JPS629245A - ベルト張力測定装置 - Google Patents

ベルト張力測定装置

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Publication number
JPS629245A
JPS629245A JP60148159A JP14815985A JPS629245A JP S629245 A JPS629245 A JP S629245A JP 60148159 A JP60148159 A JP 60148159A JP 14815985 A JP14815985 A JP 14815985A JP S629245 A JPS629245 A JP S629245A
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JP
Japan
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belt
tension
rollers
contact
bending
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JP60148159A
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English (en)
Inventor
Shoichi Matsumoto
松本 昌一
Teruji Nomura
野村 照治
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Nissan Motor Co Ltd
Nissan Motor Sales Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Nissan Motor Sales Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野) この発明は、種々の用途に一適用されて動力伝達を司る
各種ベルトの張力を測定するに用いて好適なベルト張力
測定R2に関するものである。
(従来の技術) たとえば自動車用エンジンのウォータポンプ。
オルタネータ、パワーステアリングポンプなどの駆動に
用いられるベルトの、張力を測定するための既知の装置
としては、第3図に例示するものがある。
この装置は、ベルl−aの一表面、ここでは上表面にI
I′)合可能な二個のノーズピースb、bを所定の間隔
をおいて設けるとと5に、これらのノーズピース間の中
央部に、ベルトaの下表面に掛合するフックCを設け、
このフックCを図示しないスプリングによってその後退
方向へ常時附勢し、また、そのフックCの進退運動と関
連して回動する目盛板dおよびフックCの強制的な進出
運動をもたらずブツシュロッド0をそれぞれ設け、さら
に、ベースフレームrに、ハンドルgおよび目盛板dの
目盛を指示する指ε!hをそれぞれ設けることにより構
成されている。
なおここで、目盛板dの目盛は、ベルト表面に掛合した
フックCの、図示しないスプリングの作用に基づく変位
量、いいかえれば、ベルトaにその表面と直交する方向
の一定の大きさの外力が作用したときのベルトaの撓み
間を、ベルト張力に換算して表示されている。
このベル1〜張力測定装置によれば、ハンドル9に指を
掛けた手によってブツシュロッドeを押し込むことによ
り、フックCを図に仮想線で示す位置まで進出させ、次
いで、ベルトaをノーズピースb、bとフックCとの間
へすべり込ませ、そしてそのベルトaの上表面にノーズ
ピースb、bをぴったり接触させ、しかる後、ブツシュ
ロッドeをすばやく解放することにより、フックCを、
図示しないスプリングの作用によって、ベルトaの下表
面に掛合させるとともに、図に実線で示すように、ベル
トaの撓み量に相当する量だけ、両ノーズピースb、b
のベルトaとの接触面位置を結ぶ線分位置から後退させ
、ここにおいて、フックCのこの後退団と対応する量だ
け回動した目盛板dの、指針りと対向する目盛を読み取
ることにより、ベルトの張力測定が行われる。
またこの他の従来のベルト張力測定装置としては、たと
えば、実開昭59−183601号(実願昭58−79
648号)に開示されたものがあり、この装置は、ベル
ト上にIpX W3される基準尺のほぼ中央部に、ベル
トと直角をなす方向に向くガイド孔を設け、このガイド
孔内に、プッシュプルゲージの下端に取り付けたスケー
