JPS5840415Y2 - イニシヤルクリヤ装置 - Google Patents

イニシヤルクリヤ装置

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JPS5840415Y2
JPS5840415Y2 JP1978078577U JP7857778U JPS5840415Y2 JP S5840415 Y2 JPS5840415 Y2 JP S5840415Y2 JP 1978078577 U JP1978078577 U JP 1978078577U JP 7857778 U JP7857778 U JP 7857778U JP S5840415 Y2 JPS5840415 Y2 JP S5840415Y2
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JP
Japan
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capacitor
transistor
time constant
resistor
power
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Expired
Application number
JP1978078577U
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English (en)
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JPS54179022U (ja
Inventor
直友 地主
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は電源投入時に電子機器の内部状態をクリヤするた
めのイニシャルクリヤ装置に関する。
第1図にて1は従来のこの種装置を示し、該装置はVc
cの直流電源2に直列接続された抵抗3及びコンデンサ
4からなる時定数回路と該回路の時定数出カイを入力と
する抵抗5.6及びトランジスタTからなるインバータ
とで構成されている。
尚8はコンデンサ4のための放電用ダイオードである。
上記装置にお(・て電源投入時を考えると、直流電源2
の電圧は第2図Aに示す如く時間と共に立上がり、最終
的にはVccレベルに落ち着く。
一方時定数出力イは、第2図Bに示す如く、より緩殴な
速度で立上がり、トランジスタ7のスレッショルドレベ
ルTに達すると、それまで直流電源2の立上がりに追随
していたトランジスタ7のコレクタ電位、即ちインバー
タ出力口は第2図Cに示す如く基底レベルに急激に転じ
る。
従って斯るインバータ出力の急激な変化を微分すること
によりイニシャルクリヤ信号が形成され、又電源遮断時
コンデンサ4の蓄積電荷はダイオード8を経て放電され
、次の電源投入に備えられる。
然るに上記イニシャルクリヤ装置を有する電子機器9が
第1図に示す如く、他の電子機器10と信号線11で接
続されて使用される場合、電子機器9におけるイニシャ
ルクリヤ動作が有効に働かない危惧がある。
即ち、両型子機器9.10の電源ライン12゜13は抵
抗14及び信号線11を介して必ず連なる状態となるの
で、全電子機器10及び9の電源が夫々オン及びオフの
状態にあるときを考えると、電子機器9の電源がオフで
あるにも拘らず信号線11を介してコンデンサ4にある
程度の電荷蓄積がなさへ斯る蓄積電荷のために、電子機
器9の電源投入時に極めて短時間にトランジスタ7が導
通し、インバータ出力口が、第2図D&C示す如く十分
な出力変化を示さないためである。
本案は上記の欠点に鑑みてなされたもので、以下第3図
の実施例において本案を説明する。
本実施例は第1図のイニシャルクリヤ装置に更に回路を
付加したもので、該付加回路は上記時定数回路のコンデ
ンサ4と並列に抵抗15及びトランジスタ16の直列体
を接続すると共ニ、トランジスタ16のベースと直流電
源2間に抵抗1T及びコンデンサ18を直列接続し、更
にトランジスタ16のベース・エミッタ間にダイオード
19を設けたものである。
そして抵抗15の値は時定数回路の抵抗3の値よりも十
分小さく選ばれている。
斯る装置において、電源投入時を考えると、直流電源2
の電圧は第4図Aの如く時間と共に立上がり、これに伴
い、トランジスタ16が、抵抗1T及びコンデンサ18
を経るベース電流により導通する。
従って、今抵抗15の値は時定数回路の抵抗3のそれよ
りも十分小さく設定されているから、コンデンサ4は抵
抗15及びトランジスタ16を介して一時的には父短絡
される。
その後直流電源2がVccレベルに落ち着<と、コンデ
ンサ18の作用によりトランジスタ16へのベース電流
がなくなって、該トランジスタがオフとなり、以後抵抗
