JPS5839166Y2 - 電動調理器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、肉、野菜、ドレッシング等を短時間に切削攪
拌する調理器に関するものである。

この種の調理器は調理の際に使用する調味料や食用油、
さらには切削した材料等が本体にこぼれ、汚れるが本体
は電動機を内蔵しているため水洗い出来ず、布等で清掃
のしやすい本体形状が望まれていた。

又、台所で使用する器具でありコンパクトをも合せて要
求される。

本考案は上記２点に着眼したものであり、以下その一実
施例を添付図面とともに説明する。

図において１は電動機で、シャーシ２にビス３で取付ら
れ、シャーシ２は本体４にゴム５を介してビス６により
取付られている。

７は電動機１の軸で、その軸に小プーリ−８が取付られ
ている。

小プーリ−８はベルト９を介して大プーリ−１０を駆動
する。

大プーリ−１０は主軸１１に取付けられている。

主軸１１はオイルレスベアリング１２を介してシャーシ
２に取付られている。

オイルレスベアリング１２はゴムカップリング１５を介
して本体に位置決めされている。

主軸１１の先端部にはコネクタ１３が取付られている。

コネクタ１３にナイフカッタ取付部１４が着脱自在でか
つコネクタ１３上部の突起がナイフカッタ取付部１４内
に設けた溝に嵌合して電動機１の力が伝達されるように
なっている。

ナイフカッタ取付部１４には二枚のナイフ状のカッタ１
６が段違いに取付られている。

１７は容器１８の下部に設けた鉤形の突部で、本体４に
設けた突部１９に回転結合し、本体４上に容器１８がバ
ヨネット結合され載置されている。

２０は容器１８を覆う容器蓋で、その下部に設けた鉤形
突部２１が、容器１８上部に設けた突部２２に回転結合
し、容器蓋２０は容器１８にバヨネット結合される。

２３は容器蓋２０の一部に設けた電源スイツチ動作用の
突起で、容器蓋２０と容器１８をバヨネット結合させた
場合、その先端が本体４の上部に設けた凹部２４に嵌合
し、ピン２５を押しスイッチ２６の接点が閉じ、電動機
１へ電力が供給されるようになっている。

２７はピン２５を復帰させるバネ、２８はスイッチ２６
の内部リード線、２９は本体４の上部に取付けたスイッ
チ機構を覆う蓋、３０は本体下方を覆う裏板、３１は脚
である。

そして、上記した電動機１を収納した収納部４′は上方
に突出しているものであり、これと平行位置には容器１
８の下部内壁を案内し、載置する上方へ突出した保合部
３２を形成している。

この保合部３２の上面には容器１８の下面の突起３５と
係合して中心合せを行うリブ等の突起３３を同一円周上
に数個有している。

また保合部３２の収納部４′と対向する部分を切り大部
３４として保合部３２を平面形状が略半欠円状とし、収
納部４′の外壁の一部との間に形成される部分にたまる
こぼれた食用油や、切削した材料を清掃しやすくしてい
る。

このように本考案は容器を載置するための保合部の、電
動機の収納部と対向する部分を切り大部としているため
、係合部と収納部間を巾広くするもので、本体の清掃が
簡単に確実に行えるというすぐれた効果を奏している。

しかも容器の中心合せは係合部の上面に設けた突起にて
確実に行うことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す調理器の要部切欠縦断
面図、第２図は同調理器の容器を除いて示した平面図で
ある。 １・・・・・・電動機、４・・・・・・本体、４′・・
・・・・収納部、１６・・・・・・カッタ、２０・・・
・・・容器蓋、３２・・・・・・係合部、３４・・・・
・・切り大部。

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. （１）電動機を内蔵する本体と、本体上に載置される容
   器と、前記容器を覆う容器蓋と、容器内で電動機により
   駆動されるカッタとを備え、前記本体は、上方に突出し
   た電動機の収納部と、容器の下部内壁を案内して載置す
   る、上方に突出した保合部とを有し、この保合部は前記
   収納部と対向する部分を切り大部とした電動調理器。
2. （２）容器を案内、載置する上方に突出した保合部と、
   容器との中心合せを、前記保合部上面の同一円周上に設
   けた突起により行う実用新案登録請求の範囲第１項記載
   の電動調理器。