JPH088755Y2 - 餅つき機 - Google Patents

餅つき機

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JPH088755Y2
JPH088755Y2 JP1986153300U JP15330086U JPH088755Y2 JP H088755 Y2 JPH088755 Y2 JP H088755Y2 JP 1986153300 U JP1986153300 U JP 1986153300U JP 15330086 U JP15330086 U JP 15330086U JP H088755 Y2 JPH088755 Y2 JP H088755Y2
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JP
Japan
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lid
hopper
support rod
rib
motor
Prior art date
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Application number
JP1986153300U
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English (en)
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JPS6358943U (ja
Inventor
和範 武智
遜 荒尾
利秋 長越
龍夫 鷲崎
幸利 国広
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ホッパー内で糯米を蒸し、その後同一のホ
ッパー内で自動的に餅につき上げる餅つき機に関するも
のである。
従来の技術 従来、この種の餅つき機においては、第4図に示すよ
うに、蓋41はホッパー42の上に単に載せただけのものが
一般的であった。
考案が解決しようとする問題点 コシのある良い餅を作るには、ホッパー42内の糯米が
蒸し上がり、次につく際にホッパー42内の蒸気と熱を逃
がさなければならないが、この構成では蓋41を自動的に
開放することができないため、糯米が蒸し上がった後、
人の操作によって蓋を開けなければならず、その結果、
「蒸す」から「つく」までの工程を連続的に行うことが
できず、そのため、餅を作る作業が面倒なものとなって
いた。また、蓋41を開放する適当な構成も有していなか
った。
本考案は上記従来の欠点を解消したもので、糯米が蒸
し上がった時に自動的に蓋を開放することにより途中に
人の操作を入れることなく「蒸す」から「つく」までの
工程を連続的に行い、しかも蓋を自動的に開放する時の
蓋の動きが一定でスムーズな餅つき機を提供することを
目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、モータとスチ
ームタンクを内蔵する本体と、前記スチームタンクに係
合し上方を開口したホッパーと、このホッパー内で前記
モータにより回転駆動される羽根と、前記ホッパー内の
蒸し上がりを検知するとともに蒸し上がり検知時にヒー
タからモータに通電を切り替える温度調節器と、前記温
度調節器の切り替わり時に係合を解かれ上昇する押し上
げ棒と、前記ホッパーを内装する天枠に開閉自在に軸支
されホッパーの開口部を覆う蓋と、前記押し上げ棒に付
勢されて前記蓋と当接し蓋を開放する支持棒とを備え、
前記蓋には開時および閉時に前記支持棒の上端面と相対
する内面に前記支持棒側に向かって突出したリブを設
け、前記リブは前記蓋閉時に前記支持棒の外径上方で蓋
中心側に相対する部分が最も高くその位置から前記蓋の
中心側に向かって前記支持棒の上端面よりも低くなるよ
うに形成するとともに、前記の最も高い位置から蓋の中
心側の低い位置までをR形状でなめらかにつないだもの
である。
作用 上記構成とすることにより、途中に人の操作を入れる
ことなく、「蒸す」から「つく」までの工程を連続的に
行うことができるとともに、蓋に設けたリブの存在によ
り蓋が一定の速度でスムーズに開放される。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図〜第3図において、1は本体で、この本体
1の上部は天枠2で覆われ、かつこの天枠2は、蒸し器
と製餅用のうすとを兼用したホッパー3を覆って形成し
ている。4はホッパー3の開口部を開閉自在に覆う蓋
で、この蓋4の一端は軸5を介して天枠2に設けた軸受
部6と嵌合している。また、蓋4には軸5の近傍で蓋4
の中心側に穴部7が設けられており、この穴部7には押
しボタン8が上下方向に摺動自在に取付けられている。
さらに、押しボタン8には蓋4を開けた時および閉めた
時に支持棒26の上端面と相対する位置に支持棒26側に向
