JPS6334595Y2 - - Google Patents

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JPS6334595Y2
JPS6334595Y2 JP13010083U JP13010083U JPS6334595Y2 JP S6334595 Y2 JPS6334595 Y2 JP S6334595Y2 JP 13010083 U JP13010083 U JP 13010083U JP 13010083 U JP13010083 U JP 13010083U JP S6334595 Y2 JPS6334595 Y2 JP S6334595Y2
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container
material container
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water
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JP13010083U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は特に家庭用に適する自動製パン機に
関する。
パンを焼くにはその材料である小麦粉、イース
ト菌、少量のバター、砂糖などを水と共にこねて
一次発酵させ、ガス抜きをした後二次発酵させ、
更にガス抜きをして成形発酵させた後、焼いて仕
上る工程をとり、この間の所要時間は約4時間程
度である。前記発酵工程において、従来はこねた
材料(パン生地)を乾かさないように、濡れた布
巾を被せていた。パン作りを全自動化するには、
材料をこねた後にそのこねた材料上に、適度に濡
れた布巾を自動的に被せるようにするには構造が
複雑となり、家庭用製パン機には適さない。
この考案の目的は発酵工程において、濡れ布巾
を用いることなく、簡単な構造で、パン生地を乾
かしてしまうようなことがない自動製パン機を提
供することにある。
この考案によれば材料を入れてこねる材料容器
はほゞ密閉状態に構成され、その材料容器の上板
に凹部が形成され、その凹部の中央部に小孔が開
けられてある。この小孔を通じて外部から材料容
器内に水を供給することができ、かつ材料容器内
で発生した蒸気を適当に逃すことにより、つまり
材料容器内に水滴が生じない程度に蒸気を逃が
し、かつパン生地が乾燥しないようにされる。
以下この考案による自動製パン機の実施例を第
1図及び第2図を参照して説明しよう。製パン機
の匣体11の上部の一半部に開閉蓋12が設けら
れ、開閉蓋12の下にこの蓋を開けると取外すこ
とができる材料容器13が匣体11内に収容され
る。材料容器13と隣接して水槽14が匣体11
内に設けられ、水槽14はその上側に蓋15が開
閉自在に取付けられている。この例においては材
料容器13へ供給する水を所定温度として供給す
るように構成されている。このためこの例におい
ては水槽14の周壁は断熱層16で囲まれ、周囲
温度に影響され難いようにされる。また水槽14
内に取出し自在に氷ケース17が配され、氷ケー
ス17内には氷18を入れることができるように
される。氷ケース17の外周面には必要に応じて
放熱フイン19が形成されており、この氷ケース
17の外周面と水槽14の内周面との間において
水槽内に水を入れ、かつ氷ケース17内に氷18
を入れておくことにより、水槽14内の水を一定
温度、例えば5℃程度に保持することができる。
この考案においては材料容器13はほゞ密閉構
造とされ、その上板、この例では上蓋13aに円
形凹部66が形成され、その凹部66の中央部に
小孔23が形成される。この水槽14内の一定温
度に制御された水はポンプ21によりパイプ22
を通じて、材料容器13の上側より、材料容器1
3の上蓋13aに形成された小孔23を通じて材
料容器13内に供給することができる。小孔23
の大きさは材料容器13内に発生した蒸気を適当
に逃がし、パン製造に適すほゞ一定の湿度に容器
13内が保持されるように選定され、例えば直径
を2〜4mm程度にされる。
第2図に示すように製パン機の匣体11の底板
11aと比較的接近して匣体11内に基板24が
水平に取付けられ、基板24上に円板状固定具2
5が固定される。一方材料容器13の底板には取
付台26が固定され、取付台26のつば26aを
固定具25の横方向に突出した係合突起27に回
転によつて引掛けて材料容器13を上下方向に対
し固定し、抜く際には材料容器13を回動して突
起27とつば26aとの係合を外す。つば26a
にはこの突起27との係合を外すための切欠きが
図に示してないが形成されている。
材料容器13に回転軸28が挿通される。即ち
この例では固定具25の中心部に貫通孔が形成さ
れ、この貫通孔の内周面に軸受29が取付けら
れ、軸受29に回転軸28が回転自在に挿通され
る。また材料容器13の底板13b及び取付台2
6に貫通孔が形成され、これら貫通孔を挿通して
回転軸28が材料容器13内に位置することがで
きるようにされている。この材料容器13内にお
いて回転羽根31が回転軸28に取付けられる。
回転羽根31はその一端部31aがキヤツプ状に
構成され、そのキヤツプ状部31a内に回転軸2
8の内端部が上下に着脱自在に挿通され、しかも
上下方向の縦溝32が回転軸28の外周に形成さ
れ、この溝32内に嵌合した回り止め用のキイ3
3がキヤツプ状部31aの内周面に突出形成さ
れ、キヤツプ状部31aを回転軸28の上端より
軸28上に被せることができ、回転方向に対して
互に係合され、従つて回転軸28と直角な回転羽
