JPH0614714Y2 - 製パン機 - Google Patents

製パン機

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Publication number
JPH0614714Y2
JPH0614714Y2 JP1988123287U JP12328788U JPH0614714Y2 JP H0614714 Y2 JPH0614714 Y2 JP H0614714Y2 JP 1988123287 U JP1988123287 U JP 1988123287U JP 12328788 U JP12328788 U JP 12328788U JP H0614714 Y2 JPH0614714 Y2 JP H0614714Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control circuit
bread
heat shield
shield plate
upper frame
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988123287U
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English (en)
Other versions
JPH0243943U (ja
Inventor
康治 河合
守雄 柴田
政博 小山
龍夫 鷲崎
弘文 仲倉
繁 山口
道夫 平岡
孝博 大下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、家庭用製パン機の制御回路の遮熱構造に関す
るものである。
従来の技術 従来のこの種の製パン機の制御回路の遮熱構造は、例え
ば第2図のような構成になっていた。
すなわち、焼成室31の横に周囲を壁で仕切られた収納
部32を設け、その中に制御回路33を収納することに
より、焼成室31の熱から制御回路33を遮熱するよう
にしていた。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、このような構造のものでは、パンの焼成
中に制御回路33の雰囲気温度が高くなるため、回路素
子の寿命,信頼性等に悪影響を及ぼすという問題があっ
た。
つまり、焼成室31内の熱が伝わって遮熱板34が高温
になり、これがさらに制御回路33を収納している収納
部32の側壁を加熱してその内側の部分の雰囲気温度を
高くするものであった。
そして、収納部32内の温度上昇を防止しようとして断
熱材を追加しようとするとコストが高くなるという課題
があった。
本考案は上記課題に鑑み、制御回路部の雰囲気温度を低
くするとともに低コストで実現できる製パン機を提供す
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案の製パン機は、ヒー
タによって加熱される焼成室と、この焼成室内に設置さ
れ、パン材料を収納するパンケースと、このパンケース
内のパン材料を混練する混練羽根と、この混練羽根を駆
動させる電動機と、前記ヒータおよび電動機を制御する
制御回路と、この制御回路を収納した制御回路収納部
と、前記制御回路収納部を構成するとともに前記焼成室
の外側の外箱上部に設けた上枠と、前記焼成室の外側で
制御回路収納部との間に設けた遮熱板とを備え、上記上
枠は前記遮熱板と前記制御回路収納部との間に一体成形
により部分的な隔壁を設けたものである。
作用 上記した構成とすることにより、本考案の製パン機は、
パンの焼成工程に入って焼成室内が高温になり焼成室の
外側にその熱が伝わっていても、制御回路収納部と焼成
室の間に部分的に隔壁を設けてもう一段の遮熱が施され
ているため、制御回路収納部の側壁は加熱されにくくな
り、その結果、制御回路収納部内の雰囲気温度の上昇を
抑えることができるものである。
しかも上枠は遮熱板と制御回路収納部との間に一体成形
により部分的な隔壁を設けたものであるため、隔壁を固
定するための止め具等は不要であり、低コストで実施し
得るものとなる。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
第1図において、1は基台で、この基台1は下面に電動
機2を、上面に焼成室3をそれぞれ取り付けており、さ
らに外箱6と底板7および脚8を底面にそれぞれ固定し
ている。前記焼成室3は下部にヒータ4および台座5を
固定しており、さらにこの焼成室3の外側には支持部材
10を介して遮熱板9を取り付けている。
また、外箱6と支持部材10で上枠12を間に挾み込ん
で固定しており、上枠12には蓋11が開閉自在に取り
付けられている。
前記台座5の下部には下軸受16を設けて主軸17を回
転自在に軸支しており、この主軸17の上端部分は焼成
室3内の中心部へ貫通してその先端にはコネクタ下18
が設けられており、かつ下端部分には大プーリー14が
設けられている。一方、電動機2の回転軸には小プーリ
ー13が設けられており、この小プーリー13と前記大
プーリー14との間にはベルト15が掛けられていて、
電動機2の回転を主軸17に伝えるようにしている。
19はパンケースで、このパンケース19の底部には貫
通孔を設けて上軸受20を取り付け、この上軸受20に
より軸21を回転自在に軸支している。また軸21の下
端部分にはコネクタ上22が固定して取り付けられてお
り、さらに軸21の上端部分には混練羽根23が着脱自
在に装着されている。
前記パンケース19は焼成室3内の台座5に着脱自在に
装着されており、コネクタ上22がコネクタ下18に嵌
合することにより、電動機2の回転に伴って混練羽根2
3が回動するものである。
24は製パンのプロセスに従ってヒータ4および電動機
2への通電を制御する制御回路で、この制御回路24は
上枠12の凹部28と制御回路収納部蓋25とで囲んで
構成された制御回路収納部26に収納されている。さら
に、制御回路収納部26と焼成室3の間の空間には上枠
12に一体に形成した隔壁27があり、この隔壁27に
より部分的に仕切られている。
上記一実施例の構成において、次にその作用を説明す
る。この製パン機でパンを作る場合は、まず、パンケー
ス19を焼成室3内の台座5に装着し、そして小麦粉,
水などのパン材料をパンケース19の中に入れ、始動さ
