JPS58132032A - 架橋性組成物の製造法およびその架橋体の製造法 - Google Patents

架橋性組成物の製造法およびその架橋体の製造法

Info

Publication number
JPS58132032A
JPS58132032A JP1394882A JP1394882A JPS58132032A JP S58132032 A JPS58132032 A JP S58132032A JP 1394882 A JP1394882 A JP 1394882A JP 1394882 A JP1394882 A JP 1394882A JP S58132032 A JPS58132032 A JP S58132032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
hydrocarbon
crosslinkable composition
radical generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1394882A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0349927B2 (ja
Inventor
Yoshinori Nishitani
西谷 吉憲
Jichio Deguchi
出口 自治夫
Masao Shiraishi
雅夫 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemical Co Ltd filed Critical Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority to JP1394882A priority Critical patent/JPS58132032A/ja
Publication of JPS58132032A publication Critical patent/JPS58132032A/ja
Publication of JPH0349927B2 publication Critical patent/JPH0349927B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐熱変形性、高湿における圧縮永久歪が著しく
優れた、新規なエラストマー状のシラン変性された架橋
性組成物およびそれから得ら第1る架橋体に関するもの
である。
近年、ゴム的な軟質材料であって、加硫上程を要せず、
熱可塑性樹脂と同様な成形加]二性を有する熱可塑性エ
ラストマー(以下T P E’と略称する)が、自動車
部品、家電部品、電線被覆、履物、雑貨等の分野で注目
されている。
このようなTPEには、現在、ポリオレフィン系、ポリ
ウレタン系、ポリエステル系、ポリスチレン系等の種々
の形式のポリマーが開発され、市販されている。
しかしながら、これらのTPEは、ゴムとしての広い用
途分野の1つである加硫ゴムの用途において、品質面で
加硫ゴムの水準には達しておらす、従って加硫ゴム分野
への利用は極めて限定されている。
例えば、ポリオレフィン系TPEは、ハードセグメント
としてのポリオレフィン樹脂とソフトセグメントとして
のポリオレフィン系ゴムとを溶融混練によって複合化し
たもの、またはこの溶融混練時にゴム部分を架橋せしめ
たものであって、比較的安価で、耐熱性、耐候性にすぐ
れている反面、軟質のものが得られず、最も柔軟なもの
でもJIS−A硬度(JIS−に−6301)で70程
度であり、一般の加硫ゴムのJIS−A硬度の60に比
してまだ硬すきる。また、JIS−A硬度70附近の低
硬度領域における引張強度は25〜45 ky / c
Jで、加硫ゴムの約100 kg/c++fに比してか
なり強度が低い。更に、最近多くの加硫ゴム用途で要求
される高温時の圧縮永久歪が100″C×22時間で5
5%程度あり、加硫ゴムにおける40%前後に比べ大幅
に劣っている。
ポリエステル系TPEやポリウレタン系T p Eもま
た、その市販品中最も柔軟なものでもJIS−A硬度が
80〜90で、加硫ゴムに比べて非常に硬く、加硫ゴム
の用途分野に適さない。更にポリエステル系TPEは加
水分解しやすく耐熱水性が悪く、ポリウレタン系TPE
は成形加工性および耐熱性に問題がある6゜ 一方、スチレン・ブタジェンブロックポリマ−(S E
 S)やスチレン・イソプレンブロックポリマー(S工
S)等のポリスチレン系TPEは、前記の他のTPEに
比べて柔軟性に富み、常温で良好なゴム弾性を有する。
即ち、23°Cにおける圧縮永久歪が小さい。また成形
加工性、特に射出成形性に優れているという特長を有す
るが、ホリマー内にポリブタジェンブロックあるいはポ
リイソプレンブロックに二重結合を有しているため、耐
熱老化性(熱安定性)および耐候性に問題がある。
スチレンと共役ジエンのブロック共重合体の分子内二重
結合を水素添加することによって、熱安定性の向上した
エラストマーを得ることができる。
しかしながら、この水素添加物は高温時のゴム弾性が不
充分で、加熱加圧変形が大きく、また高温時の圧縮永久
歪が大きいという欠点を有し、加硫ゴムの用途に用いる
にはまだ問題がある。また、加工性も劣り、そのままで
は押出、射出等の成形が困難である。
本発明は、この様なブロック共重合体誘導体を含む組成
物をシラン変性することにより、柔軟性に富み、高温時
の圧縮永久歪および熱変形性が小さく、強度および成形
加工性にすぐれたエラストマーを得ることのできる架橋
性組成物′およびその架橋体を提供するものである。
即ち、本発明の第1発明は、 (a)  一般式A +B −A )n(ここで、Aは
モノビニル置換芳香族炭化水素の重合体ブロック、Bは
共役ジエンのエラストマー性重合ブロックであり、nは
1〜5の整数。)で表わされるブロック共重合体の水素
