JPS63174616A - 自動製パン機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、所定材料を投入するだけで、所望時刻に、焼
き立てのパンが出来上る自動製パン機に関するものであ
る。

従来の技術 家庭でパンを焼く場合、一般的には練υ機、発酵器、の
し棒、オープン等の機器を使用しているが、温度と時間
の管理が非常にむずかしく、時節にかかわらず、おいし
い焼き立てのパンを作るには相当の熟練が必要であった
。

これらの問題点を解決する為、第２図に示す様に、時刻
の設定のみで自動的にパンが焼き上がる機器は種々考え
られている。この構成は、本体ケース１の内部にフレー
ム２が設けられており、フレーム２にはモータ３と、ヒ
ータ４と断熱材６を外周に装備した加熱槽６が固定され
、加熱槽６の内部には練り羽根７を有したパン型８が装
着されている。練シ羽根７はモータ３の回転力をベルト
９とプーリ１ｏにより減速駆動される。

さらに、加熱槽６には天板１１および蒸気孔１２を有し
た蓋体１３が嵌合され、加熱槽６とパン型８を蓋してい
る。また、タイマーと温度調節と、電圧調整を行なう制
御回路１４が設けられている。

温度センサー１５は加熱槽６の外側の面に固定されてい
る。

以上の様な構成で、パンを作る材料をパン型８に投入し
タイマーをセットすると所定時刻に運転が始まり、タイ
マーと温度調節により各工程が自動化され所定時刻にパ
ンが焼き上るものである。

発明が解決しようとする問題点 この様な従来の構成では、材料を投入してタイマーを設
定すれば、自動的にパンが焼き上がるが、季節により外
気温や材料や水の温度が変化した場合に、夏場の高温の
時はイーストの活動が活発になり発酵し易くなり、冬場
と同じ発酵時間にすると過発酵になり、アルコール臭の
するきめの荒い黄色いパンになる。また冬場の場合は低
温でイーストの活動が低くなるので発酵不足のふくらみ
の悪いパンになるという問題点があった。

またイーストは使用量１種類、保存状態により発酵能力
が変わるという問題があり、発酵温度や時間を設定して
もふくらみ方が異なり最適の発酵状態に制御することは
困難であった。

本発明は上記問題を解決するもので、季節にかかわらず
常に最適な発酵を行なうことができる自動製パン機を提
供することを目的とするものである。

問題点を解決するだめの手段 これらの問題点を解決する為、本発明は、パン焼き型内
のパン生地の膨張した高さを検知することにより、発酵
状態を最適状態に制御する構成としている。

作用 上記構成により、パン作シの発酵状態の制御を温度や時
間により推定するだけでなく、実際のパン生地の膨張し
た高さを検知することにより、制御装置でパン焼き型の
温度や、発酵の終了点を変えることができるので、外気
温度やイーストの活性度が変わっても常に最適の発酵を
行なうことが・できるものである。

実施例 以下本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する。

第１図において、本体ボディ１６の内にシャーシ１７が
設けられており、このシャーシ１７にはモータ１８が固
定されている。モータ１８のシャフトには小プーリ１９
が固定され、ベルト２ｏを介して大プーリ２１に動力が
伝達される。

さらにシャーシ１７には、下ヒータ２２を設けたヒータ
シャーシ２３を底面に固定し、外周に断熱材２４を装備
した焼成室２５が固定されている。

この焼成室２５の内部には着脱自在の練り羽根２６を設
けたパン焼き型２７があシ、パン焼き型２７の底に固定
されたパン型台２８に羽根軸２９゜上コネクター３０が
軸支されている。

さらにパン焼き型２７は、パン聖堂は台３１に着脱自在
に嵌合されている。パン聖堂は台３１は焼成室２６の底
部に設けられたシャーシ１７に固定され、太プーリ２１
と下コネクター３３を取付けたプーリ軸３２を軸支して
いるものである。

また焼成室２６の内側には、弾性的に支持された温度検
知手段３４が突出しておシ、パン焼き型２７の側面に圧
接している。また焼成室２５の上面には開閉自在な蓋体
３５が設けられており、この蓋体３６の下面には上ヒー
タ３６が設けられている。さらにまた蓋体３６の下面に
は高さ検知手段３７と、高さ検知手段３７の保護カバー
３８と。

