JPS642174Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS642174Y2 JPS642174Y2 JP1980077663U JP7766380U JPS642174Y2 JP S642174 Y2 JPS642174 Y2 JP S642174Y2 JP 1980077663 U JP1980077663 U JP 1980077663U JP 7766380 U JP7766380 U JP 7766380U JP S642174 Y2 JPS642174 Y2 JP S642174Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reset
- capacitor
- base
- circuit
- transistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 18
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 6
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control By Computers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、マイクロプロセツサ等を使用して動
作を制御するようにしたテープレコーダー等の装
置の改良に関する。 最近、マイクロプロセツサ等を使用して制御動
作を行なうようにした装置が増加しつつあり、斯
かる装置は一般にリセツト回路を備えている。従
来使用されているマイクロプロセツサのリセツト
回路には、電源電圧の瞬時的な変動や電源スイツ
チの瞬時的なオン・オフ動作に対してリセツトパ
ルスが発生せず、マイクロプロセツサが誤動作す
ることがあつた。 本考案は斯る点を改良したリセツト回路を提供
しようとするものであり、以下図示した実施例を
参照して詳細に説明する。図において、1は商用
電源端子、2は電源スイツチ、3は交流を直流に
変換する平滑整流回路である。4は電源線路5に
挿入接続されていると共に抵抗6及びコンデンサ
ー7より成る積分回路であり電圧安定化作用をな
すものである。8はマイクロプロセツサであり、
前記積分回路4を通して電源が供給される電源端
子9、接地される接地端子10及びリセツト端子
11を備えている。12は前記マイクロプロセツ
サ8の出力信号によつて制御される被制御回路で
あり、前記平滑整流回路3からの電源が供給され
る電源端子13及び接地される接地端子14を備
えている。尚、前記マイクロプロセツサ8及び被
制御回路12の入出力端子は省略した。15はエ
ミツタが接地されていると共にコレクタが抵抗1
6を介して積分回路4の出力側に接続されている
リセツト用トランジスターであり、コレクタが前
記マイクロプロセツサ8のリセツト端子11に接
続されている。17は抵抗18及びコンデンサー
19とより成る時定数回路であり、その接続点P
は前記リセツト用トランジスター15のベースに
接続されている。20は前記コンデンサー19の
両端にコレクタ・エミツタ間が接続されている制
御トランジスター、21及び22は前記コンデン
サー19の両端の電圧によつて該制御トランジス
ター20のベースにバイアスを付与するバイアス
抵抗である。また、該制御トランジスター20の
ベースはコンデンサー23を介して電源線路5に
接続されている。 以上の如く本考案は構成されており、次に動作
について説明する。定常動作状態ではコンデンサ
ー19は抵抗18を通して充電されており、リセ
ツト用トランジスター15は導通状態にあり、そ
のコレクタ即ちリセツト端子11の電位は低いレ
ベルにある。この状態では前記コンデンサー19
の両端の電位はリセツト用トランジスター15の
ベース・エミツタ間の電位である0.6〜0.7Vにあ
る。従つて、該コンデンサー19の両端の電圧に
よつてベースバイアスが付与される制御トランジ
スター20は非導通状態にある。斯かる状態にお
いて、マイクロプロセツサ8より出力される信号
によつて被制御回路12が制御され各動作が行な
われる。 斯かる状態において、電源電圧の変動や電源ス
イツチ2のオン・オフ動作によつて電源線路5の
電圧が瞬時的に降下するとマイクロプロセツサ8
が誤動作し、その誤動作に伴なう信号が印加され
る被制御回路12も誤動作することになる。しか
しながら、電源線路5の電圧が降下した後定常状
態に上昇すると、コンデンサー23を通して正の
トリガー信号が制御トランジスター20のベース
に印加される。その結果、該制御トランジスター
20が導通状態に反転し、そのコレクタ・エミツ
タ間を通してコンデンサー19に充電されていた
電荷を瞬間的に放電せしめる。該コンデンサー1
9に充電されていた電荷が放電されると同時に導
通状態にあつたリセツト用トランジスター15が
非導通状態に反転する。前記制御トランジスター
20のベースに印加されるトリガー信号は瞬時に
