JPH0537991Y2 - - Google Patents

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JPH0537991Y2
JPH0537991Y2 JP15087187U JP15087187U JPH0537991Y2 JP H0537991 Y2 JPH0537991 Y2 JP H0537991Y2 JP 15087187 U JP15087187 U JP 15087187U JP 15087187 U JP15087187 U JP 15087187U JP H0537991 Y2 JPH0537991 Y2 JP H0537991Y2
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JP
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lift
child
parent
finger bar
hook
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JP15087187U
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JPS6456494U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、親リフトに該当するフオークリフト
本体(以下、親リフトという)の昇降部材に、リ
モートコントロールパレツトラツクと呼称される
子リフト(以下、子リフトという)を脱着可能に
備えた親子式フオークリフトに係り、詳しくは親
リフトに掛止された子リフトの脱落防止構造に関
する。
(従来の技術) 上述のような親子式フオークリフトは、たとえ
ば輸送コンテナに対する荷積み・荷下ろしを行な
うような場合に使用されるものであつて、このよ
うな親子式フオークリフトとしては従来よりいく
つかの形態が知られている(たとえば、特開昭51
−85153号公報あるいは特開昭55−7181号公報参
照)。一般に、親子式フオークリフトは、第3図
に示すように、親リフト20のマスト21に上下
動を案内されるリフトブラケツト22のフインガ
ーバー23に子リフト24がフツク25を介して
脱着可能に掛止されている。すなわち、子リフト
24はそのフレーム26の後面上部に設けた左右
一対の角型のフツク25を矩形断面の上部フイン
ガーバー23に掛止する一方、フレーム26の後
面下部を下部フインガーバー23の前面に当接し
た状態で装着されており、そして図示はしない
が、子リフト24には走行、操舵及び荷役(昇
降)のための各機能装置が備えられ、それらは親
リフト20側において遠隔操作されるようになつ
ている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上述した従来の親子式フオークリフ
トは、子リフトを親リフトから容易に離脱できる
ようにするために、フツクを上部フインガーバー
に単純に掛止しているだけであり、従つて走行中
において、車両の振動によつて子リフトが跳上が
つたときにはフツクが上部フインガーバーから離
脱して子リフトが落下するおそれがあつた。そし
て、このような落下事故、とくに空荷での走行中
に発生し易いものである。
そこで本考案は、以上の問題に鑑み、子リフト
の親リフトからの不測の脱落を防止すること、そ
の目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するための本考案は、子リフト
のフレーム後面上部に設けたフツクを親リフトの
上部フインガーバーに離脱可能に掛止する一方、
子リフトのフレーム後面下部を親リフトの下部フ
インガーバーに当接することによつて子リフトを
親リフトに装着する形式の親子式フオークリフト
において、前記フツクと上部フインガーバーとの
係合面を曲面に形成することにより子リフトを上
部フインガーバー回りに回動可能となす一方、子
リフトの背面下部には前記下部フインガーバーの
下面に所定間隔を置いて対峙可能なストツパ部材
を設けたことを要旨とする。
(作用) 従つて、子リフトを親リフトに装着した状態で
の走行中において、ストツパ部材は車両の振動に
よつて子リフトが跳上がろうとしたとき、下部フ
インガーバーの下面に当接することによつてその
跳上がりを阻止し、フツクの上部フインガーバー
からの離脱を阻止する。なお、子リフトを親リフ
トから離脱する場合は、子リフトをプラツトフオ
ーム等の上に降ろしてから、親リフトのマストを
前傾させると、ストツパ部材が下部フインガーバ
ーの真下から退避するので、この状態でリフトブ
ラケツトを下降すれば、フツクは上部フインガー
バーから離脱する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図及び第2図に基
づいて具体的に説明する。図中1は親リフトとし
てのフオークリフト本体、2は親リフト1のマス
ト3によつて上下動を案内されるリフトブラケツ
トである。4はリフトブラケツト2の前面上部に
固着された上部フインガーバーであり、丸棒状に
形成されている。5はリフトブラケツト2の前面
下部に固着された下部フインガーバーであり、断
面矩形状に形成されている。6は子リフトであ
り、フレーム7の背面上部に備えた左右一対のフ
ツク8を介して前記上部フインガーバー4に離脱
