JPH0357573Y2 - - Google Patents

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JPH0357573Y2
JPH0357573Y2 JP1986018154U JP1815486U JPH0357573Y2 JP H0357573 Y2 JPH0357573 Y2 JP H0357573Y2 JP 1986018154 U JP1986018154 U JP 1986018154U JP 1815486 U JP1815486 U JP 1815486U JP H0357573 Y2 JPH0357573 Y2 JP H0357573Y2
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JP
Japan
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escalator
trolleys
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bogies
steps
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JP1986018154U
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JPS62132092U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エスカレータを利用して荷物の運搬
が行えるエスカレータ用運搬台車に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来より、平坦地用台車のほか、リフト式ある
いは持上げ式と称されて階段を走行可能な台車が
知られており、この種運搬台車の参考公知例とし
ては実開昭54−6768号公報や実開昭54−51761号
公報記載のものが挙げられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、これまでは、エスカレータを利用し
て荷物を運搬できる台車については考慮されてい
なかつた。すなわち、エスカレータを利用できれ
ば、階段を利用する場合に比べて作業員の負担を
大幅に軽減することができる。もちろん、エスカ
レータの階段に載せることができる程度の大きさ
の平坦地用台車をエスカレータ用運搬台車として
使用することは可能であるが、その場合、一度に
多量の荷物を運搬することができず、複数の台車
を各踏段上に載せる際には台車ごとに作業員が付
き添わねばならなくなる。
したがつて本考案の目的とするところは、エス
カレータを利用して一度に多量の荷物を運搬可能
なエスカレータ用運搬台車を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、エスカレータの踏段上に搭載され
るもので、複数の台車を備えたエスカレータ用運
搬台車において、前記複数の台車のうちの隣接す
る台車の互いに対向する箇所にそれぞれ取付けら
れ、隣接する台車同志間の鉛直方向の相対移動だ
けを許容した状態で両台車を連結する互いに形状
の異なる連結体と、前記隣接する台車に取付けら
れた連結体の係合が外れないように隣接する台車
同志の鉛直方向の相対移動を抑制する拘束手段と
を備えるとともに、この拘束手段が前記台車に取
付けられた係止部と、隣接する台車に設けられた
係止部間に掛け渡された鎖状体とを具備すること
により達成される。
〔作用〕
すなわち、本考案によれば、エスカレータの隣
り合う踏段上に搭載される台車どうしが、これら
踏段の段差の増減に追従できるように連結されて
いるので、こうして連結された複数の台車によつ
て一度に多量の荷物が運搬でき、また、拘束手段
を設けたことによつて、台車が転倒しにくくなつ
ている。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図ないし第3図は本考案によるエスカレー
タ用運搬台車の一実施例を説明するためのもの
で、第1図は連結された2台の台車をエスカレー
タ上に搭載した状態を示す側面図、第2図は非連
結時の台車の斜視図、第3図は2台の台車の連結
部分を示す要部斜視図である。
これらの図において、互いに連結されて使用さ
れる2台の台車A,Bはいずれも、第2図に外観
を示す台車1からなり、この台車1は、荷物収納
用の収納箱2と、この収納箱2に取り付けられた
手押把手3と、収納箱2の前後に設けられた雄連
結体4および雌連結体5と、収納箱2の下方に設
けられた4個の車輪6とから大略構成されてい
る。また、収納箱2の側板7には拘束装置15の
構成要素である係止部9が固設してあり、さらに
収納箱2の雄連結体4下方には斜面板8が設けて
あつて、この斜面板8により収納箱2は底面より
も上方開口部のほうが広くなつている。
前記雄連結体4は、頭部4aと幅狭な支持部4
bとがT字形を呈して鉛直方向に延びており、ま
た雌連結体5は、この頭部4aと略同形の柱状空
間5aと、支持部4bと略同幅の間〓部5bとを
画成している。そして2台の台車A,Bは、第3
図に明らかなように、台車A側の雌連結体5の柱
状空間5a内に台車B側の雄連結体4の頭部4a
が遊嵌した状態で互いに連結されており、こうし
て連結された台車A,Bは、雄および雌連結体
4,5の係合長の範囲内で鉛直方向の相対移動が
許容されている。換言すれば、これら台車A,B
をエスカレータの踏段11上に載せたときに、隣
り合う踏段11間に生じる段差の増減に伴つて、
台車Aの雌連結体5と台車Bの雄連結体4とが鉛
直方向に相対移動を行うが、このとき両台車A,
Bの連結状態が保持されるように連結部分の係合
長を設定してある。また、雄連結体4および雌連
結体5の平面寸法を適宜設定して連結時のガタつ
きを抑えることにより、台車A,Bの蛇行を防止
することができる。
次に、上記構成からなるエスカレータ用運搬台
車を実際にエスカレータ上に搭載したときの様子
を、第1図を用いて詳しく説明する。同図におい
て、無端状に多数連結された踏段11にはそれぞ
れ、踏面12とライザー13とが設けられてお
