JP4506000B2 - 床暖房パネル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅、苗床等の電熱式床暖房に使用される床暖房パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電熱式床暖房に使用される面状発熱体として、図9に示すように、0.4〜1.5mm程度の厚さを有する鉄板、アルミニウム板等の金属薄板で出来た表側均熱板1の下面側に、両面に接着剤の付いた接着テープ2を介してヒータ線3をジグザグ形状に布線し、更にその下側から、50μ程度の厚さを有するアルミニウム箔のような金属薄板で出来た裏側均熱板4を前記ヒータ線3及び接着テープ2に押し当て、該ヒータ線3の両側からこれを挟むように両均熱板1、4を重ね合わせ、これらをヒータ線3と共に接着テープ2で接着して積層させた面状発熱体が提案されている。この面状発熱体において、前記ヒータ線3は、その中心軸線が前記表側均熱板1の下面を通る面上に位置するように両均熱板1、4の間に介装されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような面状発熱体では、ヒータ線3の外周面の大部分が裏側均熱板4で覆われる構造になるため、ヒータ線3と表側均熱板1の接触面積が、ヒータ線3と裏側均熱板4の接触面積よりもかなり小さくなる。そうすると、ヒータ線3を通電することにより発生した熱の大部分が裏側均熱板4の方に伝わり、被加熱体、即ち、住宅、苗床等の床面に近い表側均熱板1の方に熱が十分伝わらなくなる。また、表側均熱板と裏側均熱板間には接触熱抵抗があって伝熱ロスが生じるので、裏側均熱板4から表側均熱板1へ間接的に伝わる熱量には限度がある。このため、従来の前記面状発熱体では、表側均熱板を必要な高温度に加熱する熱量が不足し、被加熱体である床面を効率よく加熱して暖房することができないという問題があった。
【0004】
そこで、この面状発熱体を裏返して裏側均熱板4の方を床面に近い方に配置することも考えられるが、裏側均熱板4に比し、ヒータ線3との接触面積の大幅に少ない表側均熱板1の均熱機能が弱くなるため、ヒータ線3の全面から発生する熱を効率よく床面加熱暖房に利用することが出来なくなり、面状発熱体の熱効率が低下するという問題がある。
【0005】
本発明は、前記課題を解決し、面状発熱体の熱効率を高め、床面を効率よく加熱して暖房できるようにした面状発熱体を備えた床暖房パネルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明の床暖房パネルは、可撓性を有する面状発熱体と可撓性ボードが積層されて構成され、前記面状発熱体は、相互に重ね合わせて積層される表側均熱板及び裏側均熱板と、両均熱板の間に介装されるヒータ線とを備え、前記ヒータ線はその中心軸線がほぼ表側均熱板と裏側均熱板の重ね合わせ面を通る面上に位置するように両均熱板の間に介装され、前記可撓性ボードは、所定間隔を隔てて配置される複数本の支持部材と、支持部材間に設けられる可撓性断熱板と、支持部材と可撓性断熱板の下面に両者にわたって貼り付けられて支持部材と可撓性断熱板を連結する裏面シートとを備え、前記面状発熱体のヒータ線の介装されている部分が可撓性ボードの可撓性断熱板の上に位置し、面状発熱体のヒータ線の介装されていない部分が可撓性ボードの支持部材の上に位置するように、面状発熱体と可撓性ボードが積層され、かつ積層された前記面状発熱体と前記支持部材及び隣り合う前記支持部材の側面と前記可撓性断熱板の側面を、それぞれ両面接着テープで接着したことを特徴とする。
0007
このような構成によると、前記面状発熱体を有するので、床面を効率よく暖房することができるほか、その床暖房パネルが可撓性を有し、これをこぶまき状に巻回して占有スペースを小さくすることができる。従って、床暖房パネルの施工時において、該パネルの施工現場への輸送、運搬や現場での取り扱いが容易になり、施工作業の能率が向上する。また、床暖房パネルの収納スペースが小さくなるので、その不使用時における床暖房パネルの保管も容易になる効果が得られる。
