JPS5855946B2 - ゴムクロ−ラ - Google Patents

ゴムクロ−ラ

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Publication number
JPS5855946B2
JPS5855946B2 JP5148179A JP5148179A JPS5855946B2 JP S5855946 B2 JPS5855946 B2 JP S5855946B2 JP 5148179 A JP5148179 A JP 5148179A JP 5148179 A JP5148179 A JP 5148179A JP S5855946 B2 JPS5855946 B2 JP S5855946B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lugs
crawler
width direction
rubber
rubber crawler
Prior art date
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Expired
Application number
JP5148179A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55145072A (en
Inventor
伸二 内田
清郎 富樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP5148179A priority Critical patent/JPS5855946B2/ja
Publication of JPS55145072A publication Critical patent/JPS55145072A/ja
Publication of JPS5855946B2 publication Critical patent/JPS5855946B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はゴムクローラに係り、殊に雪上車用のゴムクロ
ーラに係る。
一般にゴムクローラの外周面に設けられるラグは クロ
ーラの周方向に対して直角方向に或は傾斜して設けられ
且つ周方向に間隔を置いて配列されているが、各ラグは
幅方向に連続形成されているか或は例えば傾斜ラグの場
合のようにクローラの幅方向中央から縁部1での約半幅
に亘って連続形成されてむり、またその場合ラグ間のピ
ッチが比較的大きいため、雪上走行の際、クローラの幅
及び周方向にむける雪の踏み固め効果がほとんどなく、
スリップ及び横すべりが発生し易く運転上細心の注意が
必要であった。
本発明は上記のような配置のラグを有するゴムクローラ
に釦いてラグを特殊形状とすることにより牽引力を向上
させ且つ横すべりを防止することを目的とするものであ
って、本発明によれば、帯状無端ゴム本体内に、該ゴム
本体の幅方向に伸延し周方向に所定間隔をもって並列し
た芯金と、これら芯金全体を外囲いしている引張補強細
条とを埋設してなり、外周面に牽引力付加用の多数のラ
グを備えているゴムクローラにおいて、前記ラグをそれ
ぞれ芯金埋設個所に対応させてクローラ周方向に対状に
設け、各対のラグがクローラ幅方向に向って相対的に拡
開していることを特徴とするものであり、好ましい1実
施態様としては前記対状のラグをゴム本体の幅方向に複
数対設け、各対のラグがクローラ幅方向に向って相対的
に拡開して釦り、更に第2の実施態様としては、対状の
ラグをゴムクローラの幅方向に複数対一連に設け。
少くとも一対のラグがゴムクローラ幅方向外方に向って
拡開しても−りほつ他の一対のラグが逆方向に向って拡
開しているものである。
本発明によれば、ラグを一対としたことによって雪上走
行時にこのラグ間に挾1れた雪が該ラグの変形によって
踏み固められ、これが牽引力をもたらしかつ横すべりを
防止するのである。
特に横すべりの防接については、一対のラグが単に平行
となっているのではなく、ゴムクローラの幅方向に拡開
した一対のラグを備えるものであるので、横すべり防止
効果をもたらすのである。
即ち一条のラグや又は一対のラグでもそれが平行なもの
にあってはゴムクローラの横すべりに対しては踏み固め
た雪に対してほとんど横方向の抗力を生ずることがない
が、本発明の如くラグを一対となしこれをゴムクローラ