ルを移動可能に挿入してなる。
この装置では、プッシュプルゲージに力を加えることに
より、スケールにてベルトを、その表面と直交する方向
へ押圧し、このときのベルトの撓み債をそのスケールか
ら読み取るとともに、この読み取り値と、プッシュプル
ゲージの指示値とからベルト張力を換算することにより
、ベルトの張力を測定することができる。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、これらの従来技術はいずれも、直接的には、
ベルトに外力が作用したときのその撓み頂を検出するこ
ととしているため、その撓み母ひいてはベルト張力の変
化に伴うその変化の割合が、ベルト張力の増加にともな
って減少することに起因する問題を有している。
すなわち、第3図に示す従来技術では、目盛板dの目盛
間隔を全領域にわたって等間隔とした場合には、とくに
ベルト張力が高い領域では、撓み量にたとえわずかな変
化があっても、それに対応するベルト張力の変化は相当
大きくなるに対し、その張力変化をほとんど読み取るこ
とができないため、目盛板dの目盛間隔を、ベルト張力
の高い領域に向けて次第に狭めることにより、このよう
なベルト張力の変化を読み取り可能ならしめているが、
このことによってもまた、目盛間隔の減少に伴うベルト
張力測定精度の大幅なる低下を回避することができない
という問題があった。
これをいいかえれば、ベルト張力の高い領域では、たと
えば目盛間隔を他の部分より広くすることによって、低
張力領域におけるよりむしろ読取精度を高めることにて
はじめて、張力測定精度を低張力領域のそれと等しく覆
ることが可能となるところ、この従来技術では逆に、目
盛間隔を狭めることにて読取精度の低下を余儀なくして
いるので、ベルト張力の高い領域における張力測定精度
は、低張力領域のそれに比して著しく低下することにな
る。
このような問題は、実開昭59−183601号に開示
された従来技術においても同様であり、そこにおいても
、ベルト張力の高い領域におけるベルトの撓み量および
ベルト押圧力をとくに高い精度をもって読み取ることは
実質的に不可能であるため、ベルトの高張力域にてその
張力測定精度が大きく低下するのを防止することができ
なかった。
しかも、この従来技術では、スケールを、大きな力で、
かつ、安定した状態でベルトに押し付けることが極めて
困難であるため、実用的なベルト張力範囲での正確なる
測定を行うことができないという問題があった。
この発明は、従来技術のかかる問題を有利に解決するも
のであり、とくにはベルトを一定量曲げ変形させてその
曲げ反力を測定することにより、十分高い精度をもって
ベルト張力を測定することができるベルト張力測定装置
を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) この発明のベルト張力測定装置は、ベルトの一表面に接
触する二個のローラを、所定間隔をおいて配置するとと
もに、これらのローラ間の中央位置に、ベルトの他の表
面に接触する荷重伝達子°段を設け、また、両ローラも
しくは荷重伝達手段を変位させ、ベルトにその表面と実
質的に直交する方向への一定量の変形をもたらすベルト
曲げ手段を設け、さらに、ベルトの曲げ反力を電気的に
測定する荷重計を荷重伝達手段に接触させて設け、そし
てこの荷重計に、その測定結果を表示する表示手段を接
続してなる。
(作 用) この装δでは、二個のローラおよび荷重伝達手段を、ベ
ルトを隔てて位置させ、かかる状態にて、たとえば両ロ
ーラを、ベルト曲げ手段で一定量変位させることにより
、ベルトに所定量の強制的な曲げ変形をもたらし、この
ような曲げ変形によってベルトに生じる反力を、ベルト
表面に対してほぼ直角方向へ動くことができる荷重伝達
手段を介してたとえばストレングージ型とすることがで
きる荷重計に伝達してそこでこのベルト反力を求め、そ
して測定値としてのベル1−反力を、その反力をもたら
ずベルト張力に変換して表示手段で表示することにより
、ベルトの張力を測定することができる。
この装置によれば、ベルトの撓みiを全く測定すること
なく、ベルト張力の変化にほぼ比例して変化するベルト
の曲げ反力を直接的に測定することができるので、ベル
ト張力の低い領域にてはもらろん、それが高い領域にお
いても、そのベルト張力を十分高い精度で測定すること
ができる。またこの装置では、ローラと荷重伝達手段と
によってベルトに所定向の曲げ変形がもたらされるので