この保護カバー３７を開閉する保護カバー開閉ソレノイ
ド３９が設けられている。さらに蓋体３５の上部には、
蓋体３５に着脱自在に設置される水タンク４０が設けら
れており、蓋体３５の内部には水タンク４０の注水弁４
１を開閉し、蓋体３６に設けられた注水口４２よシ水を
パン焼き型２７の内部に滴下させる為の注水用ソレノイ
ド４３が設置されている。さらに、本体ボディ１６には
、焼き上シ時刻等の入力設定用のスイッチパネル４４と
、スイッチパネル４４の入力及び、温度検知手段３４の
入力情報及び、高さ検知手段３７の入力情報を基に、モ
ータ１８、下ヒータ２２、上ヒータ３６、保護カバー開
閉ンレノイド３９、注水用ソレノイド４３の制御条件を
決定し、出力する為の制御装置４５が設けられている。

次に上記自動製パン機の動作について説明する。

パン焼き型２７の内部に練り羽根２６をセットし、パン
の材料として例えば小麦粉、ドライイースト、スキムミ
ルク、砂糖、塩、バター等を投入する。次にパン焼き型
２７を焼成室２６の内部にセットして、蓋体３５を閉じ
、水タンク４０に水を入れ、これを蓋体３６に装着する
。

そして、電源を入れスイッチパネル４４よりパンの焼き
上シ時刻を入力すると、所定時刻に自動的にスタートす
る。まず、モータ１８が回転することにより、練り羽根
２６が回転すると同時に、注水用ソレノイド４３が動作
し、注水弁４１を開けるので、注水口４２よシ水タンク
４０の中の水がパン焼き型２了の内部に滴下し、練り羽
根２６によって小麦粉等の材料を水と混練しパン生地を
作る。次に一次発酵として、温度検知手段３４がパン焼
き型２７の内部の生地温度を検知し、最適の温度になる
ように上ヒータ３６と下ヒータ２２を制御する。

この−次発酵時間は外部温度や材料や水の温度によって
も最適時間は変化するが、高さ検知手段３７の情報によ
り最適の高さに生地が膨張した時に発酵工程を終了する
。次に練り羽根２６を回転させることにより、生地中に
発生したｃｏ２等のガスを抜きを行ない、さらに二次発
酵、ガス抜き、三次発酵、ガス抜き、整形発酵を行なう
。これらの発酵工程は、高さ検知手段３７の情報により
最適高さに達した時に終了するので、常に最適の発酵が
行なわれる。

高さ検知手段３７としては超音波や光、赤外線等積々の
距離センサーが考えられいずれを用いても良い。これら
の距離センサーは、粉塵や熱等に弱いものが多いので、
保護する為に保護カバー３８と保護カバー開閉ソレノイ
ド３９を設けており、練り工程時は小麦粉等の粉塵が発
生するので保護カバー３８を閉じておき、発酵の高さ測
定を行なう時は保護カバー３８を開け、高さ検知手段３
７により高さを測定する。

次に上ヒータ３６と下ヒータ２２を通電し、温度検知手
段３４によりパン焼き型２Ｔの温度制御を行ないパンを
焼き上げる。

この焼成工程の時の熱から高さ検知手段３７を保護する
為に保護カバー３８を閉じる様に制御する。

発明の効果 以上の様に、本発明によれば、季節にかかわらず常に最
適の発酵を行なうことができる。またイーストの量や活
性度が変わっても常に最適の発酵を行なうことができる
ものであシ、常によくふくらんだしかも過発酵でないお
いしいパンが食べられるという効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例による自動製パン機の縦断面
図、第２図は従来の自動製パン機の縦断面図である。 １６・・・・・・本体ボディ、２５・・・・・・焼成室
、２６・・・・・・練シ羽根、２７・・・・・・パン焼
き型、３４・・・・・・温度検知手段、３７・・・・・
・高さ検知手段、３８・・・・・・保護カバー、４６・
・・・・・制御装置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｌ−
水抹ケース ２−　フレーム ３−　モータ ４−　ヒータ ５−　面熱材 ６−加ｆ＆槽 ７−ａｌｌ旧猥 ８−　パン聾 ９−　ベルト １０　−　　ブ　−リ　　− １１−天　扱 １４−　　制８回蕗 １５−一温度センサー

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）焼成室と、この焼成室内に設置するパン焼き型と
   、パン焼き型内の材料と水とを混練する練り羽根と、パ
   ン焼き型の温度を検知する温度検知手段と、パン焼き型
   内のパン生地の膨張した高さを検知する高さ検知手段と
   、これら温度情報、高さ情報により自動製パン工程を自
   動制御する制御装置とを設けた自動製パン機。
2. （２）高さ検知手段は保護カバーにより保護されている
   特許請求の範囲第１項記載の自動製パン機。