JPS58206644A - エラストマ−状組成物 - Google Patents
エラストマ−状組成物Info
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- JPS58206644A JPS58206644A JP8873882A JP8873882A JPS58206644A JP S58206644 A JPS58206644 A JP S58206644A JP 8873882 A JP8873882 A JP 8873882A JP 8873882 A JP8873882 A JP 8873882A JP S58206644 A JPS58206644 A JP S58206644A
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- JP
- Japan
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- propylene
- parts
- softener
- weight
- copolymer
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- Granted
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
CI)発明の背景
本発明は、比較的安価で、かつ、柔軟性に富み、耐熱変
形性および機械的強度にすぐれた、新規な熱可塑性のエ
ラストマー状組成物に関するものである。
形性および機械的強度にすぐれた、新規な熱可塑性のエ
ラストマー状組成物に関するものである。
近年、ゴム的な材料であって、加硫丁程を必要とせず、
熱可塑性樹脂と同様な成形加丁性を有する熱可塑性エラ
ストマー(以下TPEと略称する)か、自動車部品、家
電部品、電線被覆、履物、雑貨等の分野で注目されてい
る。
熱可塑性樹脂と同様な成形加丁性を有する熱可塑性エラ
ストマー(以下TPEと略称する)か、自動車部品、家
電部品、電線被覆、履物、雑貨等の分野で注目されてい
る。
このようなTPEには、現在、ポリオレフィン系、ポリ
ウレタン系、ポリエステル系、ポリスチレン系、ポリ塩
化ビニル系等の種々の形式のポリマーが開発され、市販
されている。
ウレタン系、ポリエステル系、ポリスチレン系、ポリ塩
化ビニル系等の種々の形式のポリマーが開発され、市販
されている。
これらのうちで、スチレン・ブタジェン−ブロックポリ
マ−(S B S)やスチレン・イソプレン−ブロック
ポリマー(S I S)等のポリスチレン系TPKは、
柔軟性に富み、常湿で良好なゴム弾性を有し、かつ、こ
れらより得られるTphMi成物は加丁性にすぐれてい
る。しかしながら、これらのポリマーはその分子内に共
役ジエンブロックとして二重結合を有しているため、耐
熱老化性(熱安定性)および耐候性に問題がある。
マ−(S B S)やスチレン・イソプレン−ブロック
ポリマー(S I S)等のポリスチレン系TPKは、
柔軟性に富み、常湿で良好なゴム弾性を有し、かつ、こ
れらより得られるTphMi成物は加丁性にすぐれてい
る。しかしながら、これらのポリマーはその分子内に共
役ジエンブロックとして二重結合を有しているため、耐
熱老化性(熱安定性)および耐候性に問題がある。
スチレンと共役ジエンのブロック共重合体の分子内二重
結合を水素添加することによって熱安定性の向上したエ
ラストマーを得ることができる。
結合を水素添加することによって熱安定性の向上したエ
ラストマーを得ることができる。
このような水素添加されたブロック共重合体の製造は、
例えば特公昭42−8704号、特公昭45−6636
号、特公昭45−20504号、特公昭48−3555
号等の各明細書に記載されている。また、これらの水素
添加物を用いたTPIE組成物についてもいくつか提案
されており、例えば特開昭50=14742号、特開昭
52〜65551号等の各明細書には水素添加されたス
チレン・共役ジエン−ブロック共重合体に炭化水素油お
よびα−オレフィン重合体を配合した組成物が開示され
ている。
例えば特公昭42−8704号、特公昭45−6636
号、特公昭45−20504号、特公昭48−3555
号等の各明細書に記載されている。また、これらの水素
添加物を用いたTPIE組成物についてもいくつか提案
されており、例えば特開昭50=14742号、特開昭
52〜65551号等の各明細書には水素添加されたス
