JPH01168753A - 熱可塑性エラストマー組成物 - Google Patents

熱可塑性エラストマー組成物

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JPH01168753A
JPH01168753A JP32885587A JP32885587A JPH01168753A JP H01168753 A JPH01168753 A JP H01168753A JP 32885587 A JP32885587 A JP 32885587A JP 32885587 A JP32885587 A JP 32885587A JP H01168753 A JPH01168753 A JP H01168753A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、外観の良好な熱可塑性エラストマー組成物お
よびその製造方法に関するものである。熱可塑性エラス
トマーは、低硬度軟質であるという性質と従来の熱可塑
性樹脂と同様の押出、あるいは射出成形等の加工法によ
り成形可能であるという特徴を生かして、近年、自動車
家電部品等を中心に着実にその用途を拡大しつつある。
特に、自動車外装部品材料、その中でも自動車バンパ一
部品においては、大型機能部品であるだけに、射出成形
性、成形品外観、耐熱性。
低温耐衝撃性等の機械的性質及び塗装性などが高度に要
求される。
本発明は、低温耐衝撃性を維持しつつ射出成形性が良好
で外観の優れた。且つ9機械的性質(特に引張物性)の
方向依存性の少ない大型成形品を提供し得る熱可塑性エ
ラストマー組成物及びその製造方法に関するものであり
、とくに上記自動車部品としての利用を図ろうとするも
のである。
〔従来の技術〕
従来、七ノーアルケニルまたはモノ−アルケニリデン芳
香族炭化水素重合体ブロックAを少くとも2個有し、且
つ1部分的にまたは完全に水素添加された脂肪族共役ジ
エン炭化水素重合合体ブロックBを少くとも1個有する
9選択的に水素添加されたブロック共重合体(以下、ブ
ロック共重合体(Alと称す)とポリプロピレンを主成
分とする熱可塑性エラストマーは外観が良好であり、柔
軟性に富み、その優れたゴム弾性。
成形性等を利用して、自動車部品、家電部品。
電線被覆、医療用部品等の用途で使用されているが、バ
ンパー等の大型成形品においては、その優れた外観(光
沢)のため、射出成形時においては金型からの離型性が
不良であったり、ブロック共重合体(Alの配向のため
と思われるが。
機械的物性(特に引張り物性)において、厚み依存性、
および異方性[MD (成形時の流動方向)/TD(流
動と垂直な方向)のアンバランス〕があるため、その改
善が要望されている。
〔発明か解決しようとする問題点〕
ブロック共重合体(A)とポリプロピレンを主成分とす
る熱可塑性エラストマーで大型成形品において9機械的
物性(特に引張り物性)の厚み依存性および異方性を改
善するには、高分子量のブロック共重合体(Alを使用
することが考えられるが、その場合、射出成形品表面に
フローマーク、または光沢ムラが発生し、外観不良を招
く。
本発明は、自動車バンパ一部品等の大型成形品において
、低温衝撃性を維持しつつ1機械的物性(特に引張り強
度)の厚み依存性および異方性が極めて少なく、成形性
が良好で外観の優れた成形品を提供することを目的とし
ている。
更に、自動車外装部品において、夏場、冬場の温度変化
による寸法変化が少ないことが要求される部品(サイド
プロテクター等)においては、上記特性を保持しつつ、
線膨張係数の小さい材料を提供することも目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
以上の目的を達成するために9本発明者らは鋭意研究検
討した結果9本発明に達した。
すなわち、■特定のブロック共重合体(A)を使用し、
伸展油、ポリプロピレンを予め溶融混練し、更に特定の
ポリプロピレンを添加し、再度溶゛融混練する方法、あ
るいは、■特定の予め伸展油により油展されているブロ
ック共重合体(Alを使用し、特定のポリプロピレンを
溶融混練する方法により、成形性が良好で外観が優れ、
且つ9機械的性質(特に引張り強度)の厚み依存性およ
