JPS59142216A - 共役ジェンを基にした共重合体の安定な両性ラテックスの製造方法 - Google Patents

共役ジェンを基にした共重合体の安定な両性ラテックスの製造方法

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JPS59142216A
JPS59142216A JP59012208A JP1220884A JPS59142216A JP S59142216 A JPS59142216 A JP S59142216A JP 59012208 A JP59012208 A JP 59012208A JP 1220884 A JP1220884 A JP 1220884A JP S59142216 A JPS59142216 A JP S59142216A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、乳化重合により得られる共役ジエンを基にし
た重合体の安定な両性ラテックスを目的とする。
米国特許第ム!l 99.159号によれば、含窒素早
蓋体(ビニルピリジン、メタクリル酸t−ブチルアミノ
エチルのような型の単量体)とアクリル酸アルキルとを
乳化剤の不存在下に非常に酸性の媒体(1〜55程度の
pH)中で重合させることからなる第一工程と、第一工
程で得られた水性分散体中でジエンを重合させることか
らなる第二工程との二工程で陽イオン性ラテックスを製
造することが知られている。
同様に、米国特許第5.404,114号によれば、不
飽和カルボン酸と不飽和酸エステルを重合させることか
らなる第一工程と、媒体を含窒素中和剤により約7のp
Hで中和した後に該媒体中で不飽和カルボン酸のアルキ
ルアミノアルキルエステルを重合させることからなる第
二工程との二工程で両性ラテックスを製造することが知
られている。
このような方法は中間での中和操作を必要とする。
本発明の目的は、共役ジエンを基にした共重合体の任意
のあるpHで安定で両性である水性分散体を中間の中和
工程を要せずに製造することである。
本発明の目的をなす共役ジエンを基にした共重合体の両
性ラテックスは、 a) N/性又はアルカリ性媒体中で加水分解し得る少
なくとも1種の不飽和含窒素化合物を、該加水分解性不
飽和含窒素化合物と共重合可能な少なくとも1種の非イ
オノゲン性単蓋体の水性乳化重合操作の反応媒体であっ
て存在する単量体がら得られる重合体と化学的に結合し
得る少なくとも1種の陽イオン電荷発生物質によりもた
らされる本質的に陽イオン性の電荷を有する反応媒体(
4)と、陽イオン電荷発生物質の使用波が塩基性媒体中
において陽イオン電荷発生物質から生じる陽イオン電荷
数/不飽和含窒素化合物から生じる陰イオン電荷数の比
が1より小きくなるような社で、そして非イオノゲン性
単量体の少なくとも60%の転化率となるまで、接触さ
せることによって粒子の両性水性分散体を製造すること
からなる第一工程と、 b)上記工程で得られた両性水性分散体中で未帯電重合
開始剤又は陽イオン電荷発生体の存在下で少なくとも1
種の共役ジエン及び要すれば少なくとも非イオノゲン性
単量体を共重合させることからなる第二工程 との二工程で得られることを特徴とする。
第一工程において、上記の酸性又はアルカリ性媒体中で
加水分解し得る不飽和含窒素化合物は、これと共重合可
能な少なくとも1種の非イオノゲン性単量体の重合操作
の任意のある段階において反応媒体(4)と接触させる
ことができる。また、加水分解性不飽和含窒素化合物は
重合操作の出発時から全量反応媒体(4)中に存在させ
てもよい(特に重合がその期間までもたらされていない
ときX同様に、重合の第一工程の全過程にわたって連続
的に又は非連続的に導入することもできる(特に全部で
あるとき)。ざらに、非イオノゲン性単鈑体が一定の転
化率になってから(例えば30%変化してから)又は重
合の終点(例えば、非イオノゲン性単量体の転化量が9
0−98%)になってからでさえも初めて反応媒体(5
)に導入することもできる。
本発明の第一工程で使用できる不飽和含窒素化合物は、
塩基性媒体中での完全又は部分加水分解により陰イオン
電荷を生じ易い化合物である。
重合反応条件下において酸性又はアルカリ性媒体中での
加水分解率が10%以上の程度であるとき不飽和含窒素
化合物は部分加水分解可能であるとする。
酸性又はアルカリ性媒体中で加水分解可能な不飽和含窒
素化合物の例として下記一般式(式中、R2は水素原子
又はメチル基を示し、R1はメチレン基又はエチレン基
を示し、R3は水素原子又は炭素数1−4の鎮状アルキ
ル基を示し、 Hl、は水素原子又は炭素数1−4の鎖状アルキル基成
るいはR1が水素原子を示すとき炭素数6−4の分岐状
アルキル基を示す。ただし、R2、Rs及びR1,の総
炭素数は8以下である。)で表わぎれる化合物が挙げら
れる。
上記一般式に包含される化合物としてアクリル酸ジメチ
ルアミノメチル、メタクリル酸ジメチルアミノメチル、
アクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジメチ
