JPS5942812A

JPS5942812A - 直流型コンバイン

Info

Publication number: JPS5942812A
Application number: JP57154269A
Authority: JP
Inventors: 江口　重太郎; 柏野　信三; 哲一小田原; 準三祐成
Original assignee: Kubota Corp
Current assignee: Kubota Corp
Priority date: 1982-09-03
Filing date: 1982-09-03
Publication date: 1984-03-09
Also published as: PH19420A; MY8700847A; US4497162A; GB2126064A; GB2126064B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、刈取前処理装置で刈取った殻稈をコンベアで
脱穀選別装置の脱穀部に供給し、脱穀部からの濾過物を
チャクシ−７゛に送シ込んで揺動選別し、選別回収した
穀粒を脱穀選別装置の上部に設けたグレンタンクに搬送
回収し、脱穀部での非濾過物はビータによって後部スト
ロークオーカに送り込んで揺動選別するよう構成した直
流型コンバインで、比較的小型の機種を構成する場合の
改良に関する。

従来、上記直流型コンバインを構成するに、列中が比較
的大きい（例えば−、Ｊｍ以上）大型機においては第５
図、及び、第６図に示すように、左右一対のクローラ式
等の走行装置（１）　、　ｉｌ）を備えた機体フレーム
（２）に穢体横巾全中に亘る状態で脱穀選別装置（３）
を搭載すると共に、操縦部（４）をその脱穀選別装置（
３）の前端部上方の左右中央箇所に、かつ、グレンタン
ク（６）を操縦部（４）の後方で脱穀選別装置（３）の
脱穀部（８ａ）ｈ方箇所に、ざらに、エンジン（至）等
から成る原動部（５）をグレンタンク（６）の後方で脱
穀選別装置（３）の選別部（８ｂ）上方箇所に夫々配設
置−１脱穀部（３ａ）からの脱穀処理物を選別部（８ｂ
）に後方搬送する揺動搬送装置０４）や、選別部（８ｂ
）に風選別用選別風？供給する唐箕０Ｉ３）等脱穀選別
装置（３）を構成する諸装置の一部ｔ１圧右走行装置（
１）の間に落し込み配置することによジ、機体高さを低
くし、機体重心を低くして機体の安定化を図ると共に、
機体のコンパクト化を図るべく構成していたのであるが
、列中が比較的小さい（例えば２ｍ以下）の小型の直流
型コンバインを構成するに、左右走行装置（ｇ　、　（
ｌの間隔を大きくできない丸めに、上記揺動搬送装置（
１４）や唐箕０６）等脱穀選別装置（３）の一部を左右
走行装置＋１）　、　ｔｌ）間に落し込み配置すること
ができず、そのために、上述した大型機の配置構成全小
型の直流型コンバインにそのまま適用した場合には、機
体中に比して機体高さが高くなり、機体の安定化を欠い
たり、また、小型機種に特に望まれるコンパクト化を達
成し得ない等の問題があった。本発明の目的は、上述従
来の実情に鑑みて、脱穀選別装置、操、綾部、グレンタ
ンク、及び、原動部ｔｍ棒体フレーム上、平面的に合理
的に配置することにより、特に小型の直流コンバインに
おいて、機体高ざを低くシ、機体の安定化及びコンパク
ト化を図る点にるる〇本発明の特徴構成は、冒記直流型コンバインにおいて、
下部に走行装置を配備した機体フレーム上に、前記脱穀
選別装置と操縦部とを、列中内に収まるように左右並列
状に搭載するとともに、前記操縦部の後方においてエン
ジン會前記機体フレーム上に搭載し、且つ、前記グレン
タンクの下部ｆ！：曲記上記ビータ後方位置において、
ストロクオーカによる選別部の１ｉＪＩ上部に入り込ま
せて配設しであることにある。

つまシ、脱穀選別装置と操縦部とを、それらの全体横巾
寸法が列中内に納まるように機体フレーム上に左右並列
状に配設すると共に、その配置により形成される操縦部
の後方で脱穀選別装置の横側方の機体フレーム上空間を
利用してエンジンを機体フレームＥに搭載するという合
理的な平面配置構成によシ、脱穀選別装置の一部を左右
走行装置の間に落し込み配置することなく、機体の主要
部高さを低くし、かつ、機体の重心を大巾に低くするこ
とができ、しかも、脱穀部のビータの直後方で選別部の
ストロークオーカの前端部上部に位置する梁間を利用し
、そこにグレンタンクの下部を入シ込ませて配設したこ
とにエリ、グレンタンクを脱穀部の上方に設けるンご比
して、機体の最大向さ？低くすると共に、機体重心ケも
一層低くすることができ、全体として、機体の安定性に
極めて優れ、かつ、特に小型の機種に望まれるコンパク
ト化を十分に達成し得た直流型コンバインを提供し得る
に至った。

