JPS58201830A - 耐油性,耐劣化性ゴム部材 - Google Patents

耐油性,耐劣化性ゴム部材

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JPS58201830A
JPS58201830A JP57083745A JP8374582A JPS58201830A JP S58201830 A JPS58201830 A JP S58201830A JP 57083745 A JP57083745 A JP 57083745A JP 8374582 A JP8374582 A JP 8374582A JP S58201830 A JPS58201830 A JP S58201830A
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JP
Japan
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oil
rubber
vulcanization
sulfur
weight
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Application number
JP57083745A
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English (en)
Inventor
Noboru Watanabe
昇 渡辺
Motofumi Oyama
尾山 元文
Yoichiro Kubo
洋一郎 久保
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH DRILLING; MINING
    • E21BEARTH DRILLING, e.g. DEEP DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B33/00Sealing or packing boreholes or wells
    • E21B33/10Sealing or packing boreholes or wells in the borehole
    • E21B33/12Packers; Plugs
    • E21B33/1208Packers; Plugs characterised by the construction of the sealing or packing means
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08CTREATMENT OR CHEMICAL MODIFICATION OF RUBBERS
    • C08C19/00Chemical modification of rubber
    • C08C19/02Hydrogenation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L15/00Compositions of rubber derivatives
    • C08L15/005Hydrogenated nitrile rubber

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、油井ガスおよび/または原油に接触して使用
される耐油性および耐劣化性の優れた硫黄加硫系にて加
硫されたゴム部材に関するものであるO 今日、世界エネルギーの供給の75%以上を坑井から産
出する原油、天然ガスに依存している。
しかしながら、エネルギー消費量は今後も増加する一方
であるのに対し、新規の油井やガス井の発見は難しくな
っている。従って新規の坑井の発見、掘削と共に現在使
用中の坑井から原油や天然ガスの採集効率を高める工夫
がなされている。
原油、天然ガスを採集するためには、先ず坑井の掘削が
行なわれるが、掘削効率を高めるために掘削用混油・泥
水(drilling fluid )  等にいろい
ろの工夫がなされている。次に、掘削によって地層中に
できた直径20〜601位の裸の孔にケーシンダパイプ
と呼ばれる鉄管を下もし、採集可能な様に、セメント、
ゴム部材等を用いて原油の採集のための各種の仕上げが
