JPS5844507B2 - ハンドル芯金 - Google Patents
ハンドル芯金Info
- Publication number
- JPS5844507B2 JPS5844507B2 JP53160496A JP16049678A JPS5844507B2 JP S5844507 B2 JPS5844507 B2 JP S5844507B2 JP 53160496 A JP53160496 A JP 53160496A JP 16049678 A JP16049678 A JP 16049678A JP S5844507 B2 JPS5844507 B2 JP S5844507B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spokes
- welded
- core metal
- spoke
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steering Controls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車等におけるハンドルの芯金に関するもの
である。
である。
ハンドルにはこれを補強するために芯金が埋め込まれて
いる。
いる。
ハンドル芯金は一般に互に溶接されたリムおよびスポー
クより成り、スポークはハンドルの中央部においてハブ
に固着されている。
クより成り、スポークはハンドルの中央部においてハブ
に固着されている。
従来この固着手段としては、第1図に示すように一端を
リム1に溶接したスポーク2のハンドル中央部の他端を
直接ハブ3に溶接するか、または第2図に示すようにス
ポーク2の上記他端をノ1ブ3に固着したプレート4に
溶接し、このプレート4を介してハブ3に固着する手段
がとられている。
リム1に溶接したスポーク2のハンドル中央部の他端を
直接ハブ3に溶接するか、または第2図に示すようにス
ポーク2の上記他端をノ1ブ3に固着したプレート4に
溶接し、このプレート4を介してハブ3に固着する手段
がとられている。
ところでリム1にハブ軸方向(ハンドルの垂直方向)の
外力が加わった場合、応力は特にスポーク2と、ハブ3
またはプレート4との溶接部近傍に集中し、しかも該部
分は溶接時の熱影響により脆化することにより該部分に
おいて疲労破壊を起しやすい。
外力が加わった場合、応力は特にスポーク2と、ハブ3
またはプレート4との溶接部近傍に集中し、しかも該部
分は溶接時の熱影響により脆化することにより該部分に
おいて疲労破壊を起しやすい。
従って溶接条件および工程管理に細心の注意をはらう必
要があり、また品質管理を充分に行なう必要があって作
業は非能率的となっていた。
要があり、また品質管理を充分に行なう必要があって作
業は非能率的となっていた。
本発明は上記の実情に鑑みてなされたもので、溶接部近
傍への応力集中を避けることにより、溶接品質に特別の
配慮をはられなくとも安定した強度を有するハンドル芯
金が得られるようになしたものである。
傍への応力集中を避けることにより、溶接品質に特別の
配慮をはられなくとも安定した強度を有するハンドル芯
金が得られるようになしたものである。
以下、本発明の詳細を図示の実施例により説明する。
第3図の実施例において、ハンドル芯金は薄肉鋼管のリ
ム1および2本のスポーク2aとより成る。
ム1および2本のスポーク2aとより成る。
各スポーク2aはく字状で、一端がリム1に溶接してあ
り、ハンドル中央部の他端は平行位置としである。
り、ハンドル中央部の他端は平行位置としである。
一方、ハブ3の上端にはその軸心と垂直方向に長方形状
のプレート4が溶接してあり、該プレート4の対向端縁
部はスポーク2の外形状とほぼ同一の内形状を有するよ
うに円弧状に曲げ加工されたスポーク保持部41を形成
し、これ等保持部41内に平行に配置したスポーク2a
の上記他端部がそれぞれ嵌合保持しである。
のプレート4が溶接してあり、該プレート4の対向端縁
部はスポーク2の外形状とほぼ同一の内形状を有するよ
うに円弧状に曲げ加工されたスポーク保持部41を形成
し、これ等保持部41内に平行に配置したスポーク2a
の上記他端部がそれぞれ嵌合保持しである。
そして両スポーク2aとプレート4とはスポーク2aの
先端部、即ちリム1の反対側の部分B1のみにおいてそ
れぞれ溶接しである。
先端部、即ちリム1の反対側の部分B1のみにおいてそ
れぞれ溶接しである。
以上の如くハンドル芯金を構成したことにより、ハンド
ル芯金のスポーク2aのハンドル中央部は、プレート4
のスポーク保持部41全体によりハブ軸方向およびプレ
ート4に沿う方向の動きが防止されてスポーク保持部4
1内に支持されており、また溶接部B1により上記の動
きとともに回転およびスポーク保持部41よりの抜は防
止がなされて強固に保持されている。
ル芯金のスポーク2aのハンドル中央部は、プレート4
のスポーク保持部41全体によりハブ軸方向およびプレ
ート4に沿う方向の動きが防止されてスポーク保持部4
1内に支持されており、また溶接部B1により上記の動
きとともに回転およびスポーク保持部41よりの抜は防
止がなされて強固に保持されている。
