JPS5838218A - 制癌剤 - Google Patents

制癌剤

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JPS5838218A
JPS5838218A JP13659281A JP13659281A JPS5838218A JP S5838218 A JPS5838218 A JP S5838218A JP 13659281 A JP13659281 A JP 13659281A JP 13659281 A JP13659281 A JP 13659281A JP S5838218 A JPS5838218 A JP S5838218A
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ans
soluble
streptomyces
growth
substance
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Kiyoshi Isono
磯野清
Kenichi Asahi
旭健一
Hiroo Kusakabe
中村蒙宕
Taketo Nakamura
日下部寛男
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RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抗生物質ANS−/コアA物質を有効成分と
して含有することを特徴とする新規な制癌剤に関するも
のである。
従来、癌化学療法剤として、アルキル化剤(ナイトログ
エンマスタード類、エチレンイミン類、スルフォン酸エ
ステル類)、伏謝拮抗物質(葉階拮抗剤、プリン拮抗剤
、ビリミ・シン拮抗斉;)、植物性核分裂毒(コルセミ
ド、ビンブラスチン等)、抗生M(デルコマイシン、カ
ルチノフイリン、マイトマイシン等)、ホルモン類(副
腎ステロイド、男性ホルモン、女性ホルモン)及びポル
フィリン鉛基(マーフィリン、copp) ’Iが用い
られている。
しかしながら、その殆んどは、細胞毒型の物情であり、
重大な副作用を呈するため、低毒性で優れた制癌活性を
有する制癌剤の開発が強く望まれている。
本発明者らは、低毒性で制癌活性を有する物質を探索し
て、ストレプトミセス(Streptomyces)属
に島する倣牛物の代il+産物の生理活性につ件、欽倉
研背の結果、新知抗生物51ANS−/27^物質が、
著しく恢毒性で、優れた制癌活性を有することを卵、出
17、この物質が癌治療に顕著な効果を発揮し得ること
の新たな知見を得て、本発明の制癌剤を完成するに至っ
た。本発明の制癌剤の有効成分は、人、家畜、犬、猫等
の#崩動物に対する優ねた癌化学療法斉1とたり得るも
のである。
本!lI!甲に用いる制癌活性を有する抗生物有ANS
−727A物*について、以下に説明する。
本発明の制癌活性抗生物質を産生する微生物は、^Ns
−/、77^物質の生産能を有するストレプトミセス属
に属する菌種である。
その−例として、ストレプトミセス・エスピー? 9−
 A N S−/ 27 (Streptomyces
 sp−79−^Ns−/J’7)と呼称される微生物
が前Fの特性を有する新菌株で、本発明の有効成分であ
る^NS−/コア^物質を有利に生産するものであり、
有効に利用し得る微生物として挙げられる。
また、前Vストレプトミセス・エスピー、79−^NS
−/、2りの自然的及び人工的変異株は勿論、ストレプ
トミセス蜘に厚する菌種で、ANS−/、’7A物質の
生産能を有する■■■■■−−微生物は、すべて使用す
ることができる。
前F、ストレプトミセス・エスピー・79− ANS−
/コア(以下、単にl’−ANS−/コク株」という。
)は、本発明者によって埼玉県和光市で採取された十1
!試料中より発見された微生物であり、工業技術院微生
物工業技術研守所に昭和36年3月6日付寄託され、そ
の微生物受肝番号は、微工研菌寄卯390/号である。
ANS−/コク株は、次の菌学的性質を有する。
(1)形態 イーストエキス・マルトエキス寒天培地及び無機塩澱粉
寒天培地上の生育について顕微鏡観察を行った結果、A
NS−127株は、ストレプトミセス属に属する形態を
示し、その形態的特徴は次のとおりである。
/)基生菌糸 寒天中に良く生育し、良く分岐している。
2)気菌糸 色は灰色系で、短かく、ゆるやかに屈曲し、時にゆるい
不完全ならせん糸を形成する。分岐は少なく、輪生枝を
形成しない。
電子IN費錠によると、胞子の形状は、長円形又は楕円