チレン・共役ジエン−ブロック共重合体に炭化水素油お
よびα−オレフィン重合体を配合した組成物が開示され
ている。
しかしながら、これらのTPE組成物は柔軟性、機械的
強度および耐熱変形性の品質バランスでなお十分でなく
、特に、軟化剤として配合される炭化水素油の屓は、一
般に水素添加誘導体100重量部に対し150重量部以
下であって、それ以上の配合は組成物の柔軟性を増大さ
せるものの機械的強度を大巾に低下させるため、軟化剤
の大量配合による経済性が期待できない。
強度および耐熱変形性の品質バランスでなお十分でなく
、特に、軟化剤として配合される炭化水素油の屓は、一
般に水素添加誘導体100重量部に対し150重量部以
下であって、それ以上の配合は組成物の柔軟性を増大さ
せるものの機械的強度を大巾に低下させるため、軟化剤
の大量配合による経済性が期待できない。
〔■〕発明の概要
本発明は、スチレンと共役ジエンのブロック共重合体の
水素添加誘導体に特定のプロピレン系共重合体を配合す
ることにより、軟化剤を大量に配合して柔軟性に富むと
同時になお耐熱変形性および機械的強度にすぐれている
、比較的安価なエラストマー状組成物を提供するもので
ある。
水素添加誘導体に特定のプロピレン系共重合体を配合す
ることにより、軟化剤を大量に配合して柔軟性に富むと
同時になお耐熱変形性および機械的強度にすぐれている
、比較的安価なエラストマー状組成物を提供するもので
ある。
即ち本発明は、
(al 一般式 A−+B−A)n
(ここで、Aはモノビニル置換芳香族炭化水素の重合体
ブロック、Bは共役ジエンのエラストマー状重合体ブロ
ックであり、nは1〜5の整数である。)で表わされる
ブロック共重合体の水素添加誘導体100重量部、 (b) 非芳香族系ゴム用軟化剤150〜300重量
部、 (Q) プロピレンと、プロピレン以外の1−オレフ
ィンの1種または2種以上との共重合体で、密度が0.
883〜o、9o1g/cm’のプロピレン系共重合体
30〜400重量部および (d) 無機充填剤0〜900重量部からなることを
特徴とするエラストマー状組成物である。
ブロック、Bは共役ジエンのエラストマー状重合体ブロ
ックであり、nは1〜5の整数である。)で表わされる
ブロック共重合体の水素添加誘導体100重量部、 (b) 非芳香族系ゴム用軟化剤150〜300重量
部、 (Q) プロピレンと、プロピレン以外の1−オレフ
ィンの1種または2種以上との共重合体で、密度が0.
883〜o、9o1g/cm’のプロピレン系共重合体
30〜400重量部および (d) 無機充填剤0〜900重量部からなることを
特徴とするエラストマー状組成物である。
本発明の組成物は、従来よりも大量の軟化剤(b)が配
合されており、しかもなお充分な機械的強度および耐熱
変形性を保持しているので、すぐれた柔軟性を有する経
済的なTPK組成物として、各用途に利用することがで
きる。
合されており、しかもなお充分な機械的強度および耐熱
変形性を保持しているので、すぐれた柔軟性を有する経
済的なTPK組成物として、各用途に利用することがで
きる。
([)発明の詳細な説明
成分(a)
本発明で用いられる成分(a)は、一般式がA−+B−
A) で表わされるブロック共重合体を水素添加処理
して得られる水素添加誘導体であり、上記一般式におい
て、Aはモノビニル置換芳香族炭化水素の重合体ブロッ
ク、Bは共役ジエンのエラストマー性重合体ブロックで
あり、nは1〜5の整数である。
A) で表わされるブロック共重合体を水素添加処理
して得られる水素添加誘導体であり、上記一般式におい
て、Aはモノビニル置換芳香族炭化水素の重合体ブロッ
ク、Bは共役ジエンのエラストマー性重合体ブロックで
あり、nは1〜5の整数である。
重合体ブロックAを構成する単量体のモノビニル置換芳
香族炭化水素は、好ましくはスチレンであり、α−メチ
ルスチレン等も用いられる。重合体ブロックBにおける
共役ジエン単量体はブタジェンもしくはイソプレンが好
ましく、また、両者の混合物でもよい。重合体ブロック
Bを形成するためにブタジェンが単一の共役ジエン単量
体として用いられる場合には、ブロック共重合体が水素
添加されて二重結合が飽和された後にエラストマー感性
を保持しているためには、ポリブタジェンブロックにお
けるミクロ構造中1.2−ミクロ構造が20〜50%と
なる重合条件を採用することが好ましく、より好ましく
は1,2−ミクロ構造が35〜45%のものである。
香族炭化水素は、好ましくはスチレンであり、α−メチ
