JPS5921869A - 自動車格納庫の台車移載装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車を立体的に収納する自動車格納庫の台車
移載装置に関するもので、その主たる目的は多段収納棚
の各収納部に対する自動車の出入庫を、昇降台によって
且つ台車を介して行なう構成において、収納部と昇降台
との間の台車の移載を確実且つ容易に行々い得る上記移
載装置を提供する点にある。　　　　　・ 以下２本発明を図示実施例に基いて説明する。

第１図および第２図において、１は自動車２を直置きで
きる７階部分３とその」二に所定間隔を置いて対設した
２つの多段収納棚４ａ、４ｂよりなる一〜ｊ＠部分４と
で構成された多層状建屋で、多数の支柱１ａ、ｌａ・・
・と水平支材１ｂ、１ｂ・・・とから構築されている。

多段収納棚４ａ、４ｂけそれぞれ上下および左右に配列
した多数の収納部５，５・・・を有し、各収納部５には
自動車２を搭載する台車６が載るレール７．７を固設し
である。８け２〜．５′階部分における両収納棚４ａ　
、　４ｂ間の空間９に配設したヤぐらで、方形枠状の基
部８ａの四隅より建屋１の最上部を越える高さの支柱８
ｂ、８ｂ・・・を立設し、且つこれら支柱８ｂ；８ｂ間
を梁材８ｃ、８ｃ・・・および補強フレーム８ｄ、１３
ｃｌ・・・にて連結して構成され５７階部分３と空間９
Ｌの境界をなす水平支材１Ｃ上の両端部近傍に多段収納
棚４ａ、４ｂの各前面に沿って固設されたレール１ｏ、
１ｏ上を水平に移動する。１１はやぐら８内を昇降する
昇降台で、基台部１１ａと」二板部１１ｂとを両者の四
隅で支柱１１Ｃ，ｌｌｃ・・・によって結合し。

更に梁材１１ｄ、ｌｉｄ・・・および補強フレームｌｌ
ｅ、ｌｉｅ・・・を結合して略直方体の顎状に構成され
、また基台部１１ａ上ＫＮレール１２．１２が配設され
てその上に自動車２を搭載する台車６を載せるように力
されている。この昇降台１１はやぐら８０両側部に立設
された昇降ガイド柱１３，１３のランク１４に噛合する
ピニオン１５の回転で昇降する。一方、７階部分３は平
坦な連続床面からなる直置き部３ａと昇降台１１が降下
して出入庫姿勢をとるように凹陥した搭載部３ｂと、自
動車出入部３Ｃとからなり、該搭載部３ｂと出入部３Ｃ
とは直置き部３８に対して金網等からなる仕切り１６に
て仕切られており、昇降台１１が搭載部３ｂのみで７階
部分３内へ降下するように構成されている。１７ａは平
形のケーブルで、多段収納棚４ｂの最上部に配設した走
行用ケーブルベア１７ｂおよび配線ドラム１７Ｃを介し
て昇降台１１へ駆動用電力を供給する。まだ１８はやぐ
ら８に付設された手動操作用運転台、１９−回動橋架板
である。

第３図および第４図はやぐら８および昇降台１１の詳細
構造を示す、やぐら８０基部８ａは、各々レール１０に
沿う枠Ｕ２ｏａ、２０ｂと両し−／ｌ／　１０，１０間
に橋架する方向の枠１ａ’　２０ｃ、２０ｄと力・ら略
方形枠状に形成さ−れ、枠材２０Ｃの外方側に駆動装置
２１の取付枠部２２が延設しである。該駆動装置２１は
直流モーター２１ａとウオーム減速機２１ｂとから構成
され。

シャン）　２１Ｃを介してその両端に固着した駆動輪２
３．２３を回転することによりやぐら８を水平移動させ
る機能を持つ、一方、枠材２０ａ、ｊｏｂの上記駆動輪
２３．２３とけ逆の端部位置には同形状の従動輪２４．
２４が枢着され、これら車輪２３　、２４がレール１０
゜１０に跨嵌して８全体の重量を支持している。更に枠
材’　２０ａ、２０ｂにけ各車輪２３．２４の内側に位
置するガイド部材２５．２５・・・を設けである。この
ガイド部利２５は第５図示の如くＬ字状取付片２５ａと
これに枢着されてレール１０の側面部を両側より挾み付
ける２つのカムローラー２５ｂ、２５ｂとから々す、や
ぐら８の下部における走行安定性を向上させると共ニ、
ローラー２５ｂの回転からパルスエンコーダー（図示略
）にて走行距離を計測するようになされている。尚、や
ぐら８の両側上部には第１，２図示の如く方イド枠８ｅ
、８ｅを設けてあり、その横枠部両端位置には第６図示
の如くガイトローラ２６　、２６が枢着され、且つ収納
棚４ａ、４ｂの最上部に位置する空間９側の支材１ｂ、
ｌｂ　Ｋ沿ってガイドローラ２６が接当するガイドレー
ル２７を配設しており、両者の接当によってやぐら８の
横揺れを阻止している。

