JPH0435258Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0435258Y2 JPH0435258Y2 JP14873787U JP14873787U JPH0435258Y2 JP H0435258 Y2 JPH0435258 Y2 JP H0435258Y2 JP 14873787 U JP14873787 U JP 14873787U JP 14873787 U JP14873787 U JP 14873787U JP H0435258 Y2 JPH0435258 Y2 JP H0435258Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rim
- metal
- welding
- steering wheel
- overlapped
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 20
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 20
- DOSMHBDKKKMIEF-UHFFFAOYSA-N 2-[3-(diethylamino)-6-diethylazaniumylidenexanthen-9-yl]-5-[3-[3-[4-(1-methylindol-3-yl)-2,5-dioxopyrrol-3-yl]indol-1-yl]propylsulfamoyl]benzenesulfonate Chemical compound C1=CC(=[N+](CC)CC)C=C2OC3=CC(N(CC)CC)=CC=C3C(C=3C(=CC(=CC=3)S(=O)(=O)NCCCN3C4=CC=CC=C4C(C=4C(NC(=O)C=4C=4C5=CC=CC=C5N(C)C=4)=O)=C3)S([O-])(=O)=O)=C21 DOSMHBDKKKMIEF-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
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Landscapes
- Steering Controls (AREA)
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は自動車のステアリングホイールに採用
されている芯金に関する。
されている芯金に関する。
従来技術
この種の芯金のリムは、一般に、中空パイプを
リング状に湾曲せしめてそれらの両端部を突き合
わせるとともにアーク溶接又はバツト溶接により
接合されている。
リング状に湾曲せしめてそれらの両端部を突き合
わせるとともにアーク溶接又はバツト溶接により
接合されている。
ところで、このように溶接がなされると、リム
の両端接合部外周には溶接金属が盛り上がつてリ
ムの外径より外側に突出することになる。
の両端接合部外周には溶接金属が盛り上がつてリ
ムの外径より外側に突出することになる。
ところで、このように溶接金属がリム外径より
外側に大きく突出すると非常に都合が悪い。すな
わち、ステアリングホイールは、一般に、この芯
金の周囲に射出成形により樹脂を被覆することに
より構成されるが、この射出成形時に、上記溶接
金属が樹脂溶液の流れを阻害することになるた
め、製品の品質が悪くなるのである。
外側に大きく突出すると非常に都合が悪い。すな
わち、ステアリングホイールは、一般に、この芯
金の周囲に射出成形により樹脂を被覆することに
より構成されるが、この射出成形時に、上記溶接
金属が樹脂溶液の流れを阻害することになるた
め、製品の品質が悪くなるのである。
従つて、従来より一般に、この盛り上がり溶接
金属は研削工程により研削除去されている。しか
し、このような研削工程はステアリングホイール
の製造コストの増大要因となる。
金属は研削工程により研削除去されている。しか
し、このような研削工程はステアリングホイール
の製造コストの増大要因となる。
本考案の技術的課題
従つて、本考案の解決すべき技術的課題は、こ
の種のステアリングホイールの芯金において、溶
接時にリムの接合部に形成される溶接金属がリム
外径より突出しないようにすることにある。
の種のステアリングホイールの芯金において、溶
接時にリムの接合部に形成される溶接金属がリム
外径より突出しないようにすることにある。
本考案の要旨(構成・作用・効果)
上記技術的課題を解決するために、本考案にか
かるステアリングホイールの芯金は次のように構
成される。
かるステアリングホイールの芯金は次のように構
成される。
すなわち、中空リムの両端部を夫々絞つて互い
に対称をなすようにその断面をL字状二重壁構造
とするとともに、両端部を、断面ロ字状となるよ
うに、重ね合わせ、重ね合わせ部の外面を溶接し
たことを特徴としている。
に対称をなすようにその断面をL字状二重壁構造
とするとともに、両端部を、断面ロ字状となるよ
うに、重ね合わせ、重ね合わせ部の外面を溶接し
たことを特徴としている。
上記構成によれば、リムの両端部の重ね合わせ
部はリム外径より十分内側に位置せしめられるこ
とになるので、溶接により発生する溶接金属はリ
ム外径内に収めることができる。従つて、ステア
リングホイールの射出成形による樹脂被覆工程に
おいても、溶触樹脂の流れが阻害されることがな
い。又、両端部は絞り加工により口が塞がれてい
る上、溶接は両端部の側面に施されることになる
ので、溶接時に発生するスパツタや溶滴がリム中
空内に入ることはほぼ完全に防がれる。
部はリム外径より十分内側に位置せしめられるこ
とになるので、溶接により発生する溶接金属はリ
ム外径内に収めることができる。従つて、ステア
リングホイールの射出成形による樹脂被覆工程に
おいても、溶触樹脂の流れが阻害されることがな
い。又、両端部は絞り加工により口が塞がれてい
る上、溶接は両端部の側面に施されることになる
ので、溶接時に発生するスパツタや溶滴がリム中
空内に入ることはほぼ完全に防がれる。
