JPS5930731Y2 - 空気清浄器付自動車用空気調和装置 - Google Patents

空気清浄器付自動車用空気調和装置

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Publication number
JPS5930731Y2
JPS5930731Y2 JP7888480U JP7888480U JPS5930731Y2 JP S5930731 Y2 JPS5930731 Y2 JP S5930731Y2 JP 7888480 U JP7888480 U JP 7888480U JP 7888480 U JP7888480 U JP 7888480U JP S5930731 Y2 JPS5930731 Y2 JP S5930731Y2
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JP
Japan
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air
purifier
blower
heater core
mix chamber
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Expired
Application number
JP7888480U
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English (en)
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JPS573022U (ja
Inventor
孝 滝下
昌 小川
隆 小林
堅治 古川
憲之 田中
Original Assignee
株式会社ボッシュオートモーティブ システム
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、空気清浄器を設けた自動車用空気調和装置
に関するものである。
従来、この種の自動車用空気調和装置として、本願出願
人が先に提出して実開昭55−66805号公報として
公知となったものがある。
この従来例にあっては、送風機と空気清浄部材とを有す
る空気清浄器を空気通路を介して空調装置の内外気切換
部又は上部吹出口通路に接続する構成が示されている。
しかしながら、空気清浄器の送風機は車室内の空気を空
調装置側に取り入れるように作動し、上述したような空
気清浄器を内外気切換部に接続する構成の場合、パイレ
ベルモード又はヒータモード時には清浄化された空気の
一部又は全部が下部吹出口から吹出してしまい、直接に
は乗員の顔部付近には当たらない空気が存在するように
なるので、清浄空気による心地良さが減少又は皆無とな
って効果的でなく、しかも無駄が多いという欠点があっ
た。
一方、空気清浄器を上部吹出口通路に接続する場合は、
このような欠点がないが、ヒータモード時には温度調節
されていない清浄空気が吹出すし、また、空調装置の送
風機による送風を利用できないので、空気清浄器の送風
機を大型にしなければ適切な風量を得ることができない
という欠点があった。
そこで、この考案は、上述した従来の欠点を解消し、ど
のような吹出モードであっても温度調節された清浄空気
を乗員の顔部付近に向かって吹出すことができ、しかも
空気清浄器の送風機の大型化を招くことがない空気清浄
器付自動車用空気調和装置を提供することを課題として
いる。
しかして、この考案の最も特徴とするところは、一端が
前記エアミックス室に接続され、他端が車室内で乗員の
顔部に向けて開白する空気通路を設け、この空気通路に
空気清浄部材と送風機とを有する空気清浄器を設け、該
空気清浄器の送風機は、前記エアミックス室の空気の一
部を空気清浄器に取り入れて車室内に送るようにしたこ
とにある。
したがって、温度調節はされている各吹出口へ分配する
前のエアミックス室の空気を空気清浄器に送り、この空
気清浄器により清浄化された空気を乗員の顔部付近に向
けて吹出すようになるので、上記課題を達成することが
できるものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明する。
図において、空調ケース1の最上流側には、外気人口2
及び内気人口3が形成され、その接続点には内外気切換
ドア4が設けられている。
送風機5は空調ケース1内に設けられ、内外気切換ドア
4によって選択された外気又は内気を空調ケース1内に
取り入れて後流側へ送るためのものである。
空気を冷却するエバポレータ6は送風機5の後流側に、
空気を加熱するヒータコア7はエバポレータ6のさらに
後流側にそれぞれ空調ケース1内に配置され、また、ヒ
ータコア7の前方には、エアミックスドア8が設けられ
ている。
このエアミックスドア8は、その開度によりヒータコア
7へ送る空気とヒータコア7をバイパスする空気の割合
を調整するようになっている。
エアミックス室9は、ヒータコア7のさらに後流側に設
けられて、このエアミックス室9において、エバポレー
タ6からヒータコア7をバイパスしてそのままこのエア
ミックス室9に流入した空気と、エバポレータ6からヒ
ータコア7を通過した空気とが混合される。
したがって、エアミックスドア8の開度により吹出され
る空気の温度調整がなされるのである。
このエアミックス室9には2つの吹出口通路10.11
が接続されていると共に、該出口通路10.11への空
気の流入を選択する切換ドア12.13が設けられてい
る。
一方の吹出口通路10は、さらに分岐してデフロスト吹
出口14a、14b及び足元にある下部吹出口15に至
っている。
また、該吹出口通路10の分岐点には切換ドア16が設
けられ、この切換ドア16によりデフロスト吹出口14
a。
14b又は下部吹出口15から車室へ吹出されるべき空
気の選択が行われる。
他方の吹出口通路11は、上部吹出口17に至り、前記
切換ドア12がクーラモードあるいはパイレベルモード
時に開いてエアミックスドア室9からの空気を車室に吹
出させる。
しかして、空気通路18は、該空気通路18の一端が前
記エアミックス室9に接続され、該空気通路18の他端
が例えば自動車の計器類が設けられた車室のパネル付近
で乗員に向けて開口しており、この空気通路18に下記
する空気清浄器19が設けられている。
空気清浄器19は、活性炭、エアフィルタ等の仝気清浄
部材19aと、送風機19bとから成り、該空気清浄器
19の送風機19bは、前記エアミックス室9の空気の
