JPS59187003A - 末端にメルカプト基を有するポリビニルアルコ−ル系重合体およびその製法 - Google Patents

末端にメルカプト基を有するポリビニルアルコ−ル系重合体およびその製法

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JPS59187003A
JPS59187003A JP6174683A JP6174683A JPS59187003A JP S59187003 A JPS59187003 A JP S59187003A JP 6174683 A JP6174683 A JP 6174683A JP 6174683 A JP6174683 A JP 6174683A JP S59187003 A JPS59187003 A JP S59187003A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリビニルアルコール系重合体およびその製法
に関する。更に詳しくは一般式P−8Hで表わされ、P
は下記構造単位A%Bを含み、Aの含量が100〜50
モルヂで、その重合度が3.500以下である末端にメ
ルカプト基を有するポリビニルアルコール系重合体およ
びチオール散ノA ; +cH2−C−) 晶 1 B  ; (−CH2−C−)− 0−C=R2 1 存在Fにビニルエステル類七ツマ−を主体とするビニル
七ツマ−を重合して得たポリビールエステル系重合体を
けん化することを特徴とする末端にメルカプト基を有す
るポリビニルアルコール系重合体の製法に関する0 重合体中のメルカプト基は、システィンな含むたんばく
質や酵素にみられるように、ジスルフィド結合の形成に
よる二次構造、活性などに重要な役割を演じており、生
化学の領域においては極めて興味深い問題である。
合成高分子の分野でも酸化−還元能を有する重合体がメ
ルカプチド形成による重金属捕捉能を有する重合体を目
的として、メルカプト基を有する重合体の合成が多数工
大されている。またメルカプト基の大きな反応性を利用
した高分子反応による重合体の改質等も試みられ、研究
例も多い。しかしその一方でメルカプト基は極めて酸化
されやすく、ある程度のメルカプト基量を有する重合体
は空気中で酸化され、ジスルフィド結合を形成、架橋し
て不溶化するという欠点を持つだめに、ごく一部を除い
て工業的な利用は行なわれていない。
本発明者らは、高反応性のメルカプト基を有し、かつ酸
化によって不溶化することがないメルカプト基を有する
ポリビニルアルコール系重合体について検討した結果、
一般式P−8Hで衣わされ、Pは下記構造単位A、Bを
含み、Aの含量が100〜50モルチでその重合度が3
,500以下である末端ニメルカプト基を有するポリビ
ニルアルコール系重合体 A ; (−CH2−C+ H 1 が上記の性質を満足するものであることを見出し、本発
明を完成させたものである。このようにして得られたポ
リビニルアルコール系重合体は分子の片末端にのみメル
カプト基を有するため、酸化によシジスルフイド結合を
形成しても従来知られている分子の主鎖中にメルカプト
基がランダムに分布するメルカプト基を有する重合体の
ように不溶化することがなく、取扱いやすいものである
本発明のポリビニルアルコール系重合体は一般式P−8
Rで表わされ、下記の構造単位A、Bを含み、かつ構造
単位Aの菖′童が50モル予I A;(−CH2−Cす H I B ; +CHz−C−)− −C−R2 1 以上であることが必須であり、水溶性の点からは70モ
ル係以上が好ましい。構造単位Aとして具体的には、ビ
ニルアルコール、α−メチルビニルアルコール、α−エ
チルビニルアルコール、α−プロピルビニルアルコール
、α−ブチルビニルアルコール、α−−へキシルビニル
アルコール等が構造単位Bとしては、酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル、ラウリン級ビニル、ステアリン酸ビニ
ルおよびこれらのα置換体があげられる。さらに本発明
のポリビニルアルコール系重合体は上記構造単位A、B
を含むことが必須であるが、構造単位A%B以外の構造
単位を含むことは何らさしつかえなく、重合体の中に構
造単位としてA、Bを含み、かつAの含量が50モル係
以上であれば他の構造単位の存在は何ら問題ないが、水
溶性の点から70モル係以上であることが好ましい。こ
の他の構造単位としては、たとえばエチレン、プロピレ