ルスチレン等も用いられる。重合体ブロックBにおける
共役ジエン単量体はブタジェンもしくはイソプレンが好
ましく、また、両者の混合物でもよい。重合体ブロック
Bを形成するためにブタジェンが単一の共役ジエン単量
体として用いられる場合には、ブロック共重合体が水素
添加されて二重結合が飽和された後にエラストマー感性
を保持しているためには、ポリブタジェンブロックにお
けるミクロ構造中1.2−ミクロ構造が20〜50%と
なる重合条件を採用することが好ましく、より好ましく
は1,2−ミクロ構造が35〜45%のものである。
ブロック共重合体中の重合体ブロックAの重量平均分子
量は5000〜125000、ブロックBは150’O
O〜250000の範囲にあることが好ましい。
量は5000〜125000、ブロックBは150’O
O〜250000の範囲にあることが好ましい。
また重合体ブロックBの共重合体全体に占める割合は、
少なくとも65重量%である。
少なくとも65重量%である。
これらのブロック共重合体の製造方法としては数多くの
方法が提案されているが、代表的な方法としては、例え
ば特公昭40−23798号明細書に記載された方法に
より、リチウム触媒またはチーグラー型触媒を用い、不
活性溶媒中でブロック重合させて得ることができる。
方法が提案されているが、代表的な方法としては、例え
ば特公昭40−23798号明細書に記載された方法に
より、リチウム触媒またはチーグラー型触媒を用い、不
活性溶媒中でブロック重合させて得ることができる。
これらのブロック共重合体の水素添加処理は、例えば特
公昭42−8704号、特公昭46−6636号あるい
は特公昭46−20814号等の各明細書に記載された
方法により、不活性溶媒中で水素添加触媒の存在下に水
素添加される。この水素添加では、重合体ブロックB中
のオレフィン型二重結合の少なくとも50%、好ましく
は8゜%以上が水素添加され、重合体ブロックA中の芳
香族性不飽和結合の25%以下が水素添加される。
公昭42−8704号、特公昭46−6636号あるい
は特公昭46−20814号等の各明細書に記載された
方法により、不活性溶媒中で水素添加触媒の存在下に水
素添加される。この水素添加では、重合体ブロックB中
のオレフィン型二重結合の少なくとも50%、好ましく
は8゜%以上が水素添加され、重合体ブロックA中の芳
香族性不飽和結合の25%以下が水素添加される。
このような水素添加されたブロック共重合体の1つとし
て、シェル・ケミカル社よりl’KRATON−G]と
いう商品名で市販されているものがある。
て、シェル・ケミカル社よりl’KRATON−G]と
いう商品名で市販されているものがある。
成分(b)
本発明で成分(b)として用いられるゴム用躯化剤は、
非芳香族系の鉱物油または液状もしくは低分子量の合成
軟化剤が適している。一般にゴムの軟化、増容、加工性
向上に用いられるプロセスオイルまたはエクステンダー
オイルと呼ばれる鉱物油系ゴム用軟化剤は、芳香族環、
ナフテン環およびパラフィン鎖の王者が組合わΣつだ混
合物であって、パラフィン鎖の炭素数が・を炭素中50
%以上を占めるものがパラフィン系、゛て呼ばれ、ナフ
テン環炭素数が30〜45%のものがナフテン系、また
、芳香族炭素数が30%より多いものが芳香族系とされ
る。本発明の成分(b)として用いられる鉱物油系ゴム
軟化剤は、上記の区分でナフテン系およびパラフィン系
のものが好ましく、芳香族炭素数が30%以上の芳香族
系のものは、前記成分(a)との組成において分散性の
点で好ましくない。これらの非芳香族系ゴム用軟化剤の
性状は、37.8°Cにおける動粘度が20〜500c
sts流動点が−10ヘ−15℃および引火点が170
〜300℃を示す。
非芳香族系の鉱物油または液状もしくは低分子量の合成
軟化剤が適している。一般にゴムの軟化、増容、加工性
向上に用いられるプロセスオイルまたはエクステンダー
オイルと呼ばれる鉱物油系ゴム用軟化剤は、芳香族環、
ナフテン環およびパラフィン鎖の王者が組合わΣつだ混
合物であって、パラフィン鎖の炭素数が・を炭素中50
%以上を占めるものがパラフィン系、゛て呼ばれ、ナフ
テン環炭素数が30〜45%のものがナフテン系、また
、芳香族炭素数が30%より多いものが芳香族系とされ
る。本発明の成分(b)として用いられる鉱物油系ゴム
軟化剤は、上記の区分でナフテン系およびパラフィン系
のものが好ましく、芳香族炭素数が30%以上の芳香族
