JPS5936912B2 - 5,6−ジヒドロプロスタサイクリン類似体 - Google Patents

5,6−ジヒドロプロスタサイクリン類似体

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JPS5936912B2
JPS5936912B2 JP52063395A JP6339577A JPS5936912B2 JP S5936912 B2 JPS5936912 B2 JP S5936912B2 JP 52063395 A JP52063395 A JP 52063395A JP 6339577 A JP6339577 A JP 6339577A JP S5936912 B2 JPS5936912 B2 JP S5936912B2
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deoxy
epoxy
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JP52063395A
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ノ−マン・アラン・ネルソン
ユ−ド−・フリ−ドリツチ・アキセン
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Upjohn Co
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    • C07D307/93Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems condensed with a ring other than six-membered
    • C07D307/935Not further condensed cyclopenta [b] furans or hydrogenated cyclopenta [b] furans
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C405/00Compounds containing a five-membered ring having two side-chains in ortho position to each other, and having oxygen atoms directly attached to the ring in ortho position to one of the side-chains, one side-chain containing, not directly attached to the ring, a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, and the other side-chain having oxygen atoms attached in gamma-position to the ring, e.g. prostaglandins ; Analogues or derivatives thereof
    • C07C405/0008Analogues having the carboxyl group in the side-chains replaced by other functional groups
    • C07C405/0041Analogues having the carboxyl group in the side-chains replaced by other functional groups containing nitrogen
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    • C07D307/937Not further condensed cyclopenta [b] furans or hydrogenated cyclopenta [b] furans with hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached in position 2, e.g. prostacyclins
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
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    • C07F3/10Mercury compounds

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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はプロスタサイクリン様の構造をもつ生成物に関
する。 更に詳しくは、本発明は5,6−ジヒドロープロスタサ
イクリン類似体に関する。プロスタサイクリンはプロス
タグランジン類に関連づけられる有機化合物であり、9
−デオキシ−6,9α一エポキシ一△5−PGFlαと
して確認される。これはその化学件状により、特にエノ
ールエーテルとして特徴づけられる。アール・工イ・ジ
ヨンソン(R.A.JOhnsOn)ら、 [プロスタ
グランジン類」12巻915頁(1976年)を参照。
プロスタグランジン類と類似体類は、次の構造と原子の
番号付けをもつたプロスタン酸から誘導されるよく知ら
れた有機化合物である。 4τ1υYlUY4υ あとで図示されるようにこの式は、哺乳類組織から得ら
れるPGFlαと同じ絶対立体配置をもつ特定的な光学
活件異件体を表わす。 この式で、シクロペンタン環又は側鎖への破線の結合は
、アルフア立体配置すなわち壊又は側鎖の面より下にあ
る置換基を示す。 太い実線の結合は、ベータ立体配置すなわち面より上の
置換基を示す。幾分関連した化合物類がシ一・ペースア
シヤツク(C.PaceAsciak)等により、Bi
Ochemi−StryllO巻3657〜3664頁
(1971年)に報告されている。 これらは例えば次のものを包含している。自八1 誘導体と類似体を含めたプロスタサイクリンとプロスタ
サイクリン型化合物類は、種々の生物学的応答を起すの
に極めて効力がある。 このためこれらの化合物は薬理学上の目的に有用である
。これらの生物学上の応答の幾つかは、血小板凝集の抑
制、平滑筋刺激、胃液分泌の抑制、及びプロスタグラン
ジン合成酵素抑制剤の全身投与による胃腸への望ましく
ない影響の低下である。これらの生物学的応答のため、
プロスタサイクリン及びプロスタサイクリン様化合物類
は、鳥類と人間、有用な家畜、愛玩動物、及び動物標本
を含めた哺乳類、並びに実験動物例えばはつかねずみ、
ねずみ、うさぎ、及ひさるにおける広範囲の疾病と望ま
しくない生理的症状の研究、予防、制御、又は軽減に有
用である。 プロスタサイクリン及びプロスタサイクリン型化合物類
は、人間、うさぎ、ねずみを含めた哺乳類において血小
板凝集を抑制し血小板の接着件を減少させ、かつ血栓形
成を除去又は予防したい時にはいつでも有用である。 例えばこれら化合物は心臓血管系の梗塞の処置と予防、
術後血栓症の処置と予防、およびアテローム件動脈硬化
症、動脈硬化症、脂肪血症による血液凝固不全などの症
状、その他根底をなす病因が脂肪不均衡又は高脂肪血症
と組み合わされているような臨床状態の処置に有用であ
る。その他の生体内応用は、老人病患者の脳内局所貧血
の予防、及び心臓血管系の梗塞と脳卒中後の長期予防設
置を包含する。これらの目的には、これらの化合物を全
身的に、例えば動脈内、皮下、筋肉内、および持続作用
のためには無菌的移植片の形で投与する。特に緊急時の
急速な応答のためには、静脈内投与径路が好ましい。一
日当り体重Kg当り約0.01ないし約10m9の範囲
の投与量を使用するが、正確な投与量は患者又は動物の
年令、体重、および症状、ならびに投与回数と径路によ
る。全血へのプロスタサイクリン及びプロスタサイクリ
ン型化合物の添力旧ま、心肺機械に使われる全血の貯蔵
のような試験管内応用を提供する。 そのほか、これらの化合物を含有する全血は、元の身体
に結合されているか、切離されて保存又は移植のため準
備状態にあるか、又は新しい身体に結合されているかに
よらず、四肢と器官例えば心臓と腎臓に循環できる。こ
れら化合物類の存在により凝集血小板の閉塞が回避され
る。この目的には、化合物を全血ミリリツトル当り約0
.001ないし1.0μ9の恒常的全投与量で循環血液
へ、給血者又は給血動物の血液へ、結合又は切離された
潅流身体部分へ、受血者へ、又はこれらの二つないし全
部へ、徐々に又は一回ないし複数回で添カロする。これ
らの化合物はまた、血小板減少症の処置及び化学療法に
使用するため、血液から血小板の豊富な濃厚物をつくる
のにも有用である。プロスタサイクリン及びプロスタサ
イクリン型化合物類は平滑筋の刺激を起すのに極めて効
力がありまたその他の既知の平滑筋刺激剤、例えばオキ
シトシン、及び誘導体と類似体を含めた種々の麦角アル
カロイド類のような分娩促進剤を相乗化するのに高い活
性がある。 従つてこれら化合物は例えばこれらの既知平滑定凍1激
剤の代わりに、又はそれらの通常量より少量と組合わせ
て、麻痺件腸閉塞症候の軽減に、妊娠中絶又は分娩後の
アトニ一性子宮出血の抑制又は予防に、胎盤排出、及び
産褥期中の助剤に有用である。後者の目的には、中絶又
は分娩直後、毎分体重Kg当り約0.01ないし約50
μ9の投与量範囲で、望む効果が得られるまでこの化合
物が静脈内注入によつて投与される。その後の投与量は
、産褥期中に一日体重Kg当り0.01ないし2m9の
範囲で静脈内、皮下、又は筋肉内注射又は注入によつて
与えられるが、正確な投与量は患者又は動物の年令、体
重、及び症状によつて変わる。プロスタサイクリン及び
プロスタサイクリン型化合物類は、人間とある種の有用
動物、例えば犬と豚を含めた補乳類において、過剰な胃
液分泌を減少又は抑制し、それによつて胃腸の潰瘍形成
を減少又は回避し、かつ胃腸管にすでに存在する潰瘍の
治癒を促進する。 この目的には、これらの化合物は毎分体重Kg当り、約
0.1μ9の注入投与範囲で、又は体重Kg当り約0.
01ないし約10m9の範囲の注射又は注入による一日
合計量で静脈内、皮下、又は筋肉内に注射又は注入され
るが、正確な投与量は患者又は動物の年令、体重、症状
、及び投与回数と径路による。プロスタサイクリン及び
プロスタサイクリン型化合物は、抗炎症件プロスタグラ
ンジン合成酵素抑制剤の全身投与から生ずる胃腸への望
ましくない影響を減少するのに有用であり、またこの目
的にはプロスタサイクリン又はプロスタサイクリン型化
合物および抗炎症件プロスタグランジン合成酵素抑制剤
の同時投与によつて使用される。 ねずみにおいてある種の非ステロイド系抗炎症剤で誘発
される潰瘍発生作用がPGEl、PGE2、PGE3.
l3,l4−ジヒトローPGEl及び対応する11−デ
オキシ−PGE及びPGA化合物類を含めたEおよびA
系のプロスタグランジンの同時的経口投与によつて抑制
されるという開示については、パートリツジ(Part
−Ridge)等、合衆国特許第3781429号を参
照。プロスタサイクリン及ひプロスタサイクリン型化合
物は、例えばインドメタシン、フエニルブタゾン、およ
びアスピリンの全身投与により生ずる胃腸への望ましく
ない影響を減少させるのにも有用である。これらは、パ
ートリツジらが非ステロイド系抗炎症剤として特記した
物質である。しかしこれらはプロスタグランジン合成酵
素抑制剤であることも知られている。抗炎症性合成酵素
抑制剤、例えばインドメタシン、アスピリン、又はフエ
ニルブタゾンは、この技術に知られた任意の方法で炎症
状態の軽減のため、例えば任意の適量摂取と任意の既知
の全身投与径路によつて投与される。 プロスタサイクリン又はプロスタサイクリン型化合物は
抗炎症性プロスタグランジン合成酵素抑制剤と共に、同
じ投与径路又は別の径路のいずれでも投与される。 例えば米国特許第3545439号に記載されているよ
うに抗炎症性物質を経口投与する場合には、プロスタサ
イクリン又はプロスタサイクリン型化合物も経口投与す
るか、又はその代わりに坐薬の形で直腸から、又は女性
の場合に坐薬の形で腟内に又は緩慢な放出のためには腟
内器具の形で投与される。その代りにもし抗炎症性物質
が直腸に投与されると、プロスタサイクリン又はプロス
タサイクリン型化合物も直腸に投与されるか又は代りに
経口的に投与される。更にプロスタサイクリン誘導体は
都合よく経口投与できるか、或は女件の場合には腟内投
与できる。投与経路が抗炎症件物質とプロスタサイクリ
ン又はプロスタサイクリン型化合物の両方に対して同じ
にされるときには、両方を単一適量型に組み合せること
は特に好都合である。本処置によるプロスタサイクリン
又はプロスタサイクリン型化合物の適量摂取は、哺乳類
の型、年令、体重、?u及び医学的状態、晴乳類に投与
される抗炎症性合成酵素抑制剤の本性と適量摂取、投与
される特定のプロスタサイクリン又叫プロスタサイクリ
ン型化合物の感受性を含む、様々の因子によるであろう
。 例えば抗炎症性物質を必要とするすべての人が、この物
質を摂取するときに同じ胃腸の悪影響を経験するもので
はない。胃腸への影響は、しばしばその種類と程度が実
質的に変るであろう。しかし抗炎症性物質の投与が人間
又は動物被検者に望ましくない胃腸への影響を起してい
ることを決定し、これら望ましくない影響を軽減し又次
で実質的に除くため、プロスタサイクリン又はプロスタ
サイクリン型化合物の有効量を処方することは看護する
医師又は獣医の技術範囲である。プロスタサイクリン又
はプロスタサイクリン型化合物類は喘息の処置に有用で
ある。 例えばこれらの化合物は気管支拡張剤として、又は抗原
抗体錯体によつて活性化された細胞から放出されるSR
S−Aとヒスタミンのような調停器の抑制剤として有用
である。このためこれらの化合物類は、気管支喘息、気
管支炎、気管支拡張症、肺炎、および肺気腫のような症
状において発咋を抑制し呼吸を容易にする。これらの目
的には、これらの化合物類は例えば錠剤、カプセル又は
液体の形で経口的に、坐薬の形で直腸から、緊急時には
静脈内投与が好ましいが、非経口的に皮下又は筋肉内に
、ネブライザ一用にエアゾル又は溶液の形で吸入により
、又は粉末の形で通気によつてなど、種々の適量形式で
投与される。体重Kg当り約0.01ないし5m9の範
囲の投与量を一日1〜4回投与するが、正確な投与量は
患者の年令、体重、症状、および投与回数と径路による
。上の用途にはこれらのプロスタサイクリン又はプロス
タサイクリン型化合物類を、交感神経刺激剤(イソプロ
テレノール、フエニルエフリン、エピネフリン等)、キ
サンチン誘導体類(テオフイリンとアミノフイリン)、
およびコーチコステロイド類(ACTHとプレドニソロ
ン)のようなその他の抗喘息剤と組合わせるのが有利で
ある。プロスタサイクリン又はプロスタサイクリン型化
合物類は、経口吸入又はエアゾル吸入によつて人間の喘
息患者に効果的に投与される。 慣用のネブライザ一での経口吸入径路又は酸素エアゾル
化による投与には、全溶液約100〜200重量部をつ
くるのに好ましくは薬物約1重量部の濃度で、プロスタ
サイクリン成分の希溶液をつくるのが好都合である。 溶液を安定化するか又は等張媒体とするために、全く慣
用的な添加物、例えば塩化ナトリウム、くえん酸ナトリ
ウム、くえん酸等を使用できる。吸入療法に適したエア
ゾル型で活件成分を投与するため、自己推進式適量単位
としての投与には、組成物はエタノールのような共溶媒
、風味材料及ひ安定剤と一緒に、(ジクロロジフルオロ
メタンとジクロロテトラフルオロエタンとの混合物のよ
うな)不活性推進剤中に懸濁された活性成分からなる。 共溶媒の代わりに、オレイルアルコールのような分散剤
も使用できる。エアゾル吸入療法技術を使用する適当な
手段は、例えば合衆国特許第2868691号に十分に
説明されている。プロスタサイクリン又はプロスタサイ
クリン型化合物類は、鼻の充血除去剤として人間を含め
た補乳類に有用であり、この目的には薬理学的に適当な
液体賦形剤又はエアゾル噴霧液としてのml当り約10
μ9ないし約10m9の投与範囲で、共に局所適用のた
めに使用される。プロスタサイクリン又はプロスタサイ
クリン型化合物類は、人間の末梢血管病の処置にも有用
である。 本明細書で用いられる用語の末梢血管病は、心臓以外の
任意の血管の病気及びリンパ管の病気例えば凍傷、虚血
性脳血管病、動静脈屡孔、虚血曲四肢潰瘍、静脈炎、静
脈機能不全、壊痘、肝腎症候群、動脈管、非閉塞性腸間
膜虚血、動脈炎、リンパ管炎等を意味する。これらの例
は例示的なものとして包含されており、末梢血管病の用
語を限定するものと考えられてはならない。これらの症
状に対しては、プロスタサイクリン化合物は経口的に、
又は注射ないし注入によつて非経口的に静脈又は動脈へ
直接投与される。これらの化合物の適量は、毎時当り0
.01〜1.0μ9の速度での注入、又は一日当りの注
射即ち1日1〜4回の範囲内で投与されるが、正確な投
与量は患者の年令、体重、及ひ症状、並びに投与回数と
径路による。 処置は1〜5日続けられる。但し持続的な治療作用を確
保するには、普通3日で十分である。全身的影響又は副
作用が認められる場合には、このような全身的影響又は
副作用が認められる限界値より下に投与量を下げる。従
つてプロスタサイクリン又はプロスタサイクリン型化合
物類は、先端部に循環機能不全をもつ者の先端部におけ
る末梢血管病の処置に有用であり、このような処置によ
り休息時の苦痛が軽くなり、潰瘍の治癒が誘発される。
人間の末梢血管病の性質と臨床的徴候、及びすでに知ら
れているプロスタグランジンによる処置法の完全な議論
については、南ア特許第74/0149号(タウエンド
・フアームドツク第58,400V)を参照のこと。 またエリオツト(ElliOtt)等、ランセツト、1
月18日(1975年)、140〜゜142頁を参照。
プロスタサイクリン又はプロスタサイクリン型化合物は
、オキシトキシンの代わりに人間、牛、羊、豚を含めた
妊娠中の雌動物、又は約20週間から出産期までの胎児
が子宮内で死亡してしまつた妊娠動物分娩誘発に有用で
ある。この目的には、毎分体重Kg当り0.01ないし
50μ9の投与量で、分娩第二期すなわち胎児排出又は
その近くまで静脈内に化合物が注入される。雌動物が一
週間又はそれ以上予定日を過ぎていて自然な分娩が始ま
らない時や、羊膜が破裂して後12〜60時間を経てな
お自然な分娩が始まらない時には、これらの化合物類が
特に有用である。代りの投与径路は経口である。更にプ
ロスタサイクリン又はプロスタサイクリン型化合物類は
、人間を含めた排卵する雌補乳類の生殖周期を調節する
のに有用である。 排卵する雌咄乳類の用語によつて排卵するまで十分に成
熟しているが正常な排卵が止まるほど年老いていない動
物を意味する。この目的にはプロスタサイクリン化合物
を、有利にはほぼ排卵時に始まつてほぼ月経時又はその
直前に終る間に、雌補乳類の体重K9当り0.01mg
ないし約20mgの範囲の投与水準で全身的に投与する
。腟内および子宮内径路は代りの投与方法である。その
ほか正常な補乳類の妊娠期間の第一又は第二の3ケ月期
間に化合物の同様な投与により、胚又は胎児の排出が達
成される。プロスタサイクリン又はプロスタサイクリン
型化合物類は、更に産科学および婦人科学上の目的で妊
娠中および妊娠していない雌補乳類に子宮頚部拡張を起
すのに有用である。 これらの化合物によつて起る分娩誘発と臨床的流産の場
合にも頚部拡張が認められる。不妊症の場合には、これ
ら化合物類で起る頚部拡張は子宮への精子移動を助ける
上で有用である。DI:.C(頚部拡張と子宮掻即のよ
うな外科的な婦人科学においても、機械的な拡張は子宮
穿孔、頚部裂傷、又は感染を起すかもしれないため、プ
ロスタサイクリン化合物類による頚部拡張が有用である
。組織検査のため拡張が必要な診断手順にもこれは有用
である。これらの目的にはプロスタサイクリン化合物は
局所的又は全身的に投与される。例えばプロスタサイク
リン化合物は成人女性の一回の処置当り約5ないし50
m9の投与量で、24時間当りに1〜5回の処置で経口
又は腟内に投与される。 その代わりにこの化合物は一回の処置当り約1〜25m
9の投与量で筋肉内又は皮下投与される。これらの目的
に対する正確な投与量は患者又は動物の年令、体重およ
び条件による。プロスタサイクリン及びプロスタサイク
リン型化合物類は更に家畜の流産催起剤(特に飼育場の
未経産雌牛用)として、発情期検出の補助として、及び
発情期の規制又は同期化用に有用である。家畜動物には
馬、牛、羊及ひ豚を含む。発性期の規制又は同時期化は
、牧畜業者を予め決めた短い間隔で全部の雌動物を交尾
させることを可能とすることによつて、妊娠・分娩のよ
り能率的な管理を許容する。この同期化は自然調節で得
られるパーセンテイジよりも高いパーセンテイジの生命
誕生となる。プロスタサイクリン化合物を動物当り0.
1〜100m9の投与量で注射するか又は飼料中に混ぜ
るかし、かつステロイドのようなその他の薬剤と組合わ
せてよい。投与計画は処置される動物種によつて変わる
。例えば、雌馬にはプロスタサイクリン化合物を排卵後
5〜8日に与えると、発情期にもどる。牛は、有利には
全部を同時に発情期にもつてくるためには、3週間にわ
たつて規則正しい間隔で処置する。プロスタサイクリン
又はプロスタサイクリン型化合物類は、咄乳類の腎臓に
おける血流を増し、それによつて尿量とその電解質含有
量を高める。 このため、これらの化合物類は、腎機能障害、特に腎脈
管床の閉塞に関係するような症例の管理)こ有用である
。例としてこれらの化合物類は、広範囲の火傷から生ず
る水腫症状の軽減と補整、及びシヨツクの克服に有用で
ある。この目的には、まず体重Kg当り10〜1,00
0μ9の範囲の投与量で静脈内注射により、又は毎分体
重Kg当り0.1〜20μ9の範囲の投与量で静脈内注
入により、望む効果が得られるまでこれらの化合物を投
与するのが好ましい。このあとの投与量は、一日体重K
g当り0.05ないし2m9の範囲の静脈内、筋肉内、
又は皮下注射又は注入によつて与えられる。これらのプ
ロスタサイクリン又はプロスタサイクリン型化合物類は
、人間における乾癖、アトピー件皮膚炎、非特異的皮膚
炎、原発性刺激性接触皮膚炎、アレルギ一団接触皮膚炎
、皮膚の基底細胞と1鱗細胞の癌、層状魚鱗癖、表皮剥
脱角化症、前癌症の太陽誘導の表皮剥脱、非前癌症の表
皮剥脱痙癒および指漏件皮膚炎、並ひに家畜のアトピー
件皮膚炎と疹癖を含む人間と家畜の増殖件皮膚病の処置
に有用である。これらの化合物はこれらの増殖件皮膚病
の症状を軽減する。例えば乾癖は鱗屑のない乾癖病巣の
厚さがそれと分るほど減少するか、又は分るほどにでは
あるが不完全にきれいになるか、又は完全にきれいにな
る時に軽減される。これらの目的には、これらの化合物
は、適当な薬学担体を含む組成物として、例えばペトロ
ラタム、ラノリン、ポリエチレングリコール及びアルコ
ールのような局所用基材を使用する軟こう、ローシヨン
、ペースト、ゼリー、噴霧液、又はエアゾルとして局所
用に塗布される。 活性成分としてこれらの化合物は組成物の約0.1ない
し約15重量%、好ましくは約0.5ないし約2%を構
成する。局所投与のほか、適当な無菌塩水組成物を使用
して、皮膚内へ、病巣内又は周囲へ、又は皮下へ注射し
てよい。プロスタサイクリン又はプロスタサイクリン型
化合物類は、本明細書に参照によつて取入れられている
合衆国特許第3885041号に一般的に従う処置法及
ひ適量を使用して、膨張その他の不快な影響を含めた哨
乳類の慢性的炎症を抑制するための消炎剤として有用で
ある。 本発明の目的は、薬理学的活件をもつ新規生成物を提供
するにある。 更に一つの目的は、これらの生成物と中間体類をつくる
方法を提供するにある。本発明の提供する壊式エーテル
類は次式の化合物類を包含??,FH2COORlx x また次式の環式エーテル類も提供される。 鴇 ▲I6 式m−Xでdは1〜5の整数である。 CgH2gは低級アルキレンであり、式中R,とR6は
水素又は1〜4個の炭素原子のアルキルである。 QはRで2゛0R4又はR:゛ゝ0R4であり、式中R
,は水素又は1〜4個の炭素原子のアルキルであり、ま
たR4は水素又はテトラヒドロピラン一2−イルである
。R1は水素又は低級アルキルである。Wは ブ((
ここでR4は上に定義されたとおり)である。Zはオキ
サ原子(−0−)又はCjH2jを表わし、ここでCj
H2jは低級アルキレンである。 波線〜はアルフア又はベータ立体配置での結合を示す。
式XとXでtは2、3又は4であり、 CgH2g.Q.Rl、R5、R6、W.Z及ひ〜は上
に定義されたとおりである。 炭素原子は、より長い又はより短かい側鎖中の炭素原子
が通常の規約に従つて「ノル」又は「ホモ」原子と名付
けられる以外は、プロスタン酸(1)のとおりに番号を
付けられる。 従つて上の化合物で−CH=CH一基は「3,4」位置
にあり、C−2は「ノル」原子である。例を示すと、式
IはCgH2gがトリメチレン、QがH/゛0H,.R
1がエチル、R5とR6が水素、及びWがHσ゜ゝHの
時に、9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一2,3,
4−トリノル一PGFlエチルエステルを表わす。 式xは、QがI(′0H,R1がメチル、R5と現が水
素、Wが 下C(、及ひZがメチレンの時に、9−デ
オキシ−3,4ートランスージデヒドロ一6ξ,9α一
エポキシ一17−フエニル一2,18,19,20−テ
トラノル一PGFlメチルエステルを表わす。ノ〜Qが
R3OR4、すなわちC−15ヒドロキシル又はエーテ
ル基がアルフア立体配置で側鎖に結合する場合の式l−
X化合物類については、C−15の立体配置は補乳類組
織から得られるPGElのような天然に生ずるプロスタ
グランジン類の立体配置と同じである。 15−エピマー化一\ 合物類は、QがRiOR4の時には、式〜Xによつて表
わされ、名前につく適当な接頭語によつて「15−エピ
」又は「15β」といろいろに確定される。 この技術で知られたように、RとSの指定は隣りの置換
基に左右される。アール・エス・カーン(R.S.Ca
hn)等,.J.Chem.Ed.4l巻116頁(1
964年)を参照。またシクロペンタン環がClOとC
llとの間で不飽和である場合の対応化合物類も含まれ
る。その例としては次式の化合物類がある。また本明細
書に明らかにされた化合物類には、Cl3−Cl4のト
ランス−CH−CH一基がシスーCH=CH−、−C三
C一又は−CH2CH2−で置換された場合の式〜XX
化合物に対応する9−デオキシ−6,9−エポキシ化合
物が含まれる。 例示的であるが限定されないものとして次式がある。更
に本明細書で明らかにされた化合物類には、C2カルボ
ン酸、エステル又は塩の基がで置換されている場合の式
〜XXのものに対応する9−デオキシ−6,9−エポキ
シ化合物が含まれる。 単に例示であつて限定されないものとして次式の化合物
類がある。これらの式l−XX化合物には、〜がアルフ
ア又はベータ立体配置にある異性体類が含まれる。 これらの異性体の命名はC−6のα又はβ置換基とする
か、又は好ましくはR及びSの用法に従う。これについ
ては上に引用されたアール・エス・カーンを参照。ネル
ソン(NelsOn)、J.Medic.Chem.l
7巻911頁(1974年)を参照。これらの式は特定
的な光学異性体を表わすが、化合物類はその純粋な形ば
かりでなく、ラセミ混合物又はエナンチオマ一型の混合
物を含めた混合物についても特許請求する意図がある。
式〜XXに関して、1〜4個の炭素原子のアルキルの例
はメチル、エチル、プロピル、ブチル、及ひそれらの異
件体型である。 従つて低級アルカノエート類を含めた次式の壊式エーテ
ルが提供される。 式中Dは(1)原子価結合、(2)−(CH2)d−(
dは1〜5)、(3)−CH=CH−、又は(4)−C
H2一O−CH2−、である。 R1は水素、低級アルキル、又は薬理学的に受入れられ
る陽イオンである。R2は〔式中CgH2gは低級アル
キレンであり、R5とR6は水素又は1〜4個の炭素原
子のアルキルである。 〕、又は〔式中Zはオキサ原子(−0−)又はC,H2
jを表わし、C,H2,は低級アルキレンである。 Q2はであつて、ここでR,は水素又は1〜4個の炭素
原子のアルキルである。 R4は水素又はテトラヒドロピラン一2−イルである〕
である。7′一)、 υN4 であり、ここでR4は上に定義されたとおりである。 〜はアルフア又はベータ立体配置の結合を示す。また低
級アルカノエート類を含めた次式の環式エーテルの提供
を本明細書に記載する。 式中Dは(1)原子価結合、(2)−(CH2)d−(
dは1〜5)、(3)−CH−CH一又は(4)−CH
2−0−CH2−である。 R2は〔式中、CgH2gは低級アルキレンであり、R
5とR6は水素又は1〜4個の炭素原子のアルキルであ
る。 〕又は〔式中Zはオキサ原子(−0−)又はCjH2,
であつて、ここでCjH2jは低級アルキレンである〕
である。 Q2はu?−1リt−!O―噌▼啼 であつて、ここでR3は水素又は1〜4個の炭素原子の
アルキルであり、R4は水素又はテトラヒドロピラン一
2−イル′) (R4は上に定義されたとおり)である。 R3,一C−N(Rl8)2であり、Rl8は水素、低
級アルキル又はベンジル又はフエニルであつて、同じ又
は別であり、また〜はアルJャA又はベータ立体配置の結
合を示す。また次式の壊式エーテルの提供を本明細書に
記載する。 式中ぴは−CH2−CH=CH一又は 云{;{窮?−(::?:;{・:=:¥載する。 式中Lは(1)原子価結合、(2)一(CH2)d−(
dは1〜5)、(3}−(CH2)[CF2−(tは2
〜4)、(4)−CH2−CH=CH一 又は(自)−
CH2−0−CH2−である。 X/はシス一CH=CH−、−CR=ト;Xyl′11
,:=呻;.:??o式の Oの範囲内であり、上の命
名法に従うものには、11−デオキシ−10,11−ジ
デヒドロ化合物を含む。 式のR3Oの範囲を考慮すると、酸、エステル、塩及び
アミド類が含まれる。 R1が水素の時には、薬理学的に受入れられる塩類が本
発明に含まれる。 上記目的に有用なこれらの式〜XX、XXX及びXXX
l−XXX化合物類の薬理学的に受入れられる塩類は、
薬理学的に受入れられる金属陽イオン、アンモニウム、
アミン陽イオン、又は第四級アンモニウム陽イオンによ
るものである。特に好ましい金属陽イオンは、アルカリ
金属、例えばリチウム、ナトリウム及びカリウムから、
またアルカリ土類金属、例えばマグネシウム及ひカルシ
ウムから誘導されるものであるが、但しその他の金属例
えばアルミニウム、亜鉛及ひ鉄の陽イオン型は本発明の
範囲内に入る。 薬理学的に受入れられるアミン陽イオンは第一級、第二
級、又は第三級アミンから誘導されるものである。 適当なアミン類の例はメチルアミン、ジメチルアミン、
トリメチルアミン、エチルアミン、ジブチルアミン、ト
リイソプロピルアミン、N−メチルヘキシルアミン、デ
シルアミン、ドデシルアミン、アリルアミン、クロチル
アミン、シクロペンチルアミン、シンクロヘキシルアミ
ン、ベンジルアミン、ジベンジルアミン、α−フエニル
エチルアミン、β−フエニルエチルアミン、エチレンジ
アミン、ジエチレントリアミン等、約18個までの炭素
原子を含有する脂肪族、脂環式、及ひ芳香脂肪族アミン
類、並びに複素壊式アミン類、例えばピペリジン、モル
ホリン、ピロリジン、ピペラジン及ひそれらの低級アル
キル誘導体類、例えば1−メチルピペリジン、4−エチ
ルモルホリン、1−イソプロピルピロリジン、2−メチ
ルピロリジン、1,4−ジメチルピペラジン、2一メチ
ルピペリジン等、並びに水に溶解するか又は親水件の基
をもつアミン類、例えばモノ一、ジ一及ひトリエタノー
ルアミン、エチルジエタノールアミン、N−ブチルエタ
ノールアミン、2−アミノ−1−ブタノール、2−アミ
ノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール、2−アミ
ノ−2−メチル−1−プロパノール、トリス(ヒドロキ
シメチル)アミノメタン、N−フエニルエタノールアミ
ン、N−(p一第三アミルフエニル)ジエタノールアミ
ン、ガラクタミン、N−メチルグリカミン、N−メチル
グルコサミン、エフエドリン、フエニルエフリン、エピ
ネフリン、プロカイン等である。適当な薬理学的に受入
れられる第四級アンモニウム陽イオン類の例は、テトラ
メチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、べ゛
ノジルトリメチルアンモニウム、フエニルトリエチルア
ンモニウム等である。 式〜XXXの新規5,6−ジヒドロープロスタサイクリ
ン型化合物類は、プロスタサイクリン又はプロスタサイ
クリン型化合物に対して上に述べた同じ薬理学的性状を
定量的にもつており、上記と同じ目的に同じやり方で使
用できる。 しかし、まつたく驚いたことには、これらの新規5,6
一ジヒドロープロスタサイクリン型化合物は、プロスタ
サイクリン様の生物学的応答を起す効力については実質
的により特異的である。従つて、これらの新規プロスタ
サイクリン類似体の各々は、上に示した薬理学上の目的
の少なくとも一つに対してプロスタサイクリンより有用
である。その目的に対して新規類似体を使用する結果、
同じ目的にプロスタサイクリンを使う時より、望ましく
ない副作用がより小さくなる。そのうえ、その持続的作
用のため、望んでいる結果を達成するのに、しばしば新
規類似体のより少ない使用回数及び使用量を用いること
ができる。これらの5,6−ジヒドロープロスタサイク
リン型化合物は、上記の生体内又は試験管内応用で血小
板凝集の抑制に特に有用である。 生物学的応答の特異性、効力、及び作用期間の最適組合
せを得るには、式I−XXXの範囲内の/\ある種の化
合物が好まれる。 例えばQがR3OR4であるのが好ましく、ここでR,
が水素又はメチル、R4が水素であるのが特に好ましい
。式〜XX及びXXXの化合物類に対するもう一つの選
択は、投与に際して最適の吸収のためには、−COOR
l中のR1が水素又は1〜4個の炭素原子のアルキル、
特にメチル又はエチル、又は薬理学的に受入れられる陽
イオンとすることである。 同様に、式XXX〜XXX化合物類に対しては、投与に
際しての最適吸収のためには、R3Oが−COORl,
の時のRl9を水素又は1〜12個の炭素原子のアルキ
ル、特にメチル又はエチル、又は薬理学的に受入れられ
る陽イオンの塩とすることが好ましい。経口投与には、
式XXXI化合物のR3l又は式XXX〜XXX化合物
中のR3Oがであるのが好ましく、ここでRl8は水素
、低級アルキル又はベンジル又はフエニル、特に水素又
は1〜4個の炭素原子のアルキル、なかでも水素又はメ
チルであり、両Rl8は同じ又は別であることである。 式〜X及ひXXX−XXXI化合物のR2、又は式XX
X〜XXX化合物のR25がの時には、CgH2gが2
〜4個の炭素原子のアルキレンであること、特にそれが
トリメチレンであることが好ましい。 R5と現が水素、メチル、エチルであることが更に好ま
しい。R5とR6が水素でない時には、R5とR6の両
方がメチルであるのが好ましい。R2又はR25がn−
ペンチル又は1,1−ジメチルペンチルであるのが特に
好ましい。式〜X及ひXXX−XXXI化合物のR2又
は式XXX〜XXX化合物のR25がの時には、Zt)
3CjH2f))時には、C,I{2jがメチレン、又
はエチレンであるのが好ましい。 R2又はR25が一CH2−0−《 地 又は −C2H4−′ ※であるのが特に好ましい。 っ★?N−δ?51:ヒ合物中の Oの変化形にである
のが好ましい。式XXX−XXX化合物のD及ひ式XX
X化合物のLの変化形については、D又はLが一(CH
2)3一 −(CH2)4一又は一(CH2),−、及
ひ特に一(CH2)3−であるのが好ましい。 更に次式の水銀化合物の提供を本明細書に記載する。 式中Gはニトレート、ヨード、クロロ、ブロモ、◆T.
