JPS6052860A - 静電荷像現像用キャリア - Google Patents

静電荷像現像用キャリア

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JPS6052860A
JPS6052860A JP58159020A JP15902083A JPS6052860A JP S6052860 A JPS6052860 A JP S6052860A JP 58159020 A JP58159020 A JP 58159020A JP 15902083 A JP15902083 A JP 15902083A JP S6052860 A JPS6052860 A JP S6052860A
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JP
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carrier
surfactant
coupling agent
core material
resin
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JP58159020A
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Hiroshi Yamazaki
弘 山崎
Tatsuro Nagai
永井 達郎
Shinichi Suzuki
真一 鈴木
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は静電荷像現像用キャリアに関するものである。
〔従来技術〕
一般に電子写真法又は静電記録法等において社、光導電
性感光体又は誘電体等より成る像支持体上に形成された
静電荷像を現像するために、着色微粉であるトナーとキ
ャリアとより成る現像剤か用いられる。この現像剤を構
成するトナーは、搬送の過程でキャリアと相互に摩擦さ
れて静電荷像とは反対極性の電荷がトナーに誘記され、
現像器による現像の過程で車紋トナーが像支持体に静電
的に付着して可視像か形成される。
従って、現像器における現像剤中のトナーは現像の都度
消費されるが、これに応じて現像器には新しいトナーが
補充されるので、現像器においては常にトナーの更新か
行なわれる。然るにキャリアは、初期に調製されたもの
が長期に亘って繰り返し使用されるものであり、このた
め現像を重ねるに従ってキャリアの特性か劣化する。例
えばキャリア表面にトナーの一部が融着するようになっ
ていわゆるスペントトナーが生じてキャリアの摩擦帯電
特性か低下し、或いは現像剤にバイアス電圧を印加して
行なわれる画質調整において所期の効果か得られず、良
好な現像を達成することができない。
また一般にキャリアとしては無機質粉粒体がそのまま用
いられるが、その表面状態か親水性である場合には現像
剤の耐湿性か低下して同様に良好な現像を達成すること
ができない。
以上の如き問題を解決するための手段として、例えば無
機質粒子をキャリア芯材とし、その表面にトナーとの摩
擦帯電特性の優れた樹脂より成る被覆層を形成すること
力t1例えば特公昭44−27879号公報、特開昭4
7’−13954号公報などに示されている。斯かる樹
脂被覆層を有するいわゆるコーティングキャリアによれ
ば、キャリア表面に付着するスペントトナーによる現像
剤の特性の劣化はある程度抑止される。しかしながら。
従来の樹脂被覆キャリアによる現俄剤は、現像器内を流
動する過程において器壁と衝突して樹脂被覆層かキャリ
ア表面より欠落するようになり、キャリアとしての性能
が劣化するという欠点がある。
そこで例えば特開昭57−93353号及び同機チタン
系カップリング剤を含有する樹脂被覆層を無機質キャリ
ア芯材に形成したキャリアに関する技術が提案されてい
る。しかしながらこの技術においては、チタン系カップ
リング剤の加水分解性力を高いため、耐湿性及び耐久性
がそれはと向上しておらず、又該カップリング剤の磁性
体に対する反応性力1小さいため被覆層の被覆強度か小
さく、更に帯電極性制御か困難であるという欠点がある
このように、現在においては、実用的に十分溝道し得る
キャリアは見い出されていないのか実情である。