行なわれる。このようにしてできた坑井から、自噴又は
ポンプ等を用いて採集が行なわれる。
しかしながら、掘削された地層からの岩石や土砂、ある
いは、掘削時に使用した掘削用混油、泥水が坑井周辺に
沈殿・堆積して、原油の採集を著しく妨げる場合が生じ
てくる。このような場合には、灯油、軽油、ディーゼル
油に、酸χアルカリ塩化物あるいは種々の界面活性剤等
を混入した液体を坑井より添加し、沈殿物等を溶解・分
散させて坑井の外に排出するなど、採集する前にあらか
じめ処理をして、産油能力を高める工夫が行われている
又、長期間採集を続けた坑井の周辺に沈積したアスファ
ルト分1 ロウ分によって、あるいは油層内の原油の粘
度が高く、原油が坑井へ流入しにくい場合などには、ス
チームを圧入して沈殿物を溶解し、原油の粘度を低下さ
せる処理も施される。
又原油の坑井への流入を自然のエネルギーのみに頼って
いたのでは、油層内の原油の採集率は極めて低い。その
ため、採油率を高める方法として、水を油層に圧入して
油層の圧力を高めたり、スチームを加えて温度を上げた
り、CO,あるいはLPGなどを圧入して原油中に溶は
込ませることによって、粘度を下げたシ、石油と他の物
質との界面張力を低下させて、採集効率を高める等の種
々の処理・工夫が施されるようになって来た。その結果
、坑井中の圧力は極めて高圧であると共に高温(通常1
50C以上)になっている。又、坑井がら採集される原
油や天然ガスには、腐蝕性のOQ 、、・H,S  等
の硫黄化合物等が多量に同伴する1、この様に、坑井の
仕上げで使用されるゴム部材が接する環境は非常に過酷
なものとなっている。
従来から坑井(油井およびガス井)用ゴム部材には、ア
クリロニトリル−ブタジェン共重合ゴム(以下NBRと
称する)が多く使用されている。
しかし、NBRから成るゴム部材が接触する環境条件は
厳しさを増し、高温、高圧の下で、原油。
炭化水素糸ガス及び腐蝕性のH,S、Do、及び酸。
アルカリ等の作用を受けて早期に使用不可能となってし
壕う0又、この対策材料として考えられたフッ素ゴムも
、機械的強度(引張強さ・引裂強さ)が低いだけでなく
、前記の物質の作用に対する抵抗性も充分でなく、新規
な材料の開発が要望されている。
坑井で使用されるゴム部材は、機械的強度が太きいこと
、原油に対する抵抗性を有することは言うまでもなく、
採集効率を高めるための種々の処理に用いられる添加物
質やH,S、 co、あるいはこれらの混合物に対して
も、又、熱に対しても抵抗性を有することが必要である
。すなわち、機械的強度、これらの物質に対する抵抗性
及び耐熱性のバランスのどの1つを欠いてもゴム部材と
しての機能は果されなくなる。本来、・坑井が枯渇する
までゴム部材が使用できることが理想的であるが、実際
には、材料の劣化に伴ってその都度交換を余儀なくされ
、交換の手間、交換による採集の中断など経済的問題も
生じている。
本発明の目的は、機械的強度に優れ、前記の種々の物質
に対する耐劣化性と耐熱性のバランスのとれた材料を用
いた油井及びガス井で、原油や油井ガスと接触して使用
されるゴム部材を提供することにある。
本発明者等はこの目的を達成すべく鋭意検討した結果、
特定量の不飽和ニトリル単位部分と共役ジエン単位部分
及び飽和単位部分より構成された不飽和ニトリル−共役
ジエン系共重合ゴム又は部分水素化された不飽和ニトリ
ル−共役ジエン系共重合ゴムを硫黄加硫系を用いて加硫
すると驚くべきことには前記の特性のバランスが極めて
優れていることを見い出し、本発明を完成したものであ
るO 本発明のゴム部材は、油井やガス井からの原油。
油井ガスと称される天然ガス、腐蝕性のH,S、 So
などの硫黄化合物、スチーム、CO,などのカスあるい
はこれらの混合ガス、坑井処理に使用される各種添加剤
等に接触して使用されるが、機械的強度、耐熱性、耐油
井腐蝕性ガス性、耐原油性、耐処理添加剤性などの特性
のバランスが取れた優れたゴム部材ということができる
本発明の特徴は以下に詳しく説明する特定のゴム材料を
硫黄加硫系で加硫する点にあり、加硫剤として有機過酸
化物を使用した場合には、本発明の如き緒特性のバラン
スを兼ね備えたゴム部材は得られない。
坑井処理には前記したとおり、通常、水を主体としたも
のや、灯油、軽油、ディーゼル油等の鉱油あるいは、こ
れらに貯留岩溶解のため等に、塩酸、酢酸、硫酸、硝酸
