JPS623712A

JPS623712A - 全稈投入型コンバイン

Info

Publication number: JPS623712A
Application number: JP14532985A
Authority: JP
Inventors: 江口　重太郎
Original assignee: Kubota Corp
Current assignee: Kubota Corp
Priority date: 1985-07-01
Filing date: 1985-07-01
Publication date: 1987-01-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、クローラ走行装置と、その上部に設けられた
穀粒選別部と、その前部に設けられた刈取部とを備えた
全稈投入型コンバインに関する。

〔従来の技術〕

全稈投大型コンバインとしては、例えば、実公昭６０−
５１９４９号公報において提案している如く、機体前方
の刈刃で刈取った穀稈を、その後側に設けたコンベヤー
搬送装置で後方に送り、ここに設けたオーガで機体幅中
央部に集めた後、持上げ搬送装置をして、上方ζこ設け
た脱穀装置に搬入していた。そして、前記脱穀装置の扱
胴の後方に穀粒選別部を配置して装置高さを抑えていた
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記持上げ搬送装置脱穀装置及び穀粒選別部を前後に配
置すれば、機体の全長が高くならざるを得ないものであ
った。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上記従来技術の問題点を解決するに、次の構
成を備えた。

（ａ）前記刈取部（Ａ）と前記穀粒選別部（Ｃ）との間
に設けられた脱穀装置（Ｂ）。

（ｂ）前記脱穀装置（Ｂ）は、機体前後方向の扱胴軸芯
（ｐ＋）が前方下方から後方斜め上方に向く扱胴（９）
を備えている。

（ｃ）前記脱穀装置（Ｂ）は、さらに、穀稈を前記扱胴
（９）に沿って斜め上方るこ移送する↑易送手段（Ｄ）
を備えている。

〔作　用〕

脱穀装置を、前方下方から斜め後方上方番こ向けて設け
ることによって、脱穀し乍ら穀稈を持上げ、以て従来の
持上げ搬送装置を設置する専用のスペースを省くことが
できる。

〔発明の効果〕

（Ａ）本発明は全稈投大型コンバインの全長を、従来の
ものに比較して、短くすることができた。

（Ｂ）従来の持上げ搬送装置を省くことによってコスト
ダスンを計ることができたう〔実施例〕第１図及び第２図に示すように、全稈投大型コンバイン
は次のように構成されている。クローラ走行装置（１）
の−側に運転部（２）と、その後側に原動機（３）を搭
載している。コンノ＼インの前方には、分草体（４）、
（４）が、はぼ機体幅の間隔をもって突設されており、
両分草体（４）　、　（４）間の上方には、植立穀稈を
機体後方側へ掻込むリール（５）が回転自在に設けられ
ている。（６）は、穀稈を刈取る刈刃であって、往復動
駆動される。

（７）はオーガであって、前記刈刃（６）の後側に位置
され、機体幅の略々中央部に刈取穀稈を集めるように回
転可能に構成されている。（８）は穀稈強制掻込み装置
であって、前記刈刃（６）と前記オーガ（７）との間に
設けられ、刈取穀稈を前記オーガ（７）にスムースに受
は渡しするように構成され、この実施例では、送り爪手
段（Ｅ）を構成するところの横軸周りに回転される回転
スターホイール（８ａ）と、このスターホイール（８ａ
）の爪部のみが上方に突出するように設けられた案内床
板（８ｂ）とから構成されている。これらの各構成要素
（４）　、　（５）　、　（６）　、　（７）　、　（
８）をもって刈取部（Ａ）が構成されている。前記オー
ガ（７）の機体幅方向略々中央部の後方上方に、脱穀装
置（Ｂ）が設けられている。前記脱穀装置（Ｂ）は、斜
め後方上方に向く扱胴軸芯（Ｐ、）をもち、多数値設さ
れた抜刃（９ａ）をもつ扱胴（９）を備えており、扱室
（１０）内には、前記扱胴（９）の回転によって・脱穀
される穀稈を扱胴（９）に沿って後方上方に誘導案内す
るガイド板（１１）が設けられている。

即ち、前記抜刃（９ａ）と前記ガイド板（１１）によっ
て揚送手段（Ｄ）を構成している。前記扱室（１０）の
前方下端には、前記オーガ（７）からの穀稈を受は入れ
る穀稈供給口（１２）が、又、後方上方には、排ワラ放
出口（１３）が形成されている。