0008
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施の形態を図1(イ)(ロ)により詳細に説明する。本発明の面状発熱体10は、相互に重ね合わせて積層される表側均熱板12及び裏側均熱板14と、両均熱板12、14の間に介装されるヒータ線16とを備えている。
0009
表側均熱板12及び裏側均熱板14は、それぞれ熱伝導性の良好な金属薄板、例えば、50μ程度の厚さのアルミニウム箔からなり、可撓性を有する。そして、片面にホットメルト接着剤等の接着剤が塗布等により設けられており、矩形状に形成されている。
0010
ヒータ線16は、例えば、通電することにより発熱するニクロム線等の発熱線の上に耐熱性塩化ビニールからなる絶縁被覆を施して形成される。このヒータ線16は、所定布線形状、例えば、図1(イ)に示すように、ジグザグ(蛇行)形状及び迷路形状に布線される。なお、ヒータ線16の一方の端末にはリード線18が接続される。また、ヒータ線16の他方の端末には、複数個のサーモスタット20(過昇温防止装置)(少なくとも1個はヒューズ付)がリード線22を介して直列に接続される。このリード線22はヒータ線16のリード線を兼用している。リード線18、22の先端は両均熱板12、14の長手方向の一方の端部から外方へ飛び出ている。
0011
両均熱板12、14は、接着剤の設けられた面を対向させ、この際、図1(ロ)に示すように、ヒータ線16はその中心軸線16aがほぼ表側均熱板12と裏側均熱板14の重ね合わせ面13を通る面上に位置するように、即ち、ヒータ線16が表側均熱板12と裏側均熱板14間の板厚方向のほぼ中央に位置するように、相互に重ね合わせ、熱融着等して積層される。なお、24は両均熱板12、14を接地するために、表側均熱板12又は裏側均熱板14の長手方向の一方の端部に接続されたアース引出線である。アース引出線24の先端も前記長手方向の端部から外方へ飛び出ている。
0012
本発明の面状発熱体10は前記のように構成されている。次に、この面状発熱体10の製造方法の一例を図2乃至5により説明する。先ず、図2に示すように、ヒータ線布線治具26上にヒータ線16を所定の布線形状に布線する。
0013
次に、図3に示すように、ヒータ線布線治具26に布線されたヒータ線16の上に、表側均熱板12を接着剤(図示せず)が設けられている面を下側(ヒータ線側)にして載せ、その上から、押当面に耐熱性ゴム材等からなるクッション材30の付いた加圧プレスのラム28を押し付け、表側均熱板12を温度約120℃下で約12秒間加圧して、これをヒータ線16に熱融着する。
0014
この表側均熱板12の熱融着作業の際、加圧プレスのラム28の押当面に取り付けられたクッション材30が柔らか過ぎると、ヒータ線16が表側均熱板12中に埋没し、また、硬過ぎると、ヒータ線16が表側均熱板12中に殆ど埋没せず、また、ラム28の加圧力が大き過ぎると、ヒータ線16が押し潰されて損傷する恐れがある。そこで、クッション材30は、ヒータ線16の中心軸線16aがほぼ表側均熱板12のヒータ線側の面を通る面上に位置するように、換言すると、ヒータ線16が約半分ほど表側均熱板12内に埋没するように、また、ヒータ線16が押し潰されないように、クッション材30の硬さが適宜選定され、ラム28の加圧力が調整されている。
0015
次に、このヒータ線16が布線された表側均熱板12を、ヒータ線布線治具26から取り外して、180度反転させ、表側均熱板12を下側にして、図4に示すように、別の作業台32上に載せ、ヒータ線16の一方の端末にリード線18を接続し、ヒータ線16の他方の端末に複数個のサーモスタット20をそのリード線22(ヒータ線のリード線を兼用)により直列に接続し、更に、表側均熱板12の長手方向の一方の端部にアース引出線24を接続する等の機器配線、接続を行う。なお、必要に応じ、リード線22の端末に、前記ヒータ線16のリード線18を接続するようにしてもよい。
0016
