JPS59159175A - 圧力定着性マイクロカプセル型トナ− - Google Patents

圧力定着性マイクロカプセル型トナ−

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JPS59159175A
JPS59159175A JP58032850A JP3285083A JPS59159175A JP S59159175 A JPS59159175 A JP S59159175A JP 58032850 A JP58032850 A JP 58032850A JP 3285083 A JP3285083 A JP 3285083A JP S59159175 A JPS59159175 A JP S59159175A
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JP
Japan
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toner
core material
range
substance
acid
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JP58032850A
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English (en)
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Tatsuro Nagai
永井 達郎
Shinichi Suzuki
真一 鈴木
Hiroshi Yamazaki
弘 山崎
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静電荷像現像用のトナーに関するものであり
、東l(詳しくは圧力定着型のものとして好適に用いろ
ことのできるマイクロカプセル型トナーに関するもので
ある。
〔従来技術〕
近年において、電子写真法、静電印刷法、静電記録法等
により画像情報に基いて静電荷像を形成し、これを現像
剤のトナーにより現像してトナー像とし、通常はこのト
ナー像を転写紙等に転写せしめた上で定着せしめること
により可視画像を形成することが広(行なわれている。
従来、静電荷像現像用トナーとしては、熱可塑性樹脂を
結着剤としてこれにカーボンブランク等の着色剤を分散
含有せしめたものを微粉砕して得られる粉末状のトナー
が広く用いられており、それが二成分トナーであれば、
鉄粉、ガラスピーズ等のキャリアと混合攪拌することに
より、又それが磁性体微粉末を含有して成る一成分トナ
ーであればそれ自体を攪拌することによ1ハ摩擦帯電せ
しめてその静電力を利用して静電荷像を現像せしめ、得
られたトナー像を例えば転写せしめた後、加熱ローラ等
により加熱して定着せしめろようにしている。
しかし、このようなトナーにおいては、摩擦帯電のため
の攪拌時にトナー粒子が破砕されて微粉トナーが生成さ
れ、その結果可視画像の質が低いものとなり、或いはト
ナーを早期に新しいものと交換することが必要となるの
みならず、定着を加熱定着方式によって達成するため定
着器の温度が所要の設定温度にまで上昇するまでの間に
長い待機時間が必要であり、また加熱のために多大のエ
ネルギーを必要とし、更に紙詰りか起こったときには火
災の原因ともなり、しかも確実な定着を達成するために
は、温度条件等において相当に厳しい条件が満足される
ことが必要である。
斯かる状況下において、最近、いわゆるマイクロカプセ
ルを静電荷像現像用トナーとして用いることの研究が行
なわれろようになってきている3、このマイクロカプセ
ル型トナーは、微粒子状の樹脂カプセル内に、液状物質
若しくは軟質の固体物質より成る芯材を封入した着色粒
子より成る粉末状のものである。このトナーを用いる場
合には、押ErE p−ラ等により圧力を印加してカプ
セルをいわば破裂ぜしめて、内部の思料を放出せしめる
ことにより定Xjせしめることができ、加熱が不要であ
るために、上述の如き加熱定給における問題点を大幅に
軽減せしめることができる。
この様な加圧定着可能なマイクロカプセル型トナーとし
ては、特開昭51−91724号、同52−11993
7号、同54−1182.49号及び同55−6445
1芳容公報等に記載の技術が知られている。しかし、加
圧ローラーへのオフセット現象、耐久性、安定性及び保
存性等の問題を残しており、特に普通紙への加圧定着性
において、問題が大きく解決すべき課題も多い。
すなわち、マイクロカプセル型トナー中の定着性成分が
剛直であったり、逆に過度の塑性変形を起し、いずれも
定着性が不充分であり、また室温において、軟質な固体
を粉砕工程によってマイクロカプセル芯材とするような
カプセル型トナーにおいては、軟質な固体の粉砕時には
冷却を要するといった製造過程をとる必要があったり、
さらに現実には極めて使用が困難ないわゆる二ロアトマ
イザーにより軟質体をカプセル化するといった手法が採
用されている等のように定着性以外の製造上の問題点も
多い。
本発明者等は、かかる諸問題を解決するために鋭意研究
を重ねた結果、次のような知見を得た。
通常マイクロカプセル型トナーが加圧ローラーにより、
加圧定着される過程は、先ず加圧によりカプセルの外壁
が破裂し、内部の芯材が流出して、その流出した芯材が
さらに圧力によって定着用部月に定着される。この際主
に加圧定着に関与する芯材は破裂した外壁をも含む形で
、定着用部材への定着がなされる。
芯材が、定着用部材に定着する際、まず、芯材と定着用
部材との一次結合、つまり双方の原子間結合、或いは二
次結合、つまり双方の分子間結合、さらには投錨効果等
の定着機構が考えられ、続いであるいは、同時に芯材と