り、エスカレータの走行に伴つて、隣り合う踏段
11間の段差が増減する。つまり、隣り合う踏段
11間の段差は乗り場付近において次第に増大し
ていき、やがて一定高さの段差を保つて走行し
て、降り場付近において今度は段差が次第に減少
していくという一連の運動が行われる。そして、
こうして走行中のエスカレータに、連結された2
台の台車A,Bを搭載する際には、乗り場におい
て踏段11上に台車1を1台づつ載せていき、先
頭もしくは後尾の台車1を作業員10が保持す
る。このとき、収納箱2の斜面板8と踏段11の
ライザー13とが対向するように台車1を踏段1
1上に載せてやれば、乗降時に収納箱2がライザ
ー13に引つ掛かる虞れがなくなる。また、前述
の如く2台の台車A,Bは、一方の雄連結体4と
他方の雌連結体5とが鉛直方向の相対移動を許容
された状態で連結されていて、これら両台車A,
Bを搭載した隣り合う踏段11間の段差の増減に
追従できるように設計されているので、乗降時に
台車1が傾いたり倒れたりする可能性は極めて小
さい。さらに、踏段11上で台車1に万一傾きが
生じたとしても、係止部9とこれに係止された鎖
等の鎖状体14とからなる拘束装置15によつ
て、両台車A,Bは一定量以上離間しないように
なつているので、台車1が踏段11上で転倒して
落下するといつた重大事故の発生は未然に防止さ
れている。
また、これら2台の台車A,Bを平坦地で走行
させる場合にも、適当な拘束手段を設けていない
と第4図に示す如く転倒事故が予想されるが、拘
束装置15を設けることによつて、かかる不所望
な事故を極力回避することができる。
なお、台車1の連結部分の構造は上記実施例に
限定されるものではなく、例えば第5図の要部断
面図に示すように、前記雄連結体4の代わりに鉛
直方向に延びる一対の鉤状連結体16を設けて
も、踏段11の段差の増減に追従可能な連結状態
が実現できる。また、収納箱2の形状や車輪6の
構造および個数等も適宜選択可能であり、例えば
斜面板8を収納箱2の前後にそれぞれ設けたり、
あるいはベルト形車輪を用いて階段をも走行可能
なものにしても良い。さらに、台車1を確実に停
止させておくためのブレーキ手段を付設しても良
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、エスカ
レータの隣り合う踏段上に搭載される台車どうし
が、これら踏段の段差の増減に追従できるように
連結されていて、さらに拘束手段により台車の転
倒事故が防止されているので、エスカレータを利
用して一度に多量の荷物を安全に運搬することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を説明
するためのもので、第1図は連結された2台の台
車をエスカレータ上に搭載した状態を示す側面
図、第2図は非連結時の台車の斜視図、第3図は
2台の台車の連結部分を示す要部斜視図、第4図
は拘束手段を設けていない場合に予想される台車
の転倒事故を示す説明図、第5図は本考案の他の
実施例に係り、2台の台車の連結部分を示す要部
断面図である。 1……台車、2……収納箱、4……雌連結体、
5……雌連結体、9……係止部、11……踏段、
14……鎖状体、15……拘束装置、16……鉤
状連結体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エスカレータの踏段上に搭載されるもので、複
    数の台車を備えたエスカレータ用運搬台車におい
    て、前記複数の台車のうちの隣接する台車の互い
    に対向する箇所にそれぞれ取付けられ、隣接する
    台車同志間の鉛直方向の相対移動だけを許容した
    状態で両台車を連結する互いに形状の異なる連結
    体と、前記隣接する台車に取付けられた連結体の
    係合が外れないように隣接する台車同志の鉛直方
    向の相対移動を抑制する拘束手段とを備えるとと
    もに、この拘束手段が前記台車に取付けられた係
    止部と、隣接する台車に設けられた係止部間に掛
    け渡された鎖状体とを具備することを特徴とする
    エスカレータ用運搬台車。
JP1986018154U 1986-02-13 1986-02-13 Expired JPH0357573Y2 (ja)

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JP1986018154U JPH0357573Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

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JP1986018154U JPH0357573Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

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Publication Number Publication Date
JPS62132092U JPS62132092U (ja) 1987-08-20
JPH0357573Y2 true JPH0357573Y2 (ja) 1991-12-27

Family

ID=30811568

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JP1986018154U Expired JPH0357573Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

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KR20220092780A (ko) * 2020-12-25 2022-07-04 칩본드 테크놀러지 코포레이션 접지 구조

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JPS438574Y1 (ja) * 1964-05-29 1968-04-16

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