しかして枠材２０ｃ、２０ｄ　Ｖｒｃは、各両端部に支
柱８ｂ。

８ｂ・・・を立設すると共に、各中央部に昇降ガイド柱
１３．１３を立設し、該ガイド柱１３．１３の内側面に
はラック１４．１４を形成している。

昇降台１１０″！、上板部１１ｂＫ駆動装置２８．２８
が固設され、該駆動装置２８によってビニオン１５がラ
ック１４に噛合して回転することにより、昇降ガイド１
３に沿って昇降動作する。この駆動装置２８は直流モー
ター２ａａ　ａウオームおよびウオームホイールを内蔵
する伝達部２ａｂとブレーキ装置２８Ｃとを備えており
、一方の駆動装置２８に付設したパルスエンコーダー２
８ｄで昇降距離を計測するようになっている。尚、ブレ
ーキ装置２８Ｃはモーター２８ａの交換特等ｒ伝達部２
８ｂのシャフトを固定するものである。一方、昇降台１
１の支柱１１Ｃ，ＩＩＣ・・・にけそれぞれ最頂部と上
板部１１ｂ位置に偏心カムローラ２９　、２９か枢着さ
れ、各ローラ２９１ｄやぐら８の各支柱８ｂの内側に固
着したガイトレール３０に接当して昇降動作を円滑化し
ている。

しかして、昇降台１１の基台部１１ａは中央部が低くな
る段差状に形成され、第７図示の如く台車６が中段フレ
ーム３１ａ、３１ａの上面に固設されたレール１２．１
２に車輪６ａ、６ａ・・・を位置させ、且つ両側面部を
ガイドローラー３２．３２で位置規制されて上段フレー
ム３１ｂ、３１ｂの側面間に配置するように構成されて
いる。３３け両側部に枢着した車輪３４．３４を中段フ
レーム３１ａ、３１ａの側面部に固設した断面略コ字状
のガイド枠３５，３５に嵌入しだ状態で保持された移動
台である。

上記移動台３３は、第８図および第９図で示す如く、昇
降台１１の下部フレーム３１Ｃ上に配設したエンドレス
チェーン３６　、３６に下面部で結合されており、直流
モーター３７ａとトルクリミッタ−３７ｂとウオーム減
速機３７Ｃとシャフト３７ｄ　吉からなる駆動部３６に
よる該チェーン３６の走行に伴って第９図の実線で示す
位置と一点鎖線で示す位買七の間を移動する。しかして
該移動台３３は第１０図で示す如く上面両側に支軸３８
を中心として水平方向に回動する板状の把持アーム３９
．３９が枢着されており。

その先端部は両側より切欠状にくびれだ鉤部３ｓａを構
成している。一方、台車６の前端部には軸方向が垂直な
係止ピン４０　、４０が固着されており、把持アーム３
９．３９を第１０図示一点鎖線位置から実線位置へ矢印
の如く回動させることにより、該アームの鉤部３９ａ、
　３９ａが係止ビン４０　、４０に外側から挾み付ける
形で係合する。従って、この保合状態で移動台３３を前
後進させることにより、第１図示の如く収納部５内に位
置する台車６を昇降台１１へ引き出して移載する操作、
ならびに逆に昇降台１１上から収容部５内へ押し出して
移載する操作を行々うことができ％また台車６を昇降台
１１上で定位置に保持することが可能となる。この把持
アーム３９゜３９け、それぞれ移動台３３に装備された
直流モーター４１を駆動源としてトルクリミッタ−を備
えるギヤ４２８と支軸３８に固着するギヤ４２ｂとの噛
合を介して回転駆動し、移載時以外の非保合状態でｄ側
方に位置し、また第１０図の２点鎖線で示すように反対
側へも回動可能であるため対峙する両収納棚４ａ、４ｂ
の収納部５．５に対する台車６の移載に共用できる。こ
こで、上記移載に際して移動台３３の移動速度は２発進
および停止時の衝撃によって台車６上に搭載した自動車
２が転落したり位置ずれを生じるのを防ぐために、移動
過程の中程で速く且つ両側部で遅く々るように設定して
おくことが望ましい、　４３，４３．、、は把持アーム
３７．３７のストッパーで、目的の収納部５内に位置す
べき台車６が存在しなかつたり、あるいは位置ずれによ
り係止ビン４０が所定位置にない場合に把持アーム３９
が衝当し、該衝当によって上記異常を検出して所定部位
へ信号を送る機能を持つ、一方１台車６は第１１図示の
如く両側部に各ダ個の車輪６ａを備えているから、自動
車２を搭載した状態で昇降台１１と収納部５との間を移
動させる際１両者のレール７．１２間の間隙部分に７つ
の車輪が位置した時に常に残りの３車輪はレール上に位
置するため、該間隙部分で車輪６ａが落ち込まずに浮い
た状態で通過する。従って１台車６上に搭載した自動車
２が間隙部分通過時の衝撃で位置ずれを起こす危険はな
く、捷だ昇降台１１と収納棚４ａ、４ｂとが接触する事
故を回避するために両レール７．１２間Ｇの距離を比較
的大きく採ることも可能Ｌ々る。尚、第７図乃至第１１
図において、４４は台車６の前端部両側に固着した横軸
型の係止ピンで、収納部５の係止装置（図示略）に係合
して台車６の滑落を防止する機能を持つ。