び異方性が極めて少なく、低温衝撃強度の維持された熱
可塑性エラストマー組成物が得られることを見い出した
さらに充填剤を添加することにより、前記性能を有し、
線膨張係数の小さい熱可塑性エラストマーが得られるこ
とも判明した。
すなわち9本発明は。
fal  数平均分子量25,000〜35,000ノ
モ/ −フルケニルまたはモノ−アルケニリデン芳香族
炭化水素重合体ブロックAを少なくとも2個有し、かつ
数平均分子量100,000〜150,000の部分的
にまたは完全に水素添加された脂肪族共役ジエン炭化水
素重合体ブロックBを少なくとも1個有する選択的に水
素添加されたブロック共重合体(ブロック共重合体込)
という)100重量部に対して。
(bl  伸展油     50〜150重量部(c)
  ポリプロピレン■ 0〜50重量部を配合してなる
中間体組成物をあらかじめ溶融混練した後。
(dl  メルトフローレートが10〜30g/10分
、エチレン含量が3〜15重量%であるプロピレン−エ
チレンブロック共重合体を少くとも35重量%以上含有
するポリプロピレン■をポリプロピレン(I+II)の
総量が、(a)ブロック共重合体100重量部に対して
、200〜400重量部になるように添加し、さらに溶
融混練してなることを特徴とする熱可塑性エラストマー
組成物に関するものである。
また、(a)ブロック共重合体(A1 100重量部に
対して。
(b)伸展油     50〜150重量部(c)ポリ
プロピレン10〜50重量部を配合してなる中間体組成
物をあらかじめ溶融混練した後。
(d)メルトフローレートが10〜30g/10分、エ
チレン含量が3〜15重量%であるプロピレン−エチレ
ンブロック共重合体を少くとも35重量%以上含有する
ポリプロピレン■をポリプロピレン(I+II)の総量
が、(a)ブロック共重合体100重量部に対して、2
00〜400重量部になるように添加し、さらに溶融混
練することを特徴とする熱可塑性エラストマー組成物の
製造方法に関するものである。
更に、前記熱可塑性エラストマー組成物中に。
(a)ブロック共重合体(A1100重量部に対して。
(e)充填剤 50〜150重量部 を含有させてなることを特徴とする熱可塑性エラストマ
ー組成物に関するものである。
また、前記熱可塑性エラストマー組成物の製造方法にお
いて、該エラストマー組成物が、(a)ブロック共重合
体(A)100重量部に対して。
(e)充填剤  50〜150重量部 を含有することを特徴とする熱可塑性エラストマー組成
物の製造方法に関するものである。
但し、充填剤は中間体組成物、または最終組成物のどち
らに添加しても良い。
従来、低分子量でブロック共重合体(A)と同一構造の
ものを使用すると、そのポリプロピレンとの組成物は成
形性、外観に優れ、低温衝撃強度も維持されたものが得
られるが9機械的物性(特に引張り強度)の厚み依存性
、異方性が大き(なるという問題があり、これは低分子
量タイプのブロック共重合体の配向のためと考えられる
そこで、単に、低分子量タイプに代えて高分子量タイプ
のブロック共重合体(A)(本願発明のブロック共重合
体(A))を使用した場合、低温衝撃強度は維持され、
前記1機械的性質(特に引張り強度)の厚み依存性、異
方性は極めて少なくなるが、成形性、成形品外観(フロ
ーマーク。
光沢ムラ)が発生するという問題があった。その原因は
明らかではないが、ブロック共重合体(Alの分散不良
に起因していると考えられる。
そこで9本発明のように予め伸展油により油展された高
分子量のブロック共重合体(A) (中間体組成物また
は油展品)を使用することにより。
上記欠点が解消されることが判明した。更に。
充填剤を添加することにより、前記性能を維持して、且
つ、線膨張係数の小さい熱可塑性エラストマー組成物が
得られることも判明した。
以下9本発明の構成について具体的に説明する。
(a)  ブロック共重合体(A) 本発明において使用される成分(a)ブロック共重合体
のモノ−アルケニルまたはモノ−アルケニリデン芳香族
炭化水素重合体ブロックAを構成する単量体は、好まし
くはスチレン。
α−メチルスチレン、または第3−ブチルスチレン等で
あり、脂肪族共役ジエン炭化水素重合体ブロックを構成