芯材、芯材と外壁、外壁と外壁のつまりトナー同士の合
一過程が起こり。
前述の定着機構とほぼ同様の機構がトナー同士の合−拠
おいても考えられる。
加圧定着に関しては、トナーの定着成分が極めて低い粘
度を有する場合は、例えば定着用部材が紙である場合、
その表面繊維から内部に浸透して充分な定着性をもって
可視画像を形成することも可能ではあるが、そうすると
加圧p−ラーへのオフセット現象やカプセルの外壁に対
しても、浸透性が高いから保存性及び安定性において、
問題も出てくる。それに対して、トナーの定着成分が低
い浸透性、例えば、高い粘度を有する場合その定着機構
において、定着用部材への定着のみならず、トナー同士
の合一によってトナーの定着用部材からの離脱を防いで
いる。
依って高い圧力定着性を得るためには、トナーと定着用
部材の間の有効接触面積を多クシ、かつトナー同士の有
効接触面積も多くすると同時((トナーの定着成分自体
の自己凝集力によって定着用部材からの離脱や一度十分
接触したトナー同士の離脱を防ぐ必要がある。
本発明者等は、以上の事に着目し鋭意研究を重ねた結果
、トナーの圧力定着成分の粘弾性特性が定着性において
支配的であり、これに関係する物質のガラス転移点(以
下、Tgと略すQが、−90℃〜5℃の範囲にある物質
が圧力定着成分とじてマイクロカプセルトナーの芯材構
成物に含有されることで、圧力定着性が向上するという
技術を先に提案(昭和58年 月 日付特許類、発明の
名称「圧力定殆性マクロカプセル型トナー」参照)しだ
が、さらに、研究をすすめた結果、’[”gが一90℃
〜5℃の範囲にある物質と、軟化点(以下、Tspと略
す、)が、25℃〜180℃の範囲にある物質とを圧力
定着成分として、マイクロカプセルトナーの思料構成物
に含有することによって、それぞれ、有効接触面積を多
くとることと、トナーの自己凝集力を得ることに、多い
に有効であり、その結果トナーが極めて高す圧力定着性
を示すことを見出した。
この点従来のノJブセルトナーにおいて、ガラス転移点
に言及する技術としては、特開昭49−17739号公
報に記載のものが知られてtxるが、この技術はガラス
転移点と定着性との関係について一般的記述を[7たも
のにすぎず、本発明のようなある一定範囲のガラス転移
点を有する物質もしくは混合物質系と軟化点を有する物
質もしくは混合物質系を芯材に含有せしめて定着性の向
上をはかるという技術思想は示唆さえされていない。
〔発明の目的〕
本発明は上記のような知見に基づいて成されたものであ
って、その目的は圧力定着性にすぐれた特性を有するマ
イクルカプセル型トナーを提供するにある。
〔発明の構成〕
本発明の圧力定着性1イクロカプセル型トナーは芯材と
該芯材を覆う外壁とから構成される圧力定着性マイクロ
カプセル型トナーにおいて、Mfl記芯材芯材なくとも
ガラス転移点が一90℃〜5℃の範囲にある物質もしく
は系全体で上記範囲にある混合物質系と、軟化点が25
℃〜180℃の範囲忙ある物質もしくは系全体で上記範
囲にある混合物質系とを組合わせ含有することを特徴と
する。
本発明において芯材に含有される物質は、上記Tg及び
Tspの各々にあてはまるような単一物質の組合わせで
あってもよいし、系全体で前記Tg及びTspの範囲に
なるような混合物質系の組合わせであってもよいし、ま
たは一方が単一物質で他方が混合物質系である組合わせ
であってもよい。
ここに系全体で前記二種類のTg及びTspの範囲にな
るような物質とは、単一物質ではTg及びTspが前記
範囲外となるものであっ℃も、可塑剤を添加することに
よってTg及びTspが前記範囲になるような混合物質
系の組合わせを意味する。
即ち、本発明は、マイク−カプセル型トナーの芯材構成
物質を二種のTg及びTspによって規制し、定着性の
向上を計らんとするものであるから、前記のような単一
物質の組合わせだ(すでなく、混合物質系の組合わせ又
は単一物質と混合物質系の組合わせも技術思想として並
列的概念に挙げられるのである。
従って、例えば高分子の場合ホモポリマー、コポリマー
、グラフトポリマー及びブロックポリマー等の単一化合
物に限定されず、ミクロブレンドポリマー、ポリマー/
可塑剤系等の混合物質系であっても、実質的に′I″g
が一90℃〜5℃、好ましくは一80℃〜−10℃の範
囲、及びTspが25℃〜180℃、好ましくけ35〜
170℃の範囲にあれば良い。Tg及びTspが上記範
囲を越えるような場合には極端な定着不良をまね(こと
になる。
これら二種類の物質は共存することで、高い圧力定着性
を発現するが、加うるに各々が、適切な量比において、
つまり、Tgが一90℃〜5℃の範囲にあるものは芯材
構成物のうち30〜90重景部、また、 Tspが25
℃〜180℃の範囲にあるものは、芯材構成物のうち1
0〜70重量部の割合で含まれることがより好ましい圧
力定着性を発現する、 なお本発明の効果を害しない範囲で、”’g及びTsp
力を本発明の範囲外である物質を1種又は2種以上芯材
に含有せしめることができろ。
本発明において芯材に含有される上記物質のうち、Tg
が一90℃〜5℃内の単一物質としては、1−りqq−
1−ズテニレン(−40℃〜−20℃)、イソプレン(
−73℃〜−58℃)、1−ブテニしン(−58℃)等
のジエン類の重合体;ブテン(−24℃)、インブチレ
ン(−73℃)、インヘキシルエチレン(−34℃)、
フロヒシ・ン(−13℃〜−8℃)等のアルケン類の重
合体;ブチルアクリレート(−54℃)、5ec−ブチ
ルアクリ1/−ト(−22℃)、1so−ブチルアクリ
レート(−24℃)、エチルアクリレート(−24℃)
、2−エチルへキシルアクリレート(−50℃)、ヘプ
チルアクリレート(−60℃)、2.2゜3、3.5.