などの酸が添加される。又、原油中のカルボキシル基、
スルホン酸基を中和する等の目的で水酸化ナトリウム、
水酸化カリウムなどのアルカリが、又粘度調節を目的に
塩化ナトリウム・塩化カルシウムなどの金属塩化物、そ
の他の金属化合物が添加される。さらに、油の浸透性を
良くするためにアルキル−アリルスルホン酸ナトリウム
系、脂肪酸系、アルコールの硫酸塩系などの界面活性剤
や、又鉄管の腐蝕等を防ぐ目的として、アセトアミド、
脂肪族アミン、第4級アンモニウム塩などが添加される
以上記した物質が、個々にあるいは複合効果として、使
用されるゴム材料に影響を与える。添加されるものは前
記のものに制限されず、この他にも種々添加されている
本発明のゴム部材は前記の原油や油井ガス等との接触面
あるいはゴム部材全体が特定の不飽和ニトリル−共役ジ
エン系重合体ゴムから実質的に形成される。
本発明で使用される不飽和ニトリル−共役ジエン系重合
体ゴムは重合体鎖中に不飽和ニトリルからの単位部分、
共役ジエンからの単位部分および不飽和二) IJル以
外のエチレン性不飽和単量体からの単位部分および/ま
たは共役ジエンからの単位部分を水素化した単位部分を
有する共重合ゴムである。該ゴム中の不飽和二) IJ
ルからの単位部分は10〜60重量%であり、10重量
%未満では耐油性が劣り、60重量%を越えると耐寒性
が悪くなる。好ましくは20〜50重量%である。
、共役ジエンからの単位部分は10重量%以下であり、
10重量%を超えると、熱・腐蝕性ガス・処理添加剤に
依る劣化に対する抵抗性が劣る。
好1しくは05〜8重量饅、よシ好ましくは1〜6重量
係である。0.5重量係未満では硫黄加硫からの単位部
分および/または共役ジエンからの単位部分を水素化し
た単位部分は30〜90重量%である。
本発明で使用する重合体ゴムは、不飽和ニトリルと共役
ジエンとの共重合体ゴムおよび該ゴムで共役ジエンを不
飽和ニトリルおよび共役ジエンと共重合可能なエチレン
性不飽和単量体で置換し共重合させた不飽和ニトリル−
共役ジエン−エチレン性不飽和単量体系共重合体ゴムの
共役ジエン単位部分を部分水素化した重合体ゴムならび
に、不飽和ニトリルと共役ジエン、およびエチレン性不
飽和単量体との共重合体ゴムおよび不飽和二l−’)ル
とエチレン性不飽和単量体との共重合体ゴムである。
本発明で使用する重合体ゴムを製造するに際し使用され
る単量体はアクリロニトリル、メタクリロニトリルのよ
うな不飽和ニトリル;ブタジェン、イソプレン、1.3
−ペンタジェンのような共役ジエン;アクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、マレイン酸のような不飽和カル
ボン酸、メチルアクリレート、2−エチルへキシルアク
リレート、オクチルアクリレートのような前記カルボン
酸のアルキルエステル、メトキシエチルアクリレート、
エトキンエチルアクリレート、メトキシエトキシエチル
アクリレートのようなアルコキシアルキルアクリレート
、アリルグリシジルエーテル、ビニルクロロアセテート
、エチレン、ブテン−1、イソブチレンなどが含まれる
エチレン性不飽和単量体である。不飽和ニトリル−エチ
レン性不飽和単量体系共重合体ゴムにおいては、該不飽
和単量体の一部をビニルノルボーネン、ジシクロペンタ
ジェン、1.4−へキサジエンのような非共役ジエンで
置換して共重合させても良い。
本発明で使用される重合体ゴムは具体的にはブタジェン
−アクリロニトリル共重合体ゴム、イソプレン−アクリ
ロニトリル共重合体ゴム、ブタジェン−インプレン−ア
クリロニトリル共重合体コムなどを水素化したもの;ブ
タジェン−メチルアクリレート−アクリロニトリル共重
合体ゴム;ブタジェン−アクリル酸−アクリロニトリル
共重合体ゴムなど及びこれらを水素化したゴム;ブタジ
ェン−エチレン−アクリロニトリル共重合体コ”、ブチ
ルアクリレート−エトキンエチルアクリレート−ビニル
クロロアセテート−アクリロニトリル共重合体ゴム、ブ
チルアクリレート−エトキシエチルアクリレート−ビニ
ルノルボーネン−アクリロニトリル共重合体ゴムなどが
例示される。
本発明のゴム部材は、前記した共重合体ゴム単独、ある
いは本発明の主旨が損なわれない範囲で他のゴムと併用
したものについても適用可能である0 本発明のゴム部材は硫黄加硫系で加硫したものでなけれ
ばならず、有機過酸化物で加硫しても本発明の目的は達