、十分安定な状態で、しかも、実用的なベルト張力範囲
でベルト張力を正確に測定することができる。
またここでは、ベルトを曲げ変形させるに際し、ベルト
の一表面を二個のローラにて支持することから、そのロ
ーラ支持部分におけるベルトの摩擦抵抗が著しく低下し
、この故に、両ローラ間におけるベルト張力の増加をも
たらすことなく、ベルト張力を正確に測定することがで
きる。
(実施例) 以下にこの発明を図示例に基づいて説明する。
第1図はこの発明の実施例を示す図であり、図中1.1
は所定の間隔をおいて位置するローラを、2は荷重伝達
手段の一例としての揺動アームをそれぞれ示し、ここで
ローラ1,1は、ベルト3の一表面たとえば下表面に、
また揺動アーム2の先端部2aは、両ローラ間の中火位
置で、ベルト3の上表面にそれぞれ接触することができ
る。
そしてここでは、両口−51,1を、ベルト表面と実質
的に直交する方向へ一定量変位させるベルト曲げ手段の
一例としてのシフト手段4を設ける。ここにおけるこの
シフト手段4はO−ラ1゜1を、ブラケッl−5,5を
介して−のスライドブロック6に固定し、このスライド
ブロック6を、装置の前面側にて図では上下方向へ延在
するメインフレーム7と、このメインフレーム7の背面
側でその下端部に固定したサブフレーム8との案内下で
上下方向へ摺動可能ならしめ、また、このスライドブロ
ック6を、そこに設けた窪み6aの底面とサブフレーl
い8の頂壁8aとに着座させたリターンスプリング9に
よって常時下方へ附勢し、この一方において、両フレー
ム7.8に水平に貝通し、一端部にハンドル10を有す
る回転軸17の、両フレーム間位置にカム12を固定し
、このカム12によるスライドブロック6のとくに上界
運動を可能ならしめることにより構成する。
なおここにおける回転軸17は、カム12の作用時にお
ける第1図(a )の実線位置とその不作用時における
図の仮想線位置との間で上下方向へ変位するこ°とがで
きる。すなわち、カム12が、リターンスプリング9の
ばね力に抗してスライドブロック6をその上昇限位置に
もたらす場合には、回転軸17は、カム12の相互に対
向する作用表面の、スライドブロック下面6bおよびサ
ブフレーム底面8bとのそれぞれの接触によって図の実
線位置に維持される一方、カム12がその不作用位置へ
回動された場合には、回転軸17は、スライドブロック
6ひいてはローラ1,2の下方への大変位を許容するた
め、カム12の不作用表面の、スライドブロック下面6
bおよびサブフレーム底面8bとのそれぞれの接触状態
において、図に仮想線で示す下降位置に維持される。
またこの例では、基部を軸13によってメインフレーム
7に枢支される揺動アーム2の、下向きの揺動運動を、
そこに貫通したアジャストボルト14とメインフレーム
7との当接によって拘束する一方、その上向きの揺動運
動を自由ならしめ、そして、その先端部2aの、ベルト
上表面と対向する下面の正面形状をほぼV字状とする。
このような先端部2aの上方には、アジャストボルト1
4とメインフレーム7との当接状態において、その先端
部2aの上面と接触する荷重計15を、ポルi〜16を
介してメインフレーム7に固定する。
ここで、ベルト3の曲げ反力を電気的に測定するこの荷
重計15としては、ストレンゲージを主体とするものの
他、既知の各種の荷重計を選択づることかでき、ベル1
−3の曲げ反力は、揺動アーム2ひいてはその先端部2
aを介してそこへ伝達される。
そしてさらにここでは、この荷重計15を、メインフレ
ーム7の上端部に取り付けた表示手段17に接続する。
この表示手段17としては、図示のようなデジタル表示
のものの他、アナログ表示のものをも用い得ることはも
ちろんであり、また、その表示を、荷重計15の出力そ
のものとすることまたは表示手段17に内蔵した変換機
構にて変換されたベルト張力とすることもできる。
また、かかる構成の装置ではさらに、各種の形状および
寸法のベルトへのその適用を可能ならしめるため、ロー
ラ1を、ブラケット5とともに、所要の寸法および形状
を有するものに交換できるようにすることが好ましい。
このような装置によるベルト張力の測定に際しては、ま
ず、ハンドル10の操作によってカム12を不作用位置
とすることにより、そのハンドル10およびローラ1,
1をともに図の仮想線位置として両−ラ1,1を、揺動
アーム2の先端部2aから下方へ大きく離間させ、そし
てこれらのローラ1゜1と先端部2aとの間にベルト3