系のものは、前記成分(a)との組成において分散性の
点で好ましくない。これらの非芳香族系ゴム用軟化剤の
性状は、37.8°Cにおける動粘度が20〜500c
sts流動点が−10ヘ−15℃および引火点が170
〜300℃を示す。
合成−一軟化剤としては、ポリブテン、低分子量ポリブ
タジェン等が使用可能であるが、上記鉱物油系ゴム用軟
化剤の方が良好な結果を与える。
タジェン等が使用可能であるが、上記鉱物油系ゴム用軟
化剤の方が良好な結果を与える。
成分(b)の軟化剤の配合量は、成分(a)の100
H(1量部に対してl 5 Q〜300重量部であり、
好ましくは150〜250重量部である。300屯社部
を超えた配合は、軟化剤のブリードアウトを生じ易く、
最終製品に粘着性を生ずるおそれがあり、機械的性質も
低下せしめる。また、150重社部以下の配合は、実用
的には差支えないが、経済性の点から不充分である。
H(1量部に対してl 5 Q〜300重量部であり、
好ましくは150〜250重量部である。300屯社部
を超えた配合は、軟化剤のブリードアウトを生じ易く、
最終製品に粘着性を生ずるおそれがあり、機械的性質も
低下せしめる。また、150重社部以下の配合は、実用
的には差支えないが、経済性の点から不充分である。
成分(c)
本発明においては、成分(c)として特定のプロピレン
系共重合体が用いられる。このものは本発明ノエラスト
マー状組成物中でハードセグメントとして働き、組成物
の柔軟性(硬度)を調整し、加を性、耐熱変形性および
機械的強度を向−1−せしめる。
系共重合体が用いられる。このものは本発明ノエラスト
マー状組成物中でハードセグメントとして働き、組成物
の柔軟性(硬度)を調整し、加を性、耐熱変形性および
機械的強度を向−1−せしめる。
本発明で用いられる特定のプロピレン系共重合体は、プ
ロピレンと、プロピレン以外の1−オレフィンの1種ま
たは2種以上との共重合体で、その密度が0.883〜
0.901g/crr? のものである。
ロピレンと、プロピレン以外の1−オレフィンの1種ま
たは2種以上との共重合体で、その密度が0.883〜
0.901g/crr? のものである。
プロピレン以外の1−オレフィンとしては、エチレン、
ブテン−1、ペンテン−15ヘキセン−1,4−メチル
ペンテン−1等があげられ、そのうち特にエチレン、ヘ
キセン−1が好ましいものである。
ブテン−1、ペンテン−15ヘキセン−1,4−メチル
ペンテン−1等があげられ、そのうち特にエチレン、ヘ
キセン−1が好ましいものである。
このようなプロピレン系共重合体は、例えば特願昭55
−1’4!1899号、特開昭55−165908号、
特開昭55−161815号、特開昭55−748吟、
特開昭54−106597号等の各明細書に記載された
方法によって1.高活性化処理された三塩化チタンと有
機アルミニウム化合物よりなる立体規則性触媒の存在下
に、プロピレンと1−オレフィンとをブロック−または
ランダム−共重合させることによって製造することがで
きる。
−1’4!1899号、特開昭55−165908号、
特開昭55−161815号、特開昭55−748吟、
特開昭54−106597号等の各明細書に記載された
方法によって1.高活性化処理された三塩化チタンと有
機アルミニウム化合物よりなる立体規則性触媒の存在下
に、プロピレンと1−オレフィンとをブロック−または
ランダム−共重合させることによって製造することがで
きる。
本発明において成分(c)として用いられる上記プロピ
レン系共重合体は、その密度が0.883〜0 、90
1 g/aylのものであり、重合条件、共重合形式(
ブロックまたはランダムもしくはその組合せ)および1
−オレフィン含有量等を選択することにより、目的の密
度のものを得ることができる。
レン系共重合体は、その密度が0.883〜0 、90
1 g/aylのものであり、重合条件、共重合形式(
ブロックまたはランダムもしくはその組合せ)および1
−オレフィン含有量等を選択することにより、目的の密
度のものを得ることができる。
共重合体の分子量はM FR(ASTM−D−1238
、L条件、230°C)がJ1〜50g/10分、好ま
しくは0.5〜30 g / 1o分のものである。
、L条件、230°C)がJ1〜50g/10分、好ま
しくは0.5〜30 g / 1o分のものである。
成分(C)として用いられるプロピレン系共重体の密度
がo 、 901g/cm’を超える場合には、得られ
る組成物の柔軟性が損われ、引張強度および伸度が著し