.ハ。 ゛二;曽二?、゛Xj:―ご、X及び〜は上に定義され
たとおりである。また次式の水銀化合物の提供も記載す
る。 A;$L;,蜘内Kg二 R25、X及び〜は上に足本
明細書に明らかにされている新規水銀化合物は、薬理学
上の目的に有用である。 これらは抗原生動物活住と抗梅毒活住をもち、そのため
連鎖球菌及びブドウ球菌の処置に有効である。これらは
抗菌活性をもち、人間、有用家畜、愛玩動物、動物学標
本及び実験動物を含めた動物の局所的抗敗血症の処置に
有用である。更に眼科治療法に有用である。これらの目
的には、これらの水銀化合物を局所的に、例えば0.0
02〜 0.01%濃度のアルコール溶液で、塩化ベン
ズアルコニウムを防腐剤とし、又は通常の薬剤学的に受
入れられる希釈剤と組合わせた0.5〜 5.0%濃度
のローシヨン、クリーム又は軟こうとして投与するのが
好ましい。 正確な応用と濃度は患者の年令、体重、症状のような因
子による。生物学的応答の特異住、効力、及び作用期間
の最適組合わせにとつて、式XXXVの範囲内のある種
の水銀化合物が好ましい。 例えば、Q2がR3OR4で、R4が水素であるのが好
ましい。更にLがトリメチレンであるのが好ましい。R
3がアルキルの時には、R3がメチルであるのが好まし
い。同様にR3Oについては、− COORl9中のR
l9がアルキルの時には、Rl9が1〜4個の炭素原子
のアルキル、特にメチルであるのが好ましい。もう一つ
の選択は、Gがクロロ又はアセテートとすることである
。ここまで及びこれ以後の式中の記号の定義を、アルフ
アベツト順に数字の小さい順に以下約25頁にわたつて
まとめるので参照用に利用されたい。 式中の記号の足義Aは原子価結合又は一( CH2)h
−(こゝでhは1、2又は3である。 )Dは(1)原子価結合、(凹−( CH2)d−(こ
ゝでdは1、2、3、4又は5)、(3)− CH−
CH−、又は(4)−CH2−O−CH「てある。 yは− CH2− CH= CH−又は一( CH2)
t−CF2− (こゝでtは2、3又は4)である。 Eは1〜4個の炭素原子のアルキル、フエニル、フルオ
ロ、クロロ、又は1〜4個の炭素原子のアルキルの、1
又は2個で置換されたフエニル、又は7〜12個の炭素
原子のアラルキルである。Gはニトレート(Nitra
tO)、ヨード、クロロ、ブロモ、アセテート( Ac
etatO)、トリフルオロアセテート又はベンゾエー
トである。Lは(1)原子価結合、(2)一(CH2)
d−(こゝでdは1〜5)、(3)−( CH2)t−
CF2−(こゝでtば2、3又は4)、(4)−CH
2−CH=CH−、(5)−CH2−O−CH2−であ
る。 /・. ,・、 ′、、L1 はR53R54又はR5
3R54又はR53R54とR5゛R54の混合物(こ
ゝでR53とR54は水素、メチル又はフルオロで同一
又は異るが、R53とR54の一方が水素又はフルオロ
であるときにのみ他方がフルオロであることを条件とす
る)である。 L2とL3は水素、1〜4個の炭素原子のアルキル又は
−COOR5l(こゝでR5lは水素、1〜12個の炭
素原子のアルキル、3〜10個の炭素原子のシクロアル
キル、7〜12個の炭素原子のアラルキル、フエニル、
又はクロロ又は1〜3個の炭素原子のアルキルの、1、
2又は3個で置換されたフエニルで同一又は異るが、L
2とR3の1個より多くないものが−COOR5lであ
ることを条件とする)である。Mは一( CH2)h−
(こゝでhは1、2力ま3)である。 M,はRι゛0H又はR、0H(こゝでR55は水素又
はメチル)である。 QはR3′゛0R4又はRハ0R4(こゝでR3は水素
又は1〜4個の炭素原子のアルキルで、R4は水素又は
テトラヒドロピラン一 2 −イル、である。 Q,はR3’、0R40又はRィ゛0R40(こゝでR
3は上記足義の通りであ 、R4Oは水素を含まずテト
ラヒドロピラン一 2 −イ.ノレのようなプロツキン
グ基のみ含む以外は上記R4と同じ)である。 (こ\でR3とR4は上記Qでの定義と同じ)である。
(こ\でR3は水素又は1〜4個の炭素原子のアルキル
)である。 Q4はH5゛BH又はH゛)Hである。 Q5はR32゛0R42又はR餐ゝ0R42(こ\でR
42は(1)テトラヒドロピラン一2−イル、(2)テ
トラヒドロフラニル、(3)1−エトキシエチル、(4
)式の基(こ\でR8は1〜18個の炭素原子のアルキ
ル、3〜10個の炭素原子のシクロアルキル、フエニル
又は1〜4個の炭素原子のアルキルの1、)2又は3個
で置換されたフエニルであり、R,とRlOは同一又は
異るものであり、水素、1〜4個の炭素原子のアルキル
、フエニル又は1〜4個の炭素原子のアルキルの1、2
又は3個で置換されたフエニルであるか、又はR9とR
lOが一緒にとられたときには一(CH2)a一又は一
(CH2)b−O−(CH2)。 −(こ\でaは3、4又は5、bは1、2又は3、かつ
cは1、2又は3であるが、但しb(11−Cの和が2
、3又は4であることを条件とし、又Rllは水素又は
フエニルである)、又は(5)式−Si(E)3(こ\
でEは1〜4個の炭素原子のアルキル、フエニル、フル
オロ、クロロ又は1〜4個の炭素原子のアルキルの、1
又は2個で置換されたフエニル又は7〜12個の炭素原
子のアラルキルである)のシリル基)である。Q6はR
3Δ0R44又はR3AOR44(こ\でR44はQ5
に対して定義したR42と水素)である。R1は水素又
は低級アルキル又は薬理学的に受け入れられる陽イオン
である。とR6は水素又は1〜4個の炭素原子のアルキ
ルである。 )、又は(こ\でZはオキサ原子(−0−)又はCCj
H2jを表わし、CjH2jは低級アルキレンである。 R3は水素又は1〜4個の炭素原子のアルキルである。 R4は水素又はテトラヒドロピラン一2−イルである。 R5とR6は水素又は1〜4個の炭素原子のアルキルで
ある。 R7は1〜4個の炭素原子のアルキルである。 Rl2は1〜8個の炭素原子のアルキルである。Rl3
は−T(C6H5)3又は−P(O(0R12)2(こ
\でRl2は上記定義のとおり)である。Rl4は水素
又はアルカリ金属陽イオンである。Rl5は1〜3個の
炭素原子のアルキルである。(こ\でRl7は(a)水
素又は低級アルキル、であり、Rl8は水素、低級アル
キル又はベンジル又はフエニルで、同一又は異るもので
ある)である。Rl7は上記Rl6中で定義したとおり
である。Rl8は上記Rl6中で定義したとおりである
。Rl9は(a)低級アルキル、 (b)水 素、 又は(c簾理学的に受け入れられる陽イオン、であノh
(?)X;厚゛=:リリ:富二リリ:― れる、即ち水素を除いた以外は上記定義の()と同一で
ある。 (/Xs又は (人 ●―任 (こ\で現は前に定義したとおり)である。 である。/2ゝ\ JV4l轟倉 (こ\でR4は前に定義したとおり)である。 R25は上に定義したR2と同じである。(こ\でR2
7は1〜4個の炭素原子のアルキル、7〜10個の炭素
原子のフエニルアルキル、フニニル又はニトロであり、
gはO〜5であるが、R27の2個より多くないものが
アルキル以外であり、又R27の合計炭素原子数が10
個を越えないことを条件とする)(こ\でR28はl〜
4個の炭素原子のアルキルである)又は(こ\でR27
とgは前に定義したとおり)のカルボキシアシルプロツ
キング基である。 R27は上記R26中で定義したとおりである。R28
は上記R26中で定義したとおりである。R3Oは(1
)−COORl,又は(こ\でRl8は水素、低級アル
キル又はベンジル又はフエニルで同一又は異るものであ
り、Rl9は低級アルキル、水素又は 薬理学的に受け入れられる陽イオン) である。 R3lは 一C−N(Rl8)2 (ここでRl8は低級アルキル
,ベンジル又はフエニルである)R33はヨード又はブ
ロモである。 R34はフエニル、p−プロモJャGニル、p−ビフエニ
リル、p−ニトロフエニル、p−ベンズアミドフエニル
又は2−ナフチルである。 R35は水素又はベンゾイルである。 R36は(1)−COOR37又は (2) −C−N(Rl8)2、 (こ\でRl8は水素、1〜12個の炭素原子のアルキ
ル、ベンジル又はフエニルで同一又は異るものであり、
R37はa) 1〜12個の炭素原子のアルキル、b)
3〜10個の炭素原子のシクロアルキルc) 7〜1
2個の炭素原子のアラルキル、d) フエニル、e)ク
ロロ又は1〜4個の炭素原子のアルキルで置換されたフ
エニル、(こ\でR34はフエニル、p−プロモフエニ
ル、p−ビフエニリル、p−ニトロフエニル、p−ベン
ズアミドフエニル又は2−ナフチルであり、R35は水
素又はベンゾィルである)又は(へ)水素)である。 R37は上記R36中で定義されたとおりである。 R38はブロモ又はクロロである。R4Oは水素を含ま
ずテトラヒドロピラン一2一イルのようなプロツキング
基のみであることを除いて、上記定義のR4と同じであ
る。 ν ▲品ZV4V4Z (こ\でR42は、式Si(D3(Eは1〜4個の炭素
原子のアルキル、フエニル、フルオロ、クロロ又は1〜
4個の炭素原子のアルキルの1又は2個で置換されたフ
エニル、又は7〜12個のアラルキル)のシリル基と共
に、上記定義のR4Oプロツホング基を含有する。 R42は(ロ)中で定義された通りである。 (こ\でR44はR42のプロツキング基と水素)であ
る。R44は 中で定義されたとおりである。 R5lは 1〜12個の炭素原子のアルキル、3〜
10個の炭素原子のシクロアルキル、7〜12個のアラ
ルキル、フエニル又はクロロ又は1〜3個の炭素原子の
アルキルの、1、2又は3個で置換された7エニルであ
る。R53とR54は、水素、メチル又はフルオロで同
一又は異るものであるが、R53とR54の一方が水素
又はフルオロであるときにのみ他方はフルオロであるこ
とを条件とする。 R55は水素又はメチルである。 (こ\でmは1〜5であり、T1はクロロ、フルオロ、
トリフルオロメチル、1〜3個の炭素原子のアルキル、
1〜3個の炭素原子のアルコキシであり、sは011、
2又は3であり、種々のT1は同一又は異るものである
がT1の二個より多くないものがアルキル以外であるこ
とを条件とする)である。 R58は水素又はヒドロキシである。 T1はクロロ、フルオロ、トリフルオロメチル、1〜3
個の炭素原子のアルキル又は1〜3個の炭素原子のアル
コキシである。 である。 Xはトランス−CH−CH−、シス一CH一CH−、−
C三C一又は−CH2CH2−である。 X′はシス一CH−CH− −C…C一又は一CH2C
H2−である。Y1はトランス−CH=CH− −C三
C一又は−CH2CH2−である。 Zはオキサ原子(−0−)又はCjH2Jであり、Cj
H2jは低級アルキレンである。 (こ\でgは1、2又は3)である。 aま3、4又は5である。 bは1、2又は3である。 cは1、2又は3であるが、bとcの和は2、3又は4
であることを条件とする。 dは1〜5の整数である。 (カルボキシアシル基中の(R27),としての)gは
O〜5である。 (調製例1のZ1中、−(CH2)8−としての)gは
1、2又は3である。 mは1〜5である。 tは2、3又は4である。 ハロはクロロ、ブロモ又はヨードである。 THPはテトラヒドロピラン一2−イルである。 T8はp−トルエンスルホニルである。記号〜(波線)
はアルJャA又はベータ立体配置での結合を示す。 CgH2gは、低級アルキレンである。 CjH2jは、低級アルキレンである。 以上は本明細書中の記号をまとめたものである。 式〜Xのものを含めて式XXX−XXXの環式エーテル
類は、図に示されているとおりに説明され以下に例示さ
れている反応と手順によつてつくられる。鴇 図Aは、 式 〜υ1 のラクトンから出発し、(a)このラクトンをXXXラ
クトールへ還元し、(b)このラクトールを、式Rl2
OOC−CH2−Rl3(Rl2は1〜8個の炭+素原
子のアルキルであり、Rl3は−P (C6H5)3又
は−P(0)(0R12)2の基である)の置換アセテ
ートから誘導される陰イオンと反応させて、式XXX化
合物をつくり、かつ(c)封鎖基R4Oの酸加水分解、
エステル基Rl2のけん化、及びR1の範囲内で望まれ
る再エステル化を含めてこの技術で知られた方法により
、段階(b)の生成物を式XL化合物へ転化することに
よつて、の壊式エーテルがつくられる段階を明らかにし
ている。 XL異件体の分離はシリカゲルクロマトグラフイによつ
て達成される。図Aで用語Q.Rl、R2及ひ〜は、上
に定義されたむ、のと同じ意味又ている。 すなわちQはR(゛0R4又はR;゛ 0R4であつて
、ここでR3は水素又は1〜4個の炭素原子のアルキル
であり、現 は水素又はテトラヒドロピラン一2−ーイ
ルである。とR6は水素又は1〜4個の炭素原子のアル
キルである。 〕又は〔式中Zはオキサ原子(−0−)又はCjH2j
を表わし、ここでCjH2jは低級アルキレンであるΩ
である。 〜はアルフア又はベータ立体配置での結合を示す。Q1
はR3/゛、0R40又はRf5\0R40であつて、
ここでR3は上に定義されたとおりであり、R4Oは水
素を包含しないがテトラヒドロピラン一2−イルのよう
な封鎖基のみを包含する以外は、上に定義されたR4と
同じである。 Rl2は1〜8個の炭素原子のアルキルである。\22
( 又は \し,(、 であつて ここでR4は上に定義されたとおりである。 ?)は、R4が上に定義されたR4Oで丁′X′1.
=卆:”?―神ソi式XXXラクトン反応体はこの技術
で知られているか、又はこの技術で知られた方法によつ
て入手できる。 例えばC)が(THPはテトラヒドロピ◆ン=2−イル
)で、十 ゛R2がアルキルの時には、コリ一(CO
rey)ら、J.Am.Chem.SOc.92巻39
7頁(1970年)及びエヌ・エイ・ネルソン(N.A
.NelsOn)に対して許可された合衆国特許第39
31279号を参照。 R2がフエニル置換されている時には、ジ一・エル・ハ
ンディ(G.L.BLOl(Iy)へ許可された合衆国
特許第3987087号、及ひタウエンド・フアームド
ツク・アブストラクト 76383T15789U17
3279U及ひ64794W,Ωが /−]/の時には、適当な出発材料 である。 イ一・シュー・コリ一等、テトラヘドロン・レターズ第
107号(1972年)を参照。ウイテイヒ反応及ひ1
5−オキソ基の還元を含めた既知方法によるR2含有側
鎖の導入後、メチルエーテルは酸中でラクトンにカロ水
分解される。式XXXラクトールは、エチレン基を還元
せずラクトンXXXMIの還元によつて得られる。この
目的には、水素化ジイソブチルアルミニウムが、この技
術に知られたとおりに用いられる。−600ないし−7
8℃で還元を行なうのが好ましい。式XXX中間体は、
のホスホノアセテート又は 〔式中Rl2は1〜8個の炭素原子のアルキルであり、
ハロはクロロ、ブロモ、又はヨードであaのカルボキシ
メチルホスホニウム化合物から誘導される陰イオンとの
反応によつて、ラクトールから得られる。 その代わりにホスホニウム化合物は、そのイリド型によ
つて参照される。 反応は塩基、好ましくはLXXの場合はカリウムt−ブ
トキシド又は水素化ナトリウム、又はLXXVの場合は
カリウムt一ブトキシド、ナトリウムエトキシド、水酸
化ベンジルトリメチルアンモニウム、又は好ましくはア
ルカリ金属水酸化物の存在下に、普通にはO〜25℃で
行なわれる。式XL生成物は、例えば希酢酸、くえん酸
水溶液、又は燐酸水溶液一テトラヒドロフラン中におけ
る酸加水分解によつて、R4O封鎖基を水素で置換して
得られる。 生成物中のR1がRl2とは異なる時には、けん化を含
めたこの技術で知られた方法で転化を行なうと酸を生じ
、任意にエステル化を続いて行なう。エステルは、酸と
適当なジアゾ炭化水素との相互作用によつてつくるのが
好都合である。例えばジアゾメタンを使用する時は、メ
チルエステルがつくられる。同様に例えばジアゾニタン
、ジアゾブタン及ひ1−ジアゾ−2−エチルヘキサンを
使用すると、それぞれエチル、ブチル、及ひ2−エチル
ヘキシルエステルを生ずる。これらのエステルのうφ、
R1がメチ(レ又法(チルであるのが好ましパ。
,・ジアゾ炭化水素でのエステル化は、、
適当な不活性溶媒、好ましくはジエチルエーテル中のジ
アゾ炭化水素の溶液を、有利には同じ又は別の不活性希
釈剤中の酸反応体と混合することによつて行なわれる。
エステル化反応が終了したあと、溶媒を蒸発によつて除
去し、エステルを所望により慣用方法により、好ましく
はクロマトグラフイにより精製する。望んでいない分子
の変化をさけるため、酸反応体とジアゾ炭化水素との接
触が、望んでいるエス・テル化を行なうのに必要な時間
以上に長くならないこと、好ましくは約1分ないし10
分とハする。 ジアゾ炭ヤ水素はこの技術に知られているか、又はこの
j術で知られた方法によつてつくられる。例えば「有機
反応」(0rganicReact−10ns)ジヨン
・ウイリ一・アンド・サンズ社、ニユーヨーク州ニユー
ヨーク、第8巻、389〜394頁(1954年)を参
照。本明細書の酸化合物のエステル化に対する代わりの
方法は、遊離酸の対応銀塩への転化と、それに続くその
塩と沃化アルキルどの相互作用からなる。 適当な沃化物は沃化メチル、沃化エチル、沃化ブチル、
及ひ沃化イソブチルである。銀塩は慣用方法により、例
えば酸をアンモニア冷希水溶液に溶解し、過剰のアンモ
ニアを減圧下に蒸発させ、次いで科学量論量の硝酸銀を
加えることによつてつくられる。本明細書に記載の反応
の全部について、反応期間はTLC(薄層クロマトグラ
フイ)での監視により容易に決定される。 図Bは、図Aの式XXX中間体から出発し、この式XX
Xエステルを式XLIヒドロキシエチル化合物へ還元し
、この式XLIアルコールを式XLアルデヒドへ酸化し
、この式XLアルデヒドを(a)式Rl2OOC−CH
2−Rl3(式中Rl2とRl,は上に足義されたとお
り)の置換アセテートから誘導される陰イオンによるウ
イテイヒアルキル化にかけて、で表わされる化合物をつ
くるか、又は(b)のω一カルボキシアルキルトリフエ
ニルホスホニウムハライド(式中Mは一(CH2)h−
であつて、hは1〜3であり、ハロはクロロ、ブロモ、
又はヨード)から誘導される陰イオンでウイテイヒアル
キル化して、で表わされる化合物をつくり、次にXL又
はLXX(両方とも図Bの式XLで表わされる)の化合
物へ転化することによつて、式XLV環式工ーテルをつ
くる段階を示している。 この化合物LXXを3,4−エチレン不飽和の選択的還
元にかけると、の化合物を生じ、この化合物XLは既知
方法によつて望んでいる式XLV壊式エーテルに転化さ
れる。 図B及び以 の で、用語Q.Ql、R1、R2、Rl
2、6、 及び〜は図Aと同じ意味をもつている。 用−Aは原子価結合、又は一(CH2)h−(hは1〜
3)を表わす。用語Rl4は水素又はアルカリ金属陽イ
オン、例えばナトリウム、カリウム又はリチウムを表わ
す。図Bで式XXX中間体は、上の図Aの段階によつて
つくられる。 式XLIアルコールはこの技術で知られた方法により、
例えばジエチルエーテル又はテトラヒドロフランのよう
な溶媒中の水素化アルミニウムリチウム又は水素化トリ
メトキシアルミニウムリチウムを使用する還元によつて
、式XXXエステルからつくられる。 式XLアルデヒドは、環式エーテル環の分解をさけ、X
LIの−CH2OHを−CHOへ酸化することによつて
得られる。 この目的に有用なのは、0〜15℃のクロロクロム酸ピ
リジン、ジヨーンズ試薬、フイヅナーモフアツト(Pf
itzner−MOfbatt)試薬、及ひ特にコリン
ズ試薬(ピリジン−CrO3)である。 式XL化合物は、適当なホスホネート又はホスホニウム
化合物から誘導される陰イオンを使用するウイテイヒア
ルキル化によつて得られる。 Aが原子価結合の場合には、Rl2が1〜8個の炭素原
子のアルキルであり、Rl3が−P+(C6H5),又
は−PO)(0R12)2の基である場合の式Rl2O
OC−CH2−Rl3の化合物が用いられる。例えばホ
スホネート類に関してはデイ一・エイチ・ワズワース(
D.H.WadswOrth)等、J.Org.Che
m.3O巻680頁(1965年)を参照。またウイテ
イヒ反応については「有機反応」第14巻第3章、ジヨ
ン・ウイリ一・アンド・サンズ社、,ニユーヨーク(1
965年)も参照。Aが原子価結合の時は、XL化合物
の3,4−エチレン基は圧倒的にトランス型である。A
が一(CH2)h−(hが1〜3)の時には、ウイテイ
ヒアルキル化に適した試薬は〔式中Mは(CH2)hで
、ハロはクロロ、ブロモ、又はヨードである〕のω一カ
ルボキシアルキルトリフエニルホスホニウムハライドか
ら誘導される陰イオンである。 次に生ずる化合物XLの3,4−エチレン基は圧倒的に
シス型である。式XL化合物類は、封鎖基のカロ水分解
と必要ならばRl2のR1への転化に従つて、式、、M
、及ひ最終化合物をつくるのに有用な中間体である。所
望により、シスからトランスへ、又はトランスからシス
への異件化は、例えば合衆国特許第3759978号に
明らかにされているとおり、紫外線照射に続いて、クロ
マトグラフイによる生成物の分離によつて達成される。
図Bについて続けると、式XL化合物は3,4−エチレ
ン不飽和の選択的還元によつて、式XL化合物から得ら
れる。 この目的には、幾つかの方法が入手できる。上のXCに
対しては、デニス(Dennis)等、テトラヘドロン
・レターズ1821巻(1968年)の方法で、酸又は
塩に対してはシアノニツケル錯体と水素化硼素ナトリウ
ム、又はエステルに対しては約0℃で炭素上の5%パラ
ジウム(又はロジウム)上の還元を使用する。最後に、
式XL生成物は、、封鎖基の加水分解と必要に応じてR
l4のR1への転化によつて得られる。 抽出、クロマトグラフイ、結晶化を含めた、この技術で
知られたものと同様な生成物分離法が用いられる。 〜 図Cは、図Aの式XXXラクトールから出発し、このラ
クトールを対応するホスホニウム化合物から得られる4
−(トリフエニルホスホラニリデン)クロトン酸エステ
ル、例えばメチルエステル(ブクタ(Buchta)等
、Chem.Ber.92巻3111頁(1959年)
)と反応させることによつて、式XLMl環式エーテル
をつくる段階を示す。 反応は70〜120℃の温度範囲で行なわれ、還流ベン
ゼン中で都合よく行なわれると、式XL中間体を生ずる
。生成物XLは、封鎖基のカロ水分解と必要に応じてR
l2のR,への転化によつて得られる。図Dは、図Aの
式XXXエステルから出発し、(a)このエステルをけ
ん化して酸XLをつくり、(b)式XLの混合無水物を
つくり、(c)式Lのジアゾケトンをつくり、(d)式
Ll化合物をつくり、かつ(e)望む式L生成物をつく
ることによつて、式Lの環式エーテルをつくる段階を示
す。 式XXX化合物をアルカリ塩形成のため水酸化ナトリウ
ムのような水件アルカリ媒体中でけん化し、アルカリ塩
を酸件にすると遊離酸XLを生ずる。 酸XLは、有機第三級アミンの存在下にイソブチルクロ
ロフオルメートとの反応によつて無水物XLへ転化され
る。 無水物は、速度が妥当な早さで、しかも副反応が最少限
度にされるように、−40、ないし+60℃、好ましく
は−10うないし+10℃の範囲の温度で容易につくら
れる。イソブチルクロロフオルメート試薬は過剰量で、
例えば酸XLのモル当り1.2〜4.0モル当量で使用
するのが好ましい。溶媒中で反応させるのが好ましく、
この目的にはアセトンが好ましいが、アセトニトリル、
ジクロロメタン及びクロロホルムのような他の比較的非
極性の溶媒も使用される。反応は第三級アミン例えばト
リエチルアミンの存在下に行なわれ、一緒に形成される
アミン塩酸塩は普通には析出するが、次段階のため除去
する必要はない。無水物XLとジアゾメタンとの反応で
得られるジアゾケトンLは、水及びコロイド状の銀、白
金、又は銅のような触媒との接触によつて化合物LIを
生ずる。 バツクマン(Bachman遵、「有機反応」第1巻、
38頁(1942年)を参照。次に化合物LIは、本明
細書に記載の方法によつて、式又はXの範囲内の6ξ,
9α一エポキシエーテルを生ずる。本明細書の図Lは、
図Bの式XLIヒドロキシエチル化合物から出発し、(
a)式XLIアルコールをトンレートLXXXへ転化し
、(b)酸加水分解によつてTHP基のような封鎖基を
任意に除去して化合物LXXXをつくり、(c)トレシ
ート基をニトリル基と交換してニトリルLXXXをつく
り、(d)このニトリルを酸LXXXへ加水分解し、か
つ(c)式Lの範囲内のエステルを任意につくることに
よつて式LII壊式エーテルをつくる代わりの方法段階
を示す。 図?で用語Q,.?1、R1、こ2..ρ、39?8;
ご7.?青言冒′.:′.′:′.″.電−7↑シル)
基を表わす。トレシートLXXXは、室温で過剰量の第
三級アミン、好ましくはピリジン中の塩化p−トルエン
スルホニルでアルコールXLIを処理することによつて
つくられる。 次に、酸加水分解によるように封鎖基を任意に除去する
と、式LXXXで表わされる化合物を生ずる。ニトリル
LXXXは、ヘキサメチルホスホルアミド、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、又はN−メチルピ
ロリドンのような溶媒中で、トレシートをシアン化ナト
リウム又はカリウムで処理して得られる。 反応は室温で順調に進む。酸LXXXは、ニトリルのア
ルカリカロ水分解に続いて、この技術に知られたとおり
に酸性化によつてつくられる。最後に、Lの範囲内のエ
ステルは、所望により既知の、又は本明細書で明らかに
された方法によつてつくられる。 図E.F及ひGはオキサ(−0−)型化合物類の製造に
関する。 図Eは、式XLIのヒドロキシエチル化合物から出発し
、(a)この化合物をウイリアムソン合成にかけて式L
I化合物をつくり、かつ(b)Lを望んでいる式L生成
物へ転化することによつて、式Lの壊式エーテルをつく
る段階を示す。17n八出曲ルマ1,門 1VTI′斗
八iマムニ−ト、ハロ一CH2−COOR,5、又は
ハロ酢酸塩、例えばクロロ酢酸リチウムを使用するウイ
リアムソン合成によつて、式Llへ転化される。 例えば、合衆国特許第3920723号を参照。図Eで
Rl5は1〜3個の炭素原子のアルキルを表わす。ハロ
はクロロ、ブロモ又はヨードである。縮合は塩基の、例
えばn−ブチルリチウム、フエニルリチウム、トリフエ
ニルメチルリチウム、水素化ナトリウム、又はカリウム
t−ブトキシドの存在下に行なわれる。アセテートは約
100%過剰量で用いられる。ジメチルホルムアミド、
テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシド、又はヘキ
サメチルホスホルアミドのような溶媒中で縮合を行なう
のが好都合である。次に塩が使用された場合には、式L
I化合物はこの技術で知られた方法によつて得られる。
生成物とXIを包含する生成物Lは、封鎖基を加水分解
し必要に応じてRl5をR1へ転化する普通の段階によ
つて得られる。図Fは、式XLIヒドロキシエチル化合
物から出発し、(a)ヒドロキシエチル化合物をアリル
ハライドによるウイリアムソン合成にかけて式L化合物
をつくり、(b)式Lアルコールをつくり、(c)この
アルコールの末端ヒドロキシル基を酸化して、式Lのカ
ルボン酸を生じ、かつ次に(d)この酸を望んでいる式
L生成物へ転化することにより、式LVl環式エーテル
をつくる段階を示す。 図Bの中間体アルコールXLIは、塩化アリルを使用す
るウイリアムソンエーテル合成によつて化合物Lへ転化
される。例えば合衆国特許第3920723号を参次に
ハイドロボレーシヨンはアルコールLを生ずる。 例えば「ハイドロボレーシヨン」(HydrObOra
tiOn)、エイチ・シ一・ブラウン(H.C.BrO
wn)、ダブリユ一・工イ・ペンジアミン社、ニユーヨ
ーク(1962年)を参照。式Lの酸は、例えばジヨー
ンズ試薬による酸化によつて得られる。最後に、封鎖基
は上記方法によつて除かれる。生成物を所望によりエス
テル化すると、式L生成物を生ずる。図Gは、式XLI
ヒドロキシエチル化合物から出発し、(a)式ハロ一(
CH2)3−C(0R15)3(式中ハロとRl5は図
Eに対して定義されたとおり)のオメガーハロオルトエ
ステルとこのヒドロキシエチル化合物を縮合して、式L
IX化合物をつくり、(b)化合物LIXを式LX化合
物へ転化し、かつ次に(c)化合物LXを望んでいる式
LXI生成物へ転化することによつて、式LXI壊式エ
ーテルをつくる段階を示す。化合物LIXは、好ましく
は式ハロ一(CH2),−C(0R15)3(ハロはク
ロロ、ブロモ、又はヨードであり、Rl5は上に定義さ
れたとおり)のオルト−4−ブロモブチレートを使用す
るウイリアムソン合成によつて、アルコールXLIから
得られる。 例えば合衆国特許第3921279号を参照。縮合は、
塩基及び溶媒、例えばカリウム第三ブトキシドとテトラ
ヒドロフラン、又はn−ブチルリチウムとヘキサメチル
ホスホルアミドの存在下に行なわれる。反応は−20ホ
ないし+50℃で順調に進むが、便宜上約25℃で行な
うのが好ましい。縮合後、式LX化合物はこの技術で知
られた方法、例えば冷希鉱酸中の力I水分解によつて得
られる。最後に、式及ひXの範囲内にある生成物LXI