しかして、リム1にハブ軸方向の外力が加えられた場合
、スポーク2aにはスポーク保持部41のリム側端縁と
の接合部Aにおいて最大応力が発生するが、該部Aは溶
接されていないために母材強度を維持してちり、品質の
バラツキのない所定の強度を確保し得るのである。
、スポーク2aにはスポーク保持部41のリム側端縁と
の接合部Aにおいて最大応力が発生するが、該部Aは溶
接されていないために母材強度を維持してちり、品質の
バラツキのない所定の強度を確保し得るのである。
第4図に示す実施例においては、はぼく字状の1本のス
ポーク2bの両端がリム1に溶接してあり、その中央部
の直線状部分が、ハブ3に溶接したプレート4のスポー
ク保持部41に嵌合してあり、その中央部近傍B2にお
いてプレート4とスポーク2bとが溶接しである。
ポーク2bの両端がリム1に溶接してあり、その中央部
の直線状部分が、ハブ3に溶接したプレート4のスポー
ク保持部41に嵌合してあり、その中央部近傍B2にお
いてプレート4とスポーク2bとが溶接しである。
本実施例の場合もスポーク2bはスポーク保持部41に
より強固に保持され、またスポーク2bにおいて最大応
力が発生するスポーク保持部41の両端縁との接合部で
は母材強度が維持されている。
より強固に保持され、またスポーク2bにおいて最大応
力が発生するスポーク保持部41の両端縁との接合部で
は母材強度が維持されている。
第5図に示す実施例においては、第4図の実施例とほぼ
同形のスポーク2Cと第3図の実施例とほぼ同形のスポ
ーク2dとを有しており、それぞれボス3に溶接したプ
レート4のスポーク保持部4141’に強固に保持せし
められている。
同形のスポーク2Cと第3図の実施例とほぼ同形のスポ
ーク2dとを有しており、それぞれボス3に溶接したプ
レート4のスポーク保持部4141’に強固に保持せし
められている。
またスポーク2cはスポーク保持部41の中央部B3に
おいて溶接してあり、スポーク2dはハンドル中央側の
先端部B4においてスポーク保持部41′に溶接しであ
る。
おいて溶接してあり、スポーク2dはハンドル中央側の
先端部B4においてスポーク保持部41′に溶接しであ
る。
そしてこのハンドル芯金も前記実施例と同様の効果を奏
する。
する。
第6図に示す実施例においては、直線状のスポーク2e
と、第4図の実施例とほぼ同形のスポーク2fを有して
ちり、それぞれボス3に溶接したプレート4のスポーク
保持部41に強固に保持せしめられ、該各保持部41の
中央部B、においで溶接しており、このハンドル芯金も
前記実施例と同様の効果を奏する。
と、第4図の実施例とほぼ同形のスポーク2fを有して
ちり、それぞれボス3に溶接したプレート4のスポーク
保持部41に強固に保持せしめられ、該各保持部41の
中央部B、においで溶接しており、このハンドル芯金も
前記実施例と同様の効果を奏する。
以上の各実施例に示す如く、本発明はハンドル芯金にお
いて、一端をリムに溶接したスポークのハンドル中央部
をハブに固着したプレートを介してハブに固着するよう
になし、該ブl/−1−の端縁をスポークを包むように
屈曲せしめてスポーク保持部を形成し、この中にスポー
クを包着保持せしめるとともに、ハンドルに外力が作用
したときに応力が集中しない部分において上記プレー1
へとスポークとを溶接したものであって、スポークの応
力集中部は溶接の熱影響を受けることすく母材強度が維
持されているので疲労破壊が防1Lされる。
いて、一端をリムに溶接したスポークのハンドル中央部
をハブに固着したプレートを介してハブに固着するよう
になし、該ブl/−1−の端縁をスポークを包むように
屈曲せしめてスポーク保持部を形成し、この中にスポー
クを包着保持せしめるとともに、ハンドルに外力が作用
したときに応力が集中しない部分において上記プレー1
へとスポークとを溶接したものであって、スポークの応
力集中部は溶接の熱影響を受けることすく母材強度が維
持されているので疲労破壊が防1Lされる。
従って本発明は、従来の如き厳格な溶接条件や品質管理
を要せずして、品質にバラツキがすく、かつ所期の強度
を有する/’%ンドル芯金を得ることができる。
を要せずして、品質にバラツキがすく、かつ所期の強度
を有する/’%ンドル芯金を得ることができる。
ハンドル芯金は軽量化の要求から薄肉材が用いられる。
薄肉材の溶接において均質な溶接を行なうためには溶接
条件の適■−E範囲が狭く、特に応力が集中するスポー
クの溶接管理は極めて厳格にしffければfSらない。
条件の適■−E範囲が狭く、特に応力が集中するスポー
クの溶接管理は極めて厳格にしffければfSらない。
しかるに本発明によるハンドル芯金は、スポークをハブ
部プレートに形成した上記スポーク保持部により強固に
保持し、かつ応力集中部を避けて溶接せしめたものであ
って、本発明はハンドル芯金の強度の安定保持、および
製造における作業能率の向上に著しく貢献するものであ
る。
部プレートに形成した上記スポーク保持部により強固に
保持し、かつ応力集中部を避けて溶接せしめたものであ
って、本発明はハンドル芯金の強度の安定保持、および
製造における作業能率の向上に著しく貢献するものであ
る。
第1図および第2図はそれぞれ従来のハンドル芯金の正