く低下する。また、0.883g/cm″未虜の密度の
ものを用いた場合にも機械的強度が低くなり、かつ、耐
熱変形性が大IJに悪化する。
がo 、 901g/cm’を超える場合には、得られ
る組成物の柔軟性が損われ、引張強度および伸度が著し
く低下する。また、0.883g/cm″未虜の密度の
ものを用いた場合にも機械的強度が低くなり、かつ、耐
熱変形性が大IJに悪化する。
成分(c)のプロピレン系共重合体の配合量は、成分(
a)の水素添加誘導体100重量部に対し30〜400
屯量部であり、400重量部を超えた配合は、得られる
組成物の硬度が高くなりすぎて柔軟性が失われ、ゴム的
な感触の製品が得られない。
a)の水素添加誘導体100重量部に対し30〜400
屯量部であり、400重量部を超えた配合は、得られる
組成物の硬度が高くなりすぎて柔軟性が失われ、ゴム的
な感触の製品が得られない。
好ましい配合は50〜300重量部の範囲である。
成分(d)
本発明の組成物には必要に応じて無機充填剤を配合する
ことができる。この無機充填剤は増鼠剤として製品コス
トの低下をはかることができる利益がある。無機充填剤
としては、例えば炭酸カルシウム、カーボンブラック、
タルク、水酸化マグネシウム、マイカ、クレー、硫酸バ
リウム、天然けい酸、合成けい酸(ホワイトカーボン)
、酸化チタン等があり、カーボンブラックとしてはチャ
ンネルブラック、ファーネスブラック等が使用できる。
ことができる。この無機充填剤は増鼠剤として製品コス
トの低下をはかることができる利益がある。無機充填剤
としては、例えば炭酸カルシウム、カーボンブラック、
タルク、水酸化マグネシウム、マイカ、クレー、硫酸バ
リウム、天然けい酸、合成けい酸(ホワイトカーボン)
、酸化チタン等があり、カーボンブラックとしてはチャ
ンネルブラック、ファーネスブラック等が使用できる。
これらの無機充填剤のうち、炭酸カルシウムおよびファ
ーネスブラックは経済的にも有利で好ましいものである
。
ーネスブラックは経済的にも有利で好ましいものである
。
無機充填剤の配合量は、成分(a)の水素添加誘導体1
00重量部に対し0〜900重量部であり、好ましくは
500重量部までである。900重量部を超える配合は
、組成物の機械的強度の低下が著しく、かつ、硬度が高
くなって柔軟性が失われ、ゴム的な感触の製品が得られ
なくなる。
00重量部に対し0〜900重量部であり、好ましくは
500重量部までである。900重量部を超える配合は
、組成物の機械的強度の低下が著しく、かつ、硬度が高
くなって柔軟性が失われ、ゴム的な感触の製品が得られ
なくなる。
複合化
本発明のエラストマー状組成物は前記各成分を複合化す
ることによって得られ、各成分の配合割合は、得られる
組成物の用途に応じて、前記の配合範囲内で選択される
。
ることによって得られ、各成分の配合割合は、得られる
組成物の用途に応じて、前記の配合範囲内で選択される
。
複合、化の手段は、通常の樹脂組成物の製造あるいはゴ
ム組成物の製造に際して用いられる方法が採用でき、基
本的には機械的溶融混練であるが、本発明の組成物にお
いては成分(b)の軟化剤の使用量が多いので、成分(
a)と成分(b)、場合によっては成分(c)も加えて
、予め共通の溶媒、例えばトルエン等に−溶解し、その
後にスチームストリッピングにより脱溶媒してクラム化
し、得られたクラムを他の成分と機械的溶融混練法によ
り複合化することがより効率的である。機械的溶融混練
法としては、単軸押出機、二軸押出機、バンバリーミキ
サ−1各種ニーダー等の一般的溶融混練機を用いること
ができる。
ム組成物の製造に際して用いられる方法が採用でき、基
本的には機械的溶融混練であるが、本発明の組成物にお
いては成分(b)の軟化剤の使用量が多いので、成分(
a)と成分(b)、場合によっては成分(c)も加えて
、予め共通の溶媒、例えばトルエン等に−溶解し、その
後にスチームストリッピングにより脱溶媒してクラム化
し、得られたクラムを他の成分と機械的溶融混練法によ
り複合化することがより効率的である。機械的溶融混練
法としては、単軸押出機、二軸押出機、バンバリーミキ
サ−1各種ニーダー等の一般的溶融混練機を用いること
ができる。
応用および用途
本発明の組成物は、通常の樹脂組成物について行われる
ように、必要に応じて顔料、熱安定剤、抗酸化剤、紫外
線吸収剤等の添加剤を加えることもできる。
ように、必要に応じて顔料、熱安定剤、抗酸化剤、紫外
線吸収剤等の添加剤を加えることもできる。