ルアミノエチル、アクリル酸t−ブチルアミノメチル、
メタクリルm t−ブチルアミノメチル、アクリル酸t
−ブチルアミノメチル及びメタクリル酸t−ブチルアミ
ノエチルが挙げられる。
加水分解性不飽和含窒素化合物と共重合可能な非イオノ
ゲン性単量体の例として、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、モノクロルスチレン等の芳香族ビ
ニル化合物類J 酢酸ビニル、・プルピオン酸ビニル、ベルサット酸ビニ
ル、酪酸ビニル等のようなビニルエステル類; アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のようなエチ
レン性不飽和ニトリル類番 アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロ
ピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブチル、ア
クリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ヒトジキシエ
チル、アクリル酸ヒドロキシプpピル、アクリル酸グリ
シジル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メ
タクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル
酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル
、メタクリル酸グリシジル等のようなエチレン性不飽和
カルボン酸エステルml フマル酸ジアルキルエステル、マレイン酸シアルキルエ
ステル、イタコン酸ジアルキルエステル等のようなエチ
レン性不飽和ジカルボン酸ジアルキルエステル類1 アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチp−ルア
クリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N−
メトキシメチルアクリルアミド、N−メトキシメチルメ
タクリルアミド等のようなエチレン性不飽和アミド類及
びそれらのN置換誘導体類が挙げられる。
上記非イオノゲン性単量体は単独で使用してもよいし、
相互に共重合可能なときは混合物を使用してもよい。
本発明で使用できる陽イオン電荷発生物質は非加水分解
性又は部分加水分解性の物質、すなわち重合反応条件下
で加水分解率が約50%以下のものをいう。
上記陽イオン電荷発生物質の例として、1)2.2−ア
ゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩、アゾビス(N
、N’−ジメチレン・イソブチルアミジン)塩酸塩等の
ような陽イオン端を有する基を発生する重合開始剤、及
び 2)窒素、りん、硫黄のような周規律表の第VB族及び
第VI B族の元素を多重配位したオニウムの不飽和共
重合可能塩が挙げられる。
「周規律表の第VB族及び第VI B族の元素を多重配
位したオニウムの不飽和塩」という用語は、周規律表第
VB族及び第VIB族の元素の全ての原子価が炭化水素
基によって満されており、元素の自由原子価は炭素原子
で飽和されており、これらの炭化水素基の少なくとも一
つが不飽和であるようなオニウム陽イオンを有する全て
の塩を指す。
例えば、下記一般式 (式中、XはC17、B r−1r、 S O’、 H
,’ S O4−スCHl S 04 %C,H,So
;及びCM、Coσから成る陰イオンの群から選ばれ、 R4は水素原子又はメチル基を示し、 Aは酸素原子又は−NH−基を示し、 R5は炭素数1−18、好ましくは1−10、の鎖状又
は分岐状アルキル基を示し、 R,、R’、、R−は同−又は相異なっていてよく、ヒ
ドロキシ基を置換基として有することのある炭素数1−
4のアルキル基、又は炭素数1−9のアルキル基を置換
基として有することのあるフェニル基を示す。ただし、 R−の総炭素数は4より大きい。) の不飽和第四アンモニウム塩が挙げられる。
上記一般式の範囲内に包含される化合物の例として、塩
化トリメチルアミノエチルアクリルアミド、塩化トリメ
チルアミノエチルメタクリルアミド、臭化トリメチルア
ミノプロピルアクリルアミド、臭化トリメチルアミノプ
ロピルメタクリルアミド、トリメチルアミノブチルアク
リルアミドメチルスルフェート、トリメチルアミノブチ
ルメタクリルアミドメチルスルフェート及び塩化トリメ
チルアミノプロピルメタクリレートが挙げられる。
メチル−2−ビニルピリジニウム、塩化1−エチル−2
−ビニルビリジニ、ラム、メチル硫酸1−エチル−2−
ビニルピリジニウム、塩化1−ベンジル−4−ビニルピ
リジニウム、沃化1−メチル−2−ビニルキノリニウム
、臭化N−ビニル−N+−メチルイミダゾリウム、臭化
1−ビニル−3−メチルベンゾイミダゾリウムのような
不飽和ピリジニウム塩、不飽和キノリニウム塩、不飽和
イミダゾリウム塩、不飽和ベンゾイミダゾリウム塩等を
