JPH0229379B2 - Dendochoriki - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は容器内で回転するカツターにより野
菜、肉等を短時間に切削する電動調理器に関する
ものである。

従来の技術 従来この種の電動調理器は、第４図に示すよう
な構成であつた。第４図において、１は電動機
で、シヤーシ２にビス３により取付けられ、シヤ
ーシ２は本体４にクツシヨンゴム５を介してビス
６により取付けられている。７は電動機１の軸
で、その軸にピニオン８が取付けられている。９
は出力ギヤで、ピニオン８により駆動される。出
力ギヤ９は主軸１０に取付けられている。主軸１
０はオイルレスベアリング１１を介してシヤーシ
２に取付けられている。主軸１０の先端部には、
コネクター１２が取付けられている。コネクター
１２には、カツター取付台１３が着脱自在で、か
つコネクター１２上部がカツター取付け台１３内
に設けた溝に嵌合して電動機１の回転が伝達され
るようになつている。カツター取付け台１３に
は、上下２枚のナイフカツター１４が取付けられ
ている。１５は容器で、本体４と着脱自在に載置
されている。１６は容器蓋で容器１５の開口部を
覆つて着脱自在である。１７は容器蓋１６の一部
に設けた膨らみ部でその内天面に単数又は複数個
の下向きの突起１８を形成している。１９は本体
４上面を覆う上本体で、ビス２０により本体突出
部２３に取付けられている。２１は容器蓋１６に
設けた突起１８により動作される摺動板で、２４
は押ボタン２２及び摺動板２１を上方へ押し上げ
ているバネである。押しボタン２２は突起１８及
びバネ２４で上下動されることにより、電動機１
へ通じるスイツチ２５を動作させるようになつて
いる。２６は本体下部を覆う裏板、２７は裏板２
６に取付けられた脚であつた。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、容器蓋１６の操作
により電動機１の制御を行なうスイツチ２５を取
付けた本体突出部２３が本体４と一体で固定され
ており、調理後収納する時は、容器１５を本体に
セツトして収納せざるを得ないため、高さが高く
特定の棚に収納するか、出したままにするしかな
かつた。また後始末の手順から考えると使用した
容器１５は水洗いし水切り乾燥するまでまつて本
体４にセツトしなければならず、それまで本体４
だけを収納すると収納効率が悪く、収納できない
という不都合な面もあつた。

本発明はこのような収納時の問題点を解決する
もので、本体だけで収納しても収納スペースが少
なく、また特定の棚でなく低い棚でも本体が収納
できるようにすることを目的とするものである。

問題点をを解決する為の手段 この問題点を解決する為に本発明は、スイツチ
を取付けた本体突出部を本体に軸支し、本体突出
部を可倒可能にしたものである。

作 用 この構成により、使用時は、スイツチを取付け
た本体突出部を起こし、使用後は本体突出部を倒
し本体の高さを低くし収納することとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。第１図は本発明の一実施例による電動調理器
の縦断面図であり、第１図において１は電動機で
シヤーシ２にビス（図示せず）により取付けら
れ、シヤーシ２は本体４にクツシヨンゴム５を介
してビス６により取付けられている７は電動機１
の軸で、その軸に冷却フアン２７及びプーリー小
２８を固定している。２９はプーリー大でベルト
３０を介してプーリー小２８により駆動される。
プーリー大２９は主軸１０に取付けられている。
主軸１０はオイルレスベアリング１１と介してシ
ヤーシ２に取付けられている。主軸１０の先端部
には、コネクターシタ３１が取付けられている。
１５は容器で本体４と着脱自在に載置されてお
り、容器１５の中央底面は軸受金具３２ａを一体
成形した軸受３２と軸受キヤツプ３３が取付けら
れており、コネクター３４と一体に形成されたコ
ネクター軸３５はオイルレスベアリングＡを介し
て前記軸受金具３２に取付けられている。

コネクター軸３５の下端部にはコネクターウエ
３６が取付けられ前記コネクターシタ３１と着脱
自在に嵌合する。コネクター３４には、カツター
取付台１３が着脱自在で、かつコネクター３４上
部がカツター取付台１３内に設けた溝に嵌合して
電動機１の回転が伝達されるようになつている。
カツター取付け台１３には、上下２枚のナイフカ
ツター１４，１４ａが取付けられている。１６は
容器１５の上部開口部を覆う容器蓋で着脱自在に
容器１５と嵌合する。１７は容器蓋１６の一部に
設けた膨らみ部でその内天面には単数あるいは複
数個の下向き突起１８を形成している。２３は本
体突出部後で本体突出部前２３ａと上部はツメ３
７で固定され、下は本体突出部軸３８を形成し、
本体４に回軸自在に軸支されている。

３９は容器蓋１６に設けられた突起１８により
動作される摺動板で、摺動板はバネ（図示せず）
により上方へ押し上げられている。摺動板３９は
突起１８及びバネで上下動されることにより、電
動機１へ通じるスイツチ４０の接点を開閉し電動
機１の制御を行なうようになつている。４１は本
体４の下部を覆う裏板で、４２は裏板４１に取付
けられた脚である。

発明の効果 以上のように本発明によれば、コストをかけず
本体突出部に軸部を設け本体に軸支あるいは本体
と裏板で軸支するだけで、収納時は本体突出部を
倒し、低くすることで、高さの低い棚でも収納が
できるだけでなく、水洗いする容器部と、本体部
を別々に収納しても収納効率を低下させることが
ないという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による電動調理器の
縦断面図、第２図は同本体突出部を倒した状態を
示す平面図、第３図は同本体突出部の倒す方向を
変えた他の実施例である。第４図は従来の電動調
理器の縦断面図である。 １……電動機、２……シヤーシ、４……本体、
１５……容器、１６……容器蓋、２３……本体突
出部後、２３ａ……本体突出部前、３８……本体
突出部軸、４０……スイツチ、４１……裏板。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 電動機を内蔵する本体と、この本体上に載置
   される容器と、この容器内で前記電動機により回
   転駆動されるカツターと、前記容器の開口部を覆
   う容器蓋とを備え、前記容器蓋の一部にスイツチ
   操作部を設け、このスイツチ操作部と対応して本
   体に設けた本体突部には前記電動機のスイツチ部
   を設け、前記スイツチ部を収容する前記本体突部
   を可倒式にした電動調理器。