ン、イソブチン、アクリル酸、メタクリル酸又はその塩
あるいはこれらのアルキルエステル、アクリロ;トリル
、メタクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリルア
ミド、トリメチル+3−アクリルアミド−3−ジメチル
プロピルチアンモニウムクロリド、エチルビニルエーテ
ル、ブチルビニルエーテル、N−ビニルピロリドン、塩
化ビニル、臭化ビニル、7フ化ビニル、塩化とニリデン
、フッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン構造単位
B以外のビニルエステル類等があげられる。
本発明のポリビニルアルコール系重合体の重合度は特に
制限はないが、分子の片末端にのみ存在するメルカプト
基を有効に作用させるという視点から重合度3500J
J下、好ましくは2000以下、さらに好ましくは】0
00以下である。
本発明で得られるポリビニルアルコール系重合体は、も
ちろん従来からの用途たとえば紙加工、#11!維加工
等に用いてもその効果を充分に指揮するが、本発明の重
合体の特徴である末端のメルカプト基の反応性たとえば
二重粕会を有した化合物への付加、・・ロゲン化合物へ
の置換反応、酸化剤との組合せによるレドックス分解反
応等を利用して極めて広範囲に利用可能な高反応性の新
規な材料である。たとえば末端にのみメルカプトiを有
することを利用して本発明のポリビニルアルコール系重
合体の存在下にラジカル重合可能なモノマーをラジカル
重合することにより、ポリビニルアルコール系重合体を
一成分とするブロック共重合体を得ることができる。
重合体にメルカプト基を導入する方法として大別して次
の2つの方法が知られている。第1はメルカプト基を保
護した形、たとえばイソチウロニウム塩やチオール酸エ
ステルを有するとニルモノマーを共重合し、得られた重
合体を酸や塩基で分解し、メルカプト基とする方法であ
る。第2はいわゆる高分子反応によシ導入する方法で高
分子のアルコールやハライドを出発物質としてメルカプ
ト基に変換するものである。しかしこれらの方法によっ
て重合体中にメルカプト基を導入することは可能である
が、本発明の重合体である分子の末端にのみ選択的にメ
ルカプト基を導入することはできない。このような情勢
の甲で本発明者らは分子の末端にのみ選択的にメルカプ
ト基を導入する方法について検゛討した結果、チオール
酸の存在下にビニルエステル類を重合し、得られた重合
体をけん化することによって分子の末端にのみメルカプ
ト基を有するポリビニルアルコール系重合体が得られる
ことを見出し、本発明の製造法を完成させたものである
本発明の製法の特徴はチオール酸の存在下に酢酸ビニル
等のビニルエステル類を主体トするビニル七ツマ−を重
合して、末端にチオ\)ステル基を有するポリビニルエ
ステル系重合体を製造し、この重合体をけん化して末端
にメルカプト基を有するポリビニルアルコール系重合体
を製造することにある。
本発明で使用されるチオール酸は−CO8H基を有する
有機チオール酸を包含する。例えばチオール酢酸、チオ
ールプロピオン酢、チオール酪酸、チオール吉草酸等が
あげられるが、中でもチオール酢酸が分解性もよく最も
好ましい。
また、ビニルエステルはラジカル重合可能なビニルエス
テルであれば使用できる。例えばギ酸ビニル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、パーサティック酸ビニル、ラ
ウリル酸ビニル、ステアリン酸ビニル等があげられるが
、中でも酢酸ビニルが最も重合性がよく好ましいolだ
これらビニルエステルと共重合可能なモノマーを共存さ
せ共重合することもできる。例えばエチレン、プロピレ
ン、イソブチレン、アクリル酸、メタクリル酸又はその
塩あるいはこれらのアルキルエステル、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリ°ル、アクリルアミド、メタクリ
ルアミド、トリメチル+3−アクリルアミド−3−ジメ
チルプロピルナアンモニウムクロリド、エチルビニルエ
ーテル、ブチルビニルエーテル、N−ビテルピロリドン
、塩化ビニル、臭化ビニル、フン化ビニル、塩化ビニリ
デン、フッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン等が
あげられる。。
本発明のチオール酸の存在下の酢酸ビニル等のビニルエ
ステル類を主体とするビニル七ツマ−の重合はラジカル
