JP6471642B2 - 産業車両 - Google Patents
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Description
この場合、検出される検出スイング角が予め設定したスイング角の閾値を超えるとき、報知手段による警告音および警告表示の少なくとも一方により、車体の安定性が低下していることをオペレータに認識させることができる。
この場合、検出される検出スイング角が予め設定したスイング角の閾値を超えるとき、昇降部の上昇速度が制御装置により低下され、車体の安定性が低下しないようにすることができる。
この場合、検出スイング角が前記スイング角の閾値を超える状態が継続されることにより、車体の安定性が低下するが、昇降部の上昇が制御装置により停止されることにより、車体の安定性が低下することを防止することができる。
この場合、検出センサが一定以上の検出荷重を検出したとき、制御装置は、荷役装置に一定の重さ以上の荷を支持していると判断できる。荷役装置に一定の重さ以上の荷が支持されている場合、荷と産業車両の合成重心は、荷のない状態での産業車両の重心より前方に位置する。従って、合成重心を基づくスイング角の第2閾値を、荷のない状態での産業車両の重心に基づく閾値よりも値を大きく設定し、一定の重さ以上の荷が支持されている場合に産業車両の安定性をより正確に確認することができる。
以下、第1の実施形態に係る産業車両としてのフォークリフトを図面に基づいて説明する。なお、方向を特定する「前後」、「左右」および「上下」については、フォークリフトのオペレータが運転席の運転シートに着座して、フォークリフトの前進側を向いた状態を基準として示す。
(1)フォークリフト10が走行しない状態にて荷役装置12のフォーク19を上昇するとき、スイング角センサ26が車体11に対するリヤアクスル23の検出スイング角を検出する。検出される検出スイング角が予め設定したスイング角の閾値を超えるとき、機台制御部28はフォークリフト10の安定性が低下していることを警告によりオペレータに報知する。フォークリフト10が走行時の車体11の安定性向上のためのスイング角センサ26を備えているので、新たな機器を付加することなく走行しない状態のフォークリフト10の安定性向上に効果がある。
次に、第2の実施形態に係るフォークリフトについて説明する。本実施形態のフォークリフトは、フォークに一定以上の重量の荷が支持されているとき、第1の実施形態のスイング角の閾値(以下、「第1閾値」と表記する)と比較して大きく緩和された閾値(以下「第2閾値」)を用いる点で、先の実施形態と異なる。従って、本実施形態では、第1の実施形態と共通する構成については第1の実施形態の説明を援用し、符号を共通して用いる。
○ 上記の実施形態では、リヤアクスルに左右一対の操舵輪を備えた4輪のフォークリフトを例示したが、4輪のフォークリフトに限らず、操舵輪が1輪の3輪のフォークリフトであってもよい。また、本発明は、カウンタ式フォークリフトだけでなくリーチ式フォークリフトに適用可能である。
○ 上記の実施形態では、車載ディスプレイにおける警告音および警告表示を通じてオペレータに報知するとしたが、車載ディスプレイを通じた警告に限定されない。車載ディスプレイとは別に設けられたスピーカやランプによる警告であってもよい。また、視覚に訴える警告のみや聴覚に訴える警告のみであってもよい。
○ 上記の実施形態では、警告による報知又は昇降部の上昇制限のいずれか一方の制御を行うとしたが、この限りではなく、警告による報知又は昇降部の上昇制限の両方の制御を行うようにしてもよい。
○ 上記の実施形態では、継続を判断する継続時間を任意に設定可能な設定値としたが、継続時間は予め機台制御部により規定された規定値であってもよい。
○ 上記の実施形態では、走行モータのモータ回転数を0と判断した場合にフォークリフトが非走行状態であるとしたが、厳密にモータ回転数が0である場合でなくてもよい。例えば、走行モータの回転が停止しているに等しい程度の低回転数であるときにフォークリフトが非走行状態であると機台制御部に認識させてもよい。
11 車体
12 荷役装置
13 運転席
16 ディスプレイ
17 マスト
18 リフトブラケット
19 フォーク
20 駆動輪
22 操舵輪
23 リヤアクスル
24 センターピン
25 車軸支持部
26 スイング角センサ
27 油圧シリンダ
28 機台制御部
31 モータ回転センサ
32 リフトレバーセンサ
41 荷重センサ
E 安定領域
Gm 重心
Gn 合成重心
W 荷
Lm、Ln 距離
Claims (5)
- 一対の前輪および後輪を具備する車体と、
前記車体の前部に接続され、昇降可能な昇降部を有する荷役装置と、を備えた産業車両において、
前記後輪を支持するリヤアクスルと、
前記車体に対して前記リヤアクスルを上下方向に揺動可能に連結するセンターピンと、
前記車体と前記リヤアクスルとのスイング角を検出するスイング角検出部と、
前記スイング角検出部と接続され、前記スイング角検出部の検出信号の伝達を受ける制御装置と、を備え、
前記制御装置は、非走行状態を検出し、かつ前記昇降部が上昇している状態を検出したとき、前記スイング角検出部により検出される検出スイング角と、予め設定されたスイング角の閾値とを比較し、前記検出スイング角が前記スイング角の閾値を超えたとき、警告および前記昇降部の上昇制限の少なくとも一方の制御を行うことを特徴とする産業車両。 - 前記警告は、報知手段による警告音および警告表示の少なくとも一方とすることを特徴とする請求項1記載の産業車両。
- 前記制御装置は、前記検出スイング角が前記スイング角の閾値を超えたとき、前記昇降部の上昇制限として、前記昇降部の上昇速度を低下させる制御を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の産業車両。
- 前記検出スイング角が前記スイング角の閾値を超える状態が継続されるとき、
前記制御装置は、前記昇降部の上昇制限として、前記昇降部の上昇を停止させる制御を行うことを特徴とする請求項3記載の産業車両。 - 前記車体は、前記制御装置と接続され、前記荷役装置の荷の荷重を検出する荷重センサを備え、
前記制御装置は、荷重センサにより一定以上の荷の荷重が検出されると、前記スイング角の閾値よりもスイング角の値を大きくした第2閾値を設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の産業車両。
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