JPH0530681Y2 - - Google Patents

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JPH0530681Y2
JPH0530681Y2 JP12582287U JP12582287U JPH0530681Y2 JP H0530681 Y2 JPH0530681 Y2 JP H0530681Y2 JP 12582287 U JP12582287 U JP 12582287U JP 12582287 U JP12582287 U JP 12582287U JP H0530681 Y2 JPH0530681 Y2 JP H0530681Y2
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JP
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lid
container
electric motor
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switch
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JP12582287U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は材料のみじん切りや泡立て等を行なえ
る、所謂フードプロセツサーと称される調理器に
関する。
(ロ) 従来の技術 従来、この種調理器として、調理器本体上に容
器を載置し、容器上面開口部を施蓋する蓋体を押
圧して本体に設けられたスイツチを閉成し、本体
の内蔵する電動機を駆動させて容器内でカツター
等の回転体を回転させるものが実公昭61−37377
号公報にて知られている。そして、回転体を長時
間運転する場合にはロツク手段により蓋体を押圧
状態に保持するようになされている。
一般にみじん切りは十数秒ででき、泡立ては3
〜4分かかるため、ロツク手段を用いるのは泡立
て時であるが、上記構成では回転体が常に同回転
数で回転するため、泡立て時回転数が高すぎ、せ
つかく泡立つた材料の気泡がつぶれ、良好な泡立
てができない欠点があつた。また、回転体の回転
数を泡立てに合わせることも考えられるが、みじ
ん切りに時間がかかる欠点がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、み
じん切りを短時間で行なえ、且良好な泡立てので
きる調理器を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 上記目的を解決するため、本考案の調理器は、
電動機を内蔵する調理器本体と、該本体上に載置
される容器と、該容器内に収納され、前記電動機
により駆動される回転体と、前記容器の上面開口
部を施蓋する蓋体と、蓋体が容器を完全に施蓋し
た位置より蓋体を上方へ浮き上らせるスプリング
と、前記本体に設けられ、蓋体をスプリングに抗
して押圧することにより閉成して前記電動機を駆
動するスイツチと、前記蓋体を押圧した状態に保
持するロツク手段とを備え、前記ロツク手段によ
り蓋体を押圧状態に保持した際、前記回転体をロ
ツク手段の非操作時より低速で回転せしめる減速
手段を設けてなることを特徴としている。
(ホ) 作用 上述の如く構成したから、蓋体を押圧すると、
回転体が高速回転し、容器内の材料をみじん切り
する。また、ロツク手段により蓋体を押圧状態に
保持すると、減速手段により回転体が低速回転
し、容器内の材料を泡立てる。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づき
以下に詳述する。
1は合成樹脂製の調理器本体で、一側に後述す
る電動機3を収納する収納部1aを形成し、他側
に後述する容器17が載置される載置部1bを形
成すると共に、下面開口部を合成樹脂製の裏蓋2
にて覆つている。3は前記本体1の収納部1aに
収納される電動機で、本体1に螺子固定されたシ
ヤーシ4に固定されており、また、電動機3の出
力軸3aには小プーリ5が固定されている。6は
前記シヤーシ4に軸受7を介して回転自在に枢支
された回転軸で、一端を合成樹脂にてカバーして
前記本体1の載置部1b略中央部を貫通して上方
へ延設し、他端には大プーリ8が固定されてい
る。9は前記小プーリ5と大プーリ8間に架設さ
れたベルトで、前記電動機3の回転を回転軸6に
伝達するためのものである。
10は前記本体1の収納部1a上部に設けられ
た常開の第1スイツチ、11は前記第1スイツチ
10を操作する操作杆で、スプリング28により
上方へ付勢されている。このスプリング28は後
述する蓋体21の操作突起23が収納部1a上面
に形成された挿入孔12を貫通して操作杆11上
面に当接した際、蓋体21の自重だけでは操作杆
11が下方へ移動しない程度の付勢力を有し、蓋
体21を、蓋体が容器17を完全に施蓋した状態
により上方位置に浮き上らせるようになしてい
る。
13は前記収納部1a上部に設けられた第2ス
イツチ、14は前記収納部1a上部に出没自在に
設けられた摺動片で、下面に切欠15を形成し、
この切欠15により摺動片14の出没操作に応じ
て前記第2スイツチ13を切替えるようになして
いる。また、前記摺動片14は収納部1a上面の
透孔16を貫通する後述の蓋体21の係止片25
とでロツク手段を構成し、蓋体21をスプリング
28の付勢力に抗して押圧した際、摺動片14を
押込むことにより係止片25の係止孔24に係合
し、蓋体21を押圧状態に保持するようになされ
ている。
17は前記本体1の載置部1b上に着脱自在に
載置されるガラス製の容器で、底面略中央部に開
口を形成すると共に、この開口縁に合成樹脂製の
筒体18を固定し、筒体18を貫通して前記回転
軸6が容器17内に延設するようになされてい
る。
19は前記回転軸6に着脱自在に装着され、容
器17内で回転する回転体となるカツターで、容
器17底面と略平行に段違いに2枚の切削刃20
が設けられている。
21は前記容器17の上面開口部を開閉自在に
施蓋する合成樹脂製の蓋体で、一側に前記本体1
の収納部1a上面を覆う操作部22を形成してい