かってリブ8aが突出して設けられており、このリブ8aは
蓋4を閉めた時に支持棒26の外径上方で蓋4の中心側に
位置する部分を最も高くし、その位置から蓋4の中心側
に向かって支持棒26の上端面よりも低くなるように形成
し、さらに最も高い位置から低い位置までをR形状でな
めらかにつないである。また、蓋4を閉じた時に支持棒
26の上端面に当接する部分は蓋4が開放しやすいように
蓋4の外周側に行くほど支持棒26の上端面よりも低くな
るように形成してある。9はホッパー3の底部中央に内
装された羽根で、この羽根9は本体1から突出した回転
軸10に着脱自在に取付けられている。11はモータ取付台
12に固着されて蒸気発生室を構成するスチームタンク
で、その外底部にはヒータ13が装着され、かつ中央部に
は本体1内への水および蒸気の侵入を防ぐシール14が取
付けられている。15はホッパー3の外底部に取付けたホ
ッパー取付板で、このホッパー取付板15はスチームタン
ク11の上端部に設けた嵌合段部11aに備えたパッキング1
6を介して気密的に着脱自在に係合している。17は前記
スチームタンク11に感熱的に備えた温度調節器である。
18はホッパー3の底部中央に開孔して回転軸10の貫通孔
を兼ねる蒸気孔である。
19は回転軸10を支持するシャーシで、このシャーシ19
はモータ取付台12に固着されている。また、回転軸10の
下部には大プーリ20が取付けられており、この大プーリ
20はモータ取付台12に固定したモータ21のモータ軸22に
取付けられた小プーリ23とベルト24を介して連結されて
いる。また大プーリ20には、大プーリ20の回転方向と逆
に押された場合に巻き締まり、かつ回転方向に押された
場合には自由に回転するクラッチバネ25が取付けられて
おり、かつこのクラッチバネ25の先端部25aはコの字状
に折曲げている。
26は天枠2に上下動自在に設けられ、かつ蓋4の軸受
部6の近傍に貫通して備えられた支持棒で、この支持棒
26の上端は押しボタン8と当接している。27は支持棒26
と当接した押し上げ棒で、この押し上げ棒27は圧縮バネ
28により蓋4を開放する方向に付勢されている。また押
し上げ棒27は軸受29を介して支持金具30によって支持さ
れている。
さらに押し上げ棒27の下部には嵌合片31が取付けられ
ており、フック片32と係合するようになっている。嵌合
片31がフック片32に係合した場合は、押し上げ棒27の上
方向への動きが規制される。フック片32にはキックバネ
33が備えられており、このキックバネ33は嵌合片31とフ
ック片32が係合する方向にフック片32を付勢している。
また、フック片32の先端には爪部32aが設けられてお
り、この爪部32aにクラッチバネ25の先端部25aが係合す
るようになっている。さらに、押し上げ棒27には嵌合片
31と軸受29との間に位置してダンパーバネ34が捲装され
て取付けられており、これにより、押し上げ棒27の急激
な上昇を規制している。また前記支持金具30は上部が天
枠2に、かつ下部がモータ取付台12に取付けられてい
る。
上記構成において、次に餅つき機の動作について説明
する。まず、スチームタンク11内に所定量の水を入れ、
ホッパー3内に糯米を入れる。そして、蓋4の軸5を軸
受部6に嵌合させて蓋4を閉じる。そして、押しボタン
8を押すと、嵌合片31とフック片32が嵌合してセットさ
れ、蓋4が閉じた状態になる。
次にスイッチを手動操作により投入すると、ヒータ13
に通電され、そして所定時間経過後にスチームタンク11
から水蒸気が発生し、蒸気孔18を経てホッパー3内で糯
米が蒸される。そして、スチームタンク11内の水の蒸発
が完了すると、スチームタンク11の急激な温度上昇を温
度調節器17で検知し、ヒータ13への通電を断つ。これと
同時に温度調節器17が切り替わって、モータ21に通電さ
れる。これにより、小プーリ23および大プーリ20が回転
し、かつ大プーリに取付けられたクラッチバネ25も回転
する。そして、クラッチバネの先端部25aがフック片32
の爪部32aに引掛かり、フック片32と嵌合片31の嵌合を
はずす。そして、圧縮バネ25が伸長して押し上げ棒27を
押し上げさらに支持棒26が押しボタン8を押す。この
時、リブ8aのうち外側に行くほど支持棒26の上端面より
も低くなった部分が初めに支持棒26に当接し斜めに力が
加わるため蓋4が容易に開く。そして、蓋4が開いてく
るとリブ8aのうち蓋4の中心側に向かって支持棒26の上
端面よりも低くなるように形成しかつR形状でなめらか
につないだ部分が支持棒26に当接するため、支持棒26と
リブ8aとの当る角度が一定となり蓋4が一定の速度でス
ムーズに開放される。従って、蒸す時に蓋4に付着した
露が糯米の中に落ちて餅のでき上りを悪くするというこ
とはない。このようにして蓋4を開放してホッパー3内
の熱と蒸気を逃しながら、羽根9がモータ21により回転
