JPS6024262Y2 - 調理器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカッターで野菜や肉等の食物を粉砕する調理器
に関するもので、特にカッター構造を改良することによ
り、安価で振動の少ない調理器を提供するものである。

以下、本考案の一実施例を添付図面とともに説明する。

図において１は電動機で、本体２にビス３により取付け
られている。

４は電動機１の軸で、その上部は６角形になっており食
物を切削するカッター５の６角孔に嵌合し、電動機１の
回転をカッター５に伝達するようになっている。

６はカッター５の切れ刃で、ナイフ状をしており、上下
２段に配置され水平面で回転するものであり、刃部６′
と反対側には一体にカウンターウェイト７が突出して設
けである。

８は容器で、その下部に設けた鉤形の突部９が本体２に
設けた突部１０に回転嵌合し本体２に容器８がバヨネッ
ト結合される。

１１は容器蓋で、その下部に設けた鉤形突部１２が容器
７上部に設けた突部１３に回転嵌合し、容器蓋１１は容
器８にバヨネット結合される。

１４は容器蓋１１の一部に設けた突起で、容器蓋１１を
容器８に嵌合し回転させて容器蓋１１を容器８をバヨネ
ット結合させた場合、その先端が、本体２の一部に設け
たスイッチ１５のツマミ１６をピン１７を介して押し、
スイッチ１５の接点が閉じ電動機１へ電力が供給される
ようになっている。

１８は本体２の下部開口を覆う裏板、１９は脚である。

次に操作及び作動について説明する。

本体２に容器８をバヨネット結合させ、カッター５をシ
ャフトに嵌合させる。

そして野菜等の食物を入れ容器蓋１１を容器８に嵌合回
転させて、容器蓋１１を容器８にバヨネット結合させる
。

すると突起１４がツマミ１６をピン１７を介して押し電
動機１に電力が供給され、カッター５が回転して野菜等
の食物が切削粉砕される。

ここで実施例の場合、切れ刃６の刃部６′と反対側に一
体にカウンターウェイト７が設けであるので、切れ刃６
の高さの差による遠心力で発生する偶力による回転振動
を少なくできる。

また切れ刃６と一体に設けであるので、使用後の洗浄を
し易く、また安価に製造できるものである。

従来のものでは、上記の切れ刃６の偶力により発生する
振動が高速回転では非常に大となるため、ベルトやギヤ
等を使用しカッター５の回転をわざわざ低くして使用し
ていたためコストが高くなるという欠点を有していた。

さらに切れ刃６を左右対称形状にしてこれを上下に設け
る方法で上記の偶力の発生を防止する方法もあるが、切
れ刃６の数が多すぎて、短時間が細かくなりすぎ、特に
玉ネギ等では水分が多く出てしまい非常に使いにくくな
るという欠点がある。

本考案はカッターの切れ刃の刃部と反対側に切れ刃と一
体にカウンターウェイトを設けた簡単な構成により、回
転振動を少なくし、洗浄等の取扱いが容易で、かつ調理
上の問題もないすぐれた効果を奏している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例における調理器の要部切欠縦
断面図、第２図は同調理器のカッターの正面図、第３図
は同カッターの平面図である。 １・・・・・・電動機、２・・・・・・本体、５・・・
・・・カッター、６・・・・・・切れ刃、６′・・・・
・・刃部、７・・・・・曲カウンターウェイト、８・・
・・・・容器、１１・・一容器蓋。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 電動機を内蔵する本体と、本体上に載置された容器と、
   この容器内部に設は水平面で回転し食物を粉砕するカッ
   ターと、容器の上部開口を覆う容器蓋とを備え、上記カ
   ッターの切れ刃の刃部と反対側に切れ刃と一体にカウン
   ターウェイトを設けたことを特徴とする調理器。