JP2549715Y2 - 運搬車の前部ガード構造 - Google Patents

運搬車の前部ガード構造

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JP2549715Y2
JP2549715Y2 JP1990076659U JP7665990U JP2549715Y2 JP 2549715 Y2 JP2549715 Y2 JP 2549715Y2 JP 1990076659 U JP1990076659 U JP 1990076659U JP 7665990 U JP7665990 U JP 7665990U JP 2549715 Y2 JP2549715 Y2 JP 2549715Y2
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JP
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guard plate
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steps
guard
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JP1990076659U
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JPH0434183U (ja
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謙三 古賀
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は運搬車の前部ガード構造に関する。
〔従来の技術〕 従来、実開昭59-121242号公報で示されたもののよう
に、前部に搭乗運転部を備え、この運転部の後方に荷台
を備えた車体を走行装置の上方に配置して地上高を高く
取り、不整地走行可能とした運搬車が知られている。
このような運搬車では、優れた登坂能力が有効に発揮
できるようにするため、操縦部の前部をも走行装置より
も高い位置に設けて、アプローチアングルを十分取って
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
運搬車で悪路を走行中に、局部的に盛り上がった凸状
地面や岩片等を左右の走行装置間に位置させて通過する
ことがしばしば生じるが、従来では前述したように車体
の地上高が高いため、凸状地面や岩片が車体下に入り込
んで走行装置のミッションケースに損傷を与えたり、ま
た、乗降用のステップが吊設されている場合には、蓋ス
テップが凸状地面との接当によって変形したりする不具
合が発生していた。
本考案は合理的に上記不具合の発生を防止せんとする
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は運搬車において、前部に搭乗運転部を備え、
この運転部の後方に荷台を備えた車体前部の左右側端部
に、運転部への乗降用ステップを車体フレームに固定さ
れた状態で吊設し、車体フレームの前端に前バンパーを
取付けるとともに、前バンパーとは別に、その前バンパ
ーの下側に位置して左右に亘るガード板を、左右のステ
ップを連結する状態で架設したことが特徴である。
〔作用〕
前記構成によれば、左右のステップに亘る幅広のガー
ド板を設けたので、凸状地面や岩片等はそのガード板に
当たるようになり、従来のように車体下部に入り込んで
しまうことを極力無くせるようになって、ミッションケ
ースの損傷可能性も減少する。
ガード板は車体フレームから吊設された左右のステッ
プに亘って架設連結されるが、通常ステップは上向きコ
字状に形成される等、前後方向の強度は比較的強く、左
右方向の強度は比較的弱いものであるので、その連結に
よって、ガード板の前後方向強度を専用の支持部材無し
に十分取ることができて、他物との衝突に十分耐えられ
るように構成できるとともに、ガード板によってステッ
プの左右方向強度が向上するようになる。従って、ステ
ップ面の高さ位置をその取付強度を低下することなく従
来より下げて乗降し易くするとか、取付強度を低下させ
ることなく従来よりも軽い部材でステップを構成すると
いったことが可能になる。
又、ガード板は前バンパーとは別部材としてその下方
に配置されているから、他物との前方衝突には前バンパ
ーが機能し、ガード板には車体下腹部に対する本来のガ
ード機能を持たせるだけで良い。
〔考案の効果〕
その結果、ガード板を前バンパーとは別の専用部材と
して左右のステップに有機的に結合する工夫により、ス
テップ機能を高め、かつ、コスト的に有利にしながら、
ミッション等の車体下腹部に対する本来のガード機能を
如何なく発揮できる運搬車の前部ガード構造を提供する
ことができた。
〔実施例〕
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に本考案に係る運搬車を示している。この運搬
車は左右一対のクローラ走行装置(1)を備え、機体後
部にダンプ荷台(2)を搭載するとともに、機体前部の
左側に運転部(3)、この運転部(3)の右横側にエン
ジン(4)、右側端にオイルタンク(5)を夫々配設し
てある。
次に、この運搬車の前部ガード構造について説明す
る。
車体(6)を構成する車体フレーム(F)の前部の左
右側端部、具体的には左右の角パイプ製前フレーム
(7),(7)から角パイプで成る乗降用のステップ
(8),(8)を固定して吊設してあり、その前支持部
(9),(9)の前面に、ナット部(10)が設けてあ
る。
一方、第1図に示すようにプレス成形による銅板製の
ガード板(11)の左右端部を4本のボルトでステップ
(8)のナット部(10)に螺着して取付けてある。
ガード板(11)の中間部下方には、切欠き(12),
(12)が形成してあり、前後向きの中間フレーム(1
3),(13)先端部に固着されたフック(14),(14)
へのロープ掛けを可能にしているとともに、それら中間
フレーム(13),(13)の前端面にもガード板(11)を
ボルト止めしてある。つまり、車体フレーム(F)の前
端に前バンパー(17)を取付け、その前バンパー(17)
とは別の左右に亘るガード板(11)を、その前バンパー
(17)の下側に位置して左右のステップ(8),(8)
を連結する状態で架設連結されている。
又、第2図に示すように、前転輪(15)に巻回するク
ローラ(16)と前バンパー(17)下端とを結ぶ接平面の
地表面に対する角度、すなわちアプローチアングル
(L)の値を30°以上(30°〜35°)に設定してあると
ともに、ステップ(8)およびガード板(11)の双方と
もに、アプローチアングル(L)に干渉しない状態に設
定してある。
ステップ(8)のステップ面(18)にゴム製等の滑り
止め部材(19)を取り付けたり、ステップ面(18)に直
接凹凸を形成するようにしてステップ(8)の機能を高
めるようにすれば好都合である。
このようにガード板(11)とステップ(8),(8)
とを連結することによって、お互いの強度、耐久性の向
上が図れるとともに、ステップ面(18)の前後長さも長
くできて足が掛け易くなり、安全性も向上する。
〔別実施例〕
ガード板(11)の下部を後方へ折り曲げてステップ
(18)下面とボルト連結することにより、さらに両者
(8),(11)の強度を向上する構成でも良い。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る運搬車の前部ガード構造の実施例を
示し、第1図は該構造を示す斜視図、第2図は運搬車の
全体側面図である。 (2)……荷台、(3)……運転部、(6)……車体、
(8)……ステップ、(11)……ガード板、(17)……
前バンパー、(F)……車体フレーム。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前部に搭乗運転部(3)を備え、この運転
    部(3)の後方に荷台(2)を備えた車体(6)前部の
    左右側端部に、前記運転部(3)への乗降用ステップ
    (8),(8)を車体フレーム(F)に固定された状態
    で吊設し、前記車体フレーム(F)の前端に前バンパー
    (17)を取付けるとともに、該前バンパー(17)とは別
    に、その前バンパー(17)の下側に位置して左右に亘る
    ガード板(11)を、前記左右のステップ(8),(8)
    を連結する状態で架設してある運搬車の前部ガード構
    造。
JP1990076659U 1990-07-18 1990-07-18 運搬車の前部ガード構造 Expired - Lifetime JP2549715Y2 (ja)

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JPH0434183U JPH0434183U (ja) 1992-03-19
JP2549715Y2 true JP2549715Y2 (ja) 1997-09-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5575523U (ja) * 1978-11-20 1980-05-24
JPS63104112U (ja) * 1986-12-25 1988-07-06
JPH0517332Y2 (ja) * 1988-10-31 1993-05-10

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JPH0434183U (ja) 1992-03-19

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