を位置させた後、ハンドル10を図の実線位置まで回動
させることによって、カム12でスライドブロック6ひ
いてはローラ1,1を、リターンスプリング9のばね力
に抗して図の実線位置まで一定量上昇させる。
このことにより、ベルト3はローラ1,1から外力を受
け、ベルト表面と実質的に直交する方向へ所定量変形さ
れて各ローラ1の頂縁および先端部2aの下端縁を境と
して正面形状がほぼV字状をなす形状とされ、そしてこ
の曲げ変形に起因するベルト3の曲げ反力は、先端部2
aにて支持されることになる。なおここでは、ベルト3
の曲げの両端部はローラ1,1にて支持されており、そ
の支持部分におけるベルト3のa[抵抗は極めて小さい
ので、ベルト3をローラ1,1の変位によって曲げ変形
させるに際し、両ローラ1,1間のベルト張力が、その
摩擦抵抗によって他の部分のベルト張力よりも高(なる
ことはなく、この故に、先端部2aにて支持されるベル
ト3の曲げ反力は常に、ベルト3の平均的な張力に実質
的に比例した値となる。
そして先端部2aに支持されたベルト3の曲げ反力は、
先端部2”aと接触する荷重計15へ伝達され、そこで
曲げ反力値の検出が行われる。従って、この荷重計15
を、たとえば変換機構を内蔵した表示手段17に接続し
た場合には、曲げ反力値をベルト張力に変換した後、そ
の張力値の表示が行われることになる。
なJ′3ここで、荷重計15および表示手段17の電源
スィッチのON作動は、たとえば、ハンドル10の図の
実線位置への回動に基づいてもたらすことができる。
このような張力測定において、表示された張力1直もし
くは曲げ反力値が所定の値とは相違する場合には、装f
ffiをベルト3に取り付けたまま、表示を児ながらそ
の張力調整を行うことにより、極めて容易に、かつ正確
に所要のベルト張力をもたらすごとができ、かかる張力
測定の終了後は、ハンドル10およびローラ1,1を図
の仮想線位置へ復帰させることにより、装置をベルト3
から簡単に取り外すことができる。
従ってこの装置によれば、ベルト張力の変化にほぼ比例
して変化するベル1−3の曲げ反力を測定することにて
ベルト張力を求めることができるので、従来技術におけ
るように、ベルト張力の増加に伴って減少す♂撓み量の
測定結果に基づいて張力を求める場合に比し、ベルト張
力の^低のいかんに係りなく常に正確な測定結果をもた
らすことができる。またこの装置は、それをベルト3に
取り付けたまま、その表示を見ながら張力調整を行うこ
とができるので、そのための作業工数の著しい低減がも
たらされる。
またここでは、ベルト3への当接部にローラ1゜1を用
いていることから、その当接部に対するベル1−3の摩
擦抵抗に起因する測定精度の低下が十分有効に防止され
ることになる。
さらにまたこのV2置では、ベルト3の曲げ反力を電気
的に測定する荷重計15を用いていることがら、メイン
フレーム7から分離した表示手段17とてれとをリード
線にて接続することにより、測定結果の表示を任意の位
置にて読み取ることができる。しかも、その荷重計15
は、機械式のものに比して著しく小型となり、装置全体
をも小型とすることができるので、とくに、狭いスペー
ス内での張力測定および調整を極めて容易に行うことが
可能となる。
第2図はこの発明の他の実施例を示す図であり、この例
では、装置の前面で上下方向へ延在するメインフレーム
7に、ロー51,1の近傍位置まで突出する固定アーム
21.21を設けてこれらのアーム21.21の下面を
、正面形状がほぼV字状をなすよう形成するとともに、
両日−ラ間の中央位置で、これらの固定アーム間に荷重
伝達手段の一例としての昇降軸22を配置する。ここに
おけるこの昇降軸22は、その下9に部に、ベルト3に
接触する当接部22aを有し、この当接部22aは、こ
れも正面形状がほぼV字状をなす下面を有する。
またここでは、この昇降軸22を、その上下方向の運動
を許容する軸受23を介して固定アーム21゜21にて
支持する一方、その下方への移動を、昇降軸22の上端
部に固定したスナップリング24と軸受端面との当接に
より拘束し、さらにその上端面を、荷重計15に接触さ
せる。
このように構成してなるこの例の装置は、ハンドル操作
に基づくローラ1.1の4降運動により、前述した例と
同様の作用効果をもたらすことができる。
以上筒1.2図に示す実施例に基づいて説明したが、ロ
ーラ1.1の固定状態下で荷重伝達手段をベルト表面に
