JPS638878B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS638878B2 JPS638878B2 JP4538280A JP4538280A JPS638878B2 JP S638878 B2 JPS638878 B2 JP S638878B2 JP 4538280 A JP4538280 A JP 4538280A JP 4538280 A JP4538280 A JP 4538280A JP S638878 B2 JPS638878 B2 JP S638878B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- lower cap
- welding
- chamfer
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 19
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 2
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 11
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 3
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/3271—Assembly or repair
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、2輪車や4輪車あるいは開閉扉等
に装着する油圧緩衝器またはガス封入式緩衝器の
シリンダーとロアーキヤツプを全周的に気密的に
溶着するシリンダー端部密閉方法に関する。
に装着する油圧緩衝器またはガス封入式緩衝器の
シリンダーとロアーキヤツプを全周的に気密的に
溶着するシリンダー端部密閉方法に関する。
従来の緩衝器のシリンダーとロアーキヤツプの
結合は、シリンダー内周にロアーキヤツプを嵌合
させ、シーム溶接法で溶着して行うか、あるいは
第1図A,Bに示すように内周および外周を面取
り加工したシリンダー1の端部1aとロアーキヤ
ツプ2の端面2aとを突合せ、両者を加圧しなが
ら上電極3とクランプ電極4間に電流を流して行
う抵抗溶接法により全周突合せ溶着で行つてい
た。
結合は、シリンダー内周にロアーキヤツプを嵌合
させ、シーム溶接法で溶着して行うか、あるいは
第1図A,Bに示すように内周および外周を面取
り加工したシリンダー1の端部1aとロアーキヤ
ツプ2の端面2aとを突合せ、両者を加圧しなが
ら上電極3とクランプ電極4間に電流を流して行
う抵抗溶接法により全周突合せ溶着で行つてい
た。
しかしながら、このような従来のシーム溶接法
によるシリンダー端部密閉装置では、外部にビー
ドがはみ出て外観が悪いばかりでなく、気密溶接
で行うために部品の形状管理や溶接条件管理が難
しいという問題点があつた。
によるシリンダー端部密閉装置では、外部にビー
ドがはみ出て外観が悪いばかりでなく、気密溶接
で行うために部品の形状管理や溶接条件管理が難
しいという問題点があつた。
また、上記のような従来の抵抗溶接法によるシ
リンダー端部密閉装置でも、いわゆる単純突合せ
式によるため、第1図Cで示すように、溶着時の
シリンダー1の溶着部外周面にシリンダー1の外
周径より大きいバリ状のビード6が発生するとい
う問題点があつた。このビード6は塗装の密着性
を悪くして防錆力の低下の要因となるとともに、
素手で触れた場合には負傷するおそれがあつた。
また、このビード6はシリンダー1の面取りの管
理や溶接条件の管理でなくすることは困難であつ
て、ビード6を除去するための二次加工を必要と
した。
リンダー端部密閉装置でも、いわゆる単純突合せ
式によるため、第1図Cで示すように、溶着時の
シリンダー1の溶着部外周面にシリンダー1の外
周径より大きいバリ状のビード6が発生するとい
う問題点があつた。このビード6は塗装の密着性
を悪くして防錆力の低下の要因となるとともに、
素手で触れた場合には負傷するおそれがあつた。
また、このビード6はシリンダー1の面取りの管
理や溶接条件の管理でなくすることは困難であつ
て、ビード6を除去するための二次加工を必要と
した。
この発明は、このような従来の問題点を解決す
るためになされたもので、シリンダー外周面への
ビードの突出をなくして、塗装の密着性の向上等
を図ることを目的としている。
るためになされたもので、シリンダー外周面への
ビードの突出をなくして、塗装の密着性の向上等
を図ることを目的としている。
以下、この発明を図面に基いて説明する。
第2図より第4図は、この発明の一実施例を示
している。
している。
第2図に示すように、溶接前にあらかじめシリ
ンダー1の端部内周縁の全周にテーパ状の面取り
部11を形成し、その面取り部11に挿入して嵌
合するロアーキヤツプ2の溶着部外径Dをシリン