する単量体は、好ましくはブタジェンまたはイソプレン
等である。
ブタジェンが該重合体ブロックの共役ジエン単量体とし
て用いられる場合には、該重合体ブロック分子鎖中には
1−4構造および1−2構造のブタジェン共重合体が生
成し、該ブロック共重合体が水素添加されると、二重結
合が飽和されて1−4構造から生成されるエチレン重合
体部と1−2構造から生成されるブチレン重合体部から
なる構造となる。
その結果、ブロック共重合体(Alは例えばスチレン−
エチレン・ブチレン−スチレン構造をとり、5EBSの
略称で呼ばれる。
ブロック共重合体(A)中のモノ−アルケニルまたはモ
ノ−アルケニリデン芳香族炭化水素重合体ブロックAの
数平均分子量は、前述したように25,000〜35,
000.重合体ブロックBの数平均分子量は100,0
00〜150,000の範囲にある。
重合体ブロックAの数平均分子量が25,000以下ま
たは重合体ブロックBの数平均分子量が100,000
以下の組み合わせからなるブロック共重合体を用いた組
成物では、高流動性および高光沢性は得られるが9機械
的強度(特に引張強度)の厚み依存性、異方性が大きく
なり、好ましくない。
また重合体ブロックAの数平均分子量が35.000を
超え、または重合体ブロックBの数平均分子量が150
,000を超える組み合わせからなるブロック共重合体
を用いた組成物では9機械的強度(特に引張強度)の厚
み依存性、異方性は満足すべきものとなるが、流動性が
悪く、光沢、成形品外観が劣り、好ましくない。
ブロック共重合体の製造方法としては、多くの方法が提
案されているが9代表的な方法としては、特公昭40−
23798号公報に記載された方法により、リチウム触
媒またはチーグラー型触媒を用い、不活性溶媒中でブロ
ック重合させてモノ−アルケニルまたはモノ−アルケニ
リデン芳香族炭化水素と脂肪族共役ジエン炭化水素のブ
ロック共重合体を得ることができる。
これらのブロック共重合体の水素添加処理は9例えば特
公昭42−8704号公報、特公昭43−6636号公
報、特公昭46−20814号公報に記載された方法に
より、不活性溶媒中で水素添加触媒の存在下に行なわれ
る。この水素添加率は9重合体ブロックB中の少なくと
も50%、好ましくは80%以上であり9重合体ブロッ
クA中の芳香族性不飽和結合の25%以下が核水添され
る。このように部分的にまたは完全に水素添加されたブ
ロック共重合体は。
■ 米国シェルケミカル社よりクレイトン−G■ (KRATON−G)という商品名で市販されているの
が代表的である。
(b)  伸展油 本発明で使用される成分(bl伸展油は、ゴムの軟化、
増量、加工性向上に用いられるプロセスオイルまたはエ
クステンダーオイルとよばれる鉱物油のうち、好ましく
は、芳香族炭化水素が30%以下の組成のパラフィン系
またはナフテン系炭化水素油である。一般にこれら鉱物
油系ゴム用希釈オイルは、芳香環、ナフテン環およびパ
ラフィン鎖の王者の混合物であり、パラフィン鎖の炭化
水素が全炭化水素中50%以上を占めるものがパラフィ
ン系炭化水素油とよばれ、ナフテン環炭化水素が30〜
45%のものがナフテン系炭化水素油とよばれ、また芳
香族炭化水素が3096以上を占めるものが芳香族系炭
化水素油とよばれる。
パラフィン系およびナフテン系のオイルは芳香族系のも
のに比べて1分散性の点で良好である。これらの伸展油
の性状は、40°Cにおける動粘度が20〜5QQC3
t、流動点が−10〜−15°C1引火点が170〜3
00°Cの範囲にある。
本発明において、伸展油の配合量はブロック共重合体(
A)100重量部に対し、50〜150重量部である。
150重量部を超えた場合には。
機械的特性(特に引張り強度)の厚み依存性。
異方性が生じてくるほか1曲げ剛性度、耐熱性が低下し
、オイルによるベタツキを生じ。
成形品表面が粘着性になる。また、50重量部未満の配
合量では流動性が不足するとともに。
光沢ムラ、フローマーク等が発生し、成形品表面外観が
不良となる。
(c)  ポリプロピレン1 本発明のポリプロピレンIとしては、ホモポリプロピレ
ン、プロピレン−エチレンランダム共重合体、 プロピ
レン−エチレンブロック共重合体が挙げられる。
