桁20に手摺22を取付
けてある。
第3図に示すように、前記車体10に設けられた変速機
23はシフトコントローラ24からの変速信号で変速動作さ
れ、このシフトコントローラ24はセレクタレバー25を操
作することで変速信号を変速機23に出力すると共に、ラ
ダー位置検出センサー26よりラダー接地位置信号が入力
されるとセレクタレバー25を操作しても常に中立信号を
出力して変速機23を中立状態に保持するようにしてあ
り、これによってラダー17が接地した位置の時に誤まっ
て車両を走行させてラダー17を破損することを防止でき
るようにしてある。
23はシフトコントローラ24からの変速信号で変速動作さ
れ、このシフトコントローラ24はセレクタレバー25を操
作することで変速信号を変速機23に出力すると共に、ラ
ダー位置検出センサー26よりラダー接地位置信号が入力
されるとセレクタレバー25を操作しても常に中立信号を
出力して変速機23を中立状態に保持するようにしてあ
り、これによってラダー17が接地した位置の時に誤まっ
て車両を走行させてラダー17を破損することを防止でき
るようにしてある。
前記ラダー位置検出センサー26はピン18に設けた回転
センサー、シリンダー19のストロークセンサ、シリンダ
ー19に流体圧を供給する操作弁の位置センサーなどであ
る。
センサー、シリンダー19のストロークセンサ、シリンダ
ー19に流体圧を供給する操作弁の位置センサーなどであ
る。
しかして、シリンダー19を伸長すれば第1図のように
第1ラダー171が水平に対して斜めとなって第2ラダー1
72と一直線状となり、かつ下端部17bが接地した接地位
置となるから、オペレータは容易にラダー17を乗降でき
る。
第1ラダー171が水平に対して斜めとなって第2ラダー1
72と一直線状となり、かつ下端部17bが接地した接地位
置となるから、オペレータは容易にラダー17を乗降でき
る。
また、シリンダー19を縮少すれば第1ラダー171が水
平位置となって地上から離れるから、走行時に破損する
ことがない。
平位置となって地上から離れるから、走行時に破損する
ことがない。
第1ラダー171を斜めとして下端部17bを接地させれば
ラダー17全体が斜めとなってオペレータが容易に乗降で
きるばかりか、ラダー17は車体左右方向に配設してある
から、ラダー17の角度をゆるやかにできるから安全に乗
降できると共に、車体10からのオーバーハングを短かく
できる。
ラダー17全体が斜めとなってオペレータが容易に乗降で
きるばかりか、ラダー17は車体左右方向に配設してある
から、ラダー17の角度をゆるやかにできるから安全に乗
降できると共に、車体10からのオーバーハングを短かく
できる。
第1ラダー171を上方に揺動すれば下端部17bが地面か
ら離れ走行時に岩石等に干渉して破損することを防止で
きる。
ら離れ走行時に岩石等に干渉して破損することを防止で
きる。
また、第1ラダー171が接地位置の時にはラダー位置
検出センサー26が信号を出力し、その信号がシフトコン
トローラ24に入力されて変速機23を常に中立状態に保持
するので、第1ラダー171が接地位置の時にセレクタレ
バー25を操作しても変速機23は中立状態に保持されて車
両が発進しないから、第1ラダー171が接地している状
態で誤まって発進してラダー等を破損することを防止で
きる。
検出センサー26が信号を出力し、その信号がシフトコン
トローラ24に入力されて変速機23を常に中立状態に保持
するので、第1ラダー171が接地位置の時にセレクタレ
バー25を操作しても変速機23は中立状態に保持されて車
両が発進しないから、第1ラダー171が接地している状
態で誤まって発進してラダー等を破損することを防止で
きる。
第1図、第2図は本考案の実施例の正面図、側面図、第
3図は変速機の変速操作部分の説明図、第4図、第5図
は従来例の正面図、側面図である。 10は車体、17はラダー、171は第1ラダー、172は第2ラ
ダー、19はシリンダー。
3図は変速機の変速操作部分の説明図、第4図、第5図
は従来例の正面図、側面図である。 10は車体、17はラダー、171は第1ラダー、172は第2ラ
ダー、19はシリンダー。
Claims (1)
- 【請求項1】車体10の前面に、第1ラダー171と第2ラ
ダー172を上下揺動自在に連結したラダー17を、第1ラ
ダー171が接地位置と離隔位置とに上下揺動自在で、か
つ第2ラダー172が斜めとなるように車体左右方向に向
けて取付け、 前記第1ラダー171が接地位置の時に信号を出力するラ
ダー位置検出センサー26を設け、 前記車体10に設けた変速機23をシフトコントローラ24か
らの変速信号で変速動作されるものとし、 このシフトコントローラ24を、セレクタレバー25を操作
することで変速信号を変速機23に出力し、かつ前記ラダ
ー位置検出センサー26から信号が入力されるとセレクタ
レバー25を操作しても常に中立信号を出力して変速機23
を中立状態に保持するものとしたことを特徴とする大型
車両の乗降用ラダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990030947U JP2511244Y2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 大型車両の乗降用ラダ― |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990030947U JP2511244Y2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 大型車両の乗降用ラダ― |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03121937U JPH03121937U (ja) | 1991-12-12 |
JP2511244Y2 true JP2511244Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=31533670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990030947U Expired - Lifetime JP2511244Y2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 大型車両の乗降用ラダ― |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511244Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010147131A1 (ja) * | 2009-06-17 | 2010-12-23 | 株式会社小松製作所 | ダンプトラック |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59186189U (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-11 | 日野自動車株式会社 | 2階バスの脱出装置 |
-
1990
- 1990-03-28 JP JP1990030947U patent/JP2511244Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010147131A1 (ja) * | 2009-06-17 | 2010-12-23 | 株式会社小松製作所 | ダンプトラック |
CN102458925A (zh) * | 2009-06-17 | 2012-05-16 | 株式会社小松制作所 | 自卸卡车 |
JP5236810B2 (ja) * | 2009-06-17 | 2013-07-17 | 株式会社小松製作所 | ダンプトラック |
CN102458925B (zh) * | 2009-06-17 | 2014-05-21 | 株式会社小松制作所 | 自卸卡车 |
US8814192B2 (en) | 2009-06-17 | 2014-08-26 | Komatsu Ltd. | Dump truck |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03121937U (ja) | 1991-12-12 |
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