また４５は台車６の両側部および後端部において収納部
５の係止部に凹凸係合する浮き止め部材、４６は昇降台
の両端部の各両側に付設された電動シリンダーで１台車
６を収納部５から引き出す際に上記係止どン４４を係合
状態から離脱させるものである。更に、４７は移動台３
３の直流モーター４１に接続するケーブルベア、４８は
移動台３３の両側部に枢着されてガイド枠３５に接当し
て移動台３３の走行を安定化するガイドローラーである
。

」１記構成の自動車格納庫に自動車２を入庫させるにけ
、先ず空車状態の収納部５正面にやぐら８を移動させ、
昇降台１１を収納部５対向位置まで昇降させて停止し、
該収納部５内にある台車６を移−３台３３と把持アーム
３９の上述操作により引き出して昇降台１１上へ移載し
て保持し１次いでやぐら８を搭載部３ｂＪ一方へ移動さ
せた後、昇降台１１を搭載部３ｂ内まで降下させて待機
させる。しかして橋架板１９を介して自動車２を出入部
３ｃより台車６」二へ進入させ、この状態で運転者を下
車させる１次に昇降台１１を元の収納部５高さまで上昇
させ、やぐら８を該収納部５正而へ水平移動させた後、
移動台３３の誘導により収納部５内へ自動車２を搭載し
た状態の台車６を押し出して格納する。また自ｍＪ車２
の出庫操作も上述の台車６の取出しと同様にして行なえ
ばよい。

尚、上記実施例でに対峙した２つの多段収納棚を有し且
つ昇降台がやぐら内を昇降するものてついて例示したが
１本発明の移載装置は上下方向のみに収納部が配列した
多段収納棚の前面に沿って昇降台が単独で昇降する構造
や」−下左右に配列しプで収納部を有する多段収納棚か
７つのみである構造等の他の格納庫についても同様に適
用できる。

以上のよう（て本発明に係る自動車格納庫の昇降装量ｄ
１台車を載せるレールを備えた昇降台」−に収納部に対
し前後進する移動台を配設し、該移動台匠先端部が係止
部となった把持アームを枢着し、且つ台車の端部に該把
持アームの係止部に係合する係止部を設け、上記両係止
部の係合状態で移動台が前後進することにより、台車が
収納部のレールと昇降台のレール間を移動するように構
成したものである。従って、該装ＨＩ″ｉ台車の移載が
確実且つ容易であり、しかも昇降台上での台車の保持が
充分となり安全性（で富むという優れた利点を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は自動車格納庫
全体を示す側面図、第２図Ｉ″ｉ第１図の■−ｎ線の矢
視図、第３図はやぐらと昇降台の要部平面図、第４図は
同要部正面図、第５図はやぐらのガイド部材部分の要部
断面図、第６図はやぐらの上部におけるガイドローラ一
部分の要部断面図、第７図は昇降台の基台部の要部正面
図、第８図は同平面図、第９図−同概略側面図、第１０
図は移動台部分の平面図、第１１図は収納部内の台車を
示す平面図である。 ２・・・自動車、４ａ　、４ｂ・・・多段収納棚、５・
・・収納部、６・・一台車、６ａ・・・車輪、７・・・
レール、８・・・やぐら、９・・・空間、１１・・・昇
降台、１２・・・レール、３３・・・移動台、３９−　
　把持アーム、３９ａ　”・鉤部（係ｆｈ部）、４０・
・・係止ピン（係止部）。 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ／、レールを備えた収納部が少なくともと下に配列した
   多段収納棚と、該収納棚の前面に沿って昇降し且つレー
   ルを備えた昇降台と、自動車を搭載可能で且つ上記収納
   部および昇降台の両レール上を移動する台車とを具備し
   た自動車格納庫において、昇降台上に上記収納部て対し
   前後進する移動台全配設すると共に、該移動台には先端
   側に係止部を備え且つ水平方向に回動する把持アームを
   枢着し、上記台車の端部に該把持アームの係止部に係合
   する係止部を設け、上記両係止部の係合状態で移動台が
   前後進することにより、台車が上記両レール上を移動す
   るように構成したことを特徴とする自動車格納庫の台車
   移載装置。 ２、多段収納棚が上下左右に収納部を配列した多重立体
   構造からなり、昇降台が収納棚の前面に沿って水平移動
   するやぐらに装架されてなる特許請求の範囲第１項記載
   の自動車格納庫の台車移載装置。 ３、多段収納棚が昇降台の昇降空間を挾んで対峙する２
   つの棚部からなり、移動台の把持アームが両棚部に対す
   る台車の移載に共通して機能する特許請求の範囲第１項
   または第２項記載の自動車格納庫の台車移載装置。 り１台車が両側毎にそれぞれ所定間隔を置いて少々くと
   もダケ所に車輪を備えてなる特許請求の範囲第１項ない
   し第３項のいずれかに記載の自動車格納庫の台車移載装
   置。