〔発明の目的〕
本発明は、以上の如き事情に基いてなされたものであり
、その目的とするところは、樹脂被覆層を有し、トナー
付着が生ずることかなくて特性の劣化か小さり、シかも
樹脂被覆層カー無機質キャリア芯材に強固に結合してい
て長期間に亘る使用においても特性の劣化か小さく、良
好な現像を達成することのできる@重荷像現像用キャリ
アを提供することにある。
本発明の他の目的は、耐湿性に優れ、帯電極性制御を容
易に行なうことのできる静電荷像現像用キャリアを提供
することにある。
〔発明の要旨〕
上記目的を達成する本発明の静電荷像現像用キャリアは
、無機質キャリア芯材の表面に、チタン系カップリング
剤と界面活性剤と樹脂とを主成分とする被佼層を有する
ことを特徴とする。
〔発明の構成〕
以下、本発明について詳説する。
本発明の静電荷像現像用キャリアを製造するためには、 (1) チタン系カップリング剤により無機質キャリア
芯材を処理した後、界面活性剤を含有する樹脂により被
板を施す方法、 (2)チタン系カップリング剤及び界面活性剤により無
機質キャリア芯材を処理した後、樹脂被覆を施す方法、 (3) チタン系カップリングで無機質キャリア芯材を
処理した後、界面活性剤な誉有する七ツマ−により無機
質キャリア芯材を被覆すると共に、当該モノマーを重合
せしめる方法、 (4)チタン系カップリング剤及び界面活性剤により無
機質キャリア芯材を処理後、七ツマ−で無機質キャリア
芯材を被覆した後に当該上ツマ−を重合せしめる方法、 (5)チタン系カップリング剤及び界面活性剤を含有す
るモノマーにより無機質芯材を被覆すると共に当該モノ
マーを重合せしめる方法、(6)チタン系カップリング
剤及び界面活性剤を含有する被覆用樹脂により無機質キ
ャリア芯材を抜法する方法、 などの方法を利用することができる。
詳細に説明すると、方法(1)による場合はキャリア芯
材をチタン系カップリング剤により処理し、処理芯材を
得、界面活性剤及び被覆用樹脂を溶剤に溶解した溶液を
例えば流動化ベッド装置により前記処理芯材に噴霧乾燥
せしめ、あるいは被覆用樹脂を与えるモノマーを同様に
塗布してこれを重合せしめればよい。
方法(2)〜(6)においても被覆手段としては、公知
の方法を用いることかできる。
ここで方法(1)及び(3)によれば、嬉1図に模式的
に示すように、キャリア芯材1の外表面に形成される被
覆層2は、チタン系カップリング剤の層2Aと、界面活
性剤を含有する樹脂層2Bとの積層体より成るものとな
り、特に優れた耐湿性、耐久性か得られる。又方法(2
)及び(4)によれば、被覆層2は、チタン系カップリ
ング剤及び界面活性剤より成る層2Aと、樹脂層2Bと
の積層体となる。
さらに方法(5)及び(6)によれば、第2図に示すよ
うに、被覆層2は、チタン系カップリング剤及び界面活
性剤が含有された樹脂より成るものとなり、特に製造が
容易である利点がある。
本発明においては、キャリア芯材としては粒径30〜1
000ミクロン、好ましくは30〜200ミクロンの例
えば砂、ガラス、又はコバルト、鉄、銅、ニッケル、フ
ェライト、亜鉛、アルミニウム、黄錆、などの金属若し
く社それらの合金若しくはその酸化物など、従来キャリ
ア芯材として用いられているものを使用することかでき
るか、実際には、採用される現像方式に従って適宜選択
される。
このキャリア芯材は球状であることか好ましい。
本発明において用いられるチタン系カップリング剤とし
ては、例えば次のものが挙げられる。
〔例示化合物〕
市販品名:A−1(TPT)(日本曹達社$1)A (
2) T i 40 n ” O4Hg ) 4市販品
名: B−1(TBT)(日本曹達社製)A −(3)
 Tiモ0−01120HOH20)1□0H20H3
)42H5 市販品名:TOT (日本曹達社製) A−(4) ’I’i+0.017H35)4市販品名
:TST (日本曹達社ai)A−(5) (n−04
H,0)2Ti4002H,N(02H40H)2)2
市販品名:TAT (日本曹達社製) A −(a) 0[I ■ 11劃00H□01(OHO3H7) 4■ 2H5 市販品名:TOG (日本曹達社製) 市販品名:プレンアクト41B (味の本社製) A −(8) (C8k11フイ壮4T+・(P(()