添加誘導体100重量部、 (b)炭化水素油10〜400重量部、(cl  オレ
フィン系樹脂および/またはスチレン系樹脂0〜200
重量部、 (d)  無機充填剤0〜900重量部からなる組成物
で、一般式 %式% (ここで、Rはエチレン性不飽和炭化水素基または炭化
水素オキシ基、Wは脂肪族飽和炭化水素基、Yは加水分
解可能な有機基であり、nは0.1または2である。)
で表わされる不飽和シラン化合物により変性されている
ことを特徴とする架橋性組成物である。
また、本発明の第2発明は、上記架橋性組成物をシラノ
ール縮合触媒の存在下に水分と接触せしめることにより
架橋され、沸騰キシレンによる10時間の抽出後、80
メツシユの金網不通過の高分子ゲル分率が20〜80重
量%であることを特徴とする架橋体である。
上記のシラン化合物による変性は前記組成物中のシラン
変性可能成分100重量部に対し、不飽和シラン化合物
0.5〜10重量部およびラジカル発生剤0.01〜5
重量部を添加し、ラジカル発生 剤の分解温度以上に加
熱することによって行なうことができる。ここで、シラ
ン変性可能成分とは上記(a)および(Q)の成分であ
る。
本発明に用いられる成分(a)の一般式A + B −
A)。
のブロック共重合体における重合体ブロックAの単量体
はモノビニル置換芳香族炭化水素で、好ましくはスチレ
ンであり1、α−メチルスチレン等も用いられる。重合
体ブロックBにおける共役ジエン単量体はブタジェンも
しくはイソプレンが好ましく、また、両者の混合物でも
よい。重合体ブ、ロックBを形成するためにブタジェン
が単一の共役ジエン単量体として用いられる場合には、
ブロック共重合体を水素添加して二重結合が飽和された
後にエラストマー性を与えるためには、ポリブタジェン
ブロックにおけるミクロ構造中1,2−ミクロ構造が2
0〜50%となる重合条件を採用することが好ましく、
より好ましくは1,2−ミクロ構造が35〜45%のも
のである。
ブロック共重合体中の重合体ブロックAの重量平均分子
量は5000〜125000  、ブロックBは150
00〜250000の範囲にあることが好ましい。
本発明に用いられるブロック共重合体は、水素添加処理
されたものである。水素添加処理は、例えば特公昭43
−6666号公報、あるいは特公昭48−3555号公
報に記載された方法により、不活性溶媒中で水素添加触
媒の存在下に水素化される。水素化は共役ジエン重合体
ブロックBが実%以上が水素化されるまで行われる。こ
のようにして得られた水素添加誘導体の1つとして、シ
ェル・ケミカル社より[KRATON−Gjという商品
名で市販されているものがある。
本発明で成分(b)として用いられる炭化水素油は炭素
数20以上のナフテン系、パラフィン系の炭化水素を含
む、一般にプロセスオイルと呼ばれるものであり、ゴム
の軟化、増容、加1性向」−等の目的で使用される炭化
水素であれば任意に使用し得る。
成分(b)の炭化水素の配合量は、成分(a) l O
0重量部に対し10〜400重量部である。4ooi量
部を超えた配合は、炭化水素のブリードアウトを生じ易
く、最終製品の架橋体に粘着性を生ずるので好ましくな
い。また10重量部以下の配合では、本発明の架橋性組
成物の製造時の処理加工性およびその後の製品製造に際
しての加工性に問題がある。特に好ましい配合量は10
0〜300重量部である。
成分(a)として用いられるブロック共重合体水素添加
誘導体は、すぐれたゴム弾性を有するが、押出成形が困
鑓であるが成分(b)の添加により成形時の流動性が増
し、加工性が向上する。
本発明においては更に成分(C)としてオレフィン系樹
脂またはスチレン系樹脂を添加することができるっこれ
らの樹脂は本発明の組成物中でハードセグメントとして
働き、加工性を更に向上せしめると共に、架橋後の成形
品の強度を高める。
成分(c)として用いられるオレフィン系樹脂としては
、エチレン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、
ヘキセン−1,4−メチルペンテン−1等のα−オレフ
ィンを常法により単独または共重合の形で重合せしめて
得られる樹脂である。
スチレン系樹脂としては、常法で得られるスチレン単独
重合体(GP−PS) 、一般に耐衝撃性ポリスチレン
(HニーPS)と呼ばれるスチレン重合体マトリックス
中に個々の分離した粒子としてエラストマー重合体を強
化剤どして21んでいるもの、更に、共重合体として、
スチレンをAルソー、メタ−1またはパラ−メチルスチ
レンもしくは2,4−ジクロルスチレンのような他のビ
ニル芳香族化合物と、あるいはアクリロニトリル、メチ
ルメタクリレートもしくはα−メチルスチレンのような
ビニル芳香族化合物以外の共単磁体と共重合させたもの
を使用することが・できる。これらのうちでも、成分(
C)として特に好ましいものは、結晶性プロピレン単独
重合体、結晶性プロピレン・エチレンランダムまたはブ
ロック共重合体である。
この成分(C)の配合量は成分(a) 100 重量部
に対し0〜200重量部である。200重量部を超えた
配合は、得られる架橋体の硬度が高くなりすきで柔軟性
が失われ、ゴム的な感触の製品が得られない。特に好ま
しい配合量は20〜12oij31部の範囲である。
本発明の実施に際しては成分(d)として無機充填剤を
使用する口とができる。この無機充填剤は、増量剤とし
て製品コストの低下を計ることができる利益がある。こ
の無機充填剤としては、炭酸力ルンウム、カーボンブラ
ック、タルク、水酸化マグネシウム、マイカ、クレー、
硫酸バリウム、天然けい酸、合成けい酸(ホワイトカー
ボン)、酸化チタン等がある。カーボンブラックとして
はチャンネルブラック、ファーネスブラック等が使用で
きる。これらの無機充填剤のうち、炭酸カルシウムおよ
びファーネスブラックは経済的にも好ましいものである
無機充填剤の配合量は、成分(a) l O0重量部に