5.5−へブタフルオロ−4−オギサベンチルアクリレ
ート(−55℃)、ヘキシルアクリレ−)(−57℃)
、ドデシルアクリレート(−3℃)等のアクリル酸エス
テル類の重合体;デシルメタクリレート(−70℃)、
ドデシルメタクリレート(−65℃)、ヘキシルメタク
リレ−1・(−5℃)、2−エチルへキシルメタクリレ
ート(−10℃)等のメタクリル酸エステル類の重合体
;フチルビニルエーテル(−SS℃)、2−エチルヘキ
シルビニルエーテル(−66℃)、メチルビニルエーテ
ル(−31℃)等のビニルエーテル類の重合体: 4−
(2−ブトキシエトキシ)メチルスチレン(−38℃)
、4−デシルスチレン(−65℃)、4−オクチルオキ
シメチルスチレン(−42℃)等のスチレン誘導体類の
重合体;オキシ−2=ブテニレンオキシカルボニルイミ
ノへキサメチレンイミノカルボニル(−44℃〜−39
℃)、オキシ−2−ブテニレン考キシカルボニルイミノ
へキサメチレンイミノカルボニル(−45℃)、オキシ
−2,2−ジエチル6、トリメチレンオキシカルボニル
イミノ−4−メチル−1,3−フェニレンイミノカルボ
ニル(−60℃)等のウレタン類重合体;オキシメチル
−3,3,3−)リフルオロプロピルシリレン(−SO
℃)、オキシメチルフェニルシリレン(−86℃)等の
シロキサン類の重合体等が挙げられる。これらは単独も
しくけ混合して用いることができる。さらに1スチレン
・ブタジェンゴム、アクリロニトリルブタジェンゴム、
エチレン書ブpピレンゴム等のゴム顛がある。
また、以上のものは共重合してもよ(、共重合性成分と
しては、任意の単量体が選択され、共重合体、ブロック
重合体、グラフト重合体等の形で、Tgが本発明の範囲
内罠なるようにしてもよい。
Tspが25℃〜180℃の範囲にある単一物質として
は、例えばスチレン、0−メチルスチレン、m−メチル
スチレン、p−メチルスチレン、p−エチルスチレン、
2,4−ジメチルスチレン%I)−o−ブチルスチレン
、p−terf−ブチルスチレン、p−n−へキシルス
チレン、I)−n−オクチルスチレン、p 11−ノニ
ルスチレン、p−n−デシルスチレン、p n−ドデシ
ルスチレン、p−メトキシスチレン、p−フェニルスチ
レン、p−り1ルスチレン、3.4−ジメチルスチレン
等のスチレン及びスチレン誘導体が挙げられ、スチレン
即童体が最も好ましい。他のビニル系単量体としては、
例えばエチレン、プロピレン、ブチレン、インブチレン
等のエチレン不飽イ11モノオレフィン類:塩化ビニル
、塩化ビニリデン、臭什ビニル、フッ化ビニル等のハロ
ゲン化ビニル類:酢酸ビニル、プ「7ピオン酸ビニル、
ベンジェ酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル頌;
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n〜
ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ブpビル、
アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、アク
リル酸2−り戸ルエチル、アクリル酸フェニル、α−ク
ロルアクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−
ブチル、メタクリル酸インズチル、メタクリル酸n−オ
クチル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸2−エチ
ルヘキシル、メータクリル酸ステアリル、メタクリル酸
フェニル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタク
リル酸ジエチルアミノエチル等のα−メチレン脂肪族モ
ノカルボン酸エステル類;アクリロニトリル、メタアク
リロニトリル、アクリルアミド等の7クリル酸若しくは
メタクリル酸誘導体;ビニルメチルエーテル、ビニルエ
チルエーテル、ビニルインブチルエーテル等のビニルエ
ーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルへキシルケトン
、メチルイソプルベニルケトン等のビニルケトン類;N
−ビニルビルール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニ
ルインドール、N−ビニルピロリドン等のN−ビニル化
合物;ビニルナフタレンa等、4−ビニルピリジン、2
−ビニルピリジン等の含複素環ビニル化合物類のビニル
化合物があり、これらは単独もしくは共重合体の形で各
種組み合わせて用いることができる。
さらに、次に示すような縮合系の化合物がある。
ポリエステル樹脂として、テレフタル酸、インフタル酸
、アジピン酸、マレイン酸、コハク酸、セバシン酸、チ
オグリコール酸、ジグリコール酸等の二塩基酸と、エチ
レングリ:1−ル、ジエチレングリコール、1,4−ビ
ス(2−ヒドロキシエチル)ベンゼン、1.4−シクロ
ヘキサンジメタツール、プロピレングリフール、ネオペ
ンチルグリコール等の二価アルコール類との縮合物があ
げられる。
ポリアミド樹月旨として、ε−カプロラクタム、さらに
、テレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、マレイン
酸、コハク酸、セバシン酸、チオグリコール酸等の二塩
基酸及びとれらの酸塩化物と、エチレンジアミン、ジア
ミノエチルエーテル、1,4−ジアミノベンゼン、1.
4−ジアミノブタン等のジアミノ化合物との縮合物があ
る。さらに、ポリウレタン樹脂、エポキシ重合体等があ
げられる。
また、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性
フェノール414 & 、シクロペンタジェン重合体、
テルペン樹脂等の天然樹脂及び合成天然樹脂がある。
上記に挙げられた重合体は架橋重合体であってもよい。
この架橋重合体はプレポリマーの如く、自己架橋重合す
るものによる重合体であってもよ((この場合自己架橋
重合する単量体は他の単量体と併用してもよいQ1単量
体の重合の際に存在せしめた架橋剤による架橋重合体で
あってもよい。
断かる架橋剤は、用いる単量体を架橋重合させるもので