0,3H27)20H)2市販品名:プレンアク)46
B(味の本社製)〕H)2 市販品名:プレン7クト55 (味の本社製)市販品名
:プレンアクト44 (味の本社製)市販品名:プレン
7り)348 (味の本社製)市販品名:プレンアク)
TTS (味の本社製)A −Q◆ O n@04HO−0−Ti−eo−0017H35)3市
販品名:TBSTA (日本曹達社製)市販品名:プレ
ンアクト28 (味の素性製)A−(呻 1 1 市販品名:プレンアク目1 (味の素性製)A−071
0 1 00H2 市販品名:プレンアクト7 (味の素性製)市販品名:
プレン7り)201 (味の素性製)A−Ql 0 OH3 市販品名;プレン7り目34S (味の素社!り市販品
名:プレン7り)98 (味の素社1it)OH 市販品名:プレン7り)388 (味の素性製)市販品
名:プレン7クト12 (味の素性製)A−@ 0 OH 市販品名ニブジン7り)1388 (味の素社a)OH 市販品名:プレン7クト2388 (味の電性製)OH
30 市販品名5TAA(チタボンド−50)(日本曹達社製
) 「 OH /\ OH30H:1 n=3 、5 、10(日本曹達社製
) A−@ 0−n・0.H。
コ 0−n・04H3 m=2.4+7.10 市販品名:TBT・ポリマー B 2(m=2)B−4(m=4) B −7(m=4 ) B 10 (m =10)(日
本曹達社製) A−(ハ) 0 1 00017H35 ■ 0−n@04)1g 市販品名:TB8TAポリマー TBaTA−400 (日本曹達社製) 本発明に用いられる界面活性剤としては、分子内に親水
基と疎水基を有する一般の界面活性剤ならばすべて用い
ることができる。該界面活性剤はアニオン系界面活性剤
、カチオン系界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン系
界面活性剤に分類することかできる。
次にこれら界面活性剤の具体例を示す。
〔例示化合物〕
ロー(5)H 0H340H2−)、、SO2−N−OH20HOH2
−(6) OH3 0H,(Of(2+11802−N−OH2000MI
3− (7) B −(8) 0 1 0H3%OH2+70)I=OI(±OH2)80P−
OM0M B −(9) 0 亀1 OH区CI(2+、、OP−OM 0M B−(100 1 0Hs+OHz+t 0H=OH(−OHz+a (O
OH20H2−)80P−OM0M B−(2) O 12 0M B−(至) 0M 02穐 0 B−Q′h 0 1 013モOH2+、、 O−0−OH20H3−(OH
,)、1O−0−OH−80,M1 B−(至) OH3+OH2+、、0803MB−Q呻
 0H34082)、30803MB−(ホ) OH,
÷OH2+、x+0α(20H2)40803M13−
Jl) OH,÷OH2す13(OOH20H,−)4
0803MB−υ 0 1 OH B−一 〇 1 OH B−(ホ) O 1 0H8(Of−12+、0−O−OH20HOH2−0
1(OH B−(ホ) O 1 0H3+OH2+、6O−0−On(2CHOH2−O
HH B−@ 0 II B−翰 グリセリン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル0H3
4:O[12+160−0−01−120HOH2−0
−0−OH3■ OH 01、H3s −0−NH−OH−0−0−08H,7
■ 0H20H□−0−0−08f(1゜ 1 0.7H35−0−NH−OH−0−0−0,8H3□
1゛ 0H20H2−0−0−0,8H37 1 B−に) 0 0 B−(至) OQ CH2CH2−C−o−018H37 1 B−(ロ) 1 B−(至) ソルビタンモノラウレートB−(至) ソ
ルビタンモノパルミテートB−に) ンルビタンモノオ
レエート B−■ ソルビタンセスキステアレートB−1→ ソル
ビタントリステアレートB−(10ソルビタンセスキキ
オレコーートB−00ソルビタントリオレエート B−Qe ソルビタントリトール油脂肪酸エステルB 
−(1,30 1 0113−f(E112す、。0−NH4OH□0H2
04211B−(へ) 0 1 0H3−(OH2+1oO−NH(OH20H20+5
