JPH0418847B2 - - Google Patents

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JPH0418847B2
JPH0418847B2 JP62279551A JP27955187A JPH0418847B2 JP H0418847 B2 JPH0418847 B2 JP H0418847B2 JP 62279551 A JP62279551 A JP 62279551A JP 27955187 A JP27955187 A JP 27955187A JP H0418847 B2 JPH0418847 B2 JP H0418847B2
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JP
Japan
Prior art keywords
temperature
bread
material container
ingredients
kneaded
Prior art date
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Application number
JP62279551A
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English (en)
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JPS63238818A (ja
Inventor
Shin Oshima
Hideaki Jinnai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
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Publication date
Application filed by Hosiden Corp filed Critical Hosiden Corp
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Publication of JPS63238818A publication Critical patent/JPS63238818A/ja
Publication of JPH0418847B2 publication Critical patent/JPH0418847B2/ja
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  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は特に家庭用に適する自動製パン機に
関する。
<従来技術> パンを焼くにはその材料である小麦粉、イース
ト菌、少量のバター、砂糖などを水と共にこねて
一次発酵させ、ガス抜きをした後二次発酵させ、
更にガス抜きをして成形発酵させた後、焼いて仕
上る工程をとり、この間の所要時間は約4時間程
度である。
この製パン工程において、材料をこねる時や発
酵、ガス抜きなどは温度や湿度の影響によつてそ
の条件が変り、従つて春、夏、秋、冬によつて製
パンの条件が変つてくる。このため従来の製パン
機では季節、温度や湿度に応じて人間が調整して
パンを焼いていた。この調整は必ずしもよくゆか
ず、常に一様な出来上りのパンを作ることは困難
であつた。特に材料をこねていると温度が上昇し
てくるが、温度を上昇させ過ぎるとよいパンは得
られない。また従来製パン機としてこね器と発酵
器と焼器とが別個のものとされ、或はこれらが一
体に作られたものもあるが、こね器を動作させた
後材料を発酵器に移し、更に焼器に移したり、ま
たこね器に対する制御、発酵器、焼器に対する制
御を手動で行うものであつた。つまり従来におい
ては材料の投入をすると自動的にパンが焼き上る
まで全自動の製パン機は実用化されていなかつ
た。また焼いて仕上がる工程において材料の加熱
温度の制御が良好な焼き上がりとする点から重要
である。
<発明の概要> この発明の目的は温度管理を上手に行うことに
より良質なパンが得られる自動製パン機を提供す
ることにある。
この発明によれば材料容器内に材料を入れてそ
の材料をこねてそのこねた状態でその材料容器内
を加熱する自動製パン機において、こねられてい
る材料の温度が第1温度検出手段により検出さ
れ、その第1温度検出手段の検出温度が所定値に
なると材料のこねが終了され、更に材料容器の近
くの外部にその温度を検出する第2温度検出手段
が設けられ、その第2温度検出手段の検出温度を
参照して材料を加熱して焼く温度が制御される。
<実施例> 以下この発明による自動製パン機の実施例を第
1図及び第2図を参照して説明しよう。製パン機
の匣体11の上部の一半部に開閉蓋12が設けら
れ、開閉蓋12の下にこの蓋を開けると取外すこ
とができる材料容器13が匣体11内に収容され
る。材料容器13と隣接して水槽14が匣体11
内に設けられ、水槽14はその上側に蓋15が開
閉自在に取付けられている。この例においては材
料容器13へ供給する水を所定温度として供給す
るように構成されている。このためこの例におい
ては水槽14の周壁は断熱層16で囲まれ、周囲
温度に影響され難いようにされる。また水槽14
内に取出し自在に氷ケース17が配され、氷ケー
ス17内には氷18を入れることができるように
される。氷ケース17の外周面には必要に応じて
放熱フイン19が形成されており、この氷ケース
17の外周面と水槽14の内周面との間において
水槽内に水を入れ、かつ氷ケース17内に氷18
を入れておくことにより、水槽14内の水を一定
温度、例えば5℃程度に保持することができる。
この水槽14内の一定温度に制御された水はポン
