JP3034449U - セミトレーラ - Google Patents
セミトレーラInfo
- Publication number
- JP3034449U JP3034449U JP1996008583U JP858396U JP3034449U JP 3034449 U JP3034449 U JP 3034449U JP 1996008583 U JP1996008583 U JP 1996008583U JP 858396 U JP858396 U JP 858396U JP 3034449 U JP3034449 U JP 3034449U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trailer
- semi
- kingpin
- main frames
- right main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 セミトレーラの走行安定性の向上、連結部分
の床面地上高、および床面の段差に起因する積み荷容積
の減少、積み荷が受ける形状大きさの制限を解消する。 【解決手段】 キングピン取付板6を左右のメインフレ
ーム5・5の上に配置し、その左右のメインフレーム5
・5の間において該取付板6の下面にキングピン4を取
付けた。
の床面地上高、および床面の段差に起因する積み荷容積
の減少、積み荷が受ける形状大きさの制限を解消する。 【解決手段】 キングピン取付板6を左右のメインフレ
ーム5・5の上に配置し、その左右のメインフレーム5
・5の間において該取付板6の下面にキングピン4を取
付けた。
Description
【0001】
本考案は、トラクタで牽引するセミトレーラの荷台に関するものである。
【0002】
セミトレーラは、その荷台の前端部下面にトラクタとの連結機構、すなわち、 トラクタのカプラに掛合するキングピンを備える。そして、荷台のキングピン取 付部には荷重が掛かるため、また、キングピン取付部はカプラの上面に接して摺 動するため、キングピン取付部には平滑な厚鋼板を張り、該板の下面中央にキン グピンを取付ける。従来のセミトレーラは、図4、図5に示すようにキングピン 取付板16を、荷台を構成する左右のメインフレーム15・15の下面に配置し ている。したがって、キングピン14はメインフレーム15・15より下に突出 している。
【0003】
上記のメインフレーム15は、所要の剛性強度を持つI形鋼、みぞ形鋼などの 形鋼材を用いるため、セミトレーラの連結部分の床面地上高A1は、そのメイン フレーム15を構成する形鋼材の高さHの分高くなっていた。トラクタのカプラ の高さは、トラクタを含めて構造上の関係で略一定である。
【0004】 したがって、平床式セミトレーラの場合、重心が高くて走行の安定性に問題が あった。一方、低床式セミトレーラの場合は、連結部分の床面と他の部分の床面 との段差B1が大きくて、バン式の場合は、段差B1の分積み荷容積が減少し、 また、コンテナ、長尺材、あるいはかさ高物の直積み式の場合は、段差B1のた め可積載面積が減少し、道路運送車両の保安基準に定められた限界寸法内におけ る空間の有効利用ができないという輸送の経済性の点にも問題があった。
【0005】 本考案は、従来のセミトレーラにおける上記の問題点を簡単に解決することが できる構造を提供するものである。
【0006】
そこで本考案のセミトレーラは、キングピン取付板を左右のメインフレームの 上に配置し、その左右のメインフレームの間において該取付板の下面にキングピ ンを取付けたものである。
【0007】
本考案に係るセミトレーラの構造を図面について説明する。図1は、連結した トラクタとセミトレーラの全体の側面図、図2はセミトレーラの連結部分の一部 縦断側面図、図3はその連結部分の正面図である。
【0008】 図において1はトラクタ、2はセミトレーラ、3はトラクタ側のカプラ、4は セミトレーラ側のキングピンにして、キングピン4とカプラ3の掛合によって、 セミトレーラ2はトラクタ1に連結される。セミトレーラ2の荷台は、全長に延 びた左右一対のメインフレーム5・5を主骨格として構成されている。
【0009】 セミトレーラ2の連結側において、メインフレーム5・5の上にキングピン取 付板6を渡し、該取付板6をメインフレーム5・5に固定している。該取付板6 は厚鋼板を用い、少なくともその下面は平滑に仕上げられている。該取付板6の 下面中央にキングピン4を取付けている。
【0010】 したがって、キングピン4は、左右のメインフレーム5・5の間に位置してメ インフレーム5・5の下に突出しないから、キングピン4と掛合したカプラ3は 、図3のように、左右のメインフレーム5・5とキングピン取付板6に囲まれた 空間7に位置する。その結果、連結部分の床面地上高A2は、従来に比べてメイ ンフレーム5の高さHの分低くなる。
【0011】 実施した一例によれば、メインフレーム5の高さHは略200mmであるから 、連結部分の床面地上高A2は、従来1450mm(図4A1参照)あったもの が1250mmに下がった。これにともなって、連結部分の床面と連結部分を除 く他の部分の床面との段差B2は、従来の段差B1(図4参照)よりメインフレ ーム5の高さ分縮小した。
【0012】
本考案は、セミトレーラのキングピン取付板を左右のメインフレームの上に配 置し、その左右のメインフレームの間において該取付板の下面にキングピンを取 付けたから、連結部分の床面地上高がメインフレームの高さだけ下がり、連結部 分を除く他の部分の床面との段差も少なくなる。したがって、平床式(図1F参 照)に構成した場合、従来の平床式セミトレーラに比べて載荷床面が低くて走行 時の安定性に優れている。バン式(図1V参照)に構成した場合は、連結部分の 床面が低くなった分、積み荷容積が増加し、また、載荷床面の段差が少ないこと は、積む荷物の形状大きさに制限を受けることが少なく、更に、積みやすくて輸 送コストを低減する効果がある。
【図1】トラクタと本考案のセミトレーラを連結した状
態の側面図
態の側面図
【図2】本考案セミトレーラの連結部分の一部縦断側面