3を介してコンデンサ4に所定の時定数で充電が開始さ
れるので、時定数回路の時定散出カイは第4図BK示す
如くはg基底レベルから徐々に立上カリ、トランジスタ
TのスレッショルドレベルTに達した時点で従来と同様
にしてインバータ出力口は第4図Cに示す如く急激に基
底レベルに転じる。
尚上記抵抗15はトランジスタ16のコレクタ電流を制
限するものであり、又ダイオード19は電源遮断時にコ
ンデンサ18の蓄積電荷を急速に放電せしめて次の電源
投入に備えるためのものである。
しかして、上記装置を含む電子機器を第1図と同様に信
号線を介して他の電子機器と接続することにより、電源
オフ状態にも拘らず上記他の電子機器からの影響で時定
数回路のコンデンサ4にある程度の電荷蓄積があったと
しても、当該電子機器の電源投入時、上記付加回路の作
用でコンデンサ4の蓄積電荷が一時的に放電されるので
、コンデンサ4の出力、即ち時定散出カイは上記蓄積電
荷Q影響を何ら受けることなくはg基底レベルから立上
り常に一定パターンのインバータ出力口が得られる。
尚、当該電子機器の電源オフ状態で、上記他の電子機器
からの影響で一時作動用コンデンサ18にもある程度の
電荷蓄積がなされる場合があるが、斯る場合のコンデン
サ18の充電々圧は直流電源2の定常レベルVccより
も十分小さいので当該電子機器の電源投入時、コンデン
サ18には更に充分大きい充電々流が流れトランジスタ
16は上記コンデンサ18の事前の蓄積電荷にほとんど
関係なく正常に動作する。
以上の説明より明らかな如く、本案によれば、直流電源
に直列接続された抵抗及びコンデンサからなる時定数回
路の時定数出力を用いたイニシャルクリヤ装置において
、上記コンデンサの蓄積電荷の放電路を形成すべく、そ
のエミッタ・コレクタ通路が接続されたトランジスタと
、上記直流電源の投入時に上記トランジスタを一時的に
導通させるへく、上記直流電源とトランジスタのベース
との間に接続された一時作動用コンデンサとからなる一
時放電回路を設けたものであるから、電源投入時に、上
記一時作動用コンデンサを通じて直流電源より十分なベ
ース電流が上記トランジスタに流へこれにより上記一時
放電回路が確実に作動し、従って、電源投入前電荷蓄積
状態により全く影響を受けることなく、電源投入時に上
記時定数出力は常に一定のパターンで変化し、誤動作の
ない正確なイニシャルクリヤ信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図、第2図は同従来例の動作
を説明するための信号波形図、第3図は本案実施例を示
す回路図、第4図は同実施例の動作を説明するための信
号波形図で、3及び4は時定数回路を構成する抵抗及び
コンデンサである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流電源に直列接続された抵抗及びコンデンサからなる
    時定数回路の時定数出力を用いたイニシャルクリヤ装置
    において、上記コンデンサの蓄積電荷の放電路を形成す
    べく、そのエミッタ・コレクタ通路が接続されたトラン
    ジスタと、上記直流電源の投入時に上記トランジスタを
    一時的に導通させるへ<、上記直流電源とトランジスタ
    のベースとの間に接続された一時作動用コンデンサとか
    らなる一時放電回路を設けたことを特徴とするイニシャ
    ルクリア装置。
JP1978078577U 1978-06-06 1978-06-06 イニシヤルクリヤ装置 Expired JPS5840415Y2 (ja)

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JP1978078577U JPS5840415Y2 (ja) 1978-06-06 1978-06-06 イニシヤルクリヤ装置

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JPS54179022U JPS54179022U (ja) 1979-12-18
JPS5840415Y2 true JPS5840415Y2 (ja) 1983-09-12

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JPS642174Y2 (ja) * 1980-06-03 1989-01-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52144921A (en) * 1976-05-28 1977-12-02 Toshiba Corp Clear circuit

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