塩化(2−メタクリ四キシ)ジメチル°スルホニウムt
メチル硫酸メチルジアリルスルホニウム、臭化トリメチ
ルビニルホスホニウムが挙げられる。
反応媒体(4)中の陽イオン電荷発生物質の使用は、加
水分解性不飽和含窒素化合物の使用よりも前又はそれと
同時であるようにすることができる。
上記陽イオン電荷発生物質は「@イオン種子」を介して
重合操作の出発時において反応媒体回申に存在させるこ
とができる。「@イオン種子」は所望の量の陽イオン電
荷発生物質の存在下、1種性媒体中で水性乳化重合する
ことにより予め調製された単独重合体又は共重合体であ
る。
本発明の目的である共役ジエンを基にした重合体の両性
ラテックスを調製することができる方法の第一工程を好
適に実施するためには、非イオノゲン性単蓋体の重量(
乾燥型R)に対して約1−20重量%、好ましくは1−
10重量%に相当する量の加水分解性不飽和含窒素化合
物が第一工程で使用される。
陽イオン電荷発生物質の好適な使用態はj金繰作の反応
条件下の加水分解性不飽和含窒素化合物の加水分解率及
び陽イオン電荷発生物質の加水分解率によって決まる。
このように、加水分解性不飽和含窒素化合物の90%及
び陽イオン′電荷発生物質の0%を加水分解するために
は、モル比R−陽イオン電荷発生物質のモル数十加水分
解性不飽和含窒素化合物のモル数/非イオノゲン性単量
体のモル数、が1−15、好ましくは1−10、に相当
する量の陽イオン電荷発生物質を使用する。加水分解性
不飽和含窒素化合物の加水分解率が約10%、陽イオン
電荷発生物質の加水分解率が0%となるようにするため
には、上記モル比Rが0.1−1.5、好ましくは0.
2−1にするのが好適である。
加水分解性不飽和含窒素化合物の加水分解率が約90%
、゛陽イオン電荷発生物質の加水分解率が約25%とな
るようにするためには、上記モル比Rをo、5−io、
好ましくは1−5にするのが好適である。
本発明の目的をなす両性ラテックスを製造せしめる方法
の第一工程をなす不飽和含窒素化合物と非イオノゲン性
単量体の共重合操作は従来の陽イオン性媒体中で行なう
水性乳化重合の反応条件下、60−90℃、一般に75
−8.5℃の温度において任意のあるpH(pH3−1
2、好ましくはpH5−9)で、陽イオン性又は非イオ
ン性重合開始剤、場合によって陽イオン性又は非イオン
性乳化剤の存在下、さらに周規律表第VB族又は第VI
 B族の元素を多重配位したオニウムの共重合可能な不
飽和塩及び(又は)過剰の陽イオン性重合開始剤から成
る陽イオン電荷発生物質の存在下に実施例 陽イオン性重合開始剤は陽イオン電荷発生物質の例とし
てすでに挙げられたものが使用できる。
非イオン性重合開始剤の例として、 過酸化水素、過酸化ベンゾイル、t−ブチルヒドロペル
オキシド、クメンヒドロペルオキシド、過安息香酸t−
ブチル9、過酸化シイラブルピルベンゼン、過酸化メチ
ルエチルケトンのような無荷電のフリーラジカルを発生
する水溶性又は有機溶媒可溶性の無機又は有機過酸化物
類またはヒドロペルオキシド類纂 上記過酸化物類又はヒドロペルオキシド類をアスコルビ
ン酸、糖類、多価金属塩、亜硫酸塩、ヒドロ亜硫酸塩、
スルホしゆう酸塩、チオ硫酸塩、重炭酸ナトリウム、重
炭酸カルシウム等、ホルムアルデヒド・ソジウム・スル
ホキシレート、ホルムアルデヒド・ジンク・スルホキシ
レートのような還元剤と組み合わせたレドックス糸;ア
ゾビスイソブチロニトリル 2.21−アゾビス(λ4
−ジメチルバレロニトリル)、2.2’7ゾビス(2,
4,4−トリメチルバレロニトリル)、2.2′−アゾ
ビス(2,4−ジメチル−4−メトキシバレロニトリル
のような非環状アゾ基と各窒素原子上に脂肪族炭素原子
とを有し、少なくとも1個の炭素原子が第三炭素である
脂肪族アゾ化合物類 が挙げられる。
非イオン性乳化剤の例としてポリエトキシル化JJIN
F[アルコール、ポリエトキシル化アルキルフェノール
、ポリエトキシル化脂肪酸が挙げられる。
陽イオン性乳化剤の例として、メチル硫酸デシルアンモ
ニウム、臭化N−エチルドデシルアンモニウム、塩化セ
チルアンモニウム、臭化セチルアンモニウム、臭化ステ
アリルアンモニウム、臭化セチルジメチルベンジルアン
モニウム、塩化N。
N−ジメチルドデシルアンモニウム、沃化N−メチル°
トリデシルアンモニウム、そしてエトキシ化脂肪族アミ
ンの塩化物、臭化物、硫酸塩、メチル硫酸塩又は酢酸塩
が拳げられる。
重合操作を実施するために使用する重合開始剤の量は使
、用する単量体及び重合湿度によって決まる。この使用
量は一般に単量体の総重量に対してQ、1−5重量%程
度、好ましくは0.1−2重量%程度である。
重合開始剤が陽イオン電荷発生物質の主要構成成分又は
その一つであるならば、過剰量を使用しなければならな
いことは明らかである。
共重合体粒子を安定化させるために使用する陽イオン性
又は非イオン性乳化剤の量は単量体の総重量の2%以下
である。
本発明の目的をなす陽イオン性ラテックスを製造せしめ
る方法の第二工程を実施するのに用いることができる共
役ジエンとしては、ブタジェン、イソプレン、クロロブ
レン、1.6−ブタジェン、ジメチルブタジェン、シク
