JPH0122537Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0122537Y2 JPH0122537Y2 JP10341884U JP10341884U JPH0122537Y2 JP H0122537 Y2 JPH0122537 Y2 JP H0122537Y2 JP 10341884 U JP10341884 U JP 10341884U JP 10341884 U JP10341884 U JP 10341884U JP H0122537 Y2 JPH0122537 Y2 JP H0122537Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- fixed
- bracket
- seat back
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《考案の技術分野》
この考案は、シートバツクフレームにおけるヘ
ツドレストホルダブラケツトの取付構造に関す
る。
ツドレストホルダブラケツトの取付構造に関す
る。
《従来技術とその問題点》
スポーツ車タイプのシートバツクは上部が細く
なつており、ほぼ凸型外形状となつている。第４
図はその従来のシートバツクの外形を画成するシ
ートバツクフレーム１の一般的構造を示すもので
ある。図において、シートバツクの外形状に合せ
て略凸型に形成されたシートバツクフレーム１の
下部両側には、取付用ブラケツト２，３が溶接等
により固着されている。
なつており、ほぼ凸型外形状となつている。第４
図はその従来のシートバツクの外形を画成するシ
ートバツクフレーム１の一般的構造を示すもので
ある。図において、シートバツクの外形状に合せ
て略凸型に形成されたシートバツクフレーム１の
下部両側には、取付用ブラケツト２，３が溶接等
により固着されている。
またフレーム１の上部にはヘツドレストを保持
するための一対のホルダブラケツト４が溶接５に
よつて一体に固着されている。なお、シートバツ
クフレーム１は、一般車に比してその凸型の肩部
を構成する曲面部分の強度が弱いために、半円筒
状の補強板６によつてその曲面部分の外周囲を包
囲し、溶接によつて一体化するようになつてい
る。
するための一対のホルダブラケツト４が溶接５に
よつて一体に固着されている。なお、シートバツ
クフレーム１は、一般車に比してその凸型の肩部
を構成する曲面部分の強度が弱いために、半円筒
状の補強板６によつてその曲面部分の外周囲を包
囲し、溶接によつて一体化するようになつてい
る。
このようなシートバツクフレーム１において、
前記ホルダブラケツト４の取付部分はただ単に溶
接５のみによつて固着されているために、機械的
には極めて脆弱であり、衝撃などにより簡単に取
れやすい。
前記ホルダブラケツト４の取付部分はただ単に溶
接５のみによつて固着されているために、機械的
には極めて脆弱であり、衝撃などにより簡単に取
れやすい。
更に、このような凸型タイプのシートバツクフ
レームでは、上端幅が狭く、各ブラケツト４の間
隔が短いために、ヘツドレストのシヤフト間隔が
短くなり、それだけ不安定な支持となりやすい。
ブラケツト４の取付間隔を広くするためにはフレ
ーム１のコーナー部分にブラケツト４を配置すれ
ばよいが、実際には、コーナーの曲面部分に対す
る固定は困難であり、溶接作業がしづらいものと
なる。
レームでは、上端幅が狭く、各ブラケツト４の間
隔が短いために、ヘツドレストのシヤフト間隔が
短くなり、それだけ不安定な支持となりやすい。
ブラケツト４の取付間隔を広くするためにはフレ
ーム１のコーナー部分にブラケツト４を配置すれ
ばよいが、実際には、コーナーの曲面部分に対す
る固定は困難であり、溶接作業がしづらいものと
なる。
《考案の目的》
この考案は、以上のごときスポーツ車タイプの
シートバツクにおいて、ヘツドレストホルダブラ
ケツトの取付間隔を広く、しかも強固に溶接でき
ることを目的とする。
シートバツクにおいて、ヘツドレストホルダブラ
ケツトの取付間隔を広く、しかも強固に溶接でき
ることを目的とする。
前記目的を達成するために、この考案は、略凸
型シートバツクの外形を画成する略凸型のシート
バツクフレームの上縁に、一対のヘツドレストホ
ルダブラケツトを固着し、かつシートバツクフレ
ームの両側部の肩部曲線部分外周囲を補強板で包
囲することにより、肩部を補強したシートバツク
フレームであつて、前記補強板の上部を延長する
とともに、該延長部分で前記ヘツドレストホルダ
ブラケツトの外周をシートバツクフレームの上縁
両端部との間で包囲した状態にシートバツクフレ
ームに固着したことを特徴とする。
型シートバツクの外形を画成する略凸型のシート
バツクフレームの上縁に、一対のヘツドレストホ
ルダブラケツトを固着し、かつシートバツクフレ
ームの両側部の肩部曲線部分外周囲を補強板で包
囲することにより、肩部を補強したシートバツク
フレームであつて、前記補強板の上部を延長する
とともに、該延長部分で前記ヘツドレストホルダ
ブラケツトの外周をシートバツクフレームの上縁
両端部との間で包囲した状態にシートバツクフレ
ームに固着したことを特徴とする。
《考案の実施例》
第１図はこの考案を適用したシートバツクフレ
ーム１０を示すものである。
ーム１０を示すものである。
シートバツクフレーム１０は従来と同様にスポ
ーツ車タイプのシートバツクフレームを構成する
もので、パイプ材をほぼ凸型形状となるようにベ
ンド加工して得たものであり、その下部両端には
取付用ブラケツト１１，１２が配置されている。
また肩部の曲線部分における外周には補強板１３
がその外周を包囲するごとく溶接によつて固着さ
れている。
ーツ車タイプのシートバツクフレームを構成する
もので、パイプ材をほぼ凸型形状となるようにベ
ンド加工して得たものであり、その下部両端には
取付用ブラケツト１１，１２が配置されている。
