JPS5927407B2 - 仮ヨリ加工糸の製造法 - Google Patents
仮ヨリ加工糸の製造法Info
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- JPS5927407B2 JPS5927407B2 JP11939976A JP11939976A JPS5927407B2 JP S5927407 B2 JPS5927407 B2 JP S5927407B2 JP 11939976 A JP11939976 A JP 11939976A JP 11939976 A JP11939976 A JP 11939976A JP S5927407 B2 JPS5927407 B2 JP S5927407B2
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- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F8/00—Conjugated, i.e. bi- or multicomponent, artificial filaments or the like; Manufacture thereof
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G1/00—Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics
- D02G1/02—Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics by twisting, fixing the twist and backtwisting, i.e. by imparting false twist
- D02G1/0286—Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics by twisting, fixing the twist and backtwisting, i.e. by imparting false twist characterised by the use of certain filaments, fibres or yarns
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- Textile Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は海島型複合フィラメントの仮ヨリ加工糸の製造
法に関する。
法に関する。
更に詳しくは、島成分Aと後の高次加工工程で溶出除去
される海成分Bから成る海島型複合フィラメントの仮ヨ
リ加工糸の製造法に関する。
される海成分Bから成る海島型複合フィラメントの仮ヨ
リ加工糸の製造法に関する。
従来の仮ヨリ加工糸にあっては、仮ヨリ加工によってフ
ィラメントの各単糸の断面形状がおしつぶされ初期に設
定された断面形状が変化してしまい、製品の光沢、触覚
などに好ましくない影響を与えて来た。
ィラメントの各単糸の断面形状がおしつぶされ初期に設
定された断面形状が変化してしまい、製品の光沢、触覚
などに好ましくない影響を与えて来た。
本発明は、かかる欠点を解消し、最終製品上にのこるフ
ィラメントの各単糸の断面形状をくずさせることなく、
嵩高性が優れ、かつ編織工程上は従来加工糸と同様の取
り扱いやすさを有する優れた仮ヨリ加工糸を提供するも
のであり、その構成は次のとおりである。
ィラメントの各単糸の断面形状をくずさせることなく、
嵩高性が優れ、かつ編織工程上は従来加工糸と同様の取
り扱いやすさを有する優れた仮ヨリ加工糸を提供するも
のであり、その構成は次のとおりである。
すなわち、(1)融点の高い島成分と該島成分より10
0℃以上融点の低いポリスチレン又はその共重合体で構
成される海成分から成る海島型複合フィラメントを、下
記の温度Qに加熱して仮ヨリ加工することを特徴とする
仮ヨリ加工糸の製造法。
0℃以上融点の低いポリスチレン又はその共重合体で構
成される海成分から成る海島型複合フィラメントを、下
記の温度Qに加熱して仮ヨリ加工することを特徴とする
仮ヨリ加工糸の製造法。
但し、
P+10<Q<P+40