対し0〜900重量部であり、好ましくは500重量部
までである。900重量部を超える配合は引張特性の低
下が著しく、かつ、硬度が高くなって製品の柔軟性が失
われ、ゴム的な感触の製品が得られなくなる。
本発明において、上記の成分からなる配合物あるいは組
成物をシラン変性するために用いられる不飽和シラン化
合物は、一般式 %式% で表わされるシラン16合物である。ここで、Rはエチ
レン性不飽和炭化水素基または炭化水素Aキシ基、Wは
脂肪族飽和炭化水素基、Yは加水分解可能な有機基であ
り、nは0.1または2である。
具体的には、Rはビニル、アリル、イソプロペニル、ブ
テニル、シクロヘキセニル、ンクロベンタジェエル、γ
−(メタ)アクリロイルAキンプロピル等であり、Iは
メチル、エチル、プロピル、デシル、フェニル等である
。Yはメトキシ、エトキシ、ブトキシ、ホルミルオキシ
、アセトキシ、プロピオニルオキシ、アルキルアミノ、
アリールアミ7等の基から選ぶことができる。特に好ま
しいシラン化合物は CH2−CH8i(OF2)3 で表、ねされるものであって、W′は炭素数が1〜8、
好ましくは1〜4の炭化水素基である。具体的には、例
えばビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシ
ラン、ビニルトリアセトキシンラン等で、特に好ましい
ものはビニルトリメトキンシランである。
このような不飽和シラン化合物の使用量は、目的とする
架橋体のゲル分率、およびシラン変性の反応条件、架橋
条件等によって決定されるべきであり、かなり広範囲に
変化させることができるが、経済性および架橋反応前や
反応中の取扱いの点がら、一般にはシラン変性可能成分
100重量部に対して0.5〜10重量部、好ましくは
1〜7重量部が用いられる。使用量が0.5重量部より
少ない場合には、製品としての架橋体に期待される耐熱
変形性、高温における圧縮永久歪が得られない場合があ
り、また10重量部を超える過剰量を用いた場合には、
架橋性組成物を成形する際の押出機等でヤケやブッの発
生原因となるおそれがあるので注意を要する。
シラン変性のための反応は、溶融状態や溶液中での反応
等一般的なグラフト手法を用いることができる。例えば
溶融状態での反応手法は以下に述べるとおりである。
シラン変性すべき配合物を、ロール、ニーダ−、インタ
ーナルミキサー(バンバリーミキサ−等)、単軸または
二軸の押出機等の各種の汎用溶融混練機を用いて溶融し
、溶融配合物中のシラン変性u)能成分100重量部当
り0.5〜10重量部の不飽和シラン化合物とo、01
〜5重量部のラジカル発生剤を添加し、100’c以上
、溶融配合物の分解温度以下の範囲で、添加ラジカル発
生剤の分解が起る温度、即ち、一般には150〜250
’Cの温度で加熱混練して反応させることによって変成
物を得ることができる。
この場合、変性される配合物は必ずしも最終配合である
必要はない。即ち、少なくとも成分(alおよび成分(
b)の前記割合のものであればよく、変性後に更に成分
(a)、(b)、(c)、(d)を目的に応して配合し
、最終配合にすることができ、その方が経済的である場
合が多い。なお、成分(a)は必ず変性されるが、成分
(b)、(c)、(d)は反応を受けないものもある。
変性は、変性されるべき配合物を製造した後行ってもよ
いし、組成物の製造と同時に行ってもよい。
変性に際して用いられるラジカル発生剤は、反応条件下
で、成分(a)および場合によっては成分(c)に遊離
ラジカル部位を発生させることのできるものであって、
特公昭48−1711号公報等に記載されているような
すべてのラジカル発生性の化合物が使用できる。代表的
なラジカル発生剤としては、例えばジクミルパーオキサ
イド、t−プチルパーオキシオクテート、ベンゾイルパ
ーオキサイド等の有機過酸化物、アゾビスイソブチロニ
トリル、ジメチルアゾジイソブチレート等のアゾ化合物
を挙げることができる。
ラジカル発生剤の配合量は、上記の如くシラン変性され
る配合物100重量部に対して0.01〜5重量部、好
ましくは0.1〜2重量部が用いられる。ラジカル発生
剤の量が0.01重量部未満では不飽和シラン化合物の
組成物への反応量が少なくなり、高い架橋度を有する架
橋体が得にくい場合があり、一方、多量のラジカル発生
剤の添加は、過剰のフリーラジカル発生による化学架橋
が進行したり、あるいは極度の分子切断をひき起したり
して、成形時の流れ特性が不良になったり、成形品の外
観を悪化せしめることがある。
本発明の架橋性組成物は、上記の如くして組成物をシラ
ン変性することにより、あるいは直接シラン変性された
ものに各成分を更に加えることにより得られる。本発明
の架橋性組成物は熱呵り(性であり、各種の成形法で成
形することができる。
得られた成形品は、シラノール縮合触媒の存在下で、水
分を含有する雰囲気中、例えば大気中、水溶液中等で一
定時間さらすことにより、架橋が進行する。即ち、いわ
ゆる水架橋法が採用される。
鈷 本発明の架橋性組成物  架橋法で架橋体を作る場合、
シラノール縮合触媒を存在させる方法は例えば次のよう
な方法を用いることができる。
(1)シラン変性されていない組成物を用い、シラノー
ル縮合触媒を含有するマスターハツチを作り、本発明の
架橋性組成物とトライブレンドする方法。トライブレン
ドした混合組成物より所望の成形品、例えば型物、棒状
体、パイプ、シート等に成形される。
(2)本発明の架橋性組成物を成形加工し、成形品をシ
ラノール縮合触媒の水溶液またはエマルジョン中に浸漬
する方法。
これらの方法でシラノール縮合触媒の導入された成形品
は、大気中に放置することによっても、大気中の水分に
より水架橋が進行するが、一般には80°C前後の熱水
中に数十時間浸漬することにより架橋を完了せしめる方
法が採用される。
ここで用いられるシラノール縮合触媒は、シリコーンの
シラノール間の脱水縮合を促油する触媒として使用され