は、封鎖基の加水分解と必要に応じてRl5のR1への
転化によつて得られる。11−オキソ化合物は式XXX
化合物に包含される。 これらの製造には図A−Gの方法が用いられるが、XX
X、XXXVI,.XXX及びXLI出発材料の代わり
に、 6がで置換されている場合の対応化合物類を使用
する。 このような化合物類はこの技術で知られた、又は本明細
書に記載の方法によつて入手できる。この目的にはのラ
クトンがつくられる。 式中Q1とR2は上に定義されたとおりであり、R26
は次のカルボキシアシル封鎖基である。′−1A 〔式中R27は1〜4個の炭素原子のアルキル、7〜1
0個の炭素原子のフエニルアルキル、フエニル又はニト
ロであり、gはO〜5であるが、2個を越えないR27
がアルキル以外であること、及びR27中の全炭素原子
数が10個を越えないことを条件とする〕、〔式中R2
8は1〜4個の炭素原子のアルキル〕又は〔式中R27
とgは上に定義されたとおり〕。 これらの式LXXラクトン類に対する出発材料は知られ
ているか、又は容易に入手できる。例えば、合衆国特許
第3931279号を参照。式LXXラクトンは、メタ
ノール中のナトリウムメトキシドを使用してR26を水
素でおき代え、かくれたC−11位置をt−ブチルジメ
チルシリルで封鎖することによつて、シリル化出発材料
に転化される。イ一・シュー・コリ一(E.J.COr
ey)等、J.Am.Chem.SOc.94巻619
0頁(1972年)を参照。次にA−Gの手順は、C−
11にt−ブチルジメチルシリル基をもつ化合物を生ず
る。 この基は、弗化テトラブチルアンモニウムを使用して、
水素とおき代えられる。上に引用されたコリ一等を参照
。次に11−ヒドロキシ基は、例えばジヨーンズ酸化に
よつて11−オキソへ酸化され、最後にC−15のR4
Oは所望により酸力D水分解によつて置換される。また
11− レン化合物は式XXX化合物に含まれる。 がく Tの場合の上の図A−G内に含まれるもの
以外の、これらの製造に対する代わりの方法は、出発材
料XXX、XXXMI,.XXX及ひXLIの代わりに
ミ()がによつて置換される場合の対応化合物を使用す
ることによつて、図A−Gの方法を利用するものである
。 このような化合物は、 C)がの場合の、本明細書で図
Aの出発材料に対して記載されたヒドロキシメチルラク
トン類から、上に引用されたコリ一らの手順を使用して
容易につくられる。 次に、図A−Gの手順は、C−11にt−ブチルジメチ
ルシリロキシメチル基をもつ化合物を生ずる。 R1がアルキルであるのが好ましい。次に、シリル基は
弗化テトラブチルアンモニウムを使用して、水素と置換
され、生ずるヒドロキシメチル基はトシル化及び沃化物
交換によつてヨードメチル基へ転化される。最後に、テ
トラヒドロフラン中のカリウム第三ブトキシドでの脱沃
化水素処理は、11−メチレン化合物を生ずる。また、
15−デオキシ化合物も武XXX化合物に含まれる。 これらの製造には、QがH△0H又はHAOHの場合の
、遊離酸型の図A−Gの生成物が用いられる。これらを
(1)例えば塩化t−ブチルジメチルシリルとイミダゾ
ールでシリル化し、(2)C−1のシリルエステル基を
除くために、例えば水酸化カリウム水溶液で77D水分
解し、(3)約一30℃でリチウム−ネオペンチルアル
コール−メチルアミンで還元し、かつ(4)シリルエー
テル基を除くために加水分解し、それによつて15−デ
オキシ生成物を生ずる。その代わりに 〔式中R2とR26は上に定義されたとおり〕のラクト
ンを(1)3α−ブロモ化合物へ転化し、(2)ジメチ
ルスルホキシド中の水素化硼素ナトリウムで還元し、(
3)−0R26をヒドロキシルで置換するために炭酸カ
リウムで処理し、かつ(4)ヒドロキシル位置を−0R
40(R4Oは上に定義されたとおり)で封鎖する。 これによつてのラクトンが得られる。 これは図A及び15−デオキシ生成物をつくるため図A
−Gの方法でラクトンXXXと取り変えるために使用さ
れる。式、、、X,.XI..X、X、X及びXXX−
XXXIV環式エーテル類をっくるための代わりの方法
は、の化合物の還元性脱ハロゲン化による。 式中Lは(1)原子価結合、(2)一(CH2)d−、
(dは1〜5)、(3)−(CH2)1−CF2−(t
は2〜4)、(4)一CH2−CH−CH一又は(5)
−CH2−0−CH2一である。Q2はあつて、ここで
R3は水素又は1〜4個の炭素原子のアルキルであり、
またR4は水素又はテトラヒドロピラニル、であるが、
ここでRl7は水素又は低級アルキル、である。 Rl8は水素、低級アルキル又はベンジル又はフエニル
であつて、同じ又は別であり、 C)はく問又は <.X であつて、ここでR4は上に定義されたとおりである。 R25は〔CgH2gは低級アルキレンであり、ここで
R5と現は水素又は1〜4個の炭素原子のアルキルであ
る。 〔式中Zはオキサ原子(−0−)又はCjH2jを表わ
し、ここでCjH2jは低級アルキレンであり、式中R
33はヨード又はブロモである。 Xはトランス−CH−CH−、シス一CH−CH−、−
C中C−、又は−CH2CH2−であり、〜はアル図H
は、式LのPGF2α型化合物が(a)ハロゲン化及ひ
環化されて式LX化合物を生じ、化合物LXが還元件脱
ハロゲン化にかけられて式LXIV生成物を生ずる段階
を示す。図Hで用語は上の化合物LXに対して定義され
ている。式L出発材料はプロスタグランジン類又はプロ
スタグランジン様材料で、この技術で知られているか、
又はこの技術で知られた方法によつて容易に入手できる
。 ()とQ2のR4が水素であるような化合物、又はR4
が封鎖基であるような化合物を使用してよい。例えばP
GF2αについては、合衆国特許第3706789号を
参照。15−メチル−及び15−エチル−PGF2αに
ついては、合衆国特許第3728382号を参照。 16,16−ジメチル−PGF2αについては、合衆国
特許第3903131号を参照。 16,16−ジフルオロ−PGF2αについては、合衆
国特許第3969380号を参照。 2−デカルボキシ一2−ヒドロキシメチル化合物につい
ては合衆国特許第3636120号を参照。 2−デカルボキシ一2−テトラゾリル誘導体については
、合衆国特許第3883513号と第3932389号
を参照。 2,3−ジデヒドロ−PGF2αについてはタウエンド
・フアームドツク46497Wとドイツ公開特許公報第
2460285号を参照。 11−デオキシ−11−ヒドロキシメチル−PGF2α
については合衆国特許第3931282号と第3950
363号を参照。 16−メチレン−PGF2αについては、タウエンド・
フアームドツク19594Wと合衆国特許第39534
95号を参照。 17,18−ジデヒドロ−PGF2α化合物については
、合衆国特許第3920726号を参照。 3−(又は4−)オキサ−17,18−ジデヒドロ−P
GF2α化合物については、合衆国特許第392072
3号を参照。 15−オキソ一PGF2αについては、合衆国特許第3
728382号を参照。 15−デキシ一PGF2αについては、タウエンド・フ
アームドツク第09239Wを参照。 11−デオキシ−15−デオキシ−PGF2αについて
は、タウfント・フアームドツク第05694U号と合
衆国特許第3853951号を参照。 ω−ホモ−PGF2α化合物についてはタウエンド・フ
アームドツク第04728Wを参照。2−デカルボキシ
一2−アミノ−PGF2α化合物については、本明細書
の調製例1を参照。 16−フエノキシ一17,18,19,20−テトラノ
ル一PGF2αについては、タウエンド・フアームドツ
ク第73279U号を参照。 17−フエニル一18,19,20−トリノル一PGF
2αについては、合衆国特許第3987087号を参照
。 13−シス一PGF2αについては、合衆国特許第39
32479号を参照。 13,14−ジデヒドロ−PGF2αについては、タウ
エンド・フアームドツク第20717X号と第5971
5X号を参照。 11−デオキシ−PGF2αについては、タウエンド・
フアームドツク第10695V号を参照。 PGD2については、合衆国特許第3767813号を
参照。 2a,2b−ジホモ−PGF2αについては、タウエン
ド・フアームドアク第61412S号を参照。 3−オキサ−PGF2αについては、合衆国特許第39
23861号を参照。 3−オキサ−17−フエニル一18,19,20−トリ
ノル一PGF2αについては、合衆国特許第39312
89号を参照。 2,2一ジフルオロ一PGF2αについては、合衆国特
許第4001300号を参照。 11β−PGF2αについては、合衆国特許第3890
371号を参照。 及び11β−17−フエニル一18,19,20−トリ
ノル一PGF2αについては、ダウエント・フアームド
ツク第13090X号を参照。図Hの段階aで、出発材
料Lをハロゲン化及ひ環化にかけると、式LXlハロ化
合物を生ずる。関連する環化手順については、スタニネ
ツツ(Staninets)及ひシロブ(ShilOv
)、Chem.Abs.64巻12625h頁(196
6年)を参照。ヨード化には、沃素、沃化カリウム、及
びアルカリ炭酸塩又は重炭酸塩を含有する水溶液系、又
はアルカリ金属炭酸塩の存在下に沃素を含有するジクロ
ロメタンのような有機溶媒系が用いられる。反応は25
℃より低温で、好ましくは約0〜5℃で10〜20時間
実施される。次に亜硫酸ナトリウムと炭酸ナトリウムと
で反応を停止させ、式1XI化合物を反応混合物から分
離する。臭素化には、N−プロモサクシンイミド又はN
−ブロモアセトアミドが用いられる。フィーザ一等「有
機合成試薬」第一巻74及び78頁、第四巻51頁、ジ
ヨン・ウイリ一・アンド・サンズ社、ニユーヨーク、を
参照。図Hの段階bで、ハロ化合物LXIを還元性脱ハ
ロゲン化にかける。 有用な試薬は水素化トリブチル錫、水素化トリJャGニル
錫、ジメチルスルホキシド中の水素化硼素ナトリウム、
及び酢酸中の亜鉛を包含する。特に好ましいものは、塩
化トリブチル錫と水素化アルミニウムリチウムとから新
しくつくられる水素化トリブチル錫である。反応は、ベ
ンゼンのような溶媒中で、約15〜35℃で行なわれ、
TLCによつて監視される。次に、任意の封鎖基はこの
技術で知られた方法によつて除去され、生成物は本明細
書で記載の、又はこの技術で知られた方法、例えばシリ
カゲル上のクロマトグラフイによつて単離される。 のアミド類をつくる好ましい方法は、図1に示す段階に
よる。ハロ酸LXはアミドLXに転化され、次に還元性
脱ハロゲン化により式LXアミドに転化される。図で、
Rl8は水素、1〜12個の炭素原子のアルキル、ベン
ジル又は7エニルで、同じ又は別のものである。式、、
、X,.XI,.X、XV,.X及ひXXX−XXXI
V壌式エーテル類をつくるもう一つの方法は、の化合物
の還元性脱水銀化による。 式中L.Q2、。Ωら、t1′.番―゜j−″′W:俳
ナ:、ロモ、アセテート、トリフルオロアセテート又は
ベンゾエートであり、R3Oは図Jは、式LXVl(7
)PGF2α型化合物を(a)式LXの水銀化合物へ転
化し、(b)化合物LXを還元性脱水銀化にかけて、式
LXX生成物をつくる段階を示す。 図Jで、用語は上の化合物LXに対して定義されたとお
りである。図Jを参照すると、本方法の段階が明らかに
なるだろう。 この水銀化一説水銀環化の背景については、例えばエイ
チ・シ一・ブラウン(H.C.BrOwn)等、0rg
an0meta1.Chem,Syn.1巻7頁(19
70年)及びフィーザ一、「有機合成試薬]第3巻19
4頁、ウイリ一 ニユーヨーク(1972年)を参照。
式LX出発材料の多くは上の図Hに対して論じられてい
る。 置換フエニルについては、合衆国特許第3890372
号を参照。置換フエナシルエステル類については、タウ
エンド・フアームドツク第16828X号及びドイツ公
開特許公報第2535693号を参照。図Jの段階aで
、出発材料をH,(G)2に対応する適当な水鋭)塩、
例えば硝酸水銀、塩化水銀、又は酢酸水銀と反応させる
。酢酸水銀又はトリフルオロ酢酸水銀が好ましい。試薬
を水又は酸、例えば酢酸に溶解し、クロロホルム又はテ
トラヒドロフランのような都合のよい溶媒中の式1出発
材料と一緒にする。反応を約15〜35℃で行なうのが
好都合である。図Jの段階bで、水銀化合物は還元件脱
水銀化にかけられる。この段階に有用な試薬は水素化硼
素ナトリウム、ナトリウムアマルガム、及ひヒドラジン
である。アルカリ性溶液、例えば水酸化ナトリウム水溶
液中の水素化硼素ナトリウムが特に好ましい。反応は約
15〜35℃でテトラヒドロフランのような溶媒中で実
施される。次に水銀を分離し、封鎖基を必要に応じて除
去し、生成物を本明細書に記載の方法によつて単離する
。式LX水銀化合物は、式LXX生成物をつくるための
中間体としてのみならず、本明細書に説明されているそ
の薬理学的応用にとつても有用である。 Gは例えば試薬H8(G)2の適当な選択によるか、又
は例えばイオン交換でアセテートをクロロに変えること
によつて多様化してよい。図Kは、ヒドロキシ水銀基と
末端カルボキシとの間の内部の塩である式LXXX化合
物の形成を示す。これらはGを塩基性溶液中でヒドロキ
シと置換し、次に酸処理することによつてつくられる。
これらも薬理学的有用件をもつている。図Kで、用語は
図Jで定義されたとおりである。式XLI,.XL、X
Ll,.XL、XL、XL、LX、L..LI,.LI
I,.L、L、L、L、LX,.LXl,.LX、LX
、LXXX、LXXX、及びLXXXで表わされる化合
物を含めた図A〜Lの中間体は、しばしば単離されずに
次の方法段階で直接に使用される。 これらを単離する時はこの技術で知られた方法、例えば
分配抽出、分別結晶、及び好ましくはシリカゲルカラム
クロマトグラフイにより精製される。Q,.Q又はQ2
がアルフア又はベータ立体配置、例えIfY?BH又は
仔゛】Hにある場合の図A〜Lの化合物類は、15α及
ひ15β異性体を表わす。 ここで示される転化は、この位置での立体化学に対して
概して影響せず、従つて最終生成物はC−15において
出発材料の対応炭素原子と同じ立体配置をもつ。15α
と15β異性体類を分離する必要がある場合には、これ
をこの技術で知られた方法、例.えば中性シリカゲル上
のクロマトグラフイによつて行なうことができる。 光学活性中間体又は出発材料を使用する時には、その後
の段階は光学活性中間体又は生成物を生ずる。 ビシクロラクトンXXXの光学異性体が好ましく、これ
は例えば天然に生ずるプロスタグランジンに対応する立
体配置の生成物XLを生ずる。中間体又は出発材料のラ
セミ型を使用する時は、その後の中間体又は生成物はラ
セミ型で得られる。光学活性体又はラセミ型の中間体又
は出発材料は知られているか、又はこの技術で知られた
方法で入手できる。式XXX−XXXの範囲内の化合物
は、〜はアルフア又はベータ立体配置、すなわち複素環
に関してエンド又はエキソにある二つの異性体型で生ず
る。 これらの2異性体はTLCシリカゲル板又はシリカゲル
カラム上での移動度が異なる。各対の異性体のメンバー
は、この移動度を考えてアルフア立体配置のものは「極
性のより小さい」異件体、またベータ立体配置のものは
「極性のより大きい」異性体として区別される。本明細
書で明らかにされている式XXX−XXX化合物の低級
アルカエート類は、任意の封鎖基R4Oをヒドロキシと
置換し、次にヒドロキシ化合物をカルボキシアシル化剤
、好ましくは低級アルカン酸の、すなわち1〜8個の炭
素原子のアルカン酸の無水物での処理にかけることによ
つて、これらの化合物からつくられる。 例えば、無水酢酸の使用は対応するジアセテートを生ず
る。同様に無水プロピオン酸、無水イソ酪酸、及ひ無水
ヘキサン酸を使用すると対応するカルボキシアンレート
類を生ずる。カルボキシアシル化は、好ましくはピリジ
ン又はトリエチルアミンのような第三級アミンの存在下
に、ヒドロキシ化合物を酸無水物と混合することによつ
て有利に実施される。 無水物の実質的過剰量、好ましくはヒドロキシ反応体の
モル当り約2ないし約10モルの無水物を使用する。過
剰の無水物は反応の希釈剤及び溶媒としての役目を果た
す。不活性有機希釈剤、例えばジオキサンもカロえるこ
とができる。少なくとも反応でつくられるカルボン酸並
ひにヒドロキシ化合物反応体中に存在する遊離カルボキ
シル基を中和するのに十分な量の第三級アミンを使用す
るのが好ましい。カルボキシアノル化反応を約0゜ない
し約100℃で実施するのが好ましい。必要な反応時間
は、反応温度と無水物の住質のような因子による。無水
酢酸、ピリジン及び25℃の反応温度の場合に、12〜
24時間の反応時間が使用される。カルボキシアシル化
生成物は、慣用方法により反応混合物から単離される。 例えば過剰の無水物を水で分解し、生ずる混合物を酸住
にしてから、ジエチルエーテルのような溶媒で抽出する
。望んでいるカルボキシレートは、蒸発によつてジエチ
ルエーテル抽出液から回収される。次にカルボキシレー
トは慣用方法、有利にはクロマトグラフイによつて精製
される。式XXX−XXXの範囲内の化合物は、この技
術で知られた方法によつて互いに転化される。 従つての場合の化合物は、既知の、 又は本明細書に記載の方法によつて、υ が〇 の範囲
内の別の環である場合の他の化合物へ転化される。 Cl3−Cl4基がトランス−CH− CH−の場合の
化合物は、C,3−Cl4基がシス一 CH= CH−
、−CΞC−又は−CH2CH2−である場合の他の化
合物へ転化される。例えば、− C = C −は選択
的臭素化及び脱臭化水素処理によつて得られる。C2置
換基が−COORの場合の化合物、例えばメチルエステ
ルは、既知方法により、明細書で足義されたとおりのR
3Oの範囲内の別のC2置換基例えば−C−N(Rl8
)2をもつ他の化合物へ転化される。 本明細書の図Nは、上記式XXX化合物の範囲円である
式XCの13,14−ジデヒドロ化合物の製造法の段階
を示す。 式XCの出発材料は、この技術で知られているか又は本
明細書に記載のもしくはこの技術で知られた方法によつ
て入手し得る、15−オキソPGF型化合物類である。
例えば合衆国特許第3728〜382号を参照されたい
。5,6−シス又は5,6−トランス化合物のいづれが
使用されても問題ではない。 というのはどちらであつても結局は所望の式−XC化合
物を生成するであろうからである。(0Z 図Nの第1段階′a″において、例えばピリジン中で式
−XC化合物とピリジニウムハイドロプロマイドパーブ
マイドとの反応により、式−XCIのトリハロゲン化化
合物がつくられる。 他のハロゲン化剤、例えばN−ブロモ−又はN−クロロ
−スクシンイミドも有用である。他の第三アミン類は、
選択的なモノ脱ハロゲン化水素に有用である。段階0b
″においては、式−XC化合物がXCIの還元によりア
ルフア及びベータヒドロキシ異性体類の混合物として得
られる。 この還元にはエステル又は酸基、或は炭素一炭素の二重
結合の還元が望ましくない場合にはこれをも還元しない
、既知のケトン性カルボニル還元剤の任意のものの使用
がなされる。これらの例は、水素化ほう素金属類、特に
水素化ほう素ナトリウム、カリウム及ひ亜鉛、水素化ト
リ第三ブトキシアルミニウムリチウム、水素化トリアル
コキシほう素金属、例えば水素化トリメトキシほう素ナ
トリウム、水素化ほう素リチウム又は水素化ジイソブチ
ルアルミニウムである。好ましい(15S)立体配置の
プロスタサイクリン誘導体類の製造には、この技術で知
られた方法を使用するシリカゲルクロマトグラフイによ
り、式−XC化合物のアルフア型がベータ異性体から分
離される。段階ゞc″においては、C−5及ひC−6ハ
ロゲン原子が選択的脱ハロゲン法、例えばメタノール性
塩化アンモニウム中の亜鉛との接触によつて式−XCI
のモノハロゲン化化合物を生成する。 XCIの範囲内のその他のモノハロゲン化化合物類は、
この技術で知られている。例えば合衆国特許第4029
681号を参照されたい。Q4からQ2へと随意に望ま
れるこのような転化は、この技術で知られているか又は
本明細書に記載されているように容易に行われる。段階
′d″及ひゞe″において、上記の水銀化一説水銀環化
が使われる。 図J及ひ付随の記述を参照されたい。段階ゞピでは、式
−XC化合物類が脱ハロゲン化水素剤、好ましくはカリ
ウム第三ブトキサイドで処理されて式−XC化合物類を
形成する。 C−6異性体類は段階′e″又は′f″の後のいづれか
で分離される。本明細書の図0は、上記式XXXl及び
XXX化合物類の範囲内の式CのΔ2類似体類に対する
製法の段階を示す。 4,冒言−=蕾二3?8〃5?, ニルプロツキング基及びR4Oの他のものを含めて、本
明細書の表中で定義されている。 従つて式XCの出発材料は、随意に本明細書に記載の方
法又はこの技術で知られた方法によりシリル化されて、
上記化合物から入手できる。式−XC化合物類はセレン
ニル化によつて得られ、次で酸化されて酸化セレンの除
去によつて、式−XC化合物類を生成する。 これらの一般的反応に対する試薬と条件については、エ
ツチ・ジエイ・リーチ(H.J.Reich)等、J.
AITl.Chem.SOc.97巻、5434頁(1
975年)を参照されたい。又フイーザ一 アンド フ
イーザ一(FieserarldFieser)有機合
成の試薬(ReagentfOr′0rganicSy
nthesis)第6巻、235及ひ459頁(JOh
nWiley,N.Y.l977)も参照されたい。 置換フエニル及びナJャ`ルエステル類はこの技術で知ら
れた方法によつてつくられる。 例えば合衆国特許第3890372号を参照されたい。
フエナシル型エステル類はこの技術で知られた方法によ
つて同様につくられる。合衆国特許第3979440号
を参照されたい。 本発明は以下の実施例によつて更に例示されるが、それ
らに限定されない。 温度はすべてセツ氏の数度である。 赤外線吸収スペクトル(IR)はパーキン・エルマ一●
モデル421赤外線スペクトロフオトメータ一上で記録
されている。 他に特定されている時以外は、未希釈(まぜもの\ない
)試料が使われている。核磁気共鳴(NMR)スペクト
ルはバリアンA一60,.A−60D..T−60又は
XL−100スペクトロホトメータ一上でテトラメチル
シランを内部標準としてデユーテロクロロホルム溶液で
記録される。 質量スペクトルはCECモデル21−110B二重焦点
高分解能質量スペクトロメータ一又はバリアンモデルM
ATCH7質量スペクトロメータ一、LKBモデル90
00ガス−クロマトグラフ一質量スペクトロメータ一(
イオン化電圧22又は70ev)上で記録される。 通常はトリメチルシリル誘導体として行われる。ここで
塩水とは、飽和塩化ナトリウム水溶液のことである。 スケリソルブB(SSB)とは異性体ヘキサン類の混合
物のことである。 ここでTLCとは、薄層クロマトグラフイのことである
。 本明細書中で使用されるシリカゲルクロマトグラフイは
、溶離、フラクシヨン収集、およびTLC(薄層クロマ
トグラJャC)によつて所望の生成物を含有する(即ち、
出発材料と不純物がない)ことが示されたフラクシヨン
を一緒にすることを包含したものと理解される。 本明細書で使用される[濃縮」は、好ましくは50mm
未満の減圧下に、35℃より低温における濃縮を指す。 ここで[低級アルカノエート」とは、1〜8個の炭素原
子のアルカン酸のエステルのことである。 調製例 12−デカルボキシ一2−アミノ−PGF化合
物以下の説明は共通の所有にかかる先行出願の合衆国特
許出願から提供され、この出願がやがて許可された特許
となつた時に、参照により取入れられることになるだろ
う。 図Mは、式CIのPGF2α一又は11−デオキシ−P
GF2α型遊離酸が式C、C、C、C、C、又はCXの
種々の2−デカルボキシ一2−アミノメチル又は2−デ
カルボキシ一2−(置換アミノ)メチル−PGFα一又
は11−デオキシ−PGFα型化合物へ転化される段階
を示す。 図MでY1はトランス−CH−CH−、−CミC−、又
は−CH2CH2−である。 M1はイ゛0H又は現゛〉0H(R55は水素又はメチ
ル)である。L1はR≦8ゝ゛R54、R?:\54又
はR≦゛゛R54とR′5′3ゝR54との混合物であ
つて、ここでR5,とR54は水素、メチル又はフルオ
ロであつて、同じ又は別のものであるが、但しR53と
R54の一方が水素又はフルオロの時にのみ、他方がフ
ルオロであることを条件とする。(3)−CH2−《
つ であつて、ここでmは1〜5であり、T
1はクロロ、フルオロ、トリフルオロメチル、1〜3個
の炭素原子のアルキル、又は1〜3個の炭素原子のアル
コキシであり、sはゼロ、1、2又は3であつて、種々
のT1は同じ又は別のものであるが、但し2個を越えな
いT,がアルキル以外であること、更にR53とR54
が水素又はメチルで、同じ又は別のものである時にのみ
(T1とSは上に定義されたとおり)であることを条件
としている。 R58は水素又はヒドロキシである。 L2及びL3は水素、1〜4個の炭素原子のアルキル、
又は−COOR5lであつて、ここでR5lは水素、1
〜12個の炭素原子のアルキル、3〜10個の炭素原子
のシクロアルキル、7〜12個の炭素原子のアラルキル
、7エニル、又は(クロロ又は1〜3個の炭素原子のア
ルキルの1〜3個で置換された)フエニルであり、同じ
又は別のものであるが、但しL2とL,のうち1個を越
えないものが−COOR5lであることを条件としてい
る。 図Mの手順によると、式Cl化合物は式Cの混合酸無水
物へ転化される。これらの混合酸無水物は、有機塩基(
例えばトリエチルアミン)の存在下に、対応するアルキ
ル、アラルキル、フエニル、又は置換フエニルクロロフ
オルメートから都合よくつくられる。反応希釈剤は、水
及び水と混ざる有機溶媒(例えばテトラヒドロフラン)
と組合わせた水を包含する。この混合酸無水物は次に式
ClPG型アミド又は式CVPG型アジドへ転化される
。PGF2α型アミド(式Cl)の製造には、式C川混
合酸無水物を液体アンモニア又は水酸化アンモニウムと
反応させる。 その代わりに式CI化合物は、カルボキシ酸の対応カル
ボキシアミドへの転化に対してこの技術で知られた方法
によつて、式CI遊離酸からつくられる。 例えば遊離酸は(この技術で知られた方法、例えば過剰
のエーテル性ジアゾメタンを使用して)対応するメチル
エステルへ転化され、こうしてつくられるメチルエステ
ルは式Clアミドへ転化される。次に式C2−デカルボ
キシ一2−アミノメチル−PGF2α一又は11−デオ
キシ−PGF2α型化合物は、カルボニル還元によつて
Cl化合物からつくられる。 この転化には、この技術で知られた方法が用いられる。
例えば水素化アルミニウムリチウムを使用するのが好都
合である。その代わりに式C化合物は式Cアジドをつく
るのに使用される。 この反応はこの技術で知られた方法によりナトリウムア
ジドを使用して実施するのが好都合である。例えばフイ
ーザ一・アンド・フイーザ一「有機合成試薬」第1巻1
041〜1043頁を参照。ここにはアジド形成のため
の試薬と反応条件が論じられている。最後に式Cウレタ
ンはアルカノール、アラルカノール、フエノール、又は
置換フエノールとの式Cアジドの反応からつくられる。 例えばメタノールを使用する時は、R1がメチルの場合
の式C化合物がつくられる。次にこの式CVIPG型化
合物は、式C又はC生成物の製造に用いられる。式Cウ
レタンから式C第一級アミンをつくるには、この技術で
知られた方法が用いられる。 こうして例えば50℃より高温で強塩基による式Cウレ
タンの処理を用いる。例えば水酸化ナトリウム、カリウ
ム、又はリチウムが使用される。その代わりに、式C化
合物は、式C化合物の製造に使用される。 こうしてL1がアルキルの時には、R1がアルキルの場
合の式Cウレタンの還元によつて式C化合物がつくられ
る。この目的には、水素化アルミニウムリチウムが都合
よく用いられる還元剤である。次に式1生成物は、式C
第二級アミン(L2がアルキル)とアルキルクロロフオ
ルメートとの反応によつて対応するCウレタンをつくる
のに使用される。 こうして反応は、対応する第二級アミンからカルバメー
ト類をつくるのにこの技術で知られた方法によつて進行
する。最後に、L2とL3が共にアルキルの場合の式C
X生成物は、式Cカルバミドの還元によつてつくられる
。従つて、式C化合物から式C化合物の製造に対して上
に記載された方法が用いられる。調整例 1A 2−デカルボキシ一2−アジドメチル−PGF2α(1
)ジメチルホルムアミド12m1中における塩化t−ブ
チルジメチルシリル109、イミダゾール9.149、
及びPGF2α39の溶液を窒素雰囲気下に24時間磁
気的にかきまぜる。 次に生ずる混合物を氷浴中で冷却し、氷水の添カロによ
つて反応を停止させる。生ずる混合物を水150m1で
希釈し、ジエチルエーテルで抽出する。一緒にしたエー
テル抽出液を水、飽和塩化アンモニウム、塩化ナトリウ
ム醇液で洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥する。溶媒を真
空下に除くと、PGF2αt−ブチルジメチルシリルエ
ステル9,11,15−トリス(t−ブチルジメチルシ
リルエーテル)を生ずる。NMR吸収は0.20、0.