HB−(Jlil 0 1 0H3+OH2−)−160−NH子OH201(20
−) 4HB−に) 0 1 0H3÷OH2+160−NH%0H20H20−)、
H0H□ OH3 0HOH3 H3 B−N 0 11 0、、H350−NHOH2CH2N−(02H5) 
2−fI O,、H3,5o2NHOH20H2Ni12(上式中
Mは、ナトリウム、リチウム、カルシウム、アンモニア
、長い炭素鎖を有する脂肪族アミンを示すの 本発明において被覆用樹脂としては、種々のものを使用
することかでき、例えばスチレン、バラクPPスチレン
、α−メチルスチレン等のスチレン類ニアクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アク
リル酸2−エチルヘキシル、アクリルを伎フェニル、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸
n−ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタク
リル酸フェニル等のα−メチレン脂肪族モノカルボン酸
エステル類;アクリロニトリル、メタアクリロニトリル
等のビニルニトリル類;ビニルメチルエーテル、ビニル
イソブチルエーテル等のビニルエーテル類;2−ビニル
ピリジン 4−ビニルピリジン等のビニルピリジン類;
N−ビニルビルリドン等のN−ビニル環状化合物類;ビ
ニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、メチルインプ
ルベニルケトン等のビニルケトン類;プルピレン、エチ
レン、イソプレン、ブタジェン等の不飽和炭化水素類;
りμpブレン等のハpグン系不飽和炭化水素類等の単量
体よりなる重合体或いはこれら単量体を2種以上組み合
わせた共重合体及びこれらの混合物或いは例えばpジン
変性フェノールホルマリン樹脂、油変性エポキシ樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイミド樹脂
等の非ビニル縮合系樹脂或いはこれらと前記ビニル系樹
脂との混合物を挙げること−かできる。
チタン系カップリング剤、界面活性剤及び被覆用樹脂に
よる被覆量は、適切な範囲内にあることか必賛であり、
例えば界面活性剤量か多すぎると、現像剤としての流動
性が低下し、搬送性が悪(なる。好ましい被覆量は、キ
ャリア全量に対しチタン系カップリング剤が0.1〜1
0重量%、より好ましくは0.5〜5重量%、界面活性
剤か0.01〜5重量%、より好ましくは0.05〜3
重量%の範囲であり、かつ被覆用樹脂か0.1〜10重
量%の範囲内である。
また被覆用樹脂のガラス転移温度は少なくとも60℃で
あることが好ましく、ガラス転移温度が低いとキャリア
同士の摩擦、キャリアと現像器の器壁との摩擦などで発
熱した場合に当該樹脂か粘着性を帯びるようKなり、流
動性か悪くなる。尚本発明キャリアは1.共に用いられ
るトナーに対し、通常の使用条件で、絶対値で5〜40
マイクロクーpン/yの電荷を与えるものであることが
好ましい。
本発明のキャリアと共に現像剤を構成するトナーは、樹
脂中に着色剤を分散せしめて成るものであり、ここに結
着剤樹脂としては、種々の熱可塑性樹脂か用いられる。
その具体例としては、例えハ、スチレン、バラクロース
チレン、α−メチルスチレンなどのスチレン類;アクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピ
ル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸n−ブチル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル
酸2−エチルヘキシルなどのα−メチレン脂肪族モノカ
ルボン酸エステル類;アクリロニトリル、メタアクリロ
ニトリルなどのビニルニトリル類;2−ビニルピリジン
、4−ビニルピリジンなどのビニルピリジン類;ビニル
メチルエーテル、ビニルイソブチルエーテルなどのビニ
ルエ−チル類:ビニルメチルケトン、ビニルエチルケト
ン、メチルイソブーベニルケトンなどのビニルケトン類
;エチレン、プμピレン、イソプレン、ブタジェン等の
不飽和炭化水素類及びそのノ・ロゲン化物、りり、+ 