次に、前記表側均熱板12及び機器配線、接続等の処理が施されたヒータ線16の上に、図5に示すように、裏側均熱板14を接着剤が設けられている面を下側(ヒータ線側)にして載せて、下側の表側均熱板12に重ね合わせ、裏側均熱板14の上から、前記押当面にクッション材30の付いた加圧プレスのラム28(図示せず)を押し付け、前記と同様な条件で裏側均熱板14をヒータ線16に熱融着して、両均熱板12、14を積層させることにより、両均熱板12、14の間にヒータ線16を介装させた面状発熱体10を製造する。
0017
なお、前記例では、両均熱板12、14の双方の片面に接着剤を設けて両均熱板12、14を積層したが、いずれか一方の均熱板12又は14の片面に接着剤を設けて両均熱板12、14を積層するようにしてもよい。更に、両均熱板12、14を熱融着せずに、粘着性のある接着剤により接着するようにしてもよい。
0018
次に、前記構成の面状発熱体13を前記床暖房パネル34の実施形態について図6(イ)(ロ)乃至8を参照して説明する。この床暖房パネル72は、図6(イ)、図7に示すように、前記面状発熱体10と可撓性ボード74が積層されて構成され、図示するものでは、全体として矩形状に形成されている。
0019
面状発熱体10は、その表側均熱板12及び裏側均熱板14が、それぞれ熱伝導性の良好なアルミニウム箔等の金属薄板よりなり、可撓性を有する。また、可撓性ボード74は、図7に示すように、所定間隔を隔てて配置される複数本の支持部材76と、支持部材76間に設けられる可撓性断熱板78と、支持部材76と可撓性断熱板78の下面に両者にわたって貼り付けられて支持部材76と可撓性断熱板78を連結する裏面シート80とを備えて構成される。支持部材76は断面角形状の小根太等よりなる。可撓性断熱板78は、例えば、ポリエステル繊維で出来たフェルト材で出来ており、可撓性、クッション性及び高い断熱性を有し、矩形状に形成されている。可撓性断熱板78はポリウレタン発泡樹脂等の発泡材で構成するようにしてもよい。裏面シート80は、例えば、ポリプロピレンで出来ており、支持部材76と可撓性断熱板78の下面に接着剤等で貼り付けられる。
0020
なお、支持部材76の上面と可撓性断熱板78の上面がほぼ同一高さ位置になるように支持部材76と可撓性断熱板78が配置されていると、可撓性ボード74と積層される面状発熱体10が支持部材76より上方へ飛び出るので、面状発熱体10の上面に敷かれる床材(図示せず)との接触状態が良好になり、面状発熱体10からの熱を速やかに床面に伝達することができ、床暖房パネルの立ち上がり特性が向上し、床暖房に要する消費電力を削減することができ、好ましい。また、可撓性断熱板78を構成するものが前記フェルト材や発泡材で出来ていると、高断熱性のほかにクッション性に優れているので、面状発熱体10が上方へ飛び出て床材に接触しても、面状発熱体10のヒータ線16が断線等のような損傷を受けて故障することが減少し、面状発熱体10の寿命が向上し、保守が容易になり、好ましい。更に、可撓性断熱板78がフェルト材で出来ている場合には、弾力性にも優れているので、面状発熱体10と床材との接触状態が常時良好に維持され、床面への熱伝達性が安定し、床暖房の信頼性を高めることが出来、好ましい。
0021
そして、面状発熱体10と可撓性ボード74は、前記面状発熱体10のヒータ線16の介装されている部分が可撓性ボード74の可撓性断熱板78の上に位置し、面状発熱体10のヒータ線16の介装されていない部分が可撓性ボード74の支持部材76の上に位置するように積層される。
0022
面状発熱体10と可撓性ボード74の積層形成は、例えば、図7に示すように、可撓性ボード74の支持部材76の上方両側縁部に、その長手方向に沿って両面接着テープ82を貼り付ける。そして、その可撓性ボード74の上に面状発熱体10を押し付け、両面接着テープ82で、面状発熱体の裏側均熱板14と可撓性ボード74の支持部材76の上面とを接着して貼り付けると共に、支持部材76の側面と可撓性ボード74の側面同士も接着して固定する。
0023