図
図
【図3】本考案セミトレーラの連結部分の一部を切り欠
いて示す正面図
いて示す正面図
【図4】従来のセミトレーラの連結部分を示す側面図
【図5】従来のセミトレーラの連結部分を示す正面図
1 トラクタ 2 セミトレーラ 3 カプラ 4 キングピン 5 メインフレーム 6 キングピン取付板
Claims (1)
- 【請求項1】 荷台を構成する左右のメインフレームの
上にキングピン取付板が配置され、左右のメインフレー
ムの間において該取付板の下面にキングピンが取付けら
れているセミトレーラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008583U JP3034449U (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | セミトレーラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008583U JP3034449U (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | セミトレーラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3034449U true JP3034449U (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=43169293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996008583U Expired - Lifetime JP3034449U (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | セミトレーラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3034449U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012201130A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-22 | Nippon Fruehauf Co Ltd | セミトレーラの車体構造 |
-
1996
- 1996-08-06 JP JP1996008583U patent/JP3034449U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012201130A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-22 | Nippon Fruehauf Co Ltd | セミトレーラの車体構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4751882A (en) | Articulated lightweight piggyback railcar | |
CA1234723A (en) | Low level freight car | |
US3887220A (en) | Hitch for trailers overhanging a car body | |
AU2012101836A4 (en) | Improvements in shipping containers and trailers for use with shipping containers | |
US2305444A (en) | System for transporting freight | |
US3993342A (en) | Convertible vehicle carrier | |
US2118364A (en) | Railroad-highway vehicle structure | |
SI9400168A (en) | Railway basket car for transporting semitrailers | |
JPS58192739U (ja) | 車両牽引レツカ− | |
JP3034449U (ja) | セミトレーラ | |
US4030171A (en) | Tandem trailer system | |
US4948310A (en) | Rail vehicle for transporting road semi-trailers | |
US2835502A (en) | Cargo trailer with adjustable floor level | |
US5040814A (en) | Road transport unit with demountable body | |
US3933374A (en) | Tandem trailer system | |
US4981082A (en) | Railway highway vehicle | |
CN205768888U (zh) | 平板型清障车的低矮平板机构 | |
US3522895A (en) | Body lifting and transporting assembly | |
CN219339317U (zh) | 一种自卸半挂车耐磨平板 | |
JPH0159140B2 (ja) | ||
CN216332359U (zh) | 自卸半挂车厢体用底板横梁装置 | |
CN220243403U (zh) | 一种穿梁框架车板 | |
CN211592738U (zh) | 一种能够升降栏杆的半挂车 | |
EP2100790A1 (en) | System for railway transportation of semi-trailers, a railway freight wagon for such a system, and a method for manufacturing such a railway freight wagon | |
CN217706016U (zh) | 一种鞍座式牵引转运车 |