JPS5819042Y2 - 自動車車輪用リム - Google Patents
自動車車輪用リムInfo
- Publication number
- JPS5819042Y2 JPS5819042Y2 JP17093179U JP17093179U JPS5819042Y2 JP S5819042 Y2 JPS5819042 Y2 JP S5819042Y2 JP 17093179 U JP17093179 U JP 17093179U JP 17093179 U JP17093179 U JP 17093179U JP S5819042 Y2 JPS5819042 Y2 JP S5819042Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rim
- stress
- wheel rim
- automobile wheel
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60B—VEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
- B60B21/00—Rims
- B60B21/02—Rims characterised by transverse section
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Forging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車車輪用リムの改良に関するものである
。
。
たとえばトランク、バスの車輪に用いる15°深底リム
は、鋼板を円筒形に丸めて溶接した後、ロール底形を行
う方法、または予めリムの断面形状に成形した型材を、
円筒形に丸めて溶接する方法によって製造することが一
般的であり、従来のこの種のリムは、型材を用いて製造
する方法では、部分的に肉厚を変えているが、肉厚配分
と応力分布ノ関係が適正なものではなかったので、リム
の使用時にとくに大きな応力が作用する部分が他の部分
に比べて疲労破壊し易く、逆に、大きな応力が作用しな
い部分の余分な板厚は、リムの重量を犬きくシ、さらに
はリムコストを高くするなどの問題があった。
は、鋼板を円筒形に丸めて溶接した後、ロール底形を行
う方法、または予めリムの断面形状に成形した型材を、
円筒形に丸めて溶接する方法によって製造することが一
般的であり、従来のこの種のリムは、型材を用いて製造
する方法では、部分的に肉厚を変えているが、肉厚配分
と応力分布ノ関係が適正なものではなかったので、リム
の使用時にとくに大きな応力が作用する部分が他の部分
に比べて疲労破壊し易く、逆に、大きな応力が作用しな
い部分の余分な板厚は、リムの重量を犬きくシ、さらに
はリムコストを高くするなどの問題があった。
この考案は、リムに作用する応力の大きさが、その幅方
向の各部において相違するという知見に基き、とくに大
きな応力の作用する部分の板厚を他の部分よりも厚くし
てリムの各部に作用する応力をほぼ均一にすることによ
り前述の問題を有利に解決するものである。
向の各部において相違するという知見に基き、とくに大
きな応力の作用する部分の板厚を他の部分よりも厚くし
てリムの各部に作用する応力をほぼ均一にすることによ
り前述の問題を有利に解決するものである。
以下にこの考案を図示例に基いて説明する。
第1図は、従来のトランク、バス用15°深底リムの断
面およびこのリムの幅方向の応力分布状態を示す線図で
あり、図中1a、lbはフランジ部、2a、2bは水平
面に対してフランジ側が高くなるよう15°の角度で傾
斜するビードシート部、3は一方のビードシート部2b
の内側に隣接するストレート部、4はストレート部3と
他方のビードシート部2aとの間に位置するウェル部を
示し、5はストレート部3の内周側でリムに溶接その他
によって固着したディスクを示す。
面およびこのリムの幅方向の応力分布状態を示す線図で
あり、図中1a、lbはフランジ部、2a、2bは水平
面に対してフランジ側が高くなるよう15°の角度で傾
斜するビードシート部、3は一方のビードシート部2b
の内側に隣接するストレート部、4はストレート部3と
他方のビードシート部2aとの間に位置するウェル部を
示し、5はストレート部3の内周側でリムに溶接その他
によって固着したディスクを示す。
このような構造の従来の均←板厚のリムに作用する幅方
向各部の応力を、空気圧10Kg/ca−=荷重300
0に9.サイドフォース500Kgの条件の下で、前述
の各部に貼着した歪みゲージによって測定した結果、ウ
ェル部4には曲げ応力が、そして他の各部分にはそれぞ
れ引張応力が作用し、それらの大きさは、図に斜線部分
で示すようになることが確認された。
向各部の応力を、空気圧10Kg/ca−=荷重300
0に9.サイドフォース500Kgの条件の下で、前述
の各部に貼着した歪みゲージによって測定した結果、ウ
ェル部4には曲げ応力が、そして他の各部分にはそれぞ
れ引張応力が作用し、それらの大きさは、図に斜線部分
で示すようになることが確認された。
これらの測定結果を具体的な比率で示すと、ウェル部4
の応力σ4 =2.5〜3.0とビードシート部2aの
応力σ2a−1,8〜2.0がが他の部分の応力の平均
値σ。
の応力σ4 =2.5〜3.0とビードシート部2aの
応力σ2a−1,8〜2.0がが他の部分の応力の平均
値σ。
=1.5よりも著しく大きくなり、従って、従来の均一
板厚のリムではこれらのいずれかの部分の疲労破壊がリ
ムの寿命を決定することとなった。
板厚のリムではこれらのいずれかの部分の疲労破壊がリ
ムの寿命を決定することとなった。
ここで板厚と応力との関係を考慮すると、リムのある部
分の板厚をtl、その部分の応力をσ1とし、そこに作
用するモーメントは一定であるとすると、応力が02v
Cなるときの板厚t2は、曲げ応力が作用する場合には
、 となり、 また引張応力が作用する場合には、 となる。