ロペンタジェンなどをあげることができる。
こ、れらは、方法全体を実施するのに用いられる単量体
の縮重R(即ち、ジエンも含めて)に対して約20〜8
0重量%、好ましくは25〜65重皿%に相当する鑓で
用いることができる。
第二工程を実施するために共役ジエンの他に存在してい
てもよい非イオノゲン性単10体の量は、方法全体を実
施するのに用いられる非イオン形成性単量体の総量の約
80重量%までになってよい。
共重合の第二工程は、第一工程の場合と類似した温度及
びpH条件下に、場合によっては連@調節剤及び要すれ
ば追加漱の非帯電重合開始剤又は陽イオン性ラジカル発
生剤の存在下に行うことができる。
M 銀製m剤の例としては、n−ブチルメルカプタン、
n−オクチルメルカプタン、n−ラウリルメルカプタン
、t−ドデシルメルカプタンのようなメルカプタン1四
塩化炭素、りpロホルム、トリク四ルブロムメタン、四
臭化炭素のようなハロゲン化誘導体があげられる。
本発明の目的をなす共役ジエンを基にした共重合体の両
性ラテックスは、pHが例えば2〜12のときに+80
mVから一60mVまでになり得るゼ〜り電位を示す。
上記両性ラテックスは製紙、不織布製造、金属基材の被
櫨等のための結合剤として使用することができる。
以下に実施例を挙げて本発明をざらに詳細に説明するが
、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
例1 A)第一工程 180 rpmで回転する錨型攪拌機を備えた容量51
のオートクレーブに 866yの脱イオン水、 759の臭化セチルジメチルベンジルアンモニウム、 15gの塩化トリメチルアミノプロピルメタクリルアミ
ド、 15.9’のアクリル酸ジメチルアミノエチルを冷時装
入する。
オートクレーブを75℃の温度にもたらす。
温度に達したときに 7、5 、!9の2,2+−アゾビス(2−アミジノプ
ロパン)塩酸塩を5agの脱イオン水とともに 一度に、そして 750gのアクリル酸ブチル、 660gのスチレン、 60gのアクリル酸ジメチルアミノエチルを一定流量で
5時間にわたり連続的に導入し、次いで温度に達してか
ら10分後に 15、pの2.2′−アゾビス(2−アミジノプロパン
)塩酸塩、 420gの脱イオン水 を一定流量で7時間にわたり導入する。
反応は11時間の全工程の後に冷却することにより停止
させる。
転化率は99%であった。
得られた生成物は下記の特性を示す分散体である。
pH7,5 乾燥抽出物量        44% ブルックフィールド粘度(50rpm)   191 
 mPa、s粒子の平均直径       01μ このように製造された分散体の両性特性は、p)(を関
数としてゼータ電位を測定することによって証明される
。この測定はランク・ブラザース社製の微小電気泳動装
置MARK[により実施され、そして80Vの測定電圧
及び25℃の温度で005%の重合体濃度で行われる。
この測定の結果は次の通りである。
1)Hゼータ電位 m■ 4、5         + 55 8、 5                 − 2 
8B)第二工程 150 rpmで回転するスクリュー型攪拌機を備えた
容量571!のオートクレーブに 900gの脱イオン水、 170Iの第一工程で製造した分散体 を冷時装入する。
オートクレーブを75℃の温度にもたらす。
温度に達したときに 55、59のスチレン、 855gのブタジェン、 975gのt−ドデシルメルカプタン を一定流量で5時間にわたり導入し、次いで15gの2
.2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩と375
gの脱イオン水、 15gのオキシエチレン化ノニルフェノール(50単位
のエチレンオキシドを有する)を一定流量で7時間で連
続的に導入する。
反応は12時間30分の工程の後に冷却することによっ
て停止させる。
得られた生成物は、下記の特性を示す分散体である。
pH7,6 乾燥抽出物量        42.9%ブルックフィ
ールド粘度(5orpm)   175  mPa、s
粒子の平均直径       0.24μゼ一タ電位の
測定結果は次の通りである。
4.5        +41 9                −65例2 A)第一工程 551の反応器に下記の成分を冷時装入する。
1550.9の脱イオン水、 20 gノ臭化セチルジメチルベンジルアンモニウム、 15.9の塩化トリメチルアミノプロピルメタクリルア
ミド、 15.9のアクリル酸ジメチルアミノエチル、159g
のスチレン、 129gのアクリル酸ブチル オートクレーブを75℃の温度にもたらし、15!Iの
2.2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)  ゛塩
酸塩を導入する。
B)第二工程 約30分後に転化率は約9oXであった。まず、下記の
物質 901gのスチレン、 731gのブタジェン、 10.9のt−ドデシルメルカプタン を一定の流量で5時間で連続的に導入する。
次いで、400Iの脱イオン水に溶解した10gの2.