IJブレンなどの/sl:lゲン系不飽和炭化水素類な
どの単量体による重合体あるいは、これら単量体を2種
以上組み合わせて得られる共重合体、及びこれらの混合
物、あるいは、例えばロジン変性フェノールホルマリン
樹脂、油変性エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウ
レタン樹脂、ポリイミド樹脂、セルロース樹脂、ポリエ
ーテル樹脂などの非ビニル縮合系樹脂あるいはこれらと
前記ビニル系樹脂との混合物を挙げることかできる。
また、前記着色剤の具体例としては、例えば、カーボン
ブラック、ニゲ−シン染料、アニリンズル−、カルフォ
イルフQ −、クロームイエp−、ウルトラマリンブル
ー、メチレンブルー、ローズベンガル、フタルシアニン
グルー、又はこれらの混合物を挙げることかできる。又
、本発明キャリアとトナーとの混合比は、本発明キャリ
ア100重量部に対し、トナ−01〜10貫量部、好ま
しくはトナー0.2〜5重景部である。
〔発明の効果〕
本発明の静電荷像現像用キャリアは以上の通りであるか
ら、チタン系カップリング剤と界面活性剤と樹脂とより
成る被覆層により無機質キャリア芯材か被覆されている
ため、後述する実施例からも理解されるように、当該被
覆層が強固にキャリア芯材に固着してその欠落が生ぜず
、又トナー付着も生ずることかなくて、長期間に亘って
その優れた耐湿性及び耐久性等の特性か維持され、総じ
て良好な静電荷像の現像を達成することができる。
特に本発明ではチタン系カップリング剤と界面活性剤の
両方を用いているので、従来のようにチタン系カップリ
ング剤単独の場合のように耐湿性が悪いという難点(比
較例2、比較試料2の実験例参照)がなく、耐湿性及び
耐久性共に優れたキャリアを提供できる効果がある。勿
論本発明キャリアには必要に応じて種々の添加剤、例え
ば帯電極性制御剤その他を加えることかできる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例をもって説明するか、本発明がこ
れらに限定されるものではない。
実施例1 平均粒径1 (10ミクロンの鉄粉をキャリア芯材とし
て用い、その1kgに、例示化合物A−(2)10gを
トルエン4oomeに溶解した溶液を加え、3時間攪拌
した後、固型分をr別し、乾燥して、チタン系カップリ
ング剤による処理芯材とする。これを芯材(1)とする
。この芯材(1) 1 kgに対し、例示化合物13−
 (1) (M=Na ) 1.5 gをトルエン50
m1!に溶解した溶液を流動化ベッド装置により噴霧し
、芯材(1)に例示化合物B−(1)を処理した。次い
で、この処理芯材に、メチルメタクリレート70gとス
チレン30.9とを混合し、更に重合開始剤としてラウ
ロイルパーオキサイド2.5gを溶解した溶液を添加し
、約30分間攪拌し、静置して上澄液を分離し、分散安
定剤としてのコロイド状リン酸カルシウムを1.5g含
有する水溶液500艷な添加し、十分分散させながら温
度75℃で8時間重合せしめた。その後糸を冷却して壜
塩酸2dを加え、10分間攪拌した後固型物を取り出し
、十分水洗して本発明のキャリアを得た。これを「試料
1」とする。
実施例2 実施例1において、例示化合物A −(2)の代わりに
A−にIt)511を用い、例示化合物B −(1)の
添加量を29とした他は、実施例1と同様にして、本発
明のキャリアを得た。これを「試料2」とする。
実施例3 実施例1において、例示化合物A−(2)の代わりにA
 −(5)をs o 111例示化合物B−Q)の代わ
りに8−(2)2opを用いた他は、実施例1と同様に
して、本発明のキャリアを得た。これを「試料3」とす
る。
実施例4 実施例1において、例示化合物A −(2)の代わりに
A−(7)を1011例示化合物B−(1)の代わりに
B−(9)1011を用いた他は、・実施例1と同様に
して2本発明のキャリアを得た。これを「試料4」とす
る。
実施例5 実施例1において、例示化合物A −(2)の代−わり
にA−(9)、例示化合物B−(1)の代わりにB−(
2)(M=Na)を用いた他は、実施例1と同様にして
、本発明のキャリアを得た。これを「試料5」とする。
実施例6 平−均粒径100ミクロンの鉄粉をキャリア芯材として