形で、その大針さけ0.9〜7.2μ×0.7〜/、0
μであり、表面は平滑である。
0 各種培地上の性質 特許庁産業別審査基準に従い、各WI培地を調整し、接
種伊、−〜3週間徒に観察した結果を次に記載する。な
お、色−の記載において0内の1号はディスクリグチイ
ブ・カラー・ネームズ・7”イクショナリー(Desc
riptive ColorNames Dictio
nary)第q版色名記号に従ったものである。
(1)  シュークロース・硝酸寒天培地生育:極めて
悪く、薄く表面に生育する。
基生菌糸の色は無色である。
気菌第二着生しない。
可溶性色素:生成しない。
(2)  グルコース・アスパラギン寒天培地生育:普
通の生育が1らね、裏面の菌゛体の色はクリーム合(号
ca)である′。
り菌糸:着生しないか、僅かに灰P、(,21h)のり
菌糸を着生する。
可溶性色素:生成しない。
(3)グリセリン・アスパラギン寒天培地生育:良好な
生育を示し、裏面の菌体の色は明るい茶灰色(りtie
)を経て濃い褐色(、? pn)となる。
気菌糸:まばらに着生し、ベルベット状でベージュ・グ
レー(3+h)ないし 灰色(,51h)を呈する。
可溶性色素:生威しな〜・。
(4)無機塩・酸粉寒天培地 生育:良好な生育を示し、裏面の菌体の色は濃い褐色(
2pn)を呈する。
気菌糸 1富に着生し、粉状で灰色(3Ih〜3 fe
)を呈する。
可溶性色素:生成しない。
(5)チロシン寒天培地 生育:良好な生育が見られ、裏面の菌体の色はオリーブ
灰色(/%Ig)ないし オリーブ黒色(/ ’A pn)を呈する。
気菌糸:良く着生し、粉状で明るい茶灰色(コfe〜3
1h)を呈する。
可溶性色素:生成しない。
(61栄養寒天培地 生育:やや不神で、表面は平滑、透明の生育が見られ、
菌体の色は淡黄色(− gc)を示す・ 気菌糸−着生しない。
可溶性色素:生成しない。
(7)  イースト・エキストラクト、マルト・エキス
トラクト寒天培地 生育:極めて良好な生育を示し、裏面の菌体の色は明る
い褐色(3nl)より暗 い褐色(3pn)を呈する。
気菌糸:pく着生し、粉状で灰色(31h)を呈する。
可溶性色素:褐色の可溶性色素を生成する。
(8)  オートミール寒天培地 生育:極めて9好な生育を示し、平滑、拡がった生育が
見られ、糖体の色は灰 黒色(3ml)を呈する。
ケ菌糸:豊富に着生し、粉状で灰%(31h〜、へ+h
)を呈する。
可溶性色素:生成しな〜・。
(9)被デトン・イーストエキストラクト・鉄寒天培地 生育:生育は不自、表面は平滑で透明である。
気菌糸:着生しない。
可溶性色素:生成しない。
(I)生理的性質 (1)生育温度:コ7Cで最適の生育が見られる。
(2)澱粉分解カニ強い。
(3)脱脂粉乳:徐々にイブトン化する。
(4)  メラニン様色素の生成: 栄養寒天培地、チロシン寒天培地、ペプトン・イースト
エキストラクト・鉄寒天墳地上では、メラニン様色素の
生成は見られないが、イースト・エキストラクト・マル
ト・エキストラクト寒天培地上でメラニン様の褐色の色
素をψ故する。
(5)ゼラチンの液化カニ液化しない。
(6)  硝酸塩違元:遺元しない。
拍 各種炭素源の利用性 プリダハムによる糖料用培地〔ディフコ(O+fCO)
製〕に各種の糖を添加して^NS−/、27株を培養し
た結果は次のとおりである。
(糖 類)     (生育) L−アラビノース     丑 0−キシロース      + 0−グルコース      甘 0−フラクトース     士 シュークロース      士 L−イノシトール     − ゛  L−ラムノース      士 ラフィノース       − (糖 類)       (生育) D−マンニトール       士 無添加     − +二良く生育する。+:生育する。
士:生育するが、極めて悪い。−:生育しない。
ANS−/、27株の菌学的性質は十Fの如くであるが
、ANS−/、2’7株は、■灰合系の短い波状に屈曲
したり菌糸を形成し、胞子の表面は平滑であること、■
基中軸糸の色は褐色ないし濃褐色であること、Cメラニ
ン様色素は生成しないが、イースト・エキストラクト、
マルト・エキストラクト寒天培地上においてメラニン様
色素の生成が見らねること、■可溶性色′lLは生成し
ないこと、■糖の利用性は、グルコース、アラビノース
、キシロースを良(利用するが、他の糖は利用しないか
、僅かに利用すること等の%徴を有する。
この特9的性質につき、野々村氏による「ジャー ナル
・オシ・ファーメンテ−ジョン・テクノロジー」第3.