消滅し、該制御トランジスター20は非導通状態
に反転復帰する。その結果、コンデンサー19へ
の充電動作が開始され所定時間経過すると、リセ
ツト用トランジスター15が再び導通状態に反転
する。従つて、該リセツト用トランジスター15
は電源線路5の電圧変動に伴なつて制御トランジ
スター20が導通状態に反転した後、時定数回路
17にて設定される間非導通状態にある。それ
故、その間前記リセツト用トランジスター15の
コレクタよりマイクロプロセツサ8のリセツト端
子11にリセツト信号である高いレベルの信号が
印加され、該マイクロプロセツサ8はリセツトさ
れる。このように電源線路5の電圧が変動すると
マイクロプロセツサ8がリセツトされるため、該
マイクロプロセツサ8は誤動作することはなく、
被制御回路12も誤動作することはない。 以上に説明したように本考案のリセツト回路
は、制御回路のリセツト動作を行なうべく設けら
れているリセツト用トランジスターのベース・エ
ミツタ間に接続されているコンデンサーの充電電
荷を電源電圧の変動を検出して放電せしめる作用
を有する制御トランジスターのベース電圧を前記
コンデンサーの両端の電圧を分圧することによつ
て設定するようにしたことを特徴とするものであ
り、このようにしたので制御トランジスターの動
作点即ち電源電圧の変動を検出する動作点の設定
を正確に行なうことが出来、それ故電源線路の電
圧変動に伴うリセツト動作を確実且つ迅速に行な
うことが可能となり、本考案の実用的価値は非常
に高いものである。
作を制御するようにしたテープレコーダー等の装
置の改良に関する。 最近、マイクロプロセツサ等を使用して制御動
作を行なうようにした装置が増加しつつあり、斯
かる装置は一般にリセツト回路を備えている。従
来使用されているマイクロプロセツサのリセツト
回路には、電源電圧の瞬時的な変動や電源スイツ
チの瞬時的なオン・オフ動作に対してリセツトパ
ルスが発生せず、マイクロプロセツサが誤動作す
ることがあつた。 本考案は斯る点を改良したリセツト回路を提供
しようとするものであり、以下図示した実施例を
参照して詳細に説明する。図において、1は商用
電源端子、2は電源スイツチ、3は交流を直流に
変換する平滑整流回路である。4は電源線路5に
挿入接続されていると共に抵抗6及びコンデンサ
ー7より成る積分回路であり電圧安定化作用をな
すものである。8はマイクロプロセツサであり、
前記積分回路4を通して電源が供給される電源端
子9、接地される接地端子10及びリセツト端子
11を備えている。12は前記マイクロプロセツ
サ8の出力信号によつて制御される被制御回路で
あり、前記平滑整流回路3からの電源が供給され
る電源端子13及び接地される接地端子14を備
えている。尚、前記マイクロプロセツサ8及び被
制御回路12の入出力端子は省略した。15はエ
ミツタが接地されていると共にコレクタが抵抗1
6を介して積分回路4の出力側に接続されている
リセツト用トランジスターであり、コレクタが前
記マイクロプロセツサ8のリセツト端子11に接
続されている。17は抵抗18及びコンデンサー
19とより成る時定数回路であり、その接続点P
は前記リセツト用トランジスター15のベースに
接続されている。20は前記コンデンサー19の
両端にコレクタ・エミツタ間が接続されている制
御トランジスター、21及び22は前記コンデン
サー19の両端の電圧によつて該制御トランジス
ター20のベースにバイアスを付与するバイアス
抵抗である。また、該制御トランジスター20の
ベースはコンデンサー23を介して電源線路5に
接続されている。 以上の如く本考案は構成されており、次に動作
について説明する。定常動作状態ではコンデンサ
ー19は抵抗18を通して充電されており、リセ
ツト用トランジスター15は導通状態にあり、そ
のコレクタ即ちリセツト端子11の電位は低いレ
ベルにある。この状態では前記コンデンサー19
の両端の電位はリセツト用トランジスター15の
ベース・エミツタ間の電位である0.6〜0.7Vにあ
る。従つて、該コンデンサー19の両端の電圧に
よつてベースバイアスが付与される制御トランジ
スター20は非導通状態にある。斯かる状態にお
いて、マイクロプロセツサ8より出力される信号
によつて被制御回路12が制御され各動作が行な
われる。 斯かる状態において、電源電圧の変動や電源ス
イツチ2のオン・オフ動作によつて電源線路5の
電圧が瞬時的に降下するとマイクロプロセツサ8
が誤動作し、その誤動作に伴なう信号が印加され
る被制御回路12も誤動作することになる。しか
しながら、電源線路5の電圧が降下した後定常状
態に上昇すると、コンデンサー23を通して正の
トリガー信号が制御トランジスター20のベース
に印加される。その結果、該制御トランジスター
20が導通状態に反転し、そのコレクタ・エミツ
タ間を通してコンデンサー19に充電されていた
電荷を瞬間的に放電せしめる。該コンデンサー1
9に充電されていた電荷が放電されると同時に導