(P:海成分の融点)
本発明の仮ヨリ加工に用いられる海島型複合フィラメン
トは、大略第1図に示すような構造をもっている。
トは、大略第1図に示すような構造をもっている。
一般に包みこまれている部分を島成分Aと称し、包みこ
んでいる部分を海成分Bと称する。
んでいる部分を海成分Bと称する。
A成分にはポリエチレンテレフタレート、ナイロンなど
の衣料用熱可塑性ポリマーが適している。
の衣料用熱可塑性ポリマーが適している。
B成分にはポリスチレンまたはその共重合体で、A成分
より100℃以上融点の低い熱可塑性ポリマーを用いる
。
より100℃以上融点の低い熱可塑性ポリマーを用いる
。
海成分と島成分の融点の差が100℃より小さいと海成
分だけ変形を与えることが難しくなる。
分だけ変形を与えることが難しくなる。
すなわち、海成分に変形を与えるためにはその融点より
ある程度高い温度で熱処理する必要があるが、島成分に
影響を与えずにかかる熱処理を安定して行なうためには
上記融点の差が100℃以上必要となる。
ある程度高い温度で熱処理する必要があるが、島成分に
影響を与えずにかかる熱処理を安定して行なうためには
上記融点の差が100℃以上必要となる。
第1図は、A成分にポリエチレンテレフタレート、B成
分にポリスチレンを用いた場合の断面図である。
分にポリスチレンを用いた場合の断面図である。
第2図は、本発明による仮ヨリ加工を行なった加工糸の
断面である。
断面である。
複合糸としての断面形状は著しく変化しているが、島成
分の断面形成は実質的に変形していないことがわかる。
分の断面形成は実質的に変形していないことがわかる。
第3図は通常の円形断面のポリエチレンテレフタレート
(登録商標“テトロン″)フィラメントを仮ヨリ加工し
たときの断面であり、 第4図は三角断面のポリエステルフィラメントを仮ヨリ
加工したときの断面である。
(登録商標“テトロン″)フィラメントを仮ヨリ加工し
たときの断面であり、 第4図は三角断面のポリエステルフィラメントを仮ヨリ
加工したときの断面である。
第3、第4図とも初期に設定された断面形状が大幅にく
ずれていることが判る。
ずれていることが判る。
このことは、供給原糸の設定断面により保持されている
特性、たとえばシャリ感、光沢窓、嵩高性などが仮ヨリ
加工によって変形又は押しつぶされたりなどして、失わ
れてしまうことを意味する。
特性、たとえばシャリ感、光沢窓、嵩高性などが仮ヨリ
加工によって変形又は押しつぶされたりなどして、失わ
れてしまうことを意味する。
すなわち、本発明によってはじめて最終製品上にのこる
フィラメントの断面形状を、当初に設定したとおりの形
状に保持することができるわけで、本来の原糸特性を損
わないのである。
フィラメントの断面形状を、当初に設定したとおりの形
状に保持することができるわけで、本来の原糸特性を損
わないのである。
通常の円形糸の場合は、仮ヨリによる断面形状変化はさ
して問題にはならなし・が、光沢やシャリ味のあるタッ
チをねらって島成分が三角形や五葉形などに断面設計さ
れた複合フィラメントにあっては、その設定された形状
を仮ヨリによってくずされることは大きな問題点であっ
た。
して問題にはならなし・が、光沢やシャリ味のあるタッ
チをねらって島成分が三角形や五葉形などに断面設計さ
れた複合フィラメントにあっては、その設定された形状
を仮ヨリによってくずされることは大きな問題点であっ
た。
一方、仮ヨリ加工はど簡便に嵩高性やストレッチ性をフ
ィラメントに賦与する手段は他にはないため、仮ヨリし
ても断面形状の変化しない加工法が望まれていた。
ィラメントに賦与する手段は他にはないため、仮ヨリし
ても断面形状の変化しない加工法が望まれていた。
他方、仮ヨリ加工により断面形状が変形することは風合
や、触覚の面では好ましくないが、嵩高性が向上すると
いう利点もある。
や、触覚の面では好ましくないが、嵩高性が向上すると
いう利点もある。
第2図からも明らかなごとく、本発明においては複合糸
としての変形度は著しく大きい。
としての変形度は著しく大きい。
すなわち、この加工糸を用いた編織物の生機は、通常の
ものより嵩高性が優れていることを示すものである。
ものより嵩高性が優れていることを示すものである。
しかるのちに、この編織物をセットし、島成分の形態を
固定してから海成分を溶出除去することにより嵩高性が