2巻、第3号記載の散開1.s、p、  株qsg菌種
の分類法の1敏〔キイ・フォア・クラシフイケーション
・アンド・アイデンティフィケーション・オプ・ll5
gス被シス・オプ・ザ・ストレプトミセス・インクルー
デッド・イン・1、s、P、 (に@y for cl
ssslflcatlon and Identlfl
−cstlon of 11 A g 5pecles
 of StreptomycesIncluded 
In 1.s、P、)) 及びワックスマン著「ザ・ア
クノミセテ゛ス」/967年版第J巻の分類法により類
イリの放線菌の菌種を照合し、比較した結果、糖の利用
性、メラニン色素の形成等の性質において差異がみられ
るが、気菌糸及び胞子の形態並びに各種培地上の性質の
所見が類ヴするので、ANS−/、27株はストレプト
ミセス・アンチビオティカス(Streptomyce
s antlbiotlcus)に近似するものと清え
られる。
しかしながら、へNS−/、27株は、ANS−/−7
^物質の生産能を有するという点においてストレプトミ
セス・アンチビオティカスに属スル他の島株と明らかに
相異がVめられるため、ストレプトミセス・アンチビオ
ティカスkJiする新菌株とすることが妥当であると結
論され“°た。
トレゾトミセス属に属する^NS−/、:)7A物質生
産菌を、抗生物質を生産する通常の方法で培養すること
ができる。培養の形態は、液体培養でも固体培養でもよ
く、工業的に有利に培養するためには、前記生産菌の胞
子懸濁液又は培養液を培地に接種し、通気攪拌培養を行
女ばよい。  。
培地の栄養源として′は特に限定されることはなく、微
生物の培養に通常用いられる炭素源、窒素源その仙を培
地中に含有させることができる。炭素源としては、澱粉
、デキストリン、グリセリン。
グルコース、シュークロース、ガラクトース、イノシト
ール、マンニトールなどが、また窒素源としては4プト
ン、大豆粉、肉エキス、米ぬか、皺、尿素、コーンステ
イープリカー、アンモニウム塩、硝酸塩、その他の有機
または無機の窒素化合物が用いられる。その他、無接塩
類、たとえば、食塩、燐酸塩類、カリウム、カルシウム
、亜鉛、マンガン、鉄郷の金属塩類等を適宜に添加して
もよく、必要に応じて消泡剤として、動・楢・鉱物油等
を添加してもよい。培養温度、培養時間弊の培養条件は
使用菌の発育に適し、しかもANS−/、27^物質の
生産が最高となるような条件が選ばれる。
たと★げ、培地のpHは4/〜9、特に中性付近がよく
、培養の適温はコ3°’−33C程度がよい。
しかし、これらの培養組成物、培地の水素イオン濃闇、
培養温度、攪拌条件などの培養条件は使用する菌株の種
類や、外部の条件などに応じて好ましい結果が得られる
ように適宜調節されるべきであることはいうまでもない
。このようにして得られる培養物から、^NS−/コア
A物質を得るKは、代謝産物を採皐するのに通常用いら
れる手段が適宜利用される。たとえば、^NS−/、2
7^物質と不純物との溶解度差を利用する手段、吸着親
和力の差を利用する手段のいずれも、それぞれ単独で、
または組合わせて、あるいは反復して使用される。具体
的には、^NS−/、!り^物質は培養p液にその大部
分が存在するが、その有機溶剤への溶解性の差を利用し
て酢酸エチル、酢酸ブチル、クロロホルム、ブタノール
などを用いて培養ろ液より抽出することができる。抽出
液を減圧下に濃縮すると、ANS−/lり^物質の粗抽
出物が得られる。このものは多量の・不純物を含んでい