30、0.8.3、0.87、0.89、1.07〜2
.5013.10〜4.21及ひ5.38δに見られる
。特徴的な赤外線吸収は970、100011060、
1250、1355、―11460、17201及び2
950CT!L に見らx初 れる。 !)ジエチルエーテル18m1中の水素化アルミニウム
リチウム7.759の磁気的にかきまぜた懸濁液に、ジ
エチルエーテル40m1中における上の(1)部の反応
生成物8.719を室温で12分にわたつて滴カロする
。 壊境温度で1時間かきまぜてから、生ずる生成物を氷水
浴中で冷却し、乳状懸濁液が現われるまで飽和硫酸ナト
リウムを滴力Dする。生ずる生成物を硫酸ナトリウムで
凝固させ、ジエチルエーテルですり砕き、溶媒を吸引ろ
過によつて除去する。ジエチルエーテルを真空下に濃縮
すると、2−デカルボキシ一2−ヒドロキシメチル−P
GF2α9,11,15−トリス(t−ブチルジメチル
シリルエーテル)7.0149を生ずる。NMR吸収は
0.03、0,82、0.87、1,10〜2.60、
3.30〜4.30及ひ5.37δに見られる。特徴的
な赤外線吸収は775、840、970、1065、1
2501146012895、2995、及ひ3350
cmに見られる。{)塩化p−トルエンスルホニル3.
5149、ピリジン44mj1及び(2)部の反応生成
物7.0149を−20℃の冷凍庫に3日間入れる。 次に2−デカルボキシ一2−p−トルエンスルホニロキ
シメチル一PGF2α9,11,15−トリス(t−ブ
チルジメチルシリルエーテル)7.2009を回収する
。 NMR吸収は0.10、0.94、0.97、1.10
、2.50、4,03、3.80〜4.80、5.45
、7.35及び7,80δに見られる。赤外線吸収は7
75、970、118011190、12501136
011470、29001及び2995CT!L−1に
見られる。4) 10%塩酸水溶液0.25解を含有す
る酢酸/テトラヒドロフラン/水(3:1:1)42m
j中に、(3)部の反応生成物2.139を入れる。 室温で16時間激しくかきまぜた後、反応混合物は均質
になる。生ずる溶液を酢酸エチル500m1で希釈し、
飽和塩化ナトリウム及び酢酸エチルで洗い、硫酸ナトリ
ウム上で乾燥し、減圧下に蒸発させると、油1。301
gを生ずる。 粗生成物を酢酸エチルと共に詰めたシリカゲル1509
上のクロマトグラフイにかける。酢酸エチルで溶離する
と、2−デカルボキシ一2−p−トルエンスルホニロキ
シーメナル一PGF2α0.9539を生ずる。(5)
ジメチルホルムアミド5.0TrL1中の(4)部の反
応生成物0.5009をジメチルホルムアミド20m1
中のナトリウムアジド1,59のかきまぜた懸濁液に加
える。 かきまぜを壊境温度で3時間続ける。反応混合物を水7
5m1で希釈し、ジエチルエーテル500WLjで抽出
し、エーテル性抽出液を水、飽和塩化ナトリウムで次々
に洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥する。減圧下のジエチ
ルエーテル除去は2−デカルボキシ一2一アジドメチル
一PGF2α0.3649を生ずる。特徴的なアジド赤
外線吸収は2110CTIL−1に見られる。調製例
1B 2−デカルボキシ一2−アミノメチル−PGF2α(式
CXXV)ジエチルエーテル12m1中の粗製デカルボ
キシ一2−アジドメチル−PGF2α(調製例1A10
.364f!)を、ジエチルエーテル20m1中の水素
化アルミニウムリチウム0.3809の磁気的に力)き
まぜた懸濁液にカロえる。 反応温度を約0℃に保持し、水素化アルミニウムリチウ
ム滴カロを4分間tこわたつて続ける。添加が完了して
から、生ずる混合物を環境温度で1,5時間続け、次に
氷浴(0〜5℃)に入れる。過剰の還元剤を飽和硫酸ナ
トリウム添加によつて破壊する。ガス発生が停止してか
ら、生ずる生成物を硫酸ナトリウムで凝固させ、ジエチ
ルエーテルですり砕き、固体の塩をろ過によつて除去す
る。次にろ液を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に蒸発
させると、やや黄色の油0.3049を生ずる。この油
100m9を分離用薄層クロマトグラフイで精製すると
、表題生成物42m9を生ずる〇NMR吸収(10.9
011.10〜2.8013.28、3.65〜4,2
5、及び5.45δに見られる。 特徴的な赤外線吸収は970、106011460、2
995及び3400(Tnに見られる。質量スベクトル
は699.4786に親ピーク、628、684、59
5、217及ひ274にその他のピークを示す。調製例
2 14−ブロモ−PGF,α、メチルエステル(式XC)
及び14−ブロモ−(15R)−PGF2α、メチルエ
ステル.図Nを参照。 約25m1のピリジン中の式一XCIの5ξ,6ξ,1
4−ブロモ−15−ケト一PGFlα,メチルエステル
(合衆国特許第3728382号)3.389が、ピリ
ジン35m1中のピリジニウムハイドロプロマイドパー
ブロマイド7.089の溶液で、2.25時間にわたつ
て滴下処理される。その後混合物は27時間かきまぜら
れ、エーテルで希釈されてろ過される。戸液は水、冷臭
化水素酸(5%)、重炭酸ナトリウム水溶液(5%)で
洗滌され、次に乾燥されて濃縮され3.729の生成物
を生ずる。同様に追加の1.069がつくられ一緒にさ
れる。生成物をヘキサン−酢酸エチル(65:35)で
溶離するシリカゲルクロマトグラフイにかけると、XC
I2.83flを生成する。NMRのピークは0.90
、1,1−2,58、2.58−3.4、3.4−3.
88、3.67、3.88−4,61、6.96及び7
.03δ。赤外線吸収ピークは、340011730、
1685、1610、1245、1200、1170、
1085及び1050cmに、又質量スペクトルピーク
((TMS)は、746.0562、636、6346
32、6301555、553及び551にある。 又反応生成物のクロマトグラフイからの別のフラクシヨ
ンとして、5ξ−ブロモ−9−デオキシ−6ξ,9−エ
ポキシ−14−ブロモ−15−ケト−PGFlαメチル
エステル0.939が得られる。 NMRピークを0.90、1.10−3.03、3,0
3−3.46、3.65、3.78一5.016.91
及び7.00δにもち、赤外線のピークは3480、2
880、2810、1735、169011615、1
245、120011175、1150及び1080c
mに、又質量スペクトルピーク(TMS)は594.0
99、515及ひ478にある。….5ξ,6ξ,14
−トリブロモ−PGFlα,メチルエステル(XCH)
。 メタノール20m1中のXCI2.389の溶液を、メ
タノール40m2中の水素化ほう素ナトリウム1.28
9の溶液に−35℃で加える。温度は1時間−25℃に
保持される。混合物はジエチルエーテルで希釈された酢
酸で停止される。溶液は塩溶液(5%)及び重炭酸塩水
溶液(5%)で洗滌され、乾燥されてC−15エピマー
類(XCI)混合物に濃縮される。分離がヘキサン−酢
酸エチル(3:2、続いて1:1)で溶離されるシリカ
ゲルクロマトグラフイで達成されると、先づ15Rエピ
マー1.579を生成する。NMRピークを0.9、1
.1−3.35、3.35−4.65、3.66及び5
.75−6.21δをもち、赤外線ピークは3380、
1735、1725、1250、1200、1175、
1075及び1050c1n−1に、高解像質量スペク
トルピーク(TMS誘導体)は749.0362にある
。エタノール中の〔α〕Dは−113である。又第2に
、15Sエピマー0.6059を生成する。 NMRピークを0.9、1.10−3.35、3.35
−4.6、3.66及び5.65−6.15δにもち、
赤外線ピークは3380、1740、1650、143
5、12501120011175、1120、108
0及び1045儂に、高解像質量スペクトルピーク(T
MS誘導体)は749.0384にある。エタノール中
で〔α〕。は−40である。1.14−ブロモ−PGF
2α,メチルエステル〇メタノール20m1中の15S
異件体0.609の溶液が、塩化アンモニウム(0.1
19)と亜鉛末(0.289)で処理される。 混合物は1.5時間かきまぜられ、ベンゼンで希釈され
て淵過される。F液は0.2Mの酸性硫酸カリウムで洗
滌され、乾燥されで濃縮され、RfO.26(酢酸エチ
ル中の硝酸銀で処理したシリカゲル上のTLC)をもつ
生成物0.379を生成する。NMRピークは0.88
、1。1−2.71、2.71一3.55、3.66、
3.80−4.35、5.23−5.56及び5.84
δに、又赤外線ピークは3320、2900、2820
、1940、1650、143011310、1240
11215、117011115及ひ1030cmにあ
る。 lの手順によるが、の15Rエピマーを使用すると、同
じ様に14−ブロモ−(15R)−PGF2α,メチル
エステルが得られる。 実施例 19−デオキシ−6ξ、9α一エボキシ一2,
3,4−トリノル一PGF,エチルエステル、混合異性
体類(式)1.図Aを参九始めに式XXX9−デオキシ
−6ξ,9α一エポキシ一2,3,4−トリノル一PG
Flエチルエステルビステトラヒドロピラニルエーテル
、混合異性体類がつくられる。 テトラヒドロフラン40m11中のトリエチルホスホノ
アセテート3.589の溶液をO℃で、テトラヒドロフ
ラン40m1中のカリウム第三ブトキシド1,799で
処理し、次に1分間に添カロされるベンゼン20m1中
の式XXXVl2α,4α−ジヒドロキシ−5β+.3
5α−ヒドロキシ−1′−トランスーオクテニル)−α
−シクロペンチルアセトアルデヒド−γ−ラクトール3
′,4ービステトラヒドロピラン一2−イルエーテル(
イ一・シュー・コリ一等、J.Am.Chem.SOc
.92巻397頁(1970年)、5.69)の溶液で
処理する。次に混合物を0〜25・℃で25分かきまぜ
、エーテル一塩化メチレン(3:1)500m1で希釈
する。生ずる混合物を水、水酸化カリウム希溶液、水、
及び塩水で洗い、乾燥して粗生成物中の式XXX化合物
8.19まで濃縮する。上の生成物をシリカゲルクロマ
トグラフイにかけ、スケリソルブB中の40〜75%酢
酸エチルで溶離すると、式XXXビステトラヒドロピラ
ニルエーテル4.79が得られる。 NMRのピークは5.4〜5.7、3.2〜4.8、2
.42及び2.56δ。じ1.上の式XXX化合物の混
合異性体類1.09を酢酸15m1及ひ水75mj中で
37〜39℃で3時間力D水分解する。 混合物を冷却し、ジエチルエーテル−塩化メチレン(3
:1)と混合し、氷冷した水酸化カリウム希溶液と共に
振とうする。有機相を塩水で洗い、乾喋して濃縮する。
残留物をシリカゲルクロマトグラフイにかけ、酢酸エチ
ル中の0〜5%エタノールで溶離すると、式I表題化合
物0.559が、極性のより大きい異性体とより小さい
異性体の混合物として得られる。NMRのピークは5.
27〜5.47、3.3〜4.5、2.4、及び2.5
2δ。質量スペクトルのピークは322、304、27
8、251及ひ235。ミ施例 2 9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一れ3,4−トリ
ノル−PGF,エチルエステルビス(テトラヒドロピラ
ン−2−イルエーテル)、混合異性体類(式xxx■:
Q1と〔φのR40はTHP(テトラヒドロピラン−2
−イル))及び9−デオキシ−6,9α一エポキシ−2
,3、54−トリノル−PGF1エチルエステル、極性
のより小さい異性体とより大きい異性体(式■:QとW
0R4は水素)1.図Aを参照。 始めに式XXXIXビス(テトラヒドロピラニルエーテ
ル)がつくられる。式XXX■2α,4α−ジヒドロキ
シ−5βー〔(3S)−3−ヒドロキシートランス−1
ーオクテニル〕−1α−シクロペンタンアセトアルデヒ
ドγ−ラクトールビス(テトラヒドロピラン−2−イル
エーテル)109、エチル(ト 1リフエニルホスホル
アニリジン)アセテート109及びエタノ一ル150m
lの混合物を窒素下に3日間かきまぜる。 混合物を濃縮し、残留物をシリカゲル上のクロマトグラ
フイにかけ、酢酸エチルースケリソルブB(1:1)で
溶離 ニすると、式■の混合異団体表題化合物9.09
を生ずる。生成物は混合物に対してRfO.34と0,
39をもつ(酢酸エチルーヘキサン(1:3)によるシ
リカゲル上のTLC)。NMRピークは5.35〜5,
69、4.69、3.98〜4.34、及び2.48〜
2.62δo■. THP封錠基を除去するには、上の
式XXXIX化合物6.95g、酢酸100ml、水5
0ml1及びテトラヒドロフラン10mlの混合物を4
0℃で4時間かきまぜる。 混合物を冷却し、酢酸エチル500mlで希釈し、氷水
500mj中の水酸化ナトリウム729の混合物、次に
塩水で洗い、乾燥して濃縮する。残留物を予めアセトン
ー塩化メチレン(60:40)で不活件化した微粒状シ
リカゲル(40〜63μ、メルク)5009のカラム上
のクロマトグラフイにかける。カラムを次のとおりアセ
トンー塩化メチレン混合物で溶離する。30:703l
、35:65 0.5l1及ひ40:60 1.5jo
溶離液の始めの500mlを捨て、次に40dフラクシ
ヨンを集める。 7ラクシヨン40〜46は表題化合物の式lの極件のよ
り小さい異件体0.219を生ずる。 RfO.39(アセトンー塩化メチレン(40:60)
によるシリカ1(ゲル上のTLC)。 NMRのピークは5.43〜5.54、3.98〜4.
33、及び2.57〜2.71δ。フラクシヨン47〜
62は異件体混合物を生ずる。フラクシヨン63〜10
0は表題化合物の式■の極性のより大きい異件体2。0
39を生ずる。 RfO.32(アセトンー塩化メチレン(40:60)
によるシリカゲル上のTLC)。NMRのピークは5,
47〜5.58、4.34〜4.64、3.98〜4,
34、及ひ2.48〜2.63。この極性のより大きい
異件体については4.4〜4.6δにピークが見られる
。実施例 3 9−デオキシ−6,9α一エポキシ−2,3,4−トリ
ノル−PGF,メチルエステルビス(テトラヒドロピラ
ン−2−イルエーテノ(ハ)、混合異性体類(式XXX
■)、及び9−デオキシ−6,9α一エポキシ−2,3
,4−トリノルーPGF1メチルエステル、極性のより
小さい異性体とより大きい異性体(式■)。 1.図Aを参照。 テトラヒドロフラン75ml中のトリメチルホスホノア
セテート7.11gの溶液をO℃で、テトラヒドロフラ
ン75mj中のカリウム第三ブトキシド4.059の溶
液で処埋する。混合物を0〜5゜Cで10分かきまぜ、
次にテトラヒドロ7ラン60ml中の2α,4α−ジヒ
ドロキシ−5β一〔(3S)−3−ヒドロキシートラン
ス−1−オクテニル〕−1α一シクロペンタンアセトア
ルデヒドγ−ラクトールビス(テトラヒドロピラン−2
−イルエーテル)13。2flの溶液を1分以内に力0
える。 次に混合物を約25℃で2時間かきまぜ、次にジエチル
エーテルー塩化メチレン(3:1)600mjで希釈す
る。有機相を塩水で洗い、乾燥して濃縮する。残留物を
シリカゲル上のクロマトグラフイにかけ、酢酸エチルー
スケリソルブB(1:1)で溶離すると、C−6異注体
混合物12.159として式■XX■生成物を生ずる。
Rf0.62(酢酸エチルーヘキサン(1:1)による
シリカゲル上のTLC)。NMRのピークは5.33〜
5.71、4.71、3.67、及ひ2.5〜2.61
δ。■.式l生成物をつくるには、酢酸200rrLl
1水100ml1及びテトラヒドロフラン10mj中に
おける上の式XXX■ビス(テトラヒドロピラン−2−
イルエーテル)12.159の混合物を40℃で4時間
かきまぜる。 混合物を冷却し、冷い(−10℃)酢酸エチル800m
lで希釈する。有機相を氷水800ml中の水酸化ナト
リウム1509の混合物で、次に塩水で洗い、乾燥して
濃縮する。残留物11.89を微粒状シリカゲル(40
〜63μ、メルク)約5001のカラム上のクロマトグ
ラフイにかける。カラムを次のようにアセトンー塩化メ
チレン混合物で溶離する。40:60 8l、及び60
:40 4110溶離液の始めの211を捨ててから、
200mlフラクシヨン17本と300mlフラクシヨ
ン18本を集める。 フラクシヨン6〜22は式■の極曲のより小さい異囲体
とより大きい異曲体との混合物3.99を生じ、これは
あとで下に分離される。フラクシヨン23〜32は式I
表題化合物の極曲のより大きい異曲体3.559を生ず
る。混合異姓体フラクシヨンを再び微粒状(40〜63
μ)シリカゲル上で再クロマトグラフイにかけ、続いて
こうして得られる混合異囲体フラクシヨンを更に再クロ
マトグラフイにかけると、極囲のより小さい異註体とよ
り大きい異囲体を生ずる。 全量が上の量の場合、極注のより小さい異囲体1、25
fl及びより大きい異囲体5.449。式l表題化合物
の極曲のより小さい異匣体は融点47〜48℃(ジエチ
ルエーテルーヘキサンから)をもつ。 RfO.41(アセトンー塩化メチレン(40:60)
によるシリカゲル上のTLC)。NMRのピークは5.
50〜5.61、3.86〜4.46、3.72及ひ2
.61〜2.75δ,質量スペクトルのピークは470
.2898、455、439、399、380、265
、219、199、及ひ173。式■の極囲のより大き
い異囲体はRfO.35をもつ(アセトンー塩化メチレ
ン(40:60)によるシリカゲル上のTLC)。 NMRのピークは5.50〜5.61、3.88〜4.
67、3.72、及ひ2.52〜2.63δ。質量スペ
クトルのピークは470.2903、455、399、
380、309、199、及ひ173。実施例 4 x 菊 9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ−2,3,4−ト
リノル−PGF1メチルエステルビス(テトラヒドロピ
ラン−2−イルエステル)、混合異性体類、マイケル付
加による。 1.始めに2,3,4−トリノル−5,6−トランスー
ジデヒドロ−PGF1αメチルエステル11,15−ビ
ス(テトラヒドロピラン−2−イルエーテル)をつくる
。 2α,4α−ジヒドロキシ−5β−〔(3S)−3−ヒ
ドロキシートランス−1−オクテニル〕−1α−シクロ
ペンタンアセトアルデヒドγ−ラクトールビス(テトラ
ヒドロピラン−2−イルエーテル)8,89、メチルー
(トリ7エニルホスホルアニリジン)アセテート10.
09、及びテトラヒドロフラン100mllの混合物を
、均質になるまでかきまぜ、次に約25℃で7日間放置
する。 混合物を濃縮する。残留物を酢酸エチルで不活囲化され
たシリカゲル上のクロマトグラ7イにかけ、酢酸エチル
ースケリソルブB(1:1)で溶離すると、上の5,6
−トランス化合物9.6gを生ずる。RfO.59(酢
酸エチルーヘキサン(1:1)によるシリカゲルーヒの
TLC)。NMRのピークは6.80〜7.20、5.
77〜6.01、5.38〜5。67、4,71及び3
.70δ。 赤外線吸収は36001 17301及び1670cm
o■.表題化合物をつくるには、メタノ一ル3ml!
及びナトリウムメトキシドのメタノ一ル溶液約0.15
ml中における上の5,6−トランス化合物0.300
9の溶液を25分かきまぜると、TLCで示されるとお
り反応は終了L9ている。 混合物をジエチルエーテル35mlで希釈し、塩水で洗
い、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮する。油状残留
物0.2909は、参考例3で上に報告されたものと同
じ団状をもつ式XXX■表題化合物の混合異曲体類から
なる。蟇考例 1 3,3aβ,4,5,6,6aβ−t\キサヒドロ−5
α−ヒドロキシ−2ξ−(2′−ヒドロキシエチル)−
4β−(3′α−ヒドロキシートランス−1−オクテニ
ル)2H−シクロペンタ〔b〕7ラン3′,5′−ビス
テトラヒドロピラニルエーテル異性体混合物(式XLI
:Q1はH−゛0THP、R2はn−ペンチ)1/s(
R2)はく ↓Cあり、ここでTHPはテトラヒドロピ
ラニル また〜はアルフアとベータ)図Bを参照。 ジエチルエーテル40m1中の式XXX9−デオキシ−
6ξ,9α一エポキシ一2,3,4−トリノル一PGF
lエチルエステルビステトラヒドロピラン一2−イルエ
ーテル(実施例1−1、4.09)の溶液を、無水ジエ
チルエーテル100mj中の水素・化アルミニウムリチ
ウム0,509のスラリーに加える。混合物を還流下に
かきまぜながら2時間加熱する。冷却後、これを水0.
70m1115%水酸化ナトリウム水溶液0.70mj
、及び水0.8m1で次々に処理する。混合物をろ過し
、ろ液を濃縮すると、式XLI表題化合物3.79を生
ずる。NMRのピークは5.2〜5.6、4.6及び3
.0〜4.0δ。これらの化合物に対する代わりの名前
は{3aR−〔3α,4α*(1E,3S),5β,6
aα〕}−ヘキサヒトロー5−〔(テトラヒトロー2H
−ピラン一2−イル)オキシ〕−4−{3−〔(テトラ
ヒトロー2H−ピラン一2−イル)オキシ〕−1−オク
テニル}−2H−シクロペンタ〔a〕フラン−2ξ一エ
タノールである。 ここでξは未知の立体配置を指す。実施例 5 3,3aβ,4,5,6,6aβ−ヘキサヒトロー5a
−ヒドロキシ−2ξ−(ホルミルメチノ(ハ)−4β−
(3′α−ヒドロキシ−トランス−1−オクテニル)−
2H−シクロペンタ〔b〕フラン3′,5−ビステトラ
ヒドロピラン一2−イ吃?K.K??M=?.1め゜“
1,(]″ であつて、ここでTHPはテトラヒドロピ
ラニル、また〜はアルフアとベータ)及び9−デオキシ
−3,4−トランスージデヒドロ一6ξ,9α一エポキ
シ一2−ノル一PGFlエチルエステルビステトラヒド
ロピラニルエーテル混合異性体類(式XL:Aは原子価
結合、Q,はH′IOTリ,PlRlはエチル、O)は
ぐ)゛÷あつてここでTHPはテトラヒドロピラニル、
また〜はアルフアとベータ)1.図Bを参照。 ジクロロメタン15m1中における式XLI3,3aβ
,4,5,6,6aβ一ヘキサヒドロ一5α−ヒドロキ
シ−2ξ一(2′−ヒドロキシエチル)−4β−(3′
α−ヒドロキシ−トランス−1−オクテニル)−2H−
シクロペンタ〔b〕7ラン3′,5−ビステトラヒドロ
ピラン一2−イルエーテル(参考例1、2.39)の溶
液を、ジクロロメタン100m1ピリジン6m1中の三
酸化クロム3.89の溶液に15秒間に加える。混合物
を15℃で10分かきまぜ、次にベンゼン25m1を加
え、混合物をろ過する。ろ液と洗浄液を約15m1に濃
縮し、ジクロロメタン50m1中に取上げる。混合物を
CC−4シリカゲル(マリンクロツツ[有]製シリツク
AR)及び硅藻土と接触させて、ろ過する。 ろ液を濃縮すると式XL表題アルデヒドを異囲体混合物
として生ずる。.ベンゼン10m1中の上の式XLアル
デヒドの溶液を10℃に冷却し、予め調製されO℃で1
0分かきまぜたテトラヒドロフラン30m1中のトリエ
チルホスホノアセテート1.1m1とカリウム第三ブト
キシド0.609の混合物にカロえる。 次に氷浴を除き、混合物を30分かきまぜ、この間に混
合物は約25℃まで徐々に暖まる。最後に、混合物をジ
エチルエーテルー塩化メチレン(3:1)で希釈し、水
と一緒に振とうする。有機相を水酸化カリウム希水溶液
、水及び塩水で洗い、乾燥して残留物3.89まで濃縮
する。残留物をシリカゲルクロマトグラフイにかけ、酢
酸エチルースケリソルブB(1:1)で溶離すると、式
XL表題化合物の極曲のより小さい異曲体とより大きい
異囲体の混合物2.39を生ずる。NMRのピークは5
.4〜7.2、4.7、及び3.2〜4.5δ。実施例
69−デオキシ−3,4−トランスージデヒドロ一6
ξ,9α一エポキシ一2−ノル一PGFlエチルエステ
ル混合異性体(式V:CgH2gはトZ6鶴.りメチレ
ン、QはHOHRlはエチル、R5とR6は水素、Wは
,(−で又〜はアルフア又はベータ)式−XLIビステ
トラヒドロピラニルエーテル(実施例5−2)(0.5
g)が12m1の酢酸、6m1の水の混合物中でカロ水
分解を37〜39℃に於て2.5時間される。 混合物は冷却されジエチルエーテルージクロルメタン(
3:1)と、また冷塩水及び水酸化カリウム水溶液の混
合物と振とうされる。有機層は塩水で洗われ、乾燥され
濃縮される。残留物はシリカゲルクロマトグラフイ一に
かけられて酢酸エチル中0〜5%エタノールで溶離され
て式−の表題化合物0.299を生成し、これはNMR
ピークを5.7、5.97、6.68〜7.28、5.
32〜5.57及び3.7〜4.5δに、またマススペ
クトルのピークを(TMS誘導体について)51014
95、481、465、429、420、411、39
7、及び349に持つ。実施例 79−デオキシ−6ξ
,9α一エポキシ一2−ノル一PGFlメチルエステル
混合異性体(式:CgH2gはトリメチレン、dは2Q
はf″0H1R1はメチル、R5とR6は水素、Wは?
,q;また〜はアルフア又はベータ)図B参照。 式−XLl化合物の酸型が最初につくられる。式−XL
l9−デオキシ−3,4−トランスージデヒドロ一6ξ
,9α一エポキシ一2−ノル一PGFl、エチルエステ
ルビステトラヒドロピラン一2−イルエーテル(実施例
5−21.79)及び15m1のメタノールの混合物が
0.259の水酸化ナトリウムの6m1の水中の溶液で
処理される。混合物は約25℃で5時間攪拌される。氷
片刃幼Dえられ混合物はジエチルエーテルージクロルメ
タン(3:1)と、また酸曲にする為に冷希塩酸と振と
うされる。有機層は塩水で洗われ、乾燥さぺ濃縮されて
式XLl酸を混合異曲体として生成する。上記の酸は水
酸化ナトリウム水溶液(0.29、水25m1中)に溶
解され生じる溶液は希塩酸でPH9に調節される。 デニス(Dennis)等の手順に従つて、(Tetr
ahedrOnLett.l82l(1968))この
溶液は新しく調製された塩化ニツケル6水和物(0.3
09)とシアン化カリウム(0.419)の25mjの
水中の混合物で処理され、続いて5.0m1の水中の水
素化ホウ素ナトリウム(1.0f!)の新しい溶液で処
理される。混合物は約25℃で16時間攪拌され、次に
氷浴中で冷い希塩酸でPHl〜2へ酸囲にしながら冷却
される。(危険:水素とシアン化水素発生あり)。生じ
る混合物は直にジエチルエーテルージクロルメタン(3
:1)で抽出され、有機層は希酸、水、及ひ塩水で洗わ
れ、乾燥され、混合異囲体としての式XLビステトラヒ
ドロピラン一2−イルエーテルの酸形に濃縮される。上
の式XL酸はジエチルエーテル溶液中でジアゾメタンで
処理することによつてメチルエステルに変換され、その
後、式XLメチルエステルビステトラヒドロピラン一2
−イルエーテルは分離され、NMRピークを5.3〜5
.6、4.63、3.61及ひ3.2〜4.5δに有す
る。 上の式XLメチルエステルビステトラヒドラピラン一2
−イルエーテルは25wL1の酢酸と12.5dの水中
で37〜40℃で2.5時間表題化合物へ加水分解され
る。 その後、生成物は実施例7についての場合の様にまとめ
上げされてシリカゲルクロマトグラフイ一にかけられ、
酢酸エチル中4〜5%エタノールで溶離される。最後に
式表題化合物がより極曲の小さいものとより極注の大き
いものの混合異性体として0.2009得らへこれはN
MRピークを5.32〜5.57、3.61及ひ3.3
〜4.5δに、また質量スペクトルのピークを336,
322,292及ひ264に有する。参考例 2 9−デオキシ−3,4−シスージデヒドロ一6ξ,9α
一エポキシ一PGFlビステトラヒドロピラン一2−イ
ルエーテル混合異性体(式XL:′・Aはメチレン、Q
,はHOTHP..R2はnぺTXSl ン − Z−一Xン
チル、R,は水素、(R2)は〈 11また〜9α一
エポキシ一PGF,混合異性体(式:CgH2gはトリ
メチレン、dは3、Qは′− HOHlR,は水素、R5とR,は水素、WはC−、ま
た〜はアルフア又はベータ)及び9−デオキシ−6ξ,
9α一エポキシ一PGFlエチルエステル混合異性体(
式:R1がエチルであること以外上に同じ)1.図B参
照。 ジメチルスルホキシド−テトラヒドロフラン(1:1)
中の式−XLHアルデヒド即ち3,3aβ,4,5,6
,6aβ−ヘキサヒトロー5α−ヒドロキシ−2ξ−(
ホルミルメチル)−4β−(3′α−ヒドロキシ−トラ
ンス−1−オクテニル)2H−シクロベンダー〔b〕フ
ラン 31,5−ビステトラヒドロピラン一2−イルエ
ーテル(参考例6−1当量の4.649)及び(2−カ
ルボキシエチル)トリフエニルホスホニウムクロライド
〔ハワードエス,コ一り一,ジユニア(Haward.