2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩を一定
の流量で5時間にわたり連続的に導入する。
12時間30分の全工程期間の後に冷却することにより
反応を停止させる。
下記の特性を示す両性分散体が得られた。
p)(8,9 乾燥抽出物量        43.4%ブ/l/7ク
フイールド粘度(50rpm)   260mPa、s
粒子の平均直径       0.22μゼ一タ電位の
測定結果は次の通りである。
4.5      ’    +56 9、 5               − 4 8例
3 例2に記載の操作を繰り返すが、ただし第一工程の終り
の転化率を90%に代えて50%に制限した(約10分
間の反応)。
得られた分散体は下記の特性を示す。
p I−I              8.7乾燥抽
出物量        44.1%ブルックフィールド
粘度        198  mPa、s粒子の平均
直径       0.22μゼ一タ電位の測定結果は
次の通りである。
pHゼータ電位 mV 4          +49 8.20 9         −31 例4 第一工程 例1の第一工程に記載の操作を繰り返したが、ただし1
’ 5 gの塩化トリメチルアミノプロピルメタクリル
アミドに代えて15gの塩化1−メチル−2−ビニルピ
リジニウムを用いた。
下記の特性を示す分散体が得られた。
p H7,8 乾・−抽出物量        421%ブルックフィ
ールド粘度(50rpm)   181  mPa、s
粒子の平均直径       01μ 第二工程 例1の第二工程に記載の操作を繰り返すが、ただし上記
工程で製造した178gのラテックスを出発物質として
用いた。
下記の特性を示す水性分散体が得られた。
1) H8 乾燥抽出物量        451%ブルックフィー
ルド粘度(5o rpm)   116 mPa、s粒
子の平均直径       025μゼ一タ電位の測定
結果は次の通りである。
4         +48 8、0 5             09     
   −22 例5 第一工程 例1の第一工程に記載の操作を繰り返すが、ただし15
!;l−1−60gのアクリル酸ジメチルアミンエチル
に代えて同じ量のメタクリル酸ジメチルアミノエチルを
用いた。
下記の特性を示す分散体が得られた。
pH8 乾燥抽出物量        45.1%ブルックフィ
ールド粘度(50rpm)   156  mPa、s
粒子の平均直径       0.1μゼ一タ電位の測
定結果は次の通りである。
pHゼータ電位 mV 4、5         + 52 9                 −29第二工程 166gの上記第一工程で製造した分散体を出発物質と
して用いることにより例1の第二工程に記載の操作を繰
り返す。
下記の特性を示す水性分散体が得られた。
p H8,2 乾燥抽出物量        45.6%ブルックフィ
ールド粘度(50rprn)   185 mPa、s
粒子の平均直径       0,25μゼ一タ電位の
測定結果は次の通りである。
4、5        +48 825                08、 9 
               − 2 5例6 第一工程 例1の第一工程に記載の操作を繰り返すが、ただし、7
50gのアクリル酸ブチルと660.!iIのスチレン
との混合物に代えて1410gのアクリル酸ブチルを5
時間にわたり連続的に導入した。
下記の特性を示す分散体が得られた。
pH78 乾燥抽出物量        46.2%ブルックフィ
ールド粘度(50rpm)   241  mPa、s
粒子の平均直径       01μ ゼ一タ電位の測定結果は次の通りである。
pHゼータ電位 mV 4         →−58 8、5−26 第二工程 上記第一工程で製造した162gのポリアクリル酸ブチ
ル分散体を出発物質として用いて例1の第二工程に記載
の操作を繰り返す。
下記の特性を示す水性分散体が得られた。
pH8 乾燥抽出物量        44.1%ブルックフィ
ールド粘度(5[1rpm)   172 mPa、s
粒子の平均直径       024μゼ一タ電位の測
定結果は次の通りである。
pHゼータ電位 mV 4.5        +50 7、 9                 09  
              −36例7 第一工程 例1の第一工程に記載の操作を繰り返すが、ただし75
0gのアクリル酸ブチルと6609のスチレンとの混合