用い、その11qに、例示化合物A−(9)10g1例
示化合物B −td) (M=Na ) 15 J9を
トルエン400 +nlに溶解した溶液により流動化ベ
ッド装置を用いて処理し、処理芯材とした。次いで、実
施例1と同様に反応を行ない、本発明のキャリアを得た
。これを「試料6」とする。
実施例7 実施例6において、例示化合物A−(9)の代わり、に
A−(6)15i9.例示化合物B−Jの代わりにB−
Ql (M=Na ) 1011を用いた仙は、実施例
6と同様にして、本発明のキャリアを得た。これを「試
料7」とする。
実施例8 実施例6において、例示化合物A −(9)の代わりに
A−(至)15−.9.例示化合物B−fiの代わりK
B−Ql) (M=Na ) 10 gを用いた他は、
実施例6と同様にして、本発明のキャリアを得た。これ
を「試料8」とする□ 実施例9 実施例6において、例示化合物A −(9)の代わりに
A−Q葎20g、例示化合物B−(2)の代わりにB−
に)5gを用いた他は、実施例6と同様にして、本発明
のキャリアを得た。これを「試料9」とする。
実施例10 実施例1において、例示化合物A −(2)の代わりに
A−(3)を用い、さらに、例示化合物B−(1)(M
−Na)の代わりに8 (2) (M=Na )を用い
処理芯材を得た。この処理芯材1kgに重量比で、メチ
ルメタクリレート:スチレン=’70:30のメチルメ
タクリレート・スチレン共重合体15Jilをトルエン
soomffiに溶解l、た溶液により、流動化ベッド
装置を用いて処理し、本発明のキャリアを得た。
これを「試料10」とする。
実施例11 実施例10において、例示化合物A −(a)の代わり
にA−D115.9を用い、例示化合物B −(2)の
代わりに8−(1(M=Na ) logを用いた他は
、実施例1Oと同様にして、本発明のキャリアを得た。
これを「試料11」とする。
実施例12 実施例10において、例示化合物A −(3)の代わり
にA−9120gを用い、例示化合物B −(2)の代
わりにB−@577を用いた他線、実施例10と同様に
して、本発明のキャリアを得た。これを「試料12」と
する。
実施例13 実施例10において、例示化合物A −(s)の代わり
にA−f)3209を用い、例示化合物B −(2)の
代わりにB−@51Iを用いた他は、実施例1oと同様
にして、本発明のキャリアを得た。これを[試料13J
とする。
実施例14 実施例10において、例示化合物A −(3)の代わり
にA−Q12011を用い、例示化合物B −(2)の
代わりにB−(ロ)5gを用いた他は、実施例10と同
様にして、本発明のキャリアを得た。これを「試料14
」とする。
実施例15 実施例10において、例示化合物A −(a)の代わり
にA−0’J10,9を用い、例示化合物B−(2)の
代わりにB−C11115gを用いた他は、実施例10
と同様にして、本発明のキャリアを得た。これを「試料
15」とする。
実施例16 実施例10において、例示化合物A −(3)の代わり
にA−翰15.9、例示化合物B−(2)の代わりにB
−01159を用いた他は、実施例10と同様にして、
本発明のキャリアを得た。これを「試料16」とする。
実施例17 例示化合物A−Q115g、及び例示化合物B−QI(
M=Na ) 5 pとメチルメタクリレート−スチレ
ン共重合体(重量比でメチルメタクリレート:スチレン
−70:30)15gとをトルエン500nrQに溶解
した溶液を用い、平均粒径100ミクロンの鉄粉1kg
を流動化ベッド装置により処理して本発明のキャリアを
得た。これを「試料17」とする。
実施例18 実施例17において、例示化合物A−(l埠15.9の
代わりにA−(至)511例示化合物B−(II(M=
Na ) 510代わりにB−αI(M=Na ) 0
.5 Ji’を用いた他は、実施例17と同様にして、
本発明のキャリアを得た。これを「試料18」とする。
実施例19 実施例17において、例示化合物B−Qi)(M=Na
)の代わりに8−翰を用いた他は、実施例18と同様に
して、本発明のキャリアを得た。これを「試料19」と
する。
実施例20 実施例17において、例示化合物B−Qlの代わりにB
−C1ηを用いた他は同様にして本発明のキャリアを得