ホモポリプロピレン、およびプロピレンーエチレンラン
ダム共重合体のメルトフローレートは10〜50g/1
0分が好ましい。メルトフローレートが10 g / 
10分より小さいと、最終組成物の成形性、成形品外観
が劣り、sog/10分より大きいと最終組成物の特性
、特に引張り強度、衝撃強度が低下する。
プロピレン−エチレンランダム共重合体のエチレン含量
は1〜5重量%が好ましい。エチレン含量が5重量%を
超えると、最終組成物の耐熱性が劣り、好ましくない。
プロピレン−エチレンブロック共重合体のローレートが
10 g / 10分より小さいと、最終組成物の成形
性、成形品外観が劣り、3og/10分より大きいと、
最終組成物の特性、特に引張強度、衝撃強度が低下し、
好ましくない。
中間体組成物において、ホモポリプロピレン、プロピレ
ン−エチレンランタム共重合体。
プロピレン−エチレンブロック共重合体の添加量はブロ
ック共重合体(A1100重量部に対して、0〜50重
量部が好ましい。50重量部を超えると、最終組成物の
成形品外観が劣り、好ましくない。更に、ホモポリプロ
ピレン、プロピレン−エチレンランダム共重合体の場合
には、添加量が50重量部を超えると衝撃強度も低下し
、好ましくない。
(d)  ポリプロピレン■ ポリプロピレンHの種類としては、上記構造のホモポリ
プロピレン、プロピレン−エチレンランダム共重合体、
プロピレン−エチレンブロック共重合体が挙げられる。
但し、ポリプロピレン■において、メルトフローレート
が10〜30 g / 10分、エチレン含量が3〜1
5重量%であるプロピレン−エチレンブロック共重合体
を少なくとも35重量%以上含有することが必要である
。35重量%より少ないと最終組成物の衝撃強度が低下
し、好ましくない。
最終組成物中のポリプロピレン成分の量(ポリプロピレ
ン(I+II))はブロック共重合体(A1100重量
部Jこ対して、200〜400重量部が好ましい。20
0重量部より少ないと耐熱性、剛性度が劣り、好ましく
ない。
また、400重量部を超えると、得られる最終組成物の
曲げ剛性度が高くなりすぎて、柔軟性が失なわれるとと
もに、低温衝撃強度が低下するので好ましくない。
(e)  充填剤 本発明に使用する充填剤のうち無機質充填剤としては特
に制限はないが、炭酸カルシウム、タルク、クレー、シ
リカ、珪藻土、アルミナ、亜鉛華、酸化マグネシウム、
マイカ。
亜硫酸カルシウム、硫酸カルシウム、珪酸カルシウム、
ガラス粉、ガラス繊維(シラン処理したものも含む)、
アスベスト、石コウ繊維などが好ましい。また有機質充
填剤としては。
これも特に制限はないが、各種の木粉、セルロース繊維
、メラミンパウダー等が好ましい。
これらは単独、あるいは必要に応じて混合して用いても
よい。さらには充填剤含有ポリプロピレン樹脂組成物の
耐衝撃性及び耐熱性保持のバランスを考えるとタルク、
炭酸カルシウムおよびマイカがより好ましい。
又、必要に応じて充填剤の表面処理をおこなうと剛性、
衝撃強度のバランスが向上し。
更に高水準の充填剤含有ポリプロピレン樹脂組成物が得
られる。表面処理剤の種類としてハヒニルトリエトキシ
シラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン
、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノ
プロピルトリエトキシシラン、r−メタクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−
γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシド
キシメトキシシランなどの有機シラン化合物が挙げられ
る。
本発明において、充填剤の配合量は、ブロック共重合体
(A1100重量部に対し、中間体組成物、または油展
品を使用する場合、どちらにおいても50〜150重量
部である。150重量部を超えた場合には、流動性が不
足するとともに、光沢ムラ、フローマーク等が発生し。
成形品表面外観が不良となる。また、50重量部未満の
配合量では線膨張係数の低下効果が小さく、好ましくな
い。
なお、充填剤の添加時期は中間体組成物。
または最終組成物中のどちらに添加してもよい。
