JP2538612Y2 - 車体構造 - Google Patents

車体構造

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JP2538612Y2
JP2538612Y2 JP1990086492U JP8649290U JP2538612Y2 JP 2538612 Y2 JP2538612 Y2 JP 2538612Y2 JP 1990086492 U JP1990086492 U JP 1990086492U JP 8649290 U JP8649290 U JP 8649290U JP 2538612 Y2 JP2538612 Y2 JP 2538612Y2
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JP
Japan
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reinforcement
floor panel
panel
wheel housing
housing inner
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治美 岡井
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、車体構造に関し、詳しくは、センタフロア
パネルの後方左右端部をリヤホイールハウジングインナ
パネルに接続し、該接続部にリーンフォースメントを取
付けた車体構造に関する。
b.従来の技術 第9図は、従来の車体構造に示すものである。
この車体構造は、センタフロアパネル10の後方中央部
をリヤフロアパネル11に接続するとともに、その後方左
右端部を左右のリヤホイールハウジングインナパネル12
にそれぞれ直接接続し、センタフロアパネル10の前方端
部をセンタフロアフロントパネル13に接続した構成とな
っていた。
さらに、上記車体構造では、リヤシート14の前方部分
をヒンジ15を介してセンタフロアパネル10の略中央部に
回動自在に支持するとともに、その後方部分を図示しな
い締結手段を用いてリヤフロアパネル11に固定してい
た。
また、上記車体構造では、リヤシート14に座る乗員の
ためのシートベルト(図示せず)の一端を支持する支持
手段16がリヤフロアパネル11に固定されていた。
c.考案が解決しようとする課題 ところで、従来の車体構造では、リヤシートベルトに
大きな荷重が加わった際に、センタフロアパネル10が大
きく変形し、これによって、リヤホイールハウジングイ
ンナパネル12とのスポット溶接が剥離する虞れがあっ
た。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたもので、リヤシ
ートベルトに大きな荷重が加わった際に、センタフロア
パネルが大きく変形して、リヤホイールハウジングイン
ナパネルとのスポット溶接が剥離することを防止するこ
とができる車体構造を提供することを目的とする。
d.課題を解決するための手段 本考案では、上記目的を達成するために、センタフロ
アパネルの後方左右端部をリヤホイールハウジングイン
ナパネルに接続し、該接続部にリーンフォースメントを
取付けた車体構造であって、上記リーンフォースメント
を駒形の略台形々状に形成し、該リーンフォースメント
の前端側部に衝撃吸収のためのビード部を設けるととも
に、該リーンフォースメントの上記リヤホイールハウジ
ングインナパネルに対向する側に、上方へ起立する湾曲
状のフランジを設け、上記リーンフォースメントの後端
部を、上記センタフロアパネルの後方左右端部と上記セ
ンタフロアメンバとの間に挟んで、上記リヤフロアパネ
ルの上面に溶接するとともに、上記リーンフォースメン
トのフランジを上記リヤホイールハウジングインナパネ
ルに溶接した構成としている。
e.実施例 以下、本考案に係る車体構造の一実施例について、添
附図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図〜第8図は、本考案の一実施例を示すものであ
る。
本実施例の車体構造では、センタフロアパネル1の後
方略中央部1aをリヤフロアパネル2に接続するととも
に、その後方左右端部1b,1bを後述する左右のリーンフ
ォースメント3,3を介して左右のリヤホイールハウジン
グインナパネル4,4にそれぞれ接続している。
ここで、リーンフォースメント3,3は、左右対称に形
成されており、説明の便宜上、一方について説明する。
リーンフォースメント3は、第5図〜第8図に示され
るように、駒形の略台形々状に形成され、その前端側部
に衝撃吸収のためのビード部3aが設けられている。ま
た、リーンフォースメント3のリヤホイールハウジング
インナパネル4に対向する側には、上方へ起立する湾曲
状のフランジ3bが設けられている。
ここで、リーンフォースメント3の後端部3cは、セン
タフロアパネル1の後方左右端部1b,1bとセンタフロア
メンパ5との間に挟んで、リヤフロアパネル2の上面に
溶接されている(第2図参照)。リーンフォースメント
3のフランジ3bは、リヤホイールハウジングインナパネ
ル4に接続されている。これによって、センタフロアパ
ネル1の左右端部1b,1bは、リーンフォースメント3を
介してリヤホイールハウジングインナパネル4に間接的
に接続されている(図3参照)。
なお、センタフロアパネル1の前方端部1cは、センタ