次に本発明の実施例を例示図に基づいて詳述する。

第１図及び第２図に示すように、左右一対のクローラ走
行装置＋１１　ｋ備えた機体フレーム（２）に、自動脱
穀選別装置（３）を搭載すると共に、搭乗操縦部（４）
、原動部（５）、及び、脱穀穀粒回収貯留用グレンタン
ク（６）を設け、更に、圃場の植立穀稈を掻き込むリー
ル（７）、掻き込まれた殻稈を刈取る刈取装置（８）、
刈取られた殻稈を機体左右巾方向において寄せ集めるオ
ーガー（９）、及び、オーガー（９）からの殻稈を自動
脱穀選別装置（３）の脱穀部（８ａ）に搬送供給するコ
ンベア（１０）等から戎る刈取前処理装置（１１）を、
機体フレーム（２）の前端部に、駆動昇降操作自在に設
け、もって、機体の走行に伴ない殻稈を刈取シ脱穀し、
脱穀穀粒を回収貯留する直流型コンバインを構成しであ
る。

前記自動脱穀選別装置（３）について説明すると、第１
図乃至第８図に示すように、コンベア（１１１１によシ
搬送供給された殻稈全扱室（１２）内において扱胴（１
３）によシ回転脱穀処理し、後室（Ｉ２）から落下供Ｍ
１される処理物を揺動搬送装置（１４）によシ後方の選
別部（３ｂ）において、処理物をチャ２シーブ゛りのに
より揺動比重選別を行ない、かつ、ファン（Ｉ６）から
の供給風によシ風選別を行ない、選別一番物及び二番物
を一香物回収部α乃、及び、二番物回収部州に夫々回収
すると共に、選別処理後のワラ屑を排塵口θ９）から機
外に放出するように構成し、更に、回収−香物は、横送
りスクリュウ装置（１７ａ）、及び、縦送りコンベア（
社）を介して貯留用グレンタンク（６）に搬送供給し、
かつ、回収二番物に、横送りスクリュウ装置（１８ａ）
及び−香物還元用コンベア装置−を介して扱室（１２）
に還元供給するように構成しである。　一方、扱胴（＋
３）の回転作用、及び、扱室０２）の後方に設けたビー
タ（２１１の回転作用により、脱穀処理後の比較的長い
フラ屑分を含む処理物を、扱室（＋２）から後方に掻き
出し、それを前記選別部（８ｂ）の上部に設けたストロ
ークオーカー翰の前端部に供給すると共に、その処理物
をストロークオーカー（財）によシ揺動後方搬送しなが
ら、残留穀粒を下方のチャ１シーチ（１荀上に落下供給
し、かつ、排ワラは前記排塵口（１９）から機体に放出
するように構成しである。

前記脱穀部（８ａ）における処理移送系路について更に
詳述すると、第８図に示すように、刈取前処理装置（ｌ
りのコンベア（ｌＯ）の搬送終端部を扱室（１匂の左右
中央部に臨ませ、刈取殻稈を扱室０乃の左右中央箇所に
のみ供給するように構成すると共に、扱胴０３）の回転
作用により扱胴（１３）のド方を扱胴Ｈ外周面形状に沿
って後方肪送される脱穀対象物を扱胴０３）の回転移送
作用との協働により扱胴（１，ｌ！ｌの外周面形状に沿
って扱胴−上方に案内する脱穀対象物反転壁（４を、扱
室０２）後端部の左右中央箇所に設け、かつ、扱胴（＋
３）上方に反転案内され扱胴（１３）の回転移送作用に
より扱室（ｍ回前端部に向って移送６れる脱穀対象物を
コンベア（ｌＯ）の搬送終端部の両横外部に位置する扱
室０″４内前端部両外側部に振υ分は案内する一対の傾
斜案内板（財）を、扱室０匂土壁の内面に連設し、丈に
、扱室す匂の両横側部において改めて扱胴（１３）ｆ方
を後方移送された脱穀処理物に対して扱室（１２）後方
へ抽き出し回転作用する前記ビータ（２υの一対を、扱
室α匂とストロ−ウォーカー（２）前端部との間で前記
反転壁（２）の両横側に配置し、もって、コアベア（１
０）によシ供Ｍ！さ五る刈取殻稈の扱室（１匈内での被
脱穀処理系路を、扱胴α萄の円筒形状、並びに、扱室Ｑ
′４の横巾寸法を極力有効に利用して畏くし、脱穀処理
能力を向上するべく構成してるる。

また、第１図、第８図、及び第４図に示すよ斜辺（２５
ａ）に形成した左右一対のゴム製垂れ幕（社）ヲ、平面
視においてそれらのストロークオーカー（財）左右中央
側はど後方に傾斜する状Ｊ心で設け、もって、両ビータ
■幻によってストロークオーカー（ロ）の前端両線側部
分に掻き出し供ＭＩされた処理物を、両垂れ４ｍの平面
視傾斜受は止め作用、及び、それらの下端傾斜辺（２５
ａ）の作用によシ、ストロークオーカー＠前端の左右中
央■９、つまり、反転壁−の後方に位置するストローク
オーカー〇匂部分にも均一に分散供給するように構威し
である。