る化合物が用いられる。このようなシラノール縮合触媒
は、一般に、すす、亜鉛、鉄・鉛、コバルト等の金属の
カルボン酸塩、有機塩基、無機酸、および有機酸等があ
り、具体的には、例えばジブチルすずジラウレート、ジ
ブチルすずジアセテート、ジブチルすずジオクトエート
、酢酸第一すず、カプリル酸第−すず、ナフテン酸鉛、
カプリル酸亜鉛、ナフテン酸コバルト等のカルボン酸塩
、エチルアミン、ジブチルアミン、ヘキシルアミン、ピ
リジン等の有機塩基、硫酸、塩酸などの無機酸、トルエ
ンスルホン酸、酢酸、ステアリン酸、マレイン酸等の有
機酸を挙げることができる。
シラノール縮合触媒の使用量は、本発明の架橋性組成物
に対してJOO1〜10重量%程度、好ましくは0.0
3〜5重量%の範囲である。(浸漬法のときの使用量は
螢光X線によりすすを分析し、検量線により求めること
ができる。) このようにして得られた本発明の架橋体は成分(a)と
成分(b)のゲル分率が20〜90重量%であり、好ま
しくは30〜80重量%である。ゲル分率が20重量%
未満の場合は、期待される耐熱変形性および高温での圧
縮永久歪が得られず、また90重量%を超えるゲル分率
の場合、過度の架橋のため、架橋体の柔軟性が失われた
り、引張伸度が著しく低下するなどの問題を生ずること
がある。ここでゲル分率とは、架橋体を沸騰キシレンで
10時間抽出した後、80メツシユの金網の不透過分よ
り、その不透過分を焼いたときの灰分を差引いた重量で
、成分(a)と成分(C)の合計量に対する重置%であ
る。
本発明のエラストマー状架橋体はすぐれたゴム弾性を有
し、かつ、耐熱変形性にすぐれ、高温における圧縮永久
歪が小さいので、従来加硫ゴムが用いられていた用途に
利用することができる。即ち、各種電線被覆(絶縁、シ
ース)、家電部品、自動車部品等の工業品よび日用品の
用途に応じて押出成形、ブロー成形、射出成形等の方法
を用いて・エラストマー状架橋体として最終製品とする
ことができる。具体的用途としては、各種のパツキン、
ガスケット、屈曲性チューブ、ホース被覆、ウェザ−ス
トリッパー、屈曲性バンパー、サイドバンパー、各種モ
ール、フィラーパネル、ランプハウジング、ワイヤーケ
ーブル被覆、エアーテークインホース等を挙げることが
できる。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本
発明はその要旨を超えない限り以下の実施例によって制
約されるものではない。
実施例において、各種の評価に用いた試験法は以下のと
おりである。ただし、項目(1)〜(5)の測定試料は
すべて湿度200℃、圧力100に9/c++rのプレ
ス成形によって作られた厚さ2mmのンートより打抜い
たものを用いた。
(1)  ゲル分率〔重量%〕 水架橋後のサンプル1gを80メツシユの金網に入れ、
溶媒としてキシレンを用い、ソックスレー型抽出器によ
り約10時間、沸点湿度で抽出し、抽出残の重量(g)
を測定する。次いで抽出残をるつぼ中で800°Cに加
熱し、重量変化がなくなった時の灰分重量(g)を求め
る。ゲル分率を次式によって算出する。
但し、上式において灰分があるのは成分(d)が配合さ
れている場合である。
(2)硬度〔−〕 JIS−に−6301、Aタイプ (3)引張強度(kg/cJ ) JIS−に−6301、試験片 3号形(4)引張伸度
〔%〕 JIS−に〜6301、試験片 3号形(5)加熱加圧
変形率〔%〕 加熱シリコンオイル中で試料(1cm X 1crnX
 2mm厚)に荷重を印加し、かつ、試料の変形を測定
できるようにした装置にて、試料を取付け、測定湿度1
60°Cおよび200°Cで荷重3 kgで1時間放置
後、荷重を夕1し、10分後の厚さ変化率により得る。
(6)圧縮永久歪〔%〕 JIS−に−6301100’C22時間(7)射出成
形性 射出成形機:5オンスインラインスクリユータイプ。
金型: 100mmX100mmX100厚シート射出
圧カニ 50 okg/ca 射出温度=230°C 金型温度=40°C 以上の条件で射出成形を行ったとき、100 mmmm
X100mmX2厚のシート成形が可能であり、デラミ
ネーションや変形がなく、著しく外観を悪化させるよう
なフローマークがない場合、射出成形性が良好であると
判断した。
また、実施例に用いた各成分および薬品は次のとおりで
ある。
(1)  成分(a)ニ ジェルケミカル社製KRATON−G  1651(B
rookfield粘度=20重量%トルエン溶液で2
000cps、770F) (2)成分(b): 出光興産社製ダイアナプロセスオイル(パラフィン系)
W−90 (動粘度:9554c、st、−40°C% l l 
、 25 c、 st。
−100℃、平均分子量:539、環分析:CN29.
0%、Cセフ1.0%) (3)成分(c) (イ)三菱油化社製ノープレンMA −4(プロピレン
ホモポリマー、MFR: ASTM−D−1238、荷
重2.16k19.230°Cで5g/10分) また
は(ロ)プロピレン・エチレンブロックコポリマー(常
法重合による。エチレン含量:10重量%、MFR:A
STM−D−1238、荷重2.16kg、230°C
で1.5g/lO分)(4)成分(d): 高級脂肪酸エステルで表面処理された、平均粒径2.5
ミクロンの炭酸カルシウム (5)  ラジカル発生剤: 日本油脂社製ナイパーB (ベンゾイルパーオキサイド、10時間半減期温度ニア
4°C)(6)不飽和シラン化合物: ビニルトリメトキシシラン 実施例1 成分(a)として100重量部のKRATON−G16
5]−と成分(b)として120重量部のPI−90と
を1000重量部のトルエンに溶解し、その後スチーム
によりストリッピングし、成分(a)と成分(b)から
なるクラムを得た。このクラムを成分(、)として40
重量部のポリプロピレンMA−4と共に、バンバリーミ
キサ−を用い1706Cで10分間、80rpmで混練