るので、シリカゲル、アルミナ等の吸着クロマトグラフ
ィーに付して、更に精製する。例えば、シリカゲルのカ
ラムをクロロホルムで調製してお舞、これに前F’l1
3抽出物をクロロホルム−メタノールの混合溶剤の少量
に溶かしたものを流し込む。
引き続?!r同じ溶剤系を用いて展開溶出を行う。溶出
液ヲフラクションコレクターにて一定量づつ分取する。
生物活性を示すフラクションを集めて濃縮すると精製粉
末が得られる。中に精製を行うために、同様のシリカゲ
ルクロマトグラフィーをくり返して行う。分取フラクシ
ョンを高速液体クロマトグラフィー、威いは薄層クロマ
トグラフィーにより紫外部吸収により分析しながら単一
画分を集める。この濃縮物を更に精製するために、60
%アセトニルを用いた逆層カラムを用いて高速液体クロ
マトを行い、単一ピークの画分を分取する。
これを減圧夕縮して殉情を含水メタノールの少量に#¥
解し、冷蔵することによりANs−/J7A物質は無色
の結晶として析出する。これを戸数乾燥することによっ
てへNS−/J7A物質の純品を得ることかで欠る。
かくして得られた^NS−/J?A物質の即死学的性質
は次のとおりである。
(1)元素分析値 炭素工6ム67襲、水素:3.7コ慢 酸素t29.51%、窒素8 0% (2)  分子1(FDマススペクトルによる)70 (3)   融  点 307℃ (4)  旋光分散 メタノール中、コ2o−boomμの範囲で光学不活性
である。
(5)紫外線吸収スペクFル メタノール及びa/規定塩酸メタノール中、2ル−ma
 (6e J Z (:’ 00 )に極大吸収を、3
J 7 ma  (’ e a 40θ)K肩の吸収を
それぞれ示す。
また、a/規定苛性ソーダメタノール中、λ74’ m
s (’ e J Z 000 )に極大吸収を、32
brns (g 、 /本−〇〇)に肩O@収をそれぞ
れ示す・ (6)  赤外纏殴収スイクシル 臭化カリ錠剤で温室した主な極大値は次のとシシである
3’130.29−〇、/150%/l、/7.15り
/、 /!/θ、1111,5%11731.、/24
10.//ざl:、 / / 70clL−1(7)溶
解性 アセトン、メタノール、酢醗エチルに易溶、クロロホル
ムに可溶、水に難溶である。
(8)  呈色反応 塩化鉄反応及び過マンガン酸カリ反応は陽性、λ弘−ゾ
ニ)−7工二ルヒドフジン反応は陰性である。
(9)  塩基性、中性、酸性の区別 m酸性物質であシ、ふム7%7%ジオキサンおけるPK
a’は&6及びiaりである。
allI  物質の色 無色の結晶である。
αυ  毒   性 !ウスに対する腹腔内投与で、10oツ/りで全く毒性
を示さなかった。
本発明の制癌剤は、経口及び非経口投与のいずれも使用
可能であシ、経口投与する場合は、軟・硬カプセル剤又
は錠剤、顆粒剤、細粒剤、散剤として投与され、非経口
投与する場合は、水溶性懸濁液、油性製剤などの皮下或
いは静脈注射剤、点滴剤及び固体状又は懸濁粘稠液状と
して持続的な粘膜吸収が維持でtartに生薬のような
剤型で投与され得る。
本発明の有効成分の製剤化は、界面活性剤、賦形剤、滑
沢剤、佐剤、及び有効成分の性質を考慮して腸溶性製剤
とするために医薬的に許容し得る皮膜形成物質、コーテ
ィング助剤等を用いて適宜行うことができ、その具体例
を挙げれば、次のとおりである。
本発明の組成物の崩壊、溶出を良好ならしめるために、
界面活性剤、例えばアルコール、エステル類、ポリエチ
レングリコール誘導体、ソルビタンの脂肪醗エステル類
、硫酸化脂肪アルコール髄等の/I&又f′iユ稙以上