他方、この直流型コンバインの全体配置構造にりいて詳
述すると、第１図及び第２図に示すように、前記自動脱
穀選別装置（３）、及び、搭乗操縦部１４１　ｋ　、そ
れらの全体横巾寸法が刈ＫＸ、前処理装置（１すり列中
寸法内に収まる状態で、かつ、操縦部（４）を機体フレ
ーム（２）前端寄シに配置した状態で、機体左右並列状
に機体フレーム（２）上に搭載すると共に、操縦５（４
）の後方で脱穀選別装置（３）の横側方に位置する機体
フレーム（２）上に、エンジン例等から成る原動部（５
）を配設し、丈に、穀粒機外排出時に穀粒排出ｍｌ２ｎ
に対してグレンタンク（６）内穀粒を横送り供給する排
出スクリュウ装置（ハ）を内装するために側面視におい
て底壁（６ａ）の断面形状を上方開口ｒＶＪ字状に形成
したグレンタンク（６）を、その底壁（６ａ）の最ド部
が側面視において両ピーク（２幻の直後方でストローク
オーカー（イ）の前端部上方に位置する空間に入り込む
状態で、脱穀選別装置（３）の上方に配設しである。

つまり、脱穀選別装置（３）、操縦部（４）、及び、原
動部（５）を機体フレーム（２）上に合理的に平面配置
したことり（より、機体主要部の高さを低くし、かつ、
機体重心を大巾に低くすると共に、グレンタンク（８）
の下部をピーク（財）の直後方でストロークオーカー翰
の前端部の上方に位置する空間Ｖこ入れ込み配置したこ
とにより、機体の最大高ざを低くし、かつ、機体重心を
一層低くし、全体として、機体の安定性を大巾に向上す
ると共に、機体の：Ｊ／バクト化を図るべく構成しであ
る。

尚、脱殺選別部（３）、操縦部（４）、及び原動部（６
）を機体フレーム（２）上に平面配置するに、それらの
機体フレーム（２）の占有面積比は各種の構成変更がｌ
：ｌｌ１１１！、で必り、また、それらの隣接部におけ
る互いの部分的上下配置構造も適宜構成変更が川船で必
る。

丈に、グレンタンク（６）の下部をピークシ１）の直後
方位置においてストロークオーカー（ロ）による選別部
（８ｂ）の前端上部に入れ込み配置するに、グレンタン
ク（６）の具体的形状並びに機体への支持構造は各種の
構成変更が可能で６９、また、それｖｃ＃ないグレンタ
ンク（６）下部の具体的入れ込み寸法等も各種の構成変
更が川船である。

本発明は、クローラ式やホイール式等の種々の走行装置
を備えた各種形式の直流型コンバインを対象とするもの
でるる。

【図面の簡単な説明】

図面に本発明に係る直流型コンバインΩ実施例及び従来
例を例示し、第１図は断面視全体側面図、第２図は同全
体平面図、第８図は脱穀部の断面視平面図、第４図は第
８図のＩＶ−ＩＶ線視図、第５図は従来構造を示す断面
視全体側面図、第６図は同平面図である。（］）・・・・・・走行装置、（２）・・・・・・機体
フレーム、（３）・・・・・・脱穀選別装置、（３ａ）
・・・・・・脱穀部、（３ｂ）・・・・・・選別部、（
４）・・・・・・操縦部、（６）・・・・・・グレンタ
ンク、（１０）・・・・・・コンベア、（１す・・・・
・・刈取前処理装置、（１５）・・・・・・チャクシ−
７゛″、シυ・・・・・・ビータ、（４）・・・・・・
ストロークオーカー、彌・・・・・・エンジン。

Claims

【特許請求の範囲】

刈取前処理装置（１１）で刈取った殻稈をコンベア（１
０）で脱穀選別装置（３）の脱穀部（８ａ）に供給し、
脱穀部（８ａ）からの濾過物をチャクシ−７”Ｑ５）に
送シ込んで揺動選別し、選別回収した穀粒を脱穀選別装
置（３）の上部に設けたグレンタンク（６）に搬送回収
し、脱穀部（８ａ）での非濾過物はビータＱ１）によっ
て後部ストロークオーカ（２）に送り込んで揺動選別す
るように構成した直流型コンバインで６って、下部に走
行装置（１）全配備した機体フレーム（２）上に、前記
脱穀選別装置（３）と操縦部（４）とを、列中内に収ま
るように左右並列状に搭載するとともに、前記操縦部（
４）の後方においてエンジン（至）を前記機体フレーム
（２）上に搭載し、且つ、前記グレンタンク（６）の下
部を前記ビータシ荀の直後方位置において、ストローク
オーカ（ロ）による選別部（３ｂ）の前端上部に入シ込
ませて配設してめることを特徴とする直流型コンバイン
。