る。この操作部22下面には一体的に操作突起2
3が形成され、操作突起23は、蓋体21が容器
17の上面開口部を施蓋した状態で、本体1収納
部1aの挿入孔12から挿入され、操作杆11の
上面に当接するようになされている。前記蓋体2
1は操作突起23と操作杆11の当接によりスプ
リング28の付勢力によつて操作部22が浮き上
つた状態に保持され、操作部22をスプリング2
8の付勢力に抗して押圧することにより第1スイ
ツチ10を閉成するようになされている。また、
前記操作部22下面には一体的に係止孔24を有
する係止片25が形成され、係止片25は、蓋体
21が容器17上面開口部を施蓋した状態で、本
体1収納部1aの透孔16から挿入され、蓋体2
1を手で押圧した状態で前記摺動片14を押込ん
だ際、摺動片14が係止孔24を貫通して蓋体1
7を押圧状態に保持するようになされている。
次に本実施例の回路を第2図に基づき説明する
と、商用電源26に電動機3、第1スイツチ1
0、第2スイツチ13の第1接点13aが直列に
接続され、第2スイツチ13の第2接点13bが
減速手段となるダイオード27を介して第1スイ
ツチ10と第2スイツチ13の第1接点13aと
の接続点に接続されている。前記第2スイツチ1
3は第1図実線にて示す如く摺動片14を引き出
した状態では第1接点13aに接触し、第1図一
点鎖線にて示す如く摺動片14を押込んだ状態で
は第2接点13bに接触するようになされてい
る。
次に動作を説明すると、本体1載置部1b上に
容器17を載置し、容器17内の回転軸6にカツ
ター19を装着し、容器17上面開口部を蓋体2
1にて施蓋する。そして、蓋体21の操作部22
を押圧すると、操作突起23がスプリングの付勢
力に抗して操作杆11を下方へ移動させ、第1ス
イツチ10を閉成する。この時、摺動片14は押
込まれておらず、第2スイツチ13は第1接点1
3aに接触しているので、商用電源26は第2ス
イツチ13の第1接点13a、第1スイツチ10
を介して電動機3に流れ、電動機3が回転体19
を高速で回転させてみじん切りを行なう。
また、泡立てを行なう際にはカツター19に換
えて図示しない別の回転体を回転軸6に装着す
る。泡立ては前述のみじん切りが十数秒でできる
のに比べ、3〜4分と比較的長時間かかり、手で
蓋体21を押圧するのが大変なため、ロツク手段
を用いる。即ち、蓋体21を押圧した状態で、摺
動片14を押込むと、摺動片14が係止片25の
係止孔24を貫通し、蓋体21を押圧状態に保持
する。摺動片14を押込むと、第2スイツチ13
が第2接点13bに切替り、商用電源26が第2
スイツチ13の第2接点13b、ダイオード2
7、第1スイツチ10を流れ、ダイオード27に
より半波整流されて電動機3が回転体19を泡立
てに好適な低速にて回転させる。
更に、ドレツシングを作る場合や材料を細かく
切削する場合等比較的長時間電動機3を駆動する
場合には、泡立て時と同様にロツク手段にて蓋体
21を押圧状態に保持すれば、電動機3が低速回
転するので、電動機の寿命が低下することはな
い。
尚、上記実施例では第2スイツチ13の第2接
点13bをダイオード27を介して第2スイツチ
13の第1接点13aと第1スイツチ10の接続
点に接続したが、第3図に示す如く、第1スイツ
チ10と電動機3との接続点に接続してもよい。
また、減速手段としてダイオード27を用いた
が、抵抗を用いてもよい。
(ト) 考案の効果 以上の如く、本考案に依れば、みじん切り等の短
時間で行なう調理は回転体を高速回転させること
ができ、また、泡立て等の長時間かかる調理は低
速回転で、蓋体を手で押圧することなく調理する
ことができる等使用性の良好な調理器にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の断面図、第2図は同
回路図、第3図は他の実施例を示す回路図であ
る。 1……調理器本体、3……電動機、10……第
1スイツチ、14……摺動片、17……容器、1
9……回転体、21……蓋体、25……係止片、
27……ダイオード(減速手段)、28……スプ
リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動機を内蔵する調理器本体と、該本体上に載
    置される容器と、該容器内に収納され、前記電動
    機により駆動される回転体と、前記容器の上面開
    口部を施蓋する蓋体と、蓋体が容器を完全に施蓋
    した位置より蓋体を上方へ浮き上らせるスプリン
    グと、前記本体に設けられ、蓋体をスプリングに
    抗して押圧することにより閉成して前記電動機を
    駆動するスイツチと、前記蓋体を押圧した状態に
    保持するロツク手段とを備え、前記ロツク手段に
    より蓋体を押圧状態に保持した際、前記回転体を
    ロツク手段の非操作時より低速で回転せしめる減
    速手段を設けてなる調理機。
JP12582287U 1987-08-19 1987-08-19 Expired - Lifetime JPH0530681Y2 (ja)

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JP12582287U JPH0530681Y2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19

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JP12582287U JPH0530681Y2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19

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JPS6431052U JPS6431052U (ja) 1989-02-27
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JPS6431052U (ja) 1989-02-27

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