優れ、且つフィラメントの断面がくずれていない良好な
風合、審美性をもった製品を得ることができる。
固定してから海成分を溶出除去することにより嵩高性が
優れ、且つフィラメントの断面がくずれていない良好な
風合、審美性をもった製品を得ることができる。
本発明の仮ヨリ加工糸の製造法は、該海島型複合フイラ
メンI−(30D〜250D)を通常の仮ヨリスピンド
ル、または空気流を利用したスピンドル、または摩擦を
利用した通常フリクションタイプと称せられる仮ヨリス
ピンドルにかけ、1o o o t/m以上のヨリを加
え、加熱サイドで加熱(たとえば熱板もしくは熱部を用
いる)してヨリを固定し、解撚サイドでヨリを戻すこと
によって製造することができる。
メンI−(30D〜250D)を通常の仮ヨリスピンド
ル、または空気流を利用したスピンドル、または摩擦を
利用した通常フリクションタイプと称せられる仮ヨリス
ピンドルにかけ、1o o o t/m以上のヨリを加
え、加熱サイドで加熱(たとえば熱板もしくは熱部を用
いる)してヨリを固定し、解撚サイドでヨリを戻すこと
によって製造することができる。
もし必要ならば、解撚後オーバーフィードしながら、低
い張力下で第2次の熱セットをして、通常バルキーヤー
ンと称するストレッチのない加工糸にしてもよい。
い張力下で第2次の熱セットをして、通常バルキーヤー
ンと称するストレッチのない加工糸にしてもよい。
ヨリ数、加工張力などについては通常の仮ヨリ加工と全
く同様であるが、熱板温度には通常の仮ヨリ温度とかな
りはなれたところに適正値がある。
く同様であるが、熱板温度には通常の仮ヨリ温度とかな
りはなれたところに適正値がある。
第5図に島成分にポリエステル、海成分にポリスチレン
(融点100℃)を用いて、50デニ一ル12フイラメ
ント島本数6本の原糸を、2700t/mのヨリを加え
、熱板温度を変化させたときの加工糸の伸縮復元変化を
示す。
(融点100℃)を用いて、50デニ一ル12フイラメ
ント島本数6本の原糸を、2700t/mのヨリを加え
、熱板温度を変化させたときの加工糸の伸縮復元変化を
示す。
尚、伸縮復元率は、JIS法(L1077.1966)
に基づき次の方法により測定したものである。
に基づき次の方法により測定したものである。
イ、試料を枠周約80C′r/′Lのハンクヮイダーに
かけ、張力0.1P/dの状態で一定速度で巻き数10
回を小紀を作る。
かけ、張力0.1P/dの状態で一定速度で巻き数10
回を小紀を作る。
口、総乱れや、糸の収縮が妨げられないように、90℃
温水中に20分間浸漬して後、口紙で水をきり紀が乱れ
ないように、水平状態で5時間以上放置し水分平衡とす
る。
温水中に20分間浸漬して後、口紙で水をきり紀が乱れ
ないように、水平状態で5時間以上放置し水分平衡とす
る。
ハ、紀端に27V/d(初荷重)とO,:l/d(荷重
)をかけ、ショックがかからないように手早く20±2
℃の水中に垂下し、紀の上端をフックにかけて固定する
。
)をかけ、ショックがかからないように手早く20±2
℃の水中に垂下し、紀の上端をフックにかけて固定する
。
二、総を水中に2分間放置後、紀長aを計り、ただちに
荷重(o、jP/d)を取り除く。
荷重(o、jP/d)を取り除く。
ホ、荷重(o、IP/d)を除去し、2分後再び紀長す
を測る。
を測る。
へ、総長a、bから次式で伸縮復元率を算出する。
仮ヨリ加工糸の嵩高性は、伸縮復元率で少なくとも7%
以上あることが好ましい。
以上あることが好ましい。
従って第5図から明らかなように、適正仮ヨリ温度は1
10℃、すなわち海成分の融点プラス10°C以上であ
る。
10℃、すなわち海成分の融点プラス10°C以上であ
る。
さらにポリスチレンに加えるポリエチレングリコークの
ごとき可塑剤の量を変化させて、その融点を80°Cか
ら110°Cまで変化させた海島型複合フィラメント(
50デニール12フイラメント6島、島成分ポリエステ
ル)を作り、仮ヨリ加工(27oot/m)したのち、
伸縮復元率が7%以上になる熱板温度を探索した結果を
図6に示す。
ごとき可塑剤の量を変化させて、その融点を80°Cか
ら110°Cまで変化させた海島型複合フィラメント(
50デニール12フイラメント6島、島成分ポリエステ
ル)を作り、仮ヨリ加工(27oot/m)したのち、