根31は回転軸28が回転すると回転する。
回転羽根31の回転円と近接してその回転円の
半径方向に延長した固定棒34が設けられる。例
えばこの図に示すように回転軸28は筒状に構成
され、回転軸28内に固定軸35が挿通される。
固定軸35の下端は匣体11の底板11aに固定
され、固定軸35の上端は回転軸28、更に回転
羽根のキヤツプ状部31aを貫通して材料容器1
3内に突出され、その突出端上に固定軸35の一
端部が固定される。回転軸28の上下の端部の内
周面と固定軸35の外周面との間にベアリスグ3
6,36′が介在されている。ベアリング36と
回転羽根のキヤツプ状部31aとの間において固
定軸35と回転軸28との間にリング状シール3
7が詰められている。固定棒34の一端部もキヤ
ツプ状部34aとされ、キヤツプ状部34a内に
固定軸35の内端部が挿入される。この場合も固
定軸35の外周面に軸方向のキイ溝38が形成さ
れ、このキイ溝38に、キヤツプ状部34aの内
周面に形成されたキイ39が挿入係合されて固定
棒34が回転方向において固定される。またキヤ
ツプ状部34a内に固定用ばね41の一端が固定
され、ばね41の他端はキイ溝38の反対側にお
いて固定軸35の凹部32に係合圧接される。従
つて固定棒34は正しく上下方向に上側にキヤツ
プ状部34aを少し強く引くとばね41と凹部4
2との係合が外れて取去ることができるが、回転
方向に対してはキイ溝38とキイ39とによつて
充分強く係合されて回転せず、かつ固定棒34は
固定軸35と直角方向に延長し、その遊端部に上
方向の力を受ける時はキヤツプ状部34aと固定
軸35との周面が互に強く圧接されてキヤツプ状
部34aは抜け難くなるように構成されている。
底板11aと基板24との間において回転軸2
8上にプーリ43が固定される。一方第1図に示
すように匣体11内において水槽14の下部にモ
ータ44が防振手段45を介して基板24に保持
される。モータ44の回転軸46にプーリ47が
取付けられる。また底板11a上に立てた軸48
上にプーリ49が取付けられ、プーリ47,49
間にベルト51が掛けられ、回転軸46の回転は
プーリ47,49、ベルト51によつて減速され
て回転軸48に伝達され、回転軸48のプーリ5
2とプーリ43とにベルト53が掛けられ、この
ベルト53を通じてプーリ43に軸48の回転が
減速して伝達される。
更にこの実施例においては材料をこねている際
に、その材料の温度を検出する手段が設けられ
る。この例においては固定軸35に第2図に示す
ように軸方向に通じた中心孔54が形成され、そ
の中心孔54の内端部は固定軸35の内端部の近
く、つまりキヤツプ状部31a,34aの間に位
置し、その位置に感温抵抗素子55が挿入され、
感温抵抗素子55のリード線56は固定軸35の
下端より導出される。第1図に示すように材料容
器13の外周には、材料容器13内の材料を加熱
してパンを焼き上げるためのヒータ57がめぐら
されている。匣体11のパネル板58には電源ス
イツチ59やパン出来上り時刻のセツトボタン6
1、その表示部62、時刻合せスイツチ63、そ
の表示部64などが設けられている。またヒータ
57による加熱時の温度を制御するため感温抵抗
素子65が容器13の近くの外周位置に設けられ
ている。
この構成において自動的にパンを焼くには蓋1
2を開け、更に容器の上蓋13aを外し、小麦
粉、イースト菌、バター、砂糖などの材料を所定
量材料容器13内に入れ、蓋13a,12を蓋
し、一方水槽14内に所定量の水を入れると共に
氷ケース17内に氷18を入れてパン出来上り時
刻を設定して電源を入れておけばよい。そのよう
にすると水槽14内の水は夏でも5℃程度の温度
に保持され、夏、冬の区別なく一定の温度となつ
ている。パン出来上り設定時刻の4時間程度前に
なるとポンプ21が作動して水槽14内の水が材
料容器13内に供給され、かつモータ44が駆動
され、従つて回転羽根31が回転され、この回転
は例えば毎分200回程度とされる。この回転によ
り容器13内の材料がこねられるが、その際に固
定棒34に材料がからみ、これと回転羽根31と
の間に互に材料がこねられるため、比較的遅い回
転速度でも材料を充分こねることができる。この
ように材料をこねている間に材料の温度が上昇し
てくるが、その温度は感温抵抗素子55によつて
感知されており、これが所定温度、例えば27℃に
なるとこねの工程を終了とする。この際先に述べ
たように供給する水の温度が例えば5℃という一
定の温度であつて常に一定の条件でこね上り、良
好にこねられ、焼き上つたパンの生地につやがあ
るものが外部温度などに影響されることなく出来
上る。このこね工程が終了すると一次発酵ガス抜
き、二次発酵ガス抜き、成形発酵などが図に示し
てないが制御部により自動的に行われ、その後ヒ
ータ57に対して通電が行われて材料容器13内
が加熱されて内部の材料が焼かれて所定時間加熱
することによつてパンが焼き上る。
前記こね工程が始まると、前述したように温度
が上昇し、これに伴つて蒸気が発生して材料容器
13内に蒸気が充満し、その一部は小孔23を通
じて外部に逃げる。更に前記一次発酵、二次発
酵、成形発酵の時に材料温度が上昇し、パン生地
から蒸気が発生し、その蒸気の一部は小孔23を
通じて外部に逃がされる。これらの間材料容器1
3内は適当なほゞ一定の湿度に保持され、パン生
地が乾くおそれがなく、また水滴になつてパン生
地に漏下することもなく、良好なパンが得られ
る。この小孔23は凹部66の中央部に形成され
ているため、水をこぼすことなく、小孔23を通
じて所定量の水を材料容器13内に水を供給する