し、シートカットしてペレットとした。この組成物ペレ
ットに対し、2闘社%のビニルトリメトキシシランおよ
び0.5重量%のナイパーBを配合し、40 mm径単
軸押出機(L/D−24)を用いて190°Cにて変性
された架橋性組成物のペレットを得た。
この架橋性組成物のペレットをプレスシート成形と、射
出成形とによってそれぞれ厚さ2闘のン重量%キシレン
溶液に20′cで1分間浸漬した後、80’Cの温水に
20時間浸漬して架橋されたエラストマT状シート成形
体を得た。
プレス成形シート架橋体について評価したところ、第1
表に示すとおり、ゲル分率は54重量%、硬度56、引
張強度82 kg/ cr+l、引張伸度650%であ
り、加熱加圧変形率は160’cで11%、200°C
で19%、loO’cで22時間の圧縮永久歪は44%
であった。
比較例1 実施例1におけるシラン変性前の成分(a)、(b)お
よび(C)からなる組成物のシートカットペレットを、
そのままプレス成形シートと射出成形シートに加工した
。射出成形性は良好であった。
プレス成形シートについて評価した結果は第1表に示す
とおり、硬度55、引張強度72 kg /cl、引張
伸度510%であり、加熱加圧変形率は160℃で83
%、200°Cで100%と大きく、また圧縮永久歪も
73%であった。実施例と比較することにより、シラン
変性による架橋体とすることによって耐熱変形性が大幅
に向上し、高温圧縮永久歪が著しく改善され、更に引張
強度および引張伸度も改良されたことがわかる。
実施例2 実施例1と同様にして、成分(a) l O0重量部と
成分(1))140重量部とからなるクラムを得、40
重量部のMA−4と、更に成分(d)として170重量
部の炭酸カルシウムを加えて、実施例1と同一条件でバ
ンバリーミキサ−で混練し、シートカット組成物を得た
この組成物100重量部に、ビニルトリメトキシシラン
2重量部、ナイパーB 0.5重Iit部を配合して、
実施例1と同じく単軸押出機で変性されたペレットを得
た。このペレットよりプレス成形シートと射出成形シー
トを加工した。
これらのシートを実施例1と同様に濡水架橋を行ない評
価した。評価結果は第1表に示すとおりである。
比較例2 実施例2の組成物をシラン変性を行なわずにプレス成形
シートと射出成形シートに成形した。その評価結果は第
1表に示すとおりである。
射出成形性は良好であったが、加熱変形および高温圧縮
永久歪とも極めて大きかった。これに対し、シラン変性
によって架橋を行った実施例2の架橋体は耐熱変形性、
高温圧縮永久歪はともに良好であった。
実施例3 実施例2と同じ変性架橋性組成物のペレットに対し、予
め用意したジブチルすずジラウレート1重量%のマスタ
ーバッチ(ポリマーとしては変性前の組成物を用いた)
を架橋性組成物100重量部に対し5重量部(シラノー
ル縮合触媒量として0.05重量%)をトライブレンド
し、射出成形シートを得た、射出成形性は良好であった
また、変性組成物と触媒マスターバッチとをロールにて
ブレンドした後、プレス成形によりシートに加工した。
これらのシートは、そのまま80°Cの渇水に20時間
浸漬してエラストマー状の架橋体を得た。評価結果は第
1表に示すとおり、実施例2の架橋体と同様の良好なも
のであった。
実施例4 100重量部の成分(a)に対し、成分(b)を300
重厨部とし、成分(c)としてMA−4の代わりにプロ
ピレン・エチレン共重合体を130重量部用いた他は実
施例1と同様に処理し、変性されたペレット状の架橋性
組成物を得た。
この架橋性組成物ペレットを射出成形シートおよびプレ
ス成形シートに加工成形し、実施例1と同し方法で温水
架橋して、エラストマー状架橋体を得た。その評価結果
は第1表に示すとおり、耐熱変形性、高温圧縮永久歪は
と°もに良好であった。
比較例3 成分(C)のプロピレン・エチレン共重合体の配合量を
250重量部に増加した他は、すべて実施例4と同様に
して架橋性組成物とし、ソートに成形し、温水架橋を行
なった。得られた架橋シートを評価した結果を第1表に
示す。
得られた架橋体は硬度が82と高く また加熱加圧変形
率、高温時の圧縮永久歪などの品質が小充分であった。
実施例5 実施例1において、100重量部の成分(alに対し、
成分(b) 100重量部を、実施例1と同しくトルエ
ンに溶解し、その後スチームストリッピングし成分(a
)と成分(b)からなるクラムを得た。この組成物に対
し、2重量%のビニルトリメトキシシランおよび0.5
重量%のナイパーBを配合し、40mm押出機(L/D
=24)を用いて1900cにて変性された架橋性組成
物のペレットを得た。
この架橋性組成物のペレットをプレスシート成形と射出
成形シートに加工した。
これらのソートを実施例1と同じ温水架橋を行ない評価
した。評価結果は第1表に示すとおりである。
実施例6 実施例1と同様にして、成分(a) l O0重量部と
成分(b) 140重量部とからなるクラムを得、これ
に成分(d)として70重量部の炭酸カルシウムを加え
、実6’−Mlと同一条件でバンバリーミキサ−で混練
し、シートカット組成物を得た。
この組成物100重量部に、ビニルトリメトキシシラン
2重量部、ナイパーB O,5重量部を配合して、実施
例1と同じく単軸押出機で変性されたペレットヲ得た。
このペレットよりプレス成形シートと射出成形シートを
加工した。
これらのシートを実施例1と同じ渇水架橋を行ない評価
した。評価結果は第1表に示すとおりである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  fa)  一般式A+B−A)(ここで、A
    はモノビニル置換芳香族炭化水素の重合体ブロック、B
    は共役ジエンのエラストマー性重合ブロックであり、n
    は1〜5の整数。)で表わされるブロック共重合体の水
    素添加誘導体100市量部、 (b)  炭化水素油10〜400重量部、(C)  