S.COrey,Jr.)等J.Am.Chem.SO
c.86、1884(1964)、3.719〕の混合
物が窒素下で攪拌しながら水素化ナトリウム(57%0
.849)の同じ溶媒系中のスラリーに加えられる。反
応はTLCで監視され、約6時間の後、水力甥口えられ
混合物はジエチルエーテルで抽出される。水層は25m
1の塩水中の塩化アンモニウム(59)の懸濁液と混合
され、混合物は酢酸エチルで抽出される。有機層は塩水
で洗われ、硫酸マグネシウムで乾燥され、濃縮される。
残溜物はシリカゲルクロマトグラフイ一にかけられ、酢
酸エチル(25〜50%)−ヘキサンで癖離され式−X
L表題化合物を混合異囲体として生ずる。2.上の2A
SXL化合物は酢酸エチル溶液中で水素により大気圧よ
りやや高圧で5%炭素上パラジウム触媒の存在下で還元
される。 反応は1当量の水素が取込まれた時終了される。触媒は
流去され式XL化合物が混合異団体として回収される。
3,実施例6の手J願に従つて、テトラヒドロピラニル
基が次に加水分解で希酢酸中で約40℃に於て除かれ、
式−表題化合物が混合異姓体として回収される。 4.式表題エステルが上の酸をエタノールージ1θエチ
ルエーテル溶液中でジアゾメタンで約25℃に於て15
分間処理し、その後、生成物を分離することにより混合
異曲体として得られる。 ミ施例 89−デオキシ−3,4〜トランスージデヒド
ロ一6ξ,9α一エポキシ一17−フエニル一2′18
,19,20−テトラノル一PGFlメチルエステル混
合異性体(式XI:QはHOHlRlはメチル、R5と
R6は水素でSは01Wはρ−、またZはメチレン)1
\ 図C参照。 100mjのベンゼン中の式 XXXVlI2α,4α−ジヒドロキシ−5β一(3′
α−ヒドロキシ−5′−JャGニル一1′一トランスーヘ
プテニル)−α−シクロペンチルアセトアルデヒド−γ
−ラクトール、3′,4−ビステトラヒドロピラン一2
−イルエーテル(2.289)及ひメチル4−(トリJ
ャGニルホスホラニリデン)クロトネート〔ブチタ(B
uchta)等、Chem.Ber.92、3111(
1959)、3.469〕の混合物が還流下で16時間
加熱される。 混合物は暗橙色半固体に濃縮される。残溜物はシリカゲ
ルクロマトグラフイ一にかけられ、アセトン(5%)−
ジクロルメ、タンで溶離され、表題化合物のビステトラ
ヒドロピラン一2−イルエーテルの黄色油1,559を
生ずる。上記物質は酢酸一水−テトラヒドロフラン(2
0:10:10)中で約42℃に於て4.5時間加水分
解される。 その後50m1の水力切りえられ混合物は凍結され次い
で凍結乾燥される。生じる残溜物油はシリカゲルクロマ
トグラフイ一にかけられてアセトン(30%)−ジクロ
ルメタンで溶離され、式−M表題化合物のより極囲の大
きいものと小さいものの混合異囲体の油0.4449を
生成し、これは質量スペクトルのピークを386、36
8、350、324、287、277、269、233
、133、105及び91に有し、また赤外吸収ピーク
を339011720、1655、1600、1445
、1455、,144011325、1275、121
5、1195、1175、10601975、750C
IILに、またNMRピークを1,2〜3.2、3.7
、3.8〜4.6、5.4〜5,65、5.7〜6.1
、6,7〜7.1及びZ2δに有する。実施例 9 9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一3−オキサ−P
GFlメチルエステル混合異性体(式:CgI]2gは
トリメチレン、QはHOHlRlはメチル、R5とR6
は水素、Wは −C一でまた〜はアルフア又はベータ)
1.図Eを参照。 最初に表題化合物のビスーテトラヒドロピラン一2−イ
ルエーテルが製造される。10mjのジメチルスルホキ
シド及ひ5m1のテトラヒドロャ宴湯■式XLI3,3
aβ94,5,6,6aβ−ヘキサヒトロー5α−ヒド
ロキシ−2ξ−(2′−ヒドロキシエチル−4β一(3
′α−ヒドロキシ−トランス−1一オクテニル)−2H
−シクロペンタ〔b〕フラン、3′,5/−ビステトラ
ヒドロピラン一2一イルエーテル(参考例5、0.80
9)の溶液が、約0〜5℃で1.1m1のヘキサン中の
1.6Mn一ブチルリチウムで1分間をかけて滴下添カ
ロして処理される。 その後、混合物は約10℃で5分撹拌され、次に8m1
のジメチルホルムアミド及び0.359のリチウムクロ
ルアセテートが添〃口される。混合物は約25℃で22
時間攪拌され次に3m1の濃塩酸を含んだ125m1(
7) s氷と水で希釈される。生じる混合物はジクロル
メタンで抽出され有機層は冷水と、塩水で洗われ、濃縮
される。式Lビステトラヒドロピラン一2−イルエーテ
ルの酸形を含む残溜物はジエチルエーテル中でジアゾメ
タンとの反応によ Jつてメチルエステルに変換される
。3分後、過剰のジアゾメタンは酢酸で破壊され混合物
は希水酸化カリウム及び塩水で洗われ、乾燥され濃縮さ
れて表題化合物の式Lビステトラヒドロピラン一2−イ
ルエーテルを混合異囲体として 3生ずる。 2.上のエーテルは15m1の酢酸と7.5m1の水中
で37〜39℃で2.5時間加水分解される。 混合物は氷水で希稀されジエチルエーテルージクロルメ
タン(3:1)で抽出される。有機層 4は布丞歌化カ
リウム水溶液と塩水で洗われ乾燥され濃縮される。残溜
物はシリカゲルクロマトグラフイ一にかけられ、酢酸エ
チル中の2〜5%メタノールで溶離して、式一表題化合
物をより極曲の小さい及びより極曲の大きい異曲体混合
物として0.4009生じ、これはNMRピーク85.
3〜5.55、4.01、3.69及ひ3.4〜45に
、質量スペクトルピーク(TMS誘導体について)を5
14、499、455、443、424及ひ355に有
する。実施例 10 9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一PGFlメチル
エステル混合異性体(式:CgH2gは′トリメチレン
、dは3、QはHOHlRlはメチル、R5と馬は水素
、Wは 一,C− 、ま′ \た〜はアルフア又はベ
ータ)及び9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一PG
Fl混合異性体(式:CgH2g.d.Q.R5、R6
、W及び〜は上の通り、R1は水素)1.図H参照。 最初に式LXハロ化合物が製造される。10m1のメタ
ノール中のPGF2α、11,15−ビステトラヒドロ
ピラン一2−イルエーテル(2.1!y)の溶液が20
m11のジアゾメタンのジエチルエーテル溶液で約25
℃で15分間メチルエステルへの変換がなされる。 その後、混合物は油に濃縮される。生じる11,15−
ビステトラヒドロピラン一2−イル一PGF2αメチル
エステル(2.09)の23m1の水中に懸濁されたも
のは、重炭酸ナトリウム(0.79)で処理され氷浴中
で冷やされる。生じる爵液に、ヨウ化カリウム(1.9
3f!)とヨウ素(2.289)が加えられ、攪拌が1
6時間約0℃で続けられる。その後10m1水中の亜硫
酸ナトリウム(1.669)と炭酸ナトリウム(0,7
69)力坊1えられる。数分後に混合物はクロロホルム
で抽出される。有機層は塩水で洗われ、硫酸ナトリウム
上で乾燥され、濃縮されて王として式LXIヨード化合
物をビス(テトラヒドロピラン一2−イルエーテル)の
混合異囲体2.29の油として生成し、これはRfO.
75(A−系中のシリカゲルTLC)である。)..上
の式LX9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一5−ヨ
ード−PGFlメチルエステル、ビステトラヒドロピラ
ニルエーテル(2.29)が15m11のベンゼン中に
溶解され、15m1の水素化トリブチル錫エーテル溶液
(塩化トリブチル錫及び水素化アルミニウムリチウムか
ら新たに調製され、約0,1459/ml含む)で20
分間かけて滴下添カロにより処理され、約30分後追カ
ロの20mjのエーテル中水素化トリブチル錫が加えら
れ1時間攪拌が続けられる。 5反応混合物は濃縮される。 上の残溜物は王に式LXIVメチルエステルのビステト
ラヒドロピラニルエーテルであるが次の様に表題化合物
に変換される。 油囲残溜物は40m1の酢酸一水一テトラヒドロフラン
10(20:10:3)で約16時間25℃で処
理される。次いで250m11のトノレエンがカロえら
れ混合物は濃縮され、この手順が再度繰返される。残溜
物は再ひ40m1の酢酸一水一テトラヒドロJャ宴刀i2
0:10:3)中で40〜 1545℃で2時間処理
され、250m1のトルエン中に取込まれ、濃縮される
。残渣は25m1のジクロルメタン中に溶解され、シリ
カゲ゛ルクロマトグラJャC一にかけられて酢酸エチル(
50〜80%)−スケリソルブBで溶離され xる。 一つのフラクシヨン0.779は再びシリカゲルクロマ
トグラフイ一にかけられアセトン(20〜40%)−ジ
クロルメタンで溶離され、式−9−デオキシ−6ξ,9
α一エポキシ一PGFlメチルエステル混合異囲体0.
19!lを 25生成し、これは、Rfは0.26(酢
酸エチル中のシリカゲルTLC)であり、〔α〕D+2
7中(クロロホルム)、NMRピークは0.9、1.1
5一2.8、3.3−4.4、3。8、4.63及ひ5
.65〜5.85δ、また質量スペクトルのピークは
x(TMS誘導体)512、497、481、441
、391、351、325、及び323、また高分解質
量スペクトルピークは512.3333に有する。 3。 上の式メチルエステルは式酸に次の様に 35変換され
る。30m1のメタノール中のメチルエステル(1.0
9)の溶液が20m1の3N水酸化カリウムで約25℃
で1.5時間処理される。 その後、混合物はp旧に45m1の2N硫酸水素カリウ
ムを用いて酸囲とし50m11の水で希40釈される。
混合物は塩化ナトリウムで飽和され酢酸エチルで抽出さ
れる。有機層は塩水で洗われ、硫酸ナトリウムで乾燥さ
れ、濃縮されて式一遊離酸を含む油を生成しこれは徐々
に結晶化する。生成物はシリカゲルクロマトグラJャCー
にかけられ、アセトン(30〜50%)−ジクロルメタ
ンで溶離し、表題化合物9−デオキシ−6ξ,9α一エ
ポキシ一PGFlα、混合されたより極曲の小さいのと
より極曲の高い異曲体0.849を生成し、融点、79
.2〜84,5℃であり、赤外吸収を3340、322
0、2620、1715、1695、1360、132
011235、1210、10801990、975及
び950CTL−1に有し、〔α〕D+28、(クロロ
ホルム)及び質量スペクトルピーク(TMS誘導体)を
555、499、480、465、409及び173に
、また高分解質量スペクトルピークは570.3569
に有する。実施例10の手順に従うがPGF2α、11
,15−ビステトラヒドロピラン一2−イルエーテル出
発物質を次の式LX化合物又はそれらのC−11及ひC
−15エーテルに置換えて、対応する式LXヨード化合
物が得られる。 15−メチル−PGF2α 15−エチル−PGF2α 16,16−ジメチル−PGF2α 16,16−ジフルオロ−PGF2α 16−フエノキシ一17,18,19,20一テトラノ
ル一PGF2α17−フエニル一18,19,20−ト
リノル一PGF2α11−デオキシ−PGF2α 2a,2b−ジホモ−PGF2α 3−オキサ−PGF2α 3−オキサ−17−フエニル一18,19,20−トリ
ノル一PGF2αその後、実施例10の還元的脱ハロゲ
ン化手順及びそれに続く生成物のまとめ上げに従い、対
応する式LX−生成物がより極囲の小さい及びより極囲
の高い異曲体混合物として得られる。 9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一15一メチル一
PGFl9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一15−
エチル−PGFl9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ
一16,16−ジメチル−PGFl9−デオキシ−6ξ
,9α一エポキシ一16,16−ジフルオロ−PGFl
9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一16,−フエノ
キシ一17,18,19,20−テトラノル一PGFl
9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一17一フエニル
一18,19,20−トリノル一PGFl9−デオキシ
−6ξ,9α一エポキシ一11−デオキシ−PGFl9
−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一2a,2b−ジホ
モ−PGFl9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一3
一オキサ一PGFl9−デオキシ−6ξ,9α一エポキ
シ一3−オキサ−17−フエニル一18,19,20一
トリノル一PGFl実施例 11 9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一PGFlメチル
エステル混合異性体(実施例10の中の式)゛、==;
重。 ●30櫓電忰が製造される。 125m1のジクロルメタン中のPGF2αメチルエス
テル(9.09)の、氷浴中で冷却された、溶液が無水
炭酸ナトリウム(5.39)及ひヨウ素(6.359)
で処理され1時間攪拌される。 そこで16時間撹拌をしている間に25℃にまで温まる
ままにされる。反応混合物は250m1のジクロルメタ
ンで希釈され、次いで100m1の10%水曲亜硫酸ナ
トリウムカ功Dえられる。ヨウ素の色が消失した時有機
層は分離され、水層はジクロルメタンで抽出される。有
機層は合わせられ、塩水で洗われ、硫酸ナトリウム上で
乾燥され濃縮される。生じる油13.59はシリカゲル
クロマトグラフイ一にかけられアセトン(20〜50%
)−ジクロルメタンで溶離して式LXIの9−デオキシ
−6ξ,9α一エポキシ一5−ヨード−PGFlメチル
エステル混合異注体4.769を生成し、これはRfO
.4O(アセトンージクロルメタン(3:7)中のシリ
カゲ゛ル上TLC)、〔α〕D+227(クロロホルム
)、質量スベクトルピーク(TMS誘導体)を623、
567、x548、517、511、477、451、
521、199及ひ173に、また高分解能質量分析ピ
ークを638.2314に、赤外吸収ピークを3380
12960129401286011740、1440
11365、1230、1195、1175、1075
、1055及ひ1020CT!Lに有する。 )..次に式−表題化合物がつくられる。 10m1のベンゼン中の上記式LXl5−ヨード化合物
(0.989)の醪液が約15℃で5mgの2,2−ア
ゾビス−(2−メチルプロピオニトリル)で処理され、
4m1のジエチルエーテル中の0.589の水素化トリ
ブチル錫の溶液が約2分間かけて滴下添加される。 混合物は約25℃まで1,25時間攪拌する間に温まる
に任かされる。別の分量の水素化トリブチル錫(0,5
89)が加えられ撹拌は0.75時間続けられる。反応
混合物は濃縮され、次に25m1のスケリソルブB及び
25m1の水で希釈され、0.5時間撹拌され珪藻土を
通してF過される。水注層は有機層の水囲洗液と共に5
0m1の酢酸エチルと混合され、塩化ナトリウムで飽和
され、0.5時間撹拌される。有機層は水層の酢酸エチ
ル洗液と共に、又スケリソルブB中の溶液を含めて硫酸
ナトリウム上で乾燥され濃縮される。生じる油はシリカ
ゲルクロマトグラJャC一にかけられ、アセトン(25〜
50%)−ジクロロメタンで溶離して式表題化合物混合
異曲体0.489を生成し、これは実施例10の生成物
と同じ曲質を有している。 友施例 12 9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一17一フエニル
一18,19,20−トリノルPGF,メチルエステル
混合異性体(式Xsdは3、Q′\はHOH,.Rlは
メチル、R5及びR6は水素、Sは0でWは 一只−
Zはメチレン、また〜はアルフア又はベーター)1.図
Hを参照。 最初に式LX5−ヨード化合物が製造される。25m1
のジクロロメタン中の17−フエニル一18,19,2
0−トリノル一PGFlαメチルエステル(2.39)
の、氷浴中で冷やされた溶液が無水炭酸ナトリウム(1
.069)及びヨ一素(1.279)で処理され1時間
攪拌される。 然る後混合物は25℃まで16時間攪拌する間に温まる
に任かされる。反応混合物は50m1のジクロルメタン
で希釈され、20mjの10%水曲亜硫酸ナトリウムで
処理される。ヨウ素の色が消失した後、有機 之層はジ
クロルメタンによる水囲層の有機の抽出物と一緒に乾燥
され淡黄色油2,649に凝縮される、油はシリカゲル
クロマトグラフィ一にかけられ式LX9−デオキシ−6
ξ,9α一エポキシ一5−ヨード−17−JャGニル一1
8,19,20−トリノル一PGFlメチルエステル混
合異曲体1.579を生成し、これはRfO.24(ア
セトンージクロルメタン(3:7)中のシリカゲ゛ルT
LC)と、NMRピークを1,5〜2.1、2,1〜2
.8、3.5、3.66、3.7〜4.2、4.3〜4
.6、5.4〜5.7及ひ7.2δに、質量スペクトル
ピーク(TMS誘導体)を657、582、567、5
45、477、455、389、377及ひ259に、
又赤外吸収を3390、1735、160011495
、1455、1435、1360、1305及び975
に有する。2.次に式X表題化合物が造られる。 9m1のベンゼン中の上記式LX5−ヨード化合物(1
.09)の溶液が3m9の2,2−アゾビス−(2−メ
チルプロピオニトリル)で処理され、この冷混合物に1
0m1の水素化トリブチル錫(新しく製造され約0.1
45/ml含有)のエーテル溶液が約5分間かけて滴下
添加される。 混合物は22〜25℃に温まるに任かされTLCで反応
完了が示されるまで約45分間攪拌される。混合物は濃
縮され、残留物は25m1のスケリソルブB及び25m
1の水と共に0.5時間攪拌される。水層はスケリソル
ブB層の水洗液と共に塩化ナトリウムで飽和され酢酸エ
チルで抽出される。有機層は水層の酢酸エチル抽出物と
共に乾燥され油0.879に濃縮される。油はシリカゲ
ルクロマトグラフイ一にかけられてアセトン(20〜5
0%)−ジクロルメタンで溶離されて、式X表題化合物
極囲の高い異l体と低い異曲体の混合物0.5689を
生成し、これはRfO.l7(アセトンージクロルメタ
ン(3:7)中のシリカゲルTLC)と、NMRピーク
を1,2〜2.9、3.69、3.7〜4.6、5,4
〜5.65及ひ7,2δに、質量スペクトルピークを5
46、531、515、456、441、432、42
5その他に、また赤外吸収を3400、1735、14
95、1450、1435、750その他の? に有す
る。 参考例 3 5ξ−ヨード−9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一
PGFl混合異性体(式LX!Rl6は一COOH)2
5mjのメタノール中の式LXl5ξ−ヨード−9−デ
オキシ−6ξ,9α一エポキシ一PGF,メチルエステ
ル混合異囲体(実施例111.009)の溶液がO℃で
20m1の3N水酸化ナトリカム水溶液で処理される。 15分後、冷却浴は除かれ撹拌が2時間続けられる。 砕き氷が硫酸水素カリウム水溶液と一緒に力nえられて
酸曲にされる。混合物は酢酸エチルで抽出され有機層は
塩水で洗浄され硫酸マグネシウム上で乾燥され濃縮され
る。残留物は酸洗浄シリカゲルを用いて、シリカゲルク
ロマトグラJャC一にかけられ、アセトン(40〜100
%)一塩化メチレンで溶離される。表題化合物の混合異
囲体からなるものが得られ、これは〔α〕。=+20か
(c=0.992クロロホルム中)を有し、赤外吸収を
3360、2920、2860、2640、1730、
1710、1455、1410、1380、1235、
1185、1075、1050及び970CfLに有し
、また質量スペクトルのピークを696.2554、6
81、625、606、569、535、479及ひ1
73に有する。参考例 4 (1) (5S,6S)−5−ヨード−9−デオキシ−
6,9α−エポキシ−PGFlメチルエステル、より極
性の小さい異性体、及び(5R,6R)−5−ヨード−
9−デオキシ−6,9αーエポキシ−PGFlメチルエ
ステル、より極性の大きい異性体(式LXl)60m1
の水中のPGF2αメチルエステル3.09の懸濁液が
炭酸ナトリウム(1.7f!)で処理され氷浴中で冷却
される。 生じる溶液中にヨウ化カリウム(2.79)及びヨウ素
(4.149)が加えられ攪拌が3時間約0℃で続けら
れる。その後、亜硫酸ナトリウム(2.59)及ひ炭酸
ナトリウム(0.89)力功Dえられ混合物が脱色され
る。IU.:5数分後に混合物はクロロホルムで抽出さ
れる。 有機層は塩水で洗われ、硫酸ナトリウム上で乾燥され、
濃縮されて表題化合物の混合異曲体の油を生成し、これ
は更にシリカゲルクロマトグラフイ一で塩化メチレン(
15〜50%)−アセトンで溶離して精製され、より極
囲の小さい(5S,6S)表題化合物0.299を生成
し、これはRfO.44(酢酸エチル中のシリカゲルT
LC)を有し、又より極曲の大きい(5R,6R)表題
化合物は3.36β生成し、これはRfO,4l(酢酸
エチル中シリカゲルTLC)を有する。実施例 13 (2) 9−デオキシ−6,9α一エポキシ一PGFl
,メチルエステル、より極性の小さい異性体及びより極
性の大きい異性体(式)図Hを参照。 3mjの無水エタノール中の式LXヨードエーテルのよ
り極曲の小さい異囲体(参考例4、0.247g)の溶
液が塩化トリブチル錫(0.12g)、次に3m11の
無水エタノール中の水素化ホウ素ナトリウム(0,05
09)の新しく造られた溶液で処理される。 45分後、反応混合物は酢酸エチルと水で希釈される。 有機層は分離され、洗浄され乾燥され、油0.149に
濃縮され、これは後の実施例24の表題化合物より極囲
の小さい異囲体のものに等しい囲質を有する。同様に上
記の手順に従うがより極囲の大きい式LXヨードエーテ
ルから出発して油0.149が得られ、これは実施例2
4のより極囲の大きい異囲体の方の表題化合物と等しい
囲質を有する。実施例 149−デオキシ−6,9α一
エポキシ一PGFlアミド、より極性の小さい及びより
極性の大きい異性体(式XX)1.図1参照。 最初に式LX5−ヨード−9−デオキシ−6,9α一エ
ポキシ一PGF,アミド、より極曲の小さい及びより極
囲の大きい異曲体が製造される。50mjのアセトン中
の式LXヨード−エーテル酸、混合異曲体(参考例3、
5.0g)の溶液)が約−10℃に冷却され3.0m1
のトリエチルアミン及ひ3.0m1のイソブチルクロル
ホルメートで処理される。 5分後、100mI1のアンモニアで飽和されたアセト
ニトリルカ切りえられ、反応混合物は約25゜Cに温ま
るようにしておく。 混合物は済過され済液は濃縮される。残留物は酢酸エチ
ルと水中に取り入れられる。有機層は水洗され硫酸マグ
ネシウム上で乾燥され、濃縮される。残留物はシリカゲ
ルクロマトグラフイ一にかけられアセトン(25〜10
0%)一塩化メチレンで溶離される。式LXヨード−エ
ーテルアミドのより極肚の小さい異囲体が0,029得
られこれはRfO.4O(アセトン中シリカゲルTLC
)を有し、又、より極曲の小さい及びより極曲の大さい
異曲体混合物のフラクシヨン2.29が得られ、またよ
り極囲の大きい異曲体1.59が得られ、これはRfO
.37(アセトン中シリカゲルTLC)を有し、赤外線
吸収を325063150,1660,1610,10
85、1065、1050及び965CIILに、また
NMRピークを6.4、5,5、3.5〜4.7及び0
.9δに持っ。 2.15m1のエタノール中の式−LX5−ヨード−9
−デオキシ−6,9α一エポキシ一PGFlαアミド混
合異匣体(上記実施例14−1、0.489)の混合物
が約25℃で約0.5m1の塩化トリブチル錫と5m1
のエタノール中の水素化ホウ素ナトリウム(0.109
)の混合物で処理される。 反応はTLC(アセトン中中のシリカゲル)で追跡され
る。約305+後追カロの0.75m1の塩化トリブチ
ル錫力坊0えられ、そして更に45分撹拌の後、0.1
5gの水素化ホウ素ナトリウムカ功Dえられる。更に1
時間の後反応はRf−0.49で示される様に完了する
。反応混合物は氷と水で希釈され酢酸エチルで抽出され
る。有機層は塩水で洗われ、乾燥され、濃縮される。残
渣はシリカゲルクロマトグラJ■■塩化メチレンで溶離
される。極囲の小さいものとより極曲のものの混合物か
らなるフラクシヨン0.179が得られ、それとより極
曲の高い異曲体0.189からなる別の7ラクシヨンが
得られる。より極曲の小さい異曲体はRfO.46(ア
セトン中で2回シリカゲル上で行つたTLC)を有する
。 より極姓の大きい異曲体はRfO.43(アセトン中2
回シリカゲル上で行ったTLC)と赤外吸収3275、
3060、1680、1640、1610、1300、
1275、1225、1160、1130、1080、
1045、970、910及ひ775? 。 実施例 15 9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一PGFlメチル
アミド混合異性体(式LX:ーつのRl8は水素他方の
Rl6はメチル)1.図参照。 最初に式LX5ξ−ヨード−9一デオキシ一6ξ,9α
一エポキシ一PGFlメチルアミド混合異囲体が製造さ
れる。50m1のアセトン中の式LX5ξ−ヨード−9
−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一PGFl混合異団
体(参考例15、4.669)の?液が1.42m1の
トリエチルアミンで処理され−5℃に冷却される。 そこで1,3m1のクロル蟻酸イソブチルがO℃で5分
間攪拌しながらカロえられ次にアセトニトリル中3Mメ
チルアミン25m1t)幼口えられる。爵液は20分間
以上攪拌され、その間約25℃に温められる。混合物は
沢過され濃縮される。油囲残留物は塩化メチレンとすり
つぶされ済過されて沈殿が除かれる。戸液はシリカゲル
クロマトグラフイ一にかけられアセトン(50−90%
)一塩化メチレンで溶離されて5ξ−ヨード−9−デオ
キシ6ξ,9α一エポキシ一PGFlメチルアミド混合
異曲体3.45gを生成し、これはNMRピークを6.
3、5.4〜5,7、3.2〜4.7、2、78及び0
.7〜2.65δに有する。2.15m1のメタノール
中の上記式5ξ−ヨード−9−デオキシ6ξ,9α一エ
ポキシ一PGFlメチルアミド混合異囲体(0.679
)が約25℃で1.5m1の塩化トリブチル錫で処理さ
れ、その後水素化ホウ素ナトリウム(0.359)が1
5分以内に滴下添加される。 1時間後に追カロの0.75m1の塩化トリブチル錫が
加えられ攪拌が16時間続けられる。 次いで別の0.159の水素化ホウ素ナトリウムカ功D
えられ攪拌が15分間続けられる。反応混合物は75m
1の塩水で希釈され、酢酸エチルで抽出される。有機層
は分離され塩水で洗われ硫酸ナトリウムで乾燥され濃縮
される。残留物はシリカゲル上でクロマトグラフにかけ
られアセトン(25〜75%)一塩化メチレンで溶離さ
れ表題化合物を混合C−6異囲体として0.469生成
し、これは質量スペクトルピークを511.3520に
、またNMRピークを6.7.5.3〜5.7、3.3
〜4.6、2.76及ひ0.7〜2.6δに持つ。 実施例 16 9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一PGF,ベンジ
ルアミド混合異性体(式LX:ーつのRl8は水素でも
う一方のRl8はベンジル)1.図1参照。 実施例15の手順に従い、最初に式LX5ξ−ヨード−
9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一PGFlベンジ
ルアミド混合異囲体が製造される。4.669の式LX
5ξ−ヨード−9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一
PGFl混合異囲体及び1.0内゛9のベンジルアミン
がメチルアミンの代わりに使われる。 粗生成物はシリカゲル上クロマトグラフにかけられアセ
トン(50〜70%)一塩化メチレンで溶離され、5ξ
−ヨード−9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一PG
Flベンジルアミド混合異曲体4.19が生成し、これ
はNMRピークを7.3、6.6、5.3〜5.7及び
3.5〜4.6δに有する。2.例15−2の手順に従
い、上の式LXV化合物が塩化トリブチル錫及び水素化
ホウ素ナトリウムで反応がTLCで完了したと示される
まで処理される。 シリカゲルクロマトグラフイ一は表題化合物を混合C−
6異囲体として0.22f!生成し、これは質量スペク
トルピークを659.4204、644.588、56
9、221及び173に有する。 実施例 17 9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一PGFlアニリ
ド混合異性体(式LX:ーつのRl8は水素で他方のR
l8はフエニル)1.図1参照。 実施例15の手順に従い、最初に式LX5ξ−ヨード−
9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一PGFlアニリ
ド混合異囲体が製造される。4.669の式LX5ξ−
ヨード−9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一PGF
l混合異囲体と0.949のアニリンが使用される。 粗生成物はシリカゲル上のクロマトグラフイにかけられ
アセトン(10〜50%)−塩化メチレンで溶離され、
5ξ−ヨード−9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一
PGFlアニリド混合異囲体4.09を生成し、これは
NMRのピークを8.4、6.9〜7.7、5.3〜5
.7及び3.4〜4.78δに有する。2.実施例15
−2の手順に従い上の式LX化合物が塩化トリブチル錫
及び水素化ホウ素ナトリウムで、反応がTLCで示され
る様に完了するまで処理される。 シリカゲルクロマトグラフイ一は表題化合物を混合C−
6異励体0.299として生成し、これはマススペクト
ルピークを645.4033、630.574、555
、540及び514に有する。実施例 18 (1) 5ξ−ブロモ−9−デオキシ−6ξ,9α−エ
ポキシ−PGF,メチルエステル混合異性体(式LX)
及び9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一PGFlメ
チルエステル混合異性体(式)1,図H参照。 25mjの塩化メチレン中のPGF2α,メチルエステ
ル(1.009)の溶液が約0.℃でN−プロムサクシ
ンイミド(0.509)で処理され、これは3分内に分
量に分けてカロえられる。 更に10分撹拌後反応はTLCで示される様に完了する
。(酢酸エチル中シリカゲル上)。溶液は亜硫酸ナトリ
ウム水溶液と水とで洗われ、硫酸マグネシウム上で乾燥
され濃縮される。無色の油状残留物はシリカゲル上でク
ロマトグラフイ一にかけられ、アセトン(20〜40%
)一塩化メチレンで溶離されて式LX5−ブロモ表題化
合物の混合異訃体14189を生成し、これは無色の油
で質量スペクトルピークを575.2203、559、
519、511、510、500、469、429、4
03、199及び173に有し、又実施例8の方法によ
り製造された対応する5ξ−ヨード化合物のNMRスペ
クトルと本質的に等しいNMRスペクトルを有する。即
ち5.5、4.55、3.4〜4.2、3.65及び0
.9δである。2.然る後に実施例11−2の手順に従
いその実施例の武LX5−ヨード化合物を上記式LXI
5−ブロモ化合物で切換え、式表題化合物が得られる。 実施例 19 9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一13,14−ジ
ヒトロー15−デオキシ−PGFlメチルエステル(式
XXX:Q2はHHまたX′は−CH2CH2−)と9
−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一13,14−ジデ
ヒドロ〜P9Flメチルエステル(式XXX:Q2はH
2゛0Hまたx′は−CH2CH2−)3m1のメタノ
ール中の9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一PGF
lメチルエステル(実施例11、10m9と評価される
)の溶液が、大気圧で酸化プラチナの存在下に於て出発
物質が最早TLCで存在確認できなくなるまで水素添力
0される。 表題化合物式XXXl5−デオキシ化合物が得られ、こ
れはRfO.6O(アセトン一塩化メチレン(3:7)
中のシリカゲルTLC活を有し、また質量スペクトルピ
ークを426、336、311及ひ221に有する。ま
た式XXX9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一13
,14−ジヒトローPGFlメチルエステルが得られ6
これはRfO.24(アセトン一塩化メチレン(3:7
)中のシリカゲル上のTLC)を有し、また質量スベク
トルのピークを443、425、424、414、40
9、399、393、353、334、309、267
、219、199、177及び173に有する。実施例
20 9−デオキソ一6,9α一エボキシ一15(S)−15
−メチル−PGFlアミド、より極性の大きい異性体(
式XXXI:R3,は−C−N(Rl8)2でRl8は
水素) 10m11のアセトン中の式9−デオキシ−6,9α一
エポキシ一15(S)−15−メチル−PGFl、より
極囲の大きい異囲体(実施例26、0.509)の溶液
が、約−10℃に冷却され0.3mjのトリエチルアミ
ンと0.3m1のクロル蟻酸イソブチルで処理される。 5分後、10mI1のアンモニアで飽和されたアセトニ
トリルが加えられ反応混合物は10分内に約25℃まで
温まるま\にされる。 混合物はろ過され戸液は濃縮される。残留物は酢酸エチ
ルに取り入れられ水洗され硫酸マグネシウム上で乾燥さ
れ濃縮される。残留物はシリカゲルクロマトグラフイ一
にかけられ,アセトン(40〜100%)一塩化メチレ
ンで溶離され表題化合物の無色油0.43gを生成し、
これはRfO.l4(メタノール一酢酸−クロロホルム
(5:5:90)中のシヌカゲル上TLC)を有し、ま
た4.2及び0.9δを有し、赤外線吸収を3360、
3220、1670、1620、1460s1410.