駆動されて数分後に餅がつき上がる。
以上のように本実施例によれば、途中に人の操作を入
れることなく、「蒸す」から「つく」までの工程を連続
的に行うことができるとともに、蓋4の開閉を一定の速
度でスムーズに行うことができる。
なお、上記実施例においては、押しボタン8にリブ8a
を設けた構成について説明したが、押しボタン8のない
蓋4に直接リブ8aを設けても上記実施例と同様の効果を
得ることができる。
考案の効果 上記実施例の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、モータとスチームタンクを内蔵する本体と、前記ス
チームタンクに係合し上方を開口したホッパーと、この
ホッパー内で前記モータにより回転駆動される羽根と、
前記ホッパー内の蒸し上がりを検知するとともに蒸し上
がり検知時にヒータからモータに通電を切り替える温度
調節器と、前記温度調節器の切り替わり時に係合を解か
れ上昇する押し上げ棒と、前記ホッパーを内装する天枠
に開閉自在に軸支されホッパーの開口部を覆う蓋と、前
記押し上げ棒に付勢されて前記蓋と当接し蓋を開放する
支持棒とを備え、前記蓋には開時および閉時に前記支持
棒の上端面と相対する内面に前記支持棒側に向かって突
出したリブを設け、前記リブは前記蓋閉時に前記支持棒
の外径上方で蓋中心側に相対する部分が最も高くその位
置から前記蓋の中心側に向かって前記支持棒の上端面よ
りも低くなるように形成するとともに、前記の最も高い
位置から蓋の中心側の低い位置までをR形状でなめらか
につないだことにより、「蒸す」から「つく」までの工
程を連続的に行うことができるとともに、リブと支持棒
との当る角度が一定となり蓋が一定の速度でスムーズに
開放されるため、蓋開放時のがたつきがなく、蓋に付着
した露が糯米の中に落ちて餅のでき上がりを悪くすると
いうこともないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す餅つき機の断面図、第
2図は同餅つき機における蓋を閉じた状態を示す要部断
面図、第3図は同餅つき機における蓋を開いた状態を示
す要部断面図、第4図は従来の餅つき機の断面図であ
る。 1……本体、2……天枠、3……ホッパー、4……蓋、
5……軸、8……押しボタン、8a……リブ、9……羽
根、11……スチームタンク、17……温度調節器(蒸し上
がり検知装置)、21……モータ、26……支持棒、27……
押し上げ棒。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鷲崎 龍夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)考案者 国広 幸利 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータとスチームタンクを内蔵する本体
    と、前記スチームタンクに係合し上方を開口したホッパ
    ーと、このホッパー内で前記モータにより回転駆動され
    る羽根と、前記ホッパー内の蒸し上がりを検知するとと
    もに蒸し上がり検知時にヒータからモータに通電を切り
    替える温度調節器と、前記温度調節器の切り替わり時に
    係合を解かれ上昇する押し上げ棒と、前記ホッパーを内
    装する天枠に開閉自在に軸支されホッパーの開口部を覆
    う蓋と、前記押し上げ棒に付勢されて前記蓋と当接し蓋
    を開放する支持棒とを備え、前記蓋には開時および閉時
    に前記支持棒の上端面と相対する内面に前記支持棒側に
    向かって突出したリブを設け、前記リブは前記蓋閉時に
    前記支持棒の外径上方で蓋中心側に相対する部分が最も
    高くその位置から前記蓋の中心側に向かって前記支持棒
    の上端面よりも低くなるように形成するとともに、前記
    の最も高い位置から蓋の中心側の低い位置までをR形状
    でなめらかにつないだ餅つき機。
JP1986153300U 1986-10-06 1986-10-06 餅つき機 Expired - Lifetime JPH088755Y2 (ja)

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JPS6358943U JPS6358943U (ja) 1988-04-19
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JP6475938B2 (ja) * 2014-09-04 2019-02-27 シャープ株式会社 撹拌ユニットおよび飲料製造装置

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JPS6358943U (ja) 1988-04-19

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