JPS599458Y2 - 電子回路駆動装置 - Google Patents

電子回路駆動装置

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JPS599458Y2
JPS599458Y2 JP9909376U JP9909376U JPS599458Y2 JP S599458 Y2 JPS599458 Y2 JP S599458Y2 JP 9909376 U JP9909376 U JP 9909376U JP 9909376 U JP9909376 U JP 9909376U JP S599458 Y2 JPS599458 Y2 JP S599458Y2
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JP
Japan
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electronic circuit
flip
trigger pulse
flop
start control
Prior art date
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Expired
Application number
JP9909376U
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English (en)
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JPS5317146U (ja
Inventor
忠司 能勢
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子回路、特に高速電子回路を駆動する装置の
改良に関する。
この種の駆動装置としては従来は、第1図Aに示すよう
にスタート制御回路1のコンデンサCの充電により得ら
れるトリガパルスでフリップフロツプF,/Fをセット
し、そのF/Fのセット信号で電子回路2を駆動する構
或を採用していた。
ここで前記電子回路2としては例えばタイマー回路等を
使用している。
ところで前記スタート制御回路1より発せられるスター
ト制御用トリガパルスはコンデンサCと抵抗R2とによ
って決まる時定数をもっており、同図Bに示すように比
較的立上りが緩かであるために、高速電子回路2、例え
ば設定時間がトリガパルスの時定数より短かいタイマー
回路である場合に問題がある。
即ち、タイマー回路2は設定時間を経過するとF/Fの
リセット端子RにHレベル(ハイレベル)の信号を加え
るが、この時まだ前記トリガパルスがF/Fのセット端
子Sに加えられているために、セット、リセット端子S
,RともHレベルとなり、F/Fの動作が不安定で誤動
作を生じやすいという欠点をもつものである。
また前記トリガパルスに同図Cに示すようなノイズnが
加わった場合においては、例えタイマー回路2の設定時
間が経過してF/Fが正常にリセットされたとしても、
前記ノイズnという急峻なパルスによって再びF/Fが
セットされ、タイマー回路2が再動作するという極めて
不都合な事態を招くものである。
従ってトリガパルスとしては時定数の小さい急峻な立上
り特性をもつものが必要なのであるが、その場合コンデ
ンサCと抵抗R2の時定数を小さく選んで前記必要性を
満たそうとすると回路自体の動作が不安定になり、ノイ
ズ等外乱に対して弱いという動作上好ましくない欠点を
生じるものである。
この点にあって本考案はスタート制御回路の時定数を小
さくしなくても急峻なトリガパルスの得られる手段を提
供して、前記各種不都合及び次点の解決のための一助た
らんとするものである。
以下に本考案の実施例を第2図、第3図に基いて詳述す
る。
第2図において、1はスタート制御回路、F/Fはフリ
ツプフロツプ、2は高速電子回路として例えばタイマー
回路である。
Trはスイッチ素子の一例としてのPNP型トランジス
タで、スタート制御回路1のトリガパルスによってF/
Fが゛セットされる際にF/Fが発するセット信号によ
って導通駆動され、抵抗R2の端子間を短絡するように
接続されている。
尚図中SWはスタート用の操作スイッチ、Vccは直流
電圧、r,Rlは抵抗である。
この構或において、操作スイッチSWを押すとコンデン
サCが直流電圧Vccによって充電され始める。
この場合の充電特性はコンテ゛ンサCと抵抗R2との積
で与えられる時定数によって決まる。
この充電電圧が出力端よりトリガパルスとして得られる
フリツプフロップF/Fのセット端子Sに入力され、該
フリツフ゜フロツプF/Fをセットする。
するとフリツプフロツプF/FのQ端子はLレベルから
Hレベルに転じてその端子に接続された高速電子回路2
を駆動する。
一方同時にQ端子はHレベルからLレベルに転じ、その
信号がスイッチ素子としてのトランジスタTrのベース
に加えられて、該トランジスタTrのコレクターエミツ
タ間を導通する。
