JPH0437591Y2 - - Google Patents

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JPH0437591Y2
JPH0437591Y2 JP3377588U JP3377588U JPH0437591Y2 JP H0437591 Y2 JPH0437591 Y2 JP H0437591Y2 JP 3377588 U JP3377588 U JP 3377588U JP 3377588 U JP3377588 U JP 3377588U JP H0437591 Y2 JPH0437591 Y2 JP H0437591Y2
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JP
Japan
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cutter
electric motor
lid
cooking
electric
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JP3377588U
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JPH01138341U (ja
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  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば煮た人参、ジヤガイモ等の固
形食品を回転するカツターで細かく切削したり、
練り食品を練り混ぜる等して食品を調理する電動
調理器に関し、特にそのカツターの回転駆動機構
に係る。
[従来の技術] 従来の、この種の電動調理器は、電動機の駆動
軸とカツターの回転軸とを平歯車減速機構を介し
て連結し、調理容器へ蓋を装着することによりス
イツチを接続して電動機に通電し、当該電動機の
回転力を平歯車減速機構を介してカツターの回転
軸に伝達する構成となつていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の電動調理器に
あつては、平歯車減速機構を介して電動機の回転
力でカツターを回転駆動する構造となつていたた
め、当該カツター及びカツターホルダの回転慣性
力により迅速にカツターの回転を止めることがで
きない。そのため、蓋を開けて電動機への通電を
停止した時にも、慣性力によりカツターがある時
間の間だけ回転を継続するという課題があつた。
本考案は、かかる従来の課題に鑑みてなされた
ものであり、動力伝達機構でカツター側の慣性力
を吸収できるようにして、上記課題を解決するこ
とを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案に係る電動
調理器では、調理容器への蓋の装着により作動ス
イツチを接続して電動機に通電し、当該電動機の
回転力によりカツターを前記調理容器内で回転し
て調理する電動調理器において、前記電動機の回
転力をウオーム歯車機構を介して前記カツターの
回転軸に伝達することを特徴としている。
[作用] 蓋を取つて作動スイツチを切り、電動機の回転
を停止すると、当該電動機の駆動軸とカツターの
回転軸との間をウオーム歯車機構で連結している
ため、早期にカツターの回転が停止される。
[実施例] 次に、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、図中1は円筒状をな
す調理器本体であり、その一方の側部には上方に
突出するスイツチ収納部2を形成している。その
スイツチ収納部2内には、調理器本体1内に横向
きに固定した電動機3をON・OFFするための作
動スイツチ4を設けている。
作動スイツチ4は、調理器本体1に上下方向へ
摺動可能に支持した作動杆5と、この作動杆5を
上方へ付勢して先端の小径部6をスイツチ収納部
2上面の透孔2a内に挿入するスプリング7と、
作動杆5に設けたアーム片8によつてON・OFF
されるスイツチ部9とから構成している。さら
に、作動杆5は上下方向に延びる案内片10を有
し、この案内片10で作動杆5の回転を防止する
とともに、アーム片8でスイツチ部9の可動接点
を固定接点に接続可能としている。
上記電動機3の駆動軸30にはウオーム11を
固定しているとともに、そのウオーム11にはウ
オームホイール12を噛合している。ウオームホ
イール12は、調理器本体1を上下に貫通する回
転軸13の下端部に固定している。回転軸13は
軸受14を介して調理器本体1に回転可能に支持
しているとともに、軸受14の上方には傘材15
を設け、これにより回転軸13を伝わつて落ちて
くる調理物の汁を当該軸受14から離れた部分に
落下させ、もつて軸受14への汁の侵入を抑制し
ている。
さらに、回転軸13の上部にはカツターホルダ
17を嵌合している。カツターホルダ17は、上
端部を連結した同心をなす筒軸部18と筒体部1
9とからなり、筒体部19の下部に設けた取付部
の上下に2枚のカツター20を固定している。
21は、調理器本体1上に載置した調理容器で
あり、同心をなす外筒22及び内筒23を具えた
有底の筒体からなり、ドーナツツ形をなす空間部
に上記カツターホルダ17の筒体部19とカツタ
ー20とが配置され、その空間部内でカツター2
0が回転して食品を裁断し、練り合せ、攪拌等し
て調理する。
また、24は、調理容器21の上部開口を閉じ
る蓋であり、底を深くしてカツプ状に形成した蓋
