JPH0131278B2 - - Google Patents
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- JPH0131278B2 JPH0131278B2 JP63042488A JP4248888A JPH0131278B2 JP H0131278 B2 JPH0131278 B2 JP H0131278B2 JP 63042488 A JP63042488 A JP 63042488A JP 4248888 A JP4248888 A JP 4248888A JP H0131278 B2 JPH0131278 B2 JP H0131278B2
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- Japan
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- heat
- plate
- lining
- heating element
- heating
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は面状の発熱体を内蔵した採暖用の電
気カーペツトの製造方法に関する。
気カーペツトの製造方法に関する。
一般にこの種のカーペツトは、採暖面としての
表地、熱源としての発熱体、断熱材としての裏地
を順次積層し、さらに表地と発熱体との間にその
発熱体の熱を表地の各部にむらなく均一に伝える
ための均熱板を配設し、これらを接着剤を介して
接着してなる。従来、このようなカーペツトを製
造するに当つては、上記各部材を積層配置すると
ともに、この配置の作業と並行して表地と均熱板
との間、および均熱板と発熱体との間にそれぞれ
熱溶融性接着シートを介挿し、この状態でその全
体を加圧および加熱し、上記接着シートを溶融
し、表地と均熱板、および発熱体を挾んで均熱板
と裏地とをそれぞれ接着して全体を一体化してい
る。
表地、熱源としての発熱体、断熱材としての裏地
を順次積層し、さらに表地と発熱体との間にその
発熱体の熱を表地の各部にむらなく均一に伝える
ための均熱板を配設し、これらを接着剤を介して
接着してなる。従来、このようなカーペツトを製
造するに当つては、上記各部材を積層配置すると
ともに、この配置の作業と並行して表地と均熱板
との間、および均熱板と発熱体との間にそれぞれ
熱溶融性接着シートを介挿し、この状態でその全
体を加圧および加熱し、上記接着シートを溶融
し、表地と均熱板、および発熱体を挾んで均熱板
と裏地とをそれぞれ接着して全体を一体化してい
る。
ところが均熱板は、20μ程度のアルミ箔などか
らなる極薄の部材であり、したがつて積層作業時
にこれが折曲や破断をしやすく、その取扱いに細
心の注意をはらわなくてはならないという面倒な
点があり、また上記各部材を積層する際に、それ
と並行して個々に熱溶融性接着シートを部材間に
介挿しなくてはならないため、作業工程が増し、
製造能率を低下させてしまう難点があつた。
らなる極薄の部材であり、したがつて積層作業時
にこれが折曲や破断をしやすく、その取扱いに細
心の注意をはらわなくてはならないという面倒な
点があり、また上記各部材を積層する際に、それ
と並行して個々に熱溶融性接着シートを部材間に
介挿しなくてはならないため、作業工程が増し、
製造能率を低下させてしまう難点があつた。
この発明はこのような点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、均熱板の両面に
予め熱溶融性接着シートを添着しておくことによ
り、均熱板を補強してその取扱いを容易にし、ま
た作業工程を減少して製造能率の向上を達成する
ことにある。
ので、その目的とするところは、均熱板の両面に
予め熱溶融性接着シートを添着しておくことによ
り、均熱板を補強してその取扱いを容易にし、ま
た作業工程を減少して製造能率の向上を達成する
ことにある。
以下、この発明の一実施例について図面を参照
して説明する。第1図において1は表地、2は均
熱板、3は面状の発熱体、4は裏地である。均熱
板2は例えば20μ程度の厚さのアルミ箔からな
り、この両面には予め、第2図に示すごとく、60
℃程度の温度で溶融する熱溶融性接着シート5,
5が添着されている。この接着シート5,5の厚
さは20〜150μ程度とし、均熱板2の厚さおよび
材質に応じて調整する。
して説明する。第1図において1は表地、2は均
熱板、3は面状の発熱体、4は裏地である。均熱
板2は例えば20μ程度の厚さのアルミ箔からな
り、この両面には予め、第2図に示すごとく、60
℃程度の温度で溶融する熱溶融性接着シート5,
5が添着されている。この接着シート5,5の厚
さは20〜150μ程度とし、均熱板2の厚さおよび
材質に応じて調整する。
発熱体3は、例えば、アイオノマー樹脂にカー
ボンブラツクを配合して長尺で70μ程度の極薄の
発熱膜を成形し、この発熱膜の両側部に沿つて並
列に電極線を配設し、この全体をポリエステルフ
イルムなどで絶縁被覆するとともに、順次蛇行状
に折返して面状に構成したものである。このよう
な構成の発熱体3は、上記電極線を介して発熱膜
に通電をすると、その通電量に応じて発熱膜が発
熱するが、発熱膜の局部的な一部分が異常温度に
上昇すると、その部分における発熱膜の電気抵抗
が急激に増大して実質的な通電を遮断し、異常昇
温を自ら防止するという自己温度制御特性を有す
るものである。勿論これは発熱膜の全体が異常昇
温した場合も同様である。
ボンブラツクを配合して長尺で70μ程度の極薄の
発熱膜を成形し、この発熱膜の両側部に沿つて並
列に電極線を配設し、この全体をポリエステルフ
イルムなどで絶縁被覆するとともに、順次蛇行状
に折返して面状に構成したものである。このよう
な構成の発熱体3は、上記電極線を介して発熱膜
に通電をすると、その通電量に応じて発熱膜が発
熱するが、発熱膜の局部的な一部分が異常温度に
上昇すると、その部分における発熱膜の電気抵抗
が急激に増大して実質的な通電を遮断し、異常昇
温を自ら防止するという自己温度制御特性を有す
るものである。勿論これは発熱膜の全体が異常昇
温した場合も同様である。
次に上記各部材を結合し一体化する手順につい
て説明する。まず、表地1、両面に熱溶融性接着
シート5,5を有した均熱板2、発熱体3、裏地
4を順次対向配置して積層する。ついで、表地1
の上面側および裏地4の下面側から加圧および加
熱をし、均熱板2の両面の各接着シート5,5を
溶融する。これにより、表地1と均熱板2との両
者、および発熱体3を挾んで均熱板2と裏地4と
の両者がそれぞれ接着し、各部材が一体的に結合
される。なお、均熱板2と発熱体3との間に介在
する接着シート5は、その溶融に伴い発熱体3の