なお、86は可撓性ボード74の支持部材76が位置する箇所の面状発熱体10の表側均熱板12に、該支持部材76に沿って所定間隔を隔てて開けられた複数個の長円形状の穴であり、この穴86に接着剤を塗り、床暖房パネル72の上に敷いた木質フローリング等の床材(図示せず)と支持部材76とを接着して、該床材の浮き上がりを防止するようにしている。88は面状発熱体10において、各支持部材76の上を通るヒータ線16、そのリード線18又はヒータ線接続部等の上から釘打ち等しないようにするために、その箇所の面状発熱体10の表側均熱板12上に貼り付けられた注意書きラベルである。
0024
また、90は、床暖房パネル72の面状発熱体10のヒータ線16に電力を供給する側、即ち、床暖房パネル72の長手方向の一方の端部側に設けられた上部が開口する配線通路である。この配線通路90は、図6(イ)、8に示すように、床暖房パネル72の長手方向の一方の端部に配置された支持部材76から更に間隔を隔てて横外方に支配置された支持部材77と、両支持部材76、77間の下面にまたがり前記床暖房パネル72の前記端部から延出させた裏面シート80を両下面に貼り付けることにより構成される。この配線通路90内には図8に示すように、面状発熱体10のリード線18、22及びアース引出線24が配線収納される。92は、配線通路90の開口を長手方向に沿って覆うシートカバー、94は配線通路9内への水の侵入を防止する水切り部材、96は、シートカバー92の上面に貼り付けられる、床暖房パネル72の定格、施工要領等の文書が印刷されたラベルである。
0025
上記構成の床暖房パネル72は、前記面状発熱体を有するので、床面を効率よく暖房することができるほか、可撓性を有するので、こぶまき状に巻回して占有スペースを小さくすることができ、輸送、保管及び取り扱いが容易になる。
0026
なお、前記実施形態の床暖房パネル72においては、1枚の面状発熱体10と1枚の可撓性ボード74を別々に製作しておき、これらが積層される構成のものについて説明したが、前記面状発熱体10及び可撓性ボード74のいずれか一方又は双方を製作又は運搬、施工等の都合で複数枚に分割して形成し、床暖房パネル72の組立時につないで積層されるものでもよい。面状発熱体10が複数枚に分割されている場合、これらの隣接する端部の表側均熱板12を相互に重ね合わせるか、或いは、別の均熱テープ(図示せず)で貼り合わせて接続しておくと、面状発熱体間の熱の伝わりが良くなるので、熱効率がより向上し、好ましい。また、可撓性ボード74が複数枚に分割される場合、これらの隣接する端部の裏面シート80は、支持部材76その他の箇所で相互に重ね合わせるか、或いは、支持部材76に突合せ又は若干隙間を開けて接着等により貼り付けて固着するようにしてもよい。
0027
更に、面状発熱体10と積層される可撓性ボード74は、その積層前に、前記したような、複数本の支持部材76と、支持部材76間に設けられる可撓性断熱板78と、支持部材76と可撓性断熱板78の下面に両者にわたって貼り付けられて支持部材76及び可撓性断熱板78を連結する裏面シート80とを備えた構造のボードである必要がない。例えば、面状発熱体10と可撓性ボード74が積層された時点で前記構成の可撓性ボード74になっていればよい。一例を挙げると、支持部材76間に可撓性断熱板78を介在させた後、支持部材76と可撓性断熱板78、支持部材76と面状発熱体10を、それぞれ両面接着テープ82で貼り付けて固着させ、その後、支持部材76及び可撓性断熱板78の下面に両者にまたがり裏面シート80を貼り付けて固着することにより、可撓性ボード74を形成すると同時に面状発熱体10と可撓性ボード74の積層を完了するようにしてもよい。
0028
【発明の効果】
