JPS5856612Y2 - 電動調理機の安全装置 - Google Patents

電動調理機の安全装置

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JPS5856612Y2
JPS5856612Y2 JP11528079U JP11528079U JPS5856612Y2 JP S5856612 Y2 JPS5856612 Y2 JP S5856612Y2 JP 11528079 U JP11528079 U JP 11528079U JP 11528079 U JP11528079 U JP 11528079U JP S5856612 Y2 JPS5856612 Y2 JP S5856612Y2
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JP
Japan
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switch
cam
motor
lid
container
Prior art date
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Expired
Application number
JP11528079U
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English (en)
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JPS5632623U (ja
Inventor
輝明 増田
Original Assignee
ブラザー工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電動調理機に関するもので、特に容器に対す
る蓋の開閉に連動してモータの電源回路を制御する安全
装置に係る。
一般に電動調理機は容器を覆う蓋の外周にカムを形成し
、そのカムと対応する基台の位置にモータの電源回路に
挿入したスイッチを配置して、蓋の開閉操作に連動して
カムによりスイッチを開閉し、蓋の開放時すなわち容器
からカッターが露出する時にはモータが回転しないよう
にしている。
しかし基台に対して容器の取付位置が偏心したり、蓋が
偏心したり、また容器に投入した食品の温度により蓋が
膨張または収縮したりすると、カムとスイッチとの距離
に過不足を生じ、カムがスイッチを操作できなくなった
り、またカムがスイッチを押圧しすぎてスイッチを破損
してしまうことがある。
この考案は、これらの欠点を解消し、容器や蓋が偏心し
たり、また膨張・収納しても確実にスイッチを操作し、
安全に電動調理機を使用できるようにするものである。
以下、図面にしたがって詳しく説明すると、図において
1は電動調理機の基台で、モータ2を内装する隆起部1
aと、後述する容器10を取付けるための低位部1bと
を有する。
低位部1bは上面に円筒形の凹部4を有し、その中心に
、モータ2によりベルト9およびプーリ7.8を介して
駆動される出力軸5を突出させている。
この出力軸5は凹部4内の上端に駆動側継手6を有する
10は加工食品を収容する容器で、底面に基台1の凹部
4に着脱自在に嵌合固定される円筒形の凸部10aを有
し、上面の開口部10 bと開閉可能な蓋17で覆っで
ある。
また容器10は底壁中央を貫通して垂直軸線のまわりに
回転可能な入力軸14を備え、その入力軸14は下端に
上記継手6と着脱自在に連結される被動側継手15を有
し、上端にカッター12が着脱自在に連結される。
蓋17は上面に筒状に突出した材料投入口17 aを有
し、その投入口17 aには材料押し棒20が着脱自在
に挿入される。
また蓋17は外周縁に内側へむかって突出した取付腕1
8を有し、蓋17を容器10の上面開口部10bに嵌合
させてその開口部に沿って回転させることにより、容器
10の上縁に設けたひれ片19の下面に取付腕18を接
触させ、蓋17を容器10に固定することかで゛きる。
第2図は電気回路図で、Aはモータ2の電機子、Fl、
F2はモータ2の界磁巻線、Pは電源プラグである。
S 1.S 2は安全スイッチで、それぞれモータ駆動
時に閉成される接点Slb、S2bと制動時に閉成され
る接点Sla、S2aとを有する。
蓋17を装着しない時にモータ2が回転しないための回
転では、モータ2と電源プラグPとの間に接点Slbと
