JPS5849440Y2 - 電動送風機用デイフユ−ザ - Google Patents

電動送風機用デイフユ−ザ

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Publication number
JPS5849440Y2
JPS5849440Y2 JP1978098418U JP9841878U JPS5849440Y2 JP S5849440 Y2 JPS5849440 Y2 JP S5849440Y2 JP 1978098418 U JP1978098418 U JP 1978098418U JP 9841878 U JP9841878 U JP 9841878U JP S5849440 Y2 JPS5849440 Y2 JP S5849440Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffuser
fan cover
electric blower
guide vane
elastic protrusion
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978098418U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5515342U (ja
Inventor
憲雄 佐治
Original Assignee
東芝テック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東芝テック株式会社 filed Critical 東芝テック株式会社
Priority to JP1978098418U priority Critical patent/JPS5849440Y2/ja
Publication of JPS5515342U publication Critical patent/JPS5515342U/ja
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Publication of JPS5849440Y2 publication Critical patent/JPS5849440Y2/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電動送風機のディフューザ(散気装置)・更に
具体的に言えば寸法管理が容易であると共にそれ(案内
羽根)とファンカバーとの間を絶えず確実にシールする
様に改善された案内羽根を有する電動送風機用ディフュ
ーザに関するものである。
ファンカバーと案内羽根との間隙は小さい方が好lしい
が、従来、合成樹脂製のディフューザは材料や成形条件
により寸法精度の管理が困難であって、組立時にファン
カバーと案内羽根との間隙を零とすることは出来なかっ
た。
特にディフューザの外径寸法が太き目に出来たときには
ファンカバーを組付けることが出来ないので積極的にマ
イナスの寸法管理をするのが常であった。
この為に、案内羽根とファンカバーとの間に間隙が生じ
て、インペラによって送られた風がその間隙から洩れて
いた。
その結果案内羽根の下側に乱流を生ずることになり、送
風性能の低下及び騒音の発生を惹起する欠点があった。
本考案は従来のこの種の電動送風機の上記諸欠点を克服
するためになされたものである。
本考案の目的は電動送風機の送風性能及び騒音特性を向
上させしかも原価を低減するディフューザを提供するこ
とにある。
本考案の上記目的はディフューザの外周部の案内羽根の
端面に連続した弾性突起を設けることによって達成され
る。
次に本考案をその良好な実施例を示す添付図面を参照し
て説明することにする。
第1図は従来の電動送風機の斜視図であり、そのファン
カバーの一部を切り欠いて示されている。
又、第2図はその中央縦断面図である。
第1図及び第2図に示す様に、駆動モータ7の端部にモ
ータフレーム8が固定されており、更にその上にディフ
ューザ3が載せられてモータフレーム8に固定されてい
る。
インペラ2はディフューザ3から離隔されてモータの軸
上に固定金具を介してナツトで締め付けられている。
そしてファンカバー1はそれらを覆う様にモータフレー
ム8のフランジ部へ嵌合させて固着されている。
今、駆動モータ7によりインペラ2が回転させられると
、ファンカバー1の上部開口から取り入れられた空気は
インペラ2の内部を通過して加速されファンカバー1の
外周側壁へ吹き付けられる。
吹き付けられた空気は更にディフューザ3の案内羽根4
の上面に沿って流下して仕切板5の内側へ導かれ、更に
モータフレーム8に設けられた穴から駆動モータ7へと
送風される。
このディフューザ30通路はしだいに太くされており、
送風される空気の運動速度を落しながら圧力を上昇させ
ている。
電動送風機はこの様な構造と作用を有しているが、上述
の様に従来の電動送風機に於ては、ファンカバー1とデ
ィフユーザ30案内羽根4との間に間隙があった。
従って第3図の案内羽根4に沿って流れる他に第3図又
は第6図に示す様な間隙を通過する流れが生じて案内羽
根4の下側には渦状の乱流が発生する。
その為に、送風性能の低下と騒音の発生を惹起すること
になる。
そこで本考案はその間隙を無くする為に案内羽根40フ
アンカバー1に近接する端面にその全長に渡って連続し
た弾性突起を設けている。
それは第4図及び第5図に部分拡大図として示されてい
る。
この弾性突起の断面形状は図の様に先端を丸くしたもの