1380v1225、1125、1075、1060及
び975cTnに持つ。実施例20の手順に従うが9−
デオキシ−6,9α一エポキシ一15(S)−15−メ
チル−PGFl(実施例26)のより極囲の小さい異曲
体で出発して9−デオキシ−6,9α一エポキシ一15
(S)−15−メチル−PGFlアミドのより極囲の小
さい異曲体が得られる〇実施例 21 5−(クロロマーキユリオ)−9−デオキシ−6ξ,9
α一エポキシ一16,16−ジメチルPGFl混合異性
体(式LXIX:Gはクロル、′〜、Lは一(CH2)
3− Q2はHOH..Rlは水索、R2は(R2)は
〈、7↓ また〜はアルフア又はベータ一)及び9−
デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一16,16−ジメチ
ルPGFl混合異性体(式:CgH2gはトリメチレン
、dは3、QはHO
【゛Rl,R5及びR6は水素、W
は−.,C(、また〜はアルフア又はベータ)1.図J
参照。 20m1のクロロホルム中の16,16−ジメチルPG
F2α11,15−ビステトラヒドロピラン一2−イル
エーテル(合衆国特許第3903131号、実施例17
、1.029)の溶液が酢酸水銀(1.159)の40
m1の酢岐中の溶液で処理され、光を遮断されて5時間
放置される。 それから70m1のトルエンカ功Dえられ混合物は濃縮
される。残留物は75m1のジエチルエーテル中に取り
入れられ水と塩水に接触せしめられ、乾燥されて濃縮さ
れる。残留物の油は王として式LMXクロルマーキユリ
オ表題化合物のビステトラヒドロピラニルエーテルであ
るが、これは50m1の酢酸一水−テトラヒドロJャ宴
刀i20:10:3)混合物で43〜47℃で2.5時
間処理される。その後40m1のトルエンが加えられ混
合物は濃縮されて式LXIXクロロマーキユリオ化合物
の油状残留物の混合異囲体を含むものを生成する〇).
.上の1からの残留物は10m1のテトラヒドロフラン
に溶解され10m1の水で希釈される。混合物に攪拌し
ながら10m1の3M水酸化ナトリウム水溶液と10m
1の0,5M水素化ホウ素ナトリウム水爵液(3M水酸
化ナトリウム中の)がカロえられる。更に1分撹拌後、
混合物は氷浴で冷却され100m1の酢酸エチルと10
m1の水で希釈される。次いで129の硫酸水素カリウ
ムと固体塩化ナトリウムの飽和までの量力坊口えられる
。水層は酢酸エチルで抽出される。酢酸エチル溶液は有
機層と合わされ、硫酸マグネシウム上で乾燥され、濃縮
される0残留物の油はシリカゲルクロマトグラフイ一に
かけられてメタノール(1−11%)−ジクロルメタン
で溶離され式−表題化合物混合異註体を0.1809生
成し、これはRfO.24(A−系中のシリカゲルTL
C)を有し6NMRピークは0.8〜1,1、1.15
〜1,85、2.0〜2.5、3.5〜3.9、4.3
5〜4.6、及び5.5〜5.7δに、また質量スペク
トルのピークを(TMS誘導体)441、423、38
3、351、325.323、307、233及び20
1に有する。巷考例 55(アセテートマーキユリオ)
−9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシPGFl混合異
性体(式LXIX:GはCH3CΩ)0−、Lは一(C
H2)3−、Q2は(゛0HsR25はn−ペンチル、
CR2)は( ]、R3Oは−COOHlまた〜 はアルフア又はベーター)、5−(クロルマーキユリオ
)−9−デオキシ−6ξ,9α一エボキシ一PGFl混
合異性体(式LXlX:Gがクロルであること以外は上
に同じ)及び5(ヒドロキシマーキユリオ一9−デオキ
シ−6ξ,9α一エポキシ一PGFl分子内塩(式LX
:式中L,.Q2、()、R2,及び〜は上に同じ)1
.図J参照。 30mjのクロロホルム中のPGF2α11,15−ビ
ステトラヒドロピラン一2−イルエーテル(1.3f!
)の溶液が60m1の酢酸中の酢酸水銀(1.599)
の溶液で処理され、光が遮断されて5時間攪拌される。 生じる澄明溶液に75mノのトルエンb功口えられ混合
物は濃縮されて式LXIXアセトマーキユリオ表題化合
物のビステトラヒドロピラニルエーテルを生成する。残
留物は50m1の酢酸一水−テトラヒドロJャ宴刀i20
:10:3)混合物で40℃に於て4時間処理される。
然る後40m1のトルエンが加えられ混合物は濃縮され
て式LXIXアセテートマーキユリオ表題化合物混合異
囲体が生成する。2.上の式LXIXアセトマーキユリ
オ化合物のビステトラヒドロピラン一2−イルエーテル
はジエチルエーテル−水混合物中に取り入れられ20m
jの塩水と接触させられる。 有機層は無水硫酸ナトリウム上で乾燥され濃縮されて王
として式LXIXクロロマーキユリオ化合物のビステト
ラヒドロピラニルエーテルを生成する。残留物は6.6
m1の酢酸一水−テトラヒドロフラン(20:10:3
)混合物で約40℃で4時間処理される。その後20m
1のトルエンカ切口えられ混合物は濃縮されて式LXI
Xクロルマーキユリオ表題化合物2.09の油を生成し
、これは酢酸エチル又はジクロルメタンに可溶である。
分析試料が物質をシリカゲルクロマトグラフイ一にかけ
て酢酸エチル(50〜100%)−ヘキキサンで溶離し
て得られる。生成物の混合異曲体0.2569の油はC
l:Hg原子の比1:1を有し、赤外吸収スペクトルの
ピークを3360、2660、1720、1705,.
1305、−!1225、1185及び1060CTL
に持つ。 このクロロマーキユリオ化合物の別名は、{4−カルボ
キシ−1−〔3,3aβ,4,5,6,6aβ−ヘキサ
ヒトロー5α−ヒドロキシ−4β−〔(1E,3S)−
3−ヒドロキシ−1−オクテニル〕−2H−シクロペン
タ〔a〕フラン−2ξ−イル〕ブチル}クロルマーキユ
リである。3.図Kを参照。 上の式LXIXクロルマーキユリオ生成物は1N水酸化
カリウムに溶かし酢酸で沈殿させることによつて式−L
Xヒドロキシマーキユリオ分子内塩に変換される。生成
物はワツクス状塩であるが水に不溶で、クロロホルム又
はジクロロメタンに非常にわずかに溶け、熱いメタノー
ルに可洛である。これは希水酸化カリウムに容易に溶け
それによりヒドロキシマーキユリオ化合物のカリウム塩
を形成する。参考例5と実施例21の手順に従うが、そ
れらの出発物質を適当なPGF2α又はPGF2α類似
体の適当なテトラヒドロピラン一2−イルエーテルに代
えて、式LXIXマーキ,ユリオ生成物(参考例6〜1
1として下の表に同定される)が得られる〇表 E 式LXIXのマーキユリオ生成物 (Lを有するすべてはトリメチレンに等しく、Q2はR
(″゛ゝ0R4に等しくここでR4は水素であ〜る。 k 一CR2
)を有する参考例6〜11は (/′ 〜rに等しい。
)参考例12〜13で (】)を持つのはく工〕ミに等
しい参考例 14 5(アセテートマーキユリオ)−9−デオキシ−6ξ,
9−エポキシ−PGFlメチルエステル混合異性体(式
LXlX:GsLlQ2、R22、R25、及び〜は参
考例5中定義の通り。 またR36は−COOCH3)メタノール−ジエチルエ
ーテル(1:1)中の≠IY了七−千,kマ一七111
↓ノレΔ市輌′▲運Ja力l5)がジエチルエーテル中
のジアゾメタンの?液で約25℃で5分間処理される。 反応混合物は濃縮されててメチルエステル表題化合物を
生成する。参考例14の手順に従うがジアゾメタンの代
わりにジアゾエタン、ジアゾブタン及び1−ジアゾ−2
−エチルペキサンを用いて、対応する5−(アセテート
マーキユリオ)−9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ
−PGF1のエチル、ブチル及び2−エチルヘキシルエ
ステル類が得られる。同様に5−(クロルマーキユリオ
)−9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ−PGF1の
メチル、エチル、ブチル及び2−エチルヘキシルエステ
ル類が製造される。同じ様に後の実施例23〜24に同
定される各々の酸を用いて対応するメチル、エチル、ブ
チル及び2−エチルヘキシルエステルが得られる。参考
例 15 5−(アセテートマーキユリオ)−9−デオキシ−6ξ
,9α一エポキシPGF1メチルエステz?:=1゛1
■?上9゛図J参照。 25mlのテトラヒドロフラン中のPGF2αメチルエ
ステル(1、759)の溶液が25mlの水と25ml
のテトラヒドロフラン中の酢酸第二水銀(3.59)の
溶液で処理され、約25℃で2時間攪拌される。 反応混合物は濃縮され酢酸エチルで抽出される。有機層
は水洗され、硫酸マグネシウムで乾燥され、混合異曲体
で油約4.O9の生成物に濃縮される。これはNMRピ
ークを5.5、4.7、3.8〜4.6,3.67、2
.0及び0.9δに持つ。参考例 16 5(クロロ
マーキユリオ)−95(クロロマーキユリオ)−9−デ
オキシ−6ξ,9α一エポキシ−PGF1メチルエステ
ル、,より極性の小さい異性体及びより極性の大きい?
−1:釦.Z?い―゜“く 1、R25はn−ペンチ
ル、R36はCOOCH3、また〜はアルフア又はベー
タ)生成物がアセテートをクロルで置き換えることによ
つてアセテート化合物から得られる。 参考例15のアセテートマーキユリオ化合物(2.89
)の50mjのメタノ一ル中の溶液が25mlの塩水と
約25℃に於て2時間接触せしめられる。混合物は半分
の容量に濃縮され酢酸エチルで抽出される。抽出物は塩
水で洗われ、硫酸マグネシウムで乾燥され、残留物2.
29に濃縮される。残留物はシリカゲルクロマトグラフ
イーにかけられ酢酸エチル(50〜100%)−スケリ
ソルブBで溶離されて2つのフラクシヨンを生成しーつ
は極囲の小さいまたもう一方はより極囲の大きいもので
ある。より極曲の小さいものは表題化合物のより極曲の
小さい異曲体のワツクス状結晶0.339からなり、酢
酸エチルーヘキサンで無色針状として再結晶され、融点
60〜61℃で(56℃で軟化)、RfO.47(A−
■系シリカゲルTLC)を有し、Cl:H9原子比は1
:1で、赤外線吸収帯を3400, 1735.147
0. 1370,1245、1065s970、及ひ8
90CTLに有する。より極囲の大きい異囲体は油1.
00gで、RfO.41(A−■系中シリカゲルTLC
)を有し、Cj:Hg原子比1:1で、NMRのピーク
を5.5.3.8〜4.7、3.65、3.2、2.7
5、及ひO.9δに持ち、〔α〕。+14° (c=0
,9015,.CHCl3中)、質量スペクトルピーク
(TMS誘導体)を746、675.1727、656
、585. 511、421v199及び173に,ま
た赤外吸収帯を3450、1740、1435、137
0、1240、1045.970及ひ8750m′1に
有する。実施例 22 9−デオキシ−6,9α一エポキシ−PGF1メチルエ
ステル、極性のより小さい異性体及びより極性の大きい
異性体(式■)図J参照。 10mjのテトラヒドロフラン中のPGF2αメチルエ
ステル(0.739)の溶液が、10mlの水中の酢酸
第二水銀(0,989)を10mlのテトラヒドロフラ
ンと混合することによつてつくられた懸濁液で処理され
る。 混合物は約25℃で2時間攪拌されて式LXIX 5−
(アセテートマーキユリオ)−9−デオキシ6ξ,9α
−エポキシ−PGF1メチルエステルを生成する。その
後、10mlの1N水酸化カリウム中の水素化ホウ素ナ
トリウム(0.2009)の溶液が部分に分けて3分内
に加えられる。攪拌が20分続けられジエチルエーテル
と塩水がDl)えられる。有機層は分離され塩水で洗わ
れ、硫酸マグネシウムで乾燥され濃縮される。油曲残留
物(0.669)はシリカゲルクロマトグラフイーにか
けられ酢酸エチル(40〜100%)−スケリソルブB
で溶離される。最初に式■のより極囲の少い異囲体0.
O709が得られ、次いで混合異曲体のフラクシヨンO
.1129が、また最後に式■のより極註の大きい異肚
体0,2509が得られる。混合異囲体7ラクシヨンは
再度クロマトグラフにかけられ凡そ一部のより極囲の小
さい異曲体を2部のより極曲の大きい異註体毎に生成す
る。合わせられた表題化合物のより極囲の小さい異囲体
は酢酸エチルで針状に結晶化され、融点は77〜7℃で
、〔α〕D−+13° (c−0.8245、クロロホ
ルム中)で、NMRピークは5.55.3.7〜4.5
、3.7、4.5、3.1、2.1〜2.5及ひ0.9
δに、またRfO.40(アセトンー塩化メチレン(1
:1)中シリカゲ゛ルTLC)を有する。より極曲の大
きい異囲体を含んだ合わせたフラクシヨンは表題化合物
のより極囲の大きい異囲体を生成し、ジエチルエーテル
ーヘキサンで結晶化され融点凡そ26℃であり、〔α〕
。 =+23°(c=O.9815、クロロホルム中)を有
し、NMRピークは本質的に上のより極囲の小さい異囲
体のものと同じで、RfO.37(アセトンー塩化メチ
レン1:1中のシリカゲル上TLC)及び質量スペクト
ルのピークを512。3356、497、481、44
1、391及ひ173に有する。 実施例 239−デオキシ−6,9α一エポキシ−PG
F1、より極性の小さい異性体及ひより極性の大きい異
性体(式■)図Jを参照。 40mlのテトラヒドロフラン中2のPGF2α(2.
Of7)の溶液が酢酸第二水銀(3。 79)、30mlの水及び20mlのテトラヒドロフラ
ンの混合物で2時間攪拌しながら処理される。 その後、水素化ホウ素ナトリウム(0,759)の30
mjの1N水素化ナトリウム中の溶液が部分に分けて3
分間内に力Dえられる。 15分後に混合物は冷却され注意深く希塩酸で酸曲にさ
れる。 ジエチルエーテルと塩(塩化ナトリウム)が加えられる
。有機層は分離され塩水で洗われ、乾燥され油2.59
に濃縮される。油は高圧液体クロマトグラ7イーにかけ
られ酢酸洗浄シリカゲル上でアセトン(20〜65%)
一塩化メチレンで凡そ50ポンド/平方インチ(350
9/CTII)に於て溶離される。4個の王要なフラク
シヨンが得られ(1)表題化合物のより極ヰの小さい異
肚体0.26!9、(2)混合異囲体0.419、(3
)より極囲の大きい異囲体1.019及び(4)回収さ
れた未反応PGF2αO.29である。 純粋な異曲体は酢酸エチルーヘキサンで結晶化される。
より極囲の小さい異曲体はRfO.50(A−■系中シ
リカゲル上TLC)、融点97〜99℃、また〔α〕D
=+13° (c−1.061、エタノ一ル中Xを有す
る。より極囲の大きい異曲体はRfO.45(A−■系
中でシリカゲル上TLC)、融、点78〜80℃及び〔
α〕。一+31° (c=1.031、エタノ一ル中)
を有する。上の異肚体の谷々からジアゾメタンでのエス
テル化によつて対応する実施例22のより極曲の小さい
又はより極囲の大きいメチルエステルのものと同じ囲質
を有する対応するメチルエステルが得られる。 実施例 24 9−デオキシ−6,9α一エポキシ−15(S)15−
メチル−PGF,、より極性の小さい異性体及びより極
性の大きい異性体(式■)図J参照。 60mlのテトラヒドロフラン中の15(S)−15−
メチル−PGF2α(合衆国特許第3728382号)
(2.949)の溶液が、部分に分けて3分間内の45
mlの水及び30mjのテトラヒドロフラン中の酢酸第
2水銀(529)の撹拌された混合物に加えられる。 3時間攪拌後、45mlの1N水酸化ナトリウム中の水
素化ホウ素ナトリウム(1.19)の溶液が部分に分け
て加えられる。 15分後混合物は冷却され水団硫酸水素カリウムの溶液
で処理されてPH6にされる。 塩化ナトリウムとジエチルエーテルカ吻口えられ5分間
その間攪拌される。有機層は分離される。水層は更にP
H3に酸囲にされ再度抽出される。エーテル抽出物は合
わせられ塩水で洗われ、乾燥され濃縮されて油3.59
になる。油は酸洗浄シリカゲル上の高圧液体クロマトグ
ラフイーにかけられアセトン(40〜60%)一塩化メ
チレンで溶離される。主要な3つのフラクシヨンが得ら
れ、(1)より極件の小さい表題化合物異曲体0.29
9.(2)混合異曲体1.109及ひ(3)より極曲の
大きい異姓体1.719である。混合異註体フラクシヨ
ンを更にクロマトグラフイ一にかけるともつとより極曲
の小さいものとより極訃の大きい表題化合物が生成する
。表題化合物のより極囲の小さい異囲体0,439が得
られこれはRfO.43(A−系を2度使用したシリカ
ゲル上のTLC)、〔α〕D=+9用(c=1.036
、クロロホルム中)NMRピーク5.77、5.53、
4,42、3.5〜4.1及ひ0.9δ、赤外吸収33
80、2670,1710,1455、1375、12
35,.1080及び974CTIL−1及ひ質量スペ
クトルピーク584.3748、569、513、49
4.479.423,378、213、203及び18
7を有する。同様により極注の大きい異曲体表題化合物
2359が得られこれはRfO.4O(上と同じTLC
)、〔α〕D=+20R(c=0.8130.クロロホ
ルム中)赤外吸収3400.2650.1710,13
65.1220、1085s1055及び975? を
有し、NMR及び質量スペクトルのデーターは上のより
極叶の小さい異囲体のものと近似している。 参考例 17 9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一2,2ジフルオ
ロ−PGFlメチルエステル、より極性の小さい異性体
及びより極性の大きい異性体(式X)実施例22の手順
に従うがPGF2αメチルエステル出発物質を2,2−
ジJャ泣IロPGF2αメチルエステルに替えて表題化合
物が得られる。 参考例 189−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一2
,2−ジフルオロ−16,16−ジメチル−PGFlメ
チルエステル、より極性の小さい異性体及びより極性の
大きい異性体(式X)実施例22の手順に従うがPGF
2αメチルエステル出発物質を2,2−ジフルオロ−1
6,16−ジメチル−PGF2αメチルエステル(合衆
国特許第4001300実施例21)に置換えて表題化
合物が得られる。 参考例 19 フ 9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一2,2ジフルオ
ロ−17−フエニル一18,19,20−トリノルPG
Flメチルエステル、より極性の小さい異性体及びより
極性の大きい異性体(式X)実施例22の手順に従うが
PGF2αメチルエステル出発物質を2,2−ジフルオ
ロ−17−フニニル一18,19,20−トリノル一P
GF2αメチルエステル(合衆国特許滝3987087
)に代えて表題化合物が得られる。 参考例 20 9−デオキシ−6,9α一エポキシ一PGFlTHAM
塩大きい式9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一PG
Fl(実施例23、0,0889)異曲体の溶液が撹拌
しながら1m1のジメチルスルホキシド中のトリス(ヒ
ドロキシメチル)アミノメタン、(THAM)0.02
79の溶液で処理される。 混合物は濃厚ガムが分離するまで冷やされる。上澄溶液
は傾斜され表題化合物ガム状固体0.109を生成しこ
れはA−系中で出発物質と同じRfを有する。参考例
21 9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一2,3,4−ト
リノル一PGFlビステトラヒドロピラニルエーテル混
合異性体(式:Qはノ・ H ′0THP1またWは −9J)30m1のメ
タノール中の式XXX9−デオキシ−6ξ,9α一エポ
キシ一2,3,4−トリノル一PGFlエチルエステル
ビステトラヒドロピラン一2−イルエーテル(実施例1
、3。 79)の溶液が、12m1の水中の炭酸カリウム(1,
09)で16時間約25゜Cに於て攪拌しながら処理さ
れる。 追力Dの0.29の炭酸カリウムh切nえられ攪拌が4
時間続けられる。氷片刃功口えられ混合物はジエチルエ
ーテル−塩化メチレン(3:1)及び過剰の冷希塩酸と
振とうされる。有機層は分離され、塩水で洗われ乾燥さ
れて式表題化合物3。5Vに濃縮される。 参考例 22 9−デオキシ−6,9α一エポキシ一PGFlメチルエ
ステル、11,15−ジアセテート、より極性の大きい
異性体無水酢酸(5ml)とピリジン(5mj)が9−
デオキシ−6,9α一エポキシ−PGF1メチルエステ
ルのより極曲の大きい異曲体(実施例22−、20mV
)と混合され、混合物は25℃で5〜18時間放置され
る。 混合物は次いで0℃に冷却され50mlの水で稀められ
5%塩酸でPH1に酸曲にされる。混合物は酢酸エチル
で抽出され抽出物は順次5%塩酸,5%重炭酸ナトリウ
ム水溶液、水及び塩水で洗われ,乾燥され濃縮されて表
題化合物を与える。参考例22の手順に従うが無水酢酸
を無水プロピオン酸、無水イソ酪酸、及びヘキサン酸無
水物に置き換えて、9−デオキシ−6,9α一エポキシ
−PGF,メチルエステルの対応するジプロピオネート
、ジイソブチレート及びジヘキサノエー卜誘導体が得ら
れる。 実施例 25 9−デオキシ−6,9α一エポキシ−2,3−ジノル−
PGF,メチルエステル、より極性の小さい異性体(式
■)図B及びLを参照。 最初に式XLIヒドロキシメチル化合物が製造される。
9−デオ土シ−6,9α一エポキシ−2,3,4−トリ
ノル−PGF1メチルエステル式XXX■(実施例3、
0.50g)のより極曲の小さい異曲体は5mlの塩化
メチレニン中のシヒドロピラン1.5mlと塩化メチレ
ン中の飽和ピリジン塩酸塩溶液0.5mlとで約25℃
で16時間処理される。 30mlの酢酸エチルが加えられ混合物は水と塩水で洗
われる。 有機層は硫酸マグネシウム上で乾燥され、濃縮されて9
− 5デオキシ−6,9α一エポキシ−2,3,4−卜
リノル−PGF1メチルエステル、ビス(テトラヒドロ
ピラン−2−イル)エーテルO.759を生成し、これ
はRfO.67(酢酸エチルーヘキサン(1:1)中の
シリカゲルTLC)を持つ。8wLlのジエチルエーテ
ル中の上の化合物が25mlのジエチルエーテル中の水
素化アルミニウムリチウム(0.209)のスラリーに
力Dえられ、混合物は攪拌され還流下で2時間カロ熱さ
れる。 これは冷却されて注意深く力Dえられる0.3mllの
水 4で処理され、次に0.6mlの30%水酸化ナト
リウム水溶液で処理されガス発生停止まで撹拌されてそ
こで戸過される。戸液は濃縮されて式XLl化合物即ち
3,3aβ,4,5,6,6aβ−ヘキサヒドロ−5α
−(テトラヒドロピラン−2−イロキシ)−2α−(2
−ヒドロキシエチル)−4β−〔(3S)−3−(テト
ラヒドロピランー2−イロキシ)一トランス−1−オク
テニル〕2H−シクロペンター〔b〕7ラン、0,70
f!を生成し、これはRfO.34(メタノ一ルー塩化
メチレン(5:95)中のシリカゲル上TLC)を有す
る。2,図Lの段階(a)化合物LXXX■の製造。 1の部分の生成物(0.70f!)、5.0mlのピリ
ジン及ひp−トルエンスルホニルクロライド(0.99
)の混合物が約25゜Cで5時間攪拌される。 混合物は50mlのジエチルエーテルで希釈され、冷希
塩酸、水、冷希炭酸カリウム溶液及び塩水で洗われ、硫
酸マグネシウムで乾燥され濃縮される。残留物はシリカ
ゲル(メルク40〜63μ)上でクロマトグラフイにか
けられ酢酸エチルーヘキサン(4:6)で溶離され式L
XXX■トシレートO.849を生成し、これはRf0
.58及び0.62を有し,テトラヒドロピラニルエピ
マーに相当する。(酢酸エニルーヘキサン(4:6)中
のシリカゲルTLC)。3. THP封鎖基の無いトシ
レートを製造する為の図L段階(b)、18mlの酢酸
、9mlの水及び2mlのテトラヒドロフラン中の2の
部分の生成物(0.849)の混合物が40℃で3.5
時間攪拌される。 混合物は冷却され.125mlの冷(−10℃)酢酸エ
チルで希釈され.氷一水混合物中の約10%水酸化ナト
リウムで洗われ塩水で洗われ,硫酸マグネシウム上で乾
燥され濃縮される。残留物はシリカゲル(メルク40〜
63μ)上でクロマトグラフにかけられ、酢酸エチルで
溶離され、式LXXX■化合物即ち3,3aβ,4,5
,6,6aβ−ヘキサヒドロ−4β−〔(3S)−3−
ヒドロキシートランス−1−オクテニル〕−5α−ヒド
ロキシー2α−(2−トシルオキシエチル)2H−シク
ロペンタ〔b〕7ラン0.439を生成し、これはRf
O.37(酢酸エチル中のシリカゲル上TLC)を有し
、NMRピークを7.71〜7.85.7.22〜7.
36、5.38〜5.52. 3.63〜4.23及び
2.38δに、また質量スペクトルのピークを525.
2138、596、581、506、435、409、
390、173、155及ひ91に有する。4.式LX
XX■ニトリルを製造するための図L段階(c)。 3の部の生成物0.439及ひシアン化ナトリウム(0
.1009)の4.3m2のヘキサメチルホスホラミド
中の混合物が、約25℃で20時間撹拌される。 混合物は次に30mlの酢酸エチルで希釈され、水及び
塩水で洗われ、乾燥され、濃縮される。エーテル中に再
溶解された残留物を更に塩水で洗浄することにより痕跡
のヘキサメチルフオスホラミドが除去される。エーテル
溶液は乾燥され濃縮されて式LXXXVIlニトリルO
.309を生成し、これはRfO.51(アセトンー塩
化メチレン(1:1)中のシリカゲルTLC)を有し、
NMRピークを5.41〜5,53及び3.72〜4.
35δに、又質量スぺクトルのピークを451.296
2、436、380,361、324、290、264
、199及び173に有する。5.式LXXX■酸を製
造する為の図Lの段階(d)。 4部分の生成物(0.309)、3mjの30%水酸イ
2ヒカリウム水溶液及び3mlのメタノ一ルの混合物が
100℃まで4時間内にカロ熱しながらメタノ一ルを逃
がしながら攪拌され、次に100℃で更に3時間攪拌さ
れる。 混合物は冷却され、冷希塩酸で酸囲にされ30mjの酢
酸エチルで抽出される。有機層は塩水で洗われ、乾燥さ
れ、濃縮されて式LXXX■酸即ち9−デオキシ−6,
9α一エポキシ−2,3−ジノル−PGF1 0.24
9を生成し、これはRfO.39(1%酢酸を含有して
いるアセトンー塩化メチレン(1:1)中でのシリカゲ
ル上のTLC)を有し、NMRピークを6.48、5,
42〜5,55、及ひ3.63〜4.35δに、また質
量スペクトルのピークを542.3244、527、5
24、471、452、381、362、355、33
7、291,175及ひ173に有する。6.式−L■
(又は■)メチルエステルを製造するための図L段隋侘
)。 5の部の生成物(2.5m9)がエーテル溶液中で過剰
のジアゾメタンで5分間処理され、それからエーテルと
過剰のジアゾメタンが窒素流で除かれる。 残留物はシリカゲル(メルク63−200μ)上でクロ
マトグラフにかけられアセトンー塩化メチレン(1:1
)で溶離され表題化合物1.5m9を生成し、これはR
fO.50(アセトンー塩化メチレン(1:1)中シリ
カゲル上TLC)を有する。:(施例 26 9−デオキシ−6,9α一エボキシ−2,3−ジノル−
PGF1メナルエステル、より極性の大きい異性体(式
■)1.図B及びLを参照。 実施例25の手順に従うがより極囲の小さい式XXX■
出発物質の異囲体を9−デオキシ−6,9α一エポキシ
−2,3,4−トリノル−PGF,メチルエステル(実
施例3、O.259)のより極囲の大きい異囲体で置き
換え、また他の量を比例して減らし、最初により極囲の
大きいビス−THPエーテル05379が得られ、これ
はRfO.59(酢酸エチルーヘキサン(1:1)中の
シリカゲル上TLC)を有し、また次に極囲のより大き
い式XLlヒドロキシエチル化合物0.349が得られ
、これはRfO.38(酢酸エチルーヘキサン(3:1
)中のシリカゲル上TLC)を有する。2. トレシー
トLXXX■がO.439得られこれはRfO.57と
O,61を有し、テトラヒドロピラニルエピマーに対応
する(酢酸エチルーヘキサン(4:6)中シリカゲル上
TLC)。 3. トレシートLXXX■のTHP封鎖基のないもの
がより極曲の大きい異囲体としてO.299得られ、こ
れはRfO.33(酢酸エチル中シリカゲルTLC)、
NMRのピークを7.73〜7.87,7.26〜7.