プ21によりパイプ22を通じて、材料容器13
の上側より、材料容器13の上蓋13aに形成さ
れた孔23を通じて材料容器13内に供給するこ
とができる。
第2図に示すように製パン機の匣体11の底板
11aと比較的接近して匣体11内に基板24が
水平に取付けられ、基板24上に円板状固定具2
5が固定される。一方材料容器13の底板には取
付台26が固定され、取付台26のつば26aを
固定具25の横方向に突出した係合突起27に回
転によつて引掛けて材料容器13を上下方向に対
し固定し、抜く際には材料容器13を回動して突
起27とつば26aとの係合を外す。つば26a
にはこの突起27との係合を外すための切欠きが
図に示してしないが形成されている。
材料容器13に回転軸28が挿通される。即ち
この例では固定具25の中心部に貫通孔が形成さ
れ、この貫通孔の内周面に軸受29が受付けら
れ、軸受29に回転軸28が回転自在に挿通され
る。また材料容器13の底板13b及び取付台2
6に貫通孔が形成され、これら貫通孔を挿通して
回転軸28が材料容器13内に位置することがで
きるようにされている。この材料容器13内にお
いて回転羽根31が回転軸28に取付けられる。
回転羽根31はその一端部31aがキヤツプ状に
構成され、そのキヤツプ状部31a内に回転軸2
8の内端部が上下に着脱自在に挿通され、しかも
上下方向の縦溝32が回転軸28の外周に形成さ
れ、この溝32内に嵌合した回り止め用のキイ3
3がキヤツプ部31aの内周面に突出形成され、
キヤツプ状部31aを回転軸28の上端より軸2
8上に被せることができ、回転方向に対して互に
係合され、従つて回転軸28と直角な回転羽根3
1は回転軸28が回転すると回転する。
回転羽根31の回転円と近接してその回転円の
半径方向に延長した固定棒34が設けられる。例
えばこの図に示すように回転軸28は筒状に構成
され、回転軸28内に固定軸35が挿通される。
固定軸35の下端は匣体11の底板11aに固定
され、固定軸35の上端は回転軸28、更に回転
羽根のキヤツプ状部31aを貫通して材料容器1
3内に突出され、その突出端上に固定棒34の一
端部が固定される。回転軸28の上下の端部の内
周面と固定軸35の外周面との間にベアリング3
6,36′が介在されている。ベアリング36と
回転羽根のキヤツプ状部31aとの間において固
定軸35と回転軸28との間にリング状シール3
7が詰められている。固定棒34の一端部もキヤ
ツプ状部34aとされ、キヤツプ状部34a内に
固定軸35の内端部が挿入される。この場合も固
定軸35の外周面に軸方向のキイ溝38が形成さ
れ、このキイ溝38にキヤツプ状部34aの内周
面に形成されたキイ39が挿入係合されて固定棒
34が回転方向において固定される。またキヤツ
プ状部34a内に固定用ばね41の一端が固定さ
れ、ばね41の他端はキイ溝38の反対側におい
て固定軸35の凹部42に係合圧接される。従つ
て固定棒34は正しく上下方向に上側にキヤツプ
状部34aを少し強く引くとばね41と凹部42
との係合が外れて取去ることができるが、回転方
向に対してはキイ溝38とキイ39とによつて充
分強く係合されて回転せず、かつ固定棒34は固
定軸35と直角方向に延長し、その遊端部に上方
向の力を受ける時はキヤツプ状部34aと固定軸
35との周面が互に強く圧接されてキヤツプ状部
34aは抜け難くなるように構成されている。
底板11aと基板24との間において回転軸2
8上にプーリ43が固定される。一方第1図に示
すように匣体11内において水槽14の下部にモ
ータ44が防振手段45を介して基板24に保持
される。モータ44の回転軸46にプーリ47が
取付けられる。また底板11a上に立てた軸48
上にプーリ49が取付けられ、プーリ47,49
間にベルト51が掛けられ、回転軸46の回転は
プーリ47,49、ベルト51によつて減速され
て回転軸48に伝達され、回転軸48のプーリ5
2とプーリ43とにベルト53が掛けられ、この
ベルト53を通じてプーリ43に軸48の回転が
減速して伝達される。
更にこの実施例においては材料をこねている際
に、その材料の温度を検出する手段が設けられ
る。この例においては固定軸35に第2図に示す
ように軸方向に通じた中心孔54が形成され、そ
の中心孔54の内端部は固定軸35の内端部の近
く、つまりキヤツプ状部31a,34aの間に位
置し、その位置に感温抵抗素子55が挿入され、
感温抵抗素子55のリード線56は固定軸35の
下端より導出される。第1図に示すように材料容
器13の外周には、材料容器13内の材料を加熱
してパンを焼き上げるためのヒータ57がめぐら
されている。匣体11のパネル板58には電源ス
イツチ59やパン出来上り時刻のセツトボタン6
1、その表示部62、時刻合せスイツチ63、そ
の表示部64などが設けられている。またヒータ
57による加熱時の温度を制御する感温抵抗素子
65が容器13の近くの外周位置に設けられてい
る。
この構成において自動的にパンを焼くには蓋1
2を開け、更に容器の上蓋13aを外し、小麦
粉、イースト菌、バター、砂糖などの材料を所定
量材料容器13内に入れ、蓋13a,12を蓋
し、一方水槽14内に所定量の水を入れると共に
氷ケース17内に氷18を入れてパン出来上り時
刻を設定して電源を入れておけばよい。そのよう
にすると水槽14内の水は夏でも5℃程度の温度
に保持され、夏、冬の区別なく一定の温度となつ
ている。パン出来上り設定時刻の4時間程度前に
なるとポンプ21が作動して水槽14内の水が材
料容器13内に供給され、モータ44が駆動さ
れ、従つて回転羽根31が回転され、この回転は
例えば毎分200回程度とされる。この回転により
容器13内の材料がこねられるが、その際に固定
棒34に材料がからみ、これと回転羽根31との
間に互に材料がこねられるため、比較的遅い回転