幅方向に釦いて拡開した開成としたが故に横すべりに対
してはラグの傾斜面によって踏み固めた雪を押圧するこ
とになり、これによって大きな抗力を生じ横すべりを防
止できることとなるのである。
本発明におけるラグはゴムクローラの本体と同質のゴム
をもって形成しうるが踏み固め効果を高めるためには剛
性を低くして変形度合を比較的太ならしめればよい。
次に図面により本発明を更に詳細に説明する。
第1図は本発明により構成したゴムクローラの実施例の
外周面1則の一部を示す平面図、第2図は別例の同様の
平面図、第3図は第2図にネ・ける■−III線にむけ
る断面図、第4図は第2図におけるIV−IV線に釦け
る断面図である。
図中1はゴムクローラを示し、該クローラは、帯状無端
ゴム本体中にゴム本体の幅方向に伸延する芯金3を、そ
の転輪案内突起2を内周面に突出させた状態にて、ゴム
本体の周方向に所定間隔をもって並列して埋設し、この
芯金3に対応するゴム本体外周面にラグ4を形成して成
るものである。
又5は芯金3を外囲いした状態で同時にゴム本体中に埋
設されたスチールコードであり、6はスプロケット孔で
ある。
このラグ4は湿地等の走行用に使用されるクローラにあ
っては、前述のように=般にクローラの周方向に対して
直角方向に或は傾斜して設けられ且つ周方向に間隔を置
いて一条ずつ配列宮れ、更に幅方向いっばいに連続して
伸延しているか或は傾斜ラグの場合のようにクローラの
幅方向中央から縁部1での約半幅に亘って連続して伸延
しているが、本発明はこれを雪上用として適用可能とな
したもので、特にそのラグ4の配列形状に特徴があり、
図示の例においてはゴム本体の幅方向に向って相対的に
拡開させた状態にて即ち末広がり状に一対のラグ4,4
をゴム本体の外周面の左右に一定間隔を保って備えてな
る。
第1図によって示した本発明のゴムクローラ1のラグ4
ば、ゴムクローラ1の中央よりその1則端に至る捷で連
続した二条のラグ4,4を幅方向に対して拡開して備え
たものであり、第2図に釦いてはラグ4,4を二分割し
、それぞれの対のラグを各々拡開配置1ルたものである
なむ、図中4 は補助ラグである。第5図は雪上用とし
て本発明を使用した際のラグ4,4の雪に対する踏み固
め効果を示すもので、一対のラグ4,4間に挾まれた雪
7はラグ4,4の傾斜腹面4′によって矢印Aの如く加
圧され踏み固められることとなる。
従って、この踏み固められた雪7と路面との間に剪断力
乃至摩擦力がもたらされ、これがゴムクローラの牽引力
を増大させることになるのである。
第6図は第1図のゴムクローラにおける一対のラグ4,
4とその間で踏み固められた雪7との関係を示す。
この場合、クローラに横すべりが発生する時、即ちゴム
クローラ1が矢印Bの方向へ横すべりを起こそうとする
時には、ラグ4,4が横すべりの方向(矢印Bの方向)
に対して拡開しているためにラグ4,4を形成している
傾斜腹面4′4′によって踏み固めた雪7を押すことに
なる。
これは単に雪7を押すだけでなくラグが幅方向に拡開し
ているためにこの方向に雪7が押圧され、雪1の体積が
更に減少するように働く。
したがって、ここに横すべりを阻止する力が効果的に生
じるのである。
この点、従来のゴムクローラにおいては横すべりの際に
ラグが雪を押す面がほとんどなく、特に横すべりの方向
において雪の体積を減少させるような特別の効果は全く
なく、したがってこのすべりを阻止するにはほとんど無
力であったのである。
しかるに他方ではこのように踏み固められた雪はクロー
ラが雪面より離れる時にラグ間に挾捷れたitで雪面よ
り同時に離れる傾向にあるが、この点においても本発明
は二条のラグが幅方向に拡開した形状となっているため
雪が脱落しゃすい。
更に、特にスフロケットに巻き掛けられた際において、
ラグが幅方向に拡開しているため、側端における一方の
ラグが最先に変形を生じ、かつ他方のラグにも・いては
1則端のそれは最後に変形が終ることとなる。
このため一対のラグ間の間隔に変動を生じて雪の脱落が
効果的に生ずるものである。
したがって、これが再度雪に接する時にはラグ間には雪
が全くない状態であるので、牽引力の低下はなく、又横
すべり防止の効果も充分発揮しうるのである。
なお、図に訃いてはスプロケット孔6に挾1fした芯金
3上にラグ4 が備えられているが、これは横すべり防
止のために設けら′fしたものであって、かかるラグ4
がなくとも充分使用に供せられることは勿論である。
