JPS6332550B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6332550B2 JPS6332550B2 JP4538180A JP4538180A JPS6332550B2 JP S6332550 B2 JPS6332550 B2 JP S6332550B2 JP 4538180 A JP4538180 A JP 4538180A JP 4538180 A JP4538180 A JP 4538180A JP S6332550 B2 JPS6332550 B2 JP S6332550B2
- Authority
- JP
- Japan
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- cylinder
- welding
- diameter
- cap
- outer diameter
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 26
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 4
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 2
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 3
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/3271—Assembly or repair
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、2輪車や4輪車あるいは開閉扉等
に装着する油圧緩衝器またはガス封入式緩衝器の
シリンダーとロアーキヤツプを全周にわたり気密
的に溶着するシリンダー端部密閉方法に関する。
に装着する油圧緩衝器またはガス封入式緩衝器の
シリンダーとロアーキヤツプを全周にわたり気密
的に溶着するシリンダー端部密閉方法に関する。
従来の緩衝器のシリンダーとロアーキヤツプの
結合は、シリンダー内周にロアーキヤツプを嵌合
させシーム溶接法で溶着して行うか、あるいは第
1図A,Bに示すように内周および外周を面取り
加工したシリンダー1の端部1aと、ロアーキヤ
ツプ2の端面2aとを突合せ、両者を加圧しなが
ら上電極3とクランプ電極4間に高電流を流して
行う抵抗溶接法により全周突合せ溶着で行つてい
た。
結合は、シリンダー内周にロアーキヤツプを嵌合
させシーム溶接法で溶着して行うか、あるいは第
1図A,Bに示すように内周および外周を面取り
加工したシリンダー1の端部1aと、ロアーキヤ
ツプ2の端面2aとを突合せ、両者を加圧しなが
ら上電極3とクランプ電極4間に高電流を流して
行う抵抗溶接法により全周突合せ溶着で行つてい
た。
しかしながら、このような従来のシーム溶接法
によるシリンダー端部密閉装置では、外部にビー
ドがはみ出て外観が悪いばかりでなく、気密溶接
する為に、部品の形状管理や加工条件管理が難し
いという問題点があつた。
によるシリンダー端部密閉装置では、外部にビー
ドがはみ出て外観が悪いばかりでなく、気密溶接
する為に、部品の形状管理や加工条件管理が難し
いという問題点があつた。
また、上記のような従来の抵抗溶接法によるシ
リンダー端部密閉装置では、いわゆる単純突合せ
式によるため、第1図Cで示すように、溶着時の
シリンダー1の内面への溶着スパツター5の発生
が大きく、また溶着部外周面にシリンダー1の外
周径より大きいバリ状のビード6が発生するとい
う問題点があつた。この溶着スパツター5はシリ
ンダー1の摺動性を損い、またビード6は塗装の
密着性を悪くして防錆力の低下の要因となるとと
もに、素手で触れた場合には負傷するおそれがあ
つた。また、ビード6はシリンダー1の面取りの
管理や溶接条件の管理でなくすることは困難であ
つて、ビード6を除去するための二次加工を要し
た。
リンダー端部密閉装置では、いわゆる単純突合せ
式によるため、第1図Cで示すように、溶着時の
シリンダー1の内面への溶着スパツター5の発生
が大きく、また溶着部外周面にシリンダー1の外
周径より大きいバリ状のビード6が発生するとい
う問題点があつた。この溶着スパツター5はシリ
ンダー1の摺動性を損い、またビード6は塗装の
密着性を悪くして防錆力の低下の要因となるとと
もに、素手で触れた場合には負傷するおそれがあ
つた。また、ビード6はシリンダー1の面取りの
管理や溶接条件の管理でなくすることは困難であ
つて、ビード6を除去するための二次加工を要し
た。
この発明は、このような従来の問題点を解決す
るためになされたもので、溶着時のシリンダー内
面への溶着スパツターの発生と、外周面へのビー
ドの突出をなくして、塗装の密着性の向上等を図
ることを目的としている。
るためになされたもので、溶着時のシリンダー内
面への溶着スパツターの発生と、外周面へのビー
ドの突出をなくして、塗装の密着性の向上等を図
ることを目的としている。
以下、この発明を図面に基いて説明する。
第2図より第4図は、この発明の一実施例を示
している。
している。