分の板厚をtl、その部分の応力をσ1とし、そこに作
用するモーメントは一定であるとすると、応力が02v
Cなるときの板厚t2は、曲げ応力が作用する場合には
、 となり、 また引張応力が作用する場合には、 となる。
従ってこのリムは、均一な板厚のリムであるので平均板
厚なtmとすると、ウェル部の板厚t4は、1421m
となる。
厚なtmとすると、ウェル部の板厚t4は、1421m
となる。
ウェル部の応力σ4をモーメントを一定のまま、応力を
σ□に減少させるときの板厚t′1は、(1)式から となる。
σ□に減少させるときの板厚t′1は、(1)式から となる。
同様にして、ビードシート部の応力なσ□少させるとき
の板厚j2aとすると(2)式から、に減 となるので、第2図に示すように、ウェル部4を他の部
分の1.3〜1.4倍の板厚とし、またビードシート部
2aを他の部分の1.2〜1.3倍の板厚とすることに
よって応力分布のほぼ均一なリムを得ることができる。
の板厚j2aとすると(2)式から、に減 となるので、第2図に示すように、ウェル部4を他の部
分の1.3〜1.4倍の板厚とし、またビードシート部
2aを他の部分の1.2〜1.3倍の板厚とすることに
よって応力分布のほぼ均一なリムを得ることができる。
以上この考案を図示例について説明したが、この考案は
、15°深底リム以外のリムに適用できることはもちろ
んである。
、15°深底リム以外のリムに適用できることはもちろ
んである。
従ってこの考案によれば、リムの幅方向各部分の応力が
ほぼ等しい大きさになるので、局部的な疲労破壊を防止
してリムの耐久性を向上させることができる一方、不要
部分の板厚を薄くしてリム重量およびリムコストの低減
を図ることができる。
ほぼ等しい大きさになるので、局部的な疲労破壊を防止
してリムの耐久性を向上させることができる一方、不要
部分の板厚を薄くしてリム重量およびリムコストの低減
を図ることができる。
第1図は従来のリムの断面および応力分布状態を示す線
図、第2図はこの考案の実施例を示す断面である。 la、1b・・・・・・フランジ部、2a、2b・・・
・・・ビードシート部、3・・・・・・ストレート部、
4・・・・・・ウェル部、5・・・・・・ディスク。
図、第2図はこの考案の実施例を示す断面である。 la、1b・・・・・・フランジ部、2a、2b・・・
・・・ビードシート部、3・・・・・・ストレート部、
4・・・・・・ウェル部、5・・・・・・ディスク。
Claims (1)
- フランジ部、ビードシート部、ウェル部およびストレー
ト部を具え、このストレート部□ディスクを固着される
自動車車輪用リムにおいて、ウェル部を隔てて前記ディ
スクの反対側に位置するビードシート部およびウェル部
の板厚を、他の部分よりも厚くしてなることを特徴とす
る自動車車輪用リム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17093179U JPS5819042Y2 (ja) | 1979-12-12 | 1979-12-12 | 自動車車輪用リム |
GB8039363A GB2065572A (en) | 1979-12-12 | 1980-12-09 | Vehicle wheel rims |
DE19803046514 DE3046514C2 (de) | 1979-12-12 | 1980-12-10 | Tiefbettfelge für Fahrzeugluftreifen |
FR8026451A FR2471868B1 (fr) | 1979-12-12 | 1980-12-12 | Jante perfectionnee pour roue de vehicule a pneumatique |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17093179U JPS5819042Y2 (ja) | 1979-12-12 | 1979-12-12 | 自動車車輪用リム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5687902U JPS5687902U (ja) | 1981-07-14 |
JPS5819042Y2 true JPS5819042Y2 (ja) | 1983-04-19 |
Family
ID=15914010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17093179U Expired JPS5819042Y2 (ja) | 1979-12-12 | 1979-12-12 | 自動車車輪用リム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5819042Y2 (ja) |
DE (1) | DE3046514C2 (ja) |
FR (1) | FR2471868B1 (ja) |
GB (1) | GB2065572A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012105275A1 (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-09 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ用リム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5228756A (en) * | 1990-07-25 | 1993-07-20 | Jiri Krampera | Rim for a spoked bicycle rear wheel |
DE19548109A1 (de) * | 1995-12-21 | 1997-06-26 | Suedrad Autoraeder | Felge und Verfahren zu ihrer Herstellung |