本発明の床暖房パネルは、可撓性を有する面状発熱体と可撓性ボードが積層されて構成され、前記面状発熱体は、相互に重ね合わせて積層される表側均熱板及び裏側均熱板と、両均熱板の間に介装されるヒータ線とを備え、前記ヒータ線はその中心軸線がほぼ表側均熱板と裏側均熱板の重ね合わせ面を通る面上に位置するように両均熱板の間に介装され、前記可撓性ボードは、所定間隔を隔てて配置される複数本の支持部材と、支持部材間に設けられる可撓性断熱板と、支持部材と可撓性断熱板の下面に両者にわたって貼り付けられて支持部材と可撓性断熱板を連結する裏面シートとを備え、前記面状発熱体のヒータ線の介装されている部分が可撓性ボードの可撓性断熱板の上に位置し、面状発熱体のヒータ線の介装されていない部分が可撓性ボードの支持部材の上に位置するように、面状発熱体と可撓性ボードが積層され、かつ積層された前記面状発熱体と前記支持部材及び隣り合う前記支持部材の側面と前記可撓性断熱板の側面を、それぞれ両面接着テープで接着したものである。
0029
このような構成によると、前記面状発熱体を有するので、床面を効率よく暖房することができるほか、その床暖房パネルが可撓性を有し、これをこぶまき状に巻回して占有スペースを小さくすることができるので、床暖房パネルの施工時において、該パネルの施工現場への輸送、運搬や現場での取り扱いが容易になり、施工作業の能率が向上する。また、床暖房パネルの収納スペースが小さくなるので、その不使用時における床暖房パネルの保管も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る面状発熱体の実施形態を示すもので、(イ)は一部を切除した平面図、(ロ)は(イ)のX−X線矢視断面図である。
【図2】 面状発熱体の製造方法において、ヒータ線を所定の布線形状に布線している状態を示す図である。
【図3】 同上において、ヒータ線の上から表側均熱板を押し当ててヒータ線に表側均熱板を熱融着している状態を示す図である。
【図4】 同上において、表側均熱板の上に布線されたヒータ線に機器を配線、接続等している状態を示す図である。
【図5】 同上において、表側均熱板及びヒータ線の上に裏側均熱板を重ね合わせて積層する状態を示す図である。
【図6】 面状発熱体を用いた床暖房パネルの実施形態を示すもので、(イ)は一部省略平面図、(ロ)は側面図である。
【図7】 図6(イ)のZ−Z線矢視一部省略拡大断面図である。
【図8】 図6(イ)のA部を拡大した平面図である。
【図9】 従来の面状発熱体の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10 面状発熱体
12 表側均熱板
13 重ね合わせ面
14 裏側均熱板
16 ヒータ線
16a 中心軸線
18 リード線
20 サーモスタット
22 リード線
24 アース引出線
26 ヒータ線布線治具
28 加圧プレスのラム
30 クッション材
72 床暖房パネル
74 可撓性ボード
76 支持部材
77 支持部材
78 可撓性断熱板
80 裏面シート
82 両面接着テープ
86 長円形状の穴
88 注意書きラベル
90 配線通路
92 シートカバー
94 水切り部材
96 ラベル

Claims (1)

  1. 可撓性を有する面状発熱体と可撓性ボードが積層されて構成され、前記面状発熱体は、相互に重ね合わせて積層される表側均熱板及び裏側均熱板と、両均熱板の間に介装されるヒータ線とを備え、前記ヒータ線はその中心軸線がほぼ表側均熱板と裏側均熱板の重ね合わせ面を通る面上に位置するように両均熱板の間に介装され、前記可撓性ボードは、所定間隔を隔てて配置される複数本の支持部材と、支持部材間に設けられる可撓性断熱板と、支持部材と可撓性断熱板の下面に両者にわたって貼り付けられて支持部材と可撓性断熱板を連結する裏面シートとを備え、前記面状発熱体のヒータ線の介装されている部分が可撓性ボードの可撓性断熱板の上に位置し、面状発熱体のヒータ線の介装されていない部分が可撓性ボードの支持部材の上に位置するように、面状発熱体と可撓性ボードが積層され、かつ積層された前記面状発熱体と前記支持部材及び隣り合う前記支持部材の側面と前記可撓性断熱板の側面を、それぞれ両面接着テープで接着したことを特徴とする床暖房パネル。
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