第2図に示すように、溶接前にあらかじめシリ
ンダー1の端部内周縁の全周にテーパ状の面取り
部11を形成し、その面取り部11に挿入して嵌
合するロアーキヤツプ2の端部外周縁の全周に段
付インロー部12をプレス加工等により形成す
る。そして、その段付インロー部12の小径部の
外径D1はシリンダー1の内径d1よりも若干小径
として、当該小径部をシリンダー1端部に嵌合し
た際にシリンダー内面との間にスパーク放電を防
止しうる程度の、軸方向に延びる環状隙間a(第
3図参照)を確保しうるようにするとともに、ロ
アーキヤツプ2の溶着部外径Dをシリンダー1の
外径dより多少、例えば0.8mm〜0.9mmほど小径に
設ける。
ンダー1の端部内周縁の全周にテーパ状の面取り
部11を形成し、その面取り部11に挿入して嵌
合するロアーキヤツプ2の端部外周縁の全周に段
付インロー部12をプレス加工等により形成す
る。そして、その段付インロー部12の小径部の
外径D1はシリンダー1の内径d1よりも若干小径
として、当該小径部をシリンダー1端部に嵌合し
た際にシリンダー内面との間にスパーク放電を防
止しうる程度の、軸方向に延びる環状隙間a(第
3図参照)を確保しうるようにするとともに、ロ
アーキヤツプ2の溶着部外径Dをシリンダー1の
外径dより多少、例えば0.8mm〜0.9mmほど小径に
設ける。
次に第3図に示すように、ロアーキヤツプ2の
段付インロー部12の小径部をシリンダー1の端
部内周面に挿入して段付インロー部12の大径部
端面とシリンダー1の端面とを当接するととも
に、ロアーキヤツプ2の上部に上電極(ロアーキ
ヤツプ側電極)3を配設し、シリンダー1の溶接
部外周に環状のクランプ電極4を配設する。その
際、クランプ電極4の上部内周縁の全周に環状の
大径逃げ部(溝部)13を形成する。そして、上
電極3とクランプ電極4とにより加圧通電し、ロ
アーキヤツプ2の板厚tだけロアーキヤツプ2を
シリンダー1の内側に潜り込ませ、第4図に示す
ように潜り込んだ分だけシリンダー1の外周面が
膨出する。
段付インロー部12の小径部をシリンダー1の端
部内周面に挿入して段付インロー部12の大径部
端面とシリンダー1の端面とを当接するととも
に、ロアーキヤツプ2の上部に上電極(ロアーキ
ヤツプ側電極)3を配設し、シリンダー1の溶接
部外周に環状のクランプ電極4を配設する。その
際、クランプ電極4の上部内周縁の全周に環状の
大径逃げ部(溝部)13を形成する。そして、上
電極3とクランプ電極4とにより加圧通電し、ロ
アーキヤツプ2の板厚tだけロアーキヤツプ2を
シリンダー1の内側に潜り込ませ、第4図に示す
ように潜り込んだ分だけシリンダー1の外周面が
膨出する。
上記両電極3,4の加圧通電により当初の端面
接触部において効果的に抵抗熱が発生し、ロアー
キヤツプ2とシリンダー1の当接面が溶接する
が、ロアーキヤツプ2の段付インロー部12の小
径部とシリンダー内面との間にスパーク放電を抑
えるだけの環状隙間aが保たれているため、溶着
時のシリンダー1内面への溶着スパツターの発生
を防止する効果が得られる。
接触部において効果的に抵抗熱が発生し、ロアー
キヤツプ2とシリンダー1の当接面が溶接する
が、ロアーキヤツプ2の段付インロー部12の小
径部とシリンダー内面との間にスパーク放電を抑
えるだけの環状隙間aが保たれているため、溶着
時のシリンダー1内面への溶着スパツターの発生
を防止する効果が得られる。
また、ロアーキヤツプ2の外径をシリンダー1
の外径より0.8mm〜0.9mmほど小径にする一方、ク
ランプ電極4に逃げ部13を設けたため、シリン
ダー1の外径はその逃げ部13に案内されて膨出
するとともに突合せ溶着による外周面へのビード
の突出が防止される。その結果、塗装の密着性が
向上するとともに、ビードによる負傷を防ぐこと
ができ、ビードをなくすための二次加工が不要に
なるという効果を得ることができる。
の外径より0.8mm〜0.9mmほど小径にする一方、ク
ランプ電極4に逃げ部13を設けたため、シリン
ダー1の外径はその逃げ部13に案内されて膨出
するとともに突合せ溶着による外周面へのビード
の突出が防止される。その結果、塗装の密着性が
向上するとともに、ビードによる負傷を防ぐこと
ができ、ビードをなくすための二次加工が不要に
なるという効果を得ることができる。
以上説明したように、この発明によれば、あら
かじめシリンダーの内周縁に面取り部を形成し、
もの面取り部より挿入するロアーキヤツプの端部
に段付インロー部を形成するとともに、当該段付
インロー部の小径部とシリンダー内面との間にス
パーク放電を防止する隙間を形成できるような寸
法関係にし、かつロアーキヤツプの溶着部外径を
シリンダーの外径より多少小径に形成し、次にシ
リンダーの溶接部外周に配設したクランプ電極の
内周縁に環状の大径逃げ溝を形成するようにした
ため、溶着時のシリンダー内面への溶着スパツタ
ーの発生と、外周面へのビードの突出をなくする
ことができ、溶接後の二次加工が不要となり、ま
た摺動性や塗装の密着性の向上等の効果を得るこ
とができる。
かじめシリンダーの内周縁に面取り部を形成し、
もの面取り部より挿入するロアーキヤツプの端部
に段付インロー部を形成するとともに、当該段付