物に代えて1410gのスチレンを5時間にわたり連続
的に導入した。
下記の特性を示す分散体が得られた。
1) HZ8 乾燥抽出物量        45.8%ブルックフィ
ールド粘度(50rpm)   116 mPa、s粒
子の平均直径       0・1μゼ一タ電位の測定
結果は次の通りである。
pHゼータ電位 mV 4         +52 8、 5                 − 2 
0第二工程 上記第一工程で製造した164gのポリスチレン分散体
を出発物質として用いることにより例1の第二工程に記
載の操作を繰り返す。
下記の特性を示す水性分散体が得られた。
p )(8,1 乾燥抽出物量        43.2%ブルックフィ
ールド粘度(50、rpm)   108 mPa、s
粒子の平均直径       024μゼ一タ電位の測
定結果は次の通りである。
pHゼータ電位 mV 4、5         + 47 7、 7                    0
9                  −28例8 第一工程 57!のオートクレーブに 8661!i+の脱イオン水、 7、5.9の臭化セチルジメチルベンジルアンモニウム
、 15gの塩化トリメチルアεノブロピルメタクリルアミ
ド を冷時装入する。
オートクレーブを75℃の温度にもたらし、次いで7.
5 !qの2.21−アゾビス(2−アミジノプロパン
)塩酸塩を50gの脱イオン水とともに導入し、次いで 750gのアクリル酸ブチル、 660gのスチレン を一定流量で5時間にわたり導入する。
次いで反応を75℃で4時間行わせる。そのときに転化
率は約90%であった。次いで75gのアクリル酸ジメ
チルアミノエチルを1時間で導入する。
全部で9時間の後に反応を冷却により停止させる。
得られた生成物は下記の特性を示した。
pH8 乾燥抽出物量        45.2Xブルツクフイ
一ルド粘度(50rpm)   216 mPa、s粒
子の平均直径       0.1μゼ一タ電位の測定
結果は次の通りである。
pHゼータ電位 m■ 4.5        +62 9                   −63第二
工程 上記第一工程で製造した166gの分散体を出発物質と
して用いることにより例1の第二工程における操作を繰
り返す。
得られた分散体は下記の特性を示す。
pH8,2 乾燥抽出物量        43,7Xブルツクフイ
一ルド粘度(50rpm)   205 mPa、s粒
子の平均直径       0.26μゼ一タ電位の測
定結果は次の通りである。
pHゼータ電位 mV 4.5         +51 7.80 9                −26例9 第一工程 例1の第一工程に記載の操作を繰り返す。
第二工程 ブタジェンに代えて885!?のイソプレンを用いるこ
とによって例1の第二工程に記載の操作を繰り返す。
下記の特性を有する水性分散体が得られた。
p Hs1 乾燥抽出物量        39X ブルツクフイ一ルド粘度(50rpm)   88  
mPa、s粒子の平均直径       0.25μゼ
一タ電位の測定結果は次の通りである。
pHゼータ電位 mV 4.5        +39 8.40 9                −19例10 第一工程 例2の第一工程に記載の操作を繰り返すが、ただし15
9,9のスチレンと129gのアクリル酸ブチルとの混
合物に代えて288yのアクリル酸ブチルを用いる。
第二工程 例2の第二工程に記載の操作を繰り返す。
下記の特性を示す水性分散体が得られた。
p H8,5 乾燥抽出物量        46.2Xブルツクフイ
一ルド粘度(50rpm)   152 mPa、s粒
子の平均直径       025μゼ一タ電位の測定
結果は次の通りである。
4、5         + 59 8.10 9                   −23例1
1 第一工程 例2の第一工程に記載の操作を繰り返すが、ただし15
91のスチレンと129yのアクリル酸ブチルとの混合
物に代えて288Iのスチレンを用いる。
第二工程 例2の第二工程に記載の操作を繰り返す。
下記の特性を示す水性分散体が得られた。
p Hz+S 乾燥抽出物量        461%ブルックフィー
ルド粘度(50rpm)   204 mPa、s粒子
の平均直径       0.24μゼ一タ電位の測定
結果は次の通りである。
p I−I       ゼータ電5位 Iη■4、5
        +39 7、 8                   Q?