また、本発明組成物は、一般に使用される熱if塑性樹
脂成形機で成形することが可能であって、射出成形、押
出成形、ブロー成形、カレンダー成形等の熱可塑性樹脂
の成形法が適用可能である。
脂成形機で成形することが可能であって、射出成形、押
出成形、ブロー成形、カレンダー成形等の熱可塑性樹脂
の成形法が適用可能である。
なお本発明のエラストマー状組成物の使用分野としては
、各種電線波N(絶縁、シース)、家電部品および自動
車部品等の1業部品に用いられる。
、各種電線波N(絶縁、シース)、家電部品および自動
車部品等の1業部品に用いられる。
具体的な用途としては、各種力スケット類、屈曲性チュ
ーブ、ホース被覆、ウェザ−ストリップ、屈曲性バンパ
ー、サイドバンパー、モール、フィラーパネル、ランプ
ハウジング、ワイヤーケーブル被覆、エアーインテーク
ホース等がある。
ーブ、ホース被覆、ウェザ−ストリップ、屈曲性バンパ
ー、サイドバンパー、モール、フィラーパネル、ランプ
ハウジング、ワイヤーケーブル被覆、エアーインテーク
ホース等がある。
(TV)実施例
以下の実施例および比較例は本発明を具体的に説明する
ものである。
ものである。
これらの実施例および比較例において、各種の評価に−
用いられた試験法は以下のとおりである。
用いられた試験法は以下のとおりである。
(]−) IvlF R(g/lo分〕ASTM−D
−1238、L条件、230°C3(2)密度(g/c
n? 〕 J I S 、−K−6760、密度勾配管法、23°
C0プレスシートを適当な大きさに細断し、105°C
で1.5時間アニールし、常温に冷却して1時間後に測
定した。
−1238、L条件、230°C3(2)密度(g/c
n? 〕 J I S 、−K−6760、密度勾配管法、23°
C0プレスシートを適当な大きさに細断し、105°C
で1.5時間アニールし、常温に冷却して1時間後に測
定した。
(3)硬度〔−〕
JIS’−に−6301、Aタイプ。
(4) 引張強度〔kgZCrl〕
JIS−に−630,1,試料は2mm厚のプレスシー
トを用い、試験片は3号形。
トを用い、試験片は3号形。
(5)引張伸度〔%〕
JIS−に−6301、試料は2m4のプレスシートを
用い、試験片は3号形。
用い、試験片は3号形。
(6)加熱加圧変形率〔%〕
130°Cの加熱シリコンオイル中に試料(ICrnX
ICrnX2mm厚)を取付け、3kgの荷重をかけて
1時間放置した後、荷重をはずし、10分後の試料の厚
さを測定し、初めの厚さよりの変化率を求める。
ICrnX2mm厚)を取付け、3kgの荷重をかけて
1時間放置した後、荷重をはずし、10分後の試料の厚
さを測定し、初めの厚さよりの変化率を求める。
(7)評価用プレス成形条件
1
20’O°Cの温度でl Okg / +fflの圧力
で7分、次いで100kg1cr&の圧力で3分プレス
し、150kg / crdの圧で2分間水冷する。但
し、密度測定用の試料作成のプレス湿度は230°Cと
する。
で7分、次いで100kg1cr&の圧力で3分プレス
し、150kg / crdの圧で2分間水冷する。但
し、密度測定用の試料作成のプレス湿度は230°Cと
する。
また、実施例および比較例で用いられた各成分は次のと
おりである。
おりである。
(1)成分(a)
シェルケミカル社製KRATON−01651(Bro
okfield粘度:20重量%トルエン溶液、200
0 cps 、 7 ’7°F)(2)成分(b) 出光興産社製ダイアナプロセスオイルPW−90〔パラ
フィン系、動粘度: 9554cst (40”C);
11,25cst (100°C)、平均分子量:5
39\、環分析:C−29,0%1cP=71.0%〕
(3)成分(C) 第1表に示す各種の重合体が用いられる。その大部分は
市販されているものであるが、PP−4およびPP−1
0は以下の方法で試作されたものである。
okfield粘度:20重量%トルエン溶液、200
0 cps 、 7 ’7°F)(2)成分(b) 出光興産社製ダイアナプロセスオイルPW−90〔パラ
フィン系、動粘度: 9554cst (40”C);
11,25cst (100°C)、平均分子量:5
39\、環分析:C−29,0%1cP=71.0%〕
(3)成分(C) 第1表に示す各種の重合体が用いられる。その大部分は
市販されているものであるが、PP−4およびPP−1
0は以下の方法で試作されたものである。
P P =4の製造
内容積150tの攪拌式重合反応器内をプロピレンで十