を添加することができる。
また、賦形剤として、例えば!II、乳糖、デンプン、
結晶セルロース、マンニット、軽質無水珪酸、アルミン
酸マグネシウム、メタ珪酸アルミン酸マグネシウム、合
成珪酸アルミニウム、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリ
ウム、リン酸水素カルシウム、カルボキシメチルセルロ
ースカルシウム等のl櫨又は二種以上を組合せて添加す
ることができる。
滑沢剤としては、例えばステアリン噌マグネシウム、タ
ルク、硬化油等を7種又は、2種以上添加することがで
き、また矯詠司及び矯臭剤として、食塩、サッカリン、
糖、マンニット、オレンノ油カンゾウエキス、クエン1
簑、ブドウ糖、メン) −ル、ユーカリ油、リンゴ酸等
の甘味剤、香料、着色料、保存料等を含有させてもよい
・ 懸濁剤、湿潤剤の如き佐剤としては、例えはココナツト
油、オリーブ油、ゴマ油、落花生油、乳酸カルシウム、
ベニバナ油、大豆リン脂質等を含有させることができる
また皮膜形成物質としては、セルロース、糖類等の炭水
化物誘導体として酢酸7タル醗セル四−ス(CAP)、
またアクリル酸系共重合体、二塩基酸モノエステル類等
のfリビニル誘導体としてアクリル酸メチル・メタアク
リル酸共重合体、メタアクリル酸メチル・メタアクリル
酸共重合体が挙げられる。
また、上記皮膜形成物質をコーティングするに際し、通
常使用されるコーティング助剤、例えば可盟剤の他、コ
ーティング操作時の薬剤相互の付着防止のための各種添
加剤を添加することによって皮膜形成剤の性質を改良し
たり、コーティング操作をよシ容易ならしめることがで
きる。なお、有効成分を皮膜形成物質を用いて!イクV
カ!セル化してから賦形剤等と混合した剤型としても良
い。
特に代表的な剤型における配合比は下記の通)である。
4IK好ましい範囲 有 効 威 分  al〜デ0重量≦   a3〜75
重量弧賦  形  剤 10〜デπデ JF    I
s〜デ17  y滑  沢  剤   0〜5oyo〜
コ0  #界’tiJffi性111  0〜sOJF
   0N20  p皮膜形成物質 Q/−sOy  
  Q’3〜20  m”特に好ましい賦形剤は、乳糖
、結晶セルローズ、カル−キシメチルセルシースカルシ
ウムである。
を九、投与量は、対象鳳瘍を有効に治療するに十分な量
であり、amの癩状、投与経路、剤型などKよって左右
されるが、一般に1経口投与の場合、大人’t’Fi/
日′当り、約00 / 〜/−00g/Kp体重(小人
では、007〜6077時体重)の範囲で、その上限は
好ましくは約sOwq1時体重、更に好ましくは約10
−q/一体重程度であり、非経口投与の場合、その上限
は約loツ/即体重程度であり、好ましくは5IIII
F/に9体重、更に好ましくはコ@IIF/一体重が適
当である。
次K、^N512り^物質の制癌活縁を確認し九制癌性
試験について述べる。
〔1〕フレンド白血病細胞(rnous@5rythr
old1・uk・m1ac・II、B、lj細胞)に姥
する試験GIBCO製HAMOF−/2培地に115襲
の牛胎児血清及びbow/lのカナマイシンを加えたも
のに1ユS X / 0 ’tell/d  となるよ
うに8g細胞を接種し、これに所定量の被験化合物を加
える(最終容量S−)。
7.5≦CO2中、3りC7日間培養した後、オルキン
(Orkln)のベンジシン染色法により染色し、染色
された細m数、すなわち、赤血球への分化によシヘモグ