あれば任意の公知のものを用いることができる。この架
橋剤は少なくとも2個の重合可能なビニル基を有する化
合物が好ましい。
具体的には、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレン及
びこれらの誘導体等の芳香族ジビニル化合物;エチレン
グリフールジメタクリレート、ジエチレングリコールジ
メタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレ
ート、トリメチロールプロパントリアクリレート、アリ
ルメタクリレート、t−ブチルアミノエチルメタクリレ
ート、テトラエチレングリコールジメタクリレート、1
゜:3−ブタンジオールジメタクリレート等の如きジエ
チレン性不飽和カルボン酸エステル;N、N−シヒニル
アニリン、ジビニルエーテル、ジビニルスルフィド、ジ
ビニルスルホン等の全てのジビニル化合物及び3個以上
のビニル基を有する化合物が単独で或いは2種以上を組
合せて用いられる。
更にまた、エチレングリコール、トリエチレンクリコー
ル、1.2−プロピレンク!J =I−4,1,3−プ
ロビレングリコール、1.4−ブタンジオール、ネオペ
ンチルグリコール、■、4−ププ/ジオール、1.4−
ヒス(ヒドロキシメチル)シクロヘキザン、ビスフェノ
ールA1水素添加ビスフエノールA1ポリオキシエチレ
ン化ビスフエノールA1ポリオキシブ17ビレンイヒビ
スフエノールA等の二価のアルコール類;マレイン酸、
フマール1浚、メサフニン酸、シトラコン酸、イタコン
酸、グルタコン酸、フタル酸、インフタル酸、テレフタ
ル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、アジピ
ン酸、セバシン酸、マロン酸、これらの無水物又はこれ
らの低級アルコールとのエステル等の二塩基酸類及びそ
の誘導体;グリセリン、トリメチロールプルパン、ペン
タエリスリトール等の三価以上のアルコール類;トリメ
リット酸、ピロメリット酸等の三価以上のカルボン酸類
等が架橋剤として本発明に用いられる。
以上のようなTspが25℃〜180℃の範囲となる樹
脂の市販品としては、次のものが挙げられる。
脂肪族系炭化水素樹脂・・・・・・「7ドタツク、B2
5−BHTJ(25℃)、[ピコベール100 J(1
,O0℃)、[コタックーAJ(118℃)芳香族系炭
化水素樹脂・・・・・・「ハーコタックA、 D110
0B月TJ(97℃)、[ピコ5130J(130℃)
、「ピコマー150 j (153℃)紳士ツマー石油
系炭化水素樹脂・・・・・・「ピコラスチックD−12
5)(125℃) プルペン系樹脂・・・・ 「ピコライトA、 −11,
54(115℃)、[ピコライトC−1,3s J(1
31℃)、「ピコライl−1)−100j (100℃
)、[ピコライトS  55J(55℃) 11シンエステル・・・・・「ペンタリンAJ(104
℃) 水添ロジンエステル・・・・・・「フ)−ラル105」
(97℃) 重合1ジン−Zステル・・・・・・「ペンタリンKJ(
177℃) 二塩基酸変性ロジンエステル・・・・・・[ルイゾール
8214(141℃) テルペン系多塩基酸アルキド樹脂溶液・・・・・「ベト
レックス・7−75TJ(46℃) 、・・・・・・・・以上、理化バーキュレス社製エステ
ルガム・・・・・rBG−1oooJ(t、o。
℃)、l’−]) Iう−Kl(175℃)ロジン変性
づレイン酸樹脂・・・・・[デスキッドMR()204
(120℃)、rMRM43J157℃) ロジン変性ポリエステル樹脂・・・・・・[デスコンR
M100OJ(111℃) pジン変性フェノール樹脂・・・・・・[テスポールP
几G−FF”J(132℃)、[デスポール5PR−L
J(155℃) ・・・・・・・・・以−ヒ、徳島精油社製エステルガム
・・・・・・l5−80j(75℃)ロジンペンタエリ
スリトールエステル・・・・・・「ヘンセルKK j 
(170℃) ロジン・・・・・・rHMレジン」(120℃)脂環族
飽和炭化水素樹脂・・・・・・「アルコンP−80J(
80℃) フェノール樹脂・・・・・・r531j(83℃)テル
ペンフェノール樹脂・・・・・・r803J(152℃
) ・・・・・・・・・以上荒用化学社製 脂環族系オリゴマー樹脂・・・・・・「フィントン15
00J(100℃)、[フィントン1700J(100
℃) ・・・・・・・・・以上日本ゼオン社製次にTgが系全
体で本発明の範囲にある混合物質系としてtよ、ブチル
メタクリレ−)(13℃〜35℃)、メチルアクリレー
ト(5℃〜31℃)等のメククリル酸、アクリル酸ニス
デル類;塩化ビニル(81℃)等のビニルハライド類;
酢酸ビニル(32℃)等のビニルエステル類等のポモポ
リマー、コア、!4リマー、グラフトポリマー、ブロッ
クポリマーやその他、エポキシ樹脂、アミド樹脂等の1
゛gが5℃を越える物質に、ジブチルフタレート、N−
エチノし−olp−トルエンスルフォン′アミド、ブチ
ルベンジルフタレート及びトリクレジルフォスフェート
等の可製剤の添加によ(ハ実質的KTgが、−90℃〜
5℃の範囲内に存在する様な物質系が挙げられる。
またTS l)が系全体で本発明の範囲にある混合物質
系とし2てけ、 等のTspが180°を越える物質に、前記と同様の可
塑剤の添加により、実質的にTspが25℃〜180℃
の範囲内に存在する様な物質系が挙げられる。
本発明のカプセルトナーな製造する方法は、種々の公知
のカプセル化技術を利用することができる。例えばスプ
レードライ法、界面重合法、コアセルベーション法、1
n−situ重合法、相分離法などや米国特許第3,3
38,991号、同第3.326゜848号及び同第3
,502,582号などに記載されている方法などが利
用できる。
またマイクロカプセルを構成する外壁物質は、特に制限
されるものではないが、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂
、ポリウレタン樹脂、ポリ尿素樹脂、ビニル系樹脂、及
びその他の樹脂が、実用上好ましく用いられ、保存安定
性や製造上反応時間が速やかな点((おいては、ポリウ
レタン(酊脂、ポロ尿素側BYf ’a−用いることが
特に好ましい。
エポキシ樹脂としては、ビスフェノールAと、エピクロ
ルヒドリンとの反応物を硬化剤によって硬化せしめたも