本体25と、この蓋本体25の側方に突出して設
けた環状をなす取手26とを有し、蓋本体25の
底面の周縁部27の曲率半径Rは比較的大きく
(15mm〜21mm程度)形成している。そして、取手
26における蓋本体25の開口側には、前記スイ
ツチ収納部2の上部に係合して調理器本体1に対
する蓋24の回転を防止するための平面形状がコ
字形をなす係合枠28と、当該蓋24の装着時に
前記透孔2a内に挿入されて作動杆5を押し下げ
る突起29とを設けている。
なお、電動機3の電源は、電線コードによつて
外部のコンセントから取るようにしてもよく、ま
た乾電池を内蔵する構造としてもよい。
次に、作用について説明する。
本電動調理器で離乳食等を調理する場合は、調
理器本体1に調理容器21を装着してからカツタ
ーホルダ17を取り付け、調理容器21のドーナ
ツツ形をなす空間部に調理物を挿入した後、当該
調理容器21に蓋24を装着する。
すると、蓋24の取手26に設けた突起29
が、調理器本体1のスイツチ収納部2上面に設け
た透孔2a内に挿入して作動杆5を押し下げる。
この作動杆5の押し下げにより、アーム片8がス
イツチ部9の可動接点を固定接点に接続して電動
機3に通電する。
これにより、電動機3の駆動軸30が回り始
め、その回転力がウオーム11からウオームホイ
ール12を介して回転軸13に伝達され、これに
よりカツターホルダ17と一体に回転するカツタ
ー20が調理物を切削等して離乳食を調理する。
カツター20を適当な時間回転した後、調理容
器21から蓋24を取り外すと、突起29が透孔
2aから外れ、スプリング7の付勢力により作動
杆5が元の状態に復帰する。これにより、アーム
片8による可動接点を固定接点に押し付ける力が
解除されてスイツチ部9がOFFとなり、電動機
3が回転を停止する。
この場合、カツター20の回転軸13と電動機
3の駆動軸30との間を動力伝達可能に連結して
いるのがウオーム歯車機構であり、かかるウオー
ム歯車機構は逆転が不能であるため、カツター2
0側の慣性力が大きい場合にも直ちにカツター2
0側の回転が停止される。
従つて、蓋24を開くと直ちにカツター20の
回転が停止するため、蓋24を開けた直後であつ
ても、カツターの回転慣性力によつて調理物が飛
び散るようなことがなく、また直ちに調理容器2
1内にスプーン等を挿入してもカツターの回転に
巻き込まれることがない。そのため、蓋24の装
着により作動スイツチを接続して電動機を駆動す
る、この種の電動調理器の安全性を向上すること
ができる。
[考案の効果] 以上説明してきたように、本考案によれば、電
動機の駆動軸とカツターの回転軸をウオーム歯車
機構を介して連結する構造としたため、カツター
の回転による回転慣性力をウオーム歯車機構で吸
収することができ、蓋を取つて電動機の作動を停
止すると同時にカツターの回転を停止することが
できる。そのため、蓋を開けた直後におけるカツ
ターの回転慣性力による調理物の飛散を防止する
ことができるとともに、直ちに調理容器内にスプ
ーン等を挿入してもカツターの回転に巻き込まれ
ることがなく、蓋の装着により作動スイツチを接
続して電動機を駆動するこの種の電動調理器の安
全性を向上することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図であ
る。 1……調理器本体、3……電動機、4……作動
スイツチ、11……ウオーム、12……ウオーム
ホイール、13……回転軸、17……カツターホ
ルダ、20……カツター、21……調理容器、2
4……蓋、30……駆動軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 調理容器への蓋の装着により作動スイツチを接
    続して電動機に通電し、当該電動機の回転力によ
    りカツターを前記調理容器内で回転して調理する
    電動調理器において、前記電動機の回転力をウオ
    ーム歯車機構を介して前記カツターの回転軸に伝
    達することを特徴とする電動調理器。
JP3377588U 1988-03-16 1988-03-16 Expired JPH0437591Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3377588U JPH0437591Y2 (ja) 1988-03-16 1988-03-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3377588U JPH0437591Y2 (ja) 1988-03-16 1988-03-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01138341U JPH01138341U (ja) 1989-09-21
JPH0437591Y2 true JPH0437591Y2 (ja) 1992-09-03

Family

ID=31260473

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JP3377588U Expired JPH0437591Y2 (ja) 1988-03-16 1988-03-16

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JPH01138341U (ja) 1989-09-21

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