成されない。本発明の硫黄加硫系 。
は、加硫剤として硫黄および/または硫黄供与性化合物
を用い、加硫剤および各種加硫促進剤と組み合わせたも
のである。
慌黄供与性化合物としては、テトラメチルチウラムジス
ルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、ジペン
タメチレンチウラムテトラスルフィドなどが含まれるチ
ウラム系化合物、モルフォリンジスルフィド、2−(4
−モルフォリノジチオ)ベンゾチアゾールなどが含まれ
るモルフォリン系化合物、ジメチルジチオカルバミン酸
セレン、ジエチルジチオカルバミン酸セIノン、アルキ
ルフェノールジスルフィド、脂肪族多硫化ポリマーなど
が含まれる熱により活性硫黄を放出する硫黄供与性化合
物の少なくとも1種が使用される。加硫助剤及び加硫促
進剤は硫黄および/または硫黄供与性化合物と組み合わ
せて使用して、充分なる加硫状態が得られるものであれ
ば良く、通常ゴム工業で使用されているものが使用でき
、伺ら制限されない。例えば、加硫助剤としては酸化亜
鉛、酸化マグネシウムなどの金属酸化物、ステアリン酸
、オレイン酸、ステアリン酸亜鉛などが挙げられる。
加硫促進剤としては、ジフェニルダアニジンなどのグア
ニジン系促進剤、メルカプトベンゾチアゾール、ジベン
ゾチアジルジスルフィドなどのチアゾ−#系促進剤、N
−シクロヘキンルー2−ベンゾチアジルスルフェンアミ
ド、N、N’−ジシクロへキシル−2−ベンゾチアジル
スルフェンアミドなどのスルフェンアミド系促進剤、テ
トラメチルチウラムモノスルフィド、テトラメチルチウ
ラムジスルフィドなどのチウラム系促進剤、ジメチルジ
チオカルバミン酸亜鉛などのジチオ酸塩系促進剤などが
挙げられる。
本発明のゴム部材は前記のジエンからの単位部分が10
重量係以下の不飽和ニトリル−ジエン系共重合ゴムから
実質的に形成されており、かつ硫黄加硫系で加硫されて
いることが必要条件であって、補強剤、充填剤、可塑剤
、老化防止剤その他の配合物は、通常ゴム工業で使用さ
れているものの内から適宜選択して使用することができ
、何ら制限されない。
加硫系およびその他の配合剤を通常の混合機を用いて本
発明で使用されるゴムと混線混合してゴム配合組成物と
し、そのままでシート状に、金属補強層、4#!維補強
層を中間にそう人してシート状に、あるいはホース、チ
ューブ、ベルト状等に通常使用される成形機を用いて所
定の形状に成形し、プレス加硫2缶加硫などの加硫手段
により本発明のゴム部材が製造される。
本発明の目的が達成されるためには、本発明のゴム部材
は、引張り強さがほぼ最大に近く、高温下での使用中に
二次加硫が進み、熱老化試験における初期の引張り強さ
が著しいプラスの変化率を示すことがないような最適加
硫状態にあることが必要である。最適加硫状態にするた
めの加硫剤や加硫促進剤の使用量、加硫温度・時間等の
加硫条件は何ら制限されないが、通常の加硫条件では最
適加硫状態が得られない場合には二次加硫によシ最適加
硫状態とすることができる。
本発明のゴム部材としては、原油掘削用各種パッカー、
原油ポンプ用ケーブル、0−リング、B。
0 、 P (Blovout −pravan4or
 )等のシール材、ホース、ベルト、ダイヤフラム類等
が挙げられるが、H,S、 00.、 OH,、スチー
ム等の油井ガスおよび/又は、原油および/又は処理添
加剤等と接触して使用されるゴム部材であれば何ら制限
はされない。
以下に実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例−1 アクリロニトリループクジエン共重合ゴム(結合アクリ
ロニトリル量67重量係および45重量%:以下NBR
と略記する0)をpa−カーボンを触媒として溶液中で
ブタジェン単位部分を水素化して第1表の4種の水素化
NBRを調製した。
水素化ブタジェン単位部分は、JIS−KOO70によ
るヨウ素化法により求めた。
第1表 水素化−NBHのそれぞれ100重量部当り、亜鉛草陰
35重量部、ステアリン酸 1重量部。
FEFカーボンブラック 40重量部を基本配合として
、これに (1)硫黄加硫系(以下硫黄系と略記する)硫黄 05
重量部、テトラメチルチウラムジスルフィド 2重量部
、2−メルカプトベンゾチアゾール 05重量部 又は (2)有機過酸化物加硫系(以下P、0.系と略記する
