JPS5934399B2 - ズボンプレス器 - Google Patents

ズボンプレス器

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Publication number
JPS5934399B2
JPS5934399B2 JP8299375A JP8299375A JPS5934399B2 JP S5934399 B2 JPS5934399 B2 JP S5934399B2 JP 8299375 A JP8299375 A JP 8299375A JP 8299375 A JP8299375 A JP 8299375A JP S5934399 B2 JPS5934399 B2 JP S5934399B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
heat
heating element
resin
heating
Prior art date
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Expired
Application number
JP8299375A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS528196A (en
Inventor
和雄 石辻
勝郎 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8299375A priority Critical patent/JPS5934399B2/ja
Publication of JPS528196A publication Critical patent/JPS528196A/ja
Publication of JPS5934399B2 publication Critical patent/JPS5934399B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一対の開閉自在な挾持板を備えたズボンプレス
器に関するものである。
従来のズボンプレス器の発熱体は、面ヒーターである布
ヒーターの両面に樹脂シートや含浸紙を設け、かつその
上面側に布を、下面側に台板を配設し、これらを熱プレ
スによりー体に接合することにより構成していた。
しかしながら、この方式による発熱体は、鋭利なナイフ
等が突きささつた場合、布ヒーター11c達してそれが
損傷を生じ、感電や断線を起こすという致命的な欠点が
あつた。この致命的な欠点を解消する発熱体として、薄
鉄板等の均熱板の下面に発熱線を設ける構造の発熱体が
注目されている。以下その従来例について詳述する。一
般に従来のズボンプレス器における発熱線を備えた方の
挾持板は、第5図に示すように、台板Aに溝Bを加工し
、この溝Bに発熱線Cを埋設しその上から鉄板等の均熱
板Dをおき、ステツプルEで上記台板Aと均熱板Dを止
めて発熱線Cが溝Bからはみ出ないよう固定してあり、
その上からカバー布Fを覆設し、台板Aの端部をサッシ
Gで覆つて形成してある。
ところがこのような構成によると、(1冷板Aの溝加工
、発熱線Cの湾入れ作業、台板Aと均熱板Dとを止める
ステツプルEを打ち、カバー布Fを台板Aの端部で接合
するなど挾持板の製造組立に多くの時間を要する、(2
)カバー布Fを厚みの薄い布で構成するとこれが伸縮し
て均熱板D上で移動し、ズボンセツトが困難となるため
伸縮し難い厚い布(起毛布等)を使用しなければならず
、カバー布Fの価格が高く、接合作業が困難になるのみ
ならず、均熱板Dからズボン等の被プレス物への熱伝導
効率が悪くなる、など種々の欠点があつた。そこで本発
明は上記従来の欠点を解消し、製造作業が極めて簡単で
、熱効率がよく、安全性の高いズボンプレス器を安価に
提供しようとするものである。
以下その一実施例を図面とともに説明すると、1はクッ
ション層(図示せず)を備えた上挾持板、2は発熱部材
を備えた下挾持板で、これら両挾持板1、2はヒンジ3
により開閉自在に連結され、他の一側にクリップ4、5
を有している。
ここで上記下挾持板2は台板6の上面に発熱体10を接
着接合し、端面全周にサツシ12を取付けて構成してあ
る。
そして上記発熱体10は熱伝導性がよく強度が強い薄鉄
板等の均熱板8の両面に、ポリエチレン、耐熱塩化ビニ
ル等の熱溶融性で耐熱性のある樹脂15をコートし、こ
の上面に薄い織布又は不織布等のカバー布9を、下面に
は耐熱性が樹脂コート15より高いシリコンゴム等の絶
縁材17と前記樹脂コート15と同温度で熱溶着するよ
うなポリエチレン、耐熱塩化ビニル等の溶着層18とで
順次被覆した発熱線13が夫々−体に接着してある。上
記構成に於て次にその挟持板2の加工方法を説明する。
まず、均熱板8の両面に樹脂15をコートし、表面に溶