可動接片とから成るスイッチを挿入すれば十分であるが
、この実施例では蓋17を開放した時に直ちにモータ2
が停止するよう発電制動をかける接点を各スイッチに設
けである。
SSはモータ2の回転速度を切替える装置で、ダイオー
ドDをモータ2に直列に挿入するスイッチ36、そのダ
イオードDとスイッチ36とを短絡するスイッチ37と
から戊り、第1図に示す押ボタン35によって操作され
る。
前記第2図におけるスイッチS 1.S 2は基台隆起
部1aの上端に固定されたキャップ部材1C内に収容さ
れ、そのスイッチと対応する高さの蓋17外周縁に開閉
操作用のカム21が形成されている。
第3〜6図にしたか゛つてさらに詳しく説明すると、2
2はスイッチSl、S2を重ね絶縁板23を介して固定
した支持板で、一端が基台隆起部1aの上面に突出した
ボス24に回転可能に嵌合してネジ25により取付けら
れ、他端がボス24を中心として円弧状に形状された長
溝22 aに上記ボスとほぼ同形状のボスを遊嵌してネ
ジ26により取付けられている。
したがって支持板22は蓋17の回転平面とほぼ平行な
面内においてボス24のまわりに揺動することができ、
バネ27により蓋17へむかって常時付勢されている。
なおここに使用するスイッチS 1.S 2は押ボタン
の復帰バネ圧力がほぼ同一の同一仕様のもので゛ある。
28はスイッチSl、S2を開閉操作する押圧操作部材
で、スイッチと蓋17どの間の基台隆起部1a、キャッ
プ部材10間に摺動可能に保持され、隆起部1aの上面
に突出した一対のリブ29 、29間に案内されている
押圧操作部材28は、その中央に軸線方向に長く形成し
た透孔28 a内で隆起部1aの突片30との間に設け
たバネ31により、スイッチSi、S2から離れる方向
すなわち蓋17へむかって常時付勢されている。
32はスイッチSl、S2の各押ボタンSld、S2d
と押圧操作部材28との間に介挿したテコ部材で、側面
形状においてほぼ士字形をなし、その水平片先端の円弧
状折曲部をスイッチ外蓋の上面に載置状態に接触させ、
垂直片が各押ボタンSld、S2dにまたがって接触し
ている。
押圧操作部材28は、テコ部材32におけるスイッチと
は反対がわの面に、両押ボタンSld、S2dの間でか
つ第2のスイッチS2の押ボタンS2dに近い位置(す
なわち第1のスイッチS1の押ボタンSldからの距離
L1よりも小さい第2のスイッチS2のボタンS2dか
らの距離L2の位置)に当接している。
なおこのテコ部材32はキャップ部材1Cから垂下した
リブ33により上方への脱出(調理器を転倒させたとき
の脱落)を阻止され、左右のリブ29によって左右への
脱出も阻止されている。
テコ部材32がスイッチの各押ボタンをスイッチ内部へ
押込みすぎて内部機構を破壊することのないように、第
4図に示すようにテコ部材32にスイッチ外筐に接触す
る突条32 aを設けである。
蓋17が容器10に取付腕18およびひれ片19にて所
定位置に固定されていない状態では、蓋17のカム21
が押圧操作部材28に接触しないので、第6図aに示す
ように、両スイッチS 1.S 2の各押ボタンSld
、S2dおよび押圧操作部材28が蓋17へむかって突
出し第1図に破線で示した電動機の停止状態にあると共
に、バネ27の作用でスイッチS 1.S 2の外筐が
支持板22と共にリブ29の端面に当接した位置に移動
している。
蓋17を回動して取付腕18がひれ片19の下面へ侵入
しはじめると、カム21も基台隆起部1aとキャップ部
材1Cとの間に形成した開口34内に侵入し、カム21
の傾斜面21 aにて開口34内に位置する押圧操作部
材28の先端を押圧しはじめる。
押圧操作部材28によるテコ部材32上の押圧点が第2
のスイッチS2の押ボタンS2dに近いので、第6図す
に示すように、テコ部材32が傾いてまず第2のスイッ
チS2が第1図に実線で示すように接点S2bに切替わ
る。
さらに蓋17の回動をすすめ、カム21の傾斜面21
aにて押圧操作部材28を押圧すると、テコ部材32は
第2のスイッチの押ボタンS2d先端を支点として回動
し、第1のスイッチS1の押ボタンSldを押圧する。
その結果第1のスイッチS1が第1図に実線で示すよう
に接点Slbに切替わり、モータ2が電源に接続される
蓋17の取付腕18がひれ片19の下面に完全に侵入し
終わると、押圧操作部材28は両スイッチS1、S2の
押ボタンを押圧したままスイッチ外筐を押圧し、第3,