のが代表的であり、ビスフェノールA型エポキシ樹脂の
市販品としては、[エピコート801Jrエビコー)8
07Jrエピコート815」「エピコート819 J 
rエビフート827 J[エピコート8284rエピコ
ート834Jrエピコート]52J「エピコート190
4rエピコートyx−3toJrエピコートDX−25
5コ[エビフート1045−A−70J(油化シェルエ
ポキシ社製)などが挙げられる8なお上記硬化剤として
は、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエ
チレントリアミン、テトラエチレンペンタミン、ヘキサ
メチレンジアミン、イミノビスプロピルアミン、その他
の脂肪族ポリアミン化合物、キシリレンジアミン、フヱ
ニレ;/ジアミン、その他の芳香族ポリアミン化合物が
代表的であり、又、市販品としては、「エビキュアT」
、「エビキュアU」、「エビキュア103」、[エポメ
ートB−001]、[エボメートLX−I N j、[
エポメートPX−3j(以上、油化シェルエポキシ社製
)等、その他一般にエポキシ硬化剤として知られている
ものを挙げることができる。
ポリアミド樹脂としては、セバシン酸りpライド、テレ
フタル酸クロライド、アジピン酸クロライド等のカルボ
ン酸塩化物と、上記エポキシ樹脂の硬化剤として例示し
た脂肪族ポリアミン、芳香族ポリアミン等の反応によっ
て得られる、いわゆるポリアミド樹脂を用いることがで
きる。
ポリウレタン樹脂はポリインシアネートとポリオールと
の反応によって得られ、ポリ尿素樹脂はポリイソシアネ
ートとポリアミンとの反応によって得られる。ここにポ
リイソシアネートの具体例としては次のものを挙げるこ
とができる。
1)へキサメチレンジイソシアネート 0ON (0H2)60ON 市販品: r 、7′スモジユールH」住友バイエルウ
レタン工業社製 2) 市販品=「デスモジュールN」 住友バイエルウレタン工業社製 3)メタフェニレンジイソシアネート CO 市販品=「ナフコネート」 ナショナル、アニリン社製 4)トルイレンイソシアネート OO 市販品:[′fスモジュールTj 住友バイエルウレタン工業社製 「ハイレンTMjデーボン社製 5)2.4−)リレン−ジイソシアネートON 市販品:「デスモジュールT」 住友バイエルウレタン工業社製 6)トルイレンイソシアネートとトリメチロールブ[コ
パンとの反応生成物 市販品:「デスモジュールし」 住友バイエルウレタン工業社製 市販品=「フロネートL」 日本ポリウレタン工業社製 7)  3.3’−ジメチル−ジフェニル−4,4′−
ジイソシアネート 市販品:「ハイレンH」 デュポン社製8)ジフェニル
メタン−4,4′−ジイソシアネート市販品二「ミリオ
ネー) M ’l’ J日本ポリウレタン工業社製 9)  3.3’−ジメチル−ジフェニルメタン−4,
4’−ジイソシアネート 市販品:[ハイレンDMM J  デュポン社製10)
 トリフェニルメタン−トリイソシアネートCO 市販品:「デスモジュールR」 住友バイエルウレタン工業社製 11)ポリメチレンフェニルイソシアネート市販品=「
ミリオネートM Rj 日本ポリウレタン工業社製 12)ナフタレン−1,5−ジイソシアネート市販品:
「デスモジュール15」 住友バイエルウレタン工業社製 以上の如きポリイソシアネートと反応してポリウレタン
樹脂若しくはポリ尿素樹脂を与えるポリオール又はポリ
アミンの具体例としては、次のものを挙げることができ
る。
1)ポリオール エチレングリコール、プロピレンクリコール、7”−F
−レンゲリコール、ヘキザメチレングリコール等のジオ
ール類、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメ
チルールエタン、1,2.6−ヘキサントリオール等の
トリオール類、ペンタエリスリト−ル、及び水、その他 2)ポリアミン エチレンジアミン、ヘキザメチレンジアミン、ジエチレ
ントリアミン、イミノビスプロピルアミン、フェニレン
ジアミン、キシレンジアミン、トリエチレンテトラミン
、その他 更にビニル系樹脂を得るだめのビニル系重合性モノマー
としては、スチレン、/ソラクロロスチレン、α−メチ
ルスチレン、t−ブチルスチレンなどのスチレン類、ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブ
pビル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸2−エチル
ヘキシル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチル、メタク
リル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸フェニルナト
のα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類、アク
リロニトリル、メタクリレートリルなどのビニルニトリ
ル類、ビニルメチルエーテル、ビニルインブチルエーテ
ルなどのビニルエーテル類、2−ビニルピリジン、4−
ビニルピリジンなどのビニルピリジン類、N−ビニルピ
ロリドンなとのN−ビニル環状化合物類、ビニルメチル
ケトン、ビニルエチルケトン、メチルインプロペニルケ
トンなどのビニルケトン類、エチレン、プロピレン、イ
ンブチレン、ブタジェン、インブレンなどの不飽和炭化
水素類、クーロブレンなどの・〜1ゲン含有不飽和炭化
水素類、その他の単官能ビニル系モノマーを単独で或い
は組み合せて用いることができる。
以上の単官能モノマーのほか、多官能ビニル系モノマー
を用いることもでき、この多官能七ノマートしては、エ
チレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコ
ールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタ
クリレート、テトラエチレングリコールジメタクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ジプロ
ピレングリコールジメタクリレート、トリメチルールプ
ロパントリメタクリレート、トリメチロールエタントリ