フロアフロントパネル6に接続され、図示しないリヤシ
ートおよびリヤシートベルトの支持装置も従来と同様に
設けられている。
上記構成により、リヤシートベルトに大きな荷重が加
わっても、その荷重による衝撃エネルギーをリーンフォ
ースメント3のビード部3aが変形して吸収するので、セ
ンタフロアパネル1が大きく変形されることが防止され
る。
なお、上記実施例では、リーンフォースメント3のビ
ード部3aを1個設けたが、複数個設けても勿論良い。
f.考案の効果 以上説明したように、本考案に係る車体構造によれ
ば、センタフロアパネルの後方左右端部をリヤホイール
ハウジングインナパネルに接続し、該接続部にリーンフ
ォースメントを取付けた車体構造において、上記リーン
フォースメントを駒形の略台形々状に形成し、該リーン
フォースメントの前端側部に衝撃吸収のためのビード部
を設けるとともに、該リーンフォースメントの上記リヤ
ホイールハウジングインナパネルに対向する側に、上方
へ起立する湾曲状のフランジを設け、上記リーンフォー
スメントの後端部を、上記センタフロアパネルの後方左
右端部と上記センタフロアメンバとの間に挟んで、上記
リヤフロアパネルの上面に溶接するとともに、上記リー
ンフォースメントのフランジを上記リヤホイールハウジ
ングインナパネルに接続した構成としているので、次の
ような効果を得ることができる。
すなわち、本発明では、上記リーンフォースメントを
略台形々状に形成したことにより、上記センタフロアパ
ネルの後方左右端部と上記リヤホイールハウジングイン
ナパネルとの接続部を効果的に補強することができるの
で、上記リヤホイールハウジングインナパネルの前方部
分および上記リヤフロアパネルの前部の剛性を大きく向
上させることができる。
また、本考案では、上記リーンフォースメントを上記
センタフロアパネルと上記センタフロアメンバとの間で
挟んで上記リヤフロアパネルに固定するとともに、その
上記フランジを上記リヤホイールハウジングインナパネ
ルに接続することによって、上記センタフロアパネルの
後方左右端部を、上記リーンフォースメントを介して上
記リヤホイールハウジングインナパネルに間接的に接続
している。
これによって、上記リヤシートベルトに大きな荷重が
加えられたとしても、その荷重による衝撃エネルギー
が、まず上記リーンフォースメントのビード部で吸収さ
れ、次いで、上記リーンフォースメント自体の変形によ
り吸収されるので、上記センタフロアパネルが大きく変
形したり、上記センタフロアパネルと上記リヤホイール
ハウジングインナパネルとのスポット溶接が剥離したり
するのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本考案に係る車体構造の一実施例を示
し、第1図はその要部を示す斜視図、第2図は第1図に
おけるA−A線縦断面図、第3図は第1図におけるB−
B線断面図、第4図はその要部を分解して示す斜視図、
第5図〜第8図はそのリーンフォースメントを示し、第
5図はその斜視図、第6図はその平面図、第7図はその
背面図、第8図はその右側面図、第9図は従来の車体構
造を概念的に示す縦断面図である。 1…センタフロアパネル、1a…後方略中央部、1c…前方
端部、1b,1b…後方左右端部、2…リヤフロントパネ
ル、3…リーンフォースメント、3a…ビード部、3b…フ
ランジ、3c…後端部、4…リヤホイールハウジングイン
ナパネル、5…センタフロアメンバ、6…センタフロア
フロントパネル。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】センタフロアパネル1の後方左右端部1b,1
    bをリヤホイールハウジングインナパネル4に接続し、
    該接続部にリーンフォースメント3を取付けた車体構造
    であって、 リーンフォースメント3を駒形の略台形々状に形成し、
    リーンフォースメント3の前端側部に衝撃吸収のための
    ビード部3aを設けるとともに、リーンフォースメント3
    のリヤホイールハウジングインナパネル4に対向する側
    に、上方へ起立する湾曲状のフランジ3bを設け、 リーンフォースメント3の後端部3cを、センタフロアパ
    ネル1の後方左右端部1b,1bとセンタフロアメンバ5と
    の間に挟んで、リヤフロアパネル2の上面に溶接すると
    ともに、リーンフォースメント3のフランジ3bをリヤホ
    イールハウジングインナパネル4に接続したことを特徴
    とする車体構造。
JP1990086492U 1990-08-17 1990-08-17 車体構造 Expired - Lifetime JP2538612Y2 (ja)

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JPH0443585U JPH0443585U (ja) 1992-04-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0224781U (ja) * 1988-08-04 1990-02-19
JPH02100981U (ja) * 1989-01-31 1990-08-10

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JPH0443585U (ja) 1992-04-14

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