4図に示すようにバネ27に抗してスイッチS 1.S
2および支持板22をリブ29から離すように移動さ
せる。
また蓋17を容器10から外すため、前述とは逆方向に
回動させると、押圧操作部材28がカム21の傾斜面2
1 aに沿って復帰し、まずスイッチS1、Sl全体が
支持板22と共にバネ27の作用によリリブ29の端面
に当接するまで移動する。
その後まず押圧操作部材28から遠い第1のスイッチS
1の押ボタンSldが復帰し、モータ2が電源から遮断
されると共に第1図に破線で示すように接点Slaに切
替わる。
その結果第6図Bに示すようにテコ部材32が傾き、次
に第2のスイッチS2の押ボタンS2dが復帰し、第6
図aに示す当初説明の状態に戻る。
第2のスイッチS2の復帰によって第1図に破線で示す
ように接点S2aに切替わり、電機子Aに発電制動がか
けられる。
以上のようにこの考案は、基台に対して容器の取付位置
および蓋が工作誤差などにより偏心したり、容器に投入
した食品の温度によって容器や蓋が膨張・収縮してカム
とスイッチとの間に距離の変動が生じることは避は難い
が、予測される不足距離よりも大きくカムへむかってス
イッチを寄せて位置づけておくことにより、カムにて確
実にスイッチを操作することができ、安全に電動調理機
を使用することができるものである。
カムによるスイッチの操作ストロークに余分があれば、
その余分なストローク量をスイッチの移動によって吸収
することができ、スイッチを破損するおそれも解消され
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した電動調理機の一部を破断
した正面図、第2図は電気回路図、第3図は第1図にI
IIで示す円で囲む部分の拡大断面図、第4図は第3図
のIV−IV線断面図、第5図は第4図のv−v線断面
図、第6図a、l)は第3図の動作説明図である。 付量の説明 1:基台、2:モータ、10:容器、12
:カッター、17:蓋、21:カム、Sl:、S2:ス
イッチ、22:支持板、27:バネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■、モータを内装する基台と、その基台上に着脱自在に
    載置されモータによって駆動されるカッターを内装する
    容器と、その容器の開口部を開閉可能に覆う蓋と、基台
    内に設けられかつモータの電源回路に挿入され蓋の外周
    に形成したカムにより開閉操作されるスイッチとを備え
    、そのスイッチをカムにて操作される方向に移動自在に
    支持し、常にカムに接近する方向にバネにて付勢したこ
    とを特徴とする電動調理機の安全装置。 2、前記スイッチはカムにより開閉操作される方向とほ
    ぼ同方向に揺動可能に枢支された支持板の上に支持され
    、また支持板はカムに接近する方向にバネにて常に付勢
    した実用新案登録請求の範囲第1項記載の電動調理機の
    安全装置。 3、前記基台はモータを内装する隆起部分と容器を載置
    す低位部分とから成り、蓋のカムに対応する高さ位置の
    隆起部分にスイッチを内装する実用新案登録請求の範囲
    第1項または第2項記載の電動調理機の安全装置。
JP11528079U 1979-08-22 1979-08-22 電動調理機の安全装置 Expired JPS5856612Y2 (ja)

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JP11528079U JPS5856612Y2 (ja) 1979-08-22 1979-08-22 電動調理機の安全装置

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JP11528079U JPS5856612Y2 (ja) 1979-08-22 1979-08-22 電動調理機の安全装置

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Publication Number Publication Date
JPS5632623U JPS5632623U (ja) 1981-03-31
JPS5856612Y2 true JPS5856612Y2 (ja) 1983-12-27

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