ロビンを生成するようKなった細胞数を測定し、分化誘
導率を求める。
〔2〕マウス骨髄性白血病細m(mous@myelo
ldleukemla (1@11. M /)に対す
る試験GIBCO製イーグルMEM培地に、70%の馬
血清及び1.Oq/lのカナマイシンを加え九本のに、
左OX’/ ’04c*1IAIIL となるように鵠
layaを接種し、これに所定量の被験化合物を加える
(最終容量S−)。
り5%CO2中、37Cり日間培養した後、負負細胞、
あるいは顆粒球への分化によシ誘導されたリゾチーム活
性を凋ぺる。なお、リゾチー11のl革位(unit)
  とは、ミクロコツカス・リソデイクテイカス(Ml
orococcus 1ysodslk−tlcus)
  菌体の懸濁液を基質として、リゾチームを作用させ
、pnム2I1.温度λ5Cで測定し、μs Ompの
波長の吸光度を毎分a00/減少させるようなリゾチー
ムの量をいう、なお、後述の試験例では、分化誘導作用
をもって、刺痛活性を示した。
以下に、本発明を製剤例及び試験例によって具体的に説
明する。
製剤例/(注射・点滴剤) ^NS−/コク^物質10ツを含有するように粉末ぶど
う1IIs9を加えてバイアルに無菌的に分配し、密封
した上、窒素、ヘリウム等の不活性ガスを封入して冷暗
所に保存する。使用前にエタ/−ルに溶解し、ag5%
生理的食塩水100−を添加して静脈内注射剤とし、7
日、10〜100−を症状に応じて静脈内注射又は点滴
で投与する。
製剤例コ(注射・点滴剤) へNS−/コアA物質2−I9を用いて、製剤例/と同
様の方法により軽症用静脈内注射剤とし、1日、10〜
100dを症状に応じて静脈内注射又は点滴で投与する
製剤例3(腸溶性カプセル剤) ANS−/、2’7A物質jり、乳糖ユlI6り及びヒ
ドロキシゾルピルセルロース0.0t1.クラ各々とり
、よく混合した後、常法に従って粒状に成形し、これを
よく乾燥して篩別してピン、ヒートシール包装などに適
した顆粒剤を製造する0次に1酢醗フタル虚セルロース
(2s9及びヒドロキシグロビルメチルセルp−スフタ
レートQsgを溶解して被覆基材となし、前記顆粒を浮
遊流動■さぜつ\この基材を被覆して腸溶性の顆粒剤と
する。この組成物を力!セルに充填して腸溶性カプセル
製剤700個を製造する。
試験例 へNS−/コク^物質を用い、前記試験法〔1〕及び〔
2〕より、フレンド白血病細胞の分化誘導率及びマウス
骨髄性白血病細胞の分化誘導によるリゾチーム活性を調
べたところ、それぞれ、fIIi1表及び第二表に示す
結果が得られた。
第  7  表 第  コ  表 上記試験例の結果から明らかなように、^NS−/ニア
^物質は癌細胞に対して、正常細胞への分化誘導作用を
示すことから、毒性の少ない優れ九制癌活性を示すこと
が立証された。
特許出願人理化学研究所

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)抗生物質^NS−/コクA物質を有効成分として
    含有することを特徴とする制癌剤。
  2. (2)非P口投与形態による特許請求の範囲ts1項]
    1の制癌剤。
  3. (3)g口投与形1Mkよる特許請求の範囲第1項記載
    の制癌剤。
JP13659281A 1981-08-31 1981-08-31 制癌剤 Expired JPS5953243B2 (ja)

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