    オレフィン系樹脂および/またはスチレン系樹脂0〜2
    00重量部、 (d)  無機充填剤0〜900重量部からなる組成物
    が、一般式 %式% (ここで、Rはエチレン性不飽和炭化水素基または炭化
    水素オキシ基、Wは脂肪族飽和炭化水素基、Yは加水分
    解可能な有機基であり、nはO1■または2である。)
    で表わされる不飽和シラン化合物により変性されている
    ことを特徴とする架橋性組成物。
  2. (2)  シラン変性可能成分1ooi1i部に対し小
    飽和シラン化合物0.5〜10重計部およびラジカル発
    生剤0.O1〜5市量部を添加し、ラジカル発生剤の分
    解温度以上にjJiI熱して変性された、特許請求の範
    囲第(1)項に記載の架橋性組成物。
  3. (3)一般式A+B −A)で表わさねるブロック共重
    合体の共役ジエン重合体ブロックBか実質的に完全に水
    素化さね、かつ、モノビニル置換芳香族重合体ブロック
    Aの芳香族性不飽和結合の75%以上が水素化された水
    素添加誘導体である、特許請求の範囲第(1)項に記載
    の架橋性組成物。
  4. (4)  (a)  一般式A+B−A)n(ここで、
    Aはモノビニル置換′芳香族炭化水素の重合体ブロック
    、Bは共役ジエンのエラストマー性重合ブロックであり
    、nは1〜5の整数。)で表わされるブロック共重合体
    の水素添+JO誘導体100重量部、 (b)炭化水素油10〜400重量部、(C)  オレ
    フィン系樹脂および/またはスチレン系樹脂0〜200
    重量部、 (dl  無機充填剤0〜900重量部からなる組成物
    が、一般式 %式% (ここで、Rはエチレン性不飽和炭化水素基または炭化
    水素オキシ基、Wは脂肪族飽和炭化水素基、Yは加水分
    解可能な有機基であり、nは0.1または2である。)
    で表わされる不飽和シラン化合物により変性された架橋
    性組成物をシラノール縮合触媒の存在下に水分と接触せ
    しめることにより架橋され、沸騰キシレンによる10時
    間の抽出後、80メツシュ金網不通過の高分子ゲル分率
    が20〜90重量%であることを特徴とする架橋体。
  5. (5)  シラン変性可能成分100重量部に対し不飽
    和シラン化合物J5〜10重量部およびラジカル発生剤
    0.01〜5重量部を添加し、ラジカル発生剤の分解温
    度以上に加熱して変性された、特許請求の範囲第(4)
    項に記載の架橋体。
JP1394882A 1982-01-30 1982-01-30 架橋性組成物の製造法およびその架橋体の製造法 Granted JPS58132032A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1394882A JPS58132032A (ja) 1982-01-30 1982-01-30 架橋性組成物の製造法およびその架橋体の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1394882A JPS58132032A (ja) 1982-01-30 1982-01-30 架橋性組成物の製造法およびその架橋体の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58132032A true JPS58132032A (ja) 1983-08-06
JPH0349927B2 JPH0349927B2 (ja) 1991-07-31

Family

ID=11847425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1394882A Granted JPS58132032A (ja) 1982-01-30 1982-01-30 架橋性組成物の製造法およびその架橋体の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58132032A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0240044A2 (en) * 1986-02-28 1987-10-07 Shell Internationale Researchmaatschappij B.V. Sealant composition
US4822857A (en) * 1987-12-22 1989-04-18 Shell Oil Company Method of grafting silane compounds to block copolymers
US4882384A (en) * 1988-02-01 1989-11-21 Shell Oil Company Modified block copolymers
WO1991006580A1 (en) * 1989-11-01 1991-05-16 Swift Adhesives Limited Crosslinkable polymers
GB2254333A (en) * 1989-11-01 1992-10-07 Swift Adhesives Ltd Crosslinkable polymers
JPH09227858A (ja) * 1996-02-23 1997-09-02 Bridgestone Corp シーリング材
US5929165A (en) * 1995-10-27 1999-07-27 Riken Vinyl Industry Co., Ltd. Thermoplastic elastomeric resin composition and a process for the preparation thereof