ダー1の面取り部11の最大内径dより多少、例
えば0.4mmほど小径に設ける。
ンダー1の端部内周縁の全周にテーパ状の面取り
部11を形成し、その面取り部11に挿入して嵌
合するロアーキヤツプ2の溶着部外径Dをシリン
ダー1の面取り部11の最大内径dより多少、例
えば0.4mmほど小径に設ける。
次に第3図に示すように、ロアーキヤツプ2を
シリンダー1の面取り部11に挿入して当接する
とともに、ロアーキヤツプ2の上部に配設したロ
アーキヤツプ側上部電極(上電極)3と、シリン
ダー1の溶接部外周に配設した環状のクランプ電
極4とにより加圧通電し、ロアーキヤツプ2の板
厚tだけロアーキヤツプ2をシリンダー1の内側
に潜り込ませ、第4図に示すように潜り込んだ分
だけシリンダー1の外周面の一部が膨出する。
シリンダー1の面取り部11に挿入して当接する
とともに、ロアーキヤツプ2の上部に配設したロ
アーキヤツプ側上部電極(上電極)3と、シリン
ダー1の溶接部外周に配設した環状のクランプ電
極4とにより加圧通電し、ロアーキヤツプ2の板
厚tだけロアーキヤツプ2をシリンダー1の内側
に潜り込ませ、第4図に示すように潜り込んだ分
だけシリンダー1の外周面の一部が膨出する。
その際、クランプ電極4の上部内周縁の全周に
環状の大径逃げ溝13を形成しているため、抵抗
熱によりロアーキヤツプ2とシリンダー1の当接
面を中心に溶解するとともにやわらかくなつたシ
リンダー1の一部は上記逃げ溝13に沿つて膨出
するから、突合せ溶着による外周面へのビードの
突出が防止される。
環状の大径逃げ溝13を形成しているため、抵抗
熱によりロアーキヤツプ2とシリンダー1の当接
面を中心に溶解するとともにやわらかくなつたシ
リンダー1の一部は上記逃げ溝13に沿つて膨出
するから、突合せ溶着による外周面へのビードの
突出が防止される。
その結果、塗装の密着性が向上するとともに、
ビードによる負傷を防ぐことができ、ビードをな
くすための二次加工が不要になるという効果を得
ることができる。また、シリンダー1の面取り部
11にロアーキヤツプ2の溶接部を嵌合して抵抗
溶接しているため、センターリングが容易となる
効果もある。
ビードによる負傷を防ぐことができ、ビードをな
くすための二次加工が不要になるという効果を得
ることができる。また、シリンダー1の面取り部
11にロアーキヤツプ2の溶接部を嵌合して抵抗
溶接しているため、センターリングが容易となる
効果もある。
以上説明したように、この発明によればあらか
じめシリンダーの内周縁に面取り部を形成し、そ
の面取り部の最大径より多少小径にしたロアーキ
ヤツプの端部を該面取り部に嵌着してから、内周
縁に逃げ溝を設けたクランプ電極を用いて抵抗溶
接を行いシリンダーとロアーキヤツプを全周にわ
たり気密的に溶着したため、シリンダー外周面へ
のビードの突出をなくすることができ、バリ取り
のための二次加工が不要となる。
じめシリンダーの内周縁に面取り部を形成し、そ
の面取り部の最大径より多少小径にしたロアーキ
ヤツプの端部を該面取り部に嵌着してから、内周
縁に逃げ溝を設けたクランプ電極を用いて抵抗溶
接を行いシリンダーとロアーキヤツプを全周にわ
たり気密的に溶着したため、シリンダー外周面へ
のビードの突出をなくすることができ、バリ取り
のための二次加工が不要となる。
第1図Aは従来装置の溶接前の各部品の断面
図、第1図Bはその抵抗溶接中の断面図、第1図
Cはその溶着完成後の断面図であり、第2図は本
発明の一実施例の溶接前の各部品の断面図、第3
図はその抵抗溶接中の断面図、第4図はその溶着
完成後の断面図である。 1……シリンダー、2……ロアーキヤツプ、3
……上電極、4……クランプ電極、6……ビー
ド、11……面取り部、13……逃げ溝。
図、第1図Bはその抵抗溶接中の断面図、第1図
Cはその溶着完成後の断面図であり、第2図は本
発明の一実施例の溶接前の各部品の断面図、第3
図はその抵抗溶接中の断面図、第4図はその溶着
完成後の断面図である。 1……シリンダー、2……ロアーキヤツプ、3
……上電極、4……クランプ電極、6……ビー
ド、11……面取り部、13……逃げ溝。
Claims (1)
- 1 シリンダー端部の内周縁にテーパ状の面取り
部を形成し、その面取り部に嵌合するキヤツプの
溶着部外径をこの面取り部最大内径より多少小径
に形成するとともにシリンダー外周を保持するク
ランプ電極の内周に大径の逃げ溝を設け、キヤツ
プを押圧する上電極とクランプ電極との間で加圧
通電してロアーキヤツプをシリンダーに押込みな
がら抵抗溶接することを特徴とする緩衝器のシリ