分置換した後、n−へブタン4511三塩化チタン(丸
紅・ツルペイ化学社製TAU触媒)3.9gおよびジエ
チルアルミニウムクロリド19.5gを仕込んだ。50
’Cに昇温し、プロピレン圧を2 、 Okg/c++
! ニ保ッて、20分間プロピレンの単独重合を行った
。次いで温度を60’Cに上げ、プロピレンおよびヘキ
セン−1を、それぞれ3.5kg/時および7,81/
時の速度で2.75時間にわたって供給した。次いでヘ
キセン−1の供給を停+h シ、プロピレンのみを3.
5kg/時の速度でo 、 75時間にわたって供給し
た。その後プロピレンの供給も停止し、反応器内の未反
応モノマーによる重合を2時間続行した。なお、全重合
時間中、反応器内の気相部における水素濃度を1.0容
量%に維持するように水素を供給した。得られた重合体
をアルコールによって精製した後乾燥した。この重合体
はプロピレン・ヘキセン−1共重合体で、ヘキセン−1
の含有量は11.5重量%、密度0.885 g/Cr
r?、 M F RO,5g/lo分であった。
分置換した後、n−へブタン4511三塩化チタン(丸
紅・ツルペイ化学社製TAU触媒)3.9gおよびジエ
チルアルミニウムクロリド19.5gを仕込んだ。50
’Cに昇温し、プロピレン圧を2 、 Okg/c++
! ニ保ッて、20分間プロピレンの単独重合を行った
。次いで温度を60’Cに上げ、プロピレンおよびヘキ
セン−1を、それぞれ3.5kg/時および7,81/
時の速度で2.75時間にわたって供給した。次いでヘ
キセン−1の供給を停+h シ、プロピレンのみを3.
5kg/時の速度でo 、 75時間にわたって供給し
た。その後プロピレンの供給も停止し、反応器内の未反
応モノマーによる重合を2時間続行した。なお、全重合
時間中、反応器内の気相部における水素濃度を1.0容
量%に維持するように水素を供給した。得られた重合体
をアルコールによって精製した後乾燥した。この重合体
はプロピレン・ヘキセン−1共重合体で、ヘキセン−1
の含有量は11.5重量%、密度0.885 g/Cr
r?、 M F RO,5g/lo分であった。
P P −10の製造
内容積1Otの攪拌式重合反応器内をプロビレンで十分
置換したのち、重合溶媒としてn−へブタン3.5tを
入れた。器内湿度を20°Cに保ち、触媒としてジエチ
ルアルミニウムクロライド(DgAc) 1.2gお
よび三塩化チタン(丸紅・ツルベイ化学社製THE−1
9)0.4gを加えた。続いてプロピレンと水素をそれ
ぞれ360g/時および(5z (S T P換算)7
時の速度で供給を開始すると同時に器内温度を60℃に
速やかに昇温した。プロピレンの総供給量か390gに
達したところで両者の供給を停止し、器内圧力がa、o
kg/cnt (ゲージIE)に低下するまで器内に残
存しているプロピレンを反応させた。ここで、器内の未
反応ガスを器内圧がo 、4 kg/+ffl (ゲー
ジ圧)になるまで放出した。次いで器内温度を65℃に
設定し、エチレン、プロピレンをそれぞれ60g/時、
36g/時の速度で3時間30益にわたって供給した。
置換したのち、重合溶媒としてn−へブタン3.5tを
入れた。器内湿度を20°Cに保ち、触媒としてジエチ
ルアルミニウムクロライド(DgAc) 1.2gお
よび三塩化チタン(丸紅・ツルベイ化学社製THE−1
9)0.4gを加えた。続いてプロピレンと水素をそれ
ぞれ360g/時および(5z (S T P換算)7
時の速度で供給を開始すると同時に器内温度を60℃に
速やかに昇温した。プロピレンの総供給量か390gに
達したところで両者の供給を停止し、器内圧力がa、o
kg/cnt (ゲージIE)に低下するまで器内に残
存しているプロピレンを反応させた。ここで、器内の未
反応ガスを器内圧がo 、4 kg/+ffl (ゲー
ジ圧)になるまで放出した。次いで器内温度を65℃に
設定し、エチレン、プロピレンをそれぞれ60g/時、
36g/時の速度で3時間30益にわたって供給した。
この間、反応′器内の温度は65℃に保ち水素は供給し
なかった。得られたブロック共重合体をアルコールによ
って精製し、乾燥後、製品とした。この重合体はプロピ
レン・エチレン共重合体であり、エチレン含量22重量
%、密度0.882g/ 、MF R1,6g/lo分
であった。
なかった。得られたブロック共重合体をアルコールによ
って精製し、乾燥後、製品とした。この重合体はプロピ
レン・エチレン共重合体であり、エチレン含量22重量