速度でも材料を充分こねることができる。このよ
うに材料をこねている間の材料の温度が上昇して
くるが、その温度は感温抵抗素子55によつて感
知されており、これが所定温度、例えば27℃にな
るとこねの工程を終了とする。この際先に述べた
ように供給する水の温度が例えば5℃という一定
の温度であつて常に一定の条件でこね上り、良好
にこねられ、焼き上つたパンの生地につやがある
ものが外部温度などに影響されることなく出来上
る。このこね工程が終了すると一次発酵ガス抜
き、二次発酵ガス抜き、成形発酵などが図に示し
てないが制御部により自動的に行われ、その後ヒ
ータ57に対して通電が行われて材料容器13内
が加熱されて内部の材料が焼かれて所定時間加熱
することによつてパンが焼き上る。
なお第2図に示すように容器13の上蓋13a
の孔23は凹部66の中央部に形成されている
が、この孔の大きさを適当に選定することによつ
て容器13内に充満した湿気を孔23より適当に
逃がして一定の湿度にすることにより良好なパン
焼きを可能とする。固定棒34は固定軸35の上
に付けなくてもよい。例えば第3図A及びBに示
すように容器13の側壁に取付孔68を形成し、
その取付孔68より固定棒34を容器13内に挿
入させてもよい。或はまた第4図に示すように容
器13の上に固定板69を配し、固定板69より
回転軸28を挿通して容器13内に配し、その回
転軸28と同軸でその外周に固定軸35を配し、
固定軸35に固定棒34を付けることもできる。
この場合材料容器13は匣体11の下側より取出
し入れするようにする。
<発明の効果> 以上述べたようにこの発明による自動製パン機
によれば、こねている材料の温度を感温抵抗素子
55で検出することによつて材料温度が所定の温
度になつた時にこね上がりとしてこねを終了して
いるため良いパンが得られる。更にパンの焼き上
げのヒータによる加熱温度を感温抵抗素子65で
検出した温度を参照して制御しているため、良好
な焼き上げを行うことができる。このように、こ
ねられている材料の温度の検出と、焼き上げ時の
加熱温度の検出とを各別紙の感温抵抗素子を用い
て検出しているため、それぞれに適した正しい温
度を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による自動製パン機の一例を
示す一部破断した斜視図、第2図はその要部の断
面図、第3図及び第4図は要部のそれぞれ変形例
を示す略線的断面図である。 11……匣体、13……材料容器、14……水
槽、16……断熱層、17……氷ケース、28…
…回転軸、31……回転羽根、34……固定棒、
35……固定軸、55……感温抵抗素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 材料を材料容器内に入れ、その材料をこねた
    後にそのこねた材料を加熱して焼く自動製パン機
    において、上記こねられている材料の温度を検出
    する第1温度検出手段と、 その第1温度検出手段の検出温度が所定値にな
    ると上記材料のこねを終了するこね制御手段と、 上記材料容器の近くの外部に設けられてその温
    度を検出する第2温度検出手段と、 その第2温度検出手段の検出温度を参照して上
    記材料を加熱して焼く温度を制御する加熱温度制
    御手段と、 を設けたことを特徴とする自動製パン機。
JP27955187A 1987-11-04 1987-11-04 自動製パン機 Granted JPS63238818A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27955187A JPS63238818A (ja) 1987-11-04 1987-11-04 自動製パン機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27955187A JPS63238818A (ja) 1987-11-04 1987-11-04 自動製パン機

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Publication Number Publication Date
JPS63238818A JPS63238818A (ja) 1988-10-04
JPH0418847B2 true JPH0418847B2 (ja) 1992-03-27

Family

ID=17612543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27955187A Granted JPS63238818A (ja) 1987-11-04 1987-11-04 自動製パン機

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JP (1) JPS63238818A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6016534A (ja) * 1983-07-08 1985-01-28 星電器製造株式会社 自動製パン機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6016534A (ja) * 1983-07-08 1985-01-28 星電器製造株式会社 自動製パン機

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Publication number Publication date
JPS63238818A (ja) 1988-10-04

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