実施例
以下に、第1〜5図に示した本考案の一実施例
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
第1図に芯金の全体を示している。図において
1は中空リム、2はリムに接続されたスポーク、
3はスポークに接続されたボスプレート、4は該
ボスプレート3に装着されたボスである。これら
の大略構成は従来公知の芯金構造と異なるところ
はない。
1は中空リム、2はリムに接続されたスポーク、
3はスポークに接続されたボスプレート、4は該
ボスプレート3に装着されたボスである。これら
の大略構成は従来公知の芯金構造と異なるところ
はない。
次に、上記芯金のリム1の両端接続部の構造
を、その製造工程を示す第2,3図に従つて説明
する。
を、その製造工程を示す第2,3図に従つて説明
する。
まず、第2図に示されるように、リム1の両端
部10a,10bは夫々絞り加工が施される小径
とされる。すなわち、各端部10a,10bは、
その断面がL字状二重壁構造となるように、絞ら
れる。但し、第3,4,5図に示されるように、
これらのL字状二重壁端部は互いに対称をなすよ
うに形成される。
部10a,10bは夫々絞り加工が施される小径
とされる。すなわち、各端部10a,10bは、
その断面がL字状二重壁構造となるように、絞ら
れる。但し、第3,4,5図に示されるように、
これらのL字状二重壁端部は互いに対称をなすよ
うに形成される。
次いで、第3図中及び第4図に示されるよう
に、両端部10a,10bを、断面ロ字状となる
ように、重ね合わせる。この際、これらの重ね合
わせ部10c,10dは、第4図によく示される
ように、リム外径Dより十分内側に位置してい
る。
に、両端部10a,10bを、断面ロ字状となる
ように、重ね合わせる。この際、これらの重ね合
わせ部10c,10dは、第4図によく示される
ように、リム外径Dより十分内側に位置してい
る。
次いで、第3図中で示されるように、両端部
10a,10bの重ね合わせ部10c,10dの
外周にアーク溶接を施す。この際、溶接金属11
は、第5図に示すように、重ね合わせ部10c,
10dの外面に肉盛りされる。従つて、これらの
溶接金属11はリム外径より外側に突出すること
を防止できる。また、両端部10a,10bは
夫々絞り加工により口が塞がれている上、溶接は
両端部10a,10bの側面に施されることにな
るので、溶接時に発生するスパツタや溶滴はリム
中空内にはほとんど入らない。
10a,10bの重ね合わせ部10c,10dの
外周にアーク溶接を施す。この際、溶接金属11
は、第5図に示すように、重ね合わせ部10c,
10dの外面に肉盛りされる。従つて、これらの
溶接金属11はリム外径より外側に突出すること
を防止できる。また、両端部10a,10bは
夫々絞り加工により口が塞がれている上、溶接は
両端部10a,10bの側面に施されることにな
るので、溶接時に発生するスパツタや溶滴はリム
中空内にはほとんど入らない。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はステ
アリングホイールの芯金の正面図、第2図は芯金
の各端部を絞つた状態を示す要部斜視図、第3図
は第1図に示された芯金のリムの両端部を接合す
る工程を示す要部断面工程図、第4図は第3図中
の−線断面図、第5図は第3図中の−
線断面図である。 1……中空リム、2……スポーク、3……ボス
プレート、4……ボス、10a,10b……端
部、10c,10d……重ね合わせ部、11……
溶接金属。
アリングホイールの芯金の正面図、第2図は芯金
の各端部を絞つた状態を示す要部斜視図、第3図
は第1図に示された芯金のリムの両端部を接合す
る工程を示す要部断面工程図、第4図は第3図中
の−線断面図、第5図は第3図中の−
線断面図である。 1……中空リム、2……スポーク、3……ボス
プレート、4……ボス、10a,10b……端
部、10c,10d……重ね合わせ部、11……
溶接金属。
Claims (1)
- 中空リム1の両端部10a,10bを夫々絞つ
て互いに対称をなすようにその断面をL字状二重
壁構造とするとともに、両端部を、断面ロ字状と
なるように、重ね合わせ、重ね合わせ部10c,
10dの外面に溶接したことを特徴とするステア
リングホイールの芯金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14873787U JPH0435258Y2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14873787U JPH0435258Y2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6451565U JPS6451565U (ja) | 1989-03-30 |
JPH0435258Y2 true JPH0435258Y2 (ja) | 1992-08-20 |
Family
ID=31420324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14873787U Expired JPH0435258Y2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0435258Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7308781B2 (ja) * | 2020-03-03 | 2023-07-14 | 日野自動車株式会社 | 芯金及び芯金の製造方法 |
-
1987
- 1987-09-28 JP JP14873787U patent/JPH0435258Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6451565U (ja) | 1989-03-30 |
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