JPS5845128Y2 - ストラット型懸架装置におけるショックアブソ−バ - Google Patents

ストラット型懸架装置におけるショックアブソ−バ

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Publication number
JPS5845128Y2
JPS5845128Y2 JP12224579U JP12224579U JPS5845128Y2 JP S5845128 Y2 JPS5845128 Y2 JP S5845128Y2 JP 12224579 U JP12224579 U JP 12224579U JP 12224579 U JP12224579 U JP 12224579U JP S5845128 Y2 JPS5845128 Y2 JP S5845128Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer shell
steering knuckle
thread
shock absorber
suspension system
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Expired
Application number
JP12224579U
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JPS5639307U (ja
Inventor
重男 粟津
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ロアキャップにより下端開口を閉塞されるア
ウタシェルの下端部にステアリングナックルを一体的に
結合してなるストラット型懸架装置におけるショックア
ブソーバの改良に関する。
従来、この種のショックアブソーバ10は、第1図にて
示したように、ロアキャップ11をアウタシェル12の
下端に設けた段付内孔12a内に圧入嵌合した後、アウ
タシェル12の下端部ラステアリングナックル13に設
けた孔13a内に圧入嵌合し、しかる後ロアキャップ1
1、アウタシェル12及びステアリングナシクル13を
全周溶接14して、アウタシェル12の下端開口を液密
的に閉塞するとともにアウタシェル12の下端部にステ
アリングナックル13を一体的に結合している。
ところで、アウタシェル12の下端部及びステアリング
ナックル13のスピンドル部13 bには強度向上のた
め表面ロール、高周波焼入等の加工が施されており、こ
れらの効果を減じることなく、シかも溶接ワレが生じな
いように全周溶接14することは非常に難しく、生産性
も悪い。
また、溶接ワレが生じた場合には、アウタシェル12の
下端開口からオイルが洩れたり、アウタシェル12の下
端部とステアリングナックル13の結合強度が極端に低
下して、使用できなくなる。
本考案は、かかる実状に鑑みなされたもので、以下にそ
の一実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に示したショックアブソーバ20において、ステ
アリングナックル23には孔23aが設けられている。
孔23aは、アウタシェル22の下端部が嵌入する大き
さであり、その下端部には完全ねじ23bが設けられて
いる。
一方、アウタシェル22の下端内孔部には不完全ねじ2
2aが設けられている。
また、ロアキャップ21はその下端に六角穴21dを有
し段付形状に形成されていて、その小径部にはアウタシ
ェル22の不完全ねじ22aと螺合する完全ねじ21a
が設けられ、その大径部にはステアリングナックル23
の完全ねじ23bと螺合する完全ねじ21bが設けられ
ている。
しかして、このショックアブソーバ20は、ステアリン
グナックル23の孔23a内にアウタシェル22の下端
部を所定量(アウタシェル22の下端が孔23aの完全
ねじ23bと重なる位置まで)嵌入した後、ロアキャッ
プ21をその段部21cがアウタシェル22の下端に当
接するまでアウタシェル22の不完全ねじ22a及びス
テアリングナックル23の完全ねじ23bに螺合する(
六角穴21dに工具を係合させてロアキャップ21を回
転することにより螺合する)ことによって組付けられて
おり、アウタシェル22の下端開口が液密的に閉塞され
るとともに、アウタシェル22の下端部にステアリング
ナックル23が一体的に結合されている。
ところで、このショックアブソーバ20においては、ア
ウタシェル22における下端開口の液密的な閉塞が、ア
ウタシェル22の不完全ねじ22aとロアキャップ21
の完全ねじ21aとの螺合部A(この部分においては完
全ねじ21aが不完全ねじ22aに喰い込んでいて、両
ねじ21a。
22aはほとんど隙間なく螺合している)及びアウタシ
ェル22の下端とロアキャップ210段部21cとの環
状の当接部Bによってなされており、常に適確なシール
効果を期待することができ、アウタシェル22の下端開
口からのオイル洩れがない。
またアウタシェル22の下端部とステアリングナックル
23の一体的な結合が、ステアリングナックル23の完
全ねじ23bとロアキャップ21の完全ねじ21bとの
螺合部Cによってなされており、常に高い結合強度を得
ることが可能である。
更に、このショックアブソーバ20は、従来の溶接手段
によることなく組付けられていて、溶接手段のもつ諸問
題を有しないことは勿論のこと、生産性の向上を計るこ
とも可能である。
なお、本考案の実施に際しては、第3図にて示したよう
に、アウタシェル22の下端とロアキャップ21の段部
21c間にシールリング24を介装して、シール効果を
高めることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のストラット型懸架装置におげ−るショッ
クアブソーバの部分破断側面図、第2図は本考案による
ストラット型懸架装置におけるショックアブソーバの部
分破断側面図、第3図は本考案の変形例を示した部分拡
大断面図である。 符号ノ説明、20・・・・・・ショックアブソーバ、2
1・・・・・・ロアキャップ、21a、21b・・・・
・・ロアキャップに設けた完全ねじ、21c・・・・・
・ロアキャップの段部、22・・・・・・アウタシェル
、22a・・・・・・アウタシェルに設けた不完全ねじ
、23・・・・・・ステアリングナックル、23a・・
・・・・ステアリングナックルに設けた孔、23b・・
・・・・ステアリングナックルに設けた完全ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロアキャップにより下端開口を閉塞されるアウタシェル
    の下端部にステアリングナックルを一体的に結合してな
    るストラット型懸架装置におけるショックアブソーバに
    おいて、前記ステアリングナックルに前記アウタシェル
    の下端部カ嵌入する孔を設けてこの孔の下端部に完全ね
    じを設けるとともに前記アウタシェルの下端内孔部に不
    完全ねじを設け、一方前記ロアキャップを段付形状とな
    しその小径部に前記アウタシェルの不完全ねじと螺合す
    る完全ねじを設けるとともにその大径部に前記ステアリ
    ングナックルの完全ねじと螺合する完全ねじを設けて、
    前記ステアリングナックルの孔内に前記アウタシェルの
    下端部を所定量嵌入した後、前記ロアキャップをその段
    部が前記アウタシェルの下端に係合するまで前記アウタ
    シェルの不完全ねじ及びステアリングナックルの完全ね
    じに螺合させて、前記アウタシェルの下端開口を閉塞す
    るとともに前記アウタシェルの下端部に前記ステアリン
    グナックルを一体的に結合したことを特徴とするストラ
    ット型懸架装置におけるショックアブソーバ。
JP12224579U 1979-09-04 1979-09-04 ストラット型懸架装置におけるショックアブソ−バ Expired JPS5845128Y2 (ja)

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JP12224579U JPS5845128Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04 ストラット型懸架装置におけるショックアブソ−バ

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JP12224579U JPS5845128Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04 ストラット型懸架装置におけるショックアブソ−バ

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Publication Number Publication Date
JPS5639307U JPS5639307U (ja) 1981-04-13
JPS5845128Y2 true JPS5845128Y2 (ja) 1983-10-14

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JP12224579U Expired JPS5845128Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04 ストラット型懸架装置におけるショックアブソ−バ

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JPH0223459U (ja) * 1988-07-29 1990-02-16

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JPS5639307U (ja) 1981-04-13

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