重合開始剤の存在下、塊状重合法、溶液重合法、バール
重合法、乳化重合法などいずれの方法でも行なうことが
できるが、メタノールを溶媒とする溶液重合法が工業的
には最も有利である。重合中に存在させるチオール酸の
重合系への添加量、添加方法には特に制限はなく、目的
とするポリビニルエステル系重合体の物性値によって適
宜決定さるべきものである。重合方式としては回分式、
半連続式、連続式等公知の方式を採用しうる。
ラジカル重合開始剤としては2,2′−アゾビスイソブ
チロニトリル、過酸化ベンゾイル、過酸化カーボネート
等公知のラジカル重合開始剤が使用できるが、2.2’
−アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ系開始剤が取扱
いやすく好ましい。また放射線、電子線等も使用するこ
とができる。重合温度は使用する開始剤の種類により適
当な温度を採用することが望ましいが、通常30〜90
℃の範囲から選ばれる。
所定時間重合した後未重合のビニルエステル類を通常の
方法で除去することにより末端にチオール酸エステル基
を有するポリビニルエステル系重合体がえられる。
このようにして得られたポリビニルエステル系重合体は
常法にょシけん化されるが、通常共重合体をアルコール
溶液とりわけメタノール溶液として実施するのが有利で
ある。アルコールは無水物のみならず少量の含水系のも
のも目的に応じて用いられ、また酢酸メチル、酢酸エチ
ルなどの有機溶媒を任意に含有せしめてもよい。けん化
温度は通常10〜70℃の範囲から選ばれる。けん化触
媒としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナト
リウムメチラート、カリウムメチラート等のアルカリ性
触媒が好ましく、該触媒の使用量はけん化度の大小およ
び水分量等により適宜決められるが、ビニルエステル単
位に対レモル比で0.001以−ヒ、好ましくは0.0
02以上用いることが望ましい。一方アルカリ量が多く
なりすき゛ると残存アルカリをポリマー中より除去する
ことが困難となり、ポリマーが着色する等好ましくなく
、モル比で0.2以下にすることが望ましい。なおポリ
ビニルエステル系重合体中にカルボキンル基やそのエス
テル基等アルカリ触媒と反応し、アルカリを消費する成
分が共重合含有されている場合は、その分量を加えた量
のアルカリ触媒を使用する必要がある。
とのケン化反応により末端にチオール酸エステル基を有
するポリビニルエステル系重合体の末端のチオール酸エ
ステルと主鎖のビニルエステル結合かけん化され、ポリ
マー末端はメルカプト基に、主鎖はビニルアルコールに
なるが、主鎖のビニルエステル単位のけん化度は使用目
的に応じて変えられる。けん化反応後析出した重合体は
例えばメタノールで洗浄する等公知の方法で精製し、残
存アルカリ、酢酸アルカリ金属塩筒の不純物を除去して
乾燥することにより通常白色粉末としてえることができ
る。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが本発
明はこれらによって例等限定されるものではない。
なお実施例中部および係はいずれも重量基準を意味する
実施例1 酢酸ヒ=/l’(以″FvACと略記)2400部、メ
タノール580部およびチオール酢酸0.93部を反応
容器にとり、内部を充分に窒素置換した後、外温を65
℃にあげ、内温か60℃に達したところで、2,2−ア
ゾビスインブチロニトリル0.868部を含むメタノー
ル20部を加えた。直ちにチオ−ル酢酸17.4部を含
むメタノール溶液60部を5時間にわたって均一に加え
た。5時間後の重合率は50.4%であった。5時間後
に容器を冷却し、減圧下に残留するVAcをメタノール
とともに系外へ追出す操作をメタノールを追加しながら
行ない、PVAcのメタノール溶液を得た(濃度64.
5%)。
このメタノール溶液の一部をとり、PVAc濃度50係
、(NaOH]/[VAc )= o、 05 (モル
比)となるようにNaOHのメタノール溶液を加え、4
0℃でけん化してPVAとした。このPVAをメタノー
ルによるソックスレー洗浄によって精製した後水中30
℃で〔η〕を測定し、(v)=7.s IXIF”x 
p(L64で重合度を計算したところ130であり、け
ん化度を測定すると98.6モル係であった。
次にこの精製PVAを用いて、PVA中に含まれるメル
カプト基量ヲヨウ素酸化による方法で求めたところ1.