た。これを[試料20Jとする。
比較例1 ゛ 実施例1において、例示化合物A −(2)による処理
を施さない他は実施例2と全(同様にして比較用のキャ
リアな°得た。これを「比較試料1」とする。
比較例2 実施例17において、例示化合物B−(1(Iを用いな
い他は、実施例17と同様にして、比較用のキャリアを
得た。これを「比較試料2」とする。
比較例3 実施例17において、例示化合物A−(2)及びB−α
Qを用いずに比較用のキャリアを得た。これを「比較試
料3」とする。
実験例 以上の実施例1〜20+得られた試料1〜2゜の各々に
電子写真複写機r U−Bix 3000 J用のトナ
ーを加えてトナー濃度が3%の合計2011の現像剤を
作り、当該現像剤を数分間振盪して摩擦帯電させた後公
知のグローオフ法により帯電量テストを行なった。結果
は第1表に示す通りである。
第 1 表 又上記現像剤の各々を用いて電子写真複写機r U−B
ix 3000 J (小西六写真工業社製)を用いて
実写テストを行なったところ、10万コピーに至るまで
カプリのない良好な複写画像か得られた。そして10万
コピー後に各現像剤について再び帯電量テストを行なっ
た。結果は第2表&C示す通りである。
第 2 表 又上記現像剤の各々を用いて、温度40℃、相対湿度8
0%の高温高湿度雰囲気下で同様の実写テストを行な9
たか、10万コピーに至るまで良好な複写画像を得るこ
とができた。故に耐湿性、耐久性共に優れていることが
判った。
次いで、比較試料1〜3を用いて、同様の評価を行なっ
たところ、帯電量は次のように変化した。
第3表 いずれも、7万フピー後に、カプリがひど(なり、画質
が太き(低下した。
さらに比較試料2を用いて同様9′現像剤を作り、同様
の実写テストを温度40℃、相対湿度80%の高温高湿
度雰囲気下で行なったところ、2万コピー後には複写画
像は画質が非常に低下したものとなった。故に耐湿性、
耐久性力1悪いことがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は各々本発明に係る静電荷像現像用キ
ャリアの粒子の構成を模式的に示す説明用断面図である
。 1・・・無機質キャリア芯材 2・・・wL覆層 2人・・・チタン系カップリング剤よりなる層、もしく
はチタン系カップリング剤及び界面活性剤よりなる層 2B・・・樹脂層 特許出願人 小西六写真工業株式会社 代理人 弁理士 坂 口 信 昭 (ほか1名)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 無機質キャリア芯材の表面にチタン系カップリ
    ング剤と界面活性剤と樹脂とを主成分とする被覆層を有
    することを特徴とする静電荷像現像用キャリア。
  2. (2)被覆層におけるチタン系カップリング剤のキャリ
    ア芯材に対する割合が、0.1〜10重量%である特許
    請求の範囲第1項記載の静電荷像現像用キャリア。
  3. (3) 被覆層における界面活性剤のキャリア芯材に対
    する割合か、0.01〜5重量%である特許請求の範囲
    第1項記載の静電荷像現像用キャリア。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5514512A (en) * 1995-04-03 1996-05-07 Xerox Corporation Method of making coated carrier particles
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US5516618A (en) * 1995-04-03 1996-05-14 Xerox Corporation Method of making carriers having coatings with fillers
JP2016004050A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 富士ゼロックス株式会社 二成分現像剤用キャリア、二成分現像剤、画像形成方法、及び、画像形成装置

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