この結果、それまでC”R2の時定数で充電されつつあ
ったコンデンサCは前記トランジスタTrの導通に伴な
い、ほとんど時定数零で充電されてしまう。
第2図Bはこの状態を示すトリガパルス波形である。
この図においてパルス巾Wpはフリツフ0フロツフ’F
/FやトランジスタTr等回路自身の遅延時間によって
決まるものである。
前述のようにスイッチ素子Trの動作によって急峻なト
リガパルスが得られると、タイマー回路2の設定時間が
短かくても従来のようにフリップフロツプF/Fの動作
が不安定となることはなく、またノイズによって再動作
もすることもなく、タイマー回路2の設定時間が経過す
れば確実にフノツプフロツプF/Fがリセットされるの
である。
しかもスタート制御回路1の時定数C ” R2は別段
小さく選よ必要なく、むしろその選択に自由性があり、
大きく選んだとしても急峻なトリガパルスを得ることが
でき、それ故にノイズ等の外乱に対して強い装置を得る
ことができるのである。
次に第3図は本考案の別の実施例を示し、この実施例に
おいてはスタート制御回路1とスイッチ素子Trとが前
記実施例と異なり、他の構或は略同一である。
この実施例におけるスタート制御回路1はコンテ゛ンサ
Cの放電を利用してトリガパルスを得るようにしている
即ち、コンテ゛ンサCは常閉スイッチSW2を介して通
常充電されているが、このスイッチSW2が切換えられ
ると、SCRのゲートに切換後の最初のパルスが与えら
れるという条件で、コンデンサCの充電量が抵抗R3を
通じて放電し、その時の抵抗R3に発生する放電電圧を
トリガパルスとして用いている。
またこの放電電圧は正電圧なのでインバータ■を介し反
転してフリップフロツフ゜F/Fに加えるようにしてい
る。
尚ここでSCRを用いているのは他の電子回路と同期し
てタイマー回路2を駆動するためである。
スイッチ素子Trは本実施例ではNPN型トランジスタ
を用いている。
これはフリップフロップF/FのQ端子よりセット信号
を得るようにしたことに基づくものである。
従ってQ端子よりセット信号を得るように接続するなら
、PNP型トランジスタを用いることができるのは勿論
である。
この実施例においても前述実施例と同様に動作し、また
その作用効果も同一である。
以上要約すると本考案によれば、フリップフロツプのセ
ット信号でセットされるスイッチ素子を設け、該素子の
導通によりスタート制御回路の時定数を減少せしめるよ
うに構或したものであるから、急峻なトリガパルスが得
られ高速電子回路でも誤動作なく確実に駆動することが
できると共に、スタート制御回路のコンデンサと抵抗と
で与えられる時定数の選択の自由性が高く、従ってノイ
ズ等外乱に対して強い構或とすることができると共に設
計上でのコンテ゛ンサ等の選択の裕度も高くなるという
多種顕著な利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子回路駆動装置及びその欠点を説明す
る図、第2図は本考案に係る電子回路駆動装置の一実施
例を示す結線図及び該装置より得られるトリガパルスの
波形を示す図、第3図は本考案の別の実施例を示す結線
図である。 1・・・・・・スタート制御回路、2・・・・・・電子
回路、F/F・・・・・・フリツプフロツプ、Tr・・
・・・・スイッチ素子、C・・・・・・コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スタート制御回路のコンテ゛ンサの充放電により得られ
    るトリガパルスをフリツプフロップに加えてセットし、
    そのセツ+信号で電子回路を駆動する装置において、前
    記フリツプフロップのセット信号で導通駆動されるスイ
    ッチ素子を設けると共に、同素子の導通により前記スタ
    ート制御回路の時定数を減少せしめるように構或し、も
    って急峻なトリガパルスを得るようにしたことを特徴と
    する電子回路駆動装置。
JP9909376U 1976-07-23 1976-07-23 電子回路駆動装置 Expired JPS599458Y2 (ja)

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JP9909376U JPS599458Y2 (ja) 1976-07-23 1976-07-23 電子回路駆動装置

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JP9909376U JPS599458Y2 (ja) 1976-07-23 1976-07-23 電子回路駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPS5317146U JPS5317146U (ja) 1978-02-14
JPS599458Y2 true JPS599458Y2 (ja) 1984-03-26

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