せると制御回路24が電動機2およびヒータ4への通電
を記憶されている製パンのプロセス通りに制御してパン
を自動的に焼き上げる。すなわち、まず電動機2によ
り、小プーリー13、ベルト15、大プーリー14、主
軸17、コネクタ下18、コネクタ上22および軸21
を介して混練羽根23を回転させることによってパン生
地を練り上げ、かつヒータ4により焼成室3内の温度制
御を行ってパン生地を発酵させて焼き上げるものであ
る。
ところで、製パンの最終工程の焼成時には焼成室3内の
雰囲気温度は200℃近くまで上がり、機体内部を焼成
室3の熱気から遮熱している遮熱板9も高温になって周
囲に熱気を放つようになる。そして、上枠12の凹部2
8の壁面の温度もこれによって上がり、制御回路24を
収納している制御回路収納部26の雰囲気温度が上がっ
てくる。しかし、上枠12の凹部28と遮熱板9の間の
空間には上枠12に設けた隔壁27があって部分的に仕
切られているため、遮熱板9から上枠12の凹部28の
壁面への直射熱が来なくなり、その結果、前述した上枠
12の凹部28の壁面の温度の上昇は少なくてすむた
め、制御回路収納部26の雰囲気温度を低く抑えること
ができるものである。
考案の効果 上記実施例の説明から明らかなように本考案によれば、
焼成室と制御回路収納部の間の空間に隔壁を部分的に設
けているため、焼成室から制御回路収納部への直射熱は
来なくなり、その結果、制御回路収納部の温度の上昇は
少なくてすむため、制御回路収納部の雰囲気温度を低く
抑えることができ、これにより回路素子の信頼性を向上
させることができるものである。
また、焼成室と制御回路収納部の間の隔壁は制御回路収
納部の近くに部分的に設けているため、遮熱板単独で焼
成室の遮熱をより完全に行うものに比べて経済的にもす
ぐれているものである。
しかも上枠は遮熱板と制御回路収納部との間に一体成形
により部分的な隔壁を設けたものであるため、隔壁を固
定するための止め具等は不要であり、従って低コストで
実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す製パン機の縦断面図、
第2図は従来の製パン機の縦断面図である。 2……電動機、3……焼成室、4……ヒータ、19……
パンケース、23……混練羽根、24……制御回路、2
6……制御回路収納部、27……隔壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鷲崎 龍夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)考案者 仲倉 弘文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)考案者 山口 繁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)考案者 平岡 道夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)考案者 大下 孝博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−5321(JP,A) 特開 昭62−87038(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータによって加熱される焼成室と、この
    焼成室内に設置され、パン材料を収納するパンケース
    と、このパンケース内のパン材料を混練する混練羽根
    と、この混練羽根を駆動させる電動機と、前記ヒータお
    よび電動機を制御する制御回路と、この制御回路を収納
    した制御回路収納部と、前記制御回路収納部を構成する
    とともに前記焼成室の外側の外箱上部に設けた上枠と、
    前記焼成室の外側で制御回路収納部との間に設けた遮熱
    板とを備え、前記上枠は前記遮熱板と前記制御回路収納
    部との間に一体成形により部分的な隔壁を設けた製パン
    機。
JP1988123287U 1988-09-20 1988-09-20 製パン機 Expired - Lifetime JPH0614714Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988123287U JPH0614714Y2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 製パン機

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JP1988123287U JPH0614714Y2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 製パン機

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Publication Number Publication Date
JPH0243943U JPH0243943U (ja) 1990-03-27
JPH0614714Y2 true JPH0614714Y2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=31372003

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JP1988123287U Expired - Lifetime JPH0614714Y2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 製パン機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS625321A (ja) * 1985-07-01 1987-01-12 松下電器産業株式会社 全自動製パン機
JPS6287038A (ja) * 1985-10-11 1987-04-21 松下電器産業株式会社 製パン機

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JPH0243943U (ja) 1990-03-27

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