40.5,44〜6.57,.3.63〜4,54及び
2.42δに6実施例47−3のより極囲の小さい異囲
体のものに近似する質量スぺクトルのデータを有する。 4.ニトリルLXXX■がより極囲の大きい異囲体とし
てO,219が得られ、これはRfO,50(アセトン
ー塩化メチlノン(1:1)中のシリカゲルTLC)を
、NMRのピークを5,44〜5,57と3.42〜4
.67δに、また質量スペクトルのピークを451.2
953に有し他は実施例25−4のより極囲の小さい異
曲体のデータ−と近似している。 5.酸LXXX■がより極曲の大きい異囲体として0,
189得られ,RfO.32(酢酸1%含有アセトンー
塩化メチレン(1:1)中のシリカゲルTLC)を有し
、NMRピークを6.50,5.45〜5.58及び3
.49〜4.56δに、また質量スペクトルのピークを
542,3292に有し、他は実施例25−5のより極
囲の小さい異曲体のデーターに近似している。 6.メチルエステルL(又は)が得られる。 即ち表題化合物のより極曲の大きい異囲体1.5m9が
2.0mf!の酸から得られ、これはRfO。49(ア
セトン一塩化メチレン(1:1)中のシリカゲル上TL
C)を有する。 実施例 27 9−デオキシ−6,9α一エポキシ一16,16−ジメ
チル−PGFl、極性のより小さいものとより大きい異
性体(式:dは3、CgH2gはトリメチレン、 Qはイ2゛BH,.Rlは水素、R5とR6はメチルで
Wは 一.C,−)1.図Jを参照。 先づ式LXの5−(アセテートマーキユリオ)−9−デ
オキシ−6,9α一エポキシ一PGFl化合物がつくら
れる。 式LXl6,l6−ジメチル−PGF2α11,15−
ビス(テトラヒドロピラン一2−イルエーテル)1.0
29(合衆国特許3954833)のクロロホルム20
m1中の溶液を、酢酸40m1中の酢酸水銀1.159
の溶液で処理する。混合物を暗所で5時間放置する。次
に70mjのトルニンを加え、混合物を濃縮する。残留
物をジエチルエーテル75m1に溶解し、水と塩水で洗
い乾操して濃縮する。残留物は酢酸一水−テトラヒドロ
フラン(20:10:3)中、約45℃、2.5時間で
封鎖基を除く。これに40dのトルエンを力Dえて混合
物を濃縮する。混合異曲体は.RfO,3O及び0.3
3(A−系中のシリカゲル上のTLC)をもつ。.上記
1の生成物をテトラヒドロフラン10m1と水10m1
に溶かし、3M水酸化ナトリウム水溶液10m1と3M
水酸化ナトリウム中の0.5M水素化ほう素ナトリウム
水溶液10m1で処理する。 混合物を約25℃で1分間かきまぜ、次で氷浴中で冷却
し酢酸エチル100m1、水10m1,固体硫酸水素カ
リウム129で処理し6最後に塩化ナトリウムで飽和す
る。有機相を分離し、乾燥して油まで濃縮する。油をシ
リカゲル上でクロマトグラフイ処理すると、表題化合物
を生成する。より低極囲の異曲体0.0259、Rfは
0.28(A−溶媒系中のシリカゲル上のTLC)をも
つ。より高い極囲の異囲体は0.189。Rfは0.2
4(A−中でのシリカゲル上のTLC)をもつ。高解像
能質量スペクトルピークは、TMS誘導体で583.3
656s赤外線吸収は3440、1740,1560、
1435及ひ13650ILにある。 より極囲の高い異囲体は(6S)−16,16−ジメチ
ル−PGIと名付けられる。実施例 289−デオキシ
−6,9α一エポキシ一16,16−ジメチル−PGF
l、より低極性の異性体(式) .図Jと実施例49を参照。 先づ式LXの5−(アセテートマーキユリオ)−9−デ
オキシ−6,9α一エポキシ一PGFl化合がつくられ
る。 テトラヒドロフラン40mj中の16,16−ジメチル
−PGF2α2.09の溶液を、水30m1とテトラヒ
ドロフラン20m1中の酢酸水銀3.69の溶液に力0
え、混合物を約25℃で2時間かきまぜる。.上記1の
生成物を1N水酸化ナトリウム30m1中の水素化ほう
素ナトリウム0.759の溶液で処理し、約25℃で2
0分間かきまぜる。混合物を10%塩酸で酸囲化し、ジ
エチルエーテル100m1で希釈して固体塩化ナトリウ
ムで飽和する。有機相を分離し.塩水で洗つて乾燥し濃
縮する。残留物をシリカゲル上でクロマトグラフ伯2か
け、アセトン(20〜66%)−塩化メチレンで溶離す
ると表題化合物を生成する。繰り返しのクロマトグラフ
イで精製すると、より低極囲の異囲体0.249を生ず
る。Rfは0.55(酢酸エチル−シクロヘキサン−酢
酸(20:30:1)中シリカゲ゛ル上のTLC)で、
高解像質量スペクトルのピーク(TMS誘導体)は.5
83.3673に、赤外線吸収は3400、2680、
1710、1465、1405、1385、1365、
1215、1085、1020,.1000及び970
CT!Lにある。 より低極姓異団体は.(6R)−16,16−ジメチル
−PGlと名付けられる。又こ\でより極曲の高い異曲
体0.589が得られ.Rfは同じ系で0,47をもつ
O参考例 23 9−デオキシ−6,9α一エポキシ一16,16−ジメ
チル−PGFl、メチルエステル、より低極性の異性体
(式)対応する酸(実施例28)が過剰のエーテル曲ジ
アゾメタンとの反応により、表題化合物に転化される。 生成物は(6R)−16,16−ジメチルPGIlメチ
ルエステルと名付けられる。実施例 299−デオキシ
−6,9α一エポキシ一16,16−ジメチル−PGF
lメチルエステル、より極性の高い異性体(式:R1は
メチル) 1.図Hを参照。 先づ式LXの5−ヨード化合物がつくられる。 塩化メチレン35m1と飽和重炭酸ナトリウム35mj
中の16,16−ジメチル−PGF2α、メチルエステ
ル(合衆国特許3954833)1,85gの混合物を
氷浴中で冷却し、塩化メチレン89m1中のヨード1,
429を15分間にわたり添カロして処理する。 混合物を1時間かきませる。有機相を分離し、亜硫酸ナ
トリウムと塩水で洗い(クロロホルムで逆洗)、乾燥し
て油2.949まで濃縮する。生成物はシリカゲル上で
クロマトグラフイ処理し、酢酸エチル(50〜100%
)−スケリソルブBで溶離すると、5−ヨード化合物の
混合したC−5異曲体2.409を生成する。Rfは0
.37(酢酸エチル(60%)−ヘキサン中のシリカゲ
ル上のTLC)。赤外線吸収は3420、1735、1
260,.1230、1195、1170、1090、
1075、1050,1020及び1000? にあり
、又NMRピークは3.65、5.5、4.5及び0.
9δにある。.上記1の生成物2.409の無水エタノ
ール40mj1中の溶液を、塩化トリブチル錫2.5m
1と無水エタノール20me中の水素化ほう素ナトリウ
ム0.5f!の溶液で処理する。混合物を約25℃で2
.5時間かきまぜる。次で混合物が酸囲(PH約3)と
なるまで希塩酸を注意深く力口え、混合物を約★容量ま
で濃縮する。水を加えて混合物を酢酸エチルで抽出する
。有機相を塩水で洗い、乾燥して濃縮する。残留物をシ
リカゲル上でクロマトグラフイにかけ、酢酸エチル(3
3−100%)−スケリソルブBで溶離すると表題化合
物1.019を生成する。Rfは0.65(酢酸エチル
中のシリカゲ゛ル上のTLC)をもつ。質量スペクトル
のピーク(TMS誘導体)は525,3411、509
、450、441.419、351及び201にあり、
赤外線吸収は340011740、1665、1460
,1435、1380,1360、1240.1200
,1175、1055、1020及ひ970? にある
。NMRピークは5.5、4.44、3.65及び0.
9δにある。このより極囲の高い異囲体は(6S)−1
6,16−ジメチル−PGIl、メチルエステルと名付
けられる。参考例 249−デオキシ−6ξ,9α一エ
ポキシ一16フエノキシ一17,18,19,20−テ
トラノル一PGFl、メチルエステル、より低極性の異
性体及びより高極性の異性体′・、 (式X:dは3、QはHOH..Rlはメチル、R5と
R6は水素、SはゼロWは,へ:及びZはオキサ(Q)
実施例100後の文章によつて得られた混合異曲体をシ
リカゲ゛ルクロマトグラフイ上で分離する。 より低極囲の異囲体は(6R)−17,18,19,2
0−テトラノル一16−フエノキシ一PGIlメチルエ
ステルと名付けられる。より極囲の高い異囲体は(6S
)−17,18,19,20−テトラノル一16−フエ
ノキシPGIl、メチルエステルと名付けられる。実施
例 30 9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一PGFl、n−
ブチルアミド混合異性体(式LX:Q2はHOHll個
のRl8は水〜素で他はn−ブチル、(R2)は〈 手
R25はn−ペンチル)1.図1を参照。 先づ式LXの5ξ−ヨード−9−デオキシ−6ξS9α
一エポキシ一PGF,、n−ブチルアミド混合異註体を
つくる。 アセトン50m1中の式LXVの5ξ−ヨード−9−デ
オキシ−6ξ,9α一エポキシ一PGFl混合異囲体(
実施例15)5.09の溶液をトリエチルアミン2.0
mjで処理し、メタノール一氷浴中で冷却する。次で6
分間かきまぜを続けながらイソブチルクロロホルメート
1,9m1,続いてアセトン20m1中のn−ブチルア
ミン15m11を加える。混合物を約25℃に温め、3
時間かきまぜる。混合物を濃縮する。残留物を酢酸エチ
ル中に溶解し、水と塩水で洗い乾燥して濃縮する。残留
物をシリカゲル上でクロマトグラフイにかけ、アセトン
(5−100%)一塩化メチレンで溶離すると、暗色の
油5,39を生成する。生成物をクロマトグラフイによ
つて着色不純物から分離すると,4.89の5−ヨード
化合物を生成する。.エタノール25m1の上記の式L
Xの5ξーヨード−9−デオキシ−6ξ,9α一エポキ
シ一PGFl、n−ブチルアミド混合異注体0.709
の溶液を、エタノール5mj中の塩化トリブチル錫約1
.0m11と水素化ほう素ナトリウム0.159により
約25℃で処理する。 反応はTLC(アセトン一塩化メチレン(1:1)中の
シリカゲ゛ル上)で追跡される。約1.5時間後、反応
混合物を氷水で希釈して酢酸エチルで抽出する。有機相
を塩水で洗い、乾燥して濃縮する。残留物をシリカゲル
上でク白マトグラフイ処理し、アセトン(25〜65%
)一塩化メチレンで溶離すると.表題化合物0.609
を生成する。Rfは0.62(アセトン中シリカゲル上
のTLC)をもつ。高解像質量スペクトルのピークは5
53.3993にあり、赤外線ピークは3300,31
00、1740.1715、1645、1555.14
60、1375、1330、1070、1055及び9
65αにある。実施例 31 (6S)−13,14−ジデヒドロ−PGIl(式XX
X:Lはトリメチレン、Q2はJ4δHlR22は ノ
ゝ]3、R25はn−ペンチル、R3O゛は−COOH
lX′は−C三C−)及びそのメチルエステル、図Nを
参照。 先づ式XCの9−デオキシ−6(R及びS)、9α一エ
ポキシ一14−ブロモ−PGFlαメチルエステルをつ
くる。 テトラヒドロフラン10mI1中の式XCl4−ブロモ
−PGF2αメチルエステル(調製例2)1.029の
溶液から出発し、この溶液を約25℃で15分間、水1
4m1とテトラヒドロJャ宴唐W.5mj中の酢酸水銀(
1。89)の懸濁液により処理する。 懸濁液は氷浴中で冷却し、1N水酸化ナトリウム6.5
m1中の水素化ほう素ナトリウム0.65f!の溶液で
滴下処理される。混合物はジエチルエーテルで希釈され
、水銀から傾斜され、水洗され乾燥されて混合C−6異
囲体を生成するまで濃縮される。異囲体はシリカゲルク
ロマトグラフイで分離され、塩化メチレン−アセトン(
85:15)で溶離されると、先づ6R化合物0,18
39を生成する。 Rfは0.38(塩化メチレン−アセトン(3:1)中
のシリカゲル上のTLC)をもち、赤外線吸収は104
0.1075、1080、1170,.1195、17
10、1740及び3300? にある。NMRのピー
クは0,90,1.05−3.1、3.65、3.5−
4.25及び5.79δに、又質量スペクトルのピーク
(TMS誘導体)は590.2450,.575、55
1、519、511、500、421、403、384
.305及び173にある。中間フラクシヨン0,20
9が得られ、続いて6S化合物0.4529が得られる
。 Rfは0.31、赤外線吸収は1040,1095、1
160、1710.1740及び3330C!!L.N
MRピークは0.89.1.05−3.L3.65、3
.5−4.25、4,43及び5,585δに、又質量
スペクトルピークは590.2440及ひ6R化合物に
対し見られるものと同じである。、式XCの(6S)−
13,14−ジデヒドロ−PGIlはメタノール10m
1中の上記1の式XC6S異囲体0.2759を25℃
で1N水酸化ナトリウム5m1で20時間処理して得ら
れる。 溶液は冷却され冷希燐酸で酸囲化される。混合物はジエ
チルエーテル−酢酸エチル(2:1)で抽出される。有
機相は5%塩化ナトリウムで洗われ、乾燥され濃縮され
て、式XCの14−ブロモ化合物の酸0.249を生成
する。Rfは0.36(溶媒A5即ち酢酸エチル−酢酸
−シクロヘキサン−水(9:2:5:10)からの有機
相中のシリカゲル上のTLC)をもち、赤外線吸収は9
50,1045、1080,1100,1240,12
80,1710,.2650−3100及び3400C
T!L−1である。この酸は10m1のジメナルスルホ
キサイドと1.0mjのメタノール溶液中、約25℃に
おいてカリウム第三ブトキシド0.319と26時間処
理される。溶液は冷水で希釈され、0.2Mの硫酸水素
カリウムで酸囲化され、ジエチルエーテル−酢酸エチル
(2:1)で抽出する。有機相は5%塩化ナトリウムで
洗われ、乾燥され濃縮されて式XXXの表題化合物0.
2259を生成する。Rfは0,43(溶媒A中でのシ
リカゲル上のTLC)をもち、赤外線吸収は10556
1080,1095、1710、2220,2550−
3100及び3350C!!Lにある。NMRのピーク
は0.90,1.05−2.9v3.96,.4.21
及び6.38δに,又質量スペクトルピーク(TMS誘
導体)は568.3420,533、497、478、
463、407v395、388、362、173及ひ
117にある。上記の酸は過剰のエーテル囲ジアゾメタ
ンとの反応によりメチルエステルに転化される。生成物
の(6S)〜13,14−ジデヒドロ−PGIlメチル
エステルは、酢酸エチル中のRfは0.59をもち、赤
外線吸収は1015、1045、1065、1090,
1170、1725、1740,2220及ひ3400
cmにある。NMRピークは0.90、1.1−2.9
、3.45、3,65、3.65−4.2及ひ4.2−
4.65δに、質量スペクトルピークは510.320
9、495、479、439、420、395、337
、3305323、313、304、225及び173
にある。実施例 32 (6R)−13,14−ジデヒドロ−PGl(式XXX
lO及びそのメチルエステル実施例31の手順に従うが
、対応する式XCの6R異囲体、即ち9−デオキシ−(
6R)、9α一エポキシ一14−ブロモ−PGFlαメ
チルエステル(実施例55)0.169から出発し、1
4−ブロモ化合物の対応する酸0.149が得られる。 Rfは溶媒A中で0.40をもつ。続いて表題化合物0
.119を得るが、Rfは溶媒A中で0,53をもち、
赤外線吸収は1020、1050、1075、1225
、1710.1725、2220,2600−2800
及び3350αに、又NMRピークは0.90、1.1
−2.9.3.66及ひ4.33δにある。上記の酸は
過剰のエーテル閉ジアゾメタンとの反応によりメチルエ
ステルに転化される。 生成物の(6R)−13,14−ジデヒドロ−PGIl
メチルエステルは、酢酸エチル中のRfO.67をもち
、赤外線吸収は1010、1050.1070、108
0,1095、1155、1170,1725、174
052220及び3400?に、NMRピークは0.9
0、1.1−2.9.3.5−4.0.3.65及び4
.0−4.55δに、又質量スベクトルピークは510
.3193、495、479にあり、その他のピークは
実施例31の6S化合物に対して見出されるものである
。実施例 33 (6S,15R)−13,14−ジデヒドロPGll(
式XXX:Q2はHOH)及びそのメチルエステル実施
例31の手順によるが、対応する14−ブロモ(15R
)−PGF2αメチルエステル(調製例2)を使用して
、表題化合物が得られる。 式XCの9−デオキシ−6(R及びS)、9α−エポキ
シ−14−ブロモ−(15R)−PGFlαメチルエス
テルが先づつくられ、クロマトグラフイで分離される。
6R異囲体はより低極囲でRfO,55をもつ6S異囲
体と比較して、塩化メチレン−アセトン(7:3)中で
RfO.63をもつ。 3,2、3.66、3.4−4.2及び5.80δに、
又質量スペクトルピークは590.2452v575、
559、519及びその他にある。 6S異団体はNMRピークは0.89、1,1−3.5
、3.65、3.6−4.35、4.46及び5,90
δにもつ。 対応する酸は水酸化ナトリウムを含有するメタノール囲
溶液を使用して、実施例55でのようにしてつくられる
。酸(6S)表題化合物は、カリウム第三ブトキシドで
の脱ハロゲン化水素によつて得られる。 式XXX酸は0.2%の酢酸を含有する塩化メチレン−
アセトン(7:3)中でRfO.32をもち、赤外線吸
収は1710.2220.2550及び3400cTn
にある。NMRピークは0,90.1,08−2.90
、3.60−4.20、4.20−4.71及び4.9
0−5,85δに、又質量スペクトルピークは568.
3414、553.497、478、463、395、
388、381及び173にある。表題化合物のメチル
エステルは、この酸と過剰のエーテル囲ジアゾメタンと
の反応によつて得られる。 生成物は0.2%の酢酸を含有する塩化メチレン−アセ
トン(7:3)中でRfO.6Oをもち、赤外線吸収は
1735、2220,2850、2930及び3400
? にある。NMRピークは0.90、1.08−2.
75、3.30−3.62、3,67、3。68−4.
22及ひ4。 22−4,73δに、又質量スペクトルのピークは51
0,3193、495、479、439、420,39
5,324、305及び173にある。 実施例 34 (6R,15R)−13,14−ジデヒドロPGll(
式Xxx:Q2はi′0H)及びそのメチルエステル実
施例31の手順に従うが、(6R,15R)−14−ブ
ロモ−PGIl(実施例33)を使用し、この化合物を
カリウム第三ブトキシドで脱ハロゲン化すると、酸(6
R)表題化合物が得られる。 0.2%の酢酸を含有する塩化メチレン−アセトン(7
:3)中でのRfは0.40をもち、赤外線吸収は17
10、2220,2650,2850、2930,及び
3400? にあり、NMRピークは0.90,1.0
5〜3.0,3.45−3.95、3.95−4.53
及ひ5.08δに.質量スペクトルピークは568.3
419、553、497、478,463,395、3
88、371、362及び173にある。 対応するメチルエステルが上記の酸と過剰のエーテル曲
ジアゾメタンとの反応及び慣用の回収によつて得られる
。 実施例 35 トランス一△2−PGI,メチルエステル、より低極性
とより高極性異性体(式XXX:D′は Q2は丘−6H..Q◆は/ゝ] 、R25はnペンチ
ルでR3Oは−COOCH3)1.図0を参照 式XCフエニルセレニデイルエ鴫テルが、11,15−
ビス(t−ブチルジメチルシリノレ)エーテルとしての
式XC化合物から出発してつくられる。 ヘキサメチルジシラザンとトリメチルクロロシランとの
反応によつて、混合PGIl異団体(実施例13)から
つくられる。 テトラヒドロフラン20m1中のこれらPGIlメチル
エステルビス(シリルエーテノり1.42590)−7
8℃で調製されたイソプロピルシクロヘキシルアミン1
.179、30m1のテトラヒドロフラン及びヘキサン
中1.6Mのn−ブチルリチウム4.7m1の混合物に
カロえられ、添加後−78℃で0.5時間かきまぜ、そ
の後でテトラヒドロフラン15mj中のジフエニルジセ
レニド1,769の溶液力切口えられる。 混合物を−78℃で更にi時間かきまぜ、0℃に温めて
150mjの塩化アンモニウム飽和水溶液と150m1
のジエチルエーテル中に注ぐ。有機相は分離され、氷水
と塩水で洗い乾燥して濃縮する。残留物を直列の3本の
タルクBカラムを使用する高圧液体カラムクロマトグラ
JャCで、ベンゼン一酢酸エチル(40:1)で溶離し分
離すると、混合C−6異l体として式XCVlフエニル
セレニデイルエーテルを生成する。Rfは0,52と0
.48(ベンゼン一酢酸エチル(20:1)中シリカゲ
ル上のTLC)をもち、NMRピークは7.55、7.
30,5,45、4.505−3.40、3.60、2
.50−1.10、0.90及び0.03δにある。.
表題化合物の式XCビス(シリルエーテル)は、次に上
記化合物からフエニルセレニドの酸化除去によつて得ら
れる。 実施例34の手順に10より、上記1の生成物0.96
4!!は、トランス−△2−PGIlメチルエステル1
1,15−ビス(t−ブチルジメチルシリルエーテル)
混合異囲体0.7079を生成する。Rfは0.41及
ひ0.39(ベンゼン一酢酸エチル(20:1) 15
中のシリカゲル上のTLC)をもち、NMRピークは6
.90、5.90,5、63、5.42、4.50−3
.50、3.64、2.50−1.1010.90及び
0.02δにある。.式XXXlIの表題化合物は上記
化合物の封鎖基20を除きクロマトグラフイによるC−
6異跣体の分離で得られる。 テトラヒドロJャ宴唐Um1中の上記の生成物0.707
f1を7ツ化テトラ一n−ブチルアンモニウム(テトラ
ヒドロフラン中の1.2M溶液3.5m1)と、約25
℃で1925時間処理し、混合物を酢酸エチル250m
1で希釈し塩水で洗い、乾燥して油まで濃縮する。この
油を直列のタルクBカラム3本を使用する高圧液体カラ
ムクロマトグラフイにかけて分離し、塩化メチレン−ア
セトン(1:2)で溶離3Cする。より低極囲の異囲体
0.1259を得る。融点69〜71.5℃、NMRピ
ークを7.00、5。97−5,70,5,50、4,
35−2.90,3.68,2.50−1,10及び0
.90δにもつ。 より極囲の高い異曲体は0.099である。NMRのピ
ークを7.00,5.97−5.70,5,50,4.
43,4.17−2.90、3.68、2.60−1.
10及び0.90δにもつ。実施例 36トランス一△
2−16,16−ジメチル−PGIl、メチルエステル
、より極性の異性体(式XXXlll:D′は ′,
c−( 、Q2は3t【゛0Hs()はぐ』、、R25
は .図J参照。 先ず式−LXl6,l6−ジメチル− PGF2α、メチルエステル11,15−ビステトラヒ
ドロピラン一2−イルエーテル)がつくられる。 アセトニトリル180mj中の16,16−ジメチル−
PGF2α、11,15−ビス(テトラヒドロピラン一
2−イルエーテル)(7。639)の溶液がジイソプロ
ピルエナルアミン(4.47g)と混合され、約25℃
暗所で25時間沃化メチル(29.54g)で処理され
る。 反応混合物が次いで500m1の塩水中に注がれ、ジエ
チルエーテルで抽出される。有機相が氷水、稀チオ硫酸
ナトリウム,及ひ塩水で洗われ、乾燥され濃縮されて、
式−LXVIlのメチルエステル7.619を生ずる。
このものは3400、2900、1730,1430、
1350,.1190.1120.1070,.101
0、975、900,865、810及び725i1に
赤外線吸収を有し、5.80−5.02、4.85−4
.47..4,26−3.17、3.63、2.78−
1.05及び0.88δにNMRのピークを有する。1
1.式−LXのアセテートマーキユリオ化合物が、水2
4m1とテトラヒドロフラン24m1中の酢酸第二水銀
の氷冷黄色懸濁液に滴加された、テトラヒドロフラン3
0m1中の上記1の生成物(7.09)の洛液からつく
られ、続いて約25℃で2時間かきまぜられる。 次に混合物は1Nの水酸化物の74.4m1中の水素化
ほう素ナトリウム(2.83g)の氷冷洛液中に注がれ
、10分間かきまぜられる。混合物は塩水750m1で
稀められジエチルエーテルで抽出される。有機相が乾喋
されF過され、油になる迄濃縮される。この油がシリカ
ゲル上のクロマトグラフイにかけられ酢酸エチルースケ
リソルブB(1:3)で溶離されて、式−LXXの16
,16−ジメチル−PGl、メチルエステル、11,1
5−ビス(テトラヒドロピラン一2−イルエーテル)混
合異囲体5,65f!を無色の油として生ずる。この油
はRfO.44〔酢酸エチル−トルエン(1:3)中の
シリカゲル上のTLC〕、2950、1730、143
0、51370,1340v1310,1250、11
90.1125、1070、1020、975、910
、905、865、815、730,及び705儂−1
に赤外線吸収を、5,71−5,32、4.85−4.
53、4653−3.64、 D2.72−1.05及
び0.87δにNMRのピークを有する。1.図0参照
。 式−XCフエニルセレニデイルエーテルがテトラヒドロ
フランの50m1中の上記の式 15XC化合物(5.
039)の溶液をテトラヒドロフランの125m1中の
ジイソプロピルアミン(1.089)と−78℃でつく
られたn−ブチルリチウム(1.5Mヘキサンの溶液の
6.54m11)の混合物にD口えることによつてつく
られ xる。 そして添7JD8−78℃で1.2時間かきまぜられそ
の後テトラヒドロフランの30m1中の塩化フエニルセ
レニル(1,799)の溶液が7分間に亘つて滴力Dさ
れる。生ずる混合物が更に−78℃で1.25時間かき
まぜられ,次いで飽25和塩化アンモニウム水溶液の3
00m1と氷水の400mjの混合液中にそそがれ、ジ
エチルエーテルで抽出される。有機相が乾燥され、濃縮
される。残留物がシリカゲル上でクロマトグラフイにか
けられ、酢酸エチル−トルエン(130:8)で溶離し
て式−XCVlの化合物の混合C一6異囲体を3.01
9の油として生じる。この油はRfO.53、〔酢酸エ
チル−トルエン(1:3)中のシリカゲル上のTLC′
)..2950、1730、1570、1530、13
60、 351310、1230,1200,.11
30、1070、1020,975、910,905、
870、815、740及ひ690CI!I″1に赤外
線吸収を有し,.7.78−7.48.7.45−7.
6、5.74−5,27、4,84−4.53、4.5
3一 弘3.17、3.62、2.66−1.06及ひ
0.85δにNMRピークをもつている。.表題の化合
物の式−XCビス(テトラヒドロピラン一2−イルエー
テル)が次に式−XCVl化合物からフエニルセレナイ
ドの酸化的除去によつて得られる。 塩化メチレン65m1中の上記Iの生成物(3.019
)が約25℃で1時間過酸化水素(10%水溶液として
0.999)で処理される。層が分離され、有機相が5
%炭酸水素ナトリウム、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
、及ひ塩水で洗われ、乾燥され2.409の油に濃縮さ
れる。この油がシリカゲル上でのクロマトグラフイにか
けられ、酢酸エチルースケリソルブB(1:3)で溶離
して式−XCの化合物、混合C−6異囲体1.869を
生じ、これは2950:1730、1660、1440
,1380,1310,.1260、1200,112
0、1070.1020、975、905、870及ひ
830C!ILに赤外線吸収を、7.38−6.73.
6.06−5.29、4.85−3.14、3.72、
2.75−1.06及び0.88δにNMRのピークを
有している。.式−XXXlの表題化合物が上記化合物
を脱封鎖し、クロマトグラフイによつてC−6異注体を
分離すると得られる。 上記の生成物(1.869)が酢酸一水−テトラヒドロ
フラン(20:10:3)中で約40℃で加水分解され
る。 反応混合物が次いで塩水中にそそがれ酢酸エチルで抽出
される。有機相が氷水で洗われ.乾燥され式Cの混合異
曲体で油の1.549に濃縮される。この油が直列のタ
ルク1B″カラムを使用して高圧液体カラムクロマトグ
ラフイによつて分離され、次第に増加する極曲のアセト
ン一塩化メチレン(1:9から1:5迄)で溶離する。
より極曲の少い異注体0.352f!とより極囲の異囲
体0.5369が得られる。極曲の少い化合物は345
0、2950、1730、1660.1430、131
0、1270、1210、1170.1060、970
、850と720C:ILに赤外線吸収を、7.42−
6.72、6.06−5.35.4.38−2.84、
3.70,2.66−1.06,0.86及び0.82
δにNMRのピークを、523.3263で高解像質量
スペクトラルピーク(TMS誘導体)を有している。よ
り極註の異囲体は3450、2950、1730、16
60.1430.1310、1270、1240、12
10、1180v1040、970、850及び725
c!n′1に赤外線吸収を、7.47− 6.72、6
.11− 5.35、4.66− 3.0、3.70、
2.70− 1.08、0.88、と0.83δにNM
Rのピークを、523.3243に高解像質量スペクト
ラルピークをもつている。 実施例 37トランス一△2 −16,16−ジメチル
−PGII、極性の少い異性体とより極性の異性体(式
XXX)実施例36のメチルエステルが別々にt−ブタ
ノール中で3N硫酸水素カリウムで加水分解され酢酸エ
チルで抽出される。 有機相が塩水で洗われ、乾燥され、表題の化合物に濃縮
される。極性の少いメチルエステルから極住の少い酸が
得られ、このものは3400、2900、1700、1
650、1420,1250、1060、と970cW
Lに赤外線吸収を、7.38− 6.68、6.13、
6.01一5.33、4.41−3.52、2.65−
1.05、0.88と0.83δにNMRのピークを
もつている.この極住の少い酸は(2E,6R)−16
,16−ジメチル−△2−PGIIと命名される。同様
により極住のメチルエステルはより極哩の酸を生じ、こ
のものは3400,2900、1700、1650、1
420、1250、1060と970国 に赤外線吸収
を、7.39−6.76、6.25、6.03− 5.