前記扱胴（９）の後方上端には、脱穀後の排ワラを放出
する翼板（１４）が取付けられている。前記扱室（１０
）の下方には、第３図にも示すように、コーンケーブ（
１５）を通過した穀粒を、後方上方に搬送する一対の搬
送スクリュー（１６）　、　（１６）が設けられている
。これらスクリュー（１６）、（１６）の上方終端部に
は、排出羽根（１６’）が設けられている。前記扱胴（
９）は、後方に延設された扱胴軸（９ｂ）に取付けられ
たベベルギヤ（９Ｃ）と、機体側に固定された駆動軸の
ベベルギヤ（１７）との咬合によって駆動されるように
構成されると共に、前記刈取部（Ａ）と前記脱穀装置（
Ｂ）の全体が、前記へベルギヤ（１７）の軸芯（Ｐ２）
周りに上下に揺動可能に機体フレームに取付けられてい
る。前記刈取部（Ａ）と脱穀装置（Ｂ）の上下揺動は、
油圧シリンダー（１８）によって行われ、これによって
刈高さが調整可能とされている。前記脱穀装置（１１）
の後側で、前記運転部（２）と原動機（３）側方には、
脱粒選別部（Ｃ）が設けられている。前記選別部（Ｃ）
の上方には、前記扱室り１０）の排ワラ放出口（１３）
に臨んでストロ−ランク（１９）が揺動自在に設けられ
ている。このストロ−ラック（１９）は、従来のものよ
り機体前後方向長さが短く構成され、その後側終端部（
１９ａ）は、後述する二番物スクリュー（２３）の位置
よりも機体前側において終わっている。このストロ−ラ
ック（１９）の終端部（１９ａ）には、排出ピーク（２
０）が連設されており、このピーク（２０）を強制駆動
することによって、前記ストロ−ランク（１９）上を搬
送されてくる排ワラを積極的に後方へ放出するように構
成されている。即ち、ストロ−ランク（１９）を短く構
成し、永（搬送することで排ワラが横向き姿勢となって
・ストローラ・ツク（１９）の各残量から下方へ落下す
る確率を少なくしている。前記一対の搬送スクリュー（
１６）　、　（１６）の後方上方の排出口に臨んで、且
つ前記ストロ−ランク（１９）の下方に位置されて、揺
動選別体（２１）が揺動自在に設けられており、前記一
対の搬送スクリュー（１６）　、　（１６）からの脱穀
粒を揺動選別して、下方に設けられて一香物スクリユー
（２２）及び二番物スクリュー（２３）に落下させるよ
うに構成されている。（２４）は、ブロワ−であって、
前記揺動選別体（２１）の前部下方に設けられ、前記選
別体（２１）から落下してくる穀粒を風選する。前記二
番物スクリュー（２３）で集められた二番物は、前記揺
動選別体（２１）上に還元されて再び揺動選別される構
成となっている。前記−香物スクリユー（２２）で集め
られた穀粒は、揚穀装置（２５）によって、上方に設け
られた穀粒タンク（２７）に搬入される。前記タンク（
７）内の穀粒は、適宜の搬送装置（２６）によって運１
１車等へ放出される。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る全稈投大型コンバインの実施例を示
し、第１図は、全体の縦断側面図、第２図は全体の平面
図、第３図は扱室の縦断正面図である。（１）・・・・・・クローラ走行装置、　（９）・・・
・・・扱胴、（１０）扱室、（Ａ）・・・・・・刈取部
、（Ｂ）・・・・・・脱穀装置、（Ｃ）・・・・・・穀
粒選別部、（Ｄ）・・・・・・揚送手段、（Ｐ１）・・
・・・・扱胴軸芯。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）クローラ走行装置（１）と、その上部に設けられ
た穀粒選別部（Ｃ）と、その前部に設けられた刈取部（
Ａ）とを備えた全稈投入型コンバインであって、次の構
成（ａ）〜（ｃ）を備えている全稈投入型コンバイン。（ａ）前記刈取部（Ａ）と前記穀粒選別部（Ｃ）との間
に設けられた脱穀装置（Ｂ）。（ｂ）前記脱穀装置（Ｂ）は、機体前後方向の扱胴軸芯
（Ｐ＿１）が前方下方から後方斜め上方に向く扱胴（９
）を備えている。（ｃ）前記脱穀装置（Ｂ）は、さらに、穀稈を前記扱胴
（９）に沿って斜め上方に移送する揚送手段（Ｄ）を備
えている。
（２）前記移送手段（Ｄ）は、前記脱穀装置（Ｂ）の扱
室（１０）内に設けられたガイド板（１１）と前記扱胴
（９）の扱刃（９ａ）とから構成されている特許請求の
範囲（１）に記載の全稈投入型コンバイン。
（３）前記脱穀装置（Ｂ）は、コーンケーブ（１５）を
備え、このコーンケーブ（１５）の下側には、少なくと
も一つの移送スクリュー（１６）が前方下方から斜め後
方上方に向けて設けられている特許請求の範囲（２）に
記載の全稈投入型コンバイン。
（４）前記少なくとも一つの移送スクリュー（１６）の
上方終端部には、排出羽根（１６′）が設けられている
特許請求の範囲（３）に記載の全稈投入型コンバイン。