直交する方向へ変位させることによってベルト3を曲げ
変形させることもでき、また、カム12を大型にするこ
とができる場合には、回転軸17を上下方向へ変位させ
ることなく、カム12を作用状態および不作用状態とす
ることができる。さらにまた、荷重伝達手段のベルト3
への接触面形状を、その所期した作用をもたらし得る限
りにおいて、曲面形状、平坦面形状などとすることもで
きる。
第3図はこの発明のさらに他の実施例を示すものであり
、ここでは、上下方向へ延在するボディー31の下端部
に、水平方向に所定の間隔をおいてローラ32.32を
軸支するとともに、そのボディー31の、両ローラ32
.32間の中央位置より一側方、ここでは左側方へオフ
セットさせてローラ32の上方近傍位置に、ベルト曲げ
手段の一例としてのセラ1−レバー33の!3部を軸3
4を介して枢支し、併せて、その@34によって、荷重
伝達手段の一例としての揺動アーム35の一端部を、そ
のセットレバ−33に枢支する。そしてここでは、この
揺動アーム35の他端部に、荷重受はローラ36をロー
ラ32.32ど平行に軸支し、この荷重受はローラ36
を、両ローラ32; 32間のほぼ中央位置で、揺動ア
ーム35と両ローラ32.32との間に位置させたベル
1〜3を下方へ抑圧可能ならしめる。
すなわら、レットレバー33の所定量の回動運動に基づ
いて揺動アーム35に設けた荷重受はローラ36をベル
ト3の方向へ変位さぼることにより、その荷重受はロー
ラ36で、ベルト3にその表面と実質的に直交する方向
への所定量の変形をもたらし得る位置に荷重受はローラ
36を配設する。
なおここにおいて、セットレバ−33のボディー31へ
の枢支は、第3図(b)に側面で示すところから明らか
なように、セットレバ−33の下端部で、ボディー側へ
偏って位置し、かつボディー31と揺動アーム35との
間に狭まれる板状部33aに、軸34を挿通させること
により行われ、この板状部33aのこの枢支部分は、第
3図(a )で示す正面図において、セットレバ−33
の軸線位置より左方側へオフセットして他の部分より下
方へ長く突出する。
そしてまたここでは、板状部33aの手前側に隣接する
位置で、セットレバ−33に、荷重計の7921〜部3
7を設け、このマウント部37に、ケース38に収納し
た荷重計39を取り付ける。尚ここで、荷重計39のリ
ード線39aは、セットレバ−33内を通ってその上端
から外部に導出され、セットレバ−33とは別体とした
図示しない表示手段に接続されるものとする。
セットレバ−33に、このようにして取り付けられる荷
重計39は、その下端突部にて揺動アーム先端部の上端
突部と接触して荷重受はローラ36に作用−4るベルト
3の曲げ反力のそこへの伝達を可能ならしめ、また、荷
重計39を収納するケース38は、その側面と、揺動ア
ーム33の基部から、その軸線とi角をなす方向へ突出
する掛止部35aとの当接により、揺動アーム35の、
セットレバ−33に対する下向ぎ揺動を制限する。
またこの例では、セットレバ−33を、第3図(a )
に示す回動位置にもたらすために、軸34と、これに近
接するロー532との闇で、ボディー31にビン40を
植設し、このビン40に取り付けたねじりコイルスプリ
ング41によって、セットレバ−33をボディー31か
ら離れる方向へ付勢する一方、セットレバ−33のボデ
ィー31に対する回動量を、セットレバ−33の板状部
33aからボディー側へ突出させたビン42の、ボディ
ー31の側部に形成した窪み31aの底壁への当接によ
って特定する。
ここでさらに、ボディー31の上端部には、正面形状が
ほぼ1字状をなすストッパーレバー43を、その側方へ
突出する腕部にビン44を挿通することにて枢支し、そ
してこのストッパーレバー43を、ボディー31に形成
した縦穴内のスプリング45で上方に向けて付勢するこ
とにより、第13図(a )ではストッパーレバー43
の時計方向への回動を強制し、この一方において、スト
ッパーレバー43の所定量以上の回動を、ボディー31
からストッパーレバー側へ突出させたビン46と、スト
ッパーレバー43の裏面に形成した凹部の下方側面との
当接により制限する。かかるストッパーレバー43はま
た、その前面に、上下方向に延びる突条43aを有して
おり、この突条43aは、それと、セットレバ−33の
裏面に形成た凹部33bの側面との当接に基づき、セッ
トレバ−33のボディ一方向への回動運動を、第3図(
a )に仮想線で示すセットレバ−33とボディー32