着層18が施されている発熱線13とカバー布9とを均
熱板8の上下各面に第3図に示す如く配設し、そのまま
熱プレスで加熱加圧すると、樹脂コー口5が溶けてカバ
ー布9に浸入し、同時に溶着層18も溶けて樹脂コート
15と融合し、カバー布9と発熱線13が均熱板8の上
下各面に一体に接着されて発熱体10が形成できる。
そしてこれを接着剤11を介して台板6に接着し外周に
サツシ12を取付ければよい。このように本発明によれ
ば次のような効果が期待できる。
(1)台板に発熱体を接着するだけで挾持板を形成する
ことができ、その製造が極めて簡単になる。
(2)しかも上記発熱体は熱プレスにより簡単に製造す
ることができ、かつその樹脂コートも通常のロールコー
ター又はラミネートロールにより容易に行なえ、安価な
ものとすることができる。(3)カバー布は均熱板と全
面接着されるので薄手の布を用いてもプレス上の不具合
(セツト時のズレ等)がなく、安価なものとすることが
できるとともに発熱線から被プレス物への熱伝達も良好
なものとすることができる。同時にこのカバー布は繊維
質のものであるので、均熱板からの熱をある程度熱緩衝
してズボン等に伝導するので生地を傷めず、光沢が出る
のを防止する。(4)均熱板と発熱線は、樹脂コートと
溶着層が熱プレスによつて両方とも溶けるので確実に接
着され、その結果、従来例で示したものに比べ接合面積
も大きくなるため、効率の高い熱伝導を得ることができ
る。また発熱線は溶着層が熱プレスにより溶けても、耐
熱性の絶縁材で被覆されているため、発熱体としての電
気絶縁性も良好なものを得ることができる。(5)発熱
線の上方には強度的に強い薄鉄板等の均熱板が位置して
いるため、鋭利なナイフ等が突きささつたとしても、そ
のナイフ等は均熱板で受け止められることになり、その
結果、ナイフ等が発熱線に達して損傷させるようなこと
はなくなるため、感電や断線が生じることのない安全性
の高い発熱体を安価に提供することができる。
なお、前記樹脂コートは熱硬化性の樹脂を溶剤によつて
溶かし、そして均熱板に塗布して被覆を形成しても同様
の効果を有することは云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるズポンプレス器の斜
視図、第2図は同挟持板の断面図、第3図はその発熱体
の斜視図、第4図は同拡大断面図、第5図は従来例を示
す断面図である。 1,2・・・・・・挟持板、8・・・・・・均熱板、9
・・・・・・カバー布、10・・・・・・発熱体、13
・・・・・・発熱線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一対の開閉自在な挾持板の少なくとも一方に発熱体
    を設け、この発熱体は薄鉄板等の均熱板の両面に接着性
    を有する樹脂をコートし、このコートした樹脂を介して
    均熱板の一面に繊維質のカバー布を、他面に前記樹脂と
    溶融接着可能な樹脂よりなる溶着層で被覆され、かつそ
    の内側に耐熱性の絶縁材を位置させた発熱線を配設して
    熱プレスによりそれぞれを一体に接着することにより構
    成し、この発熱体を台板に接着して一方の挾持板を構成
    したズボンプレス器。
JP8299375A 1975-07-04 1975-07-04 ズボンプレス器 Expired JPS5934399B2 (ja)

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JP8299375A JPS5934399B2 (ja) 1975-07-04 1975-07-04 ズボンプレス器

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JP8299375A JPS5934399B2 (ja) 1975-07-04 1975-07-04 ズボンプレス器

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Publication Number Publication Date
JPS528196A JPS528196A (en) 1977-01-21
JPS5934399B2 true JPS5934399B2 (ja) 1984-08-22

Family

ID=13789735

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Families Citing this family (8)

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JPS528196A (en) 1977-01-21

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