(f)  混合方法、成形方法 本発明の熱可塑性エラストマー組成物を製造するに際し
該組成物が有している諸特性を本質的に損なわない範囲
内で必要に応じてスチレン−ブタジェンランダム共重合
体、スチレン−ブタジェンブロック共重合体などの各種
スチレン系エラストマーや、非結晶性エチレン−プロピ
レン共重合体、エチレン−プロピレン−非共役ジエン共
重合体などの各種のポリオレフィン系エラストマー等を
追加混合しても良い。
また酸化防止剤、耐候剤、帯電防止剤9発泡剤9着色剤
などの各種添加剤などを適当量添加することも可能であ
る。
本発明の組成物は、前記各成分を所定の配合割合で均一
混合することによって得られる。
均一混合化の手段としては9通常の熱可塑性樹脂の混線
機を用いて機械的に溶融混練する方法が用いられる。使
用できる混練機としては、単軸押出機、二軸押出機、バ
ンバリーミキサ−9二本ロール等がある。各成分の混合
操作は、同時に行ってもまた分割して行ってもよい。
(g)  特性、用途 本発明による熱可塑性エラストマー組成物は、オレフィ
ン系熱可塑性エラストマーと同等またはそれ以上の機械
的強度、耐゛熱性、衝撃強度9表面光沢、外観、耐候性
等を有するものである。
更に9本発明の特徴は、大型成形品において成形性が良
好で外観が優れ、且つ1機械的性質(特に引張り強度)
の厚み依存性、異方性が極めて少なく、低温衝撃強度の
維持された熱可塑性エラストマー組成物が得られること
である。
また充填剤を添加することにより、前記特性を保持しつ
つ、線膨張係数の小さい熱可塑性エラストマーが得られ
ることも特徴である。
本発明による組成物は一般に使用されている熱可塑性樹
脂の成形機で成形加工することが可能であって、射出成
形、押出成形、ブロー成形。
カレンダー成形等の熱可塑性樹脂の成形法が適用可能で
ある。
代表的な用途例を列挙する。
(1)  ソフトバンパー、コーナーバンパ・−、サイ
トシールド、オーバーライター、バンパーモール、サイ
゛ドモール等の自動車外装部品(2)天井シート、安全
ベルトカバー、室内マット等の自動車内装部品 (3)家庭電気製品の各種ホース部品 (洗濯機、ふとん乾燥機) 〔実施例〕 以下に実施例、比較例を挙げて本発明を更に詳細に説明
するが1本発明はこれらによって制約されるものではな
い。
(1)  中間体組成物の製造方法 ブロック共重合体として、数平均分子量29.000の
ポリスチレンブロックA、数平均分子量116,000
の完全水添ブタジェンブロックBからなるA−B−A構
造を有するブロック共重合体(SEBS−1とする)お
よび比較例として、数平均分子量7,000のポリスチ
レンブロックA、数平均分子量35,000の完全水添
ブタジェンブロックBからなるA−B−A構造を有する
ブロック共重合体(SEBS−2)を、ポリプロピレン
Iとしてメルトフローレートカ20g/10分のホモポ
リプロピレン(PP−1)を、伸展油として出光興産社
製ダイアナプロセスオイルPW−380(40°Cにお
ける動粘度381.6cst。
平均分子量746のパラフィン系オイル)を。
充填剤として、タルク(林化成社製JR−2)を用い第
1表記載の組成比率にもとづいて調合し、更に酸化防止
剤としてイルガノックp1010 (チバガイギー社製
)を、上記配合物100重量部に対し0.1重量部添加
し、該混合物をスーパーミキサーにて5分間予備混合し
た後、バンバリーミキサ−にて190℃10分間溶融混
練した。混練後、単軸押出機にて押出しペレット化し、
第1表に示す中間体組成物を得た。尚、中間体組成物M
BR−4,MBR−5゜MBR−7は、第1表記載の配
合比率で、酸化防止剤を添加しスーパーミキサーで10
分間混合した。
(2)本発明における物性測定法 ■ 試験片の作成方法 得られたエラストマー組成物を射出成形機(住人重機械
社製ネオマツ) 515/150)を用い、巾IQQm
m、長さ4QQmm 、厚み3 mmの平板を成形し、
各々の試験に供した。
■ メルトフローレート:  JIS K7210に準
拠して230°C,、2,16kg荷重下で測定した。
■ 引張り強度、引張り伸び: JIS K6301に
準拠して、  JI32号ダンベンルにて流れ方向(M
D)および直角方向(TD)に打ち抜き、50mm/e