との平行重合位置にて拘束し、またその突条43aの上
端部と、凹部33bの上方に固定したビン47との掛合
により、セットレバ−33を上述した平行重合位置でボ
ディー31に掛止する。
かかる装置によれば、ベルト3を、ローラ32゜32と
揺動アーム35との間に、その下表面をローラ32、3
2に向けて差し込み、次いで、セットレバ−33とボデ
ィー31とを握ってセットレバ−33をボディー31へ
同番プて回動させ、ストッパーレバー43の作用下にて
セットレバ−33をボディー31に掛止させることによ
り、ベルト3が、荷重受はローラ36により押圧されて
その表面と実質的に直交する方向へ一定量変位される一
方、このベルト3の変位に起因する曲げ反力が、荷重受
はロー536から揺動アーム35を介して荷重計39に
伝えるので、前述した各実施例と同様に、その曲げ反力
値もしくは、それから導出されるベルト張力を図示しな
い表示手段から読み取ることができる。
そして、ベルト張力の測定後は、ストッパーレバー43
の、ボディー31から上方へ突出する本体部分を、スプ
リング45のばね力に抗して回動させて、ストッパーレ
バー43とセットレバ−33との掛合を解除することに
より、この装置をベルト3から容易に取り外すことがで
きる。
従って、この例の装置によれば、前述した実施例と同様
の作用効果がもたらされるほか、ベルト3に対し、片手
操作で極めて容易に@脱することができ、また、揺動ア
ーム35に荷重受はローラ36を設けているので、例え
ば装置に手をかけ、ている場合などに生ずるベルト3の
張力の片寄りに起因する測定誤差をなくすことができ、
さらには、装置を軽量かつコンパクトに構成することが
できるという効果がもたらされる。
尚、上述した表示装置を、セットレバ−33に直接的に
取り付けてもよいことはもちろんである。
(発明の効果) 従って、この発明によれば、とくに、ベルト張力にほぼ
比例して変化するベルトの曲げ反力を、荷重計によって
測定することにより、ベルト張力の低い領域においては
もちろん、高い領域においても十分高い精度をもってベ
ルトの張力を測定することができる。またここでは、ベ
ルトへの当接部にローラを用いることから、ベルトとそ
の当接部との摩擦抵抗に起因する測定誤差を十分に除去
することができる。
しかも、この装置ではベルト曲げ手段の作用により、ベ
ルトに常に一定の曲げ変形をもたらすことができるので
、実用的なベルト張力範囲で、安定した状態での張力測
定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図はそれぞれこの発明の実施
例を示す図、 第4図は従来例を示す正面図である。 1.32・・・ローラ   2,35・・・揺動アーム
2a・・・先端部     3・・・ベルト4・・・シ
フト手段   6・・・スライドブロック7・・・メイ
ンフレーム 8・・・サブフレーム9・・・リターンス
プリング 10・・・ハンドル    12・・・カム15、39
・・・荷重計   17・・・表示手段21・・・固定
アーム   22・・・昇降軸22a・・・当接部  
  23・・・軸受31・・・ボディー    33・
・・セットレバ−43・・・ストッパーレバー 第1図 (a) 第1図 (b) 第3図 (a) (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 所定間隔をおいて位置してベルト(3)の一表面
    に接触する二個のローラ(1,1・32,32)と、こ
    れらの両ローラ間の中央位置で、ベルト(3)の他表面
    に接触する荷重伝達手段(2,22,35)と、前記両
    ローラ(1,1・32,32)もしくは荷重伝達手段(
    2,22,35)を変位させ、前記ベルトに、その表面
    と実質的に直交する方向への一定量の変形をもたらすベ
    ルト曲げ手段(4,33)と、前記荷重伝達手段(2,
    22,35)に接触して位置し、ベルト(3)の曲げ反
    力を電気的に測定する荷重計(15,39)と、この荷
    重計(15,39)による測定結果を表示する表示手段
    (17)とを具えてなるベルト張力測定装置。
JP60148159A 1985-07-08 1985-07-08 ベルト張力測定装置 Pending JPS629245A (ja)

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