面概略図である。 第3図は本発明によるハンドル芯金実施例の要部斜視図
である。 第4図Cいし第6図はそれぞれ本発明によるノ)ンドル
芯金の他の実施例の正面概略図である。 1・・・・・リム、2 + 2 a + 2 b +
2 c + 2 c1+2e 、2f・・・・・・スポ
ーク、3・・・・・・ハブ、4・・・・・・フレート、
41・・・・・・プレートのスポーク保持部、A・・・
・・・応力集中部、B、 、B、、 、 B3. B4
. B5・・・・・・スポークの溶接部。
面概略図である。 第3図は本発明によるハンドル芯金実施例の要部斜視図
である。 第4図Cいし第6図はそれぞれ本発明によるノ)ンドル
芯金の他の実施例の正面概略図である。 1・・・・・リム、2 + 2 a + 2 b +
2 c + 2 c1+2e 、2f・・・・・・スポ
ーク、3・・・・・・ハブ、4・・・・・・フレート、
41・・・・・・プレートのスポーク保持部、A・・・
・・・応力集中部、B、 、B、、 、 B3. B4
. B5・・・・・・スポークの溶接部。
Claims (1)
- 1 リムおよびスポークよりなり、スポークをハブに固
着したプレートに溶接にて結合したハンドル芯金におい
て、上記プレートの端縁を屈曲せしめてその中にスポー
クを包着保持せしめるとともに、スポークとプレートと
を上記保持部におけるリム側の端部より離れた部分にお
いて溶接したことを特徴とするハンドル芯金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53160496A JPS5844507B2 (ja) | 1978-12-20 | 1978-12-20 | ハンドル芯金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53160496A JPS5844507B2 (ja) | 1978-12-20 | 1978-12-20 | ハンドル芯金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5583667A JPS5583667A (en) | 1980-06-24 |
JPS5844507B2 true JPS5844507B2 (ja) | 1983-10-04 |
Family
ID=15716184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53160496A Expired JPS5844507B2 (ja) | 1978-12-20 | 1978-12-20 | ハンドル芯金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844507B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6327729U (ja) * | 1986-08-06 | 1988-02-23 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5949577U (ja) * | 1982-09-24 | 1984-04-02 | 株式会社東海理化電機製作所 | 自動車のハンドル |
JPS5966667U (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-04 | 日本プラスト株式会社 | ステアリングホイ−ル |
JPS59184059A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-19 | Nhk Spring Co Ltd | ステアリングホイルの芯金 |
JPS62134370A (ja) * | 1985-12-09 | 1987-06-17 | Nissan Motor Co Ltd | ステアリングホイ−ルの芯金構造 |
US5398568A (en) * | 1993-11-22 | 1995-03-21 | General Motors Corporation | Steering wheel for motor vehicle |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4331289Y1 (ja) * | 1964-01-16 | 1968-12-19 |
-
1978
- 1978-12-20 JP JP53160496A patent/JPS5844507B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4331289Y1 (ja) * | 1964-01-16 | 1968-12-19 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6327729U (ja) * | 1986-08-06 | 1988-02-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5583667A (en) | 1980-06-24 |
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