通状態にあつたリセツト用トランジスター15が
非導通状態に反転する。前記制御トランジスター
20のベースに印加されるトリガー信号は瞬時に
消滅し、該制御トランジスター20は非導通状態
に反転復帰する。その結果、コンデンサー19へ
の充電動作が開始され所定時間経過すると、リセ
ツト用トランジスター15が再び導通状態に反転
する。従つて、該リセツト用トランジスター15
は電源線路5の電圧変動に伴なつて制御トランジ
スター20が導通状態に反転した後、時定数回路
17にて設定される間非導通状態にある。それ
故、その間前記リセツト用トランジスター15の
コレクタよりマイクロプロセツサ8のリセツト端
子11にリセツト信号である高いレベルの信号が
印加され、該マイクロプロセツサ8はリセツトさ
れる。このように電源線路5の電圧が変動すると
マイクロプロセツサ8がリセツトされるため、該
マイクロプロセツサ8は誤動作することはなく、
被制御回路12も誤動作することはない。 以上に説明したように本考案のリセツト回路
は、制御回路のリセツト動作を行なうべく設けら
れているリセツト用トランジスターのベース・エ
ミツタ間に接続されているコンデンサーの充電電
荷を電源電圧の変動を検出して放電せしめる作用
を有する制御トランジスターのベース電圧を前記
コンデンサーの両端の電圧を分圧することによつ
て設定するようにしたことを特徴とするものであ
り、このようにしたので制御トランジスターの動
作点即ち電源電圧の変動を検出する動作点の設定
を正確に行なうことが出来、それ故電源線路の電
圧変動に伴うリセツト動作を確実且つ迅速に行な
うことが可能となり、本考案の実用的価値は非常
に高いものである。
図示した回路は、本考案のリセツト回路の一実
施例である。 主な図番の説明、2……電源スイツチ、3……
平滑整流回路、5……電源回路、8……マイクロ
プロセツサ、12……被制御回路、15……リセ
ツト用トランジスター、17……時定数回路、2
0……制御トランジスター。
施例である。 主な図番の説明、2……電源スイツチ、3……
平滑整流回路、5……電源回路、8……マイクロ
プロセツサ、12……被制御回路、15……リセ
ツト用トランジスター、17……時定数回路、2
0……制御トランジスター。
Claims (1)
- リセツト端子を有する制御回路及び該制御回路
の出力によつて動作が制御される被制御回路を有
する装置において、前記制御回路のリセツト端子
にコレクタが接続されていると共にエミツタが接
地されているリセツト用トランジスターと、該リ
セツト用トランジスターのベース・エミツタ間に
接続されているコンデンサーとベースと電源との
間に接続されている抵抗とより成る時定数回路
と、該時定数回路を構成するコンデンサーの両端
にコレクタ・エミツタ間が接続されていると共に
該コンデンサーの両端の電圧を分圧することによ
つてベース電圧が設定されている制御トランジス
ターと、該制御トランジスターのベースと電源線
路との間に接続されていると共に該電源線路の電
圧変動を該制御トランジスターのベースに伝達す
るコンデンサーとより成るリセツト回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980077663U JPS642174Y2 (ja) | 1980-06-03 | 1980-06-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980077663U JPS642174Y2 (ja) | 1980-06-03 | 1980-06-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS574042U JPS574042U (ja) | 1982-01-09 |
JPS642174Y2 true JPS642174Y2 (ja) | 1989-01-19 |
Family
ID=29440222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980077663U Expired JPS642174Y2 (ja) | 1980-06-03 | 1980-06-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS642174Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5840415Y2 (ja) * | 1978-06-06 | 1983-09-12 | 三洋電機株式会社 | イニシヤルクリヤ装置 |
-
1980
- 1980-06-03 JP JP1980077663U patent/JPS642174Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS574042U (ja) | 1982-01-09 |
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