伸縮復元率が7%以上になる熱板温度を探索した結果を
図6に示す。
第6図から明らかなように、いずれも海成分の融点より
約IQ’C高い熱板温度をとることにより7%以上の伸
縮復元率を得ることができる。
約IQ’C高い熱板温度をとることにより7%以上の伸
縮復元率を得ることができる。
第8図に50デニ一ル12フイラメント島本数6本で、
海成分ポリスチレン(融点100℃)島成分ポリエステ
ルを用いた原糸を、ヨリ数2700t / mで仮ヨリ
したときの各温度における加工糸の側面状態と断面状態
を示す。
海成分ポリスチレン(融点100℃)島成分ポリエステ
ルを用いた原糸を、ヨリ数2700t / mで仮ヨリ
したときの各温度における加工糸の側面状態と断面状態
を示す。
第8図に示すように、熱板温度140すなわち海成分の
融点より40℃以上高いと、単糸間融着が発生し、正常
な仮ヨリ加工糸の形態を示さなくなる。
融点より40℃以上高いと、単糸間融着が発生し、正常
な仮ヨリ加工糸の形態を示さなくなる。
第6図に示したと同様に、海成分のホリエスチレンに可
塑剤を加え海成分融点80℃から110℃まで変化させ
た原糸について仮ヨリを行ない、単糸間融着を発生する
温度を測定した。
塑剤を加え海成分融点80℃から110℃まで変化させ
た原糸について仮ヨリを行ない、単糸間融着を発生する
温度を測定した。
その結果を第7図に示す。
第6図と第7図の結果より仮ヨリ加工における熱板適正
温度Qは、海成分融点をPとしたときP+10<Q<P
+40の範囲が適正である。
温度Qは、海成分融点をPとしたときP+10<Q<P
+40の範囲が適正である。
以上の如(、本発明による海島型複合フィラメントに適
用する仮ヨリ加工法を利用することにより、初期に設定
された原糸の断面形状を何ら変形させることなく、かつ
一般仮ヨリ加工糸と同様の性能を有する加工糸をつくる
ことができ、衣料用織編物や家具、寝装用布帛に汎く活
用することができる。
用する仮ヨリ加工法を利用することにより、初期に設定
された原糸の断面形状を何ら変形させることなく、かつ
一般仮ヨリ加工糸と同様の性能を有する加工糸をつくる
ことができ、衣料用織編物や家具、寝装用布帛に汎く活
用することができる。
次に本発明を実施例にて説明する。
実施例 1
島成分にポリエステル、海成分にポリスチレン(融点1
00))からなる50デニ一ル12フイラメント島本数
6本からなる海島型複合フィラメントに、2800 t
/ mの撚りを加え、ヒータ温度を60’Cから18
0℃まで変化させて仮ヨリ加工を実施し、得られた糸の
伸縮復元率ならびに仮ヨリ状態を観察した結果を表1に
示す。
00))からなる50デニ一ル12フイラメント島本数
6本からなる海島型複合フィラメントに、2800 t
/ mの撚りを加え、ヒータ温度を60’Cから18
0℃まで変化させて仮ヨリ加工を実施し、得られた糸の
伸縮復元率ならびに仮ヨリ状態を観察した結果を表1に
示す。
なお、このときの張力は、加熱張力0.2?/d、解撚
張力0.5P/dであった。
張力0.5P/dであった。
なお、通常のポリエステルの仮ヨリ加工に適用されるホ
ットプレート温度(210℃)まで上げて仮ヨリ加工を
行なった結1果、単糸間融着は熱論のこと、島成分の断
面変形・度合も非常に大きく、該糸を用いて編地とした
ものは当初設定した風合のものとは全く異質なものとな
ってしまった。
ットプレート温度(210℃)まで上げて仮ヨリ加工を
行なった結1果、単糸間融着は熱論のこと、島成分の断
面変形・度合も非常に大きく、該糸を用いて編地とした
ものは当初設定した風合のものとは全く異質なものとな
ってしまった。
実施例 2
島成分にナロイン−6、海成分にポリスチレン(融点9
0℃)からなる75デニ一ル18フイラメント島本数6
本からなる海島型複合フィラメントに、2500 t
/ mの撚りを加え、ヒータ温度を60℃から180℃
まで変化させて仮ヨリ加工を実施し、得られた糸の伸縮
復元率ならびに仮ヨリ状態を観察した結果を表2に示す
。
0℃)からなる75デニ一ル18フイラメント島本数6
本からなる海島型複合フィラメントに、2500 t
/ mの撚りを加え、ヒータ温度を60℃から180℃
まで変化させて仮ヨリ加工を実施し、得られた糸の伸縮
復元率ならびに仮ヨリ状態を観察した結果を表2に示す
。
? なお、このときの張力は、加熱張力0.27/d、