DE102006048528A1 (de) * | 2006-10-13 | 2008-04-17 | Volkswagen Ag | Stahlrad und Verfahren zu dessen Herstellung |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE939205C (de) * | 1953-10-11 | 1956-02-16 | Lemmerz Werke Gmbh | Verfahren und Werkzeug zur Herstellung von Flachbett- bzw. Schraeg-schulterfelgen aller Art fuer Laufraeder an Lkw, Omnibussen, Strassen-schleppern, Anhaengern und sonstigen Schwerfahrzeugen |
AT251381B (de) * | 1964-08-13 | 1966-12-27 | Lemmerz Werke Gmbh | Verfahren zur Herstellung von längsgeteilen Felgen mit offener Ringseite aus Breitflachstahl für luftbereifte Fahrzeugräder |
FR1501280A (fr) * | 1965-08-12 | 1967-11-10 | Dunlop Sa | Ensemble amovible de bandage pneumatique et de jante pour roue de véhicule |
FR1595036A (ja) * | 1968-12-11 | 1970-06-08 | ||
DE1908465C3 (de) * | 1969-02-20 | 1973-10-04 | Fa. Otto Fuchs, 5892 Meinerzhagen | Verfahren zur Herstellung eines emstuckigen Leichtmetall Speichen rades |
DE2046844A1 (de) * | 1970-09-23 | 1972-04-27 | Klöckner-Werke AG, 4100 Duisburg | Verfahren zur Herstellung von Steilschulter-Tiefbettfelgen mit Stützring |
DE2204953A1 (de) * | 1972-02-03 | 1973-08-09 | Leifeld & Co | Verfahren und vorrichtung zur herstellung von steilschulterfelgen |
DE2231842A1 (de) * | 1972-06-29 | 1974-01-17 | Leifeld & Co | Schraegschulterfelge und verfahren zu ihrer herstellung |
GB1521262A (en) * | 1975-07-23 | 1978-08-16 | Gkn Sankey Ltd | Wheels for vehicles |
US3907371A (en) * | 1974-12-23 | 1975-09-23 | Grotnes Machine Works Inc | Drop center truck rim and method of forming same |
-
1979
- 1979-12-12 JP JP17093179U patent/JPS5819042Y2/ja not_active Expired
-
1980
- 1980-12-09 GB GB8039363A patent/GB2065572A/en not_active Withdrawn
- 1980-12-10 DE DE19803046514 patent/DE3046514C2/de not_active Expired
- 1980-12-12 FR FR8026451A patent/FR2471868B1/fr not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012105275A1 (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-09 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ用リム |
CN103347708A (zh) * | 2011-02-04 | 2013-10-09 | 株式会社普利司通 | 充气轮胎用轮辋 |
JP5681216B2 (ja) * | 2011-02-04 | 2015-03-04 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ用リム |
US9216614B2 (en) | 2011-02-04 | 2015-12-22 | Bridgestone Corporation | Rim for a pneumatic tire |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3046514C2 (de) | 1984-08-16 |
FR2471868B1 (fr) | 1985-06-21 |
GB2065572A (en) | 1981-07-01 |
DE3046514A1 (de) | 1981-09-17 |
JPS5687902U (ja) | 1981-07-14 |
FR2471868A1 (fr) | 1981-06-26 |
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