US5936037A (en) * 1996-05-28 1999-08-10 Riken Vinyl Industry Co., Ltd. Thermoplastic elastomeric resin composition and a process for the preparation thereof
US6476129B2 (en) 1997-11-28 2002-11-05 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Thermoplastic elastomer composition with superior oil resistance
US7053145B1 (en) 1998-08-31 2006-05-30 Riken Technos Corporation Fire-retardant resin composition and molded part using the same
WO2014077267A1 (ja) * 2012-11-15 2014-05-22 日本ゼオン株式会社 樹脂組成物およびそれからなる成形体
JP2016060757A (ja) * 2014-09-15 2016-04-25 リケンテクノス株式会社 熱可塑性エラストマー組成物
JP2016074855A (ja) * 2014-10-09 2016-05-12 リケンテクノス株式会社 熱可塑性エラストマー組成物
JP2016074856A (ja) * 2014-10-09 2016-05-12 リケンテクノス株式会社 熱可塑性エラストマー組成物

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101615832B1 (ko) 2011-09-15 2016-04-26 아사히 가세이 케미칼즈 가부시키가이샤 가교 조성물, 가교 조성물의 제조 방법, 및 성형체

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52130853A (en) * 1976-04-23 1977-11-02 Shell Int Research Composition comprising main component of nonnhydrogenated or partially of perfectly hydrogenated block copolymers and article produced thereof
JPS564605A (en) * 1979-06-26 1981-01-19 Asahi Chem Ind Co Ltd Thermoplastic crosslinked elastomer and preparation thereof

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52130853A (en) * 1976-04-23 1977-11-02 Shell Int Research Composition comprising main component of nonnhydrogenated or partially of perfectly hydrogenated block copolymers and article produced thereof
JPS564605A (en) * 1979-06-26 1981-01-19 Asahi Chem Ind Co Ltd Thermoplastic crosslinked elastomer and preparation thereof

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0240044A2 (en) * 1986-02-28 1987-10-07 Shell Internationale Researchmaatschappij B.V. Sealant composition
US4783504A (en) * 1986-02-28 1988-11-08 Shell Oil Company Hot melt adhesive containing a silane grafted hydrogenated block polymer
US4822857A (en) * 1987-12-22 1989-04-18 Shell Oil Company Method of grafting silane compounds to block copolymers
US4882384A (en) * 1988-02-01 1989-11-21 Shell Oil Company Modified block copolymers
WO1991006580A1 (en) * 1989-11-01 1991-05-16 Swift Adhesives Limited Crosslinkable polymers
GB2254333A (en) * 1989-11-01 1992-10-07 Swift Adhesives Ltd Crosslinkable polymers
GB2254333B (en) * 1989-11-01 1994-03-16 Swift Adhesives Ltd Crosslinkable polymers
US6048933A (en) * 1995-10-27 2000-04-11 Riken Vinyl Industry Co., Ltd. Thermoplastic elastomeric resin composition and a process for the preparation thereof