の引張り速度で測定した。
■ アイゾツト衝撃強度(ノツチ付’) :  JIS
K7110に準拠し、巾12.7 mm、長さ53.5
mmのダンベルにて打ち抜き、vノツチを入れ23°C
および一30℃で測定した。
■ 曲げ弾性率: JIS K7203に準拠してスパ
ン間距離50mm、10mm/分の曲げ速度で測定した
■ 外観 フローマーク、ブツ:  100mmX100mmX4
00厚みの平板表面を目視にて観察し5点評価法にてク
ラス分けした。
劣←1,2.3,4,5→優 ベタツキ:  100mmX100mmX400厚みの
平板表面を素手で触れ、その時の触感でペタツキ感を5
点評価法にてクラス分けした。
劣←1,2,3,4,5→優 ■ 線膨張係数:  100mmX100mmX400
厚み平板より、  12.7X 12.7角の試片を作
成し、  ・熱機械分析装置TMA740 (高滓製作
所製)を  1用い一30°C〜80℃の温度範囲に測
定した。   二実施例1〜7および比較例1〜6 ポリプロピレンIIとしてメルトフローレートが20 
g / 10分のホモポリプロピレン(PP−1)およ
びメルトフローレートが20g/10分、  エチレン
含量が6重量%、プロピレンとエチレン共重合部のエチ
レン含量が38重量%で、該共重合部の135°Cテト
ラリン溶液での極限粘度が4.8 (di/g)である
プロピレン−エチレンブロック共重合体(PP−2) 
ヲ使用し、さらにあらかじめ準備した中間体組成物とを
第2表に示す配合比率に従って配合し、該配合物100
重量部に対し1.5重量部の黒色顔料マスターバッチP
EC865(住化カラー社製)を添加し。
スーパーミキサーで2分間混合後、220°Cに設定し
た二軸押出混練機TEX −44(株式会社日本製鋼所
製)を用いて溶融混練しペレット状の組成物サンプルを
得た。
該サンプルは、前述した方法により試験平板を作成し、
引張り強度、引張り伸び、アイゾツト衝7強度9曲げ弾
性率、線膨張係数および外観を測定した。
結果を第2表および第3表にまとめる。第2表および第
3表から明らかなように9本発明による実施例は9本発
明の構成要件を欠いた比較例に比べ、外観および諸物性
に関して優れた物性バランスを有することがわかる。
〔発明の効果〕
以上述べた如く1本発明によれば、成形性が良好で、外
観が優れ、且つ2機械的物性(特に引張り強度)の異方
性が極めて少なく、低温衝撃強度の維持された熱可塑性
エラストマー組成物、およびその製造方法を提供するこ
とができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)(a)数平均分子量25,000〜35,000
    のモノ−アルケニルまたはモノ−アルケニリデン芳香族
    炭化水素重合体ブロックAを少なくとも2個有し、かつ
    数平均分子量100,000〜150,000の部分的
    にまたは完全に水素添加された脂肪族共役ジエン炭化水
    素重合体ブロックBを少なくとも1個有する選択的に水
    素添加されたブロック共重合体100重量部に対して、 (b)伸展油50〜150重量部 (c)ポリプロピレン I 0〜50重量部 を配合してなる中間体組成物をあらかじめ溶融混練した
    後、 (d)メルトフローレートが10〜30g/10分、エ
    チレン含量が3〜15重量%であるプロピレン−エチレ
    ンブロック共重合体を少くとも35重量%以上含有する
    ポリプロピレンIIを、 ポリプロピレン( I +II)の総量が、(a)ブロック
    共重合体100重量部に対して、200〜400重量部
    になるように添加し、さらに溶融混練して得られること
    を特徴とする熱可塑性エラストマー組成物。 (2)(a)数平均分子量25,000〜35,000
    のモノ−アルケニルまたはモノ−アルケニリデン芳香族
    炭化水素重合体ブロックAを少なくとも2個有し、かつ
    数平均分子量100,000〜150,000の部分的
    にまたは完全に水素添加された脂肪族共役ジエン炭化水
    素重合体ブロックBを少なくとも1個有する選択的に水