インロー部の小径部とシリンダー内面との間にス
パーク放電を防止する隙間を形成できるような寸
法関係にし、かつロアーキヤツプの溶着部外径を
シリンダーの外径より多少小径に形成し、次にシ
リンダーの溶接部外周に配設したクランプ電極の
内周縁に環状の大径逃げ溝を形成するようにした
ため、溶着時のシリンダー内面への溶着スパツタ
ーの発生と、外周面へのビードの突出をなくする
ことができ、溶接後の二次加工が不要となり、ま
た摺動性や塗装の密着性の向上等の効果を得るこ
とができる。
第1図AよりCは従来装置の断面図で、Aは溶
接前の分解図、Bは抵抗溶接中の断面図、Cは溶
着完成後の断面図である。第2図は本発明の一実
施例の溶接前の各部品の断面図、第3図はその抵
抗溶接中の断面図、第4図はその溶着完成後の断
面図である。 1……シリンダー、2……ロアーキヤツプ、3
……上電極、4……クランプ電極、5……溶着ス
パツター、6……ビード、11……面取り部、1
2……段付インロー部、13……大径逃げ溝。
接前の分解図、Bは抵抗溶接中の断面図、Cは溶
着完成後の断面図である。第2図は本発明の一実
施例の溶接前の各部品の断面図、第3図はその抵
抗溶接中の断面図、第4図はその溶着完成後の断
面図である。 1……シリンダー、2……ロアーキヤツプ、3
……上電極、4……クランプ電極、5……溶着ス
パツター、6……ビード、11……面取り部、1
2……段付インロー部、13……大径逃げ溝。
Claims (1)
- 1 シリンダー端部を密閉するキヤツプに段付イ
ンロー部を形成するとともに、この段付インロー
部の小径部の外径をシリンダーの内径よりも小径
にして、嵌合時にはシリンダー内面との間にスパ
ーク放電を防止できる程度の環状隙間を形成し得
るようになし、かつキヤツプ外径をシリンダー外
径より小径に形成し、シリンダーの外周をシリン
ダー端部側内周に逃げ部を有するクランプ電極で
保持し、キヤツプを上部から押圧する上電極との
間で加圧通電してキヤツプをシリンダー内に押込
みつつ抵抗溶接することを特徴とする緩衝器のシ
リンダー端部密閉方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4538180A JPS56141437A (en) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | Seal-up of end of cylinder of buffer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4538180A JPS56141437A (en) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | Seal-up of end of cylinder of buffer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56141437A JPS56141437A (en) | 1981-11-05 |
JPS6332550B2 true JPS6332550B2 (ja) | 1988-06-30 |
Family
ID=12717685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4538180A Granted JPS56141437A (en) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | Seal-up of end of cylinder of buffer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56141437A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006006400A1 (de) | 2006-02-11 | 2007-09-06 | Zf Friedrichshafen Ag | Verfahren zum Verschweißen eines Bodens mit einem Zylinder eines Schwingungsdämpfers |
JP5681055B2 (ja) * | 2011-07-11 | 2015-03-04 | 原子燃料工業株式会社 | 抵抗溶接用電極及び溶接方法 |
DE102012211988A1 (de) * | 2012-07-10 | 2014-01-16 | Zf Friedrichshafen Ag | Schwingungsdämpfer sowie Verfahren zur Herstellung eines Schwingungsdämpfers |
-
1980
- 1980-04-07 JP JP4538180A patent/JPS56141437A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56141437A (en) | 1981-11-05 |
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