でも或いは三角形状のものでも良いが、ファンカバー1
との係合を考慮して適度の弾性を有している必要がある
この弾性突起6はその端面への取り付は位置が下方でも
中間でも良く、又1条に限ることなく複数条であっても
良いことは勿論である。
更に又第4図に示す様に仕切板5の外側面の案内羽根4
の立ち上がり部から下方端迄連続した同様な突起14を
設げることにより一層送風性能及び騒音特性を向上させ
ることが出来る。
従って、ディフューザ3の最大外径は案内羽根4(7)
突起6の先端であって、ファンカバー1の内径よりも若
干大きく作られており、案内羽根4の突起6のない端面
部分送のディフューザ3の外径寸法はファンカバー1の
内径よりも若干小さく作られている。
この突起6を有するディフューザ3が用いられた電動送
風機を組み付けるとき、ファンカバー1の内側は案内羽
根4の突起6と係合しながら圧入され更にモータフレー
ム8のフランジ部に嵌合して固着される。
この結果ディフューザ3とファンカバー1との間がシー
ルされ、送風性能が向上し、騒音が小さくなる効果が得
られる。
更に、ディフューザ3の外径寸法の精度誤差は許容範囲
を大きく取ることが出来るので、従来に較べて寸法管理
が楽になって種々な面で原価を低減することが出来る。
又他の実施例が第7図及び第8図に示されている。
このディフューザ10はその上部中央にインペラ(図示
せず)を落し込んで組み付けられる様になっており、イ
ンペラ風は案内羽根11によって案内されて仕切板12
の下側へ導かれる。
この形状のディフューザ10は上面が帯状円環を呈して
いるので、その面へ環状の突起13を設けることによっ
て風の洩れを防止することが出来る。
この突起の形状、個数及び効果は上述の通りである。
以上説明したことから、本考案は電動送風機の送風性能
及び騒音特性を向上させしかも原価を低減するディフュ
ーザを提供することが明らかにされた。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を切り欠いた従来の電動送風機の斜視図、
第2図は第1図の中央縦断面図、第3図はディフューザ
の部分拡大図、第4図は本考案のディフューザの部分拡
大図、第5図は突起を有した案内羽根部の部分拡大図、
第6図は従来の案内羽根部の部分拡大図、第7図は他の
実施例の突起を有するディフューザの組付を一部を切り
欠いて示す斜視図そして第8図は第7図の■−■に沿っ
た断面図である。 1.9・・・・・・ファンカバー、2・・・・・・イン
ペラ、3゜10・・・・・・ディフューザ、4,11・
・・・・・案内羽根、5.12・・・・・・仕切板、6
,13,14・・・・・・突起、T・・・・・・駆動モ
ータ、8・・・・・・モータフレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 仕切板の外側面に複数個の案内羽根が設けられているデ
    ィフューザに於いて、上記案内羽根のファンカバーの円
    周壁面に対向する端面ばその全長にわたって連続した弾
    性突起を有して居ジ、該弾性突起は組立後それとファン
    カバーとの間を絶えず確実にシールする様になっている
    ことを特徴とする合成樹脂製のディフューザ。
JP1978098418U 1978-07-19 1978-07-19 電動送風機用デイフユ−ザ Expired JPS5849440Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978098418U JPS5849440Y2 (ja) 1978-07-19 1978-07-19 電動送風機用デイフユ−ザ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978098418U JPS5849440Y2 (ja) 1978-07-19 1978-07-19 電動送風機用デイフユ−ザ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5515342U JPS5515342U (ja) 1980-01-31
JPS5849440Y2 true JPS5849440Y2 (ja) 1983-11-11

Family

ID=29034168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978098418U Expired JPS5849440Y2 (ja) 1978-07-19 1978-07-19 電動送風機用デイフユ−ザ

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JP (1) JPS5849440Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4978654B2 (ja) * 2009-04-13 2012-07-18 株式会社日立製作所 電動送風機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5730477Y2 (ja) * 1976-05-28 1982-07-03

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JPS5515342U (ja) 1980-01-31

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