                  −25例12 第一工程 例2の第一工程に記載の操作を繰り返すが、ただし転化
率を9 、OXに代えて50Xに制限する。
第二工程 例2の第二工程に記載の操作を繰り返す。
下記の特性を示す水性分散体が得られた。
pH’            s、。
乾燥抽出物量         44,8%ブルックフ
ィールド粘度(50rpm)   48  mPa、s
粒子の平均直径       023μゼ一タ電位の測
定結果は次の通りである。
pHゼータ電位 mV 4、5         + 41 0 9                   −30例1
3 第一工程 例1の第一工程に記載の操作を繰り返す。
第二工程 例1の第二工程に記載の操作を繰り返すが、ただし下記
の物質 720gのスチレン、 5551!のブタジェン、 225gのアクリロニトリル、 631!のt−ドデシルメルカプタン を一定流量で5時間にわたり導入する。
下記の特性を示す水性分散体が得られた。
p Ha、 1 乾燥抽出物量        44.2%ブルックフィ
ールド粘度(50rpm)   152 mPa、s粒
子の平均直径       0.25μゼ一タ電位の測
定結果は次の通りである。
pHゼータ電位 ITIV 4・5              +517、 6Q

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)a)  酸性又はアルカリ性媒体中で加水分解し
    得る少なくとも1種の不飽和含窒素化合物を、該加水分
    解性不飽和含窒素化合物と共重合可能な少なくとも1種
    の非イオノゲン性単量体の水性乳化重合操作の反応媒体
    であって存在する単量体から得られる重合体と化学的に
    結合し得る少なくとも1種の陽イオン電荷発生物質によ
    りもたらされる本質的に陽イオン性の電荷を有する反応
    媒体(4)と、陽イオン電荷発生物質の使用量が塩基性
    媒体中において陽イオン電荷発生物質から生じる陥イオ
    ン電荷数/不飽和含窒素化合物から生じる陰イオン電荷
    数の比が1より小さくなるような量で、そして非イオノ
    ゲン性単量体の少なくとも30%の転化率となるまで、
    接触させることによって粒子の両性水性分散体を製造す
    ることからなる第一工程と、 b)上記工程で得られた両性水性分散体中で未帯電重合
    開始剤又は陽イオン電荷発生体の存在下で少なくとも1
    種の共役ジエン及び要すれば少なくとも非イオノゲン性
    単量体を共重合きせることからなる第二工程 との二工程で得られることを特徴とする共役ジエンを基
    にした共重合体の両性ラテックス。 (2)酸性又はアルカリ性媒体中で加水分解し得る不飽
    和含窒素化合物を、該加水分解性不飽和含窒素化合物と
    共重合可能な少なくとも1種の非イオノゲン性単量体の
    重合操作の任意の段階において反応媒体(4)と接触さ
    せることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のラテ
    ックス。 (3)加水分解性不飽和含窒素化合物が塩基性媒体中で
    の完全又は部分加水分解により陰イオン電荷を生じ易い
    化合物から選ばれたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1又は2項記載のラテックス。 (4)加水分解性不飽和含窒素化合物が次式O (式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、R3はメ
    チレン基又はエチレン基を示し、R1は水素原子又は炭
    素数1−4の鎖状アルキル基を示し、 R,Iは水素原子又は炭素数1−4の鎖状アルキル基或
    いはR3が水素原子を示すとき炭素数3−4の分岐状ア
    ルキル基を示し、 R,、R3及びH、lの総炭素数は8以下である。)で
    表わされることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載
    のラテックス。 (5)加水分解性不飽和含窒素化合物が、アク1ノル酸
    ジメチルアミノメチル、メタクリル酸ジメチルアミノメ
    チル、アクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸
    ジメチルアミノエチル、アクリル酸t−ブチルナミノメ
    チル、メタクリル酸t−ブチルアミノメチル、アクリル
    酸t−ブチルナミノメチル又はメタフリルミt−ブチル
    アミノエチルであることを特徴とする特許請求の範囲第
    4項記載のラテックス。 (6)  不飽和含窒素化合物と共重合可能な非イオノ
    ゲン性単量体がビニに芳香族化合物、ビニルエステル、
    エチレン性不飽和ニトリル、エチレン性不飽和カルボン
    酸エステル、エチレン性不飽和ジカルボン酸ジアルキル
    エステル又はエチレン性不飽和アミド及びそのN置換誘
    導体であることを特徴とする特許請求の範囲第1〜5項
    のいずれかに記発生する重合開始剤及び(又は)周規律
    表第VB族及び第VI B族の元素を多重配位したオニ