また肩部の曲線部分における外周には補強板１３
がその外周を包囲するごとく溶接によつて固着さ
れている。
補強板１３の上部には延長部１３ａが一体化さ
れ、この延長部１３ａの内周部とフレーム１０の
上縁両側部との間にパイプ状のヘツドレストホル
ダブラケツト１４を挟持固定している。
れ、この延長部１３ａの内周部とフレーム１０の
上縁両側部との間にパイプ状のヘツドレストホル
ダブラケツト１４を挟持固定している。
第２図はその固定状態を示す断面図であり、ブ
ラケツト１４は、延長部１３ａとの間で溶接１５
によりこれと一体化され、更に延長部１３ａとフ
レーム１０間も溶接１５により一体に固着されて
いる。
ラケツト１４は、延長部１３ａとの間で溶接１５
によりこれと一体化され、更に延長部１３ａとフ
レーム１０間も溶接１５により一体に固着されて
いる。
これによつて、従来の点または線溶接による取
付構造に比して、ブラケツト１４の取付構造は十
分に向上することになる。
付構造に比して、ブラケツト１４の取付構造は十
分に向上することになる。
次に第３図はこの考案の他の実施例を示すもの
で、ブラケツト１４の取付箇所において、フレー
ム１０の接合面にはブラケツト１４の外周面に面
接触する凹部１０ａが形成され、更に両者の外周
を延長部１３ａで覆い、溶接１５によつて一体に
接合している。
で、ブラケツト１４の取付箇所において、フレー
ム１０の接合面にはブラケツト１４の外周面に面
接触する凹部１０ａが形成され、更に両者の外周
を延長部１３ａで覆い、溶接１５によつて一体に
接合している。
この実施例では、ブラケツト１４の固定が更に
確実となる。
確実となる。
《考案の効果》
以上実施例で説明したように、この考案は、シ
ートバツクフレームの上縁両端部にブラケツトを
固定しているので、ヘツドレストのシヤフト部の
取付間隔が広くなり、ヘツドレストの安定した保
持が可能となる。
ートバツクフレームの上縁両端部にブラケツトを
固定しているので、ヘツドレストのシヤフト部の
取付間隔が広くなり、ヘツドレストの安定した保
持が可能となる。
また、この考案では、従来から用いられる補強
板を延長してその延長端によりブラケツトを包囲
し、このブラケツトとともにフレームの外側部に
固定するようにしたものであるから、取付が強固
にでき、衝撃等による脱落の虞れもない。
板を延長してその延長端によりブラケツトを包囲
し、このブラケツトとともにフレームの外側部に
固定するようにしたものであるから、取付が強固
にでき、衝撃等による脱落の虞れもない。
第１図はこの考案を適用したシートバツクフレ
ームの斜視図、第２図は第１図の−線断面
図、第３図は他の実施例を示す断面図、第４図は
従来のシートバツクフレーム及びブラケツトの取
付構造を示す斜視図である。 １０……シートバツクフレーム、１４……ヘツ
ドレストホルダブラケツト、１３……補強板、１
３ａ……延長部。
ームの斜視図、第２図は第１図の−線断面
図、第３図は他の実施例を示す断面図、第４図は
従来のシートバツクフレーム及びブラケツトの取
付構造を示す斜視図である。 １０……シートバツクフレーム、１４……ヘツ
ドレストホルダブラケツト、１３……補強板、１
３ａ……延長部。
Claims (1)
- 略凸型シートバツクの外形を画成する略凸型の
シートバツクフレームの上縁に、一対のヘツドレ
ストホルダブラケツトを固着し、かつシートバツ
クフレームの両側部の肩部曲線部分外周囲を補強
板で包囲することにより、肩部を補強したシート
バツクフレームであつて、前記補強板の上部を延
長するとともに、該延長部分で前記ヘツドレスト
ホルダブラケツトの外周をシートバツクフレーム
の上縁両端部との間で包囲した状態にシートバツ
クフレームに固着したことを特徴とするシートバ
ツクフレームにおけるヘツドレストホルダブラケ
ツトの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10341884U JPS6118046U (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | シ−トバツクフレ−ムにおけるヘツドレストホルダブラケツトの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10341884U JPS6118046U (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | シ−トバツクフレ−ムにおけるヘツドレストホルダブラケツトの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6118046U JPS6118046U (ja) | 1986-02-01 |
| JPH0122537Y2 true JPH0122537Y2 (ja) | 1989-07-05 |
Family
ID=30662813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10341884U Granted JPS6118046U (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | シ−トバツクフレ−ムにおけるヘツドレストホルダブラケツトの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6118046U (ja) |
-
1984
- 1984-07-09 JP JP10341884U patent/JPS6118046U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6118046U (ja) | 1986-02-01 |
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