)ジクミルパーオキサイド 4重量部 を加え、混合した配合組成物を夫々6インチロールを用
いて調製し′fC,oこの配合組成物を硫黄加硫系は1
60Cで30分プレス加硫後150Cで24時間二次加
硫を行ない、P、0.系の場合は160Cで30分の条
件でプレス加硫して、厚さ2關のシートを作つfco、
JlB K−<5301  に従ってダンベル状試験片
を打ち抜き、これについて耐油井ガス性、耐油性、耐処
理添加剤性を測定し7’C。
又、通常の乳化重合により、第2表のブタジェン−ブチ
ルアクリレート−アクリロニトリル共重合ゴム(以下N
BARと略記する)を調製した。
第   2   表 これらの試料の前記の硫黄加硫系を用いた加硫物(16
0°30分プレス加硫)についても同様の試験を行った
試験は以下に記載した物質を容器(工の場合は0.52
のオートクレーブ、他は1))に充てんしに−6301
の浸漬試験法に従って試験片を浸漬し、容器を150C
に加温し、7日間浸漬後の湿潤状態での強度特性を測定
し、浸漬前の引張り強さを100とする指数として結果
を第6表に示したO ■ 耐油井ガス性 fil  00.雰囲従橢、 S XH,Oを夫々11
000pp添加 +21  H,8/G H410O,の混合物(モル比
35155/10)にH,Oを11000pp添加π耐
油性 ill  ASTM m2油 (2)  ディーゼル油 (3)  原油(アラビアフライト55重量%、カター
ルドウカン45重量%) ■ 耐処理添加剤性(ディーゼル油に20重itチの下
記の物質を添加) (1]酢酸 (2)アセトアミド (3125重量%Na0j水溶液 f4125重量%N & OH水溶液 第3表の結果から、本発明で使用するゴム材料はいずれ
も硫黄加硫系で加硫した場合には有機過酸化物で加硫し
た場合と比較して、機械的強度(引張9強さ)は格段に
優れ、各試験後の機械的強度の低下も認められないか、
認められる場合も極めて小さいことがわかる。
実施例−2 加硫系として、第4表記載のpo系、6種の硫黄加硫系
を用いた配合処方により、実施例1で使用した2種の水
素化し2NBu[試料番号■と■〕について、実施例1
と同様の操作でゴム配合組成物を調製し、加圧加硫して
、厚さ2■の加硫シートを作った。
実施例1と同一の浸漬試験ならびに空気中での耐熱老化
試験(ギヤーオープン式熱老化試験、150C14日)
を行い、結果を第5表に示した。
19− 第   5   表 第5表(続) 第5表の結果から、本発明で使用する水素化NBRを硫
黄加硫系で加硫した場合にはいずれの硫黄加硫系も、有
機過酸化物加硫と比較すると、機械的強さく引張シ強さ
、引裂強さ)、耐熱性、耐油弁ガス性、耐油性および耐
処理添加剤性の全ての特性において極めて優れているこ
とがわかる。
特許出願人  日本ゼオン株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 重合体鎖中に不飽和ニトリルからの単位部分を10〜6
    0重量悌と共役ジエンからの単位部分を10重量%以下
    ならびに不飽和ニトリル以外のエチレン性不飽和単量体
    からの単位部分および/または共役ジエンからの単位を
    水素化した単位部分を30〜90重量%有する共重合ゴ
    ムから実質的に形成され、かつ該ゴムが硫黄加硫系で加
    硫されたものである油井ガスおよび/または原油と接触
    して使用されることを特徴とする耐油性、耐劣化性ゴム
    部材。
JP57083745A 1982-05-18 1982-05-18 耐油性,耐劣化性ゴム部材 Pending JPS58201830A (ja)

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FR8308206A FR2527218B1 (fr) 1982-05-18 1983-05-18 Matiere caoutchouteuse pour les puits de petrole ou de gaz ayant d'excellentes proprietes de resistance au petrole et a la degradation
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