可能に掛止されるとともに、フレーム7の背面下
部を下部フインガーバー5に当接することによつ
て親リフト1に装着されている。
しかして、前記子リフト5のフツク7は、丸棒
からなる上部フインガーバー4に対応するように
その係合面が曲面に形成されており、このことに
より子リフト6は上部フインガーバー4に相対回
動可能となつている。また、子リフト6のフレー
ム7の下端部にはストツパ部材9が溶接又はボル
ト等によつて取付けられており、このストツパ部
材9はフツク8に対応して左右一対とすることが
望ましく、そして第1図に示すように子リフト6
を親リフト1に装着した状態において、その上面
が下部フインガーバー5の下面に対し所定の隙間
Cを置いて対峙するよう設定されている。この隙
間Cは、具体的には前記上部フインガーバー4に
対するフツク8の係合深さ、つまり上部フインガ
ーバー4の中心からフツク先端までの距離Aの範
囲内で定められる。なお、図中10はレツグであ
る。また、図示はしないが、子リフト6には走
行、操舵及び荷役(昇降)のためのの各機能装置
が装備されており、それらは親リフト1側におい
て遠隔操作されるようになつている。
本実施例は上述のように構成したものであり、
従つて第1図に示すように、子リフト6を親リフ
ト1に装着した状態においては、その走行中、と
くに空荷での走行中において振動等により子リフ
ト6が跳上がろうとしても、子リフト6は前記ス
トツパ部材9と下部フインガーバー5との間に設
定された隙間Cの範囲内で上下動を許容されてい
るだけであるから、フツク7が上部フインガーバ
ー5から離脱することが阻止される。すなわち、
子リフト6の不測の脱落事故は防止されることに
なる。なお、第2図はマスト3を後傾した状態で
示しているが、マスト真直の場合であつても同様
である。
また、子リフト6を親リフト1から離脱する場
合は、第2図に示すように子リフト6を、たとえ
ばコンテナのプラツトフオーム11上に降ろした
もとで、マスト3を前傾操作すると、子リフト6
と親リフト1とは上部フインガーバー4とフツク
8との係合面において相対回動し、下部フインガ
ーバー5が後方へ変位してストツパ部材9から遠
ざかるため、かかる状態でリフトブラケツト2を
下降すれば、上部フインガーバー4からフツク8
が離脱される。すなわち、子リフト6を親リフト
1から容易に切離すことができる。
なお、本実施例では上部フインガーバー4を丸
棒としたが、これに限定するものではなく、要は
フツク8との係合面が曲面に形成され、子リフト
6が親リフト1に対して回動できればよい。また
ストツパ部材9をボルトによつて取付ける構成と
したときは、必要に応じて脱着することが可能と
なる。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、親子式
フオークリフトにおいて、走行中の、とくに空荷
での走行中に発生し易い子リフトの不測の脱落事
故を未然に防止することができ、安全性の向上、
ならびに子リフトの損傷防止に大きく役立つもの
である。また、本考案は子リフトの脱落防止を、
子リフトのフレームにストツパ部材を設けるとい
う簡単な構造で達成し得たものであるから、コス
ト的に有利であり、しかも既存の子リフトに簡単
に実施し得るという見逃し難い効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本考案の実施例を
示し、第1図は子リフトを親リフトに装着した状
態の側面図、第2図は子リフトを親リフトから切
離す態様を示す側面図である。第3図は従来例を
示す側面図である。 1……親リフト、4……上部フインガーバー、
5……下部フインガーバー、6……子リフト、7
……フレーム、8……フツク、9……ストツパ部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 子リフトのフレーム後面上部に設けたフツクを
    親リフトの上部フインガーバーに離脱可能に掛止
    する一方、子リフトのフレーム後面下部を親リフ
    トの下部フインガーバーに当接することによつて
    子リフトを親リフトに装着する形式の親子式フオ
    ークリフトにおいて、前記フツクと上部フインガ
    ーバーとの係合面を曲面に形成することにより子
    リフトを上部フインガーバー回りに回動可能とな
    す一方、子リフトの背面下部には前記下部フイン
    ガーバーの下面に所定間隔を置いて対峙可能なス
    トツパ部材を設けた親子式フオークリフトの子リ
    フト脱落防止構造。
JP15087187U 1987-10-01 1987-10-01 Expired - Lifetime JPH0537991Y2 (ja)

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JP15087187U JPH0537991Y2 (ja) 1987-10-01 1987-10-01

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Publication Number Publication Date
JPS6456494U JPS6456494U (ja) 1989-04-07
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