メタクリレート、ペンタエリスリトールブトラメタフリ
レートなどの多価アルコールメタクリレート類、ジエチ
レングリコールジアクリレート、トリエチレングリコー
ルジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリ
レート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、トリメチロール
エタントリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
アクリレートなどの多価アルコールアクリレ−)類、ジ
ビニルベンゼンなどの多官能ヒニルヘンゼン類、その他
を単独で或いは組み合せて用いることができ、更にこれ
らの多官能七ツマ−を既述の単官能モノマーと組み合せ
て用いてもよい。
以上の芯材材料及び、外壁材料の適当な組み合わせによ
って、本発明のマイクロカプセル型トナーが形成される
が、その芯材中、或いは、更に、外壁中には、通常、着
色剤が含有せしめられる。
ま六、本発明のトナーを磁性トナーとする場合において
は着色剤の代りに、或いは、着色剤とともに、磁性体の
微粉末が含有せし7められる。これらのほか、8侠に応
じて種々の添加剤を含有せしめることもできる。
着色剤としては、カーボンブラック、ニゲルシン染料(
0,1,No、50415 B )、アニリンブルー(
0,1,嵐50405)、カルコオイルブルー(C。
1、 t’hazoec ):1lue 3 )、クロ
ムイエr−−(C,1,Na14090)、ウルトラマ
リンブルー(C!、1.嵐77103)、テユボンオイ
ルレッド(0,L Nα26105)、キノリンイエロ
ー(0,1,NO,47005)、メチレンブルークロ
ライド(O,1,隘52015)、フタロシアニンブル
ー(0,1,猶74160)、マラカイトグリーンオク
ザレート(0,1,Nα42000)、ランプブランク
(C,1,NO,772t+ 6 )、μmズベンガル
(C,IJlu 45435 )、こ扛らの混合物、そ
の他を挙げることができる。これら着色剤は、十分な濃
度の可視像が形成されるに十分な割合で含有されること
が必要であCハ通常トナー100重量部に対して1〜2
0重値部程度の割合とされる。
前記磁性体としては、フェライト、マグネタイトを始め
とする鉄、コバルト、ニッケルなどの強磁性を示す金属
若しくは合金又はこれらの元素を含む化合物、或いは強
磁性元素を含まないが適当な熱処理を施すこと罠よって
強磁性を示すようになる合金、例えばマンガン−銅−ア
ルミニウム、マンガン−銅−錫などのマンガンと銅とを
含むホイスラー合金と呼ばれる種類の合金、又は二酸化
りpム、その他を挙げることができる。これらの磁性体
は平均粒径0.1〜1ミクロンの微粉末の形で流動性芯
材中に均一に分散される。そしてその含有iは、トナー
100重量部当り20〜70重量部、好ましくは40〜
70重量部である。
なお、磁性トナーとするために磁性体微粉末を含有せし
める場合には、着色剤の場合と同様に処理すればよいが
、そのままでは、芯材材料、単量体等の有機物質に対す
る親和性が低いので、磁性体微粉末をチタンカップリン
グ剤、シランカップリング剤、レシチン等のbわゆるカ
ップリング剤と共に或いはカップリング剤により処理し
た」二で用いるど、磁性体微粉末を均一に分散せしめる
ことができろ。
なお、本発明のマイクロカプセル型トナーの粒径は側段
制約を受けるものではないが、平均粒径は4常5〜50
μ、好ましくけ5〜30μとされろ。また、外壁の厚み
及び芯材の粒径は従来のマイクロカプセル型トナーの場
合と同様でよい。
本発明のマイクロカプセル型トナーは磁性体微粉末を含
イJするものであるときには単独で現像剤として用いら
れ、又磁性体微粉末を含有しないものであるとぎは、キ
ャリアと混合して二成分系の現像剤を調整して用いるこ
とができる。
キャリアとしては、特に限定されないが鉄粉、ガラスピ
ーズ等又はそれらの樹脂被俊したものが用いられ、トナ
ーに対する混合比は、0.5〜10品t%、好まL <
ば1〜5vt%である。またキャリアの粒径としては、
25〜1000μ、好ましくは30〜500μのものが
用いられる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例−1 (In sit店重合法による例) 芯材材料として、メタクリル酸2−エチルヘキシル(ホ
モポリマーのTg=−10℃)701と、エステルガム
r BG −1000J (Tsp=100℃、徳島精
油社製) 30 ?、外壁材料(1)として、エビコー
)815(油化シェルエポキシ社製)70?、外壁材料
(■)として、エボメー)B−001(油化シェルエポ
キシ社[)toyを、サンドグラインダーにて均一に相
溶せしめた後、メタクリル酸2−エチルヘキシルのラジ
カル重合開始剤として、ラウロイルパーオギサイド(L
 P O) 3.5 yと、磁性トナー用磁性粉として
、四三酸化鉄BL−100(チタン工業社!1x7or
と、磁性粉の上記相溶物への分散流動化促進剤としてレ
シチンを0.95’添加し、更に、サンドグラインダー
で約30分間、均一に混合分散せしめた。次いで分散安
定剤として、コルイド状リン酸三カルシウム207とド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.22を含む水
溶液3を中にホモジェンター(%殊機化工業社製)を用
いズ、上記の均一混合分散物を平均粒径が15μとなる
様に、ホモジェッターの回転数を調整し、水中に懸濁分
散せしめた。この懸濁分散液を75℃に昇温して8時間
保ち、アクリル酸2−エチルヘキシルをLPOによって
重合せしめると同時に、[エビコー)815Jとrエポ
メー)B−001Jを反応せしめて形成されるエポキシ
樹脂皮膜を分散液滴表面に生成せしめた。
反応後、塩酸により、分散安定剤を分解除去し、r過、
水洗を行なった後乾燥して、ポリメタクリル酸2−エチ
ルヘキシルト、エステルガムrEG−100OJとを芯
材とし、エポキシ樹脂を外壁としたマイクロカプセル型
磁性トナーを得た。このトナーを「トナー1」とする。
実施例−2 (界面重合法による例) 芯材材料として、ドデシルアクリレート(ホモポリマー
のTg = −3℃)602と、脂肪族系炭化水素樹脂