一部を空気清浄器19に取り入れて車室内に送るように
回転し、空気清浄部材19aを介して清浄化された空気
が車室へ吹出されるようになっている。
上記構成において、各切換ドア12,13゜16を適宜
操作することによりヒータモード、クーラモード又はパ
イレベルモードの所望の吹出モードに切換られ、エアミ
ックスドア8の開度を調整することにより所望の吹出温
度を得ることができる。
今、クーラモードにあるとすると、各切換ドア12,1
3,16は図示実線の位置にあり、送風機5の回転によ
り空調ケース1内に取り入れられた空気はエバポレータ
6により冷却され、上部吹出口17から車室に吹出され
る。
このとき、空気清浄器19を作動させると、エアミック
ス室9の冷風の一部が空気通路18に取り入れられ、清
浄化されて車室に吹出される。
また、パイレベルモードにあるとすると、図示の状態か
ら切換ドア12が開いて、エアミックス室9で温度調整
された空気が下部吹出口15及び上部吹出口1γから車
室に吹出される。
このときも同様fこ空気清浄器19を作動させると、エ
アミックス室9で温度調整された空気が清浄化されて車
室に吹出される6さらに、ヒータモードlこあるとする
と、切換ドア13が閉じられて下部吹出口15から温風
が吹出され、このときも同様に空気清浄器19を作動さ
せると、エアミックス室9の温風の一部が車室に吹出さ
れるものである。
したがって、吹出モードがいずれであってもエアミック
ス室9で必要な温度に調整され、且つ清浄化された空気
が乗員の顔部付近に吹出され、乗員に心地良さを与える
ことができる。
また、吹出されるべき空気の一部を取り入れて清浄化す
るものであるから、空調装置側の送風能力に影響を与え
ることがないのである。
以上述べたようIこ、この考案によれば、いわゆるエア
ミックスタイプの自動車用空気調和装置にあって、一端
が前記エアミックス室に接続され、他端が車室内で乗員
の顔部付近に向けて開口する空気通路に、空気清浄部材
と送風機とを有する空気清浄器を設け、前記エアミック
ス室の空気の一部を空気清浄器に取り入れて車室内に送
るようにしたので、いずれの吹出モードであってもエア
ミックス室で温度調整された清浄空気が乗員の顔部付近
に浩たるようになり、そのため、乗員に心地良さを与え
ることができ、フィーリング性を向上させることができ
る。
また、エアミックス室の空気を空気通路に取り入れて該
空気通路の他端から車室に吹出すようにしたので、他の
吹出口からは清浄空気は吹出されないことになり、無駄
をなくすことができる。
また、エアミックス室の加圧空気の一部を空気清浄器の
送風機で取り入れるので、該送風機が小型であっても乗
員に清浄空気を与えるための風量を確保することができ
、空気清浄器も小型化することができる。
さらに、空気通路の他端からも温度調整された空気が吹
出されるようになるので、吹出口が増加したことになり
、より有効に車室内の空調を行うことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示す構成図である。 1・・・・・・空調ケース 5・・・・・・送風機、6
・・・・・・エバポレータ、7・・・・・・ヒータコア
、8・・・・・・エアミックスドア、9・・・・・・エ
アミックス室9.10,11・・・・・・・・・吹出口
通路、14a、14b、15,17・・・・・・吹出口
、12,13,16・・・・・・切換ドア、18・・・
・・・空気通路18.19・・・・・・空気清浄器、1
9a・・・・・・空気清浄部材、19b・・・・・・送
風器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空調ケース1と、該空調ケース1内に空気を取り入れて
    後流側へ送る送風機5と、空調ケース1内に取り入れら
    れた空気を冷却するエバポレータ6と、該エバポレータ
    の後流側に配置されて空気を加熱するヒータコア7と、
    このヒータコア7へ送る空気とヒータコア7をバイパス
    する空気の割合を調節するエアミックスドア8と、前記
    ヒータコア7を通過した空気とバイパスした空気とを混
    合するエアミックス室9と、このエアミックス室9に吹
    出口通路10,11を介して接続された複数の吹出口1
    4a、14b、15,17と、該複数の吹出口14a、
    14b、15.17を選択する切換ドア12,13,1
    6とを有する自動車用空気調和装置にあって、一端が前
    記エアミックス室9に接続され、他端が車室内で乗員の
    顔部付近に向けて開口する空気通路18を設け、この空
    気通路18に空気清浄部材19aと送風機19bとを有
    する空気清浄器19を設け、該空気清浄器19の送風機
    19bは、前記エアミックス室9の空気の一部を空気清
    浄器19に取り入れて車室内に送ることを特徴とする空
    気清浄器付自動車用空気調和装置。
JP7888480U 1980-06-06 1980-06-06 空気清浄器付自動車用空気調和装置 Expired JPS5930731Y2 (ja)

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JP7888480U JPS5930731Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06 空気清浄器付自動車用空気調和装置

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Publication Number Publication Date
JPS573022U JPS573022U (ja) 1982-01-08
JPS5930731Y2 true JPS5930731Y2 (ja) 1984-09-01

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ID=29441387

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JP7888480U Expired JPS5930731Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06 空気清浄器付自動車用空気調和装置

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