    素添加されたブロック共重合体100重量部に対して、 (b)伸展油50〜150重量部 (c)ポリプロピレン I 0〜50重量部 を配合してなる中間体組成物をあらかじめ溶融混練した
    後、 (d)メルトフローレートが10〜30g/10分、エ
    チレン含量が3〜15重量%であるプロピレン−エチレ
    ンブロック共重合体を少くとも35重量%以上含有する
    ポリプロピレンIIを、 ポリプロピレン( I +II)の総量が、(a)ブロック
    共重合体100重量部に対して、200〜400重量部
    になるように添加し、さらに溶融混練することを特徴と
    する熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。 (3)特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性エラストマ
    ー組成物において、該エラストマー組成物が、(a)ブ
    ロック共重合体100重量部に対して、(e)充填剤5
    0〜150重量部を含有してなることを特徴とする熱可
    塑性エラストマー組成物。 (4)特許請求の範囲第2項記載の熱可塑性エラストマ
    ー組成物の製造方法において、該エラストマー組成物が
    、(a)ブロック共重合体100重量部に対して、(e
    )充填剤50〜150重量部を含有することを特徴とす
    る熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。(5)成分
    (a)モノ−アルケニル芳香族炭化水素重合体ブロック
    Aがポリスチレンである特許請求の範囲第1項または第
    3項記載の熱可塑性エラストマー組成物。 (6)成分(a)モノ−アルケニル芳香族炭化水素重合
    体ブロックAがポリスチレンである特許請求の範囲第2
    項または第4項記載の熱可塑性エラストマー組成物の製
    造方法。 (7)成分(a)モノ−アルケニリデン芳香族炭化水素
    重合体ブロックAがポリ−α−メチルスチレンまたはポ
    リ−第3−ブチルスチレンである特許請求の範囲第1項
    または第3項記載の熱可塑性エラストマー組成物。 (8)成分(a)モノ−アルケニリデン芳香族炭化水素
    重合体ブロックAがポリ−α−メチルスチレンまたはポ
    リ−第3−ブチルスチレンである特許請求の範囲第2項
    または第4項記載の熱可塑性エラストマー組成物の製造
    方法。 (9)成分(a)ブロック共重合体が、ブロックAとし
    てポリスチレンブロックを2つ有し、ブロックBとして
    部分的にまたは完全に水素添加されたポリブタジエンブ
    ロック1つを有する選択的に水素添加されたブロック共
    重合体である特許請求の範囲第1項または第3項記載の
    熱可塑性エラストマー組成物。 (10)成分(a)ブロック共重合体が、ブロックAと
    してポリスチレンブロックを2つ有し、ブロックBとし
    て部分的にまたは完全に水素添加されたポリブタジエン
    ブロック1つを有する選択的に水素添加されたブロック
    共重合体である特許請求の範囲第2項または第4項記載
    の熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。 (11)(b)伸展油が炭化水素油である特許請求の範
    囲第1項または第3項記載の熱可塑性エラストマー組成
    物。 (12)(b)伸展油が炭化水素油である特許請求の範
    囲第2項または第4項記載の熱可塑性エラストマー組成
    物の製造方法。 (13)(e)充填剤がタルク、炭酸カルシウムおよび
    マイカから選ばれる少くとも一種である特許請求の範囲
    第3項記載の熱可塑性エラストマー組成物。 (14)(e)充填剤がタルク、炭酸カルシウムおよび
    マイカから選ばれる少くとも一種であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第4項記載の熱可塑性エラストマー組
    成物の製造方法。
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