87xlO’ 当量/f−PVA  のメルカプト基の
存在が確認された。このように粘度平均重合度が130
、〔SH〕の滴定値から計算される数平均重合度は12
7であり、重合機構も合せ考えるとメルカプト基は分子
の片末端にのみ存在すると言える。
実施例2 酢酸ビニル(以下VAcと略記)2400部、メタノー
ル580部を反応容器にとり、内部を充分に窒素置換し
た後、外温を65℃にあげ、内温が60℃に達したとこ
ろで、あらかじめ窒素置換したチオール酢酸5部を加え
たのち、2.2’−アゾビスイソブチロニトリル0.8
68部を含むメタノール20部を加え、重合を開始させ
た。2時間後の重合率20.5%のとこりで冷却し、減
圧下に残留するV A cをメタノールとともに系外へ
追出す操作をメタノールを追加しながら行ない、PVA
cのメタノール溶液を得た(濃度45.2%)。このメ
タノール溶液の一部をとり、P V A c濃度30%
(NaOH)/(VAc)= o、 05 (モル比つ
となるようにNaOHのメタノール溶液を加え、40℃
でけん化してPVAとした。このPVAをメタノールに
よるソックスレー洗浄によって精製した後、実施例1と
同様の方法で1合度を測定したところ、90でめり、け
ん化度を測定すると99.0モル係であった。
次にこの精製PVAを用いて、PVA中に含まれるメル
カプト基量をヨウ素酸化による方法で求めたところ、2
.90 X I F’当量/f−PVAのメルカプト基
の存在が確認された。
実施例3〜5 実施例1と同様にしてチオール酢酸量を質重して重合を
行ない、次いでけん化して、’PVAcおよびPVAを
得た。これらの製造に際しての重合条件および生成物の
メルカプト基量をまとめて表1に示した。
衣 1 実施例6 キ酸ヒニル2400部、メタノール580部f反応容器
にとり、内部を充分に窒素置換した後、外温を65℃に
あげた。内温か60℃に遅し、たところで、あらかじめ
窒素置換したチメール酢@6.3部を加えたのち、2.
2’−アゾビスイソブチロニトリル0.868部を含む
メタノール20部を加え、重合を開始させた。2時間後
の重合率19.7%のところで冷却し、減圧下に残留す
るV A cをメタノールとともに系外へ追出す操作を
メタノールを追加しながら行ない、PVAcのメタノー
ル溶液を得た(濃度39.8%)。このメタノール溶液
の一部をとり、 P V A c濃度30%、[NaO
H,:]、/ Cキ酸ビニル)=0.05(モル比)と
なるようにN a OHのメタノール溶液を加え、40
℃でけん化してPVAとした。このPVAをメタノール
によりソックスレー洗浄によって精製した後、実施例1
と同様の方法で重合度を測定したところ92であり、け
ん化度は987モルモル係った。
次にこの精製PVAを用いて、PVA中に含まれるメル
カプト基量をヨウ素酸化による方法で求めたところ、3
.05xlO’轟i/y−PVAのメルカプト基の存在
がa認された。
実施例7 酢酸ビニル(以下’V A cと略記)2400部、メ
タノール580部およびチオールプロピオン酸1.10
部を反応容器にと9、内部を光分に窒素置換した後、外
温を65℃にあげ、内温か60℃に達したところで、2
.2’−アゾビスイソブチロニトリル0.868部を含
むメタノール20部を加えた。
直ちにチオールプロピオン1120.6部を含むメタノ
ール溶液60部を5時間にわたって均一に加えた。5時
間後の重合率は49.64であった。5時間後に容器を
冷却し、減圧下に残留するVAcをメタノールとともに
系外へ追出す操作をメタノールを追加しながら行ない、
PVAcのメタノール溶液を得た(ll!1度65.3
 % )。このメタノール溶液の一部をとり、PVA0
1%1度50 % 、 (NaOHン〔■AC〕=0.
05(モル比)となるようにNaOHのメタノール溶液
を加え、40℃でけん化してPVAとした。このPVA
をメタノールによるソックスレー洗浄によって精製した
後、実施例1と同様の方法で重合度を測定したところ1
20であり、けん化度は99.0モルチであった。
次にこのa製PVAを用いて、PVA甲に含まれるメル
カプト基量をヨウ素酸化による方法で求めたとこり、1
.85X10’当事:/y−PVAのメルカプト基の存
在がJ&iMされた。
特許出願人株式会社り ラ し 代理人弁理士本多 堅

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式P −SHで表わされ、Pは下記構造単位
    A、Bを含み、Aの含量が100〜50モル俤で、その
    重合度が3500以下である末端にメルカプト基を有す
    るポリビニルアk コ−ル系l1合体。 I A ; (−CH2−C+ H 1 B ; (−CH2−C+ −C−R2 1 (2)  R”= H、R2= CHaである特許請求
    範囲第1項記載のポリビニルアルコール系重合体(81
    Aの含量が100〜7()モル係である特許請求範囲第
    1項記載のポリビニルアルコール系重合体。 (4)  チオール酸の存在下にビニルエステル類七ツ
    マ−を主体とするとニルモノマーを重合して得たポリビ
    ニルエステル系重合体をけん化することを特徴とする末
    端にメルカ・ブト基を有するポリビニルアルコール系重
    合体の製法。 (5) チオール酸がチオール酢酸である特許請求の範
    囲第4項記載のポリビニルアルコール系重合体の製法。
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