ことができる。特に材料容器13は匣体11に対
し取外し自在とされているため、給水用パイプ2
2を材料容器13に固定することができず、しか
も小孔23は孔径が小さいが、簡単な構造で所定
量の水を材料容器13へ供給することができる。
固定棒34は固定軸35の上に付けなくてもよ
い。例えば第3図A及びBに示すように容器13
の側壁に取付孔68を形成し、その取付孔68よ
り固定棒34を容器13内に挿入させてもよい。
以上述べたようにこの考案による自動製パン機
によれば、材料容器13をほゞ密閉構造とし、上
板の凹部66の中央部の小孔23を通じて容器1
3内に水を供給するため、もらすことなく水を簡
単に供給でき、しかも材料容器13内に蒸気が充
満し、かつ蒸気が小孔23から適当に逃げるた
め、パン生地に濡れた布巾を被せるようなことを
することなく、パン生地の表面が適当な湿度雰囲
気に晒され、良好なパンを作ることができ、しか
もその構造が頗る簡単であつて、全自動化するこ
とが容易である。
また前記実施例によれば回転羽根13と固定棒
34とを用いることによつて回転羽根31を低速
度で回転させて材料を充分こねることができ、従
つて大きな騒音源とならないため夜間用いること
もできる。また先の例に示すように供給する水の
温度を一定温度とすることによつて外部の温度に
影響されることなく、常に良いパンを作ることが
可能であり、かつ先の例のように回転羽根31の
位置、つまりこねている材料の部分における材料
温度を検出することによつて材料温度が所定の温
度になつた時にこね上りとして検出することがで
き、この点からも良いパンが得られる。先の例の
ようにすれば材料のこねから焼き上りまでのすべ
てを人手をわずらわすことなく全自動的にパンを
作ることが可能である。つまりパンが出来上る前
に予め材料をセツトし、また例えば前夜焼き上り
時刻をセツトしておくことによつて翌朝自動的に
出来上つたパンを得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による自動製パン機の一例を
示す一部破断した斜視図、第2図はその要部の断
面図、第3図はこの考案の一部変形例を示す略線
的断面図である。 11:匣体、13:材料容器、13a:上蓋、
14:水槽、16:断熱層、17:氷ケース、2
2:給水用パイプ、23:小孔、28:回転軸、
31:回転羽根、34:固定棒、35:固定軸、
55:感温抵抗素子、66:凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 材料を材料容器内に入れ、その材料をこねた
    後、発酵させる自動製パン機において、上記材料
    容器はほゞ密閉状態とされ、その材料容器の上板
    に凹部が形成され、その凹部の中央部に、外部よ
    り容器内へ水を供給すると共に、内部の蒸気を逃
    す小孔が形成されていることを特徴とする自動製
    パン機。
JP13010083U 1983-08-22 1983-08-22 自動製パン機 Granted JPS6038586U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13010083U JPS6038586U (ja) 1983-08-22 1983-08-22 自動製パン機
US06/625,872 US4538509A (en) 1983-08-22 1984-06-28 Automatic bread baking machine
CA000457829A CA1204025A (en) 1983-08-22 1984-06-29 Automatic bread baking machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13010083U JPS6038586U (ja) 1983-08-22 1983-08-22 自動製パン機

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Publication Number Publication Date
JPS6038586U JPS6038586U (ja) 1985-03-16
JPS6334595Y2 true JPS6334595Y2 (ja) 1988-09-13

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ID=30294572

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JP13010083U Granted JPS6038586U (ja) 1983-08-22 1983-08-22 自動製パン機

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6357409A (ja) * 1986-08-28 1988-03-12 Satake Eng Co Ltd 揚穀機の穀粒破砕防止装置
JPS6357408A (ja) * 1986-08-28 1988-03-12 Satake Eng Co Ltd 揚穀機の穀粒破砕防止装置
JPH0734007Y2 (ja) * 1990-08-21 1995-08-02 セイレイ工業株式会社 バケット付穀物昇降機の砕米防止装置

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JPS6038586U (ja) 1985-03-16

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