    ウムの共重合可能な不飽和塩から成ることを特徴とする
    特許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載のラテック
    ス。 (8)@イオン電荷発生物質が次式 (式中、XはC11BrミI−% S 04 HlS 
    04−1CH3S0,7、C,H,S O4−1CH,
    COO−から成る陰イオン群より選ばれ、 R4は水素原子又はメチル基を示し、 A 4i酸素原子又は−NH−基を示し、R3は炭素数
    1−18の鎖状又は分岐状アルキル基を示し、 Rs 、R’、 、H”、は、同−又は相異なっていて
    よく、ヒドロキシ基を置換基として有することのある炭
    素数1−4のアルキル基、又は炭素数1−9のアルキル
    基を置換基として有することのあるフェニル基を示す。 ただし、 Aが酸素原子を示すときR6、R(1、R’6及びR1
    、の総炭素数は4より大きい。)の不飽和第四アンモニ
    ウム塩であることを特徴とする特許請求の範囲第7項記
    載のラテックス。 (9)不飽和第四アンモニウム塩が、塩化トリメチルア
    ミノエチルアクリルアミド、塩化トリメチルアミノエチ
    ルメタクリルアミド、臭化トリメチルアミツブルビルア
    クリルアミド、臭化トリメチルアミノプロピルメタクリ
    ルアミド、トリメチルアミノブチルアクリルアミドメチ
    ルスルフェート、トリメチルアミノブチルメタクリルア
    ミドメチルスルフェート、又は塩化トリメチルアミノプ
    ロピルメタクリレートであることを特徴とする特許請求
    の範囲第8項記載のラテックス。 ilG  陽イオン電荷発生物質が不飽和ピリジニウム
    塩、不飽和キノリニウム塩、不飽和イミダゾリウム塩又
    は不飽和ベンゾイミダゾール塩であることを特徴とする
    特許請求の範囲第7項記載のラテックス。 aυ 反応媒体回申の陽イオン電荷発生物質の使用が加
    水分解性不飽和含窒素化合物の使用よりも前又はそれと
    同時であることを特徴とする特許請求の範囲第1〜10
    項のいずれかに記載のラテックス。 (121陽イオン電荷発生物質が陽イオン種子を介して
    重合操作の出発時において反応媒体(5)中に存在する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜11項のいずれ
    かに記載のラテックス。 03)加水分解性不飽和含窒素化合物の鼠が非イオノゲ
    ン性単量体の重量に対して1−20重量%であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1〜12項のいずれかに記
    載のラテックス。 α〜 加水分解性不飽和含窒素化合物の旙が非イオノゲ
    ン性単量体の重置に対して1−10重墓%であることを
    特徴とする特許請求の範囲第15項記載のラテックス。 (151加水分解性不飽和含窒素化合物の90%及び陽
    イオン電荷発生物質の0%を加水分解するためにモル比
    R−陽イオン電荷発生物質のモル数十加水分解性不飽和
    含窒素化合物のモル数/非イオノゲン性単波体のモル数
    、が1−15に相当する爪の陽イオン電荷発生物質を使
    用することを特徴とする特許請求の範囲第1〜14項の
    いずれかに記載のラテックス。 αe 重合の第一工程を60−90℃において任意のあ
    るpHで陽イオン又は非イオン性重合開始剤及び場合に
    よって陽イオン又は非イオン性乳化剤の存在下で行なう
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜15項のいずれ
    かに記載のラテックス。 (17)  重合の第二工程で用いられる共役ジエンが
    ブタジェン、イソプレン、クロロプレン、1.3−ペン
    タジェン、ジメチルブタジェン又はシクロペンタジェン
    であることを特徴とする特i* [1求の範囲第1〜1
    6項のいずれかに記載のラテックス。 a〜 用いられる共役ジエンの魁が方法全体を実施する
    のに用いられる単量体の総重量に対して20〜80重量
    %に相当することを特徴とする特許請求の範囲第1〜7
    項のいずれかに記載のラテックス0 翰 共役ジエンの量が方法全体を実施するのに用いられ
    る単量体の総量に対して25〜65重量%に対応するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第18項記載のラテック
    ス。 (至)第二工程を実施するために共役ジエンの他に場合
    により存在する非イオノゲン性単量体の量が方法全体を
    実施するのに用いられる単量体の総量の80重量%にな
    り得ることを特徴とする特許請求の範囲第1〜19項の
    いずれかに記載のラテックス。 C!υ 重合の第二工程が要すれば連鎖調節剤の存在下
    に任意のあるpi(で60〜90℃の温度で実施される
    ことを特徴とする特ff請求の範囲第1〜20項のいず
    れかに記載のラテックス。
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