解撚張力o、6P/dであった。
解撚張力o、6P/dであった。
なお、通常のポリアミドの仮ヨリ加工に適用されるホッ
トプレート温度(185℃)まで上げて、仮ヨリ加工を
行なつった結果、単糸間融着及び島成分の断面変形度合
が大きく、該糸を用いて編地としたものは当初設定した
風合のものとは全く異質なものとなってしまった。
トプレート温度(185℃)まで上げて、仮ヨリ加工を
行なつった結果、単糸間融着及び島成分の断面変形度合
が大きく、該糸を用いて編地としたものは当初設定した
風合のものとは全く異質なものとなってしまった。
実施例 3
島成分にポリエステル、海成分にポリスチレン共重合体
(2−エチルへキシルアクリレート:ポリスチレン−2
2ニア8、融点58℃)からなる50デニ一ル12フイ
ラメント島本数6本からなる海島型複合フィラメントに
、2800t/mに撚りを加え、ヒータ温度を50℃か
ら120°Cまで変化させて仮ヨリ状態を観察した結果
を表3に示す。
(2−エチルへキシルアクリレート:ポリスチレン−2
2ニア8、融点58℃)からなる50デニ一ル12フイ
ラメント島本数6本からなる海島型複合フィラメントに
、2800t/mに撚りを加え、ヒータ温度を50℃か
ら120°Cまで変化させて仮ヨリ状態を観察した結果
を表3に示す。
なお、このときの張力は、加熱張力0.2グ/d、解撚
張力0.5グ/dであった。
張力0.5グ/dであった。
第1図は本発明に用いられた仮ヨリ加工前の海島型複合
フィラメントの断面図であり、第2図は仮ヨリ加工後の
該フィラメントの断面図である。 第3図は円型断面ポリエステル原糸を仮ヨリ加工したと
きの加工糸断面であり、第4図はポリエステル3角断面
糸の仮ヨリ加工後の断面である。 第5図は仮ヨリ熱板温度と加工糸の伸縮復元率との関係
を示すグラフである。 第6図は伸縮復元率が7%をこえる領域を示すグラフで
あり、第7図は仮ヨリ糸が融着してしまう領域を示すグ
ラフである。 第8図は熱板温度と加工糸の断面、側面形状の関係を示
す模式図である。
フィラメントの断面図であり、第2図は仮ヨリ加工後の
該フィラメントの断面図である。 第3図は円型断面ポリエステル原糸を仮ヨリ加工したと
きの加工糸断面であり、第4図はポリエステル3角断面
糸の仮ヨリ加工後の断面である。 第5図は仮ヨリ熱板温度と加工糸の伸縮復元率との関係
を示すグラフである。 第6図は伸縮復元率が7%をこえる領域を示すグラフで
あり、第7図は仮ヨリ糸が融着してしまう領域を示すグ
ラフである。 第8図は熱板温度と加工糸の断面、側面形状の関係を示
す模式図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 融点の高い島成分と該島成分より100℃以上融点
の低いポリスチレン又はその共重合体で構成される海成
分から成る海島型複合フィラメントを、下記の温度Qに
加熱して仮ヨリ加工することを特徴とする仮ヨリ加工糸
の製造法。 但し、 P+10<Q<P+40 (P:海成分の融点)。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11939976A JPS5927407B2 (ja) | 1976-10-06 | 1976-10-06 | 仮ヨリ加工糸の製造法 |
GB3882977A GB1584313A (en) | 1976-10-06 | 1977-09-16 | False twisted yarns and processes for producing them |
IT6915977A IT1091252B (it) | 1976-10-06 | 1977-09-30 | Filato con falsa torsione e procedimento per la sua fabbricazione |
FR7729983A FR2367127A1 (fr) | 1976-10-06 | 1977-10-05 | Fil fausse-torsion et procede de fabrication d'un tel fil |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11939976A JPS5927407B2 (ja) | 1976-10-06 | 1976-10-06 | 仮ヨリ加工糸の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5345444A JPS5345444A (en) | 1978-04-24 |