第7図は他の例を示すものであって、一方のラグ4 は
幅方向に平行であって、他方のラグ4゜は幅方向に対し
て傾斜させてなるものであって、これば上記した例と同
等の効果を奏する。
なお図中に釦いて二点鎖線で示すように傾斜させたラグ
4 を複数に分割(図においては二分割)し、とれを各
各傾斜させてもよい。
勿論、幅方向に平行なうグ4 を分割することも可能で
ある。
このようにすれば牽引力はラグ4 によって発揮され、
横すべり防止能はラグ4 を図のように傾斜させること
によって効果を発現できるものである。
第8図は他の実施例を示す平面図である。
この例では幅方向外方に拡開している二対のラグ43と
逆方向に拡開している一対のラグ4 とを交互に配置し
たものであって、特に両ラグの角度が逆になったこれら
のラグ4 4 にてかこ寸れた3、4 部分に踏み固められた雪に対して特に横すべり防止能が
発揮されることとなるのである。
第9図は第8図の実施例の改変形を示し、幅方向へ伸延
する1つの連続ラグ4 に対して、傾斜ラグ4゜、43
,44が対状に設けてあり、交互に他方向へ拡開したラ
グ対をクローラ幅方向に一連に形成した場合を示してい
る。
本発明は以上のように芯金に対応する部分、即ち接地圧
の高い部分に対をなしたラグを形成し、かつこのラグを
ゴムクローラの幅方向に角度をもたせ拡開させたことに
よって、雪上車用とした場合、雪の踏み固め効果が高め
られかつゴムクローラと共に捲き上げられた雪が極めて
容易に離脱されるためにクローラとしての牽引力の保持
及び横すべりの防止に対する性能向上を図ることができ
たものである。
したがって、除雪車等の比較的大型のものからスノーモ
ービル等の小型のものに至る1で全ての雪上車に利用で
きるクローラを提供できることとなったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるゴムクローラの外周面側の平面図
、第2図は本発明によるゴムクローラの別個の外周面側
の平面図、第3図は第2図中の■−■線に沿う断面図、
第4図は第2図中のIV−IV線に沿う断面図、第5図
はラグと雪との踏み固め効果を示す模式図、第6図は第
1図に示すゴムクローラにおけるラグと雪との相互状態
を示す平面図、第1図は本発明によるゴムクローラの別
個の外周面側の平面図、第8図は本発明によるゴムクロ
ーラの更に他の実施例の外周面側の平面図、第9図は第
8図のゴムクローラの改変形を示す平面図である。 なお、図示された主要部と符号との対応関係は以下の通
りである。 1・・・・・・ゴムクローラ、3・・・・・・芯金、5
・・・・・・引張補強細条。 4・・・・・・ラグ、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 帯状無端ゴム本体内に、該ゴム本体の幅方向に伸延
    し周方向に所定間隔をもって並置1ルた芯金と、これら
    芯金全体を外囲いしている引張補強細条とを埋設してな
    り、外周面に牽引力付加用の多数のラグを備えているゴ
    ムクローラにおいて、前記ラグをそれぞれ芯金埋設個所
    に対応させてクローラ周方向に対状に設け、各対のラグ
    がクローラ幅方向に向って相対的に拡開していることを
    特徴とするゴムクローラ。 2、特許請求の範囲第1項に記載のゴムクローラにおい
    て、対状のラグをゴム本体の幅方向に複数対設け、各対
    のラグがクローラ幅方向に向って相対的に拡開している
    ゴムクローラ。 3 %許請求の範囲第2項に記載のゴムクローラにおい
    て、対状のラグをゴムクローラの幅方向に複数対一連に
    設け、少なくとも一対のラグがコ゛ムクローラ幅方向外
    方に向って拡開しており且つ他の一対のラグが逆方向に
    向って拡開しているゴムクローラ。
JP5148179A 1979-04-27 1979-04-27 ゴムクロ−ラ Expired JPS5855946B2 (ja)

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JPS55145072A JPS55145072A (en) 1980-11-12
JPS5855946B2 true JPS5855946B2 (ja) 1983-12-12

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