蛇行線条間を通して裏地4に浸透し均熱板2と裏
地4とを接着させるものである。
て説明する。まず、表地1、両面に熱溶融性接着
シート5,5を有した均熱板2、発熱体3、裏地
4を順次対向配置して積層する。ついで、表地1
の上面側および裏地4の下面側から加圧および加
熱をし、均熱板2の両面の各接着シート5,5を
溶融する。これにより、表地1と均熱板2との両
者、および発熱体3を挾んで均熱板2と裏地4と
の両者がそれぞれ接着し、各部材が一体的に結合
される。なお、均熱板2と発熱体3との間に介在
する接着シート5は、その溶融に伴い発熱体3の
蛇行線条間を通して裏地4に浸透し均熱板2と裏
地4とを接着させるものである。
均熱板2は極薄の部材であるが、この両面には
予め熱溶融性接着シート5,5が添着されてお
り、したがつて均熱板2が各接着シート5,5に
より補強され、容易に折曲したり破断するような
ことがなく、このためこの均熱板2の積層配置作
業を容易に行うことができる。またこの均熱板2
の積層配置作業と同時に熱溶融性接着シート5,
5の介挿作業が達成されるかたちとなり、つまり
従来における接着シートの介挿作業工程が省かれ
ることになり、このため製造能率が確実に向上す
る。
予め熱溶融性接着シート5,5が添着されてお
り、したがつて均熱板2が各接着シート5,5に
より補強され、容易に折曲したり破断するような
ことがなく、このためこの均熱板2の積層配置作
業を容易に行うことができる。またこの均熱板2
の積層配置作業と同時に熱溶融性接着シート5,
5の介挿作業が達成されるかたちとなり、つまり
従来における接着シートの介挿作業工程が省かれ
ることになり、このため製造能率が確実に向上す
る。
以上説明のようにこの発明によれば、均熱板を
補強してその取扱いを容易にし、また作業工程数
を省いて製造能率の向上を達成できるという効果
を奏するものである。
補強してその取扱いを容易にし、また作業工程数
を省いて製造能率の向上を達成できるという効果
を奏するものである。
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は製
造前の各部材の配置状態を示す斜視図、第2図は
均熱板の断面図、第3図は製造後の各部材の配置
状態を示す断面図である。 1……表地、2……均熱板、3……発熱体、4
……裏地、5……熱溶融性接着シート。
造前の各部材の配置状態を示す斜視図、第2図は
均熱板の断面図、第3図は製造後の各部材の配置
状態を示す断面図である。 1……表地、2……均熱板、3……発熱体、4
……裏地、5……熱溶融性接着シート。
Claims (1)
- 1 極薄の均熱板の両面に予めそれぞれ熱溶融性
接着シートを添着し、この均熱板の一方の面に表
地を、他方の面に発熱体を挟んで裏地をそれぞれ
対向配置し、この全体を加圧および加熱すること
により上記各接着シートを溶融して上記均熱板に
上記表地および裏地を接着して一体化させること
を特徴とする電気カーペツトの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4248888A JPS63232287A (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 | 電気カーペットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4248888A JPS63232287A (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 | 電気カーペットの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63232287A JPS63232287A (ja) | 1988-09-28 |
JPH0131278B2 true JPH0131278B2 (ja) | 1989-06-23 |
Family
ID=12637446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4248888A Granted JPS63232287A (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 | 電気カーペットの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63232287A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011146368A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-07-28 | Panasonic Corp | 面状採暖具の製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5127478U (ja) * | 1974-08-21 | 1976-02-28 | ||
JPS54104614A (en) * | 1978-02-02 | 1979-08-17 | Hitachi Netsu Kigu Kk | Preparation of electric carpet |
JPS5518943U (ja) * | 1978-07-25 | 1980-02-06 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5818110Y2 (ja) * | 1977-06-20 | 1983-04-12 | 三洋電機株式会社 | 電気加熱敷物 |
JPS6035194Y2 (ja) * | 1978-02-02 | 1985-10-19 | 株式会社日立ホームテック | 電気カ−ペツト |
-
1988
- 1988-02-25 JP JP4248888A patent/JPS63232287A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5127478U (ja) * | 1974-08-21 | 1976-02-28 | ||
JPS54104614A (en) * | 1978-02-02 | 1979-08-17 | Hitachi Netsu Kigu Kk | Preparation of electric carpet |
JPS5518943U (ja) * | 1978-07-25 | 1980-02-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63232287A (ja) | 1988-09-28 |
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