39、4.72−3.35−2.77− 1.06、0
.88、と0.83δにNMRのピークをもつている。
このより極住の酸は(2E6S)−16,16−ジメチ
ル−△2−PGIIと命名される。実施例 38 9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一13,14−ジ
ヒトローPGFIより極性の異性体(式XXX:Lはト
リメチレン、Q2は’は<1、R25はn−ペン チル、R3Oは−COOHでX’は−CH2CH2−)
式−の9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一PGFI
、より極住の異註体(実施例22、1.00y)の酢酸
エチル100m1中の溶液が、木炭上のパラジウム(5
%)の50myと混合され7時間水素添加される。 混合物がろ過され、戸液が表題の化合物、の油に迄濃縮
される。この油はRfO.37(A−系中のシリカゲル
上のTLC)。6.12、3.3− 4.6、と0.9
δにNMRのピークをもつている。 このより極註の酸は(6S)一13,14−ジヒトロー
PGIIと命名される。参考例 259−デオキシ−6
ξ,9α一エポキシ一2,2−デイフルオロ一16−フ
エノキシ一17,18,19,20−テトラノル一PG
FI、メチルエスデル、極性の少い異性体とより極性の
異性体(式X)実施例22の手順に従うが、PGF2α
、メチルエステル出発物質を2,2−ジフルオロ−16
一フエノキシ一17,18,19,20−テトラノル一
PGF2α、メチルエステル(合衆国特許第40013
00号)で置き換えて、表題の化合物が得られる。 実施例 39 9−デオキシ−6ξ,9α一エポキシ一16一フエノキ
シ一17,18,19,20−テトラノル一PGF,、
メチルエステル、極性の少い異性体とより極性の異性体
(式X:dは3、QはHOH,.Rlはメチル、R5と
R6は水素、Bはゼロ、Wは−C−及びZはオキサ(−
O−))′、1.図H参照。 先ず式− LXの5−ヨード化合物がつくられる。 氷浴中で冷却された塩化メチレン25m1中の16−フ
エノキシ一17,18,19,20−テトラノル一PG
F2α、メチルエステル( 1.09)の溶液が、飽和
炭酸水素ナトリウムの25m1と20分に亘つて滴卯さ
れる塩化メチレン50m1中の沃素1.01の溶液で処
理される。混合物が更に1.5時間かきまぜられ、塩化
メチレン50m1で希釈され、5%亜硫酸ナトリウム水
溶液と塩水で洗われ、乾燥されて濃縮される。残留物の
混合物の式−LXIII5−ヨード異比体がシリカゲル
上でクロマトグラフイにかけられ,アセトン(20〜3
0%)一塩化メチレンで溶離されて分離された異性体を
生ずる。極哩の少い異住体0.04gはRfO.3l〔
アセトン(30%)一塩化メチレン中のシリカゲ゛ル上
のTLC)をもち, 6R異姓体として同定される。こ
れは質量スペクトル線(TMS誘導体)を567.14
62、580、547、546、477及び243にも
つ。より極曲の異囲体は0.749、これは同じ系中で
RfO.28をもち、6S異曲体として同定される。.
次に式−Xの表題化合物がつくられるが先ず極囲の少い
(6R)化合物がつくられる。 メタノール20mj中の同じ材料(0.379)の他の
ロッドと一緒にされた上のIの極曲の少い式LXlの沃
素化合物で続けて、溶液が塩化トリブチル錫の約0.8
m1で処理され、5分間かきまぜられ、そして10分間
に亘つて(注意深く)カロえられた水素化硼素ナトリウ
ムの0.379で処理される。混合物が約25℃で1.
5時間かきまぜられ、次いで塩水125mI1で稀めら
れ、酢酸エチルで抽出される。有機相が塩水で洗われ、
乾燥され、濃縮される。残留物がクロマトグラフイにか
けられ、アセトン(30%)一塩化メチレンで溶出され
て式Xのより極団でない表題の化合物、即ち(6R)−
16−フエノキシ一17,18,19,20−テトラノ
ル一PGIlメチルエステル、0,249を生ずる。そ
れはRfO.2O〔アセトン(30%)一塩化メチレン
中シリカゲ゛ル上のTLC〕をもつ。対応している極囲
の(6S)式−Xの化合物は同様にの手順に従うが、沃
素化合物を上記Iのより極曲の式LXIの沃素化合物(
0.40g)で置き換えてつくられる。クロマトグラフ
イの後により極囲の表題化合物0.289が得られ、こ
のものはRfO5l9〔アセトン(30%)−塩化メチ
レン中のシリカゲル上のTLC〕、441.2498.
454、423及ひ351に質量スペクトルの線(TM
S誘導体)を、6.68−7.4、5.6、4.34、
3.7−4.05及び3.55δにNMRのピーク(C
Cj4中)を有する。それは(6S)−16−JャGノキ
シ一17,18,19,20−テトラノル一PGIl.
メチルエステルと命名される。実施例 40 9−デオキシ−6ξ,9α一エボキシ16−フエノキシ
一17,18,19,20−テトラノル一PGFlの極
性の少い異性体とより極性のある異性体(式X:R1は
水素) メチルエステルは酸にカロ水分解される。 メタノール6m1中の極曲の少い式Xの化合物(実施例
39、0.159)が水3m1と炭酸ナトリウムの0.
39で処理され、混合物が約25℃で約16時間かきま
ぜられる。混合物がセリツト(カルシウムアルミニウム
シリケート淵過媒体)を通して淵過されて濃縮される。
残留物が1N硫酸水素カリウムで酸囲化され.塩水20
m1で稀められ酢酸エチルで抽出される。有機相が塩水
で洗われ、乾燥され濃縮される。残留物、油0.189
がクロマトグラフイにかけられ、アセトン(25〜35
暢−塩化メチレンで溶離されて極囲の少い式Xの表題化
合物、0.119を生ずる。このものは6.73ー7.
5、5.67−5,9、4.38と3.5−4.7δに
NMRのピークをもつ(アセトン中)。この化合物は(
6R)−16−フエノキシ一17,18,19,20−
テトラノル一PGIlと命名される。上記手順に従うが
より極囲の式−Xのメチルエステル(実施例39、0.
529)で出発し、炭酸ナトリウム0.89を使用して
対応しているより極囲の式−Xの表題化合物0.389
が得られる。このものは591.3005、573、5
12、499、409と243に質量スペクトルの線を
、6.75ー7.5、5.3−5.83、4.17−4
.64と3.3−4.17δ(CDCl3中)にNMR
ピークをもつ。この化合物は(6S)−16−フエノキ
シ一17,18,19,20−テトラノル一PGIlと
命名される。実施例39の手順に従うが出発物質を15
−エピ−16−フエノキシ一17,18,19,20ー
テトラノル一PGF2α、メチルエステルで置き換えて
対応する5一沃素化合物が得られ、このものは還元する
と表題の化合物、即ち(6R,15S)−16−フエノ
キシ一17,18,19,20−テトラノル一PGIl
.メチルエステルと′ TOl仁Q)−1C−1〒 ノ
七5ノ一1ク18,19,20−テトラノル一PGl、
メチルエステルを生ずる。 実施例40の手順に従つて参考例26のメチルエステル
が加水分解されて表題の化合物即ち(6R,15S)−
16−フエノキシ一17,18,19,20−テトラノ
ル一PGIlと(6S,15S)−16−フエノキシ一
17,18,19,20−テトラノル一PGlを生ずる
。 実施例 41 (6ξ)−9−デオキシ−6,9α一エポキシ一11−
デオキシ−10,11−ジデヒドロ−PGFl、メチル
エステル、混合異性体(式XXIlxdは3、CgH2
gはトリメチレン′・・QはHOH,.R,はメチル、
R5とR6は水素及び〜はアルブγ又はベータ)1.図
Hを参照。 先づ対応する式LX5−ヨード中間体6即ち(5(ξ)
−ヨード−9,11−ジデオキシ−6,9α一エポキシ
一10,11−ジデヒドロ−PGFlメチルエステル混
合異囲体をつくる。 11−デオキシ−10,11−ジデヒドロ−PGF2α
メチルエステル(PGA2メチルエステルを9−ボロビ
シクロ一3,3,1−ノナンで還元して、C−9異妊体
の分離によつてつくられる)0.459及10m1の塩
化メチレン中の重炭酸ナトリウム飽和水溶液15m11
の混合物を、約0℃で塩化メチレン25m1中のヨード
0.359の溶液で40分間にわたつて少量宛カロえて
処理する。 混合物を更に10分間かきまぜ次に有機相を無色となる
まで亜硫酸ナトリウム水溶液で洗い、塩水で洗い乾際し
て油0,649まで濃縮する。酢酸エチル−シクロヘキ
サン(1:1)中でのシリカゲル上のTLCでRfは0
.48と0.52を持つ。NMRピークは5.78、5
.5、5.2、4.5、4.05、3.67、3.1及
び0.9δ。.エタノール5m1中の0.3m1の塩化
トリブチル錫を一緒にした上記のヨード化合物0.32
9を、4m1のエタノール中の0,19の水素化硼素ナ
トリウム溶液で15分にわたつて処理し、混合物は更に
1時間かきまぜる。 反応混合物を希塩酸で酸囲化し、塩水で希釈し酢酸エチ
ルで抽出する。有機相を塩水で洗い、乾燥して濃縮する
。得られた油を酢酸エチル(20−40?スケリソルブ
Bで溶離するクロマトグラフイにかけると、混合C−6
異囲体0.149として表題化合物が得られる。Rfは
0.61(酢酸エチル−シクロヘキサン(1:1)中の
シリカゲル上のTLC)。NMRピークは5,77、5
.55、5,18,.3.8−4.25、3.63、3
.1及び0.9δにある。高解像能質量はスペクトル線
は422.2852に、又赤外線吸収は3440,17
40,1625、1245、1200、1175、10
50、1025、及び975crnにある。 実施例 42 (6S)−15−ケト−9−デオキシ−6,9α一エポ
キシ一PGF,メチルエステル(式XXX: Q2はO
)66m1のアセトン中の9−デオキシ−6,9α一エ
ポキシ一PGFlのより極曲の異曲体(実施例39、2
.009)の溶液を、−78℃で3m1のジヨーンズ試
薬により30分間処理する。 反応をイソプロパノールで停止し、混合物を濃縮し、塩
水で希釈してジエチルエーテルで抽出する。有機相を塩
水で洗い,乾燥して濃縮する。生じた油をクロマトグラ
フイにかけ、アセトン(20−40%)一塩化メチレン
で溶離し、再クロマトグラフイにかけて、表題化合物1
.399を生成する。Rfは0.35をもつ(酢酸エチ
ル−酢酸−2,2,4−トリメチルペンタン−水(90
:20:50:100)からのA−系有機相(M.Ha
mherg等、J.BlOl.Chem.24l、24
7(1966))中のシリカゲル上のTLC)。NMR
のピークは7.4、6.93v6.67、6.31、6
.03、4.48.3.9、2.1−2.8、及び0,
9δにある。質量スベクトル線は、496.3066、
481、425、406、380,365、及び143
に、又赤外線吸収は3420.3180.2660、1
730、1710,.1675s1630.1230、
730cmにある。実施例 43 6(S)−15−ケト−9−デオキシ−6,9α一エポ
キシ一13,14−ジヒドロPGFlメチルエステル
5実施例42の生成物、即ち(
6S)−15−ケト一9−デオキシ−6,9α一エポキ
シ一PGFlメチルエステル0.759の、酢酸エチル
と95% 10エタノール(3:1)中の溶液を、カー
ボン上5%パラジウムの触媒100m9で処理し、約1
気圧下に6時間水素添力Dする。 材料はF過して濃縮する。生ずる油をクロマトグラフイ
処理し、アセトン(20%)一塩化メチレンで爵離する
と表題15化合物0.709を生成する。Rfは0.4
0(A−中シリカゲル上のTLC)である。NMRピー
クは7.34.4.4、3.96、3.6、3,0−2
.7及ひ0.9δ。質量スペクトル線は498.322
8、483.480、465、427、408、393
、20325、318、235、及び99に、赤外線吸
収は、3420.2660、1735、1755、14
10及び1380CTILにある。実施例 44(6S
)−9−デオキシ−6,(6S)−9−デオキシ−6,
9α一エポキシ25一(15R)−15−メチル−PG
Fl(式、QはCH〔8δH l.図Hを参照。 先づ対応する式−LXlの5−ヨード中間体、30即ち
(5−ξ)−ヨード−9−デオキシ−6,9α一エポキ
シ一(15R)−15−メチル−PGFl.メチルエス
テル混合異註体をつくる。 100m1の塩化メチレン中の(15R)−15−メチ
ル−PGP2αメチルエステルを、 35150mjの
重炭酸ナトリウム飽和水溶液と混合し,200mjの塩
化メチレン中の3.09のヨード溶液で40分間にわた
つて約−5℃で滴下処理する。 混合物を更に20分間かきまぜる。有機相を亜硫酸ナト
リウム水溶液と塩水で洗い 40乾燥して饋縮する。ヨ
ード中間体はRfO.42(酢酸エチル中シリカゲル上
のTLC)をもつ。.0.9m1の塩化トリブチル錫と
一緒にしたエタノール15m1中の上記ヨード中間体(
1.00f!)の溶液に、エタノール12m1中の水素
化ほう素ナトリウム0.39の溶液を15分にわたつて
少量宛加えながら処理する。 混合物は更に1時間かきまぜ、硫酸水素カリウム水溶液
で中和し6塩水で希釈して酢酸エチルで抽出する。有拶
相を塩水で洗つて乾燥し濃縮する。残留物をクロマトグ
ラJャC処理し、酢酸エチル(20−60%)−スケリソ
ルブBで溶離すると、表題化合物の対応するメチルエス
テル(混合C−5異曲体)0,609を生成する。Rf
は0.36(酢酸エチル中シリカゲル上のTLC)をも
つ。NMRピークは5,57,.4.4、3.4一4.
2.3.63.3.261.23、及び0.9δにある
。1。 上記の混合メチルエステルは、メタノール溶液中約25
℃で3時間, 3Nの水酸化ナトリウム3mjと処理す
ることにより,遊離酸に転化される。混合物{1%の容
量まで濃縮され、塩水と氷で希釈され、亜硫酸水素カリ
ウl・水溶液で酸曲化され、直ちに酢酸エチルで抽出さ
れる。抽出液は塩水で洗い、乾燥し混合した表題化合物
0,69まで濃縮される。Rfは0.24(A−系中シ
リカゲル上のTLC)をもつ。生成物は230−400
メツシユのシリカ上でクロマトグラフイ処理し、アセト
ン(20〜40%)一塩化メチレンで溶離すると表題化
合物05529を生成する。Rfは0.40(アセI・
ン中、アセトン一塩化メチレン一酢酸(33:66:2
)中)をもつ。質量スペ李ル線は584.3753、5
69、513及び423に,赤外線吸収は3380.2
640.1710,1460、1375、1230.1
085,1055及び975? にある。辷施例 45 (6S)−2,2−ジフルオロ−9−デオキシ−6,9
α一エポキシ一13,14−ジデヒドロ−PGFl、メ
チルエステルとその(6R)異性体(式XXX:Lは−
CH2−CF2−、Q2は11−BHj.(R2)はぐ
X6R25はn−ペン.先づ14−クロロ化合物、即
ち(6S)−2,2−ジフルオロ−9−デオキシ−6,
9α一エポキシ一14−クロロ−PGFl及びその(6
R)異囲体がつくられる。 この目的には対応する2,2−ジフルオロ−14−クロ
ロ−PGF2αメチルエステルの水銀誘導体を経由する
環化が使用される(図Jによる)。酢酸水銀0.539
、水6m1及ひテトラヒドロフラン6m1の混合物が準
備される。これにテトラヒドロフラン6m1中の2,2
−ジフルオロ−14−クロロ−PGF2αメチルエステ
ル(合衆国特許第4029681)0.359の溶液が
添加される。 混合物は約25℃で5.5時間かきまぜられ、0℃に冷
却され、1NNa0H中の水素化ほう素ナトリウムの0
.12M溶液25m1で滴下処理される。生成した懸濁
液を硫酸水素カリウムの0.2M71<.溶液で酸曲化
し、酢酸エチルで抽出する。有機相を5%塩化ナトリウ
ムで洗い、乾燥して2,2−ジフルオロ−9−デオキシ
−6,9α一エポキシ一14−クロロ−PGFlの混合
したC−6異曲体0.49まで濃縮する。Rfは0.1
7(酢酸エチル−酢酸−シクロヘキサン−水(9:2:
5:10)からの有機相中のシリカゲル上のTLC)を
もつ〜 .シメチルスルホキサイド34m1中の上記の14−ク
ロロ−酸0.97V0溶液をカリウムt−ブトキサイド
0.6649で15時間処理する。 溶液を次で硫酸水素カリウムの冷0,2M溶液で中和し
て酢酸エチルで抽出する。有機相を5%塩化ナトリウム
で洗い乾燥して濃縮する。生ずる油0.769は表題化
合物の異荘体酸からなつているが、次でエーテル囲ジア
ゾメタンでエステル化すると、混合メチルエステル05
729を生成する。Rfは0.43及び0,52(酢酸
エチル−シクロヘキサン(2:1)中)をもつ。異曲体
類はクロマトグラフイにより分離され、ヘキサン−酢酸
エチル(3:2)で始離すると、表題化合物のより極曲
の小さい(6R)異曲体0.2029を生成する。NM
Rピークは4.23、3.68、3,71、3.23.
1.1−3.0及び0.90δに、赤外線吸収は350
0.2240,1765、1460、1440、131
0,1245、1200、1170.1135v104
5−1100,1020及び965CT!Lに、質量ス
ペクトル線は546.2998、531、475、45
6.430、359及び173にある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 その低級アルカノエートを含めた次式の環状エーテ
    ル▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中L^1は(1)原子価結合、(2)−(CH_2
    )_d−但しdは1〜5)、(3)−(CH_2)_t
    −CF_2−(但しtは2、3、又は4)、(4)−(
    CH_2)_p−CH=CH−(但しpは0、又は1)
    、(5)−CH_2−O−CH_2−;式中Q_2は▲
    数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表
    等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、
    又は▲数式、化学式、表等があります▼であり、ここで
    、R_3は水素又は1ないし4個の炭素原子のアルキル
    であり;かつR_4は、水素又はテトラヒドロピラニル
    であり、式中▲数式、化学式、表等があります▼は▲数
    式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表
    等があります▼(但しR_4は水素又はテトラヒドロピ
    ラニル)であり;式中R_2_5は(1)▲数式、化学
    式、表等があります▼(但しC_gH_2_gは低級ア
    ルキレンであり、ここでR_5とR_6は水素又は炭素
    原子1〜4個のアルキルであり同じもの又は異つたもの
    である)か又は(2)▲数式、化学式、表等があります
    ▼(但しZはオキサ原子(−O−)又はC_jH_2_
    jで、こゝでC_jH_2_jは低級アルキレンであり
    、式中R_3_0は(1)−COOR_1_9、又は(
    2)▲数式、化学式、表等があります▼であり、こゝで
    R_1_9は水素又は低級アルキル又は薬理学的に容認
    される陽イオンであり、R_1_8は水素、低級アルキ
    ル又はベンジル又はフェニルであり同じか又は異なるも
    のであり;式中Xはトランス−CH=CH−、シス−C
    H=CH−、−C≡C−、又は−CH_2CH_2−、
    であり;式中〜はα、又はβ立体配置での結合を示す。 〕2 Xがトランス−CH=CH−である特許請求の範
    囲第1項記載の化合物。3 Q_2が▲数式、化学式、
    表等があります▼である特許請求の範囲第2項記載の化
    合物。 4 ▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、化学
    式、表等があります▼である特許請求の範囲第3項記載
    の化合物。 5 L^1が原子価結合又は−(CH_2)_d−但し
    dは1、2、3、4又は5である特許請求の範囲第4項
    記載の化合物。 6 L^1が原子価結合である特許請求の範囲第5項記
    載の化合物。 7 R_2_5がn−ペンチルである特許請求の範囲第
    6項記載の化合物。 8 R_3_0が−COOR_1_9でR_1_9がメ
    チル、すなわち−デオキシ−6ξ,9α−エポキシ−2
    ,3,4−トリノル−PGF_1メチルエステル、より
    極性の小なる〜がα立体配置の異性体とより極性の大な
    る〜がβ立体配置の異性体である、特許請求の範囲第7
    項記載の化合物。 9 R_3_0が−COOR_1_9でR_1_9がエ
    チル、すなわち9−デオキシ−6ξ,9α−エポキシ−
    2,3,4−トリノル−PGF_1エチルエステル、よ
    り極性の小さい〜がα立体配置の異性体とより極性の大
    なる〜がβ立体配置の異性体である特許請求の範囲第7
    項記載の化合物。 10 L^1がメチレンである特許請求の範囲第5項記
    載の化合物。 11 R_2_5がn−ペンチルである特許請求の範囲
    第10項記載の化合物。 12 R_3_0がCOOR_1_9でR_1_9がメ
    チル、すなわち9−デオキシ−6,9α−エポキシ−2
    ,3−ジノル−PGF_1メチルエステル;より極性の
    小なる〜がα立体配置の異性体とより極性大なる〜がβ
    立体配置の異性体である、特許請求の範囲第11項記載
    の化合物。 13 R_3_0がCOOR_1_9でR_1_9が水
    素、すなわち9−デオキシ−6,9α−エポキシ−2,
    3−ジノル−PGF_1、より小なる極性の〜がα立体
    配置の異性体とより大なる極性の〜がβ立体配置の異性
    体である、特許請求の範囲第11項記載の化合物。 14 L^1がエチレンである特許請求の範囲第5項記
    載の化合物。 15 R_2_5がn−ペンチルである特許請求の範囲
    第14項記載の化合物。 16 R_3_0がCOOR_1_9でR_1_9がメ
    チル、すなわち9−デオキシ−6ξ,9α−エポキシ−
    2−ノル−PGF_1メチルエステル、より極性小なる
    〜がα立体配置の異性体とより極性大なる〜がβ立体配
    置の異性体である、特許請求の範囲第15項記載の化合
    物。 17 L^1がトリ−メチレンである特許請求の範囲第
    5項記載の化合物。 18 R_2_5がn−ペンチルである特許請求の範囲
    第17項記載の化合物。 19 R_3_0が−COOR_1_9である(R_1
    _9は特許請求の範囲第1項で定義された通りである)
    特許請求の範囲第18項記載の化合物。 20 R_1_9がメチル、すなわち9−デオキシ−6
    ξ,9α−エポキシ−PGF_1メチルエステル、より
    極性の小さい〜がα立体配置の異性体とより極性の大き
    い〜がβ立体配置の異性体である、特許請求の範囲第1
    9項記載の化合物。 21 R_1_9が水素、すなわち、9−デオキシ−6
    ξ,9α−エポキシ−PGF_1、より極性の小さい〜
    がα立体配置の異性体とより極性の大きい〜がβ立体配
    置の異性体である、特許請求の範囲第19項記載の化合
    物。 22 R_1_9がTHAM塩すなわち9−デオキシ−
    6ξ,9α−エポキシ−PGF_1THAM塩、より極
    性の小さい〜がα立体配置の異性体とより極性の大きい
    〜がβ立体配置の異性体である、特許請求の範囲第19
    項記載の化合物。 23 R_3_0が▲数式、化学式、表等があります▼
    である特許請求の範囲第18項記載の化合物(但しR_
    1_8は水素、低級アルキル、ベンジル、又はフェニル
    であり、同じか又は異つている。 )24 R_1_8が水素即ち9−デオキシ−6,9α
    −エポキシ−PGF_1アマイド、より極性が小さい〜
    がα立体配置の異性体とより極性が大きい〜がβ立体配
    置の異性体である特許請求の範囲第23項記載の化合物
    。 25 R_1_9がメチルすなわち9−デオキシ−6,
    9α−エポキシ−PGF_1メチルアマイド、より極性
    が小さい〜がα立体配置の異性体とより極性が大きい〜
    がβ立体配置の異性体である特許請求の範囲第23項記
    載の化合物。 26 R_1_9がベンジルすなわち9−デオキシ−6
    ,9α−エポキシ−PGF_1ベンジルアマイド、より
    極性が小さい〜がα−立体配置の異性体とより極性が大
    きい〜がβ立体配置の異性体である特許請求の範囲第2
    3項記載の化合物。 27 R_2_5が▲数式、化学式、表等があります▼
    である特許請求の範囲第17項記載の化合物。 28 R_3_0がCOOR_1_9でR_1_9がメ
    チルすなわち9−デオキシ−6ξ,9α−エポキシ−6
    ,16−ジメチル−PGF_1メチルエステルである特
    許請求の範囲第27項記載の化合物。 29 R_2_5が▲数式、化学式、表等があります▼
    である特許請求の範囲第17項記載の化合物。 30 R_3_0が−COOR_1_9でR_1_9が
    メチルすなわち9−デオキシ−6ξ,9α−エポキシ−
    17−フエニル−18,19,20−トリノル−PGF
    _1メチルエステル、より極性の小さい〜がα立体配置
    の異性体とより極性の大きい〜がβ立体配置の異性体で
    ある特許請求の範囲第29項記載の化合物。 31 L^1が−CH=CH−である特許請求の範囲第
    4項記載の化合物。 32 L^1がトランス−CH=CH−、である特許請
    求の範囲第31項記載の化合物。 33 R_2_5がn−ペンチルである特許請求の範囲
    第32項記載の化合物。34 R_3_0が−COOR
    _1_9でR_1_9がエチル、すなわち9−デオキシ
    −3,4−トランス−ジデヒドロ−6ξ,9α−エポキ
    シ−2−ノル−PGF_1エチルエステル、極性がより
    小さい〜がα立体配置の異性体と極性がより大きい〜が
    β立体配置の異性体、である特許請求の範囲第33項記
    載の化合物。 35 R_2_5が▲数式、化学式、表等があります▼
    である特許請求の範囲第32項記載の化合物。 36 R_3_0が−COOR_1_9でR_1_9が
    メチル、すなわち9−デオキシ−3,4−トランス−ジ
    デヒドロ−6ξ,9α−エポキシ−2−ノル−17−フ
    エニル−18,19,20−トリノル−PGF_1メチ
    ルエステル、極性がより小さい〜がα立体配置の異性体
    と極性がより大きい〜がβ立体配置の異性体、である特
    許請求の範囲第35項記載の化合物。 37 L^1が−CH_2−O−CH_2−である特許
    請求の範囲第4項記載の化合物。 38 R_2_5がn−ペンチルである特許請求の範囲
    第31項記載の化合物。39 R_3_0が−COOR
    _1_9でR_1_9がメチル、すなわち9−デオキシ
    −6ξ,9α−エポキシ−3−オキサ−PGF_1メチ
    ルエステル、極性のより小さい〜がα立体配置の異性体
    と極性がより大きい〜がβ立体配置の異性体、である特
    許請求の範囲第38項記載の化合物。 40 Q_2が▲数式、化学式、表等があります▼であ
    る特許請求の範囲第2項記載の化合物。 41 ▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、化
    学式、表等があります▼である特許請求の範囲第40項
    記載の化合物。 42 R_3_0が−COOR_1_9(但しR_1_
    9は特許請求の範囲第1項の定義による)である特許請
    求の範囲第41項記載の化合物。 43 R_1_9が水素、即ち9−デオキシ−6,9α
    −エポキシ−15(S)−15−メチル−PGF_1、
    極性のより小さい〜がα立体配置の異性体と極性のより
    大きい〜がβ立体配置の異性体、である特許請求の範囲
    第42項記載の化合物。 44 R_3_0が▲数式、化学式、表等があります▼
    である特許請求の範囲第42項記載の化合物(但しR_
    1_8は水素、低級アルキル、ベンジル、又はフェニル
    であり、同じか又は異なるものである。 )45 R_1_8が水素すなわち9−デオキシ−6,
    9α−エポキシ−15(S)−15−メチル−PGF_
    1アマイド、極性のより小さい〜がα立体配置の異性体
    と極性のより大きい〜がβ立体配置の異性体、である特
    許請求の範囲第44項記載の化合物。 46 Xがシス−CH=CH−である特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。 47 Xが−C≡C−である特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 48 Xが−CH_2CH_2−である特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。 49 Q_2が▲数式、化学式、表等があります▼であ
    る特許請求の範囲第48項記載の化合物。 50 ▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、化
    学式、表等があります▼である特許請求の範囲第49項
    記載の化合物。 51 L^1が−(CH_2)_d−(但しdは1〜5
    )である特許請求の範囲第50項記載の化合物。 52 R_2_5がn−ペンチルである特許請求の範囲
    第51項記載の化合物。 53 R_3_0が−COOR_1_9(但しR_1_
    9は特許請求の範囲第1項によるの定義と同じ)である
    特許請求の範囲第52項記載の化合物。 54 R_1_9がメチルすなわち9−デオキシ−6,
    9α−エポキシ−13,14−ジヒドロ−PGF_1メ
    チルエステル、極性がより小さい〜がα立体配置の異性
    体と極性がより大きい〜がβ立体配置の異性体、である
    特許請求の範囲第53項記載の化合物。 55 L^1が−(CH_2)_t−CF_2−(但し
    tは2、3、又は4)である特許請求の範囲第50項記
    載の化合物。 56 R_2_5が▲数式、化学式、表等があります▼
    である特許請求の範囲第55項記載の化合物。 57 R_3_0が−COOR_1_9でR_1_9が
    メチル、すなわち2,2−ジフルオロ−9−デオキシ−
    6ξ,9α−エポキシ−13,14−ジヒドロ−17−
    フエニル−18,19,20−トリノル−PGF_1メ
    チルエステル、である特許請求の範囲第56項記載の化
    合物。 58 R_3_0が−COOR_1_9でR_1_9が
    ナトリウム塩、すなわち2,2−ジフルオロ−9−デオ
    キシ−6ξ,9α−エポキシ−13,14−ジヒドロ−
    17−フエニル−18,19,20−トリノル−PGF
    _1ナトリウム塩、である特許請求の範囲第56項記載
    の化合物。 59 R_3_0が▲数式、化学式、表等があります▼
    でR_1_8が水素、すなわち2,2−ジフルオロ−9
    −デオキシ−6ξ,9α−エポキシ−13,14−ジヒ
    ドロ−17−フエニル−18,19,20−トリノル−
    PGF_1アマイド、である特許請求の範囲第56項記
    載の化合物。 60 R_2_5が▲数式、化学式、表等があります▼
    である特許請求の範囲第55項記載の化合物。 61 R_3_0が−COOR_1_9でR_1_9が
    メチル、すなわち2,2−ジフルオロ−9−デオキシ−
    6ξ,9α−エポキシ−13,14−ジヒドロ−16−
    フエノキシ−17,18,19,20−テトラノル−P
    GF_1メチルエステル、である特許請求の範囲第60
    項記載の化合物。 62 R_3_0が−COOR_1_9でR_1_9が
    ナトリウム塩、すなわち2,2−ジフルオロ−9−デオ
    キシ−6ξ,9α−エポキシ−13,14−ジヒドロ−
    16−フエノキシ−17,18,19,20−テトラノ
    ル−PGF_1ナトリウム塩である特許請求の範囲第6
    0項記載の化合物。 63 R_3_0が▲数式、化学式、表等があります▼
    でR_1_8が水素、すなわち2,2−ジフルオロ−9
    −デオキシ−6ξ,9α−エポキシ−13,14−ジヒ
    ドロ−16−フエノキシ−17,18,19,20−テ
    トラノル−PGF_1アマイド、である特許請求の範囲
    第60項記載の化合物。 64 Q_2が▲数式、化学式、表等があります▼であ
    る特許請求の範囲第48項記載の化合物。 65 R_3_0が−COOR_1_9でR_1_9が
    メチル、すなわち9−デオキシ−6ξ,9α−エポキシ
    −13,14−ジヒドロ−15−デオキシ−PGF_1
    メチルエステル、である特許請求の範囲第64項記載の
    化合物。
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