JPS5927407B2 true JPS5927407B2 (ja) | 1984-07-05 |
Family
ID=14760522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11939976A Expired JPS5927407B2 (ja) | 1976-10-06 | 1976-10-06 | 仮ヨリ加工糸の製造法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927407B2 (ja) |
FR (1) | FR2367127A1 (ja) |
GB (1) | GB1584313A (ja) |
IT (1) | IT1091252B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6473201A (en) * | 1987-09-16 | 1989-03-17 | Hitachi Cable | Apparatus for monitoring movement of electric cable |
Families Citing this family (8)
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---|---|---|---|---|
JPS53139849A (en) * | 1977-05-10 | 1978-12-06 | Toray Industries | Falseetwisted yarn and method of manufacture thereof |
DE2908101A1 (de) * | 1979-03-02 | 1980-09-11 | Akzo Gmbh | Multifiler faden aus einzelfilamenten des mehrkomponenten-matrix-segmenttypus |
JPS6054600B2 (ja) * | 1980-07-29 | 1985-11-30 | 日本鋼管株式会社 | ヒ−トパイプ熱交換器の温度制御法 |
DE3035862C2 (de) * | 1980-09-23 | 1986-04-17 | Akzo Gmbh, 5600 Wuppertal | Filamentgarne aus Mehrkomponentenfasern und deren Einsatz in textilen Flächengebilden |
JPS57154862U (ja) * | 1981-03-19 | 1982-09-29 | ||
JPS57160502U (ja) * | 1981-03-31 | 1982-10-08 | ||
JPS57160505U (ja) * | 1981-03-31 | 1982-10-08 | ||
JPS6134382U (ja) * | 1984-07-27 | 1986-03-03 | 株式会社 平川鉄工所 | 開放可能ならしめた熱交換装置を備えたボイラ |
-
1976
- 1976-10-06 JP JP11939976A patent/JPS5927407B2/ja not_active Expired
-
1977
- 1977-09-16 GB GB3882977A patent/GB1584313A/en not_active Expired
- 1977-09-30 IT IT6915977A patent/IT1091252B/it active
- 1977-10-05 FR FR7729983A patent/FR2367127A1/fr active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT1091252B (it) | 1985-07-06 |
GB1584313A (en) | 1981-02-11 |
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