「アトタック、B25−BHT)(Tsp=25℃、理
化バーキュレア社製) 40 r、外壁材料(1)とし
て、ポリメチレンフェニルイソシアネート「ミリオネー
トMRJ(日本ポリウレタン工業社製)IQOrを加え
サンドグラインダーにて均−相溶物とした後、ドデシル
アクリレートのラジカル重合開始剤としてラウロイルパ
ーオギサイド(LPo)3.orと、磁性トナー用磁性
粉として、四三酸化鉄BL−120(チタン工業社製)
200vを添加し、サンドグラインダーにて、約30分
間、均一に混合分散せしめた。次いで、分散安定剤とし
て、コロイド状すン酸三カシウム202とドデシルベン
ゼンスルホン酸すトリウム0.2Vを含む水溶′Wt3
を中にホモジェンター(特殊機化工業社製)を用いて、
上記の均一混合分散物を平均粒径が15μとなるように
ホモジェッターの回転数を調整し、水中に懸濁分散せし
めた。この分散液中に、外壁材料(■)としてキシリレ
ンジアミン20?を滴下し、約3時間分散液を攪拌して
、「ミリオネートMRIとキシリレンジアミンを分散液
滴界面にて反応せしめ、分散液滴表面にポリウレアの外
壁を形成せしめた後、分散液を75℃に昇温し、8時間
、温度を保ちドデシルアクリレートをL P Oによっ
て重合せしめた。反応後、塩酸により、分散安定剤によ
り、分散安定剤を分解除去し p過、水洗した後、乾燥
して、ポリドデシルアクリレートと、「アトタックB−
25−BH1’ Jを芯材とし5、ポリウレアを外壁と
したマイクロカプセル型磁性トナーを得た。このトナー
を「トナー2」とする。
実施例−3 (コアセルベート法及びスプレードライ法による例) 芯材材料とし、て、メチルアクリレート(ホモポリ々−
の1゛g二5℃〜31℃) 139.可塑剤として、ジ
ブチルフタレート22、重合ロジンエステル「ペンタリ
ンK j (Tsp =177℃)(理化ハーギュレス
社製)57を均一相溶せしめ(ポリメチルアクリレート
/ジブチルツクレート系でのTg=−15℃〜7℃)、
カーボンブラック12とメチルアクリレートのラジカル
重合開始剤としてベンゾイルパーオキサイド(BPO)
を添加して、サンドグラインダーにて30分間均一に混
合、分散せしめた。別に尿素15?と37%ホルムアル
デヒド水溶液40?を混合し、10%エタノールアミン
水溶液を加えて、pHを8に調整し、これを70℃KJ
って約3時間攪拌し尿素ホルムアルデヒド初期縮合物を
得た。次いで、この初期縮合物302を含む水溶液25
0CC中に、ホモジェッターを用いて上記の均一混合分
散物を、平均粒径が15μとなる様にホモジェッターの
回転数を調整して懸濁分散せしめた。この分散液を攪拌
しながら、クエン酸を除々に滴下し、田を5にし、温度
を50℃に保って2時間攪拌、さらにクエン酸で田を3
に下げて、50℃で更に5時間保ち、分散液滴表面に尿
素ホルムアルデヒド縮合物の外壁を形成せしめた。その
後、温度を90℃に昇温し、8時間保って、メチルアク
リレートを重合せしめた。この様にして得られたカプセ
ル粒子を水洗、r過した後、カプセル100部に対して
20部の樹脂を含んだ別調整のスチレン・アクリル系共
重合体エマルジョンと混合し、スプレードライヤーによ
り噴霧乾燥して、上記カプセルの外側にスチレン・アク
リル共重合体の外壁を設けた。この様にして、スチレン
・アクリル共重合体を最外壁とし、ポリメチル7クリレ
ート/ジブチルフタレートと、「ペンタリンK」を芯材
としたマイクロカプセル型磁性トナーを得た。このトナ
ーを「トナー3」とする。
実施例−4〜6 実施例−Iにおいて、芯材材料、外壁材料及び添加物質
を表−1に掲げる物質に代えて、実施例−1と同様にし
てマイクロカプセル型トナーを得た、得られたトナーを
各々、「トナー4」、「トナー5」及び「トナー6」と
する。
以下余白 実施例−7〜9 実施例−2において、芯材材料、外壁材料及び添加物質
を表−2に掲げる物質に代えて、実施例−2と同様にし
てマイクロカプセル型トナーを得た。得られたトナーを
各々「トナー7」、「トナー8」及び「トナー9」とす
る。
以下余白 実施例−10 実施例−3において、芯材材料、外壁材料及び添加物質
を表−3に掲げる物質に代えて、実施例−3と同様にし
てマイクロカプセル型トナーを得た。得られたトナーを
「トナー10」とする。
以下余白 比較例−1 実施例−1において、芯材材料のメタクリル酸2−エチ
ルヘキシルのみをイソプロピルメタクリレート(ホモポ
リマーとしてのTg = 27℃〜85℃)に変更して
「比較トナー1」を得た。
比較例−2 実施例−2において、芯材材料の「アトタック[325
−B H’I’ Jのみをテルペン系樹脂「ピコライト
S−10J (Tsp =10℃、理化バーキュレス社
製)K変更して「比較トナー2」を得た。
比較例−3 実施例−3において、芯材材料のメチルアクリレートの
みをヘキサデシルアクリレート(ホモポリマーとしての
Tg = 35℃)K変更して「比412 トナー3」
を得た。
比較例−4 実施例−4において「ペンタリンA」のみを、脂肪族系
不飽和炭化水素「アトタックBIO−13HT J (
Tsp= 10℃、理化バーキーレス社製)に変更して
「比較トナー4」を得だ。
比較例−5 実施例−5において、芯材材料の4−オクチルオキシメ
チルスチレンを、ペンテニレン(ホモポリマーとしての
Tg=−90℃〜−114℃)に、又「フォーラル10
5」を純モノマー石油系炭化水素r’A−5J (Ts
p=5℃、理化パーキュレス社!!りに変更して、「比
較トナー5」を得た。
比較例−6 実施例−6において、芯材材料のポリインブチルアクリ
レートを、ポリヘキサデシルメタクリレート(Tg−1
5℃)K、又[ピコライ)S−55Jを、芳香族系炭化
水素「ピコマー10J(Tsp=15℃、理化バーキュ
レス社製)に変更して「比較トナー6」を得た。
比較例−7 実M例−7において、2−エチルへキシルメタクリレー
トのみをオクタデシルメタクリレート(ホモポリマーと
してのTg=−100℃)に変更して「比較トナー7」
を得た。
比較例−8 実施例−8において、ドデシルメタクリレートのみを、
インデシルアクリレート(ホモポリマーとしてのTg 
= 40℃)K変更して「比較トナー8」を得fc0 比較例−9 実施例−9において、ポリオキシメチルスチレンをポリ
中りチルオキシスチレン(ポモポリマー(1,’sp 