ンダー端部密閉方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4538280A JPS56141438A (en) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | Seal-up of end of cylinder of buffer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4538280A JPS56141438A (en) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | Seal-up of end of cylinder of buffer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56141438A JPS56141438A (en) | 1981-11-05 |
JPS638878B2 true JPS638878B2 (ja) | 1988-02-24 |
Family
ID=12717713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4538280A Granted JPS56141438A (en) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | Seal-up of end of cylinder of buffer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56141438A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19731137C1 (de) * | 1997-07-21 | 1998-12-17 | Mannesmann Sachs Ag | Gewindelose Befestigung eines Gelenkauges auf einer Kolbenstange |
JPH11294513A (ja) * | 1998-04-14 | 1999-10-29 | Nippon Light Metal Co Ltd | ショックアブソーバー |
DE102006006400A1 (de) * | 2006-02-11 | 2007-09-06 | Zf Friedrichshafen Ag | Verfahren zum Verschweißen eines Bodens mit einem Zylinder eines Schwingungsdämpfers |
-
1980
- 1980-04-07 JP JP4538280A patent/JPS56141438A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56141438A (en) | 1981-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2265215A1 (en) | Welding monitoring system | |
EP0547592B1 (en) | Inertial welded cylinder and method of making same | |
JPS638878B2 (ja) | ||
JP2002001469A (ja) | 容器蓋のための金属薄板からなるリング部材を形成する方法。 | |
JPS6332550B2 (ja) | ||
US6931729B2 (en) | Method for manufacturing a filler neck | |
JPH0454545B2 (ja) | ||
JPS6110978Y2 (ja) | ||
JP3691889B2 (ja) | 溶接継手 | |
JPS639918B2 (ja) | ||
JPH06160588A (ja) | 制御棒の端栓溶接方法 | |
US3453409A (en) | Method of armoring valve cones by electric welding | |
JPS585757B2 (ja) | ヨウセツノカイサキケイジヨウ | |
JPH0244113Y2 (ja) | ||
JPS6325018Y2 (ja) | ||
JPH08122472A (ja) | 管の端栓及びその溶接方法 | |
JPH07236970A (ja) | 金属製浴槽の製造方法 | |
GB1303641A (ja) | ||
GB8411823D0 (en) | Butt welding pipe ends | |
JPS5845128Y2 (ja) | ストラット型懸架装置におけるショックアブソ−バ | |
US3609275A (en) | Butt welding of tube plates and the like | |
JPH0539838Y2 (ja) | ||
SU816722A1 (ru) | Способ диффузионной сварки | |
JPS5826894Y2 (ja) | 金属製容器 | |
JPS60216977A (ja) | 管状構造物に小径管を溶接する方法 |