%、密度0.882g/ 、MF R1,6g/lo分
であった。
(4)成分(d)
高級脂肪酸エステルで表面処理された、平均粒径2.5
ミクロンの炭酸カルシウム。
ミクロンの炭酸カルシウム。
実施例1
[)11記成分(alとしてKRATON−01651
の10000重量、成分(1))として出光PW−90
の230重量部を1000重量部のトルエンに溶解し、
これをスチームによりストリッピングして成分(a)と
成分(b)とよりなるクラムを得た。得られたクラムと
成分(c)として第1表のPP−1の110重量部とを
バンバリーミキサ−を用いて170℃で8 Or。
の10000重量、成分(1))として出光PW−90
の230重量部を1000重量部のトルエンに溶解し、
これをスチームによりストリッピングして成分(a)と
成分(b)とよりなるクラムを得た。得られたクラムと
成分(c)として第1表のPP−1の110重量部とを
バンバリーミキサ−を用いて170℃で8 Or。
p、m、で10分間混練して組成物を得た。この組成物
をプレス成形加工してプレス成形板を得、その品質を評
価した。評価結果は第2表に示す。
をプレス成形加工してプレス成形板を得、その品質を評
価した。評価結果は第2表に示す。
実施例2〜8および比較例1〜6
実施例1と同様の操作で、第2表に示す配合によって各
種の組成物を作り、評価した。評価の結果は実施例1の
結果と共に第2表に示す。
種の組成物を作り、評価した。評価の結果は実施例1の
結果と共に第2表に示す。
第2表に示された結果より明らかなように、本発明によ
る組成物は、その硬度が80以下の柔軟性をイ1すると
共に、引張強度および引張伸度において品質バランスの
すぐれたエラストマー状MJ成物である。
る組成物は、その硬度が80以下の柔軟性をイ1すると
共に、引張強度および引張伸度において品質バランスの
すぐれたエラストマー状MJ成物である。
代理人 弁理士厚田桂一部
Claims (1)
- (1) (a) 一般式 %式%) (ここで、Aはモノビニル置換芳香族炭化水素の重合体
ブロック、Bは共役ジエンのエラストマー性重合体ブロ
ックであり、nは1〜5の整数である。)で表わされる
ブロック共重合体の水素添加誘導体100重量部、 (b)非芳香族系ゴム用軟化剤150〜300 +ij
凝部、 (C) プロピレンと、プロピレン以外の1−オレフ
ィンの1種または2種以上との共重合体で、密度が0.
883〜0.901 g / cm’のプロピレンM
共1合体30〜400重量部および (a) 無機充填剤0〜900重量部からなることを
特徴とするエラストマー状組成物1
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8873882A JPS58206644A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | エラストマ−状組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8873882A JPS58206644A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | エラストマ−状組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58206644A true JPS58206644A (ja) | 1983-12-01 |
JPH0231741B2 JPH0231741B2 (ja) | 1990-07-16 |
Family
ID=13951256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8873882A Granted JPS58206644A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | エラストマ−状組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58206644A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1982
- 1982-05-27 JP JP8873882A patent/JPS58206644A/ja active Granted
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