= 11℃、理化バーキュレス社製)に変更して「比較
トナー9」を得た。
比較例−10 実施例−10において、4−オクチルオキシメチルスチ
レンのみを4−オクタデシルスチレン(ホモポリマーと
しての’I’g = 32℃)に変更して「比較トナー
10」を得だ。
〔トナーの定着試験〕
以上のようにして得られたトナー1〜トナー10及び比
較トナー1〜比較トナー10の各々をそづまま現像剤と
して用い、電子写真複写機rU−BixTJ(小西六写
真工業社製)を圧力定着型に改造したものにおいて静電
荷像を現像せしめ、そのトナー像を普通紙より成る定着
用部材に転写せしめた上、15Ky/mの線圧を有する
圧力定着器により定着を行なった。
かくして、得られた可視画像の「ベタ黒」部分に、市販
の粘着テープを5Kg/−の圧力で粘着せしめた後、第
1図に示す試作試験器を用いて、一定の速さで紙面の方
向に粘着テープを引きはがした。なお第1図において、
1は定着紙固定用テープ、2は定着用部材、3は粘着テ
ープ、4はステップモーターである。
上記のようにして引きはがした後圧、その部分を反射濃
度計(小西六写真工業社製PDA−65)で反射濃度■
2を測定し、引きはがす前の状態の反射濃度11との比
重。/I□を求めて、圧力定着性の目安とした。その結
果を、表−4に示す。表から明らかな様に、トナー1〜
トナー10は、比較トナー1〜比較トナー10より値が
高く、圧力定着性において本発明に係るトナー1〜トナ
ー10の方が優れていた。
表  −4 〔発明の効果〕 以上の実施例からも明らかな様に、本発明によれば圧力
定着性にすぐれたマイクロカプセル型トナーを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は定着性の良否を判定するだめの試験器を示す概
略図である。 特許出願人  小西六写真工業株式会社代理人 弁理士
  坂  口  信  昭(ほか1名) “「−系売ネ山 住ヨ 、1;(2)R,)昭和58年
7月111 ’h+負庁長官若杉和夫殿 1 −・IFヂ1の表示 1−3    昭和58年特訪願第32850号2 発
明の名称 圧力足ノー性マイクロカプセル型トナー3 袖IIをす
る層 ・IGヂ[との関係    出願人 名  称 (127)小西六写真夕1−業株式会ン14
代理人 〒105 6 補it・により増加する発明の数 7 補i■−の対象 補正の内容(@願昭58−32850)明細書について
次の通り補正する。 1 第7頁第2〜5行に「先に提案#eems参照゛)
シたか」とあるを「先に提案(特願昭58−33589
け明細書参照)したが」と補正する。 2 第8頁第16行と第17行の間にド記の文章を加入
する。 記 本明細書において、Tspとは、肖業界において知られ
ている一般的特性の1つを表わすものであり、例えば次
のようにして測定する。即ち、高化式フローテスターr
CFT−500型」 (島津製作所製)を用いて、測定
条件を、荷重20Kg/am、ノズルの直径1.mm、
ノズルの長さlll1ffl、予備加熱80°Cで10
分間、昇温速度6°C/分とし、サンプル量1cm(真
性比重X1cmで表わされる重量)として測定記録して
とき、フローテスターのプランジャー降下量一温度曲線
(軟化流動曲線)におけるS字曲線の高さをhとすると
き、h/2のときの温度をいう。 一丁一 糸走 7市 二〔ト二 t4)(自発)1眉和
58′F、 s月30]] 特許庁長官 才1 杉 和 夫 殿 1 七件の表示 昭和58年特瀬願第32850じ− 2発明の名称 圧力定石性マイクロカプセル型トナー 3 補、Lをする者 事件との関係   出願人 名  称 (127)小西六写真T業株式会社4代理人
 〒105 6 袖市により増加する発明の数 7 補正の対象 明細書(発明の詳細な説明の欄) 8 補正の内容 (1)明細書第35頁第17行に「トナーに対する」と
あるを[トナーのキャリアに対する」と補正する。 −「−糸走ネ市11丁書(自発) 昭和59年3月9日 特許庁長官若杉和夫殿 l 事件の表示 昭和58年特許願第32850号 2 発明の名称 圧力定着性マイクロカプセル型トナー 3 補正をする者 π件との関係    出願人 名  称 (127)小西六写真工業株式会社4代理人
 〒105 6 補正により増加する発明の数 7 補止の対象 明細書(発明の詳細な説明の欄) 8 補正の内容 別紙の通り 補正の内容(特願昭58−32850)明細書について
次の通り補11−する。 2 第8頁第16行と第17行の間、r本明細占におい
て、・・・・拳の温度をいう。」とあるのを下記の通り
補1F−4する(昭和58年7 Jj l IJ提出の
手続補正3第2項参照)。 記 本明細t)において、Tspとは、肖業界において知ら
れている−・般的特性の1つを表わすものであり、例え
ば次のようにして測定する。即ち、高化式フローテスタ
ーrCFT−500型」 (島津製作所製)を用いて、
測定条件を、荷重20Kg/cm 。 ノズルの直径1mm、ノズルの長さ1mm、予[ii 
加熱80°Cで10分間、y1温速度6°C/分とし、
サンプル)  iJ−1・・′(真ヤ1比重×1・・譜
表わされる重;値)として測定記録してとき、フローテ
スターのプランジャー降下罎一温度曲線(軟化流動曲線
)におけるS字曲線の高さをhとするとき、h/2のと
きの温度をいう。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 芯材と該芯材を覆う外壁とから構成される圧力定着性マ
    イクロカプセル型トナーにおいて、前記芯材に少なくと
    もガラス転移点が一90℃〜5℃の′範囲にある物質も
    しくは系全体で上記範囲にある混合物質系と、軟化点が
    25℃〜180℃の範囲にある物質もしくは系全体で上
    記範囲にある混合物質系とを組合わせ含有することを特
    徴とする圧力定着性マイクロカプセル型トナー。
JP58032850A 1983-03-02 1983-03-02 圧力定着性マイクロカプセル型トナ− Pending JPS59159175A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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