US5929165A (en) * 1995-10-27 1999-07-27 Riken Vinyl Industry Co., Ltd. Thermoplastic elastomeric resin composition and a process for the preparation thereof
JPH09227858A (ja) * 1996-02-23 1997-09-02 Bridgestone Corp シーリング材
US5936037A (en) * 1996-05-28 1999-08-10 Riken Vinyl Industry Co., Ltd. Thermoplastic elastomeric resin composition and a process for the preparation thereof
US6646047B2 (en) 1996-05-28 2003-11-11 Riken Technos Corporation Thermoplastic elastomeric resin composition and a process for the preparation thereof
US6476129B2 (en) 1997-11-28 2002-11-05 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Thermoplastic elastomer composition with superior oil resistance
US7053145B1 (en) 1998-08-31 2006-05-30 Riken Technos Corporation Fire-retardant resin composition and molded part using the same
WO2014077267A1 (ja) * 2012-11-15 2014-05-22 日本ゼオン株式会社 樹脂組成物およびそれからなる成形体
US9493688B2 (en) 2012-11-15 2016-11-15 Zeon Corporation Resin composition and molded article comprising same
JPWO2014077267A1 (ja) * 2012-11-15 2017-01-05 日本ゼオン株式会社 樹脂組成物およびそれからなる成形体
JP2016060757A (ja) * 2014-09-15 2016-04-25 リケンテクノス株式会社 熱可塑性エラストマー組成物
JP2016074855A (ja) * 2014-10-09 2016-05-12 リケンテクノス株式会社 熱可塑性エラストマー組成物
JP2016074856A (ja) * 2014-10-09 2016-05-12 リケンテクノス株式会社 熱可塑性エラストマー組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0349927B2 (ja) 1991-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3835201A (en) Thermoplastic blend of copolymer rubber and polyolefin plastic
EP1144502B1 (en) A tpe composition that exhibits excellent adhesion to textile fibers
JPS58132032A (ja) 架橋性組成物の製造法およびその架橋体の製造法
JPS58206644A (ja) エラストマ−状組成物
JPH0358381B2 (ja)
EP0373834B1 (en) Hydrogenated diene copolymer-containing resin composition and process for producing the same
WO2007102949A2 (en) Thermoplastic elastomer compositions having enhanced adhesion, articles made therefrom, and methods for making the same
JPWO2018070491A1 (ja) エラストマー組成物、水架橋性エラストマー組成物、及びその製造方法
US5075381A (en) Thermoplastic resin composition
AU598808B2 (en) Thermoplastic elastomer composition
JPH0311291B2 (ja)
US4020054A (en) Impact resistant high vinyl polydiene thermosetting compositions containing fibrous sulfur-containing organic polymer
JPH03237146A (ja) 熱可塑性樹脂組成物およびその用途
JPH01271452A (ja) 動的加硫した変性水添ブロック共重合体組成物
JP3672132B2 (ja) 複合成形用樹脂組成物
JPH0149424B2 (ja)
JPH0253849A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JP3057818B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JPH0427255B2 (ja)
JPS61141751A (ja) 水添ブロツク共重合体組成物
JPH05140385A (ja) ゴム組成物
JPS58222142A (ja) ブロツク共重合体組成物
JPH05171002A (ja) 傷付き性の優れたエラストマー組成物
JPS6333451A (ja) 熱可塑性エラストマ−の製造法
KR790001005B1 (ko) 특수 활성 충전제 배합수지 조성물